JP3814904B2 - 位置検出装置及び遠隔操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源から投射された光を受光してこの光源の位置を検出する位置検出装置及び光源とオン/オフスイッチを備える送信ユニットから受信ユニットを遠隔操作する遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、ビデオディスクプレーヤ、CD(コンパクトディスク)プレーヤ、オーディオテープレコーダ等の機器に対して、これらの機器から離れた位置にてコードレスで遠隔操作するいわゆるリモコンが提供されている。
【0003】
上記リモコンは、ユーザが入力操作を行うボタンを配設する入力操作部と、この入力操作された情報を例えば赤外線のような光を媒体として変調して照射する光投射部を有する送信ユニットと、この送信ユニットから投射された光を受光して復調し、対応する操作を実行する受信ユニットの対からなる。これら送信ユニットと受信ユニットとは、電気的に分離され、通常は空間的に隔たった位置にて用いられる。
【0004】
上記送信ユニット10の模式図を図30に示す。この送信ユニット10は、やや平坦な直方体の形状の筐体を有する。この筐体は、片手にて握ることができる程度の大きさで、1つの主面に入力操作部11として複数の押しボタンが配設されている。また、この送信ユニット10の長手方向の一方に光を投射するように、上記筐体の長手方向に向かう面の一つに光投射部13が設けられている。
【0005】
上記受信ユニットの模式図を図31に示す。この受信ユニット20は、テレビジョン受像機に備えられたもので、表示部27の下側中央に配設された光検知部72によって、上記送信ユニット10から投射された光を受光して復調し、上記送信ユニット10の入力操作部11にて選択がなされた機能を実行する。例えば、テレビジョン受像機のチャンネルを変更したり、音量を増加/減少させる。
【0006】
一方、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等においては、CRT、液晶パネル等の表示画面において位置を指定し、機能の選択等の操作を行うポインティングデバイスが提供されている。
【0007】
上記ポインティングデバイスとして、マウスが提供されている。上記マウスは、掌に収まる程度の大きさの筐体を有し、机等の平坦な盤面上で自在に移動させ、このマウスの位置に対応して上記表示画面上カーソル等にて指定位置を表示する。上記マウスは、筐体に1〜3個程度の押しボタンを有し、上記指定位置での機能の選択等の入力操作をなされる。
【0008】
また、上記ポインティングデバイスとしては、テレビゲーム機器に見られるように、筐体に上/下/左/右ボタンと押しボタンを備えるユニットからなるものがある。上記デバイスは、上記指定位置の移動は上記上/下/左/右を押圧することにより行い、上記指定位置の移動の距離は上記上/下/左/右ボタンを押圧する時間の長さにより調節する。上記指定位置における選択は、押しボタンにより行う。
【0009】
さらに、上記ポインティングデバイスとしては、ジョイスティックが提供されている。このジョイスティックは一本のレバーをジンバル機構により支持したものであり、レバーが倒れた方向と倒れた角度に応じて、上記表示画面におけるカーソル等によって表示される指定位置を移動する。また、上記ジョイスティックが選択ボタンを備えるばあいには、この選択ボタンにて上記指定位置における機能等の選択を行うことができる。
【0010】
ここで、特開昭61−276014号公報には、図32に示すように、上記レバー101に備えられた光源102を有する光源部と、この光源部から投射された光をレンズ103にて集光して2次元受光素子104にて検出する受光部とを有するジョイスティック100が提案されている。
【0011】
上記ジョイスティック100は、略々立方体の形状の内部の中空な筐体に一体として構成される。上記レバー101のユーザが操作する部分の反対側の端部に備えられる光源102から投射された光を、上記レンズ103にて上記2次元受光素子104に集光し、この2次元受光素子104はこの集光された位置から、上記レバー101の操作を検出する。そして、上記ジョイスティック100は、上記レバー101の倒れた方向と角度に応じて上記表示画面にカーソル等によって表示される指定位置を移動させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、ビデオディスクプレーヤ、CDプレーヤ、オーディオテープレコーダ等のいわゆるAV(オーディオビジュアル)機器、また、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等は一般のユーザによって広く利用されている。
【0013】
しかし、このような機器は、多彩な機能を有するので、専門的な知識を有さない一般のユーザが操作を行うのは面倒な場合がある。また、入力操作部の操作性に限界があるために、上記機器の機能を十分に発揮することができない場合があった。
【0014】
例えば、上記機器の入力操作部として用いられるいわゆるリモコンにおいては、送信ユニット10の入力操作部11によって、受信ユニット20の例えばテレビジョン受像機の機能を十分に操作できるようにすると、必然的に選択ボタンの数が増加することになる。しかし、このような多くの選択ボタンを備える送信ユニット10の操作は、煩雑で面倒である。
【0015】
また、上述のマウスは、操作するためには平坦な盤面と、接続のためのコードを必要とするので、これらを必要としない上記リモコンに比較すると使い勝手が悪い。接続のためのコードを要さないいわゆる光学的マウスも提供されているが、上記光学的マウスは、専用のマウスパッドが必要となる点で上記リモコンに劣る。
【0016】
また、上述の筐体に上/下/左/右ボタンと選択ボタンを備えるユニットは、上記上/下/左/右の4個ものボタンを操作するとともに、さらに選択ボタンを操作する必要があるので、操作性がよいとはいい難い。
【0017】
また、上述のジョイスティックは、このジョイスティックの備えるレバーの倒れた方向と角度に応じて応答する。表示部分における指定位置の移動を、上記レバーの角度の変換して入力するので、操作は必ずしも自然であるともいえず、ある程度の習熟を要する。
