JP2018135775A - バイオディーゼル発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ほぼ100%パーム油をその凝固を回避しつつパーム油タンクからストレージタンクへ効率良く供給できる新規なバイオディーゼル発電装置の提供。【解決手段】パーム油タンク21とストレージタンク22間をパーム油送りラインL1とパーム油戻りラインL2で接続し、パーム油タンク21からストレージタンク22内へパーム油を送るときはパーム油戻りラインL2を閉じて供給ポンプP1の流量を最大にし、ストレージタンク22が満タン状態になったときはパーム油戻りラインL2を開くと共に供給ポンプP1の流量を低くする。これによって、ほぼ100%パーム油をその凝固を回避しつつパーム油タンクからストレージタンクへ効率良く供給できる。【選択図】図1

Description

本発明はバイオディーゼル燃料として100%パーム油を使用できるバイオディーゼル発電装置に関する。
一般にバイオディーゼル燃料は、植物油にメタノールを加えエステル交換反応によってグリセリンを取り除いて燃料化したものであり、軽油や重油などの液体化石燃料の代替燃料として主にディーゼルエンジンに使用可能である。良質のバイオディーゼル燃料は、CO削減効果だけでなく、硫黄などの大気汚染物質が少ないクリーンな燃料であり、しかも液体化石燃料と同等の燃費やエンジン性能を発揮できることが知られている。
一方、アブラヤシから得られるパーム油は、食用油やマーガリン、ショートニング、石鹸の原料として利用される他に、近年ではバイオディーゼル燃料としての利用も進められている。例えば、以下の特許文献1ではパーム油などの植物由来油(バイオマス油)と廃食油を混合し、さらにアルコールおよび灯油を混合して60重量%以下にしたものをディーゼルエンジンの燃料として用いる技術が提案されている。また、以下の特許文献2ではパーム油などの植物油のエステル類を分解すると共に不要な化合物を除去したものをディーゼルエンジンやタービンの燃料として用いる技術が提案されている。
特開2008−239751号公報 特表2009−542851号公報
ところで、本発明者は植物油の中でも生産量が多く、かつ比較的安価なパーム油を従来の化石燃料に代えてそのままディーゼル発電用のバイオディーゼル燃料として商業的に利用することを検討している。しかしながら、パーム油は植物油の中でも融点が高く、日本のような比較的寒冷な土地では常温で固形化してしまうことから、そのままではディーゼルエンジンの燃料として用いることが難しい。
そのため、前記特許文献1や2のようにパーム油にアルコールや灯油を混合したり、エステル類を分解する等の処理を行う必要があるが、そうすると燃料コストが高くなってしまい、ディーゼル発電用の燃料として用いると採算がとれなくなってしまうといった問題がある。
一方、本発明者はほぼ100%パーム油であってもこれを一定温度以上に加熱してその粘度を下げれば、日本のような寒冷地であっても重油や軽油などのような化石燃料と同じようにディーゼル発電用の燃料として十分活用できることを発見した。具体的には、このパーム油を貯蔵するパーム油タンク内で蒸気によって凝固しない程度に加熱してからこれをストレージタンクに送り、このストレージタンクからディーゼルエンジンに供給する直前でさらにヒーターで加熱してその粘度を重油や軽油などと同等程度にまで下げてから供給するようにしたものである。
また、特に冬場などにおいては、このパーム油をパーム油タンクからストレージタンクに送るに際してパーム油の流れが一時的に停止すると、パーム油の温度が下がって供給ポンプやそのパーム油送りライン(配管内)でパーム油が凝固するおそれがある。そのため、ストレージタンクからパーム油タンクへパーム油戻りラインを付設し、ストレージタンクが満タンのときは、このパーム油戻りラインからストレージタンク内のパーム油をパーム油タンクに戻すことで常にこのパーム油送りラインにおいてはパーム油が流れる状態とすることで係る不都合を回避している。
しかしながら、このように常にパーム油送りラインのポンプを駆動している状態では、そのための電力が無駄になるばかりでなく、パーム油戻りラインにパーム油を流した際にキャビテーションが起こり、それによる騒音や振動が発生するといった問題がある。特に、短時間で大量のパーム油をストレージタンクに送るためには大流量の供給ポンプを高速で駆動する必要がなるが、そうなると問題がより顕著となる。
