JP2005049450A - 液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示装置を狭額縁化することができる液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造を提供する。
【解決手段】液晶表示パネル2の視認側に貼付されている偏光板7が、液晶表示パネル2のガラス基板4の外形よりも大きく形成し、ガラス基板5より張り出した偏光板7の張出部7aをフレーム8の上端に接着して、液晶表示パネル2とバックライトユニット3とを固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】液晶表示パネル2の視認側に貼付されている偏光板7が、液晶表示パネル2のガラス基板4の外形よりも大きく形成し、ガラス基板5より張り出した偏光板7の張出部7aをフレーム8の上端に接着して、液晶表示パネル2とバックライトユニット3とを固定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造に係り、特に、液晶表示装置の狭額縁化に適する液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液晶表示パネルをバックライトユニット内に組込んでなる液晶表示装置は、表示機器の小型化、例えば、移動体通信機等に使用される際、液晶表示装置自体がその表示領域の外周に位置する非表示領域の幅を狭くして狭額縁化されてきた。
【0003】
このような液晶表示装置において、液晶表示パネルをバックライトユニット内に固定するには、液晶表示パネルの表示面とは反対側の裏面側をバックライトユニットに対向させ、前記液晶表示パネルの裏面の非表示領域に両面テープを貼付して前記バックライトユニットと接着して固定していた。
【0004】
すなわち、前記液晶表示パネルは、例えばそれぞれガラスあるいはプラスチックなどからなる第1の基板と第2の基板を有しており、これら両基板の間に液晶が封入され、各基板の表面にそれぞれ偏光板が貼付されている。また、前記第2の基板には、前記第1の基板よりも平面視側方に突出した突出部が形成されており、この突出部にITOからなる透明電極が露出するように形成されるとともに、この透明電極に液晶表示パネルを駆動させるドライバICが搭載される。
【0005】
前記突出部には、ドライバICの他に、外部からの信号および電力をドライバICに供給するためのFPC(Flexible Print Circuit)が搭載されている。このうちドライバICは異方性導電膜などのドライバIC接続用接着剤により、また、FPCは異方性導電膜のFPC接続用ACF樹脂により熱加圧接着することにより電気的および物理的に液晶表示パネルに接続されている。
【0006】
前記バックライトユニットは、複数のLEDチップからなる光源と、前記光源から発せられた光を前記液晶表示パネルへと導く導光板と、前記液晶表示パネルの位置決めおよび導光板の固定のためのフレームとを有している。
【0007】
前記液晶表示パネルが装着される前記導光板の表面の額縁には、前記液晶表示パネルを接着固定するための両面テープが枠状に貼り付けられており、前記導光板の反対側の面には、反射シートが貼り付けられている。両面テープは前記液晶表示パネルの非表示領域に対応する位置に貼り付けられている。この両面テープは、ドライバICが光による誤動作を起こさないように、遮光性のある素材、例えば黒色PET基材の両側に両面テープを貼り付けたものが選択されている。
【0008】
そして、前記液晶表示パネルと前記バックライトユニットは、両面テープによって接着されている。すなわち、両面テープは、前記偏光板と導光板とを液晶表示パネルの外周で接着して固定している。
【0009】
【特許文献1】
特開2003−121815号公報 (第3−4頁、第1−3図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述しような液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造においては、前述した液晶表示装置の狭額縁化により液晶表示パネルの非表示領域が減少するとともに、すなわち、バックライトユニットの発光エリアの拡大によって両面テープを貼付する面積が減少してきており、液晶表示パネルとバックライトユニットの固定が不安定なものになっていた。また、液晶表示装置の表示面、すなわち、液晶表示パネルの偏光板に衝撃が加わった場合、前記偏光板に作用する衝撃が直接液晶表示パネルの基板に影響して、前記ガラス基板が割れるおそれがあった。
【0011】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、液晶表示装置の狭額縁化に対応することができ、さらに、液晶表示パネルが割れるおそれを未然に防止することのできる液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため本発明に係る液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造の特徴は、液晶表示パネルの視認側に貼付されている偏光板が、液晶表示パネルのガラス基板の外形よりも大きく形成されており、ガラス基板より張り出した偏光板の張出部がバックライトユニットのフレームの上端に接着され、液晶表示パネルがバックライトユニットに固定されている点にある。
