JP3815475B2 - 耐震部材 - Google Patents
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Description
本発明は、ユニットバスの耐震部材に関するものであり、詳しくはユニットバスを支えるアジャスターボルト及び床スラブに取りつける耐震部材に関するものである。
従来、バスユニットを支える耐震部材として、図3に示すような断面階段状であって金属製の板状部材からなる耐震金具本体11に、アジャスターボルト20を挿通させるためのアジャスターボルト用挿通孔12及び床スラブ21に耐震金具本体11を固定するための固定部材13を挿通させるための固定部材用挿通孔14を備えてなるものが知られている。このような耐震金具10を床スラブ21に取りつけるには、その構造上、予めアジャスターボルト20をアジャスターボルト用挿通孔12に挿通させ、その後に固定部材22にて床スラブ21に固定しなければならず、一度ユニットバスを床スラブ21上に設置してしまった後で耐震金具10を取り付けること、すなわち、後付けすることが困難であり、また、この耐震金具10は鋼材等の金属材料からなり、アンカーボルト20や固定部材13も通常は金属材料からなるものであるため、振動が生じた場合に振動を吸収することができないという問題を有している。
また、別の従来例として、図4に示すような、床スラブ21上にアジャスタボルト20を介して浴槽の床パン15が高さ調節自在に支持され、上記アジャスタボルト20と床スラブ21との間には防振ゴム4が介挿されているものが知られている。この防振ゴム4は、床パン15からの振動を吸収する振動吸収部16と、床スラブ21に接着材17により接着される接着部18と、接着部18から振動吸収部16への接着材17の流入を堰止める堰止め部19とを備えている(特許文献1)。
このものにあっては、接着部18を備えることによりにより、防振ゴム4を床スラブ21に確実に固着でき、振動吸収部16により、防振ゴム4の防振機能を発揮して振動吸収性を向上させることができるものの、上記の従来例と同様に、一端ユニットバスを設置してしまった後には、後付けが困難であり、また、接着剤の塗布工程や硬化のための時間を要するという問題を有している。
実開平5−85944号公報
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユニットバスが床スラブに設置された後であっても、アジャスターボルトに後付けすることができるとともに、振動吸収性の良い耐震部材を提供することである。
上記した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る耐震部材は、床スラブ上からの浴槽の床パンの高さを自在に調整するアジャスターボルトと前記床スラブとに取り付ける耐震部材であって、内周縁が半円弧状を呈して相対向する一対の枠体を備え、当該各枠体の一端部同士が一体に形成されて前記内周縁で前記アジャスターボルトに挟着する円空間を形成するとともに、他端部同士が拡開可能な中空挟着部と、前記各枠体の他端部から延出されるとともに、相対向する面同士が当接されてなる一対の延出片からなり、当該延出片の相対向する面同士が当接した状態で床スラブに固定される取付部と、前記中空挟着部の内周縁に、前記他端部の拡開を妨げないように配される緩衝部材と、を備えてなることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る耐震部材は、床スラブ上からの浴槽の床パンの高さを自在に調整するアジャスターボルトと前記床スラブとに取り付ける耐震部材であって、内周縁が半円弧状を呈して相対向する一対の枠体を備え、当該各枠体の一端部同士が軸着されて前記内周縁で前記アジャスターボルトに挟着する円空間を形成するとともに、他端部同士が拡開可能な中空挟着部と、前記各枠体の他端部から延出されるとともに、相対向する面同士が当接されてなる一対の延出片からなり、当該延出片の相対向する面同士が当接した状態で床スラブに固定される取付部と、前記中空挟着部の内周縁に、前記他端部の拡開を妨げないように配される緩衝部材と、
を備えてなることを特徴とする。
を備えてなることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る耐震部材は、前記緩衝部材が、前記中空挟着部の内周円に着脱可能に配されるものであることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る耐震部材によると、アジャスターボルトに挟着する中空挟着部は内周縁が半円弧状を呈して相対向する一対の枠体を備え、この各枠体の一端部同士が一体に形成されて前記内周縁で前記アジャスターボルトに挟着する円空間を形成し、他端部同士は拡開可能に形成されているので、この各枠体の他端から延出される取付部を介して枠体の他端部を拡開すれば、拡開されたスペースを通ってアジャスターボルトを中空挟着部に設置・挟着させることができるので、ユニットバスが床スラブに設置された後であっても、耐震部材をアジャスターボルトに後付けで設置することができる。また、中空挟着部がアジャスターボルトに取り付けられた後は、枠体の復元力により延出片の相対向するする面同士が当接する状態に復帰するので取付部が容易に形成され、取付部を床スラブに取り付ける際の施工性が向上する。さらに、空挟着部の挟着面には緩衝部材が配されるので、耐震部材の振動吸収性が向上する。
本発明の請求項2に係る耐震部材によると、アジャスターボルトに挟着する中空挟着部は内周縁が半円弧状を呈して相対向する一対の枠体を備え、この各枠体の一端部同士が軸着されて前記内周縁で前記アジャスターボルトに挟着する円空間を形成し、他端部同士は拡開可能に形成されているので、この各枠体の他端から延出される取付部を介して枠体の他端部を拡開すれば、拡開されたスペースを通ってアジャスターボルトを中空挟着部に設置・挟着させることができるので、ユニットバスが床スラブに設置された後であっても、耐震部材をアジャスターボルトに後付けで設置することができる。また、枠体の一端部同士が軸着されているため、枠体の他端部が拡開する際の、アジャスターボルトが通るスペースを十分に確保することができ、中空挟着部2をアジャスターボルト2固定する際の施工性が向上する。さらに、空挟着部の挟着面には緩衝部材が配されるので、耐震部材の振動吸収性が向上する。
本発明の請求項3に係る耐震部材によると、上述した請求項1もしくは2の効果に加えて、緩衝部材が中空挟着部の内周円に着脱可能に配されるので、所望の防振性能に応じて緩衝部材を交換することが可能となり、また、アジャスターボルトの若干の外径寸法の変更に対しても、容易に対応することができる。
(実施形態1)
本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。本発明の実施形態1におけるの概略図を図1に示す。図1において、1は耐震部材本体、2は中空挟着部、2a、2bは枠体、3は取付部、3a、3bは延出片、5は緩衝部材、13は固定部材、20はアジャスターボルト、21は床スラブ、22はボルト頭部、Lは分割ラインである。
本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。本発明の実施形態1におけるの概略図を図1に示す。図1において、1は耐震部材本体、2は中空挟着部、2a、2bは枠体、3は取付部、3a、3bは延出片、5は緩衝部材、13は固定部材、20はアジャスターボルト、21は床スラブ、22はボルト頭部、Lは分割ラインである。
図1(a)は、本発明に係る耐震部材の概略を示す上面図、図1(b)は側面からみた断面図である。同図に示すように、耐震部材は、中空挟着部2及び取付部3からなる耐震部材本体1と緩衝部材5とから構成される。
この耐震部材本体1は、高強度で可撓性のある樹脂成形品からなり、互いに対向する一対の半円弧状の枠体2a、2bの一端部が一体に形成されてなる中空挟着部2と、各枠体2a、2bのそれぞれの他端部から延出される延出片3a、3bからなる取付部3とから構成される。この中空挟着部2と取付部3は一体に成形されている。内周縁が半円弧状を呈する各枠体2a、2bの一端部同士が一体に形成されることで、この内周縁でアジャスターボルト20に挟着する円空間が形成される。
各枠体2a、2bの他端部同士は、中空挟着部2がアジャスターボルト20に挟着されない状態では、中空挟着部2における円形の中空部の中心線(以下「分割ラインL」とする)上で当接している。各枠体2a、2bの他端部に対して分割ラインLに対して垂直な方向(図1(a)における矢印の方向)に引張力をかければ、各枠体2a、2bは可撓性を有するので、永久歪みの残らない一定の間隔まで拡開することができる。この一定の間隔とは、枠体2a、2bの他端部が拡開したスペースを通ってアジャスターボルト20が中空挟着部2に装着されることができる間隔を意味し、耐震部材本体1の弾性係数や形状寸法を所定の数値に調整することで達成することができる。この枠体2a、2bが拡開した場合には、各他端部が当接する方向に復元力が働き、引張力を開放すれば各枠体2a、2bの他端部は再び当接する状態に復帰する。
また、耐震部材は床スラブ21とアジャスターボルト20の床スラブ21からの根元部とに設置され、この根元部では、アジャスターボルト20はボルト頭部22が床スラブ21に固定されている。このボルト頭部をも挟着可能にするため、中空挟着部2の内周縁はボルト頭部22を挟着する径大部とアジャスターボルト20のそれ以外の部分を挟着する径小部を備えた2段構造になっている。
延出片3a、3bは、中空挟着部2がアジャスターボルト20に挟着されない状態では、互いに対向する面同士が、分割ラインL上で当接している。延出片3a、3bに対して分割ラインLに対して垂直な方向(図1(a)における矢印の方向)に引張力をかければ、枠体2a、2bは可撓性を有するので、上述の一定の間隔まで拡開することができる。すなわち、延出片3a、3bに対して、各延出片3a、3bが分離する方向に外力を加えることにより、各枠体2a、2bの他端部を容易に拡開させることができる。そのため、この拡開されたスペースを通ってアジャスターボルト20を中空挟着部2に設置して挟着させることができる。その後外力を開放すれば、上述したように、枠体2a、2bの各他端部が当接する方向に復元力が働き、各他端部及び延出片3a、3bの互いに対向する面が再び当接する。この延出片3a、3bの互いに対向する面が再び当接することで取付部3が形成され、この取付部3を固定部材13にて床スラブ21に固定する。このような構成にすることで、ユニットバスが床スラブ21に設置された後であっても、耐震部材をアジャスターボルト20に後付けで設置することができる上に、中空挟着部2がアジャスターボルト20に取り付け後は、枠体2a、2bの復元力により延出片3a、3bの相対向するする面同士が当接する状態に復帰するので取付部3が容易に形成され、取付部3を床スラブ21に取り付ける際の施工性が向上する。また、後述する緩衝部材5の設置や交換が容易になる。
中空挟着部2の内周縁、すなわち、中空挟着部2がアジャスターボルト20に挟着する際の挟着面には、リング状の防振ゴムからなる緩衝部材5が接着剤により全面に接合されている。このリング状の緩衝部材5は、帯状の防振ゴムを、その端面同士を当接させて(接着はされていない)リング状に成形したものであり、端面同士が分割ラインL上で当接するよう配されている。すなわち、枠体2a、2bが拡開する際に、弾性体5が拡開を妨げることがないように中空挟着部2の内周縁に配されている。このような緩衝部材5を設けることにより、耐震部材の振動吸収性が向上する。
この弾性部材5についても、中空挟着部2の内周縁の径大部とボルト頭部22との間に介在する径大部と、中空挟着部2の内周縁の径小部とアジャスターボルト20のボルト頭部22以外の部分との間に介在する径小部とからなる2段構造になっている。このようにすることで、アジャスターボルト20と中空挟着部2の内周縁との間に介在させる緩衝部材5の厚みを略一定にすることができるため、安定した防振性能を発揮することができる。また、2段構造としているため、挟着部の略全面に緩衝部材5を設置することができて防振性能が向上するとともに、中空挟着部2からの抜けを防止することができる。
また、中空挟着部2からの抜けを防止するため、リング状の緩衝部材5の内径は、アジャスターボルト20の挟着される部分である床スラブ21の根元部の外径よりもやや小さくし、取付部5が床スラブ21に固定された状態(拡開した状態が解消され、延出片3a、3bの対向面同士が接合した状態)では、中空挟着部2は緩衝部材5を介してアジャスターボルト20に挟着され、緩衝部材5は微小量圧縮された状態となっている。
なお、本実施形態における耐震部材本体1は樹脂成形品であったが、これに限定されるものではなく、所定の強度と可撓性を有するもの、例えば繊維を含有して更に強度を高めたFRPや金属材料からなるものも好適に用いることができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2におけるの概略図を図2に示す。本実施形態に係る発明は、当該各枠体の一端部同士が軸着されていることに特徴を有し、実施形態1で記載した構成と共通する部分については説明を省略する。
本発明の実施形態2におけるの概略図を図2に示す。本実施形態に係る発明は、当該各枠体の一端部同士が軸着されていることに特徴を有し、実施形態1で記載した構成と共通する部分については説明を省略する。
図2において、1は耐震部材本体、2は中空挟着部、2a、2bは枠体、3は取付部、3a、3bは延出片、5は緩衝部材、13は固定部材、20はアジャスターボルト、21は床スラブ、22はボルト頭部、24はシャフト、25は挿通孔、Lは分割ラインである。
図2(a)は、本発明に係る耐震部材の概略を示す上面図、図2(b)は側面からみた断面図である。同図に示すように、耐震部材は、中空挟着部2及び取付部3からなる耐震部材本体1と緩衝部材5とから構成される。
この耐震部材本体1は、金属製部材からなり、互いに対向する一対の半円弧状の枠体2a、2bの一端部同士が軸着される中空挟着部2と、各枠体2a、2bのそれぞれの他端部から延出される延出片3a、3bからなる取付部3とから構成される。この各枠体2a、2bの各一端部にはシャフト24を挿通させるために、厚さ方向に貫通孔が設けられており、その厚み方向の形状は、一方の一端部が凹型に形成され、他方の一端部が凸型に形成されている。この一端部同士が嵌合されると、各貫通孔の位置が一致して、厚み方向に貫通する挿通孔25が形成されるようになっている。形成された挿通孔25にシャフト24が挿通されて、枠体2a、2bの内周縁でアジャスターボルト20に挟着する円空間が形成されるとともに、各他端部が拡開可能となる。また、中空挟着部2の内周縁は、実施形態1の場合と同様に、ボルト頭部22を挟着する径大部とアジャスターボルトのそれ以外に部分を挟着する径小部を備えた2段構造になっている。
延出片3a、3bは、枠体2a、2bの他端部同が当接している状態では、互いに対向する面同士が、分割ラインL上で当接している。延出片3a、3bに対して分割ラインLに対して垂直な方向(図1(a)における矢印の方向)に引張力をかければ、枠体2a、2bも拡開し、アジャスターボルト20がこの拡開したスペースを通って中空挟着部2に設置される。このような構造にすることにより、ユニットバスが床スラブ21に設置された後であっても、耐震部材をアジャスターボルト20に後付けで設置することができる上に、枠体2a、2bの他端部が拡開する際の、アジャスターボルト20が通るスペースを十分に確保することができ、中空挟着部2をアジャスターボルト20に固定する際の施工性が向上する。また、実施形態1の場合と同様に、緩衝部材5の設置や交換が容易になる。
中空挟着部2の内周縁、すなわち、各枠体2a、2bがアジャスターボルト20に挟着する際の挟着面には、半円リング状の防振ゴムからなる緩衝部材5が接着剤により全面に接合されている。すなわち、枠体2a、2bが拡開する際には弾性体5が拡開を妨げることがなく、各枠体2a、2bの他端部が当接した状態では、半円リング状の緩衝部材5の端部同士も分割ラインL上で当接して、中空挟着部の内周縁全面を被覆するようになっている。
なお、本実施形態における耐震部材本体1は金属部材であったが、これに限定されるものではなく、高強度の樹脂やセラミックスからなるものも好適に用いることができる。
また、実施形態1及び2においては、緩衝部材5がゴム状弾性体からなるものであったが、これに限定されるものではなく、粘弾性樹脂や防振合金等、防振効果を発揮する公知の材料が緩衝部材5として好適に用いることができる。また、緩衝部材5はリング状(緩衝部材5の挟着面の全面に配されるもの)に限定されるものではなく、中空挟着部2の内周面に等間隔に設置されるものであってもよい。
さらに、実施形態1及び2においては緩衝部材5は中空挟着部2の挟着面に接着剤により接合される構成であったが、これに限定されるものではなく、この挟着面に着脱自在な構成にしてもよい。具体的には、この挟着面に緩衝部材設置用の凹部を、緩衝部材5には挟着面に設置するための凸部をそれぞれ設けておき、この緩衝部材5の凸部を挟着面の凹部に嵌合させるようにしてもよい。このような構成にすることで、所望の防振性能に応じて緩衝部材を交換することが可能となり、また、アジャスターボルト20の若干の外径寸法の変更に対しても、緩衝部材5の厚みを変えることにより、容易にこのような変更に対応することができる。
2 中空挟着部
2a、2b 枠体
3 取付部
3a、3b 延出片
5 緩衝部材
20 アジャスターボルト
21 床スラブ
2a、2b 枠体
3 取付部
3a、3b 延出片
5 緩衝部材
20 アジャスターボルト
21 床スラブ
Claims (3)
- 床スラブ上からの浴槽の床パンの高さを自在に調整するアジャスターボルトと前記床スラブとに取り付ける耐震部材であって、
内周縁が半円弧状を呈して相対向する一対の枠体を備え、当該各枠体の一端部同士が一体に形成されて前記内周縁で前記アジャスターボルトに挟着する円空間を形成するとともに、他端部同士が拡開可能な中空挟着部と、
前記各枠体の他端部から延出されるとともに、相対向する面同士が当接されてなる一対の延出片からなり、当該延出片の相対向する面同士が当接した状態で床スラブに固定される取付部と、
前記中空挟着部の内周縁に、前記他端部の拡開を妨げないように配される緩衝部材と、
を備えてなることを特徴とする耐震部材。 - 床スラブ上からの浴槽の床パンの高さを自在に調整するアジャスターボルトと前記床スラブとに取り付ける耐震部材であって、
内周縁が半円弧状を呈して相対向する一対の枠体を備え、当該各枠体の一端部同士が軸着されて前記内周縁で前記アジャスターボルトに挟着する円空間を形成するとともに、他端部同士が拡開可能な中空挟着部と、
前記各枠体の他端部から延出されるとともに、相対向する面同士が当接されてなる一対の延出片からなり、当該延出片の相対向する面同士が当接した状態で床スラブに固定される取付部と、
前記中空挟着部の内周縁に、前記他端部の拡開を妨げないように配される緩衝部材と、
を備えてなることを特徴とする耐震部材。 - 前記緩衝部材は、前記中空挟着部の内周円に着脱可能に配されるものであることを特徴とする請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の耐震部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003424965A JP3815475B2 (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 耐震部材 |
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JP2005180104A JP2005180104A (ja) | 2005-07-07 |
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