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的はほぼ100%パーム油をその凝固を回避しつつパーム油タンクからストレージタンクへ効率良く供給できる新規なバイオディーゼル発電装置を提供するものである。
前記目的を達成するために第1の発明は、ほぼ100%のパーム油をバイオディーゼル燃料として用いるバイオディーゼル発電装置であって、前記パーム油を液体状で貯留するパーム油タンクおよびストレージタンクと、前記パーム油タンクとストレージタンクとを接続するパーム油送りラインと、前記パーム油送りラインに設けられて前記パーム油タンク内のパーム油を前記ストレージタンクに供給する供給ポンプと、前記供給ポンプを制御する制御部と、前記供給ポンプよりも下流側の前記パーム油送りラインから分岐して前記パーム油タンクへ接続されるパーム油戻りラインとを有し、前記制御部は、前記ストレージタンク内のパーム油の量が規定量未満のときは、前記パーム油の流量が所定値以上かつ上限値以下の範囲で前記供給ポンプを制御し、前記ストレージタンク内のパーム油の量が規定量に達したときは、前記パーム油の流量が所定値未満でかつ下限値以上の範囲で前記供給ポンプを制御すると共に、前記パーム油戻りラインを開いて前記パーム油送りラインを流れるパーム油を前記パーム油タンクに循環させることを特徴とするバイオディーゼル発電装置である。
このような構成によれば、ストレージタンク内へパーム油を一気に溜めるときには、供給ポンプの単位時間当たりの流量(供給量)を最大限にすることで短時間で効率良く作業を行うことができる。一方、ストレージタンクが満タン状態になったときは、供給ポンプの単位時間当たりの流量(供給量)を低くすると共に、パーム油戻りラインを開いてパーム油送りラインから戻りラインにパーム油を流せば、パーム油送りラインでパーム油の流れが停止することがなくなるため、これがパーム油送りライン内で凝固して詰まりを起こすようなおそれがない。また、供給ポンプの流量を低くすることによって供給ポンプを駆動するためのモータの電力消費を低く抑えることができると共に、パーム油戻りラインにパーム油を流した際のキャビテーションなどの発生による騒音や振動を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記パーム油戻りラインにこれを開閉するバイパス弁を設けると共に、当該バイパス弁は、閉状態のときでも一定量のパーム油が流通するようになっていることを特徴とするバイオディーゼル発電装置である。このような構成によれば、ストレージタンク内へパーム油を供給している間でもパーム油戻りラインには一定量のパーム油が流れ込むことになるため、パーム油戻りライン内のパーム油の流れが停滞して凝固してしまうような不都合を回避できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記制御部は、インバータ制御によって前記供給ポンプの回転数を増減してパーム油の流量を制御することを特徴とするバイオディーゼル発電装置である。このように公知のインバータ技術によって供給ポンプを駆動するモータの回転数を可変制御すれば、その流量を無段階に調整できるため、その環境や気温などに応じた最適な流量制御が可能となる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明において、前記パーム油の流量の下限値は、前記パーム油が前記パーム油戻りラインを流れる間の温度低下によって凝固しない値であることを特徴とするバイオディーゼル発電装置である。このような構成によれば、無駄な電力を消費することなく最小限の消費電力でパーム油の凝固を抑えることができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明において、前記パーム油送りラインに、予備の供給ポンプを併設したことを特徴とするバイオディーゼル発電装置である。このような構成によれば、仮にメインの供給ポンプが故障やメンテナンスで停止した場合でも、予備(サブ)の供給ポンプを駆動することで、常にパーム油送りライン内のパーム油の流れを維持することができる。
本発明によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
1.ストレージタンク内へパーム油を一気に溜めるときには、供給ポンプの流量を最大にすることで短時間で効率良く作業を行うことができる。
