JP3814799B2 - 映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置、同期管理方法、同期管理プログラム及びその同期管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期技術に係り、特に映像・音声メディアとアプリケ一ションとを相互に同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置及び同期管理方法、同期管理プログラム及びこの同期管理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像・音声メディアとアプリケーションを連動させるシステムとして、例えばSVMV(SoftwareVision Multi-Vision)[特開2000−244889号公報]がある。この技術を用いると、映像・音声メディアの再生時刻に応じて他のアプリケーションの制御が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
映像・音声メディアと他のアプリケーション連動システムであるSVMVは、映像・音声の再生位置を取得し、その位置情報に従って他のアプリケーションの制御を行うことができるが、他のアプリケーションのイベントを取得し、そのイベント情報に従って映像・音声メディアの再生位置の制御やメディアファイルの制御等を行うことはできない。
【0004】
実際、あるアプリケーションを実行中に、そのアプリケーションの内容に関連した映像を視聴したいときはVOD(Video On Demand)やビデオテープ等で視聴したい映像・音声メディアを検索する必要がある。例えば図鑑アプリケーションを使用しながらアプリケーション側で視聴している対象の関連映像を見たいときにはVODやビデオテープから再生場所を見つける必要がある。
また、アプリケーション等の変更やバージョンアップ等があった場合に、システムを迅速かつ柔軟に変更に対処することができない。
【0005】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、映像・音声メディアの再生に応じて他のアプリケーションの制御等を行うことができ、また、アプリケーションの内容に応じて映像・音声メディアの再生位置の制御やメディアファイルの制御等を行うことができる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置及び同期管理方法、同期管理プログラム及びその同期管理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では前記の課題を解決するために以下の構成に係るものとした。
即ち、請求項1に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置は、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置において、前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤで発生したイベントを取得する映像プレイヤイベント取得手段と、前記映像プレイヤイベント取得手段により取得されたイベントに対し、そのときに実行させるイベントを関数名として記述してある映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する映像プレイヤイベント管理手段と、前記映像プレイヤイベント管理手段により決定された関数と前記アプリケーションを制御するために実行される関数を対応づける情報を有するアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って、前記映像プレイヤイベント管理手段によって決定された関数を前記アプリケーションが実行できる関数に変換するアプリケーション制御関数変換手段と、を具備する構成とした。
【0007】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置は、前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤで発生したイベントを取得し、取得したイベントに対し、そのときに実行させるイベントを関数名として記述してある映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する。決定された関数と前記アプリケーションを制御するために実行される関数を対応づける情報を有するアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って、前記決定された関数を前記アプリケーションが実行できる関数に変換する。なお、映像プレイヤで発生したイベントは、時刻(再生位置・経過時間)であったり、再生しているファイル(コンテンツ)の変更等であったりする(以下同じ)。ここで、映像プレイヤは、MP3等の音声ファイルを再生する音声プレイヤである場合も含まれる(以下同じ)。つまり、「映像・音声」とは、映像及び/又は音声という意味である(以下同じ)。
【0008】
請求項2に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置は、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置において、前記アプリケーションで発生したイベントを取得するアプリケーションイベント取得手段と、前記アプリケーションイベント取得手段により取得されたイベントに対し、前記アプリケーションが発生するイベントとそのときに実行させるイベントを関数名として記述してあるアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するアプリケーションイベント管理手段と、前記アプリケーションイベント管理手段により決定された関数と前記映像プレイヤを制御するために実行される関数を対応づける情報を有するプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って、前記アプリケーションイベント管理手段によって決定された関数を前記映像プレイヤが実行できる関数に変換するプレイヤ制御関数変換手段と、を具備する構成とした。
