JPH03158705A - 位置検出用ccd装置 - Google Patents

位置検出用ccd装置

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JPH03158705A
JPH03158705A JP29756489A JP29756489A JPH03158705A JP H03158705 A JPH03158705 A JP H03158705A JP 29756489 A JP29756489 A JP 29756489A JP 29756489 A JP29756489 A JP 29756489A JP H03158705 A JPH03158705 A JP H03158705A
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JP
Japan
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ccd
sensor
pixels
camera
cameras
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JP29756489A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamada
洋 山田
Kazuo Aoyama
和夫 青山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、移動する物体の位置を高精度で検出すること
のできる位置検出用CCD装置に関する。
(従来の技術) 近年、金属その他の固体の内部欠陥検査においては、音
波が金属その他の固体中も伝播し、欠陥など物質境界面
にぶつかると反射する性質を利用し、特に周波数が高く
て小さな欠陥でもよく反射する超音波を用い、この反射
波で画像を形成して視覚的に簡単に検査を行っている。
この検査に用いられる装置は、超音波画像処理検査装置
と呼ばれるが、第10図にこの超音波画像処理検査装置
1のブロック図を示す。
被検査物2を取り囲んでスキャナ3が設置され、スキャ
ナ3には超音波の反射波を検知するセンサ4が取付けら
れる。スキャナ3はスキャナ3の走査を制御するスキャ
ナコントローラ5に、またセンサ4はセンサ4の稼働を
制御するセンサ制御装置6に接続し、スキャナコントロ
ーラ5とセンサ制御装置6は、データ処゛理装置7に接
続する。データ処理装置7は、超音波画像の処理プログ
ラムやスキャナ3の走査指令が入力される入力装置8、
および超音波画像の表示装置9とも接続する。
この超音波画像処理検査装置1は、被検査物2に超音波
を照射しながら、スキャナコントローラ5でスキャナ3
、そしてセンサ4を被検査物2上で走査する。被検査物
2に欠陥がある場合、センサ4は超音波の反射波を検知
するが、この反射波はセンサ制御装置6を通してデータ
処理装置7へ送られる。一方、スキャナ3の走査位置、
すなわちセンサ4の位置も、スキャナコントローラ5か
らデータ処理装置7に送られる。データ処理装置7は、
センサ4の検知した超音波の反射波とセンサ4の位置と
を合わせ、入力装置8からの指示に基づいて表示装置9
に超音波画像を形成する。この場合、表示装置9におい
て、反射波の大きな箇所と小さな箇所を色分けして表示
すれば、内部欠陥の位置と形状をより明瞭に把えること
ができる。
しかし、このようなスキャナ3を用いた超音波画像処理
検査装置1では、センサ4の位置を細かく設定しようと
すると、スキャナ3の機構が複雑化して、装置が高価に
なる。また、被検査物2の大きさが、被検査物2を取囲
むスキャナ3の大きさに制約される。
そこで、前述のようにセンサ4をスキャナ3に取付け、
センサ4の位置をスキャナ3の走査位置から捕えるので
はな(、スキャナを用いず、センサまたはセンサ保持具
を固体撮像素子を内蔵したC CD (Change 
Coupled Device ;電荷結合素子)カメ
ラでとらえ、その位置を検出する超音波画像処理検査装
置も開発されている。CODカメラでは、CCDにおけ
るMO3構造の光応答性を利用し、例えばセンサと背景
の明暗の差によってセンサの位置をとらえる。
第11図は、この種の超音波画像処理検査装置10の模
式図である。第10図と同様な部分には同一の符号を付
す。
この超音波画像処理検査装置10においては、センサ4
はセンサ保持具11で支持・稼働させ、センサ4の動き
を捕えられる箇所にCCDカメラ12を設置する。CC
Dカメラ12は、データ処理装置7と接続するCODカ
メラコントローラ13に接続する。