【0018】
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされるもので、光源から投射される光を検出して、上記光源の位置を検出する位置検出装置を提供することを目的とする。また、上記位置検出装置を用いて、上記機器を容易に操作することができるような遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、この発明に係る位置検出装置は、所定範囲を移動する光源から投射された光を集光するレンズを少なくとも2つ有する集光手段と、上記集光手段で集光された光を受光する1次元受光素子を略同一平面内に各レンズに対してそれぞれ少なくとも1個配設して成る受光手段と、各1次元受光素子で受光された光の強度分布に基づいて上記光源の3次元的な位置を検出する位置検出処理手段とを有し、上記受光手段は、少なくとも1つのレンズに対して、上記1次元受光素子を十文字状の形状に配設し、その一方を中央で2分して他方の受光素子の中央部に直交して対峙して成り、上記位置検出処理手段は、上記十文字状の形状に配設された上記他方の受光素子を用いて上記同一平面内とは異なる方向を検出することを特徴とするものである。
【0025】
また、この発明に係る位置検出装置は、上記1次元受光素子は、CCD撮像素子、BBD撮像素子、またはMOS撮像素子いずれか1つを用いることとなされたものである。
【0026】
上記位置検出装置は、CCD撮像素子、BBD撮像素子、またはMOS撮像素子のいずれか1つを上記受光手段の1次元受光素子として用いる。
【0027】
上述の問題点を解決するために、この発明に係る遠隔操作装置は、光を投射する光源と、この光源を点滅するオン/オフスイッチとを有し、所定範囲を移動する送信部と、上記送信部から投射された光を集光するレンズを少なくとも2つ有する集光部と、上記集光部で集光された光を受光する1次元受光素子を略同一平面内に各レンズに対してそれぞれ少なくとも1個配設して成る受光部と、各1次元受光素子で受光された光の強度分布に基づいて上記送信部の3次元的な位置を検出する位置検出処理部と、上記位置検出処理部で検出された上記送信部の位置を表示画面に表示する表示部とを備え、上記受光部は、少なくとも1つのレンズに対して、上記1次元受光素子を十文字状の形状に配設し、その一方を中央で2分して他方の受光素子の中央部に直交して対峙して成り、上記位置検出処理部は、上記十文字状の形状に配設された上記他方の受光素子を用いて上記同一平面内とは異なる方向を検出する特徴とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明に係る位置検出装置及び遠隔操作手段の実施の形態の一例について、詳細に説明する。
【0032】
本発明に係る遠隔操作装置の形態の一例は、図1に示すように、送信ユニット10と受信ユニット20と、表示部27とからなる。上記送信ユニット10と、受信ユニット20との間には、電気的な結合はなく、また、空間的に隔たっている。
【0033】
上記遠隔制御装置1の送信ユニット10は、入力操作部11と、光源部12と、第1の光学部13とから構成される。上記入力操作部11は、入力のために押しボタンを備え、上記入力の操作に応じて上記光源部12を制御する。例えば、上記押しボタンが押圧された場合には、上記光源部12を発光させる等の制御を行う。上記第1の光源部12は、発光ダイオード等を用い、上記入力操作部の制御によって点灯、消灯を制御され、その発した光は上記第1の光学部13に導かれる。上記第1の光学部13は、上記発光部12の発した光を受け、これを光束とする。
【0034】
上記受信ユニット20は、第2の光学部21と、センサ部22と、制御部26ととから構成される。上記第2の光学部21は、上記送信部10から発せられた光束を受け、上記センサ部22の各センサに集光させる。上記センサ部22は、2次元的な位置検出を行う場合には、x方向リニアセンサ23と、y方向リニアセンサ24との少なくとも2個のセンサから、3次元的な位置検出を行う場合にはz方向センサ25を加えた少なくとも3個のセンサから構成される。これら各リニアセンサは、各方向についての光束の強度の分布を検出し、その結果を上記制御部26に与える。上記制御部26は、検出部28を備え、上記各リニアセンサからの信号をこの検出部28で解析して上記発光部10の位置を検出する。そして、検出した上記送信ユニット10の位置を上記表示部27に与え、また、必要な場合にはデータを外部に出力する。
【0035】
上記表示部27は、表示画面を有し、上記受信部から与えられる情報を上記表示画面に表示する。
【0036】
上記送信ユニット10は、図2に示すように、上記第1の光学部3から発せられる光束の光軸を長手方向とする略々直方体の形状の筐体を有する。この筐体の大きさは、手に握って操作できる程度の大きさである。そして、この送信ユニット10の筐体を手で握った際に指で容易に操作ができるように、上記筐体の長手方向の中央よりやや前方に、入力操作部11として押しボタン2を備えている。この送信ユニット10は、外部から電源を供給されなくても動作するように、乾電池等の電源を備えるのが通常である。
【0037】
上記送信ユニット10を握るか、押しボタン2を押すかすると、上記入力操作部11において上記光源部12を発光するよう制御する。この光源部で発生された光は、上記第1の光学系13により光束となされて出射される。
【0038】
上記受信ユニット20の第1の例は、図3に示すように、外周が長方形をなす表示部27と、この表示部27の上側左端に長手方向が上記表示部27の外周に平行に配設されたx方向リニアセンサ23と、上記表示部27の左側上端に長手方向が上記表示部27の外周に平行になるように配設されたy方向リニアセンサ23とを略略同一面内に収め、この面の外周が上記表示画面27外周に平行な略略長方形となる筐体に収納される。
【0039】
上記受信ユニット20の第2の例は、図4に示すように、上記第1の例における表示部27の上側左端のx方向リニアセンサ23及び左側上端のy方向リニアセンサ23の代わりに、上記表示部27の下側中央部に、レンズ3を備える上記第2の光学部21を配設したものである。上記x方向リニアセンサ23及びy方向リニアセンサ24備えるセンサ部22は、この受信ユニット20の内部に配設される。
