JP2845291B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents
遠隔制御装置Info
- Publication number
- JP2845291B2 JP2845291B2 JP3062483A JP6248391A JP2845291B2 JP 2845291 B2 JP2845291 B2 JP 2845291B2 JP 3062483 A JP3062483 A JP 3062483A JP 6248391 A JP6248391 A JP 6248391A JP 2845291 B2 JP2845291 B2 JP 2845291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sphere
- display screen
- ball
- controller
- remote controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビやビデオテープ
レコーダ等の遠隔操作に用いられる遠隔制御装置（以
下、リモコンと略称）に係り、特に多機能化に好適なリ
モコンに関する。
レコーダ等の遠隔操作に用いられる遠隔制御装置（以
下、リモコンと略称）に係り、特に多機能化に好適なリ
モコンに関する。
【０００２】
【従来の技術】多機能化を図つたリモコンとしては、従
来、実開平１−１７２７９２号公報に開示されている如
きものがある。このリモコンは、カーソルを特定方向へ
移動させるための移動キーが確定キーの上下左右に１個
ずつ、計４個配設してあつて、ＣＲＴ等の表示装置の画
像を見ながら、そこに表示されているカーソルを移動キ
ーを押すことで所定方向へ所定量移動させた後、確定キ
ーを押すことにより、カーソル位置に表示されている画
像情報に対応した制御信号が該リモコンから送信される
ようになつている。
来、実開平１−１７２７９２号公報に開示されている如
きものがある。このリモコンは、カーソルを特定方向へ
移動させるための移動キーが確定キーの上下左右に１個
ずつ、計４個配設してあつて、ＣＲＴ等の表示装置の画
像を見ながら、そこに表示されているカーソルを移動キ
ーを押すことで所定方向へ所定量移動させた後、確定キ
ーを押すことにより、カーソル位置に表示されている画
像情報に対応した制御信号が該リモコンから送信される
ようになつている。
【０００３】このほか、リモコン自体が透明タツチパネ
ル付きの表示画面を有し、このタツチパネル上の所望の
位置を操作者が手指で押すことにより、表示画面に区画
表示されている各種機能に対応する制御信号が送信され
るというものも提案されている。
ル付きの表示画面を有し、このタツチパネル上の所望の
位置を操作者が手指で押すことにより、表示画面に区画
表示されている各種機能に対応する制御信号が送信され
るというものも提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、確定キ
ーの上下左右に移動キーを配設した前者のリモコンは、
確定キーを含めて５個のキーを適宜操作しなければなら
ないので、操作時の指の移動量が多くなつてしまい、そ
のため特に操作者が不慣れな場合に操作性に難があり、
また、キーの数が多いことから操作者に心理的な抵抗感
を与えてしまうという不具合があつた。
ーの上下左右に移動キーを配設した前者のリモコンは、
確定キーを含めて５個のキーを適宜操作しなければなら
ないので、操作時の指の移動量が多くなつてしまい、そ
のため特に操作者が不慣れな場合に操作性に難があり、
また、キーの数が多いことから操作者に心理的な抵抗感
を与えてしまうという不具合があつた。
【０００５】一方、機能を区画表示した表示画面を有す
る後者のリモコンは、表示画面が大きな面積を必要とす
ることからリモコンが大型化してしまい、しかもタツチ
パネルを押し込む方式なので操作時にリモコンをしつか
り固定しておかなければならず、いずれも操作性を損な
う要因となつていた。
る後者のリモコンは、表示画面が大きな面積を必要とす
ることからリモコンが大型化してしまい、しかもタツチ
パネルを押し込む方式なので操作時にリモコンをしつか
り固定しておかなければならず、いずれも操作性を損な
う要因となつていた。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、多機能化に対応できて操作性が良
好なリモコンを提供することにある。
もので、その目的は、多機能化に対応できて操作性が良
好なリモコンを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、操作者が把持するための幅狭なグリツプ部と、回転
操作および押圧操作される球体を上記グリツプの近傍に
露出させて該球体の回転量および回転方向を検出するボ
ールコントローラと、該ボールコントローラの検出信号