この超音波画像処理検査装置10は、被検査物2に超音
波を照射しながら、センサ保持具11を稼働させて、セ
ンサ保持具11に取付けたセンサ4を被検査物2上で走
査する。すると、第10図の超音波画像処理検査装置1
と同様、センサ4は検知した超音波の反射波をセンサ制
御装置6を通してデータ処理装置7へ送る。一方、セン
サ4の位置は、CCDカメラ12がセンサ4を撮像する
ことによって捉えられ、データ処理装置7に送られる。
データ処理装置7は、センサ4の検知した超音波の反射
波とセンサ4の位置とを合わせ、入力装置8からの指示
に基づいて表示装置9に超音波画像を形成する。
CCDカメラ12はスキャナ3に比べて機構が簡素で、
コスト的にも安くすむ。また被検査物の大きさに特に制
約もない。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の固体撮像用CCD素子は、画素が縦横
、すなわち2次元に配列されている。
そこで、このようなCCD素子で、例えば100閣四方
のセンサ4の位置を±0.2聰の精度で検出するには、
縦500列、横500列に配列した25万個の画素から
なるCCD素子が必要である。
ところで、センサ4のような移動する物体の位置を正確
に捕えるには、できるだけ頻繁にCCDカメラ12のシ
ャッタを開閉して、センサ4を数多く撮像する必要があ
る。ところが、撮影した画像(画面)はデータ処理装置
7に送らねばならないが、この画像の伝送速度は1画面
中の画素数に左右され、上述のように1画面が25万個
の画素からなる場合は、1秒間に約30画面が限度であ
る。したがって、センサ、4の位置は1秒間に約30回
しか捉らえることができず、超音波画像処理検査装置1
0の高精度化には限界があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、超音
波画像処理検査装置のセンサなど移動する物体の位置を
高精度で検出することのでき、例えば超音波画像処理検
査装置の高精度化にも役立つ位置検出用COD装置を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、画素を1次元に配
列した固体撮像用のCCD素子が複数個それぞれ異なる
方向に配置したことを特徴とする位置検出用CCD装置
を提供する。
(作用) 本発明に係る位置検出用CCD装置は、画素を1次元に
配列した固体撮像用のCCD素子が複数個それぞれ異な
る方向に配置される。複数のCCD素子は、撮像の度に
それぞれ配置された方向について、例えば明暗の差によ
って撮像物体の位置を捕らえることができるため、撮像
を繰返せば、移動する物体の位置変化も識別することが
できる。
そして、本発明においては、CCD素子によって得られ
る画像(画面)における画素の数は、各CCD素子に1
次元に配列された分だけであり、複数のCCD素子があ
っても、画素全体の数は、各CCD素子に1次元に配列
された分を足し合わせた合計ですむ。したがって、従来
のたとえ1個であっても、画素が行と列の2次元に配列
されたCCD素子(全画素数=[行に配列された画素数
]×E列に配列された画素数])に比べ、画素の数を格
段に減らすことが可能になる。よって本発明の位置検出
用COD装置によれば、単位時間当りの伝送画面数を増
加させて単位時間当りの撮像回数を増やし、物体の微小
な位置変化をもとらえる高精度の検出を行うことができ
る。
(実施例) 以下第1図ないし第9図を参照して本発明の詳細な説明
する。
第1図は、本発明の第1実施例に係る位置検出用COD
装置21の模式図である。この位置検出用COD装置2
1は、平面22上を移動する物体23の位置を検出する
ものであるが、2台のCCDカメラ24a、24bを備
える。CCDカメラ24a、24bは、それぞれ本体の
物体23側に集光レンズ25a、25bが設置され、内
部には集光レンズ25a、25bの側から順に柱状レン
ズ26a、26bおよびCCD素子27a、27bが、
集光レンズ25a、25bと同一線上に並ぶように収め
られる。
本実施例においては、柱状レンズ26aとCCD素子2
7aおよび柱状レンズ26bとCCD素子27bは、そ
の軸方向を互いに揃えて配置され、また柱状レンズ26
aと26bおよびCCD素子27aと27bは、互いに
直角を成すように配置される。
本実施例においては、物体23方向からの光28a、2
8bは、それぞれ集光レンズ25a、25bを経てCC
Dカメラ24a、24bの内部に導かれ、柱状レンズ2
6a、26bによってそれぞれその軸方向に1次元的に
圧縮される。その結果、物体23の像は、柱状レンズ2
6aと26bの軸方向に延びる1次元的な像として、そ
