JP3816006B2 - パターン形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、半導体製造プロセスにおいて用いられるパターン形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の大集積化及び半導体素子のダウンサイジング化に伴って、リソグラフィ技術の開発の加速が望まれている。
【0003】
現在のところ、水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を露光光とする光リソグラフィによりパターン形成が行われているが、0.1μm以下、特に50nm以下の微細なパターンを形成するためには、露光光としては、真空中における露光である極紫外線(波長が1nm帯〜30nm帯の光)又は電子線等の適用が検討されている。また、これらの露光光に適したレジスト材料としては、解像度及び感度に優れる化学増幅型レジスト材料が挙げられる。
【0004】
以下、化学増幅型レジスト材料よりなるレジスト膜に真空中で極紫外線を照射してパターン露光を行なうパターン形成方法の従来例について、図4(a) 〜(d) を参照しながら説明する。
【0005】
まず、以下の組成を持つ化学増幅型レジスト材料を準備する。
【0006】
ポリ((2−メチル−2−アダマンチルアクリレート)−(メチルメタクリレート)−(メタクリル酸))(但し、2−メチル−2−アダマンチルアクリレート:
メチルメタクリレート:メタクリル酸=70mol%:20mol%:10mol%)(ベースポリマー)………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)………………0.4g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0007】
次に、図4(a) に示すように、半導体基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料をスピンコートして、0.2μmの厚さを持つレジスト膜2を形成した後、該レジスト膜2に対して、ホットプレートを用いて90℃の温度下で60秒間の加熱3を行なって、プリベークを行なう。
【0008】
次に、図4(b) に示すように、プリベークされたレジスト膜2に対して、真空中において13.5nmの波長を持つ極紫外線4を図示しない反射型マスクを介して照射して、パターン露光を行なう。
【0009】
次に、図4(c) に示すように、レジスト膜2に対して、ホットプレートを用いて110℃の温度下で60秒間の加熱5を行なう。このようにすると、レジスト膜2における露光部2aは、酸発生剤から発生する酸の作用によりアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する一方、レジスト膜2における未露光部2bは、酸発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のままである。
【0010】
次に、図4(d) に示すように、レジスト膜2に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により現像を行なって、0.07μmの線幅を持つレジストパターン6を形成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図4(d)に示すように、得られたレジストパターン6の断面形状は劣化してしまう。
【0012】
レジストパターン6の形状が劣化する理由は次のように考えられる。
【0013】
プリベークされたレジスト膜2に対して、真空中において極紫外線4を照射してパターン露光を行なう際に、レジスト膜2からアウトガスが発生し、発生したアウトガスが露光光学系のミラー又はマスクに付着する。このため、レジスト膜2に照射される露光光の照度が低下するので、レジスト膜2の露光部2aにおいて、酸発生剤から十分な量の酸が発生しないためである。
【0014】
前記に鑑み、本発明は、パターン露光工程においてレジスト膜から発生するアウトガスの量を低減して、良好な断面形状を持つレジストパターンが得られるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係るパターン形成方法は、レジスト膜に対してプリベークを行なう工程と、プリベークされたレジスト膜に含まれる溶媒を揮発させる工程と、溶媒が揮発したレジスト膜に対して真空中において露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光されたレジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程とを備えている。
【0016】
本発明に係るパターン形成方法によると、プリベークされたレジスト膜に含まれる溶媒を揮発させておいてから、レジスト膜に対して真空中でパターン露光を行なうため、パターン露光工程においてレジスト膜から発生するアウトガスの量が大きく低減すると共に、真空中において溶媒と共にレジスト膜から外部に出る酸発生剤等の量が低減する。このため、露光光学系のミラー又はマスクに付着するアウトガスの量が著しく低減するので、レジスト膜への照射量が増加して良好な断面形状を持つレジストパターンを得ることができる。
【0017】
本発明に係るパターン形成方法において、溶媒を揮発させる工程は、溶媒を揮発させた後にレジスト膜に含まれる溶媒の量を、プリベークが行なわれる前にレジスト膜に含まれていた溶媒の量の10%以下にする工程を含むことが好ましい。
【0018】
このようにすると、パターン露光工程においてレジスト膜から発生するアウトガスの量を確実に低減することができる。
【0019】