に応じて画像が変化する表示画面と、該表示画面の所定
位置に表示される画像情報に対応した制御信号を出力す
る制御部の入力スイツチであつて上記球体により押圧駆
動される押釦スイツチとを備えることによつて達成され
る。
は、操作者が把持するための幅狭なグリツプ部と、回転
操作および押圧操作される球体を上記グリツプの近傍に
露出させて該球体の回転量および回転方向を検出するボ
ールコントローラと、該ボールコントローラの検出信号
に応じて画像が変化する表示画面と、該表示画面の所定
位置に表示される画像情報に対応した制御信号を出力す
る制御部の入力スイツチであつて上記球体により押圧駆
動される押釦スイツチとを備えることによつて達成され
る。
【０００８】
【作用】上記手段によれば、表示画面の画像を真近に見
ながら、グリツプ部を把持した片手の指でボールコント
ローラの球体を操作することができるので、操作性が極
めて良好となる。
ながら、グリツプ部を把持した片手の指でボールコント
ローラの球体を操作することができるので、操作性が極
めて良好となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【００１０】図１は本発明の一実施例に係るリモコンの
平面図、図２はこのリモコンの一部破断側面図、図３は
このリモコンに用いたボールコントローラの概略平面図
である。
平面図、図２はこのリモコンの一部破断側面図、図３は
このリモコンに用いたボールコントローラの概略平面図
である。
【００１１】これらの図に示すリモコンは、上ケース１
ａと下ケース１ｂとを組み合わせて構成される筐体１の
一部が、操作者が把持しやすいように幅狭に成形された
グリツプ部２となつており、このグリツプ部２の近傍
に、ボールコントローラ３の操作子である球体４が露出
させてある。このボールコントローラ３は図３に示す如
く、球体４のほかに、球体４に連動して回転し互いに直
交する方向に延びる一対のローラ５，６や、各ローラ
５，６の回転量をそれぞれ検出するエンコーダ７，８
や、球体４をローラ５，６に向けて付勢する小球９等を
具備しており、筐体１の外方へ若干量露出している球体
４を手指で回動操作すると、その回転量および回転方向
が検出できるようになつている。
ａと下ケース１ｂとを組み合わせて構成される筐体１の
一部が、操作者が把持しやすいように幅狭に成形された
グリツプ部２となつており、このグリツプ部２の近傍
に、ボールコントローラ３の操作子である球体４が露出
させてある。このボールコントローラ３は図３に示す如
く、球体４のほかに、球体４に連動して回転し互いに直
交する方向に延びる一対のローラ５，６や、各ローラ
５，６の回転量をそれぞれ検出するエンコーダ７，８
や、球体４をローラ５，６に向けて付勢する小球９等を
具備しており、筐体１の外方へ若干量露出している球体
４を手指で回動操作すると、その回転量および回転方向
が検出できるようになつている。
【００１２】このリモコンの筐体１の前面には、球体４
のほかに、液晶デイスプレイの表示画面１０が露出させ
てある。この表示画面１０に表示される画像は、ボール
コントローラ３の検出信号に応じて変化するように制御
され、例えば、球体４を図１の左右方向へ回動させる
と、表示画面１０にはＴＶやＶＴＲといつた使用機器名
が同方向へ移動しながら表示されていき、また、球体４
を図１の上下方向へ回動させると、音量の増減やテレビ
の局番等を示す文字が同方向へ移動しながら表示されて
いく。さらに、ビデオモードで録画予約と表示されてい
るとき、筐体１内に組み込まれた図示せぬ制御部にてこ
れを確定すると、表示画面１０の映像が切り換わり、球
体４の回動に応じて予約したい曜日や時間帯等が順次表
示されていく。
のほかに、液晶デイスプレイの表示画面１０が露出させ
てある。この表示画面１０に表示される画像は、ボール
コントローラ３の検出信号に応じて変化するように制御
され、例えば、球体４を図１の左右方向へ回動させる
と、表示画面１０にはＴＶやＶＴＲといつた使用機器名
が同方向へ移動しながら表示されていき、また、球体４
を図１の上下方向へ回動させると、音量の増減やテレビ
の局番等を示す文字が同方向へ移動しながら表示されて
いく。さらに、ビデオモードで録画予約と表示されてい
るとき、筐体１内に組み込まれた図示せぬ制御部にてこ
れを確定すると、表示画面１０の映像が切り換わり、球
体４の回動に応じて予約したい曜日や時間帯等が順次表
示されていく。
【００１３】そして、球体４の背面側には、この球体４
により押圧駆動されるタクトスイツチ１１がプリント配
線板１２上に実装されており、このタクトスイツチ１１
を押し込むと、その時点で表示画面１０の所定位置に表
示されている画像情報に対応した制御信号が、前記制御
部から出力されるようになつている。つまり、タクトス
イツチ１１はこのリモコンの制御部の入力スイツチであ
つて、タクトスイツチ１１を押圧操作することにより、
