JP3815102B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶表示装置に係り、特に、液晶表示パネル及び回路基板を導光板としての機能を有した支持体に取り付けた構造を備えた液晶表示装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶表示装置は、少なくとも一方が透明な2枚の基板によって液晶層を挟持した構造を備えた液晶表示パネルを備えている。この液晶表示パネルを各種機器の内部に固定するために、液晶表示パネルを取り付けた支持体を用いる場合がある。この支持体としては、単に液晶表示パネルを機器内部に固定するための介在物としての機能のみを有するものの他に、透過型液晶表示パネルのバックライトを兼ねたものがある。
【0003】
また、液晶表示パネルに形成された外部端子にフレキシブル印刷基板(FPC)やテープキャリアパッケージ(TCP)などの回路基板が導電接続される場合があり、上述のように支持体に液晶表示パネルを取り付ける構造においては、上記回路基板を支持体の背面側に重なるように取付保持することがある。
【0004】
上述のような構造を備えた液晶表示装置の例としては、携帯電話などの比較的小型の電子機器に用いられるものとして、図5に示す概略構造を備えたものがある。図5は、この液晶表示装置の断面構造を示す模式的な概略断面図である。液晶表示パネル10は、ガラスなどからなる透明基板11,12を貼り合わせ、図示しない液晶層をシール材13によって封止し、透明基板11,12の外面上に偏光シートを貼着した公知の構造を備えたものである。この液晶表示パネル10の一つの側部には、透明基板12よりも外側に張り出した透明基板11の張出領域11aが設けられている。この張出領域11a上には多数の外部端子を並列させた外部端子部14が形成されている。上記の液晶表示パネル10は、板状に形成された支持体20の前面上に両面粘着テープなどによって貼着される。
【0005】
支持体20は、液晶表示パネル10に重なるように形成された板状の導光板部21と、導光板部21の図の紙面方向端部に接するように枠状に形成された枠状部22と、枠状部22の端部に形成され、各種機器の内部に取り付けるための取付孔などを備えた取付部23とを備えている。また、導光板部21の裏面上には白色樹脂板などからなる反射フィルム24が貼着されている。
【0006】
液晶表示パネル10には、可撓性樹脂シートを基材として構成された可撓性を有する回路基板15が導電接続されている。より具体的に述べれば、上記外部端子部14上に、回路基板15の一端部に形成された導電接続部15aが異方性導電層などを介して熱圧着などの方法によって導電接続されている。回路基板15は、上記導電接続部15aから支持体20の背面側へ折り返されて導光板部21に沿って重なるように変形され、導光板部21若しくはその上に貼着された反射フィルム24の表面上に、両面粘着テープ25を介して貼着されている。回路基板15は、上記導電接続部15aと、この導電接続部15aに続いて形成され、支持体20の前面側から背面側へと湾曲するように曲折される折り返し部15bと、折り返し部15bに続いて支持体20の背面側に両面粘着テープ25によって取り付けられた重ね配置部15cとを備えている。一般に、折り返し部15bは導電接続部15aから引き出された配線回路のみが形成されており、重ね配置部15cには、配線回路に接続された液晶駆動回路や導光板部21に光を照射するための発光素子を含む光源駆動回路などが構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の液晶表示装置においては、支持体20の背面側に回路基板15を両面粘着テープ25によって固定していたので、両面粘着テープ25の一面側の剥離紙の除去、支持体20の表面上への貼着、他面側の剥離紙の除去、液晶表示パネル10の貼着という手順を含む作業が必要であって、作業工数が多く、組立に手間がかかるという問題点があった。
【0008】
また、回路基板15を両面粘着テープ25により支持体20に一旦貼着してしまうと、その後工程における不良発生などによって分解しようとしても回路基板15を支持体20から取り外すことはきわめて困難であり、また、剥離しても両面粘着テープの粘着剤がパネル面や支持体表面に残存してしまう場合があり、分解修理がきわめて難しいという問題点がある。
