JP3816988B2 - プロセスポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学薬品、塗料、飲料等の各種流体を移送するための、エア駆動によるダイヤフラム式のプロセスポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のダイヤフラム式複動形のプロセスポンプは、センタープレート(ボディ)の左右両側にポンプボディによってダイヤフラムが挟持され連結され、それらの連結体の上下両側に吸込側プレートと吐出側プレートが連結されている。両側のダイヤフラムと中央のセンタープレートとの間の空間が駆動室となり、ダイヤフラムとポンプボディとの間の空間がポンプ室となる。流入側及び吐出側の各チェック弁は、ポンプボディの上下の端部に配設され、吸込口とポンプ室とが流入側チェック弁を介して連通され、ポンプ室と吐出口とが吐出側チェック弁を介して連通されている。(例えば実公平6−29503号公報を参照のこと。)
【0003】
従来のプロセスポンプにおいては、センタープレートの左右上下の4方向から部材を組み合わせているので、組合せ時に位置決め(芯合わせ)をする必要があり、4つの組合せ個所で密封する必要がある。また、チェック弁を点検したり交換したりする場合には、連結体の上下両側の吸込側プレートと吐出側プレートを取り外す必要がある。そして、ダイヤフラムの点検・交換には、吸込側プレート・吐出側プレートを外し、更にセンタープレートの左右両側のポンプボディをも取り外す必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ダイヤフラム式複動形のプロセスポンプにおいて、センタープレートに組み合わせる部材及び密封個所を少なくすることを第1の課題とし、更にチェック弁及びダイヤフラムの交換を容易にすることを第2の課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を達成するために、センタープレートとその両側のサイドカバー及びサイドボディとによって構成された空所が、ダイヤフラムによって内側の駆動室と外側のポンプ室とにそれぞれ区分され、センタープレートの挿通孔に挿通された連結部材によって一方のダイヤフラムと他方のダイヤフラムとが連結され、制御装置によって左右の駆動室に交互に給排気制御され、吸込口と左右のポンプ室とがチェック弁を介して連通され、左右のポンプ室と吐出口とがチェック弁を介して連通されたプロセスポンプにおいて、サイドボディに形成された嵌合用凹部にセンタープレートの全部が嵌合され、サイドボディとセンタープレートとにサイドカバーが当接され、サイドカバーとサイドボディとによってセンタープレートが挟持され、吸込口と左右のポンプ室とを連通する通路、及び左右のポンプ室と吐出口とを連通する通路が、サイドボディ及びサイドカバー内に配設され、前記制御装置がセンタープレート内に配設されたことを第1の構成とする。
本発明は、第1の構成において、一方のダイヤフラムの外周部がサイドボディ内の嵌合用凹部の段状挟持部とセンタープレートの一方の挟持部とによって挟持され、他方のダイヤフラムの外周部がサイドカバーの当接部とセンタープレートの他方の挟持部とによって挟持されたことを第2の構成とする。
本発明は、第1の構成又は第2の構成において、サイドボディ及びサイドカバーに、その上面及び下面に開口する段付挿入穴が形成され、各段付挿入穴にチェック弁が挿入され、各段付挿入穴がチェック弁カバーによって閉鎖され、吸込口が一対のチェック弁を介してポンプ室に連通され、吐出口が他の一対のチェック弁を介してポンプ室に連通されたことを第3の構成とする。
本発明は、第3の構成において、吸込口及び吐出口がサイドボディの右側面に開口され、サイドボディ及びサイドカバーの右端部にチェック弁が配設され、吸込口が一方の一対のチェック弁の流入側に連通され、吐出口が他の一対のチェック弁の流出側に連通されたことを第4の構成とする。