表示画面１０の映像情報が確定し、必要に応じてその制
御信号が赤外線透過フイルタ１３を介して受信機へ送信
されるようになつている。
により押圧駆動されるタクトスイツチ１１がプリント配
線板１２上に実装されており、このタクトスイツチ１１
を押し込むと、その時点で表示画面１０の所定位置に表
示されている画像情報に対応した制御信号が、前記制御
部から出力されるようになつている。つまり、タクトス
イツチ１１はこのリモコンの制御部の入力スイツチであ
つて、タクトスイツチ１１を押圧操作することにより、
表示画面１０の映像情報が確定し、必要に応じてその制
御信号が赤外線透過フイルタ１３を介して受信機へ送信
されるようになつている。
【００１４】このように上記実施例にあつては、操作者
が片手でグリツプ部２を把持しつつ、その同じ手の指
（例えば親指）でボールコントローラ３の球体４を回動
操作ならびに押圧操作することができ、しかもこの操作
を手もとの表示画面１０を見ながら行えるので、操作性
が極めて良好である。また、球体４を介して表示画面１
０の画像を変化させるというものなので、表示画面１０
を特に大面積にしなくとも豊富な画像情報を表示するこ
とができて選択肢が広く、よつてリモコンの大型化を回
避しつつ多機能化を促進することができる。さらにま
た、操作子が球体４だけなので、不慣れな操作者にも心
理的な抵抗感を与えないという利点がある。
が片手でグリツプ部２を把持しつつ、その同じ手の指
（例えば親指）でボールコントローラ３の球体４を回動
操作ならびに押圧操作することができ、しかもこの操作
を手もとの表示画面１０を見ながら行えるので、操作性
が極めて良好である。また、球体４を介して表示画面１
０の画像を変化させるというものなので、表示画面１０
を特に大面積にしなくとも豊富な画像情報を表示するこ
とができて選択肢が広く、よつてリモコンの大型化を回
避しつつ多機能化を促進することができる。さらにま
た、操作子が球体４だけなので、不慣れな操作者にも心
理的な抵抗感を与えないという利点がある。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、グ
リツプ部を把持しつつボールコントローラの球体を操作
するという片手操作が容易に行え、しかも、この操作を
手もとの表示画面を見ながら行え、さらに、表示画面を
特に大画面にしなくとも豊富な画像情報を表示すること
ができて選択肢が広い等、種々の効果を奏し、その結
果、操作性が極めて良好で、かつ多機能化を促進しつつ
大型化を回避した優れたリモコンを提供することができ
る。
リツプ部を把持しつつボールコントローラの球体を操作
するという片手操作が容易に行え、しかも、この操作を
手もとの表示画面を見ながら行え、さらに、表示画面を
特に大画面にしなくとも豊富な画像情報を表示すること
ができて選択肢が広い等、種々の効果を奏し、その結
果、操作性が極めて良好で、かつ多機能化を促進しつつ
大型化を回避した優れたリモコンを提供することができ
る。
【図１】本発明の一実施例に係るリモコンの平面図であ
る。
る。
【図２】図１に示すリモコンの一部破断側面図である。
【図３】図１に示すリモコンに用いたボールコントロー
ラの概略平面図である。
ラの概略平面図である。
１ 筐体 ２ グリツプ部 ３ ボールコントローラ ４ 球体 １０ 表示画面 １１ タクトスイツチ
Claims (1)
- 【請求項１】 操作者が把持するための幅狭なグリツプ
部と、回動操作および押圧操作される球体を上記グリツ
プ部の近傍に露出させて該球体の回転量および回転方向
を検出するボールコントローラと、該ボールコントロー
ラの検出信号に応じて画像が変化する表示画面と、該表
示画面の所定位置に表示される画像情報に対応した制御
信号を出力する制御部の入力スイツチであつて上記球体
により押圧駆動される押釦スイツチとを備えていること
を特徴とする遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062483A JP2845291B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062483A JP2845291B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 遠隔制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277996A JPH04277996A (ja) | 1992-10-02 |