【0009】
また、更に液晶表示装置を携帯電話等の機器本体に組み込んで搭載する際、機器本体側の回路基板から電源、データ信号及び各種制御信号の供給が必要なことから、液晶表示装置と機器本体の回路基板との電気的接続が必要であり、接続位置の制約に対して決められた位置に精度良く回路基板15の接続端子部15eを固定する必要が有る。
【0010】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、支持体に取り付けた液晶表示パネル及び回路基板を有する液晶表示装置において、回路基板の組み付け作業が容易であるとともに、分解修理も容易な装置構造を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係わる液晶表示装置は、導光機能を有して一体的に形成された支持体と、該支持体の前面側に取り付けられた液晶表示パネルと、該液晶表示パネルに形成された外部端子に導電接続された回路基板とを備え、該回路基板が前記支持体の背面側に取り付けられた液晶表示装置において、前記支持体の背面側には、前記回路基板の縁部を係止するように構成された係止構造部と、前記回路基板を前記支持体に嵌合保持するように構成された嵌合構造部の少なくともいずれか一方を備えていることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、係止構造部によって回路基板の縁部を係止するように構成されているので、回路基板を支持体の裏面側において一時的に保持することができ、また、嵌合構造部によって回路基板を嵌合保持することができるので、この係止構造部による係止と嵌合構造による嵌合の両方、またはいずれか一方によって回路基板を位置決めした状態で確実に導光機能を有する支持体に対して取り付けることができる。このとき、係止構造部により一時的に回路基板を支持体の背面側に保持し、その状態で嵌合構造部によって嵌合構造部を回路基板に嵌合させることができるので、回路基板を支持体に取り付ける作業を容易に行うことができるとともに、一旦取り付けた回路基板を取り外すことも逆の順序で容易に行うことができる。また、回路基板の支持体に対する位置精度が要求される場合でも、上記の嵌合構造部と回路基板との嵌合寸法を適宜に設定することによって高精度に位置決めすることが可能である。
【0013】
また、本発明において、前記係止構造部は前記支持体の背面から突出してから側方へ張り出し、前記回路基板の縁部を保持するように構成されたフック形状を備えていることが好ましい。本発明によれば、回路基板の縁部をフック形状の下側に潜り込ませるように係止することによって容易に回路基板を支持体の背面側に保持することができる。
【0014】
上記の液晶表示装置において、前記回路基板は前記係止構造部が挿通される係止用開口部を備え、該係止用開口部の開口縁部が前記フック形状により保持されるように構成されていることを特徴とする。
【0015】
この液晶表示装置によれば、係止用開口部に係止構造部を挿通させた上で係止構造部が係止用開口部の開口縁部に係止するようにしているので、係止構造部と係止用開口部との係止状態が外れにくくなり、確実に回路基板を支持体に対して保持することができる。ここで、係止用開口部とは、回路基板の基板面に形成された孔状の開口部だけでなく、回路基板の周縁部から切り込まれた形状のスリット状や凹部状の開口部をも含むものである。
【0016】
本発明において、前記回路基板は、前記支持体の前面側に配置された前記液晶表示パネルの前記外部端子に導電接続部されるとともに前記支持体の背面側に折り曲げられ、前記係止構造部は、前記回路基板の折り曲げ部分から前記回路基板が前記支持体の背面側に引き出された方向若しくはその逆方向に伸びる張出部を備えていることを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、係止構造部が回路基板が支持体の背面側に引き出された方向若しくはその逆方向に伸びる張出部を備えていることにより、回路基板の縁部を張出部の下に潜り込ませ、上記方向若しくはその逆方向にスライドさせることによって回路基板の縁部を係止構造部に係止させ、支持体に保持することができるので、係止作業をより容易に行うことができる。