【0009】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置は、前記アプリケーションで発生したイベントを監視し、取得したイベントに対し、前記アプリケーションが発生するイベントとそのときに実行させるイベントを関数名として記述してあるアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する。決定された関数と前記映像プレイヤを制御するために実行される関数を対応づける情報を有するプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って、前記決定された関数を前記映像プレイヤが実行できる関数に変換する。
【0010】
請求項3に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置の前記映像プレイヤイベント管理手段は、前記映像プレイヤイベント同期記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部の映像プレイヤイベント管理テーブルに格納し、前記映像プレイヤイベント取得手段によって取得されたイベントに対し、前記映像プレイヤイベント管理テーブルに従って実行すべき関数を決定する構成とした。
【0011】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置は、前記映像プレイヤイベント同期記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部の映像プレイヤイベント管理テーブルに格納し、前記映像プレイヤから取得したイベントに対し、前記映像プレイヤイベント管理テーブルに従って実行すべき関数を決定する。
【0012】
請求項4に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置の前記アプリケーションイベント管理手段は、前記アプリケーションイベント同期記述ファイルを読み込んでその記述情報を内部のアプリケーションイベント管理テーブルに格納し、前記アプリケーションイベント取得手段によって取得されたイベントに対し、前記アプリケーションイベント管理テーブルに従って実行すべき関数を決定する構成とした。
【0013】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置は、前記アプリケーションイベント同期記述ファイルを読み込んでその記述情報を内部のアプリケーションイベント管理テーブルに格納し、前記アプリケーションから取得されたイベントに対し、前記アプリケーションイベント管理テーブルに従って実行すべき関数を決定する。
【0014】
請求項5に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置の前記アプリケーション制御関数変換手段は、前記アプリケーション制御関数変換記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部のアプリケーション制御関数変換テーブルに格納し、このアプリケーション制御関数変換テーブルに従って前記映像プレイヤイベント管理手段から受け取った関数名を前記アプリケーションが実行できる関数名に変換して実行する構成とした。
【0015】
請求項6に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置の前記プレイヤ制御関数変換手段は、前記プレイヤ制御関数変換記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部のプレイヤ制御関数変換テーブルに格納し、このプレイヤ制御関数変換テーブルに従って前記アプリケーションイベント管理手段から受け取った関数名を前記映像プレイヤが実行できる関数名に変換して実行する構成とした。
【0016】
請求項7に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法は、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法において、前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得するステップと、前記取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、前記決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換するステップと、を具備する構成とした。なお、映像プレイヤのイベント(映像プレイヤで発生したイベント)は、時刻(再生位置・経過時間)であったり、再生しているファイル(コンテンツ)の変更等であったりする。
【0017】
請求項8に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法は、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法において、前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得するステップと、前記取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、前記決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換するステップと、を具備する構成とした。
【0018】
請求項9に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムは、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムにおいて、前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得する機能と、前記取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する機能と、前記決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換する機能と、をコンピュータに実行させる構成とした。
【0019】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体に複写・記録されて市場を流通されたり、例えばネットワーク上を伝送されたりする。そして、このプログラムをインストールされた映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置(コンピュータ)に、プログラムに基づいた各機能を実行させる。
【0020】
