JP3812752B2 - 印刷機の用紙剥離装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷部からの用紙の剥離位置に向けて送風することにより印刷部から用紙を剥離するようにした印刷機の用紙剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置は、例えば孔版印刷機において、剥離爪及びエアナイフの機構として用いられている。図13には、このような剥離爪及びエアナイフの機構からなる用紙剥離装置101を備えた孔版印刷機102の一例を示す。
【0003】
孔版印刷機102は、印刷部として、円筒状に形成された多孔質状の版胴103の内部に、その内周面に接するインキ供給ローラ104とこのインキ供給ローラ104にインキ105を供給するインキ供給部106とを備える。そして、版胴103に穿孔画像が形成されたマスタ107を巻着させ、用紙108を介して印刷部の一部を構成するプレスローラ109でインキ供給ローラ104の反対側から版胴103を押圧することで、インキ供給ローラ104に供給されたインキ105を版胴103の孔及びマスタ107の穿孔から滲み出させ、版胴103の回転タイミングに合わせて版胴103とプレスローラ109との間に搬送された用紙108に転移させる。これにより、マスタ105に穿孔形成された穿孔画像が用紙108に転写される。
【0004】
そして、版胴103からの用紙108の剥離位置SPには、剥離爪110とエアナイフを構成する送風機111とが配置されている。剥離爪110は、先端が鋭利な爪状部材であり、この鋭利な先端で版胴103に巻着されたマスタ107から用紙108の端部中央部分を剥離する。そして、マスタ107から用紙108を円滑に剥離させるために、剥離爪110の先端には空気吹出口112が形成され、この空気吹出口112から空気を吐出させるようになっている。空気吹出口112からの空気の吐出は、図示しないポンプ機構によって圧縮した空気を図示しないパイプを介して空気吹出口112に導くことにより行なわれる。次いで、送風機111は、内部にブロワファン113を有し、このブロワファン113の回転により空気の流れを発生させて用紙108の剥離位置SPに送風する。これにより、端部中央部分が剥離爪110によってマスタ107から剥離された用紙108とマスタ107との間に空気が入れられ、用紙108の端部が全体的にマスタ107から剥離される。そして、マスタ107から剥離された用紙108は送風機111からの送風によって下方に追いやられ、版胴103の斜め下方に配置された吸着ユニット114に吸着される。この吸着ユニット114は、用紙108を支持するベルト搬送機構115を備え、このベルト搬送機構115に搬送された用紙108を吸引ファン116で吸引して吸着させる。
【0005】
ここで、空気吹出口112から空気を吐出する構造の剥離爪110は実公平7−15509号公報に記載され、送風機111から構成されるエアナイフ機構は特開昭62−142677号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、エアナイフ機構を構成する送風機としては、スペース効率の観点より、図14に例示するような扁平形状のものの使用頻度が高まっている。図14及び図15に例示する送風機121は、扁平筐体状のハウジング122に収納されたブロワファン123の回転によって発生した空気の流れを、エアダクト124に形成された送風口125より用紙108の剥離位置SPに向かわせる構造である。このような扁平形状の送風機121では、ブロワファン123の回転中心は用紙108の幅方向と直交する方向となる。
【0007】
ところが、送風機121は、ブロワファン123の回転によって空気の流れを発生させているため、図14及び図15に示すように、空気の流れはブロワファン123の回転方向に向かう。これに対し、ブロワファン123の回転中心は用紙108の幅方向と直交する方向である。このため、剥離位置SPにおける用紙108への送風量が用紙108の右側と左側とで異なり、用紙108の剥離状態が左右不均一になってしまう。これにより、吸着ユニット114に対する用紙108の着地状態が左右不均一となり、吸着ユニット114において用紙108のスキューが生じてしまうという問題がある。その結果、排紙された用紙108の紙揃え状態が劣化してしまうという不都合が生ずる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、印刷部からの用紙の剥離位置に向けて送風することにより印刷部から用紙を剥離するようにした印刷機の用紙剥離装置において、通紙される用紙の幅方向と直交する方向であって前記剥離位置に向けた送風方向と直交する方向に回転中心を有してこの回転中心から遠ざかる方向に空気の流れを生じさせるブロワファンと、このブロワファンの回転により発生した空気の流れの方向を剥離位置に向ける送風口とを備えた構成を基本とする。このような構成を基本としながら、各請求項記載の発明は、送風口からの送風量を送風口の各位置で均等にすることができるように構成されている。