【0018】
また、本発明において、前記係止構造部は略L字形状を備えていることが好ましい。
【0019】
本発明において、前記嵌合構造部は前記支持体の背面から突出した突起形状を備え、前記回路基板には前記嵌合構造部に嵌合する嵌合用開口部が形成されていることが望ましい。この手段によれば、嵌合構造部の突起形状が回路基板の嵌合用開口部に嵌合して、回路基板を支持体に位置決め保持することができる。ここで、嵌合用開口部とは、回路基板の基板面に形成された孔状の開口部だけではなく、回路基板の周縁部から切り込まれた形状のスリット状や凹部状の開口部をも含むものである。
【0020】
本発明において、前記嵌合構造部は、前記突起形状の基部より突出方向の所定部において、前記嵌合用開口部の口径よりも少なくとも所定方向の幅が大きく、且つ前記嵌合用開口部に嵌入可能な形状を備えた嵌合保持部を有していることを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、嵌合構造部は、突起形状の基部より突出方向の所定部において、嵌合用開口部の口径よりも少なくとも所定方向の幅が大きく、且つ嵌合用開口部に嵌入可能な形状を備えているので、嵌合状態の外れを防止することができる。
【0022】
ここで、嵌合用開口部を嵌入可能で、しかも、嵌合用開口部の口径よりも少なくとも所定方向の幅が大きいので、所定方向の幅が嵌合用開口部の口径よりも大きく、所定方向とは異なる方向の幅が嵌合用開口部の口径よりも小さく形成された嵌合保持部を備えたものが好ましい。この液晶表示装置によれば、嵌合構造部の嵌合保持部を嵌合用開口部に嵌入させる際には嵌合用開口部を一時的に変形させて嵌合保持部を通過させ、しかる後に嵌合用開口部を再び元の形状に復帰させて嵌合構造部の突起形状の基部に嵌合させることができるため、嵌合作業が容易で、基部と嵌合用開口部との遊びの少ない嵌合寸法に設定することができることにより正確な位置決めができるとともに、嵌合状態の外れを防止する上で有利である。
【0023】
本発明において、前記嵌合構造部の前記嵌合保持部は略T字形状またはきのこ形状の頭部とされていることが好ましい。
【0024】
また、本発明において、前記支持体は、少なくとも前記嵌合構造部の近傍において前記回路基板の周縁部端面を側方に露出させるように構成されていることが好ましい。この手段によれば、薄板状の先端部を備えた工具などを用いて回路基板における露出した周縁部端面を嵌合構造部の近傍において支持体から引き上げることができるので、嵌合構造部と回路基板の嵌合部分を取り外す作業が容易になる。
【0025】
次に、本発明に係わる液晶表示装置は、導光機能を有して一体的に形成された支持体と、該支持体の前面側に取り付けられた液晶表示パネルと、該液晶表示パネルに形成された外部端子に導電接続された回路基板とを備え、該回路基板が前記支持体の背面側に取り付けられた液晶表示装置において、前記回路基板の表面及び前記支持体に貼着された片面粘着シートによって、前記回路基板が前記支持体の背面側に取り付けられていることを特徴とする。
【0026】
本発明によれば、回路基板の表及び支持体に片面粘着シートを貼着することによって回路基板を支持体にきわめて簡単に取り付けることができるとともに、両面粘着テープなどとは異なり、片面粘着シートは外部に露出しているため、簡単に剥離することもできる。したがって、液晶表示装置の組立作業や取り外し作業を従来より容易に行うことができる。
【0027】
本発明において、前記片面粘着シートは装置の識別票であることが好ましい。本発明によれば、液晶表示装置を識別するための何らかの情報を記録した識別票によって回路基板を支持体に取り付けることができるので、取付のための構造や別途の取付用部品を設ける必要がなく、構造の簡略化や部品点数の削減を図ることができる。
【0028】