請求項10に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムは、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムにおいて、前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得する機能と、前記取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する機能と、前記決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換する機能と、をコンピュータに実行させる構成とした。
【0021】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体に複写・記録されて市場を流通されたり、例えばネットワーク上を伝送されたりする。そして、このプログラムをインストールされた映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置(コンピュータ)に、プログラムに基づいた各機能を実行させる。
【0022】
請求項11に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体は、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体において、前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得するステップと、前記取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、前記決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換するステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを保持する構成とした。
【0023】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションのプログラムを記録した記録媒体は、前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得し、この取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定し、この決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換することをコンピュータに実行させる。
【0024】
請求項12に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体は、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体において、前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得するステップと、前記取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、前記決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換するステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを保持する構成とした。
【0025】
このように構成されることにより、映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションのプログラムを記録した記録媒体は、前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得し、この取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定し、この決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換することをコンピュータに実行させる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明における一実施の形態に係る映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置(適宜「同期管理システム」という)の全体構成を示したブロック図である。同期管理システムは、映像プレイヤ107からイベントを取得する映像プレイヤイベント取得モジュール101、映像プレイヤイベント同期記述ファイル109を入力する映像プレイヤイベント管理モジュール102、関数変換記述ファイル(アプリケーション制御関数変換記述ファイル)110を入力する関数変換モジュール(アプリケーション制御関数変換手段)103、本型インターフェイスアプリケーション108からイベントを取得するアプリケーションイベント取得モジュール104、アプリケーションイベント同期記述ファイル111を入力するアプリケーションイベント管理モジュール105、関数変換記述ファイル(プレイヤ制御関数変換記述ファイル)112を入力する関数変換モジュール(プレイヤ制御関数変換手段)106から構成され、図中、太線の枠内で示される。
【0027】
次に、本発明の概要を、図2を参照して説明する。図2は、本発明の概要を説明するために引用した図である。
この図2の左側は、(1)映像プレイヤ107用のコンテンツ(例えば新発売の住宅のCM映像)、(2)本型インターフェイスアプリケーション108用のコンテンツ(例えば前記新発売の住宅の説明資料[電子ブック])、(3)映像プレイヤイベント同期記述ファイル109、(4)アプリケーションイベント同期記述ファイル111の、都合4つのファイルがインターネットを介してパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)にダウンロードされることを示している。ダウンロードされた両コンテンツ及び両同期記述ファイル109,111は、パソコンのメモリ(RAM及び/又はハードディスク)に記憶される。
なお、両同期記述ファイル109,111は、シナリオのようなものである。
【0028】
ちなみに、これらのコンテンツや同期記述ファイル109,111は、図2に示すようにCD−ROMに記憶された状態で配布されるような場合もある。なお、映像プレイヤ107は、一例としてMPEG画像やMP3音声等を再生する機能を有する動画等のビューアソフトである。また、本型インターフェイスアプリケーション108の具体例としては、本出願人の「サイバーブック」がある。「サイバーブック」は、パソコンのマウス等を操作することにより、本を読むような感覚でパソコン画面(モニタ)上の文字や絵を見ることができる電子ブックのビューアソフトである。