本発明は、第4の構成において、チェック弁が略円筒状の弁座体とチェック弁体により構成され、吸込側の弁座体には弁座よりも下方の側部位置に連通溝が形成され、吐出側の弁座体には弁座よりも上方の側部位置に連通溝が形成され、吸込側の連通溝は吸込側連通路を通して吸込口に連通され、吐出側の連通溝は吐出側連通路を通して吐出口に連通されたことを第5の構成とする。
本発明は、第1の構成ないし第5の構成のいずれかにおいて、センタープレートに制御装置の切換弁が配設され、切換弁のスプールの一方端にスプリングの弾発力及び空気圧が常に作用し、スプールの他方端にパイロット空気圧が作用するように構成されたことを第6の構成とする。
本発明は、第6の構成において、エア供給口とエア排気口とがセンタープレートの左側面に開口され、センタープレートの左側面に開口した切換弁用挿通孔に切換弁が挿入され、スプールの他方端が前記の開口側に配置され、前記開口はマニュアルキャップによって気密状態に閉鎖され、マニュアルキャップ内にスプール操作用のマニュアルピンが配設されたことを第7の構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1〜図9は、本発明の複動形プロセスポンプの実施の形態を示す。
図1は、プロセスポンプの第1樹脂カバー14A・第2樹脂カバー14Bを除いた主要部を示し、主要部はセンタープレート10、サイドボディ11及びサイドカバー12の3グループに大別される。図2〜図7に示されるように、プロセスポンプの主要部の外面は第1樹脂カバー14A及び第2樹脂カバー14Bによって覆われている。プロセスポンプのエア駆動機構は、図9の空気圧回路図に示されるとおりであり、エア駆動機構はセンタープレート10に配設されている。
【0007】
図1・図4及び図8に示されているように、センタープレート10の中心部に中央孔20(挿通孔)が形成され、センタープレート10の両面に中央孔20を中心とした円周上に第1環状係合溝21A・第2環状係合溝21Bが形成されている。第1環状係合溝21A・第2環状係合溝21Bの内側には所定幅で環状の第1挟持部22A・第2挟持部22Bが形成され、図5(b) に示すように第1挟持部22A・第2挟持部22BにはV字溝23が形成されている。V字溝23は第1ダイヤフラム15A・第2ダイヤフラム15Bが挟持されたときの把持力を向上させるためのものである。第1挟持部22A・第2挟持部22Bの半径方向内側には截頭円錐状の傾斜部24A・24B、段差部及び環状の平坦部25A・25Bが連続して形成され、平坦部25A・25Bの半径方向内側は中央孔20に接続されている。
【0008】
センタープレート10の中央孔20に開口する環状溝が形成され、この環状溝には環状のパッキンが装着されている。中央孔20に連結シャフト27が挿通され、パッキンによって中央孔20と連結シャフト27との間が気密状態に維持される。第1ダイヤフラム15A及び第2ダイヤフラム15Bの中央部(中央穴の内側のOリングを含む)は、内側ダイヤフラムシェル28A・28B及び外側ダイヤフラムシェル29A・29Bによってそれぞれ挟持され、挟持されたものにボルト30A・30Bが挿通され、ボルト30A・30Bは連結シャフト27の両側のねじ部(非貫通)に螺合されている。連結シャフト27とボルト30A・30Bとにより、第1ダイヤフラム15Aと第2ダイヤフラム15Bとを連結する連結部材89が構成される。連結シャフト27の両端の内側に環状の凹部が形成され、内側ダイヤフラムシェル28A・28Bの内側中央部には環状の凸部が形成されており、連結シャフト27の環状の凹部に内側ダイヤフラムシェル28A・28Bの環状の凸部を嵌合させて、位置決めが行われる。第1ダイヤフラム15A及び第2ダイヤフラム15Bの外周には環状の突出部が形成されており、この環状の突出部がセンタープレート10の第1環状係合溝21A及び第2環状係合溝21Bにそれぞれ係合されている。