【0013】
このような構成を採用したことにより、バックライトユニットの非発光エリアに両面テープを貼付することなく液晶表示パネルとバックライトユニットを固定することができ、液晶表示装置の狭額縁化に対応することができる。さらに、液晶表示装置の表示面、すなわち、液晶表示パネルの偏光板に衝撃が加わった場合、前記偏光板に掛かる衝撃を前記バックライトユニットのフレームにより受けることができるため、液晶表示パネルに作用する衝撃を減少することができ、液晶表示パネルが割れることを未然に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明に係る液晶表示パネルとバックライトの固定構造の実施形態について説明する。
【0015】
図1は本発明に係る液晶表示パネルとバックライトの固定構造の実施形態を示す概略斜視図、図2は図1の液晶表示パネルを下方から見た概略斜視図である。
【0016】
本実施形態における液晶表示装置1は、図1に示すように、液晶表示パネル2とバックライトユニット3とを有している。
【0017】
前記液晶表示パネル2は、図1および図2に示すように、それぞれガラスあるいはプラスチックなどからなる第1の基板4と第2の基板5との間に液晶(図示せず)が封入されており、前記第2の基板5には、前記第1の基板4よりも突出した突出部5aが形成され、ドライバIC(図示せず)が搭載され、フレキシブル配線基板(図示せず)が接続される。また、前記第1の基板4と前記第2の基板5の表面には、それぞれ偏光板6、7が貼付けられている。
【0018】
前記偏光板7は、平面視において前記第1の基板4よりも外形が大きく形成されており、前記第1の基板4と貼り合わされた前記第2の基板5の突出部5a側を除く3辺が、前記第2の基板5から張り出して貼付されている。
【0019】
前記バックライトユニット3は、上方が開放された箱状のフレーム8を有しており、前記フレーム8の一側壁には、フレキシブル配線基板を引出す開口8aが形成されている。
【0020】
前記フレーム8内には、前記液晶表示パネル2の表示面と対向する導光板(図示せず)と、前記導光板の側方に平行に光源(図示せず)が配設されている。また、前記導光板の下面には、前記光源から発せられる光を前記導光板を介して前記液晶表示パネル2の表示面へ反射する反射シート(図示せず)が配設されており、さらに、前記光源の周りには、前記光源から発せられる光を前記導光板側へ集光するように、前記光源を覆う略円筒形状の反射筒(図示せず)が配設されており、この反射筒の前記導光板側には開口が形成されている。
【0021】
また、前記導光板の前記液晶表示パネル2と対向する面には、前記光源から前記導光板へ発せられた光を拡散および増幅するための拡散シート(図示せず)とレンズシート(図示せず)とが配設されている。
【0022】
なお、前記フレーム8の各側壁の高さは、前記導光板、前記拡散シート、前記レンズシート、間に液晶を封入された前記第1の基板4と前記第2基板5、そして、前記偏光板6を収納することができ、好ましくは、前記拡散シートと前記偏光板6との間に隙間ができる寸法に形成されている。
【0023】
つぎに、このような構成からなる液晶表示パネル2とバックライトユニット3の固定構造を具体的に説明する。
【0024】
前記液晶表示パネル2の前記第2の基板5の突出部5aを前記バックライトユニット3の開口8a側に位置合わせし、前記偏光板7の前記第2の基板5から張り出した張出部7aあるいは前記フレーム8の前記偏光板7の張出部7aに対応する側壁の上端に接着剤(図示せず)を塗布し、前記液晶表示パネル2を前記バックライトユニット3に対して圧接して固着させる。このようにして、液晶表示パネル1が完成される。
【0025】
このような構成により、従来のように前記液晶表示パネル2と前記バックライトユニット3とを固定するために両面テープを用いる必要がないため、両面テープを貼付するための領域を必要とせず、液晶表示装置1を狭額縁化することが可能となる。また、前記液晶表示パネル2を、前記偏光板7の張出部7aを前記バックライトユニット3のフレーム6に直接固定することにより、前記液晶表示パネル2の表示面、すなわち、前記偏光板7に衝撃が加わった場合、前記偏光板7ないし前記液晶表示パネル2のみで衝撃を受けるのではなく、前記フレーム6によっても衝撃を受けることができるので、衝撃が分散され、液晶表示パネル2が割れることを未然に防止することができる。さらに、前記拡散シートと前記偏光板6の間に隙間を設けることにより、バックライトユニット3の光源から発せられる熱が直接液晶表示パネル2に伝わることを防止することができ、熱による液晶表示パネル2の表示不良を防止することができる。
【0026】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0027】
例えば、液晶表示パネルの第1の基板が視認側である場合には、第1の基板に貼付される偏光板を第1の基板よりも大きく形成して張出部とし、バックライトユニットのフレームに接着して固定してもよい。
【0028】
また、偏光板の2辺を基板よりも大きく形成して張出部としてもよいし、偏光板の4辺を基板よりも大きく形成して張出部としてもよい。
【0029】