【0009】
請求項1記載の発明は、送風口からの送風量が当該送風口の各位置で均等になるように送風口よりもブロワファンの回転により発生する空気の流れの上流側であって当該空気が当る位置に配置されることで当該空気の流れの方向を送風量が少ない方向に向け、当該空気が当る面が曲面形状に形成されている仕切板を設けた。したがって、ブロワファンの回転により流れる空気が仕切板に当り、その流れの方向が送風量が少ない方向に向けられる。これにより、送風口からの送風量が送風口の各位置で均等になる。また、ブロワファンの回転により発生した空気の流れを遮る面が曲面形状に形成されていれば送風範囲が広がるため、曲面形状である仕切板の曲率に応じて送風範囲が任意に設定される。
【0010】
請求項記載の発明は、ブロワファンから送風口に到る空気の流路中に整風ポールを配設した。したがって、風上から見て整風ポールの背面側ではカルマン渦列が発生し、送風口からの送風にエネルギー損失が生ずる。この場合、カルマン渦列は、送風量が多い空気の流れの方向側に生ずるため、この部分の送風量が減少し、送風口からの送風量が送風口の各位置で均等になる。この場合、請求項記載の発明のように、整風ポールの直径は5〜15mmであることが望ましい。また、請求項記載の発明のように、整風ポールが空気の流れ方向に長い楕円形状を有すれば送風範囲が広がるため、楕円形状である整風ポールの曲率に応じて送風範囲が任意に設定される。
【0011】
請求項5記載の発明は、送風口ブロワファンの回転により発生する空気の流れの上流側であって当該空気の流れの量が多くなる側の送風量をより多く規制する整風フィルタを送風口に設けた。したがって、送風量が多い空気の流れの方向側の送風量が減少し、送風口からの送風量が送風口の各位置で均等になる。この場合、整風フィルタとしては、例えば、請求項6記載の発明のように、送風口におけるブロワファンの回転により発生した空気の流れの量が多くなる側に順次小さくなる複数個の通風孔を備えたシート状部材や、請求項7記載の発明のように、送風口におけるブロワファンの回転により発生した空気の流れの量が多くなる側が小さい二種類以上の大きさを持った複数個の通風孔を備えたシート状部材が用いられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、用紙剥離装置の一部をなす送風機に関する。以下に述べる参考例及び実施の形態は、図14及び図15に例示した送風機121と基本的な構成が共通する。そこで、図13に示す孔版印刷機102及び図14及び図15に示す送風機121と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
【0013】
本発明の参考例を図1及び図2に基づいて説明する。本参考例の送風機121では、ハウジング122内に、送風口125(図1及び図2には図示せず)から排出される前の空気を一旦溜め込む狭小空間1が設けられている。この狭小空間1は、ハウジング122の開口2の近傍に配置されてハウジング内を仕切る狭小空間用仕切板3によって形成されている。
【0014】
このような構成において、ブロワファン123の回転により発生した空気は、ハウジング122の開口2及びダクト124(図1及び図2には図示せず)の送風孔125から排出される前に狭小空間1に留まる。すると、空気の流れが狭小空間1で止められ、この狭小空間1からは空気が直線状に流れる。図2は、ハウジング122の開口2から排出される空気の流れEFを仮想的に示す図である。このように、ハウジング122の開口2から排出される空気の流れEFが真っ直になるため、剥離位置SPにおける用紙108への送風量が用紙108の右側と左側とで均等になり、用紙108の剥離状態が左右均一になる。これにより、吸着ユニット114における用紙108のスキューが防止され、その結果、排紙された用紙108の紙揃え状態が良好になる。
【0015】