| JP2845291B2 true JP2845291B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13201474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3062483A Expired - Fee Related JP2845291B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 遠隔制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2845291B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006203755A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Sharp Corp | リモートコントローラ及びリモートコントロールシステム |
| JP6701521B2 (ja) * | 2016-05-31 | 2020-05-27 | 株式会社オーテックジャパン | リモートコントローラ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5986791U (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-12 | 株式会社東芝 | 操作表示装置付き多目的遠隔制御装置 |
| JPH01236896A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Fujitsu General Ltd | リモコン装置 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3062483A patent/JP2845291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04277996A (ja) | 1992-10-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3219761B2 (ja) | リモートコマンダー | |
| US6788288B2 (en) | Coordinate input device and portable information apparatus equipped with coordinate input device | |
| JP4276494B2 (ja) | 入力装置 | |
| JP2001043017A (ja) | 変位信号を発生するために２つのリニアセンサと指紋を用いるポインティング装置 | |
| JP2001043010A (ja) | ポインティング信号を発生するために画像を用いるポインティング装置 | |
| US7271734B2 (en) | Remote control transmitter | |
| WO2002089109A1 (en) | Remote control having a touch pad for highlighting preselected p arts of a displayed slide | |
| US20030035052A1 (en) | User selection device for camera navigation | |
| JP2002287873A (ja) | ナビゲート可能なディスプレイのためのシステム | |
| JPH05334412A (ja) | 画像作成装置 | |
| US9030497B2 (en) | Display device and arrangement method of OSD switches | |
| EP0451872B1 (en) | Remote control system | |
| TWI221384B (en) | Digital still camera | |
| JP2845291B2 (ja) | 遠隔制御装置 | |
| JP3730086B2 (ja) | カメラ一体型映像記録再生装置 | |
| JP4352538B2 (ja) | 操作装置 | |
| JP4112718B2 (ja) | 車両用多機能メータの表示選択装置 | |
| JP4663039B2 (ja) | 位置入力装置 | |
| JP3995363B2 (ja) | ゲーム機などに使用するコントローラ | |
| JPH02284316A (ja) | 操作装置 | |
| KR0183666B1 (ko) | 액정화면 부착 캠코더 | |
| JP4203377B2 (ja) | メニュー選択装置および電子機器 | |
| JP4600485B2 (ja) | 装置 | |
| JPH07295739A (ja) | 指示装置および映像編集装置 | |
| JPH07123302A (ja) | 記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981006 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |