JP3816890B2 - 廃油燃焼型発動発電装置 - Google Patents

廃油燃焼型発動発電装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は廃油を利用した廃油燃焼型発動発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、食用油(廃食油)は年間約4万トン排出されているといわれているが、この内、リサイクル使用されているのは食品工場や食堂などの事業所から排出された一部の廃油が飼料や石鹸等に利用されている程度である。また変圧器等に使用されている電気絶縁油も定期点検で交換した後に廃油が発生する。更に機械工場などからは機械設備のマシン廃油が相当量排出され、また自動車のエンジン潤滑油なども定期的に相当量排出され、これらの廃油は産業廃棄物として処理しているのが現状である。
【0003】
またボイラー燃料として、重油に水を混合して均質化したエマルジョン燃料が使用されているが、時間の経過とともに沈殿をはじめるのでディーゼルエンジンの代替燃料として使用すると、燃焼が不安定な始動時に、不純物の未燃焼により燃料噴射ポンプやエンジンシリンダーに、ピッチやタールが付着してエンジンが停止する恐れがあり実用化されていなかった。このため、ディーゼルエンジンの代替燃料として、排出ガスである硫黄酸化物(SOx)の低減が図れる廃油のリサイクル使用の実用化が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題を改善し、食用油や電気絶縁油、マシン油などの廃油を利用して、燃焼が不安定な始動時の問題を改善し、安定してディーゼルエンジンの運転を継続することができ、廃油のリサイクル利用を可能とした廃油燃焼型発動発電装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の廃油燃焼型発動発電装置は、廃油タンクと、ディーゼルエンジン用燃料タンクと、これら両タンクの廃油と燃料の混合比率を制御する比率制御装置と、所定の比率で混合された廃油と燃料を攪拌してエマルジョン化する燃料改質装置と、このエマルジョン化された混合油を保管する混合油タンクと、発電機接続したディーゼルエンジンと、混合油とディーゼルエンジン用燃料を選択的に前記ディーゼルエンジンに供給する切換選択制御装置とから構成され、前記比率制御装置が、燃料タンクから燃料改質装置に燃料を供給する管路に設けられた流量計と、廃油タンクから燃料改質装置に廃油を供給する管路または燃料改質装置から混合油タンクに混合油を供給する管路に設けられた流量計と、これら流量計で計測された流量からその比率を測定して、所定の比率になるように、燃料タンクから燃料改質装置に燃料を供給する燃料ポンプを制御するインバーターとから構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2記載の廃油燃焼型発動発電装置は、請求項1の装置に、更に混合油タンクの混合油を、燃料改質装置に戻して再度改質する循環管路を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
更に請求項3記載の廃油燃焼型発動発電装置は、請求項1の装置に、更に発電機を駆動させるディーゼルエンジンに接続された潤滑油改質装置の使用済みエンジンオイルを燃料改質装置に供給する供給管路を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
更に請求項4記載の廃油燃焼型発動発電装置は、請求項1の装置に、更に水タンクを設け、この水タンクの水を燃料改質装置に供給する供給管路を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図1および図2を参照して詳細に説明する。図1は廃油燃焼型発動発電装置の概略構成を示すもので、図において1は食用油や電気絶縁油、マシン油などの廃油を貯蔵する廃油タンク、2は重油や、軽油、灯油などのディーゼルエンジン用燃料を貯蔵する燃料タンク、3は廃油タンク1内の廃油と、燃料タンク2内の燃料との混合比率を制御する比率制御装置である。
【0010】
また4は、所定の比率で混合されて廃油と燃料を攪拌してエマルジョン化する燃料改質装置、5はエマルジョン化された混合油を保管する混合油タンク、6は混合油タンク5に隣接して設けられ、前記は燃料タンク2からディーゼルエンジン用燃料を供給して保管する小燃料タンクである。
【0011】
また7はディーゼルエンジン、8はエンジンに接続された発電機、9はディーゼルエンジン7に、エマルジョン化された廃油と、ディーゼルエンジン用燃料とを切換えて供給する切換選択制御装置、10は燃料改質装置4に接続された水タンク、11はエンジンの潤滑油槽、12は潤滑油改質装置でフィルター13を通して清浄化するものである。
