JP3815648B2 - 二重筒状補強容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は二重筒状の補強容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開平 7-22968号が示すように、合成樹脂製肉薄容器体の胴部外面に複数凹部を形成しておき、それ等凹部内へ、上記胴部外面へ嵌合させた紙筒から下内方へ突設した折曲げフラップを、該折曲げフラップの復元力により、そのフラップ先端部を凹部形成壁の下方一部へ当接させることで、その紙筒が容器体胴部の外面から下方へ抜出ししないように、又容器体胴部上方に対しては、胴部外面上端に周設した下向き段部へ紙筒上端を係合させることで上方抜出ししないようにそれぞれ設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の二重筒状容器は、フラッパーを下内方へ押曲げした状態で紙筒上方から該紙筒内へ容器体胴部を嵌合させなければならないから、その折曲げフラップが紙筒内への容器体胴部嵌合の邪魔をすることとなり、よってその紙筒を胴部外面へ緊密に嵌合させることが困難となるものであった。又紙筒内への容器体嵌合に先立ってフラッパーを下内方へ折曲げておくことも面倒である欠点があった。
【0004】
本発明は上記欠点を除去してその容器の形成が容易であるよう設けると共に、該容器内への流動体充填前、又その流動体を使い終わった後は、その容器を板状に変形させて体積を減少することができるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として有底胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立し、上記胴部と肩部とは可撓性を、口頸部4は剛性を、それぞれ有する合成樹脂製の容器体1と、
上記胴部外面へ嵌合させ、かつ胴部の上面へ周壁12の上部内面を接着させた、四角筒ないし偶数多角筒で、かつ角筒が上下両端間に有する複数稜線14を、屈伸可能な折目線で形成する紙筒11とからなり、
該紙筒が上記稜線の上下両端に有する各角部15を、紙筒内方へ反転させて折込み部16とした。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記折込み部16を、各角部を形成する、複数稜線間垂直壁12a の各隅部近くへ小折目線17を形成することで、それ等角部展開形状において二等辺三角形18が形成され、かつ各稜線の上下両端部が中心線19となってそれ等二等辺三角形を左右に二等分する形状の反転部となし、
それ等反転部を紙筒内方側へ押込み反転させて、上記中心線19が凹線をなす、断面谷形状の折込み部16とした。
【0007】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記接着部5直ぐ下方の紙筒部分へ、破断線13を周設した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1は有底胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立する合成樹脂製の容器体で、その胴部と肩部とは可撓性を有する袋状で、口頸部4は剛性を有する円筒状に形成したものである。
【0009】
11は上記胴部2外面へ嵌合させ、かつ胴部2の上部外面へ、複数垂直壁12a で形成した周壁12の上部内面をメルト接着させた四角筒状の紙筒である。その接着部5の直ぐ下方にはミシン目状線ないし肉薄溝で形成した破断線13を設けることが望ましい。紙筒は厚紙ないし段ボールで形成するとよく、紙は合成紙を含むものとする。紙筒は図示の四角筒のほか、六角形、八角形等の偶数角筒でもよい。五角形筒など奇数角筒は図2のように行う後述の折畳みが出来ず、よって不適当である。紙筒が周壁部外面に等間隔に縦設する各稜線14は、屈伸可能な折目線で形成し、対向する二本の折目線を中心として図2のように折畳み可能とする。
【0010】
紙筒11が上記稜線の上下両端に有する各角部15は、図1が示すように紙筒内方へ反転させて折込み部16とする。該折込み部は、各角部を形成する、複数稜線間垂直壁12a の各隅部近くへ、小折目線17を形成し、その角部を図3のように展開した状態において二等辺三角形18が形成され、又既述稜線14の端部が中心線19となってその二等辺三角形18を左右に二等分する形状の反転部を形成する。その反転部は、中心線19の外端部を紙筒内方へ押込むことで反転し、中心線19が凹線をなす、断面谷形状の折込み部16が形成される。
【0011】
角部を図1が示すように折込み部16に形成した状態で、口頸部4を介して容器体内へ流動体を入れることができる。口頸部には別に設けたキャップを螺合等して使用することが出来る。
【0012】
容器体内収納物を使い終わった後、廃棄する際は、既述折込み部16を再度反転させて元の角部15の形状に戻した後、図2のように板状に折畳みして廃棄する。既述破断線13を設けた場合は、その破断線切断によりその破断線よりも下方紙筒部分を容器体胴部から外し、分別処理してもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明は既述構成としたから、紙筒11の各角部15を紙筒内方へ反転させない状態では容器を板状に折畳みでき、又その角部を反転させて折込み部16とすることで容器胴部を多角筒状に形成できるから、容器内へ収納物を充填する前後における折畳み状態では容器の体積を減少できる効果がある。又角部15を内方へ反転さて折込み部16とするから、稜線14を形成する折目線が屈伸可能で、従って紙筒は本来板状に変形し易いに拘らず、上記折込み部16が紙筒上下両端面の四角形等を保持するリブとして機能することとなり、その多角筒形状を保持させることが出来る。更に容器体胴部の外面へ紙筒周壁内面を接着させたから、紙筒を板状の形状から多角筒状とするだけで、可撓性を有する容器体胴部も多角筒状に変形することとなり、よって口頸部を介して流動体をその胴部内へ流入させることが容易である。
【0014】
折込み部16を請求項2のように形成することで、その折込み部の形成が容易で、又その折込み部を元の角部に戻して容器を図2のように板状に変形させることも容易である。
【0015】
請求項3のように接着部5直ぐ下方の紙筒部分へ破断線13を周設すれば、廃棄時その破断線下方の紙筒部分を容器体から外して分別することが出来る便利がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の斜視図である。
【図2】 容器を折畳み状態で示す斜視図である。
【図3】 容器要部の拡大展開図である。
【符号の説明】
1…容器体 2…胴部
3…肩部 4…口頸部
11…紙筒 14…稜線
16…折込み部 17…小折目線

Claims (3)

  1. 有底胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立し、上記胴部と肩部とは可撓性を、口頸部4は剛性を、それぞれ有する合成樹脂製の容器体1と、
    上記胴部外面へ嵌合させ、かつ胴部の上面へ周壁12の上部内面を接着させた、四角筒ないし偶数多角筒で、かつ角筒が上下両端間に有する複数稜線14を、屈伸可能な折目線で形成する紙筒11とからなり、
    該紙筒が上記稜線の上下両端に有する各角部15を、紙筒内方へ反転させて折込み部16とした
    ことを特徴とする二重筒状補強容器。
  2. 上記折込み部16を、各角部を形成する、複数稜線間垂直壁12a の各隅部近くへ小折目線17を形成することで、それ等角部展開形状において二等辺三角形18が形成され、かつ各稜線の上下両端部が中心線19となってそれ等二等辺三角形を左右に二等分する形状の反転部となし、
    それ等反転部を紙筒内方側へ押込み反転させて、上記中心線19が凹線をなす、断面谷形状の折込み部16とした
    ことを特徴とする請求項1記載の二重筒状補強容器。
  3. 上記接着部5直ぐ下方の紙筒部分へ、破断線13を周設した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の二重筒状補強容器。
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