また、本発明において、前記回路基板はその取付状態において前記支持体の背面の一部を露出させる平面形状を備え、前記片面粘着シートは、前記一部と、前記一部に臨む前記回路基板の周縁部とに跨るように貼着されていることが好ましい。この手段によれば、回路基板の平面形状が支持体の背面の一部を露出させるように形成されているので、片面粘着シートを回路基板と支持体にさらに容易かつ確実に貼着することができる。
【0029】
また、本発明において、前記回路基板には、前記一部を露出させるための露出用開口部が設けられていることが望ましい。この露出用開口部とは、回路基板の基板面に形成された孔状の開口部の他に、回路基板の周縁部から切り込まれた形状のスリット状若しくは凹部状の開口部をも含むものである。この場合には露出用開口部を設けることによって回路基板の形状に制約が少なくなり任意の箇所に適宜に片面粘着シートを貼着するための支持体の露出部分を設けることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる液晶表示装置の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する各実施形態のうち、第1実施形態と第2実施形態は支持体の背面側に係止構造部と嵌合構造部を備えて回路基板を固定した液晶表示装置に関するものであり、第3実施形態は回路基板の表面及び支持体の背面に片面粘着シートを貼着して回路基板を固定した液晶表示装置に関するものである。
【0031】
[第1実施形態] 図1は本発明に係る液晶表示装置の第1実施形態の概略構造を示す平面図(a)及び側面図(b)である。この実施形態においては、図5に示すものと同様の液晶表示パネル30が透明な合成樹脂などからなる支持体40の前面側(図示下側)に取り付けられている。
【0032】
図5に示すものと同様の液晶表示パネル30の図示しない外部端子部にはフレキシブル印刷回路(FPC)やテープキャリアパッケージ(TCP)などからなる可撓性の回路基板35の導電接続部35aが導電接続されている。回路基板35上の配線パターンの詳細及び実装部品は構成を見易くするため省略してある。回路基板35は、導電接続部35aに繋がる折り返し部35bとして示す部分を湾曲させて支持体40の背面側へと折り返され、矩形状の重ね配置部35cが光源(図示せず)からの導光機能を有した支持体40の背面上に重なるように取り付けられている。回路基板35の重ね配置部35cの先には突出した配線引出部35dが形成され、配線引出部35dの先端には接続端子部35eが形成されている。接続端子部35eは液晶表示装置を搭載して組み込む各種機器の内部に設けられた機器本体の回路基板に設けられたコネクタなどに電気的な接続が図られる。
【0033】
回路基板35の重ね配置部35cには、回路基板35の折り返し部35bから支持体40の背面側へ折り曲げられ、引き出された方向の前端側(図示左側)に、一対の矩形状の係止用開口部である係止孔35fが形成され、また、後端側(図示右側)に一対の嵌合用開口部である円形状の嵌合孔35gが形成されている。
【0034】
支持体40には、図5に示す支持体20と同様に、導光板部41と、枠状部42と、取付部43とが形成されている。導光板部41の背面には、図1(a)に示す液晶表示パネル30の有効表示領域30Aの外側であって上記係止孔35fに対応する位置に、平面視矩形状のL型フック41aが形成されている。また、上記嵌合孔35gに対応する位置には平面視矩形状のT型突起41bが形成されている。L型フック41aは係止孔35fに挿通され、係止孔35fの開口縁部を上方(折り返し部35b側 )から押さえ込むように係止している。図2に示すように、L型フック41aは、導光板部41の背面から突出する基部41a−1と、この基部41a−1の先端からほぼ導光板部41の背面と平行に屈折して張り出した張出部41a−2とを備えたL字形状を有する。一方、突起形状の嵌合保持部が頭部とされたT型突起41bは嵌合孔35gに嵌合し、導光板部41の背面上において回路基板35を位置決めしている。図2に示すように、このT型突起41bは、導光板部41の背面から突出する基部41b−1と、この基部41b−1の先端に図示左右方向に拡大した形状の頭部41b−2とを備えたT字形状を有する。
【0035】