【0009】
サイドボディ11の内面にはセンタープレート10を嵌合するための嵌合用凹部16が形成され、嵌合用凹部16の左側面(図1・図8参照)は開口されている。嵌合用凹部16は開口端の第1当接部35Aに連続された平面部32と、垂直環状面からなる段状挟持部33と、皿状の第1凹部34Aから構成されている。サイドカバー12の内面には第2当接部35Bと皿状の第2凹部34Bとが形成され、第2当接部35Bの内周環状部は第2ダイヤフラム15Bの為の挟持部の機能を有する。
【0010】
制御装置が内装され、第1ダイヤフラム15A・第2ダイヤフラム15Bが装着されたセンタープレート10が、サイドボディ11の嵌合用凹部16に嵌合され、サイドカバー12の第2当接部35Bがサイドボディ11の第1当接部35A、センタープレート10の外周部及び第2ダイヤフラム15B外面の外周部に当接されている。サイドボディ11、センタープレート10及びサイドカバー12の3グループを接続した状態で、サイドカバー12の外側からサイドカバー12・センタープレート10の挿通孔19A・19Bに六角穴付の長ボルト17が挿通され、長ボルト17がサイドボディ11のねじ孔90Aに螺合される。また、サイドカバー12の外側からサイドカバー12の挿通孔19Cに六角穴付の短ボルト18が挿通され、短ボルト18がサイドボディ11のねじ孔90Bに螺合される(図8参照)。こうして、サイドボディ11、センタープレート10及びサイドカバー12が連結される。なお、センタープレート10には不図示の位置決めピンの凸部が形成され、サイドボディ11及びサイドカバー12には不図示の位置決めピンの凹部が形成されており、この凸部を凹部に係合させて位置決めを行った後に前記の連結が行われる。
【0011】
サイドボディ11、センタープレート10及びサイドカバー12の連結により、第1ダイヤフラム15Aの外周部がサイドボディ11の段状挟持部33とセンタープレート10の第1挟持部22Aによって挟持され、また第2ダイヤフラム15Bの外周部がサイドカバー12の第2当接部35Bの内周部とセンタープレート10の第2挟持部22Bによって挟持されている。センタープレート10の両面と第1ダイヤフラム15A・第2ダイヤフラム15Bとの間に、気密状態の第1駆動室37A・第2駆動室37Bがそれぞれ形成される。サイドボディ11の第1凹部34Aと第1ダイヤフラム15Aとの間に第1ポンプ室38Aが形成され、サイドカバー12の第2凹部34Bと第2ダイヤフラム15Bとの間に第2ポンプ室38Bが形成されている。
【0012】
図2(b),(d) で見て、サイドボディ11及びサイドカバー12の右端部の肉厚部には、図4・図5・図7に示されているように、下端が開口され垂直方向に向いた吸込側第1段付挿入穴44A・吸込側第2段付挿入穴44Bが形成され、また上端が開口され垂直方向に向いた吐出側第1段付挿入穴45A・吐出側第2段付挿入穴45Bが形成されている。吸込側第1段付挿入穴44A・吸込側第2段付挿入穴44Bは開口側(下側)が大径で、上側が小径であり、吸込側第1段付挿入穴44A・吸込側第2段付挿入穴44Bの小径部はそれぞれ吸込側第1通路47A・吸込側第2通路47Bを介して第1ポンプ室38A・第2ポンプ室38Bに連通されている。吐出側第1段付挿入穴45A・吐出側第2段付挿入穴45Bは開口側(上側)が大径で、下側が小径であり、吐出側第1段付挿入穴45A・吐出側第2段付挿入穴45Bの小径部はそれぞれ吐出側第1通路48A・吐出側第2通路48Bを介して第1ポンプ室38A・第2ポンプ室38Bに連通されている。
【0013】
吸込側第1段付挿入穴44A・吸込側第2段付挿入穴44Bには、下側から吸入側弁座体50A・50Bが挿入され、次いでチェック弁カバー52によって各挿入穴44A・44Bがそれぞれ閉鎖される。吸入側弁座体50A・50Bの上方部内面に小径の弁座が形成され、弁座の上部に予めチェック弁体53が載置されている。同様に、吐出側第1段付挿入穴45A・吐出側第2段付挿入穴45Bには、上側から吐出側弁座体51A・51Bが挿入され、次いでチェック弁カバー52によって各挿入穴45A・45Bがそれぞれ閉鎖される。図1に示されるように、各チェック弁カバー52のフランジ部の挿通孔にボルト30Cを挿通し、ボルト30Cをサイドボディ11・サイドカバー12のねじ孔90Cに螺合して、各チェック弁カバー52がサイドボディ11・サイドカバー12に固定されている。
【0014】
吐出側弁座体51A・51Bの下端部内面に小径の弁座が形成され、弁座の上部に予めチェック弁体53が載置されている。吸入側弁座体50A・50Bとチェック弁体53とにより吸入側第1チェック弁94A・吸入側第2チェック弁94Bが構成され、同様に吐出側弁座体51A・51Bとチェック弁体53とにより吐出側第1チェック弁93A・吐出側第2チェック弁93Bが構成される。各弁座体50A・50B・51A・51Bの内方端と各挿入穴44A・44B・45A・45Bの段部との間は、Oリング43によって密封され、各挿入穴44A・44B・45A・45Bの開口端とチェック弁カバー52の大径部との間はOリング42によって密封されている。なお、吸込側第1段付挿入穴44A・吸込側第2段付挿入穴44Bの小径部には、上方からストッパー55A・55Bが突設され、チェック弁体53の第1ポンプ室38A・第2ポンプ室38Bへの流入を阻止している。また、各弁座体50A・50B・51A・51Bにはチェック弁体53を弁座に導くためのガイド60が形成されている。
【0015】
図2(c) に明示されているように、サイドボディ11の右側面の下方部及び上方部に開口され、水平方向に向いた吸込口40及び吐出口41が形成されている。図4・図6・図7に明示されるように、吐出口41はサイドボディ11に形成された吐出側連通路57Aを通して吐出側第1段付挿入穴45Aに連通され、吐出側連通路57Aはサイドカバー12に形成された吐出側連通路57Bを通して吐出側第2段付挿入穴45Bに連通されている。同様に、吸込口40はサイドボディ11に形成された吸込側連通路56Aを通して吸込側第1段付挿入穴44Aに連通され、吸込側連通路56Aはサイドカバー12に形成された吸込側連通路56Bを通して吸込側第2段付挿入穴44Bに連通されている。吐出側連通路57Aと吐出側連通路57Bとの接続部、及び吸込側連通路56Aと吸込側連通路56Bとの接続部はそれぞれOリングにより密封されている。吸入側弁座体50A・50B及び吐出側弁座体51A・51Bの円筒部には連通溝54がそれぞれ形成されている。吐出側弁座体51A・51Bの連通溝54が吐出側連通路57A・57Bと整合し、吐出口41と吐出側弁座体51A・51Bの内部とが連通される状態にされている。吸込側弁座体50A・50Bの連通溝54が吸込側連通路56A・56Bと整合し、吸込口40と吸込側弁座体50A・50Bの内部とが連通される状態にされている。そして、これらの整合状態は、平行ピン59を各弁座体50A・50B・51A・51Bの円筒部の挿通孔及びサイドボディ11の挿通孔(不図示)に挿通することによって維持されている。
【0016】
図2(a) ・図3・図6に明示されるように、水平方向に向いたエア供給口62及びエア排気口63がセンタープレート10に形成されており、エア供給口62及びエア排気口63はセンタープレート10の左側面(図3(a) ・図6では右側)のやや上方部及びやや下方部に開口されている。センタープレート10の上方部に長手方向に向けて貫通した、段付の切換弁用挿通孔65が形成され、挿通孔65の一方の開口は嵌合用凹部16内に位置し、挿通孔65の他方端はセンタープレート10の左側面に開口されている。
【0017】
切換弁用挿通孔65の小径部にはスリーブ67が挿入され、挿通孔65の一方端(図3(a) では左方端)はエンドキャップ68の螺合によって閉鎖され、エンドキャップ68の外周と挿通孔65との間はOリングによって密封されている。スリーブ67の一方端はエンドキャップ68に当接し、スリーブ67の他方端(図3(a) では右方端)は環状のストッパー69に当接している。切換弁用挿通孔65の大径部には中空のマニュアルキャップ70が挿入され螺合され、マニュアルキャップ70によってストッパー69が押圧され位置決めされている。マニュアルキャップ70の内面には段付孔72が貫通され、段付孔72には他方側から小径孔、中径孔及び大径孔が連続して形成されている。頭部付のマニュアルピン73が段付孔72の中径孔から小径孔に挿入され、マニュアルピン73の頭部が中径孔に位置し、マニュアルピン73の本体が小径孔に螺合しており、マニュアルピン73の本体と小径孔との間はOリングによって密封されている。段付孔72の開口側から工具を係合してマニュアルピン73を押すと、マニュアルピン73は直線方向に移動する。マニュアルキャップ70の外周の略中央部に環状溝74Bが形成されており、環状溝74Bと段付孔72の中径孔とが通路により連通されている。マニュアルキャップ70の外周の環状溝74Bの前後の位置に環状溝が形成され、この環状溝に装着されたOリングによって、マニュアルキャップ70と切換弁用挿通孔65との間が密封されている。
【0018】
スリーブ67内にはスプール66が摺動自在に嵌合されており、スプール66の一方端とエンドキャップ68との間には復帰スプリング75が介装され、かつ第1パイロット室76Aが形成され、スプール66の一方端には第1パイロット室76Aの空気圧が作用している。マニュアルキャップ70の段付孔72の大径孔にはピストン78が摺動自在に嵌合され、ピストン78の外周の環状溝に介装されたシールにより、ピストン78の外周と段付孔72の大径孔との間が密封されている。ピストン78の一方側はスプール66の他方端と係合し、ピストン78の他方側で段付孔72の大径孔内には第2パイロット室76Bが構成され、後記のようにピストン78の他方側にパイロット圧が作用し得るようになっている。
【0019】
ピストン78のパイロット圧の受圧面積は、スプール66の一方端の受圧面積の2倍である。そして、スプール66の一方端に作用する力(パイロット圧×受圧面積+復帰スプリング75の弾発力)は、ピストン78の他方側に作用する力(パイロット圧×受圧面積)よりも小さくなるように設定されている。センタープレート10のスリーブ67の上方には排気室79が形成されており、ピストン78の一方側の室は排気通路82Bを介して排気室79に連通されている。排気室79の上方は排気カバー80により閉鎖されている。
【0020】
切換弁用挿通孔65とスリーブ67との間に、一方端側から順次に環状溝74A、Rポート、Aポート、Pポート、Bポート及びR'ポートが形成されており、RポートとR'ポートとは排気室79を介して連通されている。このようにして2位置5ポートの切換弁64が構成されている。Pポートは供給通路83B・83Aを通してエア供給口62に連通され、Rポートは排気通路82Aを通してエア排気口63に連通されている。図6に示すように、Aポートは第1エア連通路86Aを通して第1駆動室37Aに連通され、Bポートは第2エア連通路86Bを通して第2駆動室37Bに連通されている。第1パイロット室76Aは環状溝74A及び供給通路83C・83Aを通してエア供給口62に連通されている。第2パイロット室76Bは、環状溝74B及びパイロット通路84Aを通して第1パイロット弁87Aの出口に連通され、同時にパイロット通路84A・84Bを通して第2パイロット弁87Bの入口に連通されている。第1パイロット弁87Aの入口は供給通路83D・83Aを通してエア供給口62に連通され、第2パイロット弁87Bの出口は排気通路82C・82Aを通してエア排気口63に連通されている。(図9をも参照のこと)