本発明の第の実施の形態を図3及び図4に基づいて説明する。本実施の形態の送風機121では、エアダクト124内に仕切板11が設けられている。この仕切板11は、送風口125から用紙112の剥離位置SPに直角に延出する直線Aに対し、ブロワファン123の回転により発生した空気の流れを遮る方向に角度θだけ傾斜して配置されている。仕切板11は、0.5〜2.0mm程度の厚みを持った平板状部材であり、このような仕切板11が直線Aに対して傾斜する角度θは、40〜80度の範囲で最適な角度に設定される。
【0016】
このような構成において、ブロワファン123の回転により流れる空気は仕切板11に当り、その流れの方向が送風量が少ない方向に向けられる。これにより、送風口125からの送風量が送風口125の各位置で均等になる。図4は、送風口125から排出される空気の流れEFを仮想的に示す図である。このように、送風口125から排出される空気の流れEFが真っ直になるため、剥離位置SPにおける用紙108への送風量が用紙108の右側と左側とで均等になり、用紙108の剥離状態が左右均一になる。これにより、吸着ユニット114における用紙108のスキューが防止され、その結果、排紙された用紙108の紙揃え状態が良好になる。
【0017】
図5は、本実施の形態における仕切板11の変形例である。この変形例の仕切板11では、ブロワファン123の回転により発生した空気の流れを遮る面が曲面形状に形成されている。このような曲面形状の仕切板11を用いると、曲面の部分に空気が回り込み、送風口11から排出される空気の送風範囲が広がる。そこで、曲面形状である仕切板11の曲率に応じて送風範囲を任意に設定することが可能となる。
【0018】
本発明の第の実施の形態を図6及び図7に基づいて説明する。本実施の形態の送風機121では、ブロワファン123からハウジング122の開口2に到る空気の流路中に整風ポール21が設けられている。この整風ポール21は、直径5〜15mmの円柱状部材である。
【0019】
このような構成において、風上から見て整風ポール21の背面側にはカルマン渦列22が発生する。カルマン渦列22が発生する原理を図7に示す。ブロワファン123が回転してその回りに空気の流れが発生すると、この空気の流れはハウジング122の開口2に向かう。この際、レイノルズ数が非常に小さければ、空気の流れの中に位置する整風ポール21の背面には渦23が生成さる(図7(a))。これに対し、レイノルズ数が大きくなると、渦23は下流側に押し流され、次々に新しい渦23が発生する(図7(b))。この際、整風ポール21の両側から交互に逆向きの渦23が生み出されては成長し、次の瞬間には押し流されるという過程が繰り返される。そして、それらの渦23は、最終的にはカルマン渦列22となって安定する(図7(c))。
【0020】
ここで、カルマン渦22は、空気の流れの中に配置された整風ポール21の下流側に生成され、空気の流れにエネルギー損失をもたらす。つまり、ブロワファン123の回転により生ずる空気の流れの量が多くなる側に生成され、この部分の空気の流れに対して抵抗となる。このため、送風量が多い空気の流れの方向側の送風量が減少し、ハウジング122の開口2からの送風量が開口2の各位置で均等になる。このため、エアダクト124の送風口125から排出される空気の流れが真っ直になるため、剥離位置SPにおける用紙108への送風量が用紙108の右側と左側とで均等になり、用紙108の剥離状態が左右均一になる。これにより、吸着ユニット114における用紙108のスキューが防止され、その結果、排紙された用紙108の紙揃え状態が良好になる。
【0021】
図8は、本実施の形態の整風ポール21の配置位置に関する変形例を示す。この変形例は、整風ポール21をエアダクト124内に配置した例である。この場合にも、図6及び図7に示す送風機121と同様の作用効果が奏される。
【0022】
図9は、本実施の形態の整風ポール21の形状に関する変形例を示す。この変形例の整風ポール21は、空気の流れ方向に長い断面楕円形の円柱形状を有する。このような形状の整風ポール21を用いると、楕円の長円方向に空気が回り込み、送風口11から排出される空気の送風範囲が広がる。そこで、楕円の曲率に応じて送風範囲を任意に設定することが可能となる。
【0023】