【0029】
図2の右側は、パソコンのモニタ画像を拡大した図であり、モニタの左側には映像プレイヤウインドウが、モニタの右側には本型インターフェイスアプリケーションウィンドウが、それぞれ開かれていることを示している。そして、映像プレイヤウインドウには新発売の住宅のCM画像が流れており、本型インターフェイスアプリケーションウィンドウにはCM画像に対応した電子ブックのページが開かれていることを示している。ちなみに、同期管理システムにより、CM画像の進行に対応して電子ブックの該当ページが開かれたり、電子ブックの開いたページに対応してCM画像の対応再生位置が流されたりする。
【0030】
なお、パソコンには予め同期管理システム、映像プレイヤ107、本型インターフェイスアプリケーション108がインストールされているものとする。ちなみに、本型インターフェイスアプリケーション108及び同期管理システムは、一例としてパソコン側で動作する比較的小さなプログラム(アプレット)として、インターネットを介してパソコンにダウンロードされたりする(前記コンテンツをダウンロードする際に併せてダウンロード)。また、映像プレイヤ107は、一例としてパソコンの購入時に予め組み込まれていたりする。なお、図1に示す各ブロックは、パソコンのCPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し実行することによりそのブロックが持つ機能を実現するものとする。
【0031】
次に、本実施の形態の動作について説明する。また、この動作説明で本発明の構成をより具体的に説明する。
本例では、アプリケーションの種類として本型インターフェイスアプリケーション108を対象に説明する。本例の音声・映像メディアとアプリケーションの同期管理装置(同期管理システム)は、映像プレイヤ107の映像・音声メディアの再生位置情報から本型インターフェイスアプリケーション108の制御を可能にし、また本型インターフェイスアプリケーション108のページ位置、選択されている文字や画像から映像プレイヤ107の映像・音声メディアの制御を可能にする。
【0032】
〔映像プレイヤに同期して本型インターフェイスアプリケーションを制御〕
まず、映像プレイヤ107に同期して本型インターフェイスアプリケーション108を制御する手法を説明する。映像プレイヤ107の映像・音声メディアの再生位置(再生時刻)を映像プレイヤイベント取得モジュール101が映像プレイヤ107より取得する。再生位置を取得するときは一定時刻ごとに映像プレイヤ107に再生位置を問い合わせる等の手法を用いて取得する。
【0033】
映像プレイヤイベント取得モジュール101が取得した再生位置情報は映像プレイヤイベント管理モジュール102へ渡される。映像プレイヤイベント管理モジュール102は予め装置の起動時に映像プレイヤイベント同期記述ファイル109を読み込んである。或いは、映像プレイヤイベント同期記述ファイル109は、映像プレイヤ107用のコンテンツをWWWサーバからダウンロードする際に併せてダウンロードされ、映像プレイヤイベント管理モジュール102に読み込まれる。この映像プレイヤイベント同期記述ファイル109には映像プレイヤの再生時刻(再生位置)に対して本型インターフェイスアプリケーション108を同期させる時刻とそのときに実行させるイベントを関数名として記述してある。この映像プレイヤイベント同期記述ファイル109の例は図3に示される。
【0034】
図3に示される映像プレイヤイベント同期記述ファイル109には、func要素のname属性の値に実行されるイベントの関数名が記述される。またbegin属性の値に映像プレイヤに同期させ関数を実行する時刻が記述される。そしてその関数に渡される引数がval_1属性の値に記述されている。この引数属性はval_xをフォーマットとして、文字Xに引数の番号が記述される。例えば、val_1は1番目の引数を表し、val_2は2番目の引数を表す。
【0035】
図1における映像プレイヤイベント管理モジュール102が、映像プレイヤイベント同期記述ファイル109を読み込んだ後、その情報は内部の映像プレイヤイベント管理テーブルに移されて管理される(テーブル作成手段)。この映像プレイヤイベント管理テーブルの例は図4に示される。
【0036】
図4に示す映像プレイヤイベント管理テーブルでは、列名にイベントの発生順番を示す“イベント番号”、“同期時刻”、“イベント関数”、“引数”がある。引数の列の数は映像プレイヤイベント同期記述ファイル109の記述内容によって数が変化する。映像プレイヤイベント管理モジュール102は、図4に示すイベント管理テーブルをもとにして実行すべきイベント関数を決定する。その処理フローは図5に示される。
【0037】
図5におけるフローチャートにおいて、まず始めに発生させるイベントの番号を示すイベントポインタの値を1にする(ステップS1)。そして一定時間ごとに映像プレイヤイベント取得モジュール101から映像プレイヤ107の再生時刻(再生位置)を取得する(ステップS2)。次に、イベントポインタが指すイベント番号の同期時刻の値が映像プレイヤ107の再生時刻より進んでいるか(小さいか)どうか確認する(ステップS3)。大きい場合(no;進んでいない場合)ければステップS2の処理に戻り、上記処理を繰り返す。
【0038】
イベントポインタが指す同期時刻が映像プレイヤ107の再生時刻より進んでいた場合(同期時刻が再生時刻よりも小さい場合;yes)は、イベントポインタが指すイベント番号のイベント関数名を関数変換モジュール103ヘ渡す(ステップS4)。またその時引数があればその引数も渡す。その後イベントポインタを1つ進める(ステップS5)。そしてイベントポインタが指すイベント番号があるかどうかを確認する(ステップS6)。なければ処理を終了する。イベント番号があればステップS3の処理に戻り、上記処理を繰り返す。
【0039】
映像プレイヤイベント管理モジュール102によって決定されたイベント関数とその引数は、関数変換モジュール103に渡される。この関数変換モジュール103は、関数変換記述ファイル110から作成(テーブル作成手段により作成)した関数変換テーブル(アプリケーション制御関数変換テーブル)に従って、受け取った関数を、本型インターフェイスアプリケーション108を制御する関数に変換する。ここで、上記関数変換記述ファイル110の例は図6に示され、関数変換テーブルの例は図7に示される。
【0040】