れぞれCCD素子27aと27bに受光される。
本実施例においては、CCDカメラ24aと24bの2
つのカメラを用いるため、各カメラにおいて互いに若干
の視点のずれがあるが、これによって画像の再現精度が
影響を受けることはない。
第2図は、前述の機構のCCDカメラ24a。
24bを用いて超音波画像処理検査装置のセンサ4の位
置を検出するシステム29の構成図を示す。
第11図と対応する箇所には同一の符号を付して説明を
省略する。
このシステム29は、CCDカメラ24a、24bとデ
ータ処理装置7に接続するカメラコントローラ30を有
する。カメラコントローラ30では、CCDカメラ24
a、24bのシャッタの開閉周期を設定したり、物体の
撮像条件についてスタティックモードとダイナミックモ
ードを選択したりする。スタティックモードとは、移動
物体を撮像するに当り事前に物体の静止状態下でCCD
カメラ24a、24bのピントや絞り、シャッタ速度お
よび照明の強度など撮影条件を設定するモードで、ダイ
ナミックモードとは、シャッタの開閉を繰返して移動物
体を撮像する際、シャッタ開閉の度に行う物体の位置検
出の演算方式や1回前のシャツタ開閉時との間でどの程
度の明暗の差をもって物体が移動したとするかの閾値を
設定するモードである。
第3図は、第2図のシステム29において、スタティッ
クモードとダイナミックモードを利用して撮影を進めて
いく場合の流れ図を示す。撮影に当ってはまずカメラコ
ントローラ30でスタティックモードを選択し、CCD
カメラ24a、24bのピント、絞り、シャッタ速度お
よび照明強度などを設定した後、実際に静止物体につい
てCCDカメラ24a、24bのシャッタを開閉して撮
影する。スタティックモードにおいては、シャッタの開
閉は同期パルス信号に合わせて行うが、この同期パルス
信号は、入力装置8からの指令によってデータ処理装置
7から発信される。
そして画像を受光したCCD素子各画素のデータは、カ
メラコントローラ30を介してデータ処理装置7に送ら
れる。データ処理装置7は、入力装置8から入力される
画像処理パラメータ等に基づいて表示装置9に超音波画
像を形成する。
このシステム29においては、CCDカメラ24aと2
4bが、物体をそれぞれ柱状レンズによってその軸方向
に1次元に圧縮して撮像するため、表示装置9において
も撮影されたままの1次元圧縮像が表示される。観測者
はこの表示装置9の画像を見て、もし画像の中心座標が
ずれるなど画像処理パラメータ等が適切でないときは、
入力装置8からこれを修正する。またCCDカメラ24
a。
24bのピントや絞りなど撮影条件が適当でないときは
、再度スタティックモード下でこれらを調整する。
そして、画像処理パラメータおよび撮影条件のどちらも
適切なときは、モードの設定をダイナミックモードに変
える。なお次回の撮影において同一の画像処理パラメー
タおよび撮影条件を適用する場合は、ただちにダイナミ
ックモードを選択することもできる。
ダイナミックモードでは、上述のように物体の位置検出
の演算方式や物体の移動を判断する明暗の閾値などのパ
ラメータを設定する。パラメータの設定が終わったら撮
影を開始するが、この撮影はカメラコントローラ30を
操作して任意の時点で終了することができる。
撮影は、CCDカメラ24a、24bのシャッタの開閉
から始まって、カメラコントローラ30への画像データ
の伝送、カメラコントローラ30における移動物体の座
標の計算、この座標値のデータ処理装置7への伝送で終
わる。そして1回の撮影が終わる度に前記座標値の伝送
が完了したかを確認し、もし完了していない場合は、こ
れが完了するまで次の撮影には移らず時間待ちをする。
そして座標値の伝送が完了した場合でも、先に設定した
次のシャッタ開閉時刻が来るまでは時間待ち(時間調整
)する。
ダイナミックモードにおいては、カメラコントローラ3
0は、CCDカメラ24a、24bがシャッタを切る度
に同期パルスを出力する。そこで、この同期パルスに同
期させてセンサ4の受は取った超音波の反射波をデータ
処理装置7に取入れれば、移動物体としてのセンサ4の
位置とその受は取った超音波の反射波を関連させて画像
に表すことができる。
第4図(a)と(b)は、それぞれ第N回目と第(N+
1)回目のシャッタ時におけるCCD素子27aの受光
の状況を示す図である。図中、斜線部は強い光を受けた
画素31aを、斜線の引いてない箇所は弱い光を受けた
画素31bを示すが、画素31aがその周囲の画素31
bより一定の強度以上の光を受けた場合、画素31aの
位置を物体の位置とすることができる。
ところで、第4図(C)は、第4図(a)と(b)に表