支持体40の枠状部42は導光板部41の裏面上に配置された回路基板35を両側部側から保護するように枠状に突出形成されている。枠状部42におけるT型突起41bの近傍部分には、導光板部41に重ねられた回路基板35の周縁端面35hの一部を側方へ露出させて臨むように、切り欠き状若しくは凹状の端面露出溝42aが形成されている。また、枠状部42に開口されたものであっても良い。
【0036】
図2は、本実施形態の支持体40の裏面上に回路基板35を取り付ける際の手順を示す概略端面図である。図2(a)に示すように、液晶表示パネル30の外部端子部34に導電接続された回路基板35は支持体40の背面側へと折り返され、図示矢印▲1▼に示すように支持体40に沿って引き延ばされる。次に、図示矢印▲2▼に示すように回路基板35を支持体40へ接近させて回路基板35の先端部側に形成された係止孔35fをL型フック41aに挿通させる。次に、回路基板35を支持体40の板面に沿って図示矢印▲3▼に示すようにスライドさせ、係止孔35fの開口縁部の図示左側部分がL型フック41aの張出部41a−2によって係止されるようにする。
【0037】
上記のようにして係止孔35fの開口縁部がL型フック41aの張出部41a−2に係止されると、回路基板35は図2(a)に示す状態で支持体40の背面上に一時的に保持される。この状態で、回路基板35における重ね配置部35cの基部寄り部分を図2(b)の矢印▲4▼に示すように支持体40に向けて押し付け、嵌合孔35gがT型突起41bの頭部41b−2をわずかに変形しながら通過し、T型突起41bの基部41b−1に嵌合することによって、回路基板35は支持体40の背面上(導光板部41の背面上に貼着された反射フィルム44上)に密着する。このとき、嵌合孔35gとT型突起41bとは相互に嵌合しているため、回路基板35は支持体40の背面上にて平面的に位置決めされる。
【0038】
この実施形態によれば、L型フック41aによって係止孔35fの開口縁部を係止することによって回路基板35が支持体40の背面側に保持され、その後、T型突起41bを嵌合孔35gに嵌合させることによって回路基板35の重ね配置部35cが導光板部41の裏面上に密着するとともに平面方向に位置決めされる。したがって、簡単な作業で回路基板35を支持体40に取り付けることができる。また、T型突起41bを嵌合孔35gから外し、さらにL型フック41aを係止孔35fから外すことによって、簡単に回路基板35を支持体40から取り外すことができる。
【0039】
ここで、図1に示すように支持体40の枠状部42には切り欠き状の端面露出溝42aが形成されているので、支持体40の背面側に取り付けられた状態の回路基板35の周縁端面35hが側方へ露出されているから、端面露出溝42aからドライバーなどの工具を回路基板35の周縁端面35hと導光板部41との間に挿入してT型突起41bと嵌合孔35gとの嵌合状態を解除することで、回路基板35を支持体40から容易に取り外し離反させることができる。
【0040】
また、本実施形態では、T型突起41bと嵌合孔35gとの嵌合によって回路基板35の平面方向の位置が正確に位置決めされるので、例えば、配線引出部35dの先端に形成された接続端子部35eの位置を正確に得ることができ、各種機器の内部に液晶表示装置を取り付け固定した場合に接続端子部35eの位置ずれによる接続不良の発生を防止できる。
【0041】
なお、本実施形態では液晶表示パネル30に対して回路基板35が直接に導電接続されている例を示したが、液晶表示パネルの外部端子に、半導体チップやチップコンデンサ等の電子部品を実装したテープキャリアパッケージ(TCP)からなる第1回路基板を導電接続し、この第1回路基板にさらにフレキシブル印刷回路基板(FPC)などからなる第2回路基板を導電接続し、この第2回路基板を支持体40の背面側に取り付けるように構成してもよい。またこの場合、第一回路基板がフレキシブル印刷回路基板(FPC)に半導体チップやチップコンデンサ等の電子部品がはんだ又は異方性導電膜などによって実装されたものであってもよいし、第2回路基板に電子部品が実装されていてもよく、また第1回路基板と第2回路基板が入れ替わって接続されたものでも構わない。
【0042】
更に、液晶表示パネル30に半導体チップがCOG(Chip On Glass)実装されているものであっても構わない。
【0043】
また、上記T型突起41bの頭部41b−2は回路基板35の先端方向(図示左右方向)の前後に向けて拡幅するように形成されているが、頭部の拡幅方向は任意である。頭部の形状は上記実施形態のように嵌合孔35gの内径よりも大きく拡幅した部分と、嵌合孔35gの内径よりも狭い部分とを備えた延長した形状を備えていることが好ましい。これは、嵌合孔35gを一時的に変形させて頭部41b−2が嵌合孔35gに通過できるように構成し、頭部を通過させた後には嵌合孔35gは元の形状に復帰して基部41b−1と遊び少なく嵌合するように構成できるからであり、また、この基部41b−1と嵌合孔35gとが嵌合した状態では頭部41b−2の拡幅形状によって嵌合状態が外れにくくなるからである。もっとも、必要な位置決め精度が得られるものであれば、T型突起41bの形状は任意であり、例えば、頭部が全方位的に拡大したきのこ形状となっていてもよい。
【0044】
[第2実施形態] 次に、図3を参照して本発明に係る第2実施形態について説明する。この実施形態においては、上記第1実施形態と同様の液晶表示パネル50を取り付けた光源(図示せず)からの光を導光する機能を有する支持体60を有する。液晶表示パネル50の外部端子部54には第1回路基板55が導電接続されている。この第1回路基板55は本実施形態の場合には図示しない液晶表示パネルの駆動用ドライバである半導体チップを搭載した可撓性基材を備えたテープキャリアパッケージ(TCP)である。この第1回路基板55は液晶表示パネル50の外部端子部54と導電接続部55aで電気的接続がなされているとともに支持体60の側部外側を曲折して支持体60の背面側へ折り返されている。第1回路基板55の先端には接続端子部55bが形成され、この接続端子部55bは第2回路基板56の接続端子部56aに導電接続されている。第2回路基板56の先端には突出する配線引出部56bが形成され、この配線引出部56bの先端に接続端子部56cが形成されている。この接続端子部56cは例えば液晶表示装置を搭載して組み込む各種機器の内に設けられた機器本体の回路基板側のコネクタなどに電気的な接続が図られる。
【0045】
支持体60は上記と同様の導光板部61と、枠状部62とを備え、また、枠状部62の一辺に沿って発光ダイオード列などの光源が実装されたプリント基板64が取付固定されている。プリント基板64は第2回路基板56内に構成された給電回路部(図示せず)や光源制御部(図示せず)に接続された配線パターン(図示せず)と、第2回路基板の端部において金属端子や半田などの導電体65によって導電接続されている。
【0046】
この実施形態においても、液晶表示パネル50の有効表示領域50Aよりも外側に配置された係止構造と嵌合構造とを有する。第2回路基板56には一対の矩形状の係止孔56dと、一対の円形状の嵌合孔56eとが形成されている。また、支持体60の導光板部61の周縁部には、第1実施形態と同様のL型フック61aとT型突起61bとが形成されている。L型フック61aは係止孔56dに挿入可能で、かつ、L型フック61aの張出部が係止孔56dの開口縁部を係止するようになっている。また、T型突起61bの頭部は嵌合孔56eをやや変形させながらも挿通可能に構成され、T型突起61bの基部は嵌合孔56eと嵌合するように構成されている。
【0047】
この実施形態では、第2回路基板56が導電体65によって支持体60に固定されたプリント基板64に半田付けなどによって取り付けられているため、第2回路基板56の取り外しは困難になるものの、上記第1実施形態とほぼ同様の効果を発揮することができる。
【0048】
この実施形態における組立工程の内容としては、まず、第1回路基板55と第2回路基板56とを導電接続して連結した状態で、支持体60の前面側に取り付けられた液晶表示パネル50との間の導電接続部55aから支持体50の背面側へと第1回路基板55及び第2回路基板56を折り返す。次に、第2回路基板56の係止孔56dを導光板部61から突出するL型フック61aに挿通した後、第2回路基板56を図示左側へややスライドさせてL型フック61aの張出部により係止孔56dの図示右側の開口縁部を係止する。さらにこの状態で、第2回路基板56の図示左側を支持体60へ押し付け、嵌合孔56eにT型突起61bを嵌合させる。このようにして第2回路基板56が支持体60に対して平面的に位置決めされるので、この後、第2回路基板56と光源部64との間を導電体65によって導電接続させる。