図6に示すこの関数変換記述ファイルには、event要素のfunc属性の値に映像プレイヤイベント管理モジュール102から渡される関数名が記述される。event要素内にあるcall要素のfunc属性の値に実際に本型インターフェイスアプリケーション108を制御するための関数名が記述される。なお、関数変換記述ファイル110は、例えば本型インターフェイスアプリケーション108用のコンテンツをWWWサーバからダウンロードする際に併せてダウンロードされ、関数変換モジュール103に読み込まれる。なお、この関数変換記述ファイル110は、本型インターフェイスアプリケーション108用のコンテンツをダウンロードするたびごとにダウンロードする必要は特になく、例えばアプリケーション(本型インターフェイスアプリケーション108)が別のものに変更された場合等にダウンロードすればよい。
【0041】
関数変換モジュール103は、関数変換記述ファイル110を読み込んだときに関数変換テーブル(図7参照)を作成する。これは映像プレイヤイベント管理モジュール102から受け渡される関数と、本型インターフェイスアプリケーション108を制御するために実行される関数を対応づけるテーブルである。この関数変換テーブルは左の列に映像プレイヤイベント管理モジュール102から受信した“受信関数”を記述し、右の列に実行される“実行関数”を記述する。この関数変換テーブルの例は図7に示される。
【0042】
図7に示された関数変換テーブルは、前記のとおり左側に映像プレイヤイベント管理モジュール102からの受信関数が、右側に実行関数が記述されているが、例えば受信関数がJumpPageであった場合、実行関数はjsJumpPageとなる。なお、jsJumpPageは、本型インターフェイスアプリケーション108に理解可能な関数である。
【0043】
関数変換モジュール103は、映像プレイヤイベント管理モジュール102から関数名とその引数を受け取ったときに、その関数名をもとにして上記の関数変換テーブルから実行すべき関数を検索する。実行すべき関数が見つかったら、その関数に、映像プレイヤイベント管理モジュール102から受け渡された引数を代入して、その関数を実行する。関数変換モジュール103は、その関数によって本型インターフェイスアプリケーション108を制御する。
【0044】
上記の動作により(図2参照)、映像プレイヤ107の再生位置(再生時刻)に同期して本型インターフェイスアプリケーション108の開かれているページを進めたり、戻したり、所定のページを開いたりすることができ、また映像プレイヤ107の再生位置に同期して文字の大きさ、フォント、スタイル、位置、網掛けを変化させたり、表示非表示を設定したりすることができ、また映像プレイヤ107の再生位置に同期して画像の大きさ、位置、ファイルを変化させたり、画面(ウインドウ)の表示非表示を設定したりすることが可能になる。具体的には、映像プレイヤ107が住宅のCM画像で玄関を写すところでは、同期して本型インターフェイスアプリケーション108は、例えば玄関に関連したところのページを開く。
なお、本型インターフェイスアプリケーション108が別のものに置き換わった場合でも、同期管理システムは、関数変換記述ファイル110(図7の関数変換テーブル)の内容の変更だけでその置き換わったアプリケーション108に対処できるので、大変都合がよい。また、バージョンアップ等にも迅速に対応できる。
【0045】
〔本型インターフェイスアプリケーションに同期して映像プレイヤを制御〕
次に、本例の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置を用いて本型インターフェイスアプリケーション108に同期して映像プレイヤ107を制御する手法を説明する。本型インターフェイスアプリケーション108のページが変化、特定の文字を選択、特定の画像を選択したときに、発生したイベント種類(ページが変化した、文字や画像が選択された)とそのページ番号や文字や画像の識別名がアプリケーションイベント取得モジュール104に渡される。
【0046】
アプリケーションイベント取得モジュール104は取得した情報をアプリケーションイベント管理モジュール105へ渡す。アプリケーションイベント管理モジュール105は予めシステム起動時にアプリケーションイベント同期記述ファイル111を読み込んである。或いは、アプリケーションイベント同期記述ファイル111は、本型インターフェイスアプリケーション108用のコンテンツをWWWサーバからダウンロードする際に併せてダウンロードされ、アプリケーションイベント管理モジュール105に読み込まれる。このアプリケーションイベント同期記述ファイル111は本型インターフェイスアプリケーション108が発生するイベントとそのときに実行させるイベントを関数名として記述してある。このアプリケーションイベント同期記述ファイル111の例は図8に示される。
【0047】
図8に示されるアプリケーションイベント同期記述ファイル111では、ObjectSelect要素内のevent要素のname属性の値に本型インターフェイスアプリケーション108内に配置されている文字オブジェクトの識別名や画像オブジェクトの識別名が記述される。そのevent要素内のcall要素のFuncName属性の値に呼び出される関数が記述され、属性val_1に引数が記録される。
【0048】
例えば図8の<ObjectSelect>内に記述されている<event name=“image1”> <call FuncName=“MoviePositionChange”val_1=“6”/> </event>では、本型インターフェイスアプリケーション108においてimage1という識別名をもつ画像オブジェクトが選択されたらMoviePositionChange関数に引数の値6を渡すという意味である。
【0049】
またPage Change要素内のevent要素のpage属性の値に、本型インターフェイスアプリケーション108で開かれているページが記述される。そのevent要素内のcall要素のFuncName属性の値に呼び出される関数が記述され、属性val_1に引数が記述される。
【0050】
例えば図8の<PageChange>内に記述されている<event Page=“1”> <call FuncName=“MoviePositionChange”val_1=“15”/> </event>では、本型インターフェイスアプリケーション108において1ペーシが開かれたらMoviePositionChange関数に引数の値15を渡すという意味である。
【0051】
図1における映像アプリケーションイベント管理モジュール105が、アプリケーションイベント同期記述ファイル111を読み込んだ後、その情報は内部のアプリケーションイベント管理テーブルに移され管理される(テーブル作成手段)。このアプリケーションイベント管理テーブルの例は図9に示される。
【0052】
図9に示すアプリケーションイベント管理テーブルの(1)では、列名に本型インターフェイスアプリケーション108上での文字や画像の識別名を示す“識別名”、“実行関数”、“引数”が記述されている。引数の列の数(列数)はアプリケーションイベント同期記述ファイル111の記述内容によって数が変化する。また図9の(2)では、列名に本型インターフェイスアプリケーション108で開かれているページを示す“Page番号”、“実行関数”、“引数”が記述されている。引数の列の数はアプリケーションイベント同期記述ファイル111の記述内容によって数が変化する。アプリケーションイベント管理モジュール105は、アプリケーションイベント取得モジュール104から受け取ったページ番号または文字や画像の識別名を上記のアプリケーションイベント管理テーブルから検索し、実行すべき関数と引数を決定する。
【0053】
アプリケーションイベント管理モジュール105によって決定されたイベント関数とその引数は、関数変換モジュール106に渡される。この関数変換モジュール106は、関数変換記述ファイル112に従って、受け取った関数を、映像プレイヤ107を制御する関数に変換する。関数変換記述ファイル112の例は図10に示される。
【0054】
図10に示すこの関数変換記述ファイル112には、event要素のfunc属性の値にアプリケーションイベント管理モジュール105から渡される関数名が記述される。event要素内にあるcall要素のfunc属性の値に実際に映像プレイヤ107を制御するための関数名が記述される。なお、関数変換記述ファイル112は、例えば映像プレイヤ107用のコンテンツをWWWサーバからダウンロードする際に併せてダウンロードされ、関数変換モジュール106に読み込まれる。なお、この関数変換記述ファイル112は、映像プレイヤ107用のコンテンツをダウンロードするたびごとにダウンロードする必要は特になく、映像プレイヤ107が別のものに変更された場合等にダウンロードすればよい。
【0055】
具体的には、関数変換モジュール106は、関数変換記述ファイル112を読み込んだときに図11に示すような関数変換テーブル(プレイヤ制御関数変換テーブル)を作成する(テーブル作成手段)。これはアプリケーションイベント管理モジュール105から受け渡される関数と、映像プレイヤ107を制御するために実行される関数を対応づけるテーブルである。図11において、左の列にアプリケーションイベント管理モジュール105から受信した“受信関数”が記述され、右の列に実行される“実行関数”が記述される。
【0056】
関数変換モジュール106は、アプリケーションイベント管理モジュール105から関数名とその引数を受け取ったときに、その関数名をもとにして関数変換テーブル(図11)から実行すべき関数を検索する。実行すべき関数が見つかったら、その関数に、アプリケーションイベント管理モジュール105から受け渡された引数を代入して、その関数を実行する。関数変換モジュール106はその関数によって映像プレイヤ107を制御する。
【0057】
上記の動作により(図2参照)、本型インターフェイスアプリケーション108のめくられたページ位置によって映像の再生位置を制御したり、また本型インターフェイスアプリケーション108中の特定の文字や画像を選択したりすることで、映像プレイヤ107の映像の再生位置を制御することが可能になる。例えば(図2参照)、本型インターフェイスアプリケーション108が玄関に関連したところのページになっていれば、同期して映像プレイヤ107は住宅のCM画像の玄関の部分を写す。
なお、映像プレイヤ107が別のものに置き換わった場合でも、同期管理システムは、関数変換記述ファイル112(図11の関数変換テーブル)の内容の変更だけでその置き換わった映像プレイヤ107に対処できるので、大変都合がよい。また、バージョンアップ等にも迅速に対応できる。
【0058】
本実施の形態によれば、映像プレイヤイベント取得モジュール101、映像プレイヤイベント管理モジュール102、関数変換モジュール103と同期管理系統で、映像プレイヤ107の映像・音声メディアの再生に応じて本型インターフェイスアプリケーション108の制御が可能なことは勿論、アプリケーションイベント取得モジュール104、アプリケーションイベント管理モジュール105、関数変換モジュール106の同期管理系統で、本型インターフェイスアプリケーション108の内容に応じて映像プレイヤ107の映像・音声メディアの再生位置の制御やメディアファイルの制御等を行うことができ、映像・音声メディアとアプリケーションとの相互同期を行うことができる。
【0059】
また、映像プレイヤイベント管理モジュール102が映像プレイヤイベント同期記述ファイル109に記述された関数を直接実行せず、関数変換記述ファイル110に従って関数変換モジュール103が本型インターフェイスアプリケーション108を制御することにより、本型インターフェイスアプリケーション108を変更した場合でも、関数変換記述ファイル110を変更するだけで同期をとることができる。
【0060】
更に、アプリケーションイベント管理モジュール105がアプリケーションイベント同期記述ファイル111に記述された関数を直接実行せず、関数変換記述ファイル112に従って関数変換モジュール106が映像プレイヤ107を制御することにより、映像プレイヤ107を変更した場合でも、関数変換記述ファイル112を変更するだけで同期をとることができる。
【0061】
なお、上記実施の形態で説明した映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置における映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理動作をプログラムとしてプログラム化し、コンピュータに実行させることにより実施できる。その際、コンピュータプログラムはフロッピー(R)ディスクやハードディスク等のディスク型記憶媒体、半導体メモリやカード型メモリ等の各種メモリ、或いは通信ネットワーク等の各種プログラム記録媒体を通じてコンピュータに供給することができる。