2.ストレージタンクが満タン状態になったときは、供給ポンプの流量を低くすると共に、パーム油戻りラインを開いてパーム油送りラインからパーム油戻りラインにパーム油を流せば、パーム油送りラインでパーム油の流れが停止することがなくなるため、これがパーム油送りライン内で凝固して詰まりを起こすようなおそれがない。
3.供給ポンプの流量を低くすることによって供給ポンプを駆動するための電力消費を低く抑えることができると共に、パーム油戻りラインにパーム油を流した際のキャビテーションなどの発生による騒音や振動を抑制することができる。
4.ストレージタンク内へパーム油を供給している間でもパーム油戻りラインには一定量のパーム油が流れ込むことになるため、パーム油戻りライン内のパーム油の流れが停滞して凝固してしまうような不都合を回避できる。
5.公知のインバータ技術によって供給ポンプを駆動するモータの回転数を可変制御すれば、その流量を無段階に調整できるため、その環境や気温などに応じた最適な流量制御が可能となる。
6.仮にメインの供給ポンプが故障やメンテナンスで停止した場合でも、予備(サブ)の供給ポンプを駆動することで、常にパーム油送りライン内のパーム油の流れを維持することができる。
本発明に係るバイオディーゼル発電装置100の実施の一形態を示す全体構成図である。 パーム油の精製工程の流れを示すフローチャート図である。 パーム油とA重油との性状を比較した表図である。 制御部40による供給ポンプP1などの制御の流れを示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係るバイオディーゼル発電装置100の実施の一形態を示したものである。図示するように、このバイオディーゼル発電装置100は、ディーゼルエンジンの動力で発電する発電機10、10と、この発電機10、10にバイオディーゼル燃料としてほぼ100%パーム油を供給するパーム油供給部20と、このパーム油供給部20から供給されるパーム油に代えて液体化石燃料を発電機10に供給する置換燃料供給部30と、これらを制御する制御部40とから主に構成されている。
発電機10は、図示しないディーゼルエンジンとこのディーゼルエンジンの出力軸に連結された発電機とが一体化されたものであり、従来公知のものをそのまま適用することができる。特に、コモンレール式燃料噴射システムのディーゼルエンジンを用いたものであれば、排ガスのクリーン化、騒音・振動の低減、出力の向上が図れるため、望ましい。この発電機10には、給油口11と出口12が形成されており、運転時にはエンジンに内蔵された燃料ポンプによって給油口11から常に一定の燃料が供給されると共に、余剰の燃料が出口12から排出されるようになっている。なお、この発電機10で発電された電気は、図示しない変圧器によって所定電圧に昇圧(例えば400Vから6600V)された後、外部に供給されて商業的に利用されるようになっている。
パーム油供給部20は、複数(本実施の形態にあっては4つ)の大型のパーム油タンク21、21,21,21と、ストレージタンク22と、ヒーター23とから主に構成されている。先ず、このパーム油タンク21、21,21,21は、それぞれ容量が例えば20000L程度の横型をした大型のタンク本体21aに、パーム油導入ライン(配管)L8とパーム油排出ライン(配管)L9とを接続したものであり、パーム油導入ラインL8から導入されたパーム油を液体状で貯留しておき、必要に応じてパーム油排出ラインL9からストレージタンク22側に排出(供給)するようになっている。
このパーム油導入ラインL8の上流側には、複数(本実施の形態では3つ)のバグフィルターBF、BF、BFと導入ポンプP3とが設けられており、タンクローリーなどで運ばれてきたパーム油を給油口21bから導入し、バグフィルターBF、BF、BFで固形物を濾過してからパーム油導入ラインL8から各タンク本体21a、21a、21a、21aに導入するようになっている。なお、これら各タンク本体21a、21a、21a、21aは、連通管21c、21c、21cによって互いに連通しており、各タンク本体21a、21a、21a、21a内のパーム油はいずれかに偏ることなくいずれも略等しい状態で貯蔵されるようになっている。
また、これら各タンク本体21a、21a、21a、21aの内部には蒸気管21dが蛇行するように配置されており、その蒸気管21d内に高温の蒸気を通過させることで貯留されているパーム油の油温をその融点温度以上、具体的には35℃〜45℃程度に加温するようになっている。なお、この蒸気管21dに供給される蒸気は、燃料タンク21eが付設された貫流ボイラー21fで生成され、蒸気配給管21jを介して各蒸気管21dに供給されるようになっている。
ストレージタンク22は、パーム油排出ラインL9が合流したパーム油送りライン(配管)L1を介してパーム油タンク21、21,21,21と接続されている。そして、パーム油送りラインL1に設けられたメインの供給ポンプP1によってパーム油タンク21、21,21,21内のパーム油がパーム油排出ラインL9およびパーム油送りラインL1を通過してストレージタンク22に適宜供給されるようになっている。このストレージタンク22は、例えば5000L〜10000L程度のパーム油を一時的に溜められる容量となっている。また、このストレージタンク22には、例えば超音波式のレベルセンサーS1が設けられており、パーム油の貯蔵量を検出して制御部40に入力するようになっている。
パーム油送りラインL1の下流側、すなわちストレージタンク22接続側には、パーム油戻りライン(配管)L2がこれより分岐するように接続されると共に、その端部はパーム油タンク21、21,21,21側に接続されており、パーム油送りラインL1を流れるパーム油一部または全部をパーム油タンク21、21,21,21側に戻す(循環)ようになっている。
また、このパーム油送りラインL1の下流端には電磁弁からなるタンク弁V1が設けられていると共に、パーム油戻りラインL2の分岐端には同じく電磁弁からなるバイパス弁V2が設けられており、それぞれのラインL1,L2を開閉してパーム油の流れを制御している。なお、パーム油送りラインL1側のタンク弁V1は、閉状態(クローズ)のときは、パーム油の流れを完全に遮断するようになっているのに対し、パーム油戻りラインL2側のバイパス弁V2は、閉状態(クローズ)のときでも完全に閉じるのではなく、ある程度例えば全開状態(オープン)の約10%程度の流量が確保されるようになっている。
また、このパーム油送りラインL1の途中、すなわちメインとなる供給ポンプP1の上下には、これを迂回するようにバイパスラインL3が設けられている。そして、このバイパスラインL3には、予備(サブ)の供給ポンプP2がメインの供給ポンプP1と並列に設けられており、このパーム油送りラインL1を流れるパーム油を、メインの供給ポンプP1を迂回するようにしてバイパスラインL3を介してその下流側に流すようになっている。
このメインの供給ポンプP1および予備の供給ポンプP2は、インバータ制御によってその流量が無段階に可変調整可能となっており、パーム油の流量が所定値以上かつ上限値以下の範囲とするときは、例えば出力50%〜100%の範囲で駆動し、パーム油の流量が所定値未満でかつ下限値以上の範囲とするときは、例えば出力5%〜50%未満の範囲で駆動するようになっている。そして、このメインの供給ポンプP1および予備の供給ポンプP2の出入口側には、それぞれの流れを制御する電磁弁V3,V4と、パーム油の逆流を防ぐ逆止弁V5,V6が付設されている。なお、このメイン供給ポンプP1および予備供給ポンプP2、タンク弁V1、バイパス弁V2、電磁弁V3,V4、逆止弁V5,V6は、すべて後述する制御部40によって制御されている。
ストレージタンク22には、溜められているパーム油を発電機10側に供給するための燃料供給ライン(配管)L4が設けられていると共に、この燃料供給ラインL4の途中(上流側)にはヒーター23が設けられている。このヒーター23は、例えば電熱線を巻き付けた熱交換器などから構成されており、ストレージタンク22から発電機10に供給されるパーム油をその流通過程で70℃以上に加熱するようになっている。さらに、このストレージタンク22には、燃料戻りライン(配管)L5が接続されており、発電機10の出口12から排出された余剰の燃料(パーム油)をストレージタンク22内に戻すようになっている。なお、このストレージタンク22の容量としては特に限定されるものではないが、余りに大きすぎると消費される前に冷えて内部でパーム油が固まってしまうおそれがあり、反対に小さすぎると頻繁に供給を繰り返すことになるため、例えば500L〜1500L程度が望ましい。
一方、置換燃料供給部30は、このストレージタンク22に接続される燃料供給ラインL4と燃料戻りラインL5間をバイパスするように設けられており、重油や軽油などの一般的な液体化石燃料を溜める置換燃料タンク31と、これを燃料供給ラインL4および燃料戻りラインL5に接続するためのバイパスラインL6,L7とから構成されている。そして、このバイパスラインL6を介して重油や軽油などの液体化石燃料を発電機10に送り、発電機10の出口12から出てきた余剰の液体化石燃料をバイパスラインL7を介して置換燃料タンク31内に戻すようになっている。
なお、この置換燃料タンク31内の液体化石燃料中には、エンジンに付着したカーボンやガム状物質などを除去するためのエンジン清浄剤が予め適量添加されている。このエンジン清浄剤としては特別なものを用いる必要はなく、一般に市販されているエンジン清浄剤、例えば不活性窒素酸化物の影響を受けない三価アミンと高沸点タール酸を非イオン化した高度純水中に分散させたもの(市販品)を用いることができる。
制御部40は、図示しない制御機器と操作盤とから構成されており、各ラインに設けられたポンプP1、P2,P3の駆動制御や各種電磁弁V1〜V10などの開閉制御、ヒーター23の温度制御などをレベルセンサーS1や図示しない温度センサー、流量センサーなどの検出値に基づいて自動的に制御するようになっている。この具体的な制御方法については以下に詳述する。
次に、このような構成をした本発明に係るバイオディーゼル発電装置100の運転方法について説明する。先ず、原料となるほぼ100%パーム油は、保温設備の整ったタンクローリーなどによって液体のまま運ばれてきてその給油口21bから各パーム油タンク21、21,21,21内に送られて溜められる。このパーム油タンク21内は上述したように蒸気管21dが配設されているため、この蒸気管21dに貫流ボイラー21fから高温の蒸気を流すことでそのパーム油の油温を下げることなくその融点(凝固点)以上の温度である35〜45℃に維持して保温する。
これによって寒冷地や寒冷期であっても各パーム油タンク21、21,21,21内のパーム油は凝固することなく、液体の状態を保ったままで貯留することができる。なお、このパーム油の保温手段としては、貫流ボイラー21fで生成された高温の蒸気の他に、電熱線による熱や発電機10からの燃焼排ガスの熱を利用することもできる。また、天然温泉がある地域ではその温泉の熱や蒸気を用いることも可能である。
図2は、本発明装置の燃料として用いることができる100%パーム油の精製工程の流れの一例を示したものである。一般に、アブラヤシの果房(Fresh palm fruit bunch)には直径数cmの小粒の果実が数百個ついており、先ず、これを飽和水蒸気で約1時間程度蒸して果房を機械で叩き、果房から果実(Fruit)を剥離する。果実がとられた殻果房(茎の部分:Empty bunches)は、ボイラーの燃料などとして焼却処分される。
次に、剥離した果実を蒸気で約100℃程度まで加熱しながら攪拌してどろどろの液体にした後、スクリューで圧力をかけて油を搾る(圧搾)。この処理で果実は粗製パーム油(CPO:Crude palm oil)と繊維とに分かれる。この繊維と実(種)のかたまりはケーキ(Cake)と呼ばれる。その後、この圧搾工程で搾り取られた粗製CPOに水を加えて粘度を低くしてから加熱・静置した後、遠心分離器にかけて水分や余分な成分(スラッジ)を除去して乾燥する。この精製工程によって精製された精製パーム油(精製CPO:Pure palm oil)がオレオケミカルズとしてパーム油精製工場に送られる。
一方、繊維と実(種)のかたまりであるケーキは、その後、実(Nut)と繊維(Fiber)に分離され、実はさらにミキサで粉砕されて核(Kernel)と皮(Shell)に分かれ、皮(Shell)と繊維(Fiber)は、殻果房と同様にボイラーの燃料などとして焼却処分される。その後、核(Kernel)を圧搾(加圧)して粗製KPO(Crude palm kernel oil)と食用パーム核(Palm kernrl meal)に分離し、粗製KPOを遠心分離器にかけて水分や余分な成分(スラッジ)を除去して乾燥する。この精製工程によって精製された精製パーム油(精製KPO:Pure palm kernel oil)は精製CPOと同様にオレオケミカルズとしてパーム油精製工場に送られる。そして、本発明では、このようにして精製された100パーム油(精製CPO、精製KPO)をそのまま用いることができるが、その前段階の粗製CPOおよび粗製KPOを用いることもできる。
図3は、このようにして得られた100%パーム油の性状を一般的な液体化石燃料の1つであるA重油と比較したものである。図示するように100%パーム油の発熱量は、8840kcalであって、A重油(9293kcal)とほぼ同じ発熱量を有している。また、比重も0.921−0.948であり、A重油(0.8−0.96)とほぼ同じ値となっている。一方、100%パーム油の動粘度は、常温(20℃)では、63.6mm/sであり、A重油(4.8mm/s)の10倍以上の高い値となっている。このため、100%パーム油は、常温では凝固した状態となっており、そのままではディーゼルエンジンの燃料として用いることができない。
ところが、同図に示すようにこの100%パーム油を70℃に加熱すると、16.15mm/sまで低下することが分かった。そして、ディーゼルエンジンの燃料として用いることができるA重油の動粘度の既定値は、20.0mm/s以下であることから、100%パーム油であってもこれを70℃以上に加熱すれば、その動粘度がA重油の既定値を下回ることからディーゼルエンジンの燃料としてA重油の代替燃料として利用可能であることがわかった。しかも、その発熱量や比重はA重油とほぼ同程度であることから、エンジン出力もA重油を用いた場合と何ら遜色ないことが分かる。
図1に戻り、各パーム油タンク21、21,21,21に溜められたパーム油は、供給ポンプP1によってタンク内から抜き出され、パーム油送りラインL1を通ってストレージタンク22内に送られる。ストレージタンク22内に送られたパーム油は一時的にここで貯留された後、順次抜き出され、燃料供給ラインL4を通って発電機10側に連続して供給される。このとき、ストレージタンク22から抜き出されたパーム油は、ヒーター23を通過する際にここで70℃以上に加熱されることでその動粘度が20.0mm/s以下となることから、スムーズに発電機10側に供給されて燃料として利用することができる。そして、余剰のパーム油は出口12から燃料戻りラインL5を介してストレージタンク22内に戻される。なお、この供給ポンプP1の流量としては特に限定されるものではないが、例えば150L/分程度の流量とすれば、容量が800〜1000Lのストレージタンク22の場合は、約5〜7分程度で一気に満タンにすることができる。
このようにしてディーゼルエンジンを搭載した発電機10は、100%パーム油を燃料として連続駆動することが可能となるが、長時間連続して運転すると前述したようにパーム油の高い動粘度故に噴射ノズルの先端などに液だれしたガム状物質が付着して噴射状態の悪化を招き、生成したカーボンが燃焼室内やピストンリングに堆積してエンジン不調やエンジン破損などを招くことがある。そこで、所定時間経過後、例えば連続運転が120時間程度経過したならば、パーム油から置換燃料タンク31内の液体化石燃料に切り換えて運転を継続する。具体的には、燃料供給ラインL4の電磁弁V7および燃料戻りラインL5の電磁弁V8を閉めると共に、置換燃料タンク31側のバイパスラインL6、L7の電磁弁V9,V10を開く。これによって、パーム油から置換燃料タンク31内の液体化石燃料への切り換えが瞬時に行われる。
前述したようにこの液体化石燃料中にはエンジン清浄剤が含まれているため、液体化石燃料に切り換えてから所定時間、例えば数十時間程度運転を継続すれば、エンジンの燃焼室内に溜まったカーボンやガム状物質が除去されてエンジンが清浄化される。その後、所定時間経過したならば、液体化石燃料からパーム油の供給に戻すことでパーム油を再び燃料として利用することができる。
一方、このようにして燃料をパーム油から液体化石燃料に切り換えたときは、その間はストレージタンク22内のパーム油は消費されなくなる。また、このストレージタンク22内へのパーム油の供給は、供給ポンプP1の出力を最大にして短時間で一気に行うのが効率良い。そのため、ストレージタンク22内のパーム油が満タン状態のときやストレージタンク22内のパーム油が消費されていないときには、パーム油を送る必要が無いため、パーム油送りラインL1の供給ポンプP1を停止することが望ましい。
しかし、供給ポンプP1を停止すると、パーム油送りラインL1内のパーム油の流れが止まり、そのパーム油送りラインL1内でパーム油が冷えて固まってしまい、再開したときにパーム油送りラインL1が詰まってしまう可能性がある。特に、パーム油タンク21、21,21,21と発電機10は別の建屋に設置するケースが多く、その場合にはその間の屋外を通ってパーム油送りラインL1が配設されることになる。パーム油送りラインL1の配管周囲には断熱材が巻かれているが、それでも長時間流れが停止すると内部のパーム油が冷えて固まってしまうことが避けられない。
そのため、ストレージタンク22にパーム油を供給する必要が無いときでも、供給ポンプP1をそのまま停止させることなく駆動してパーム油タンク21、21,21,21からストレージタンク22へのパーム油の供給を継続した状態で、パーム油戻りラインL2のバイパス弁V2を開くと共に、タンク弁V1を閉じるように制御する。これによって、パーム油送りラインL1内のパーム油がパーム油戻りラインL2に流れてパーム油タンク21、21,21,21側に戻るように循環するため、パーム油送りラインL1内でパーム油が固まるような不都合を回避できる。
図4は、制御部40によるこの供給ポンプP1などの具体的な制御の流れの一例を示したものである。このフローに示すように制御部40は、ストレージタンク22にパーム油を供給するときは、最初のステップS100に示すように供給ポンプP1を駆動した後(または同時あるいは予め)、タンク弁V1を開くと共にバイパス弁V2を閉じる(ステップS102)。ストレージタンク22内のパーム油の貯蔵量は、レベルセンサーS1によって常時検出されていることから、制御部40は、その量が規定値以下の場合には、供給ポンプP1をインバータ制御してその回転数を増加してその流量を最大まで上昇させる(ステップS104)。これによって、パーム油タンク21、21,21,21内のパーム油を短時間で一気にストレージタンク22内に送ることができる。
次に、この制御部40は、レベルセンサーS1の検出値に基づいてストレージタンク22内のパーム油の量が上限値(満タン)になったか否かを判定し、なっていないとき(NO)はそのまま供給ポンプP1をその回転数を維持したまま駆動制御するが、上限値(満タン)になったと判定したとき(YES)は、パーム油戻りラインL2のバイパス弁V2を開くと共に、パーム油送りラインL1のタンク弁V1を閉じる(ステップS108)。これによって、ストレージタンク22内へのパーム油の供給が停止すると共に、引き続きパーム油送りラインL1からパーム油戻りラインL2にパーム油が流れ、パーム油タンク21、21,21,21内に戻るように循環する。
このようにしてバイパス弁V2およびタンク弁V1を切り換えたならば、制御部40は、次のステップS110に移行して供給ポンプP1をインバータ制御してその回転数を減少させる。ここで、供給ポンプP1の最小回転数としては、少なくともパーム油が戻りラインL2を流れる間の温度低下によって凝固しない程度の時間(分または秒)当たりの流量を確保できるものであれば良く、その具体的な回転数は、パーム油の凝固点や外気温、使用する供給ポンプP1の種類や流量などに応じて適宜調整する。例えば、前述したようにストレージタンク22への供給時の流量である150L/分の約1/10である10〜15L/分程度の流量が確保できるような回転数に制御する。なお、このパーム油送りラインL1およびパーム油戻りラインL2の外側に図示しないラバーヒーターを巻き付けて外部から加熱するようにすれば、その流量(回転数)をさらに低く抑えることができる。
次に、この制御部40は、次のステップS112においてレベルセンサーS1の検出値に基づいてストレージタンク22内のパーム油の量が減って下限値になったか否かを判定し、なっていないとき(NO)はその状態を継続するが、下限値になったと判定したとき(YES)は、次のステップS114に移行して、そのまま運転を停止するか否かを判定し、停止しないとき(NO)は、ステップS102に戻ってバイパス弁V2およびタンク弁V1をそれぞれ切り換え、その後、同様の処理を繰り返す。そして、メンテナンスや故障・修理などの理由によって運転を停止するとき(YES)は、ステップS118に移行して供給ポンプP1を停止して処理を終了する。
このように本発明のバイオディーゼル発電装置100は、インバータ制御によって供給ポンプP1の回転数を増減してその流量を可変制御したため、ストレージタンク22内へパーム油を一気に溜めるときには、供給ポンプP1の回転数を上げて供給量を最大限にすることで短時間で効率良く作業を行うことができる。そして、ストレージタンク22が満タン状態になったときは、その回転数を下げて供給ポンプP1の供給量を低くすると共に、パーム油戻りラインL2を開いてパーム油送りラインL1からパーム油戻りラインL2にパーム油を流すことでパーム油送りラインL1でパーム油の流れが停止することがなくなるため、これがパーム油送りラインL1内で凝固して詰まってしまうような現象を起こすことがない。
さらに、この供給ポンプP1の回転数を下げてその流量を低くすることによって供給ポンプP1を駆動するための電力消費を低く抑えることができると共に、パーム油戻りラインL2にパーム油を流した際のキャビテーションなどの発生による騒音や振動を抑制することができる。また、このメインとなる供給ポンプP1に予備の供給ポンプP2を併設することにより、仮にこのメインの供給ポンプP1が故障して動かなくなったり交換する際などには、この予備の供給ポンプP2に切り換えることにより、パーム油送りラインL1およびパーム油戻りラインL2におけるパーム油の流れが滞るのを一時的にも回避することができる。
そして、このメイン供給ポンプP1および予備供給ポンプP2の入口側にはそれぞれ電磁弁V3,V4が設けられているため、その切換は瞬時かつ容易に行うことができ、また、これらの出口側にはそれぞれ逆止弁V5,V6が設けられているため、切り換え後のパーム油の逆流も確実に防止できる。また、パーム油戻りラインL2側のバイパス弁V2は、閉状態(クローズ)のときでも完全に閉じるのではなく、ある程度例えば開状態(オープン)の約10%程度の流量が確保されているため、ストレージタンク22内にパーム油を供給している間も一定量のパーム油がパーム油戻りラインL2側に流れることになる。従って、このパーム油戻りラインL2内においてもパーム油の流れが完全に滞ることはないため、パーム油戻りラインL2内でのパーム油の凝固を確実に防止できる。
100…バイオディーゼル発電装置
10…発電機
21…パーム油タンク
22…ストレージタンク
40…制御部
L1…パーム油送りライン
L2…パーム油戻りライン
L3…バイパスライン
P1…(メイン)供給ポンプ
P2…予備(サブ)供給ポンプ
S1…レベルセンサー
V1…タンク弁
V2…バイパス弁
V3、V4…電磁弁
V5,V6…逆止弁

Claims (5)

  1. ほぼ100%のパーム油をバイオディーゼル燃料として用いるバイオディーゼル発電装置であって、
    前記パーム油を液体状で貯留するパーム油タンクおよびストレージタンクと、
    前記パーム油タンクとストレージタンクとを接続するパーム油送りラインと、
    前記パーム油送りラインに設けられて前記パーム油タンク内のパーム油を前記ストレージタンクに供給する供給ポンプと、
    前記供給ポンプを制御する制御部と、
    前記供給ポンプよりも下流側の前記パーム油送りラインから分岐して前記パーム油タンクへ接続されるパーム油戻りラインとを有し、
    前記制御部は、
    前記ストレージタンク内のパーム油の量が規定量未満のときは、前記パーム油の流量が所定値以上かつ上限値以下の範囲で前記供給ポンプを制御し、
    前記ストレージタンク内のパーム油の量が規定量に達したときは、前記パーム油の流量が所定値未満でかつ下限値以上の範囲で前記供給ポンプを制御すると共に、前記パーム油戻りラインを開いて前記パーム油送りラインを流れるパーム油を前記パーム油タンクに循環させることを特徴とするバイオディーゼル発電装置。
  2. 請求項1に記載のバイオディーゼル発電装置において、
    前記パーム油戻りラインにこれを開閉するバイパス弁を設けると共に、当該バイパス弁は、閉状態のときでも一定量のパーム油が流通するようになっていることを特徴とするバイオディーゼル発電装置。
  3. 請求項1または2に記載のバイオディーゼル発電装置において、
    前記制御部は、インバータ制御によって前記供給ポンプの回転数を増減してパーム油の流量を制御することを特徴とするバイオディーゼル発電装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のバイオディーゼル発電装置において、
    前記パーム油の流量の下限値は、前記パーム油が前記パーム油戻りラインを流れる間の温度低下によって凝固しない値であることを特徴とするバイオディーゼル発電装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のバイオディーゼル発電装置において、
    前記パーム油送りラインに、予備の供給ポンプを併設したことを特徴とするバイオディーゼル発電装置。
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