【0040】
上記受信ユニット20は、上記第2の光学部21の備えるレンズ3によって、上記発信ユニット10から到達した光を、上記リニアセンサを備える上記センサ部22に集光させる。このセンサ部22は、x方向リニアセンサと、y方向リニアセンサとの少なくとも2個のセンサを備えている。これらのセンサは、光のx方向及びy方向の成分を有効に分離することができるように各方向に配設され、互いに直交する。または、直交ではなく、ある角度を有していればよい。
【0041】
ここで、リニアセンサ(1次元受光素子)の方向とは、受光素子が1次元に並べられている上記リニアセンサの長手方向のことをいう。
【0042】
図5には、上記表示部27の表示画面の初期画面例を示す。上記受信ユニット20は、上記表示部27の表示画面に階層構造になったメニューを表示し、このメニューから上記送信ユニット10を操作することにより機能を選択させ、ユーザの便宜に供する。
【0043】
すなわち、上記送信ユニット10を手で握るか押しボタン2を押圧すると上記第1の光学部13から光束が出射される。上記送信ユニット10のこのような操作が受信ユニット20に向けてなされ、上記受信ユニット20が上記送信ユニット10から出射された光束を検出すると、この受信ユニット20は表示部27の表示画面に“初期メニュー”32を表示する。
【0044】
この“初期メニュー”32は、画面の左半分には、上から下へ順に、“TV”と、“VTR”と、“ビデオディスク”と、“ヘルプ”との4個の選択ボタンが配設されている。画面の右半分には、同じく上から下へ順に、“CD”と、“オーディオディスク”と、“オーディオテープ”と、“オプション”との4個の選択ボタンが配設されている。そして、この“初期メニュー”32が開かれた時点では、カーソル31は画面中央に位置している。
【0045】
上記表示部27は、いわば各機能の目次ともいうべきものであって、上記選択ボタンのいずれかを選択することによって、それぞれのボタンに対応する画面に移動し、その画面において実質的に操作することができる。すなわち、“TVメニュー”と、“VTRメニュー”と、“ビデオディスクメニュー”、“ヘルプメニュー”と、“CDメニュー”と、“オーディオディスクメニュー”と、“オーディオテープメニュー”と、“オプションメニュー”とのそれぞれの画面に移動し、さらに、これらの画面でカーソル31を用いて選択を行うことにより操作する。
【0046】
上記初期メニュー32の画面において、図6に示すように表示部27の左上の“TV”ボタン33をカーソル31にて選択している状態が示されている。カーソル31は、上記送信ユニット10の光束の方向を、上記表示部27の中央から左上へ向けることにより表示部27の中央から左上への移動をなされる。
【0047】
すなわち、上記カーソル31の上記表示部27の表示画面における移動は上記送信ユニット10を上記表示部27の表示画面の所望の位置に向けることにより行い、上記カーソル31の位置における選択ボタン押圧等の機能の実行は、上記送信ユニット10の押しボタン2を押圧することにより行う。
【0048】
上記カーソル31が上記初期画面の“TV”ボタン33を指示している状態で、上記送信ユニット10の押しボタン2を押圧すると、この“TV”ボタン33が選択されて、上記表示部27には“初期メニュー”32に代わって“TVメニュー”34が表示される。
【0049】
この“TVメニュー”34は、画面の左半分には、上から下へ順に“チャンネル”と、“1ch”と、“前ページ”と、“その他”との4個のボタンが配設されている。画面の右半分には、同じく上から下へ順に、“音量”と、“4ch”と、“初期メニュー”と、“ヘルプ”との4個のボタンが表示されている。これらの選択ボタンからカーソル31を用いて選択をすることにより、各機能を実行することができる。
【0050】
すなわち、上記“チャンネル”ボタン35ではチャンネルの番号の変更を、上記“1ch”ボタンではチャンネル“1ch”の選択を、上記“前ページ”ボタンでは直前の“メニュー”への移動を、上記“その他”ボタンでは“その他メニュー”への移動を、上記“音量”ボタンでは音量の大小の調節を、上記“4ch”ボタンではチャンネル“4ch”への変更を、“初期メニュー”ボタンでは、上記“初期メニュー”画面への移動を、上記“ヘルプ”ではヘルプの内容の表示を、それぞれ実行する。
【0051】
例えば、図7に示すように、上記カーソル31を上記“TVメニュー”の“チャンネル”ボタン35の右端に表示される“アップ”ボタン35aに位置させて、上記押しボタン2を押圧することによりを選択すると、接続するテレビジョン受像機においてチャンネルの番号を1つ増加させることができる。同様にして、“ダウン”ボタン35bを選択することにより、チャンネルの番号を1つ減少させることもできる。また、上記“その他”ボタンは、この“TVメニュー”34に関する“その他”のメニューを表示する。
【0052】
“VTRメニュー”は、図8に示されるように、画面の左半分には、上から下へ順に、“再生”と、“早送り”と、“巻戻し”と、“前ページ”が表示される。画面の右半分には、“ストップ”と、“カセット取り出し”と、“録画”と、“その他”と8個の選択ボタンが表示される。これらの選択ボタンは、各機能に対応していて、上記カーソル31を所望のボタンに合わせて上記送信ユニット10の押しボタン2を押圧することにより、その機能を実行することができる。
【0053】
例えば、上記“VTRメニュー”38において、上記カーソル31が“早送り”ボタン39を指示するように移動して選択すると、この受信ユニット20に接続するビデオテープレコーダにおいて早送りがなされる。
【0054】
次に、上記受信ユニット20による上記送信ユニット10の位置検出の原理を説明する。まず、1次元的な位置の検出について説明する。
【0055】
図9に示すように、上記送信ユニット10の出射する光束が、上記受信ユニットの光軸上にある場合には、上記送信ユニット10から出射された光束は、上記受信ユニット20の第2の光学系21の備えるレンズ3によって、上記センサ部22のリニアセンサ4の中央に集光される。
【0056】
図10に示すように、上記送信ユニット10が上記受信ユニット20の光軸上には位置しない場合がある。上記送信ユニット10が位置P1にある場合には、この送信ユニット10から出射される光束は、上記受信ユニット20の上記第2の光学部21の備えるレンズ3によって、上記センサ部22のリニアセンサ4上の点P3に集光される。上記送信ユニット10が位置P2にある場合には、上記送信ユニット10から出射された光束は、上記リニアセンサ4上の点P4に集束される。
【0057】
したがって、上記センサ部のリニアセンサ4において、光束が集光される点、すなわち光の強度が最大になる点の位置を調べることによって、上記送信ユニット10の位置を検出することができる。
【0058】
ここで、上記リニアセンサ4としてはCCD素子が用いられる。このCCD素子は、受光素子が1次元に配設されたもので、各素子で入射する光の強さに応じて電荷に発生する。そして、この各素子の電荷をクロックに同期して出力する。
【0059】
図11には、CCDを用いた上記リニアセンサ4において、光が入射していない状態の出力信号のタイムチャートを示している。この出力信号がパルス状になっているのは、上記CCD素子からの出力がクロックに従って行われるためであって、この1周期が各素子に対応している。光が当たっていない状態では、上記出力信号の振幅は小さく平坦である。
【0060】
図12には、上記リニアセンサの一部に光が入射された状態における、上記リニアセンサ4からの出力信号のタイムチャートを示している。光の入射が検知され、上記出力信号の振幅が、一部分で負の方向に大きくなっている。すなわち、出力信号の下側の包絡線に極小がみられる。
【0061】
図13には、図12の場合とは異なった場所に光が入射された状態における、上記リニアセンサ4からの出力信号のタイムチャートを示す。光の入射を検出した場合の上記リニアセンサ4からの出力信号の出力信号の波形の変化は同様であるが、上記出力信号の波形に変化が生ずる位置が異なっている。
【0062】
ここで、上の図11、図12及び図13に示した上記リニアセンサ4からの出力信号のタイムチャートは、上記リニアセンサ4から1次元方向にクロックに応じて読み出したものである。したがって、これら各グラフの時間の方向は、上記リニアセンサ4の長手方向である1次元の方向に対応している。
【0063】
続いて、上記送信ユニット10から出射された光束を受光した上記受光ユニット20が、上記送信ユニット10の位置を2次元内で検出する方法について説明する。
【0064】
図14には、上記送信ユニット10から光束が出射され、この光束を上記受信ユニット20が、レンズ3を備える上記第2の光学部21を介して入射する光束を、x方向リニアセンサ23と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とを備える上記センサ部22に集光している状態が示されている。
【0065】
上記センサ部22は、略々正方形の外周の板状の形状であり、その主面の1つに十字状に、各リニアセンサがこのセンサ部の辺に平行または直交もしくはある角度を有するように配設されている。ここで、上記第1のy方向リニアセンサ51と第2のy方向リニアセンサ52は、上記x方向リニアセンサ23を挟んで1直線状に配設されている。
【0066】
上記送信ユニット10から出射される光束が受信ユニット20の光軸とx方向リニアセンサ23とで作る平面及び上記光軸と各y方向リニアセンサとで作る平面のいずれの上にもない場合には、上記入射する光束が上記センサ部の主面状に集光される点は、いずれのリニアセンサの上にもない。このような場合の、各リニアセンサからの出力信号を示す。なお、上記センサ部22上に集光される光束の焦点は、このセンサ上に合っている必要は必ずしもない。
【0067】
上記x方向のリニアセンサ23からの出力信号は、図15に示すように、入射した光の強さに応じて、このリニアセンサの一部で振幅が大きくなる。なお、出力信号は、図中の一点鎖線が基準0レベルを示し、負側(図中下側)に振幅が変化する。以下の出力信号についても同様である。
【0068】
上記第1のy方向のリニアセンサ51からの出力信号は、図16に示すように、このリニアセンサの一部において出力振幅が幾らか大きくなる。従って、この第1のy方向のリニアセンサ51に光は入射しているが、この光は強くはないことがわかる。
【0069】
上記第2のy方向のリニアセンサ52からの出力信号は、図17に示すように、この第2のy方向のリニアセンサ52の一部において振幅が大きくなっている。従って、リニアセンサのこの部分で光が強くなっていることがわかる。
【0070】
なお、上記出力信号のグラフにおいて、上記リニアセンサは1次元状に配設された受光素子からの出力をクロックに応じて順に出力するので、横軸の時間は、上記リニアセンサの1次元方向の長さに対応している。すなわち、上記第1のy方向リニアセンサ及び第2のy方向リニアセンサは上記x方向リニアセンサの略々半分の長さなので、上記図16及び図17における時間軸は、上記図15における時間軸の略々半分の長さとなっている。
【0071】
上記受信ユニット20における入射光のセンサ部22上での集光点の位置は、リニアセンサ4の出力信号から求められる。すなわち、上記センサ部22上において、x方向及びy方向のそれぞれの成分について出力信号の振幅が最大になる点を求めればよい。
【0072】
なお、2次元的位置の検出のためには、上述のようにリニアセンサを複数個用いる代わりに、2次元センサを用いることができるのはもちろんである。
【0073】
ここで、上記出力信号の振幅が最大になる点を求める方法の1つを説明する。図18に示すように、入射光がない場合の出力信号の図中下側より所定電圧低い電位をスレッショルド電位とする。上記出力信号がこのスレッショルド電位を負側に越えた点を点A1と、上記出力信号がこのスレッショルド電位以内に戻った点をを点B1とすると、上記出力信号の振幅が最大になる点は略々点A1と点B1の中点C1である。
【0074】
図19においては、上記図18に示した出力信号の場合よりも、振幅が最大になる点の周辺で、振幅が緩やかに変化している。この場合も、上記図18の場合と同様に、上記出力信号がスレッショルド電位を負側に越えた点を点A2と、上記出力信号がスレッショルド電位以内に戻った点をB2とすると、上記出力信号の振幅が最大になるのは略々点A2と点B2との中点C2である。
【0075】