した第N回目と第(N+1)回目のシャッタ間における
画素の受光強度差を示す。斜線で示した画素31cは受
光強度差の大きい画素で、それ以外の画素31dは受光
強度差の小さい画素である。
このように、撮影している物体がCCD素子27aの軸
方向と垂直以外の方向に移動している物体ならば、画素
31が各シャッタ時において受ける光の強度が異なるた
め、その移動をとらえることができる。本実施例におい
ては、第1図で説明したように、CCD素子27aと垂
直に配置されるCCD素子27bも用いるため、結局あ
らゆる方向の物体の移動がとらえられる。
なお、各シャッタ時における各画素の受光強度の差異の
演算は、CCD素子27a、27bのしジスタで行うこ
ともできるし、データ処理装置7で行ってもよい。受光
強度の差異を識別する閾値や演算の方式は、第3図で説
明したように、ダイナミックモードにおいて入力装置8
から設定できる。
本実施例においては、画素を1次元に配列したCCD素
子を2個用いるだけであるため、物体の形状を正確にと
らえることはできないが、2個のCCD素子を互いに垂
直に配置すれば、移動の状況については正確に把握でき
る。しかも画素の数は、前述の500X500 (=2
5万個)を配列するCCD素子に比べると大幅に減少し
、500+500個の1000個で済ますことができる
よって本実施例の位置検出用COD装置21によれば、
単位時間当りの伝送画面数を増加させて単位時間当りの
撮像回数を増やし、物体の微小な位置変化をもとらえる
高精度の検出を行うことができる。
なお、物体からの光量は、画像を1次元に圧縮すること
により、コントラストが低下するおそれがあるが、本実
施例においては、センサ保持具にLED等の光源を設け
れば、このおそれを解消することができる。
その他、本実施例においては2台のカメラを使用するが
、両者は同一の構造であるため、コスト的に問題にはな
らない。したがって本実施例にならって同一構造のカメ
ラを3台使用し、3次元で位置の検出をすることもでき
る。
第5図は、本発明の第2実施例に係る位置検出用CCD
装置32の模式図である。第1図と対応する箇所には同
一の符号を付して説明を省略する。
本実施例においては、1個の集光レンズ33しか用いな
いため、カメラ(図示せず)は1台でよい。すなわち1
台のカメラ内にプリズム34を収め、集光レンズ33を
通過した光35aをこのプリズム34で互いに垂直な2
方向の光35bと35Cに分光する。モして各光35a
と35bを、プリズム34と同一のカメθ内に収めた柱
状レンズ26aと26bでその軸方向に1次元に圧縮し
、さらに同一のカメラ内に収めたCCD素子27aと2
7bに受光させる。第1実施例と同様に、柱状レンズ2
6aと26bおよびCCD素子27aと27bは、互い
に直角を成すように配置される。
第6図と第7図は、それぞれCCD素子27aと27b
の画素の受光の状況を示す。斜線の部分が強い光を受け
た画素31aで、斜線の引いてない箇所が弱い光を受け
た画素31bである。
この実施例においても、第1実施例と同様に、受光強度
の差異によって物体23の位置をとらえることができる
。そして第1実施例と同様のシステムを用いれば、移動
物体の位置も正確にとらえることができる。本実施例に
おいては、カメラが1台ですむため、コストが安価にな
るだけでなく、視点が1つになって物体の位置検出がよ
り正確になるという利点もある。
第8図は、本発明の第3実施例に係る位置検出用CCD
装置36の模式図である。第5図と対応する箇所には同
一の符号を付して説明を省略する。
この位置検出用CCD装置36の構成は、基本的に第2
実施例の位置検出用CCD装置32のそれと同様である
。したがって集光レンズは1個であり、カメラ(図示せ
ず)は1台しか用いない。
ところが、本実施例においては、CCD素子37aと3
7bは、ともに画素38を1次元に配置したものである
が、その画素は第2実施例と異なり縦横比の大きな矩形
をなしているため、プリズム34からの光35bと35
cを圧縮しなくても受光することができる。したがって
本実施例においては、柱状レンズは不要であり、CCD
素子37aと37bを柱状レンズの集光点に配置する手
間も省ける。このためカメラの大きさもコンパクトにで
き、コストが安価になるという利点もできる。
第9図は、本発明の第4実施例に係る位置検出用COD
装置39の模式図である。第8図と対応する箇所には同
一の符号を付して説明を省略する。
この位置検出用COD装置39の構成は、基本的に第3
実施例の位置検出用COD装置36のそれと同様である
。CCD素子37aと37bを構成する画素38は、縦