さらにまた、偏光板の張出部とバックライトユニットのフレームの上端との接着は、偏光板の粘着剤を用いてもよく、細幅の両面テープを用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、液晶表示パネルとバックライトユニットを固定するための両面テープを貼付する領域を必要とせず、液晶表示装置を狭額縁化することができる。さらに、液晶表示装置の表示面に加わった衝撃をバックライトユニットのフレームにより受けることができるため、液晶表示パネルに作用する衝撃を分散することができ、液晶表示パネルが割れることを未然に防止することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示パネルとバックライトの固定構造の実施形態を示す概略斜視図
【図2】図1の液晶表示パネルを下方から見た概略斜視図
【符号の説明】
1 液晶表示装置
2 液晶表示パネル
3 バックライトユニット
4 第1の基板
5 第2の基板
6 偏光板
7 偏光板
8 フレーム
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造に係り、特に、液晶表示装置の狭額縁化に適する液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液晶表示パネルをバックライトユニット内に組込んでなる液晶表示装置は、表示機器の小型化、例えば、移動体通信機等に使用される際、液晶表示装置自体がその表示領域の外周に位置する非表示領域の幅を狭くして狭額縁化されてきた。
【0003】
このような液晶表示装置において、液晶表示パネルをバックライトユニット内に固定するには、液晶表示パネルの表示面とは反対側の裏面側をバックライトユニットに対向させ、前記液晶表示パネルの裏面の非表示領域に両面テープを貼付して前記バックライトユニットと接着して固定していた。
【0004】
すなわち、前記液晶表示パネルは、例えばそれぞれガラスあるいはプラスチックなどからなる第1の基板と第2の基板を有しており、これら両基板の間に液晶が封入され、各基板の表面にそれぞれ偏光板が貼付されている。また、前記第2の基板には、前記第1の基板よりも平面視側方に突出した突出部が形成されており、この突出部にITOからなる透明電極が露出するように形成されるとともに、この透明電極に液晶表示パネルを駆動させるドライバICが搭載される。
【0005】
前記突出部には、ドライバICの他に、外部からの信号および電力をドライバICに供給するためのFPC(Flexible Print Circuit)が搭載されている。このうちドライバICは異方性導電膜などのドライバIC接続用接着剤により、また、FPCは異方性導電膜のFPC接続用ACF樹脂により熱加圧接着することにより電気的および物理的に液晶表示パネルに接続されている。
【0006】
前記バックライトユニットは、複数のLEDチップからなる光源と、前記光源から発せられた光を前記液晶表示パネルへと導く導光板と、前記液晶表示パネルの位置決めおよび導光板の固定のためのフレームとを有している。
【0007】
前記液晶表示パネルが装着される前記導光板の表面の額縁には、前記液晶表示パネルを接着固定するための両面テープが枠状に貼り付けられており、前記導光板の反対側の面には、反射シートが貼り付けられている。両面テープは前記液晶表示パネルの非表示領域に対応する位置に貼り付けられている。この両面テープは、ドライバICが光による誤動作を起こさないように、遮光性のある素材、例えば黒色PET基材の両側に両面テープを貼り付けたものが選択されている。
【0008】
そして、前記液晶表示パネルと前記バックライトユニットは、両面テープによって接着されている。すなわち、両面テープは、前記偏光板と導光板とを液晶表示パネルの外周で接着して固定している。
【0009】
【特許文献1】
特開2003−121815号公報 (第3−4頁、第1−3図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述しような液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造においては、前述した液晶表示装置の狭額縁化により液晶表示パネルの非表示領域が減少するとともに、すなわち、バックライトユニットの発光エリアの拡大によって両面テープを貼付する面積が減少してきており、液晶表示パネルとバックライトユニットの固定が不安定なものになっていた。また、液晶表示装置の表示面、すなわち、液晶表示パネルの偏光板に衝撃が加わった場合、前記偏光板に作用する衝撃が直接液晶表示パネルの基板に影響して、前記ガラス基板が割れるおそれがあった。
【0011】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、液晶表示装置の狭額縁化に対応することができ、さらに、液晶表示パネルが割れるおそれを未然に防止することのできる液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため本発明に係る液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造の特徴は、液晶表示パネルの視認側に貼付されている偏光板が、液晶表示パネルのガラス基板の外形よりも大きく形成されており、ガラス基板より張り出した偏光板の張出部がバックライトユニットのフレームの上端に接着され、液晶表示パネルがバックライトユニットに固定されている点にある。
【0013】