【0021】
切換弁64のスプール66とスリーブ67の間で塵の噛み込みが生じたとき、マニュアルピン73を押し、復帰スプリング75と協動させてマニュアルピン73とスプール66を往復動させる。この動作により、塵が破壊され除去されることが多い。それでも塵が破壊されないときは、マニュアルキャップ70・ピストン78・ストッパー69・スプール66・スリーブ67を外して、塵を除き整備する。なお、図3(a) において、供給通路83C・83D・パイロット通路84A・84Bに続く加工孔の端部は封鎖部材により封鎖されている。図3(a),(b) に示されているように、切換弁64のRポートを含む垂直断面において、スリーブ67のまわりに排気室79と排気通路82Aとを連通させる排気通路82Dが鋳抜かれている。また、本発明の実施の形態のプロセスポンプの各部材の材料は、移送流体に応じて最適のものを使用することとし、使用材料の限定はない。
【0022】
次に本発明の複動形プロセスポンプの実施の形態の機能について説明する。
例えば、吸込口40を配管によって移送流体の貯槽に連通し、吐出口41を配管によって移送先に連通する。エア供給口62を空気圧源91に連通し、エア排気口63を大気に開放し、エア供給口62に圧縮空気を供給する。このとき、切換弁64のスプール66は、復帰スプリング75により押圧されて、図3・図6に示す初期位置(図9では位置I)にある。圧縮空気(エア)は供給通路83A・83B、切換弁64のポートP・ポートA、第1エア連通路86Aを通って第1駆動室37Aに供給され、第2駆動室37B内のエアは第2エア連通路86B、切換弁64のポートB・ポートR'、排気室79、排気通路82D及び切換弁64のポートR、排気通路82Aを通って大気に排気される。第1ダイヤフラム15Aと第2ダイヤフラム15Bとは連結部材89によって連結されているので、エアの圧力により第1駆動室37Aが膨張し、第2駆動室37Bが収縮する。それに伴い、第1ポンプ室38Aは収縮し、第2ポンプ室38Bは膨張する。従って、図4に示すように、第1ポンプ室38A内の移送流体は吐出側第1通路48A、吐出側第1チェック弁93A、吐出側連通路57A、吐出口41を通って吐出される。貯槽内の移送流体は、吸込口40、吸込側連通路56A・56B、吸込側第2チェック弁94B、吸込側第2連通路47Bを通って第2ポンプ室38Bに吸い込まれて流入する。
【0023】
第2駆動室37Bが十分に収縮すると、第1パイロット弁87Aのプッシュロッド96Aが内側ダイヤフラムシェル28Bによって押圧され、第1パイロット弁87Aが切り換えられ、第1パイロット弁87Aの入口と出口とが連通する。エア供給口62からのエアは、供給通路83A・83D、第1パイロット弁87Aの入口・出口、パイロット通路84A、環状溝74Bを通って第2パイロット室76Bに流入する。スプール66の一方端に作用する力(復帰スプリング75の弾発力及びパイロット圧による力)よりも、スプール66の他方端に作用する力(ピストン78の受圧面積×パイロット圧)の方が大きいので、切換弁64は位置IIに切り換えられ(図3(a) ではスプール66が左方に移動す)る。
【0024】