横比の大きな矩形で、互いに直角をなす方向に1次元に
配列される。
ところが、本実施例においては、カメラ(図示せず)内
にプリズムはなく、CCD素子37aと37bは2段重
ねになっている。というのは、本実施例においては赤外
線光40を用いるため、波長の大きな赤外線光40は一
部CCD素子37aを透過してCCD素子37bに受光
される。したがって、1台のカメラで、かつプリズムで
分光しなくても、物体の位置を異なる方向から検出し、
正確にとらえることができる。
このように本実施例においては、プリズムがなく、かつ
2個のCCD素子を2段重ねにできるため、カメラの大
きさをよりコンパクトにできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る位置検出用COD装
置は、画素を1次元に配列した固体撮像用のCCD素子
が複数個それぞれ異なる方向に配置される。複数のCC
D素子は、撮像の度にそれぞれ配置された方向について
、例えば明暗の差によって撮像物体の位置を捕らえるこ
とができるため、撮像を繰返せば、移動する物体の位置
変化も識別することができる。
そして、本発明においては、CCD素子によって得られ
る画像(画面)における画素の数は、各CCD素子に1
次元に配列された分だけであり、複数のCCD素子があ
っても、画素全体の数は、各CCD素子に1次元に配列
された分を足し合わせた合計ですむ。したがって、従来
のたとえ1個であっても、画素が行と列の2次元に配列
されたCCD素子(全画素数=[行に配列された画素数
]×[列に配列された画素数コ)に比べ、画素の数を格
段に減らすことが可能になる。よって本発明の位置検出
用COD装置によれば、単位時間当りの伝送画面数を増
加させて単位時間当りの撮像回数を増やし、物体の微小
な位置変化をもとらえる高精度の検出を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る位置検出COD装置
の模式図、第2図は第1実施例の位置検出CCD装置を
超音波画像処理検査装置に適用する場合のシステムの構
成図、第3図は第2図の超音波画像処理検査装置におけ
る画像処理の流れ図、第4図(a)、(b)、(C)は
第1実施例のCCD素子の受光の状況を示す模式図、第
5図は本発明の第2実施例に係る位置検出CCD装置の
模式図、第6図と第7図は第2実施例のCCD素子の受
光の状況を示す模式図、第8図と第9図はそれぞれ本発
明の第3および第4実施例に係る位置検出COD装置の
模式図、第10図と第11図は従来の超音波画像処理検
査装置の模式図である。 24a、24b・ CCDカメラ、26a、26 b−
・・柱状レンズ、27a、27b−CCD素子、30a
、30b・・・画素、34・・・プリズム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画素を1次元に配列した固体撮像用のCCD素子が複数
    個それぞれ異なる方向に配置したことを特徴とする位置
    検出用CCD装置。
JP29756489A 1989-11-17 1989-11-17 位置検出用ccd装置 Pending JPH03158705A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29756489A JPH03158705A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 位置検出用ccd装置

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JP29756489A JPH03158705A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 位置検出用ccd装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2757660A1 (fr) * 1996-12-25 1998-06-26 Sony Corp Appareil de detection de position et appareil de telecommande
DE4410078B4 (de) * 1993-03-23 2008-08-14 Wacom Co., Ltd. Optische Positionserfassungseinheit und optische Koordinateneingabeeinheit

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