【0012】
また前記燃料改質装置4と、混合油タンク5、小燃料タンク6、ディーゼルエンジン7、発電機8、切換選択制御装置9、エンジンの潤滑油槽11、潤滑油改質装置12はケーシング15内に設置されている。またディーゼルエンジン7を冷却するラジエーター16の排気ダクト17に近接して、前記混合油タンク5と小燃料タンク6が設置されている。
【0013】
また前記廃油タンク1には廃油用給油ポンプ20が接続され、外部から搬入してきた廃油を廃油タンク1に供給するものである。この廃油タンク1から燃料改質装置4に廃油を供給する供給管路21には廃油ポンプ22と流量計23が設けられている。前記廃油ポンプ22は、比率制御装置3に接続されたインバーター24によりポンプ回転数を制御するようになっている。
【0014】
また燃料タンク2から燃料改質装置4にディーゼルエンジン用燃料を供給する供給管路21にも燃料ポンプ26と流量計23が設けられている。この燃料ポンプ26も、比率制御装置3に接続されたインバーター24によりポンプ回転数を制御するようになっている。廃油ポンプ22で送られた廃油と、燃料ポンプ26で送られた燃料は供給管路21を通って燃料改質装置4に供給されるようになっている。更に燃料タンク2から前記小燃料タンク6に直接燃料を供給する供給管路27に燃料バイパスポンプ28が設けられている。
【0015】
また前記水タンク10は水ポンプ30と流量計23を介して燃料改質装置4に接続されている。更に燃料改質装置4は混合油タンク5に供給管路31で接続されていると共に、循環管路32で接続され、混合油を戻す閉ループが構成されている。また混合油タンク5とディーゼルエンジン7は供給管路34で接続され、ここに混合油タンク5に接続する電動弁35Aと、小燃料タンク6に接続する電動弁35Bが取付けられ、これらは切換選択制御装置9により開閉するようになっている。またディーゼルエンジン7と潤滑油改質装置12とを接続する循環管路37には、潤滑油ポンプ38が設けられている。
【0016】
また廃油燃焼型発動発電装置の断面構造は図2に示すように、ケーシング15の内部に、ディーゼルエンジン7とこれに接続する発電機8が設置され、ディーゼルエンジン7のラジエーター16の前方には排気ダクト17が設けられている。この排気ダクト17の下方には混合油タンク5と、これに接続する燃料改質装置4が設けられている、また図において41は、発電機8の上方に設けられた発電機制御装置、42は発電された電気を外部に送る高圧配電開閉機器である。
【0017】
上記構成の廃油燃焼型発動発電装置は、先ず外部から搬入した廃油を廃油用給油ポンプ20により廃油タンク1に貯蔵すると共に、燃料タンク2に重油や、軽油、灯油などのディーゼルエンジン用燃料を貯蔵する。また燃料バイパスポンプ28を作動させて燃料タンク2内の燃料を小燃料タンク6に供給し、ここに一時的に保管しておく。
【0018】
次に比率制御装置3により、2個のインバーター24、24を制御して廃油ポンプ22と燃料ポンプ26を運転し、廃油と燃料の混合比率を所定の割合に調整して供給管路21を通して、燃料改質装置4に供給する。混合された油は燃料改質装置4でエマルジョン化され、このエマルジョン化された混合油は供給管路31を通って混合油タンク5に一時的に貯蔵される。この場合、水タンク10から水を水ポンプ30で燃料改質装置4に送り、ここで廃油と燃料と水を混合してエマルジョン化しても良い。
【0019】
発電機8の始動時には、切換選択制御装置9により、電動弁35Aを閉じた状態で、先ず電動弁35Bを開いて小燃料タンク6から燃料をディーゼルエンジン7に供給して運転し、ディーゼルエンジン7の燃焼が安定するまでの所定時間運転する。
【0020】
その後、電動弁35Aを開いて、混合油タンク5に蓄えられていた混合油をディーゼルエンジン7に送り、電動弁35Bを閉じる。ディーゼルエンジン7は、始動時に燃料だけで運転するので、滑らかに始動し、エンジン7が高温になって安定した燃焼状態になってから、エマルジョン化された混合油を供給するので安定した燃焼を継続することができる。また混合油タンク5はディーゼルエンジン7を冷却するラジエーター16の排気ダクト17に近接して配置されているので、混合油が、排気ダクト17を通過する冷却済の温風により加熱され、ディーゼルエンジン7に供給した時に効率よく燃焼させることができる。
【0021】
発電機8は停止命令が入るまでその状態で運転を続け、停止命令が下されて停止動作に入ると、電動弁35Bが開いて燃料の供給が開始された後、電動弁35Aが閉じて混合油の供給が停止される。この後は、所定の時間、燃料だけで運転してから停止する。このため、混合油の燃焼により生じた、ピッチやタールなどの不純物の未燃焼物が完全に燃焼されて、燃料噴射ポンプやエンジンシリンダーが清浄化される。
【0022】
なお、混合システムの一部に故障が生じ、燃料と廃油の安定供給や燃料改質装置4の運転が出来なくなった場合には、直ちに混合システム機器を停止し、燃料バイパスポンプ28を運転して供給管路27を通して小燃料タンク6に燃料を供給し、電動弁35Bを介抱して、燃料タンク6からディーゼルエンジン7に燃料を連続的に供給して発電機8の安定運転を継続させることができる。
【0023】
長期間運転を停止する場合には、混合油タンク5に貯蔵しておいたエマルジョン化した混合油が分離して沈殿する虞があるので、混合油タンク5と燃料改質装置4との間を、供給管路31と循環管路32で接続して閉ループ配管を構成し、燃料改質装置4を単独で運転して混合油タンク5内の混合油を再度改質することにより長期停止後の運転再開でも良質のエマルジョン化した混合油を供給することができる。
【0024】
図3は本発明の他の実施の形態を示すもので、ディーゼルエンジン7の潤滑油は、フィルター方式による潤滑油改質装置12を循環させて清浄化するようになっている。この潤滑油改質装置12と燃料改質装置4とを供給管路44で接続し、ここに廃油ポンプ43と流量計23を設け、廃油ポンプ43を比率制御装置3で制御するようにしたものである。
【0025】
この装置では、潤滑油を潤滑油改質装置12に循環させて清浄化しているが、使用中に次第に劣化してくるので、定期的に潤滑油改質装置12のドレインから廃油ポンプ43で抜き取って、これを燃料改質装置4に送り、使用済みの潤滑油を混合油の原料として再利用することができる。
【0026】
図4は本発明の異なる他の実施の形態を示すもので、廃油タンク1と燃料タンク2は隣接して1台の架台に設置されている。また燃料改質装置4はケーシング15の外部に設けられ、これに供給管路21、21で前記廃油タンク1と燃料タンク2に接続されている。廃油タンク1側の供給管路21にはヒーターユニット45と定格電圧駆動の廃油ポンプ22が設けられている。また燃料タンク2と燃料改質装置4を接続する供給管路21には、燃料ポンプ26と流量計23が設けられ、この燃料ポンプ26はインバーター24を介して比率制御装置3に接続されている。また燃料改質装置4と混合油タンク5を接続する供給管路31にも流量計23が設けられ、これら2個の流量計23、23は比率制御装置3に接続されている。
【0027】
ケーシング15の内部には、ディーゼルエンジン7とこれに接続する発電機8が設置され、更に混合油タンク5とエンジンの潤滑油槽11およびフィルター13が設けられている。また混合油タンク5とディーゼルエンジン7を接続する供給管路34には三方電磁弁46が設けられ、これと燃料タンク2が供給管路27で接続され、切換選択制御装置9により三方電磁弁46を切換えることにより、混合油と燃料を選択的にディーゼルエンジン7に供給するようになっている。
【0028】
上記構成の廃油燃焼型発動発電装置は、廃油を貯蔵する廃油タンク1から定格電圧駆動の廃油ポンプ22を駆動させて、供給管路21を通して廃油を燃料改質装置4に供給する。この時、粘性の高い廃油をヒーターユニット45で加熱して流動性を高める。また燃料タンク2からは燃料ポンプ26を駆動させて燃料改質装置4に燃料を供給する。燃料と廃油は混合されて燃料改質装置4でエマルジョン化され、このエマルジョン化された混合油は供給管路31を通って混合油タンク5に送られ、ここに貯蔵される。
【0029】
この時、比率制御装置3では燃料改質装置4に供給される燃料の量を流量計23で計測し、また燃料改質装置4から排出される混合油の量を流量計23で計測しその差から、燃料と廃油の比率を測定して、所定の比率になるように、インバーター24で燃料ポンプ26を制御して、燃料の量を調整することにより最適の混合比率に制御するようになっている。また流量計23、23は、粘性の低い燃料と、混合油の流量をそれぞれ測定し、粘性の高い廃油の流量を測定していないので、流路の測定や制御が容易で、しかも図1および図2に示す装置に比べて1台のインバーター24で制御することができる。
【0030】
また運転の開始時や停止時には三方電磁弁46を燃料側に切換えて、燃料タンク2から直接、ディーゼルエンジン7に燃料を供給するので、ケーシング15内に設置されていた小燃料タンク6は不要となる。更に燃料改質装置4もケーシング15の外部に設けられているので、ケーシング15の小型化を図ることができる。
【0031】