エアは供給通路83A・83B、切換弁64のポートP・ポートB、第2エア連通路86Bを通って第2駆動室37Bに供給され、第1駆動室37A内のエアは第1エア連通路86A、切換弁64のポートA・ポートR、排気通路82Aを通って大気に排気される。エアの圧力により第2駆動室37Bが膨張し、第1駆動室37Aが収縮する。それに伴い、第1ポンプ室38Aは膨張し、第2ポンプ室38Bは収縮する。従って、図4に示すように、第2ポンプ室38B内の移送流体は吐出側第2通路48B、吐出側第2チェック弁93B、吐出側連通路57B、吐出口41を通って吐出される。貯槽内の移送流体は、吸込口40、吸込側連通路56A、吸込側第1チェック弁94A、吸込側第1連通路47Aを通って第1ポンプ室38Aに吸い込まれて流入する。第2駆動室37Bが所定量だけ膨張すると、内側ダイヤフラムシェル28Bが第1パイロット弁87Aのプッシュロッド96Aから離れ、第1パイロット弁87Aが初期位置に切り換えられる。第1パイロット弁87Aの入口と出口とが遮断され、第2パイロット室76Bへのエアの供給は遮断されるが、第2パイロット室76Bに蓄積されたエアによってスプール66の位置が維持される。
【0025】
第1駆動室37Aが十分に収縮すると、第2パイロット弁87Bのプッシュロッド96Bが内側ダイヤフラムシェル28Aによって押圧され、第2パイロット弁87Bが切り換えられ、第2パイロット弁87Bの入口と出口とが連通する。第2パイロット室76B内のエアは、環状溝74B、パイロット通路84A・84B、第2パイロット弁87Bの入口・出口、排気通路82C・82A、エア排気口63を通って大気に排気される。切換弁64は、位置Iに切り換えられ(図3(a) ではスプール66が右方に移動し)、図3(a) ・図6に示す初期位置に戻る。
以上のようにして、第1駆動室37A及び第2駆動室37Bに対するエアの給排が交互に行われ、第1ポンプ室38A及び第2ポンプ室38Bにおける移送流体の吸込・吐出が交互に行われる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に記載されたプロセスポンプは、センタープレートがサイドボディとサイドカバーとにより挟持されており、これらの3部材を連結することによりプロセスポンプが組み立てられている。そして、従来例のように吸込側プレート・吐出側プレートを組み立てる必要がない。従って、従来例に比べて組み立てる部材が少なく、また従来例のごとき吸込側プレートと吐出側プレートがセンタープレートと2つのポンプボディをまたぐことがないので、漏れに対して有利である。
請求項2に記載されたプロセスポンプは、2つのダイヤフラムがセンタープレートとサイドボディ・サイドカバーとにより挟持されている。消耗品であるダイヤフラムの交換や点検をするときには、センタープレートからサイドボディとサイドカバーとを外せば、すぐにダイヤフラムを取り出して交換や点検をすることができる。従来例の吸込側プレート・吐出側プレートがないので、それだけ交換や点検に要する手数が少ない。
請求項3に記載されたプロセスポンプは、チェック弁の交換や点検をしたいときには、該当するチェック弁が装着されたチェック弁カバーを外し、必要なチェック弁(弁座体及びチェック弁体)を取り出すことができる。
請求項4〜7に記載されたプロセスポンプは、チェック弁、吸込口、吐出口、エア供給口、エア排気口、切換弁等の部材が合理的に配置され、プロセスポンプの体積を小さく、高さを低くして、小形で吐出容量を多くすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態の複動形プロセスポンプの樹脂カバーを除いた主要部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の複動形プロセスポンプの外形を示し、図2(a) は左側面図、図2(b) は正面図、図2(c) は右側面図、図2(d) は上面図である。
【図3】図3(a) は 図2(a) のA−A線断面図であり、図3(b) は図3(a) のG−G線断面図である。
【図4】図2(b) のB−B’−B線断面図である。
【図5】図5(a) は図3のC−C線断面図であり、図5(b) は図5(a) の要部拡大図である。
【図6】図3のD−D線断面図である。
【図7】図2(b) のE−E線断面図である。
【図8】図2(b) のF−F線断面図である。