【0062】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。例えば映像プレイヤ107は、MP3音声の再生プレイヤであってもよい。また、図2では新発売の住宅のCM映像やこれに対応する説明資料を示したが、例えば英語の教材の動画やそのテキスト等でもよい。また、本発明は、ゲームを始めとした娯楽等の用途にも適用することができる。また、映像プレイヤ107の再生位置を制御することとしたが、映像プレイヤ107が再生するファイルを交換(変更)する制御を行う構成としてもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1、7、9、11に記載の発明によれば、映像プレイヤの再生に応じて他のアプリケーションの制御が可能であり、例えば映像プレイヤの再生位置に同期して、本型インターフェイスアプリケーションのページを進めたり、戻したり、所定のページを開いたりすることができ、また映像プレイヤの再生位置に同期して文字の大きさ、フォント、スタイル、位置、網掛けを変化させたり、表示非表示を設定したりすることができ、また映像プレイヤの再生位置に同期してアプリケーションの画像の大きさ、位置を変化させたり、表示非表示を設定したりすることができる。
【0064】
請求項2、8、10、12に記載の発明によれば、アプリケーションで発生したイベントに応じて映像プレイヤの再生位置の制御や再生するファイルの交換制御等を行うことができ、例えば本型インターフェイスアプリケーションのめくられたページの種類によって映像の再生位置を制御したり、また本型インターフェイスアプリケーション中の特定の文字や画像を選択することで、映像の再生位置をや再生対象のファイルの交換を制御したりすることができる。
【0065】
請求項3に記載の発明によれば、映像プレイヤイベント同期記述テーブルを変更するだけで、各種の映像プレイヤに対応して再生時に実行すべき関数を決定することができる。よって、アプリケーションの変更やバージョンアップ等があった場合に、システムを迅速かつ柔軟に変更に対応することができる。
【0066】
請求項4に記載の発明によれば、アプリケーションイベント同期記述テーブルを変更するだけで、各種のアプリケーションに対応して実行すべき関数を決定することができる。よって、映像プレイヤの変更やバージョンアップ等があった場合に、システムを迅速かつ柔軟に変更に対応することができる。
【0067】
請求項5に記載の発明によれば、関数変換記述ファイルを変更するだけで各種のアプリケーションに対応して同期をとることができる。
【0068】
請求項6に記載の発明によれば、関数変換記述ファイルを変更するだけで各種の映像プレイヤに対応して同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施の形態に係る映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置の全体構成を示したブロック図である。
【図2】 本発明の概要を説明するために引用した図である。
【図3】 図1に示した映像プレイヤイベント同期記述ファイル例を示した表図である。
【図4】 図1に示した映像プレイヤイベント管理テーブル例を示した表図である。
【図5】 図1に示した装置における映像プレイヤイベント処理手順を示したフローチャートである。
【図6】 図1に示した関数変換記述ファイル例を示した表図である。
【図7】 図1に示した関数変換テーブル例を示した表図である。
【図8】 図1に示したアプリケーションイベント同期記述ファイル例を示した表図である。
【図9】 図1に示したアプリケーションイベント管理テーブル例を示した表図である。
【図10】 図1に示した関数変換記述ファイル例を示した表図である。
【図11】 図1に示した関数変換テーブル例を示した表図である。
【符号の説明】
101…映像プレイヤイベント取得モジュール
102…映像プレイヤイベント管理モジュール
103、106…関数変換モジュール
104…アプリケーションイベント取得モジュール
105…アプリケーションイベント管理モジュール
107…映像プレイヤ
108…本型インターフェイスアプリケーション
109…映像プレイヤイベント同期記述ファイル
110、112…関数変換記述ファイル
111…アプリケーションイベント同期記述ファイル
Claims (12)
- 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置において、
前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤで発生したイベントを取得する映像プレイヤイベント取得手段と、
前記映像プレイヤイベント取得手段により取得されたイベントに対し、そのときに実行させるイベントを関数名として記述してある映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する映像プレイヤイベント管理手段と、
前記映像プレイヤイベント管理手段により決定された関数と前記アプリケーションを制御するために実行される関数を対応づける情報を有するアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って、前記映像プレイヤイベント管理手段によって決定された関数を前記アプリケーションが実行できる関数に変換するアプリケーション制御関数変換手段と、
を具備することを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置。 - 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置において、
前記アプリケーションで発生したイベントを取得するアプリケーションイベント取得手段と、
前記アプリケーションイベント取得手段により取得されたイベントに対し、前記アプリケーションが発生するイベントとそのときに実行させるイベントを関数名として記述してあるアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するアプリケーションイベント管理手段と、
前記アプリケーションイベント管理手段により決定された関数と前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤを制御するために実行される関数を対応づける情報を有するプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って、前記アプリケーションイベント管理手段によって決定された関数を前記映像プレイヤが実行できる関数に変換するプレイヤ制御関数変換手段と、