本発明の第の実施の形態を図10及び図11に基づいて説明する。本実施の形態の送風機121では、ハウジング122の開口2とエアダクト124との接合部分に整風フィルタ31が設けられている。この整風フィルタ31は、複数個の通風孔32を備えたシート状部材である。これらの通風孔32は、ブロワファン123の回転方向によって発生する空気の流れの量が多くなる側とその反対側とで孔径が異なる。つまり、整風フィルタ31は、空気の流れの量が多くなる側の送風量をより多く規制するような形状となっている。具体的には、整風フィルタ31としては、通風孔32の孔径が順次変化する整風フィルタ31a(図11(a))、通風孔32の孔径が左右半分の領域で大きく他の半分の領域で小さい整風フィルタ31b(図11(b))、通風孔32の孔径が左側領域と中央領域と右側領域とで順に小さくなる整風フィルタ31c(図11(c))等が適宜利用される。これらの各整風フィルタ31は、小径の通風孔32側を空気の流れの量が多くなる側に位置させてハウジング122の開口2とエアダクト124との接合部分に取り付けられる。
【0024】
このような構成において、ハウジング122の開口2から排出される空気は、通風孔32を通ってエアダクト124に流れ、送風口125から送風される。この際、送風量が多くなってしまう側では、小さな通風孔32を空気が通過しなければならないため、その送風量が減少する。これにより、送風口125からの送風量が送風口125の各位置で均等になる。図10に、送風口125から排出される空気の流れEFを仮想的に示す。このように、エアダクト124の送風口125から排出される空気の流れが真っ直になるため、剥離位置SPにおける用紙108への送風量が用紙108の右側と左側とで均等になり、用紙108の剥離状態が左右均一になる。これにより、吸着ユニット114における用紙108のスキューが防止され、その結果、排紙された用紙108の紙揃え状態が良好になる。
【0025】
図11は、本実施の形態の整風フィルタ31の取り付け位置に関する変形例である。図11に示すように、エアダクト124の送風口125に整風フィルタ31を取り付けても、図10及び図11に示す送風機121と同様の作用効果が奏される。
【0026】
【発明の効果】
【0027】
請求項記載の発明によれば、送風口からの送風量を送風口の各位置で均等にすることができる。これにより、印刷部からの用紙の剥離位置に対する送風量のバラツキをなくすことができ、排紙される用紙のスキューを防止することができる。
【0028】
そして、ブロワファンの回転により発生した空気の流れを遮る仕切板の面を曲面形状に形成したので、曲面形状である仕切板の曲率に応じて送風範囲を任意に設定することができる。
【0029】
請求項記載の発明によれば、風上から見て整風ポールの背面側にカルマン渦列を発生させてエネルギー損失を生じさせ、送風量が多い側の送風量を減少させて送風口からの送風量を送風口の各位置で均等にすることができる。これにより、印刷部からの用紙の剥離位置に対する送風量のバラツキをなくすことができ、排紙される用紙のスキューを防止することができる。
【0030】
請求項記載の発明は、整風ポールの直径を5〜15mmとしたので、送風口からの送風量を送風口の各位置でより均等にすることができる。
【0031】
請求項4記載の発明は、整風ポールを空気の流れの方向に長い楕円形状に形成したので、楕円形状である整風ポールの曲率に応じて送風範囲を任意に設定することができる。
【0032】
請求項記載の発明によれば、送風量が多い側の送風量を減少させ、送風口からの送風量を送風口の各位置で均等にすることができる。これにより、印刷部からの用紙の剥離位置に対する送風量のバラツキをなくすことができ、排紙される用紙のスキューを防止することができる。
【0033】
請求項記載の発明は、送風口におけるブロワファンの回転により発生した空気の流れの量が多くなる側に順次小さくなる複数個の通風孔を備えたシート状部材によって整風フィルタを形成したので、整風フィルタを容易に形成することができ、送風口に対しても整風フィルタを容易に取り付けることができる。
【0034】
請求項記載の発明は、送風口におけるブロワファンの回転により発生した空気の流れの量が多くなる側が小さい二種類以上の大きさを持った複数個の通風孔を備えたシート状部材によって整風フィルタを形成したので、整風フィルタを容易に形成することができ、送風口に対しても整風フィルタを容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例として、天板を省略して内部の構造を示す用紙剥離装置の斜視図である。
【図2】 送風方向と共に示す用紙剥離装置の斜視図である。