このような構成を採用したことにより、バックライトユニットの非発光エリアに両面テープを貼付することなく液晶表示パネルとバックライトユニットを固定することができ、液晶表示装置の狭額縁化に対応することができる。さらに、液晶表示装置の表示面、すなわち、液晶表示パネルの偏光板に衝撃が加わった場合、前記偏光板に掛かる衝撃を前記バックライトユニットのフレームにより受けることができるため、液晶表示パネルに作用する衝撃を減少することができ、液晶表示パネルが割れることを未然に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明に係る液晶表示パネルとバックライトの固定構造の実施形態について説明する。
【0015】
図1は本発明に係る液晶表示パネルとバックライトの固定構造の実施形態を示す概略斜視図、図2は図1の液晶表示パネルを下方から見た概略斜視図である。
【0016】
本実施形態における液晶表示装置1は、図1に示すように、液晶表示パネル2とバックライトユニット3とを有している。
【0017】
前記液晶表示パネル2は、図1および図2に示すように、それぞれガラスあるいはプラスチックなどからなる第1の基板4と第2の基板5との間に液晶(図示せず)が封入されており、前記第2の基板5には、前記第1の基板4よりも突出した突出部5aが形成され、ドライバIC(図示せず)が搭載され、フレキシブル配線基板(図示せず)が接続される。また、前記第1の基板4と前記第2の基板5の表面には、それぞれ偏光板6、7が貼付けられている。
【0018】
前記偏光板7は、平面視において前記第1の基板4よりも外形が大きく形成されており、前記第1の基板4と貼り合わされた前記第2の基板5の突出部5a側を除く3辺が、前記第2の基板5から張り出して貼付されている。
【0019】
前記バックライトユニット3は、上方が開放された箱状のフレーム8を有しており、前記フレーム8の一側壁には、フレキシブル配線基板を引出す開口8aが形成されている。
【0020】
前記フレーム8内には、前記液晶表示パネル2の表示面と対向する導光板(図示せず)と、前記導光板の側方に平行に光源(図示せず)が配設されている。また、前記導光板の下面には、前記光源から発せられる光を前記導光板を介して前記液晶表示パネル2の表示面へ反射する反射シート(図示せず)が配設されており、さらに、前記光源の周りには、前記光源から発せられる光を前記導光板側へ集光するように、前記光源を覆う略円筒形状の反射筒(図示せず)が配設されており、この反射筒の前記導光板側には開口が形成されている。
【0021】
また、前記導光板の前記液晶表示パネル2と対向する面には、前記光源から前記導光板へ発せられた光を拡散および増幅するための拡散シート(図示せず)とレンズシート(図示せず)とが配設されている。
【0022】
なお、前記フレーム8の各側壁の高さは、前記導光板、前記拡散シート、前記レンズシート、間に液晶を封入された前記第1の基板4と前記第2基板5、そして、前記偏光板6を収納することができ、好ましくは、前記拡散シートと前記偏光板6との間に隙間ができる寸法に形成されている。
【0023】
つぎに、このような構成からなる液晶表示パネル2とバックライトユニット3の固定構造を具体的に説明する。
【0024】
前記液晶表示パネル2の前記第2の基板5の突出部5aを前記バックライトユニット3の開口8a側に位置合わせし、前記偏光板7の前記第2の基板5から張り出した張出部7aあるいは前記フレーム8の前記偏光板7の張出部7aに対応する側壁の上端に接着剤(図示せず)を塗布し、前記液晶表示パネル2を前記バックライトユニット3に対して圧接して固着させる。このようにして、液晶表示パネル1が完成される。
【0025】
このような構成により、従来のように前記液晶表示パネル2と前記バックライトユニット3とを固定するために両面テープを用いる必要がないため、両面テープを貼付するための領域を必要とせず、液晶表示装置1を狭額縁化することが可能となる。また、前記液晶表示パネル2を、前記偏光板7の張出部7aを前記バックライトユニット3のフレーム6に直接固定することにより、前記液晶表示パネル2の表示面、すなわち、前記偏光板7に衝撃が加わった場合、前記偏光板7ないし前記液晶表示パネル2のみで衝撃を受けるのではなく、前記フレーム6によっても衝撃を受けることができるので、衝撃が分散され、液晶表示パネル2が割れることを未然に防止することができる。さらに、前記拡散シートと前記偏光板6の間に隙間を設けることにより、バックライトユニット3の光源から発せられる熱が直接液晶表示パネル2に伝わることを防止することができ、熱による液晶表示パネル2の表示不良を防止することができる。
【0026】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0027】
例えば、液晶表示パネルの第1の基板が視認側である場合には、第1の基板に貼付される偏光板を第1の基板よりも大きく形成して張出部とし、バックライトユニットのフレームに接着して固定してもよい。
【0028】
また、偏光板の2辺を基板よりも大きく形成して張出部としてもよいし、偏光板の4辺を基板よりも大きく形成して張出部としてもよい。
【0029】