【図9】本発明の実施の形態の複動形プロセスポンプのエア駆動機構を示す空気圧回路図である。
【符号の説明】
10 センタープレート
11 サイドボディ
12 サイドカバー
15A 第1ダイヤフラム
15B 第2ダイヤフラム
16 嵌合用凹部
20 中央孔(挿通孔)
37A 第1駆動室
37B 第2駆動室
38A 第1ポンプ室
38B 第2ポンプ室
40 吸込口
41 吐出口
47A 吸込側第1通路
47B 吸込側第2通路
48A 吐出側第1通路
48B 吐出側第2通路
56A 吸込側連通路
56B 吸込側連通路
57A 吐出側連通路
57B 吐出側連通路
89 連結部材
93A 吐出側第1チェック弁
93B 吐出側第2チェック弁
94A 吸込側第1チェック弁
94B 吸込側第2チェック弁
Claims (7)
- センタープレートとその両側のサイドカバー及びサイドボディとによって構成された空所が、ダイヤフラムによって内側の駆動室と外側のポンプ室とにそれぞれ区分され、センタープレートの挿通孔に挿通された連結部材によって一方のダイヤフラムと他方のダイヤフラムとが連結され、制御装置によって左右の駆動室に交互に給排気制御され、吸込口と左右のポンプ室とがチェック弁を介して連通され、左右のポンプ室と吐出口とがチェック弁を介して連通されたプロセスポンプにおいて、サイドボディに形成された嵌合用凹部にセンタープレートの全部が嵌合され、サイドボディとセンタープレートとにサイドカバーが当接され、サイドカバーとサイドボディとによってセンタープレートが挟持され、吸込口と左右のポンプ室とを連通する通路、及び左右のポンプ室と吐出口とを連通する通路が、サイドボディ及びサイドカバー内に配設され、前記制御装置がセンタープレート内に配設されたことを特徴とするプロセスポンプ。
- 一方のダイヤフラムの外周部がサイドボディ内の嵌合用凹部の段状挟持部とセンタープレートの一方の挟持部とによって挟持され、他方のダイヤフラムの外周部がサイドカバーの当接部とセンタープレートの他方の挟持部とによって挟持された請求項1記載のプロセスポンプ。
- サイドボディ及びサイドカバーに、その上面及び下面に開口する段付挿入穴が形成され、各段付挿入穴にチェック弁が挿入され、各段付挿入穴がチェック弁カバーによって閉鎖され、吸込口が一対のチェック弁を介してポンプ室に連通され、吐出口が他の一対のチェック弁を介してポンプ室に連通された請求項1又は2記載のプロセスポンプ。
- 吸込口及び吐出口がサイドボディの右側面に開口され、サイドボディ及びサイドカバーの右端部にチェック弁が配設され、吸込口が一方の一対のチェック弁の流入側に連通され、吐出口が他の一対のチェック弁の流出側に連通された請求項3記載のプロセスポンプ。
- チェック弁が略円筒状の弁座体とチェック弁体により構成され、吸込側の弁座体には弁座よりも下方の側部位置に連通溝が形成され、吐出側の弁座体には弁座よりも上方の側部位置に連通溝が形成され、吸込側の連通溝は吸込側連通路を通して吸込口に連通され、吐出側の連通溝は吐出側連通路を通して吐出口に連通された請求項4記載のプロセスポンプ。
- センタープレートに制御装置の切換弁が配設され、切換弁のスプールの一方端にスプリングの弾発力及び空気圧が常に作用し、スプールの他方端にパイロット空気圧が作用するように構成された請求項1ないし5のいずれかに記載されたプロセスポンプ。
- エア供給口とエア排気口とがセンタープレートの左側面に開口され、センタープレートの左側面に開口した切換弁用挿通孔に切換弁が挿入され、スプールの他方端が前記の開口側に配置され、前記開口はマニュアルキャップによって気密状態に閉鎖され、マニュアルキャップ内にスプール操作用のマニュアルピンが配設された請求項6記載のプロセスポンプ。
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