【図3】 本発明の第の実施の形態として、一部を切り欠いて内部を示すダクトの斜視図である。
【図4】 送風方向と共に示す用紙剥離装置の斜視図である。
【図5】 仕切板の変形例を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第の実施の形態として、天板を省略して内部の構造を示す用紙剥離装置の斜視図である。
【図7】 整風ポールの背面側にカルマン渦列が発生する原理を説明するための説明図である。
【図8】 変形例を示すダクトの斜視図である。
【図9】 整風ポールの変形例を示す斜視図である。
【図10】 本発明の第の実施の形態として、送風方向と共に示す用紙剥離装置の斜視図である。
【図11】 整風フィルタの斜視図である。
【図12】 変形例を示す用紙剥離装置の斜視図である。
【図13】 従来の一例として、孔版印刷機の主要部分を示す縦断側面図である。
【図14】 図13に示す孔版印刷機に用いられている用紙剥離装置を示す斜視図である。
【図15】 送風方向と共に示すその用紙剥離装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 狭小空間
11 仕切板
21 整風ポール
31 整風フィルタ
32 通風孔
103,104,106,109 印刷部
108 用紙
123 ブロワファン
125 送風口
SP 剥離位置

Claims (7)

  1. 印刷部からの用紙の剥離位置に向けて送風することにより前記印刷部から用紙を剥離するようにした印刷機の用紙剥離装置において、
    通紙される用紙の幅方向と直交する方向であって前記剥離位置に向けた送風方向と直交する方向に回転中心軸を有してこの回転中心軸から遠ざかる方向に空気の流れを生じさせるブロワファンと、
    このブロワファンの回転により発生した空気の流れの方向を前記剥離位置に向ける送風口と、
    この送風口からの送風量が当該送風口の各位置で均等になるように前記送風口よりも前記ブロワファンの回転により発生する空気の流れの上流側であって当該空気が当る位置に配置されることで当該空気の流れの方向を送風量が少ない方向に向け、当該空気が当る面が曲面形状に形成されている仕切板と、
    を備えることを特徴とする印刷機の用紙剥離装置。
  2. 印刷部からの用紙の剥離位置に向けて送風することにより前記印刷部から用紙を剥離するようにした印刷機の用紙剥離装置において、
    通紙される用紙の幅方向と直交する方向であって前記剥離位置に向けた送風方向と直交する方向に回転中心軸を有してこの回転中心軸から遠ざかる方向に空気の流れを生じさせるブロワファンと、
    このブロワファンの回転により発生した空気の流れの方向を前記剥離位置に向ける送風口と、
    前記ブロワファンから前記送風口に到る空気の流路中に配置された整風ポールと、
    を備えることを特徴とする印刷機の用紙剥離装置。
  3. 整風ポールの直径は、5〜15mmであることを特徴とする請求項2記載の印刷機の用紙剥離装置。
  4. 整風ポールは、空気の流れの方向に長い楕円形状を有することを特徴とする請求項2記載の印刷機の用紙剥離装置。
  5. 印刷部からの用紙の剥離位置に向けて送風することにより前記印刷部から用紙を剥離するようにした印刷機の用紙剥離装置において、
    通紙される用紙の幅方向と直交する方向であって前記剥離位置に向けた送風方向と直交する方向に回転中心軸を有してこの回転中心軸から遠ざかる方向に空気の流れを生じさせるブロワファンと、
    このブロワファンの回転により発生した空気の流れの方向を前記剥離位置に向ける送風口と、
    この送風口よりも前記ブロワファンの回転により発生する空気の流れの上流側であって当該空気の流れの量が多くなる側の送風量をより多く規制する整風フィルタと、
    を備えることを特徴とする印刷機の用紙剥離装置。
  6. 整風フィルタは、送風口におけるブロワファンの回転により発生した空気の流れの量が多くなる側に順次小さくなる複数個の通風孔を備えたシート状部材によって形成されていることを特徴とする請求項5記載の印刷機の用紙剥離装置。
  7. 整風フィルタは、送風口におけるブロワファンの回転により発生した空気の流れの量が多くなる側が小さい二種類以上の大きさを持った複数個の通風孔を備えたシート状部材によって形成されていることを特徴とする請求項5記載の印刷機の用紙剥離装置。
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