さらにまた、偏光板の張出部とバックライトユニットのフレームの上端との接着は、偏光板の粘着剤を用いてもよく、細幅の両面テープを用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、液晶表示パネルとバックライトユニットを固定するための両面テープを貼付する領域を必要とせず、液晶表示装置を狭額縁化することができる。さらに、液晶表示装置の表示面に加わった衝撃をバックライトユニットのフレームにより受けることができるため、液晶表示パネルに作用する衝撃を分散することができ、液晶表示パネルが割れることを未然に防止することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示パネルとバックライトの固定構造の実施形態を示す概略斜視図
【図2】図1の液晶表示パネルを下方から見た概略斜視図
【符号の説明】
1 液晶表示装置
2 液晶表示パネル
3 バックライトユニット
4 第1の基板
5 第2の基板
6 偏光板
7 偏光板
8 フレーム
Claims (1)
- フレームと該フレーム内に収納される光源および導光板とを備えたバックライトユニットに液晶表示パネルが接着して固定されている液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造において、
前記液晶表示パネルの視認側に貼付されている偏光板が、前記液晶表示パネルのガラス基板の外形よりも大きく形成されており、前記ガラス基板より張り出した前記偏光板の張出部が前記フレームの上端に接着され、前記液晶表示パネルと前記バックライトユニットとが固定されていることを特徴とする液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203838A JP2005049450A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203838A JP2005049450A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005049450A true JP2005049450A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34263053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003203838A Pending JP2005049450A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 液晶表示パネルとバックライトユニットの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005049450A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8134675B2 (en) | 2005-05-24 | 2012-03-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
EP2639632A1 (en) * | 2012-03-13 | 2013-09-18 | Sony Corporation | Display apparatus |
EP2570844A3 (en) * | 2011-09-19 | 2015-03-25 | LG Electronics | Display apparatus |
US9235073B2 (en) | 2012-02-08 | 2016-01-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device and television reception apparatus |
-
2003
- 2003-07-30 JP JP2003203838A patent/JP2005049450A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2570844A3 (en) * | 2011-09-19 | 2015-03-25 | LG Electronics | Display apparatus |
US9063370B2 (en) | 2011-09-19 | 2015-06-23 | Lg Electronics Inc. | Display apparatus |
USRE46796E1 (en) | 2011-09-19 | 2018-04-17 | Lg Electronics Inc. | Display apparatus |
US9235073B2 (en) | 2012-02-08 | 2016-01-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device and television reception apparatus |
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US9491874B2 (en) | 2012-03-13 | 2016-11-08 | Sony Corporation | Display apparatus |
EP3312664A3 (en) * | 2012-03-13 | 2018-08-01 | Saturn Licensing LLC | Film which holds a display device together |
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