このように、出力信号の図中下側が、スレッショルド電位を負側に越える点と上記スレッショルド電位以内に戻る点との中点を求めることにより、リニアセンサ4からの出力信号の振幅が最大になる点、すなわち、入射する光の強度が最大になる点を求めることができる。
【0076】
なお、上記図18及び図19において、上記出力信号の振幅が最大になる点の周辺で上記出力信号の振幅が徐々に変化するかの相違は、上記センサ部22上に入射光束焦点が合っているか、上記入射光束の集光点が上記リニアセンサ4から離れているか等、いくつかの要因に依存する。
【0077】
上記出力信号の振幅が最大になる点を検出する回路の一例を図20に示す。この回路は、出力信号をディジタル信号に変換して処理を行うディジタル方式による検出回路である。
【0078】
このディジタル方式による検出回路は、図20に示すように、A/Dコンバータ41と、1ラインメモリ42と、OPアンプ43と、スレッショルド発生器47と、第1のカウンタ44と、第2のカウンタ45と、インバータ46と、第1のフリップフロップ49と、第2のフリップフロップ50と、平均演算器48とから構成される。
【0079】
上記センサ部22のx方向リニアセンサ23から出力された出力信号は、上記検出回路20に入力すると、上記A/Dコンバータ41にてディジタル化され、順次に上記1ラインメモリ42に蓄積され、クロックに応じて読み出される。
【0080】
そして、この上記1ラインメモリ42を経た信号は、上記OPアンプ43にて上記スレッショルド発生器43にて発生されるスレッショルド電位と比較され、この比較の結果を上記第1のフリップフロップ49と、上記インバータ46を介して上記第2のフリップフロップ50に与える。
【0081】
上記第1のフリップフロップ49は上記点A(図18の点A1、図19の点A2)のタイミングで上記第1のカウンタ44に出力を送る。上記第1のカウンタ44は、上記1ラインの初めから上記第1のフリップフロップ49によって与えられた立ち下がりのタイミングまで計数したクロックの数Aを、上記平均演算器48に与える。また、上記第2のフリップフロップ45は、上記点B(図18の点B1、図19の点B2)のタイミングを上記第2のカウンタ45に与える。
【0082】
また、上記第2のカウンタ45は、上記1ラインの初めから上記第2のフリップフロップ46によって与えられた上記点Bまで計数したクロックの数を上記平均演算器48に与える。
【0083】
上記平均演算器48は、上記点Aの時点まで計数したクロックの数Aと、上記点Bの時点まで計数したクロックの数Bとの平均を出力する。この平均は、上記点Aと、点Bとの中点を与え、上記出力信号の振幅が最大になる点に対応している。
【0084】
次に、上記センサ部22からの出力信号の振幅が最大になる位置をアナログ信号のままで検出する回路を説明する。
【0085】
この検出回路は、図21に示すように、OPアンプ43と、スレッショルド発生器47と、インバータ46と、第1のフリップフロップ49と、第2のフリップフロップ50と、第1のカウンタ44と、第2のカウンタ45と、平均演算器48とから構成される。
【0086】
上記センサ部22のx方向リニアセンサから与えられる出力信号は、上記OPアンプ43にて上記スレッショルド発生器47の与えるスレッショルド電位と比較され、その結果を上記第1のフリップフロップ49と、上記インバータ46を介して上記第2のフリップフロップ46に与える。
【0087】
上記第1のカウンタ44は、上記センサ部からの出力信号の読み出しのタイミングでリセットをかけられ、上記第1のフリップウロップが上記点A(図18の点A1、図19の点A2点)に達するまでクロックを計数し、その結果の数Aを上記平均演算器48に出力する。上記第2のカウンタ45は、上記第1のカウンタ45と同じく、上記センサ部の読み出しの開始から上記第2のフリップフロップが上記点B(図18の点B1、図19の点B2)に達するまでクロックを計数し、その計数した数Bを上記平均演算器48に出力する。
【0088】
上記平均演算器48は、上記第1のカウンタ44で計数された数Aと、上記第2のカウンタ45で計数された数Bとの平均を算出する。この平均は、上記点Aと、上記点Bとの中点であり、上記出力信号の振幅が最大になる位置に対応している。
【0089】
続いて、上記送信ユニット10の3次元的な位置を検出する場合のセンサ部22及び第2の光学部21について説明する。
【0090】
このセンサ部22は、x方向リニアセンサ23と、y方向リニアセンサ24と、z方向リニアセンサ25との3種類のリニアセンサを備える。また、上記第2の光学部21は、上記3種類のリニアセンサに対応する第1のレンズ5と、第2のレンズ6と、第3のレンズ7とを備える。ただし、この第2の光学部21の備えるレンズは2個の場合がある。
【0091】
上記のような送信ユニット10の3次元的な位置を検出するためのセンサ部22、及びこのセンサ部22に対応する第2の光学部21の実施の形態の第1の例について説明する。
【0092】
上記センサ部22は、図22に示されているように、主面に、上記x方向リニアセンサ23と、上記第1のy方向リニアセンサ51と、上記第2のy方向リニアセンサ52と、上記第1のz方向リニアセンサ53と、上記第2のz方向リニアセンサ54とを備える。
【0093】
上記第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とは、上記x方向リニアセンサ23の中央に、このx方向リニアセンサ23に直交もしくはある角度を有するように、このx方向リニアセンサ23を挟んで対峙するように、上記第1のy方向リニアセンサ51は図中上方に、上記第2のy方向リニアセンサは図中下方に配設される。
【0094】
上記第1のz方向リニアセンサ53と、第2のz方向リニアセンサ54とは、上記x方向リニアセンサ23に平行もしくはほぼ平行になるように、1直線上に間隙をおいて、また、上記第1のz方向リニアセンサ53は図中左下に、上記第2のz方向リニアセンサ54は図中右下に配設される。
【0095】
上記第2の光学部21は、図23に示されるように、第1のレンズ5と、第2のレンズ6と、第3のレンズ7と、これらのレンズを支持する支持部とから構成される。
【0096】
上記第1のレンズ5は、上記センサ部22の上記x方向リニアセンサ23と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とに対応している。そして、上記第1のレンズ5は、この第1のレンズ5の光軸が上記x方向リニアセンサ23の中央もしくはほぼ中央であり、上記第1のy方向リニアセンサ51と上記第2のy方向リニアセンサ52との中点もしくはほぼ中点を通過するように配設される。
【0097】
上記第2のレンズ6は、上記第1のz方向リニアセンサ53に対応している。この第2のレンズ6は、この第2のレンズ6の光軸が上記第1のz方向リニアセンサ53の中央もしくはほぼ中央を通過するように配設される。
【0098】
上記第3のレンズ7は、上記第2のz方向リニアセンサ54に対応している。この第三のレンズ7は、この第3のレンズ7の光軸が上記第2のz方向リニアセンサ54の中央もしくはほぼ中央を通過するように配設される。
【0099】
次に、送信ユニット10の3次元的な位置を検出するためのセンサ部22、及びこのセンサ部22に対応する第2の光学部21の実施の形態の第2の例について説明する。
【0100】
上記センサ部22は、図24に示すように、主面に、第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第2のx方向及びz方向リニアセンサ66と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52と、第3のy方向リニアセンサ55と、第4のy方向リニアセンサ56とを備える。
【0101】
上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第2のx方向及びz方向リニアセンサ66とは、1直線上に間隙をおいて、上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65は図中左に、上記第2のx方向及びy方向リニアセンサ66は図中右に配設される。
【0102】
上記第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とは、上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65の中央もしくはほぼ中央に、この第1のx方向及びy方向リニアセンサ65に直交またはある角度を有するように、また、この第1のx方向及びz方向リニアセンサ65を挟んで対峙するように、上記第1のy方向リニアセンサ51は図中上方に、上記第2のy方向リニアセンサ52は図中下方に配設される。
【0103】
上記第3のy方向リニアセンサ55と、第4のy方向リニアセンサ56とは、上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66の中央もしくはほぼ中央に、この第2のx方向及びy方向リニアセンサ66に直交またはある角度を有するように、また、この第2のx方向及びz方向リニアセンサ66を挟んで対峙するように、上記第3のy方向リニアセンサ55は図中上方に、上記第4のy方向リニアセンサ56は図中下方に配設される。
【0104】
上記第2の光学部は、図25に示されるように、第1のレンズ5と、第2のレンズ6と、これらのレンズを支持する支持部とから構成される。
【0105】
上記第1のレンズ5は、上記センサ部22の上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とに対応している。そして、上記第1のレンズ5は、この第1のレンズ5の光軸が上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65の中央もしくはほぼ中央であり、上記第1のy方向リニアセンサ51と上記第2のy方向リニアセンサ51との中点もしくはほぼ中点を通過するように配設される。
【0106】
上記第2のレンズ6は、上記センサ部22の上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66と、第3のy方向リニアセンサ55と、第4のy方向リニアセンサ56とに対応している。そして、上記第2のレンズ6は、この第6のレンズ6の光軸が上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66の中央もしくはほぼ中央であり、上記第3のy方向リニアセンサ55と上記第4のy方向リニアセンサ56との中点もしくはほぼ中点を通過するように配設される。
【0107】
続いて、送信ユニット10の3次元的な位置を検出するためのセンサ部22、及びこのセンサ部22に対応する第2の光学部21の実施の形態の第3の例について説明する。
【0108】
上記センサ部22は、図26に示すように、主面に、第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第2のx方向及びz方向リニアセンサ66と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とを備える。
【0109】
上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第2のx方向及びz方向リニアセンサ66とは、1直線上に間隙をおいて、上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65は図中左に、上記第2のx方向及びy方向リニアセンサ66は図中右に配設される。
【0110】
上記第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とは、上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65の中央もしくはほぼ中央に、この第1のx方向及びy方向リニアセンサ65に直交もしくはある角度を有するように、また、この第1のx方向及びz方向リニアセンサ65を挟んで対峙するように、上記第1のy方向リニアセンサ51は図中上方に、上記第2のy方向リニアセンサ52は図中下方に配設される。
【0111】
上記第2の光学部21は、図27に示されるように、第1のレンズ5と、第2のレンズ6と、これらのレンズを支持する支持部とから構成される。
【0112】
上記第1のレンズ5は、上記センサ部22の上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とに対応している。そして、上記第1のレンズ5は、この第1のレンズ5の光軸が上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65の中央もしくはほぼ中央であり、上記第1のy方向リニアセンサ51と上記第2のy方向リニアセンサ51との中点もしくはほぼ中点を通過するように配設される。
【0113】
上記第2のレンズ6は、上記センサ部22の上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66に対応している。そして、上記第2のレンズ6は、この第6のレンズ6の光軸が上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66の中央もしくはほぼ中央を通過するように配設される。
【0114】
次に、3次元内で送信ユニット10の位置を検出するためのセンサ部22、及びこのセンサ部22に対応する第2の光学部21の実施の形態の第4の例について説明する。
【0115】
上記センサ部22は、図28に示すように、主面に、第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第2のx方向及びz方向リニアセンサ66と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とを備える。
【0116】
上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65と、第2のx方向及びz方向リニアセンサ66とは、1直線上に間隙をおいて、上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65は図中左に、上記第2のx方向及びy方向リニアセンサ66は図中右に配設される。
【0117】
上記第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とは、上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66の中央もしくはほぼ中央に、この第2のx方向及びy方向リニアセンサ66に直交もしくはある角度を有するように、また、この第2のx方向及びz方向リニアセンサ66を挟んで対峙するように、上記第1のy方向リニアセンサ51は図中上方に、上記第2のy方向リニアセンサ52は図中下方に配設される。
【0118】
上記第2の光学部は、図29に示されるように、第1のレンズ5と、第2のレンズ6と、これらのレンズ3を支持する支持部とから構成される。
【0119】
上記第1のレンズ5は、上記センサ部22の上記第1のx方向及びz方向リニアセンサ65に対応している。そして、上記第1のレンズ5は、この第1のレンズ5の光軸が上記x方向及びz方向リニアセンサ65の中央もしくはほぼ中央を通過するように配設される。
【0120】
上記第2のレンズ6は、上記センサ部22の上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66と、第1のy方向リニアセンサ51と、第2のy方向リニアセンサ52とに対応している。そして、上記第2のレンズ6は、この第6のレンズ6の光軸が上記第2のx方向及びz方向リニアセンサ66の中央もしくはほぼ中央であり、上記第1のy方向リニアセンサ51と上記第2のy方向リニアセンサ52との中点もしくはほぼ中点を通過するように配設される。
【0121】
【発明の効果】
この発明に係る位置検出装置は、光源の2次元的な位置を検出するために少なくとも2個の1次元受光素子を用いるので、1個の2次元受光素子を用いる場合に比して、小型軽量化が図れ、また、コスト的にも有利である。
【0122】
また、上記位置検出装置は、上記1次元受光素子を互いに直交するように、あるいは、十文字上の形状に配設することにより、入射する光を有効に分離し、また、光を有効に受光することができる。
【0123】
さらに、上記位置検出装置は、3次元的な位置を検出する場合には、少なくとも2個が互いに異なる方向に配設された3個以上の1次元受光素子を備えるので、2次元的な位置を検出する場合と同様に小型軽量化が図ることができ、また、コスト的にも有利である。
【0124】
そして、上記位置検出装置は、上記1次元受光素子は、CCD撮像素子、BBD撮像素子、またはMOS撮像素子いずれか1つを用いる。これらの素子は、半導体チップにて形成されるので、小型、軽量、安価である。電気的特性も安定であり、また、低電圧での駆動が可能である。
【0125】
この発明に係る遠隔操作装置は、表示画面にカーソル等によって表示される指定位置を、手で握った送信部を空間的に移動させることに対応して移動することができる。このような操作は、日常の人間の動作と類似しているので、装置に初めて触れる場合や、ユーザが操作に習熟していない場合にも上記遠隔操作装置を容易に扱うことができる。
【0126】
また、従来リモコン側にて行っていた機能の選択を、上記遠隔操作装置を用いて、表示部に表示された選択メニューから選択させることによって行わせることができる。これによって、上記リモコンのように煩雑な操作をする必要がなく、1個程度のボタンによって容易に操作することができる。
【0127】
さらに、上記操作メニューは、CRT、液晶、LED等の大型の表示画面に表示させることができるので、上記リモコンの選択ボタンよりも視覚的に認識し易い。
【0128】
そして、上記遠隔操作装置からの出力を従来から市販されている機器の専用リモコンの信号に変換して送信することにより、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、ビデオディスクプレーヤ、CDプレーヤ、コンピュータゲーム機等の機器をこの遠隔操作装置と一体のシステムに取り入れることができる。
【0129】
また、この発明に係る遠隔操作装置は、送信部の3次元的な位置を検出するための受光部としてに1次元撮像素子を用いるので、小型軽量化を図ることができ、コスト的にも有利である。また、3次元空間における位置を検出するので、例えば3次元的なコンピュータゲームにおいて、従来のジョイスティックに換わってバーチャル空間内の位置を指定するポインティングディバイスとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遠隔制御装置の構造を概略的に示すブロック図である。
【図2】 送信ユニットの一例を示す斜視図である。
【図3】 受信ユニットにおけるリニアセンサの配設の一例を示す模式図である。
【図4】 受信ユニットの一例示す模式図である。
【図5】 表示部の“初期メニュー”画面を示す平面図である。
【図6】 表示部の“初期メニュー”画面において“TV”ボタンを選択している状態を示す平面図である。
【図7】 表示部の“TVメニュー”画面において“チャンネル”ボタンを選択している状態を示す平面図である。
【図8】 表示部の“VTRメニュー”画面において“早送り”ボタンを選択している状態を示す平面図である。
【図9】 受信ユニットがこの受信ユニットの光軸上にある送信ユニットから出射された光束を検知している状態を示す側面図である。
【図10】 受信ユニットがこの受信ユニットの光軸から外れた送信ユニットから出射された光束を検知している状態を示す側面図である。
【図11】 光を検出していない状態でのリニアセンサからの出力信号を示すタイムチャートである。
【図12】 リニアセンサの一部で光を検出した状態でのリニアセンサからの出力信号を示すタイムチャートである。
【図13】 リニアセンサの他の一部で光を検出した状態でのリニアセンサからの出力信号を示すタイムチャートである。
【図14】 受信ユニットが送信ユニットから出射された光束を2次元内で検出している状態を示す模式図である。
【図15】 x方向リニアセンサからの出力信号を示すタイムチャートである。
【図16】 第1のy方向リニアセンサからの出力信号を示すタイムチャートである。
【図17】 第2のy方向リニアセンサからの出力信号を示すタイムチャートである。
【図18】 光を検出したリニアセンサからの出力信号の一例とスレッショルド電位との関係を示すタイムチャートである。
【図19】 光を検出したリニアセンサからの出力信号の他の例とスレッショルド電位との関係を示すタイムチャートである。
【図20】 ディジタル方式による検出部の回路構成の一例を示すブロック図である。
【図21】 アナログ方式による検出部の回路構成の一例を示すブロック図である。
【図22】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットのセンサ部の第1の例を示す平面図である。
【図23】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットの第2の光学部の第1の例を示す平面図である。
【図24】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットのセンサ部の第2の例を示す平面図である。
【図25】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットの第2の光学部の第2の例を示す平面図である。
【図26】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットのセンサ部の第3の例を示す平面図である。
【図27】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットの第2の光学部の第3の例を示す平面図である。
【図28】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットのセンサ部の第4の例を示す平面図である。
【図29】 送信ユニットの位置を3次元内で検出する受信ユニットの第2の光学部の第4の例を示す平面図である。
【図30】 従来の送信ユニットを示す平面図である。
【図31】 従来の受信ユニットを示す平面図である。
【図32】 従来のジョイスティックの一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 遠隔制御装置、2 押ボタン、3 レンズ、10 送信ユニット、11 入力操作部、12 光源部、13 第1の光学部、20 受信ユニット、21 第2の光学部、22 センサ部、23 x方向リニアセンサ、24 y方向リニアセンサ、25 z方向リニアセンサ、26 制御部、27 表示部、28 検出部
Claims (3)
- 所定範囲を移動する光源から投射された光を集光するレンズを少なくとも2つ有する集光手段と、
上記集光手段で集光された光を受光する1次元受光素子を略同一平面内に各レンズに対してそれぞれ少なくとも1個配設して成る受光手段と、
各1次元受光素子で受光された光の強度分布に基づいて上記光源の3次元的な位置を検出する位置検出処理手段とを有し、
上記受光手段は、少なくとも1つのレンズに対して、上記1次元受光素子を十文字状の形状に配設し、その一方を中央で2分して他方の受光素子の中央部に直交して対峙して成り、
上記位置検出処理手段は、上記十文字状の形状に配設された上記他方の受光素子を用いて上記同一平面内とは異なる方向を検出する
ことを特徴とする位置検出装置。 - 上記1次元受光素子は、CCD撮像素子、BBD撮像素子、またはMOS撮像素子いずれか1つを用いること特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
- 光を投射する光源と、この光源を点滅するオン/オフスイッチとを有し、所定範囲を移動する送信部と、
上記送信部から投射された光を集光するレンズを少なくとも2つ有する集光部と、
上記集光部で集光された光を受光する1次元受光素子を略同一平面内に各レンズに対してそれぞれ少なくとも1個配設して成る受光部と、
各1次元受光素子で受光された光の強度分布に基づいて上記送信部の3次元的な位置を検出する位置検出処理部と、
上記位置検出処理部で検出された上記送信部の位置を表示画面に表示する表示部とを備え、
上記受光部は、少なくとも1つのレンズに対して、上記1次元受光素子を十文字状の形状に配設し、その一方を中央で2分して他方の受光素子の中央部に直交して対峙して成り、
上記位置検出処理部は、上記十文字状の形状に配設された上記他方の受光素子を用いて上記同一平面内とは異なる方向を検出する
ことを特徴とする遠隔操作装置。
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