【0049】
この実施形態においても、支持体60と接続端子部56cとの位置ずれを低減する必要があるが、T型突起61bと嵌合孔56eとの嵌合によって第2回路基板56が正確に位置決めされるので、接続端子部56cの位置ずれを低減することができる。特に、この実施形態の場合には上記嵌合構造部が接続端子部56cの側に形成されているため、位置精度上有利である。
【0050】
[第3実施形態] 最後に、本発明に係る第3実施形態について図4を参照して説明する。この実施形態は上記第1実施形態の液晶表示パネル30と同様の液晶表示パネル70及び支持体40を備えているとともに、上記第1実施形態の回路基板35及び支持体40に対して細部を除いてほぼ同様の回路基板75及び支持体80を備えている。
【0051】
回路基板75は、第1実施形態と同様に、液晶表示パネル70に対する導電接続部75a、折り返し部75b、重ね配置部75c、配線引出部75d、接続端子部75eを備えている。また、支持体80は、第1実施形態と同様に、導光板部81、枠状部82、取付部83を備えている。
【0052】
本実施形態の回路基板75の重ね配置部75cの先端側の周縁部には凹状の切り込み形状部75fが形成されており、この切り込み形状部75fによって支持体70の一部(本実施形態では導光板部71)若しくは支持体70に貼着された反射フィルムが回路基板75に被覆されずに露出するようになっている。そして、片面粘着シート90が回路基板75の重ね配置部75cの表面と、上記切り込み形状部75fによって露出された支持体70の背面とに跨るようにして貼着される。片面粘着シート90は本実施形態の場合、本実施形態の液晶表示装置の構造や形式、ロット番号、製造番号、製造日付、製造場所、出荷先、製造工程の種類など、装置に関する何らかの情報を知らせるための識別票を構成するものであって、その表面上には識別情報91が印刷等の方法によって記録されている。
【0053】
本実施形態では、片面粘着シート90によって回路基板75が支持体80の背面側に取り付けられている。片面粘着シート90は回路基板75の表面側から貼着するだけでよいため、回路基板75の取付作業をきわめて簡単に行うことができる。また、従来のような両面粘着テープを用いた場合のように取り外し作業が困難になることもなく、回路基板75の表面に露出している片面粘着シート90を剥離させるだけで、きわめて容易に回路基板75を取り外すことが可能である。この実施形態において回路基板75の支持体80に対する取付精度が必要な場合には、回路基板75と支持体80とを平面方向に当接させて位置決めを行うことによって位置精度を確保できる。例えば、回路基板75の周縁端面と枠状部82との度当たり部を形成すればよい。
【0054】
なお、本発明の液晶表示装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、上記各実施形態ではいずれも回路基板が支持体の前面側から背面側へと折り曲げられているが、回路基板は支持体の背面側に配置されていて、液晶表示パネルに導電接続されているものであればよい。
【0055】
さらに、上記の支持体としては、いずれも液晶表示パネルの裏面全体を覆うように構成された平板形状のものとなっているが、液晶表示パネルの周縁部を固定する枠形状のものなど種々の構造や形状を備えたものを用いることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、係止構造部により一時的に回路基板を支持体の背面側に保持し、その状態で嵌合構造部によって嵌合構造部を回路基板に嵌合させることができるので、回路基板を支持体に取り付ける作業を容易に行うことができるとともに、一旦取り付けた回路基板を取り外すことも逆の順序で容易に行うことができる。また、回路基板の支持体に対する位置精度が要求される場合でも、上記の嵌合構造部と回路基板との嵌合寸法を適宜に設定することによって高精度に位置決めすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の第1実施形態の構造を示す模式的な概略平面図(a)及び模式的な概略側面図(b)である。
【図2】第1実施形態の液晶表示装置において支持体に回路基板を取り付ける場合の手順及び状況を示す概略端面図(a)及び(b)である。
【図3】本発明に係る液晶表示装置の第2実施形態の構造を示す模式的な概略平面図である。
【図4】本発明に係る液晶表示装置の第3実施形態の構造を示す模式的な概略平面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の構造を示す模式的な概略断面図である。
【符号の説明】
10,30,50,70 液晶表示パネル
15,35,75 回路基板
20,40,60,80 支持体
21,41,61,71 導光板部
22,42,62,72 枠状部
35f,56d 係止孔
35g,56e 嵌合孔
41a,61a L型フック(係止構造部)
41b,61b T型突起(嵌合構造部)
55 第1回路基板
56 第2回路基板
75f 切り込み形状部
90 片面粘着シート

Claims (7)

  1. 導光機能を有して一体的に形成された支持体と、該支持体の前面側に取り付けられた液晶表示パネルと、該液晶表示パネルに形成された外部端子に導電接続された回路基板とを備え、該回路基板が前記支持体の背面側に取り付けられた液晶表示装置において、
    前記支持体の背面側には、前記回路基板の縁部を係止するように構成された係止構造部と、前記回路基板を前記支持体に嵌合保持するように構成された嵌合構造部とを備え、
    前記回路基板は、前記支持体の前面側に配置された前記液晶表示パネルの前記外部端子との導電接続部側から折り返し部を経て前記支持体の背面側に折り曲げられ、前記回路基板が前記支持体の背面側に引き出された方向の前端側に係止用開口部を備えるとともに、後端側に嵌合用開口部を備え、
    前記回路基板の前記前端側において前記支持体の前記係止構造部が前記回路基板の前記係止用開口部に挿通されるとともに、前記回路基板の前記後端側において前記支持体の前記嵌合構造部が前記回路基板の前記嵌合用開口部に嵌合されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1において、前記係止構造部は前記支持体の背面から突出してから側方へ張り出し、前記回路基板の縁部を保持するように構成されたフック形状を備え、前記係止用開口部の開口縁部が前記フック形状により保持されるように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記係止構造部は、前記回路基板の折り曲げ部分から前記回路基板が前記支持体の背面側に引き出された方向若しくはその逆方向に伸びる張出部を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか1項において、前記係止構造部は略L字形状を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項において、前記嵌合構造部は、前記支持体の背面から突出した突起形状を備え、前記突起形状の基部より突出方向の所定部において、前記嵌合用開口部の口径よりも少なくとも所定方向の幅が大きく、且つ前記嵌合用開口部に嵌入可能な形状を備えた嵌合保持部を有していることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項において、前記嵌合構造部の前記嵌合保持部は略T字形状またはきのこ形状の頭部とされていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1項において、前記支持体は、前記回路基板を両側部側から保護するように枠状に突出形成された枠状部を備え、前記枠状部に端面露出溝が形成されたことによって、少なくとも前記嵌合構造部の近傍において前記回路基板の周縁部端面を側方に露出させるように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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