なお図4に示す比率制御装置3では、一方の流量計23を燃料改質装置4から排出される供給管路31に設けた場合について示したが、廃油と燃料が合流して燃料改質装置4に入る直前の混合状態で流れる管路部分に設けても良い。また廃油タンク1の供給管路21にヒーターユニット45を設けた場合について示したが、ヒーターユニット45を廃油タンク1内に設けた構造でも良い。この場合、廃油タンク1内の廃油全体が加熱されるので、部分的な廃油の固着を防止することができる。また上記説明では、1台の混合油タンク5に1台のディーゼルエンジン7を連結した場合について示したが、複数台のディーゼルエンジン7を並設した構造でも良い。また本発明で使用できる廃油としては、使用済みの廃食油や、食品の製造過程で生成される油脂類、植物や動物から抽出された油脂類、あるいは使用済みの電気絶縁油、マシン油、エンジン潤滑油など、ディーゼルエンジン用燃料として広く利用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る請求項1記載の廃油燃焼型発動発電装置によれば発電機の始動時には、ディーゼルエンジンは燃料だけで運転するので、滑らかに始動し、エンジンが高温になって安定した燃焼状態になってから、エマルジョン化された混合油を供給するので安定した燃焼を継続することができる。また発電機の停止時には、混合油から燃料に切換えて、所定の時間、燃料だけで運転してから停止するので、混合油の燃焼により生じた、ピッチやタールなどの不純物の未燃焼物が完全に燃焼されて、燃料噴射ポンプやエンジンシリンダーを清浄化することができる。更に、排出ガスである硫黄酸化物(SOx)の低減を図ることができる。
【0033】
更に廃油と燃料の混合比率を制御する比率制御装置が、流量を測定してインバーターを制御してポンプを運転するので、燃料と廃油や混合油との混合比率を所定の割合に調整することができる。
【0034】
また請求項2記載の廃油燃焼型発動発電装置は、混合油タンクの混合油を、燃料改質装置に戻して再度改質する循環管路を設けたので、長期間運転を停止していて、混合油タンクに貯蔵しておいた混合油が沈殿して分離した場合にも、混合油を再度改質することにより、運転再開時に良質のエマルジョン化した混合油を供給することができる
【0035】
また請求項3記載の廃油燃焼型発動発電装置は、発電機を駆動させるディーゼルエンジンの使用済みのエンジンオイルを燃料改質装置に供給する供給管路を設けたので、使用済みのエンジンオイルを混合油の原料として再利用できる
【0036】
また請求項4記載の廃油燃焼型発動発電装置は、更に水タンクを設け、この水タンクの水を燃料改質装置に供給する供給管路を設けて、水を添加することにより燃焼効率を高める ことができると共に硫黄酸化物の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による廃油燃焼型発動発電装置の概略構成図である。
【図2】廃油燃焼型発動発電装置の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態による廃油燃焼型発動発電装置の概略構成図である。
【図4】本発明の異なる他の実施形態による廃油燃焼型発動発電装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 廃油タンク
2 燃料タンク
3 比率制御装置
4 燃料改質装置
5 混合油タンク
6 小燃料タンク
7 ディーゼルエンジン
8 発電機
9 切換選択制御装置
10 水タンク
11 潤滑油槽
12 潤滑油改質装置
15 ケーシング
16 ラジエーター
17 排気ダクト
24 インバーター
26 燃料ポンプ
35A電動弁
45 ヒーターユニット
46 三方電磁弁

Claims (4)

  1. 廃油タンクと、ディーゼルエンジン用燃料タンクと、これら両タンクの廃油と燃料の混合比率を制御する比率制御装置と、所定の比率で混合された廃油と燃料を攪拌してエマルジョン化する燃料改質装置と、このエマルジョン化された混合油を保管する混合油タンクと、発電機接続したディーゼルエンジンと、混合油とディーゼルエンジン用燃料を選択的に前記ディーゼルエンジンに供給する切換選択制御装置とから構成され、前記比率制御装置が、燃料タンクから燃料改質装置に燃料を供給する管路に設けられた流量計と、廃油タンクから燃料改質装置に廃油を供給する管路または燃料改質装置から混合油タンクに混合油を供給する管路に設けられた流量計と、これら流量計で計測された流量からその比率を測定して、所定の比率になるように、燃料タンクから燃料改質装置に燃料を供給する燃料ポンプを制御するインバーターとから構成されていることを特徴とする廃油燃焼型発動発電装置。
  2. 請求項1記載の廃油燃焼型発動発電装置に、更に混合油タンクの混合油を、燃料改質装置に戻して再度改質する循環管路を設けたことを特徴とする廃油燃焼型発動発電装置。
  3. 請求項1記載の廃油燃焼型発動発電装置に、更に発電機を駆動させるディーゼルエンジンに接続された潤滑油改質装置の使用済みエンジンオイルを燃料改質装置に供給する供給管路を設けたことを特徴とする廃油燃焼型発動発電装置。
  4. 請求項1記載の廃油燃焼型発動発電装置に、更に水タンクを設け、この水タンクの水を燃料改質装置に供給する供給管路を設けたことを特徴とする廃油燃焼型発動発電装置。
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