を具備することを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置。 - 前記映像プレイヤイベント管理手段は、前記映像プレイヤイベント同期記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部の映像プレイヤイベント管理テーブルに格納し、前記映像プレイヤイベント取得手段によって取得されたイベントに対し、前記映像プレイヤイベント管理テーブルに従って実行すべき関数を決定することを特徴とする請求項1に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置。
- 前記アプリケーションイベント管理手段は、前記アプリケーションイベント同期記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部のアプリケーションイベント管理テーブルに格納し、前記アプリケーションイベント取得手段によって取得されたイベントに対し、前記アプリケーションイベント管理テーブルに従って実行すべき関数を決定することを特徴とする請求項2に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置。
- 前記アプリケーション制御関数変換手段は、前記アプリケーション制御関数変換記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部のアプリケーション制御関数変換テーブルに格納し、このアプリケーション制御関数変換テーブルに従って前記映像プレイヤイベント管理手段から受け取った関数名を前記アプリケーションが実行できる関数名に変換して実行することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置。
- 前記プレイヤ制御関数変換手段は、前記プレイヤ制御関数変換記述ファイルを読み込んでその記述の情報を内部のプレイヤ制御関数変換テーブルに格納し、このプレイヤ制御関数変換テーブルに従って前記アプリケーションイベント管理手段から受け取った関数名を前記映像プレイヤが実行できる関数名に変換して実行することを特徴とする請求項2または請求項4に記載の映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理装置。
- 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法において、
前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得するステップと、
前記取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、
前記決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換するステップと、
を具備することを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法。 - 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法において、
前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得するステップと、
前記取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、
前記決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換するステップと、
を具備することを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理方法。 - 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムにおいて、
前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得する機能と、
前記取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する機能と、
前記決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換する機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラム。 - 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムにおいて、
前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得する機能と、
前記取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定する機能と、
前記決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換する機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラム。 - 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体において、
前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤのイベントを監視して取得するステップと、
前記取得したイベントから映像プレイヤイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、
前記決定された関数からアプリケーション制御関数変換記述ファイルに従って前記アプリケーションが実行できる関数へ変換するステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを保持することを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体。 - 映像・音声メディアとアプリケーションを同期させる映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体において、
前記アプリケーションで発生したイベントを監視して取得するステップと、
前記取得したイベントからアプリケーションイベント同期記述ファイルに従って実行すべき関数を決定するステップと、
前記決定された関数からプレイヤ制御関数変換記述ファイルに従って前記映像・音声メディアを再生する映像プレイヤが実行できる関数ヘ変換するステップとをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを保持することを特徴とする映像・音声メディアとアプリケーションの同期管理プログラムを記録した記録媒体。
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