本発明に係るパターン形成方法において、溶媒を揮発させる工程は、プリベークされたレジスト膜を加熱する工程を含むことが好ましい。
【0020】
このようにすると、レジスト膜に含まれる溶媒を簡易且つ確実に揮発させることができる。
【0021】
本発明に係るパターン形成方法において、溶媒を揮発させる工程は、プリベークされたレジスト膜にエネルギービームを照射する工程を含むことが好ましい。
【0022】
このようにすると、レジスト膜に含まれる溶媒を簡易且つ確実に揮発させることができる。
【0023】
この場合、エネルギービームとしては、紫外線又は遠紫外線が好ましい。
【0024】
このようにすると、レジスト膜がエネルギービームに感応することなく、レジスト膜に含まれる溶媒を揮発させることができる。
【0025】
本発明に係るパターン形成方法において、レジスト膜は、化学増幅型レジスト材料よりなることが好ましい。
【0026】
この場合、化学増幅型レジスト材料のベースポリマーとしては、フェノール系ポリマー、アクリル系ポリマー、メタクリル系ポリマー又はシクロオレフィン系ポリマーを用いることができる。
【0027】
本発明に係るパターン形成方法において、露光光としては、1nm帯〜30nm帯の波長を持つ極紫外線、又は電子線を用いることができる。
【0028】
また、本発明に係るパターン形成方法において、露光光としては、13.5nm帯の波長を持つ極紫外線を用いることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について、図1(a) 〜(e) 及び図3を参照しながら説明する。
【0030】
まず、以下の組成を有する化学増幅型レジスト材料を準備する。
【0031】
ポリ((2−メチル−2−アダマンチルアクリレート)−(メチルメタクリレート)−(メタクリル酸))(但し、2−メチル−2−アダマンチルアクリレート:
メチルメタクリレート:メタクリル酸=70mol%:20mol%:10mol%)(ベースポリマー)………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)………………0.4g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0032】
次に、図1(a) に示すように、半導体基板10の上に前記の化学増幅型レジスト材料をスピンコートして、0.2μmの厚さを持つレジスト膜11を形成した後、該レジスト膜11に対して、ホットプレートを用いて90℃の温度下で60秒間の第1の加熱12を行なって、プリベークを行なう。
【0033】
次に、図1(b) に示すように、プリベークが行なわれたレジスト膜11に対して、ホットプレートを用いて110℃の温度下で60秒間の第2の加熱13を行なって、レジスト膜11に含まれる溶媒を揮発させる。このようにすると、溶媒揮発工程後のレジスト膜11に含まれる溶媒の量は、プリベーク前のレジスト膜11に含まれる溶媒の量の10%以下になる。
【0034】
ところで、プリベーク工程と、溶媒を揮発させる工程とを別々に行なう理由は次の通りである。
【0035】
プリベークのみでレジスト膜11に含まれる溶媒を十分に揮発させようとすると、加熱時間の増大及び加熱温度の上昇が必要になるため、レジスト膜11に含まれる感光成分(例えば、酸発生剤)がダメージを受けたり、又はレジスト膜11に含まれるベースポリマーが収縮してレジスト膜11が収縮したりするので、レジスト膜11の解像特性が劣化してしまう。
【0036】
これに対して、プリベークされたレジスト膜11に対して、レジスト膜11に含まれる溶媒を揮発させる工程を備えていると、レジスト膜11の解像特性が劣化しない。その理由は、レジスト膜11に対する熱履歴を一旦中断することにより、加熱時間の増大及び加熱温度の上昇の程度を抑制しつつ、レジスト膜11に含まれる溶媒を揮発させることができる。
【0037】
次に、図1(c) に示すように、加熱により溶媒が揮発したレジスト膜11に対して、真空中において13.5nmの波長を持つ極紫外線14を図示しない反射型マスクを介して選択的に照射して、パターン露光を行なう。このようにすると、レジスト膜11から揮発する溶媒の量が大きく低減するため、露光光学系のミラー又はマスクに付着するアウトガスの量は著しく低減する。
【0038】
次に、図1(d) に示すように、レジスト膜11に対して、ホットプレートを用いて110℃の温度下で60秒間の第3の加熱15を行なう。このようにすると、レジスト膜11における露光部11aは、酸発生剤から発生する酸の作用によりアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する一方、レジスト膜11における未露光部11bは、酸発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のままである。
【0039】
次に、図1(e) に示すように、パターン露光されたレジスト膜11に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により現像を行なって、0.7μmの線幅を持つレジストパターン16を形成する。
【0040】
第1の実施形態によると、レジスト膜11に含まれる溶媒を揮発させておいてから、レジスト膜11に対して真空中でパターン露光を行なうため、パターン露光工程においてレジスト膜11から発生するアウトガスの量が大きく低減する。このため、ミラー又はマスクに付着するアウトガスの量が著しく低減するので、良好な断面形状を持つレジストパターン16を得ることができる。
【0041】
尚、第1の実施形態においては、プリベークが行なわれたレジスト膜11に対してホットプレートを用いて110℃の温度下で60秒間の加熱13を行なったが、これに代えて、ホットプレートを用いて70℃〜150℃の温度下で、30秒間〜300秒間の加熱を行なってもよい。
【0042】
図3は、レジスト膜中に残存する溶媒の割合(プリベーク前のレジスト膜11に含まれる溶媒の量に対する、溶媒揮発工程後のレジスト膜11に含まれる溶媒の量の割合)と、レジスト膜から発生するアウトガスの比率(溶媒を揮発させないときにレジスト膜11から発生するアウトガスの量に対する、溶媒を揮発させたときにレジスト膜11から発生するアウトガスの量の比率)との関係を示している。
【0043】
図3から分かるように、レジスト膜中に残存する溶媒の割合が10%以下になると、レジスト膜から発生するアウトガスの比率は著しく低減する。
【0044】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について、図2(a) 〜(e) を参照しながら説明する。
【0045】
まず、以下の組成を有する化学増幅型レジスト材料を準備する。
【0046】
ポリ((2−メチル−2−アダマンチルアクリレート)−(メチルメタクリレート)−(メタクリル酸))(但し、2−メチル−2−アダマンチルアクリレート:
メチルメタクリレート:メタクリル酸=70mol%:20mol%:10mol%)(ベースポリマー)………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)………………0.4g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0047】
次に、図2(a) に示すように、半導体基板20の上に前記の化学増幅型レジスト材料をスピンコートして、0.2μmの厚さを持つレジスト膜21を形成した後、該レジスト膜21に対して、ホットプレートを用いて90℃の温度下で60秒間の第1の加熱22を行なって、プリベークを行なう。
【0048】
次に、図2(b) に示すように、プリベークが行なわれたレジスト膜21に対して、エネルギービームとしての水銀ランプから出射された紫外線23を20mJ/cm2 のエネルギーで照射して、レジスト膜21に含まれる溶媒を揮発させる。このようにすると、溶媒揮発工程後のレジスト膜21に含まれる溶媒の量は、プリベーク前のレジスト膜21に含まれる溶媒の量の10%以下になる。
【0049】
次に、図2(c) に示すように、加熱により溶媒が揮発したレジスト膜21に対して、真空中において13.5nmの波長を持つ極紫外線24を図示しない反射型マスクを介して選択的に照射して、パターン露光を行なう。このようにすると、レジスト膜21から揮発する溶媒の量が大きく低減するため、露光光学系のミラー又はマスクに付着するアウトガスの量は著しく低減する。
【0050】
次に、図2(d) に示すように、レジスト膜21に対して、ホットプレートを用いて110℃の温度下で60秒間の第2の加熱25を行なう。このようにすると、レジスト膜21における露光部21aは、酸発生剤から発生する酸の作用によりアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する一方、レジスト膜21における未露光部21bは、酸発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のままである。
【0051】
次に、図2(e) に示すように、パターン露光されたレジスト膜21に対して、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により現像を行なって、0.7μmの線幅を持つレジストパターン26を形成する。
【0052】
第2の実施形態によると、レジスト膜21に含まれる溶媒を揮発させておいてから、レジスト膜21に対して真空中でパターン露光を行なうため、パターン露光工程においてレジスト膜21から発生するアウトガスの量が大きく低減する。このため、ミラー又はマスクに付着するアウトガスの量が著しく低減するので、良好な断面形状を持つレジストパターン26を得ることができる。
【0053】
尚、第2の実施形態においては、エネルギービームとして、紫外線を照射したが、これに代えて、遠紫外線を照射してもよい。また、レジスト膜21を感応させることなくレジスト膜21に含まれる溶媒を揮発させる波長を持つエネルギービームを適宜用いることができる。
【0054】
また、エネルギービームのエネルギー量としては、20mJ/cm2 に限られず、例えば、10mJ/cm2 〜2J/cm2 であってもよい。
【0055】
また、第1及び第2の実施形態においては、露光光として、13.5nmの波長帯を持つ極紫外線を照射したが、これに代えて、1nm帯〜30nm帯の波長を持つ極紫外線、又は電子線を照射してもよい。
【0056】
また、第1及び第2の実施形態においては、化学増幅型レジスト材料を用いたが、これに代えて、非化学増幅型レジスト材料を用いてもよい。
【0057】
また、化学増幅型レジスト材料のベースポリマーとしては、フェノール系ポリマー、アクリル系ポリマー、メタクリル系ポリマー又はシクロオレフィン系ポリマーを用いることができるが、これらに限られるものではない。
【0058】
以下、化学増幅型レジスト材料のベースポリマーを例示する。
(1) フェノール系のポリマー
○ ポリ((エトキシエチルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、エトキシエチルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=35mol%:65mol%)
○ ポリ((メトキシメチルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、メトキシメチルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=40mol%:60mol%)
○ ポリ((テトラヒドロピラニルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、テトラヒドロピラニルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=35mol%:65mol%)
○ ポリ((フェノキシエチルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、フェノキシエチルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=32mol%:68mol%)
○ ポリ((t−ブチルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、t−ブチルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=30mol%:70mol%)
○ ポリ((t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=30mol%:70mol%)
○ ポリ((t−ブチルオキシカルボニルメチルオキシスチレン)−(ヒドロキシスチレン))(但し、t−ブチルオキシカルボニルメチルオキシスチレン:ヒドロキシスチレン=28mol%:72mol%)
(2) アクリル系のポリマー
○ ポリ((2−メチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル)−(メバロニックラクトンアクリル酸エステル))(但し、2−メチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル:メバロニックラクトンアクリル酸エステル=50mol%:50mol%)
○ ポリ((2−エチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル)−(γ−ブチロラクトンアクリル酸エステル))(但し、2−エチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル:γ−ブチロラクトンアクリル酸エステル=50mol%:50mol%)
(3) メタクリル系のポリマー
○ ポリ((2−メチル−2−アダマンタンメタクリル酸エステル)−(メバロニックラクトンメタクリル酸エステル))(但し、2−メチル−2−アダマンタンメタクリル酸エステル:メバロニックラクトンメタクリル酸エステル=50mol%:50mol%)
○ ポリ((2−エチル−2−アダマンタンメタクリル酸エステル)−(γ−ブチロラクトンメタクリル酸エステル))(但し、2−エチル−2−アダマンタンメタクリル酸エステル:γ−ブチロラクトンメタクリル酸エステル=50mol%:50mol%)
○ ポリ((2−メチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル)−(メバロニックラクトンメタクリル酸エステル))(但し、2−メチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル:メバロニックラクトンメタクリル酸エステル=50mol%:50mol%)
○ ポリ((2−エチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル)−(γ−ブチロラクトンメタクリル酸エステル))(但し、2−エチル−2−アダマンタンアクリル酸エステル:γ−ブチロラクトンメタクリル酸エステル=50mol%:50mol%)
(4) シクロオレフィン系のポリマー
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(ノルボルネン−5−カルボキシレート))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:ノルボルネン−5−カルボキシレート=40mol%:60mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール:ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール=35mol%:65mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(無水マレイン酸))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:無水マレイン酸=50mol%:50mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(ノルボルネン−5−カルボキシレート)−(無水マレイン酸))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:ノルボルネン−5−カルボキシレート:無水マレイン酸=40mol%:10mol%:50mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)−(無水マレイン酸))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール:無水マレイン酸=50mol%:50mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)−(無水マレイン酸))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール:ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール:無水マレイン酸=35mol%:15mol%:50mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(無水マレイン酸)−(2−メチル−2−アダマンタンメタクリレート)−(γ−ブチロラクトンメタクリレート))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:無水マレイン酸:2−メチル−2−アダマンタンメタクリレート:γ−ブチロラクトンメタクリレート=25mol%:25mol%:30mol%:20mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(無水マレイン酸)−(γ−ブチロラクトンメタクリレート))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:無水マレイン酸:γ−ブチロラクトンメタクリレート=40mol%:40mol%:20mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(無水マレイン酸)−(2−エチル−2−アダマンタンアクリレート)−(メバロニックラクトンアクリレート))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:無水マレイン酸:2−エチル−2−アダマンタンアクリレート:メバロニックラクトンアクリレート=25mol%:25mol%:35mol%:15mol%)
○ ポリ((5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート)−(無水マレイン酸)−(メバロニックラクトンアクリレート))(但し、5−t−ブチルノルボルネン−5−カルボキシレート:無水マレイン酸:メバロニックラクトンアクリレート=40mol%:40mol%:20mol%)
【0059】
【発明の効果】
本発明に係るパターン形成方法によると、プリベークされたレジスト膜に含まれる溶媒を揮発させておいてから、レジスト膜に対して真空中でパターン露光を行なうため、パターン露光工程においてレジスト膜から発生するアウトガスの量が大きく低減して、ミラー又はマスクに付着するアウトガスの量が著しく低減するので、良好な断面形状を持つレジストパターンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a) 〜(e) は、第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図2】 (a) 〜(e) は、第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図3】レジスト膜中に残存する溶媒の割合と、レジスト膜から発生するアウトガスの比率との関係を示す特性図である。
【図4】 (a) 〜(d) は、従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板
11 レジスト膜
11a 露光部
11b 未露光部
12 第1の加熱
13 第2の加熱
14 極紫外線
15 第3の加熱
16 レジストパターン
20 半導体基板
21 レジスト膜
21a 露光部
21b 未露光部
22 第1の加熱
23 エネルギービーム
24 極紫外線
25 第2の加熱
26 レジストパターン

Claims (9)

  1. レジスト膜に対してプリベークを行なう工程(a)と、
    前記工程(a)よりも後に、前記レジスト膜に含まれる溶媒を揮発させる工程(b)と、
    前記工程(b)よりも後に、前記レジスト膜に対して真空中において露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程(c)と、
    前記工程(c)よりも後に、前記レジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程(d)とを備え
    前記工程(a)と前記工程(b)との間は、前記レジスト膜に対する熱履歴を中断することを特徴とするパターン形成方法。
  2. 前記工程(b)は、溶媒を揮発させた後に前記レジスト膜に含まれる溶媒の量を、プリベークが行なわれる前に前記レジスト膜に含まれていた溶媒の量の10%以下にする工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  3. 前記工程(b)は、プリベークされた前記レジスト膜を加熱する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  4. 前記工程(b)は、プリベークされた前記レジスト膜にエネルギービームを照射する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  5. 前記エネルギービームは、紫外線又は遠紫外線であることを特徴とする請求項4に記載のパターン形成方法。
  6. 前記レジスト膜は、化学増幅型レジスト材料よりなることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  7. 前記化学増幅型レジスト材料のベースポリマーは、フェノール系ポリマー、アクリル系ポリマー、メタクリル系ポリマー又はシクロオレフィン系ポリマーであることを特徴とする請求項6に記載のパターン形成方法。
  8. 前記露光光は、1nm帯〜30nm帯の波長を持つ極紫外線、又は電子線であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  9. 前記露光光は、13.5nm帯の波長を持つ極紫外線であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
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