JP3812615B2 - 車両のパーキングブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速装置を備えた車両のパーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速装置(A/T)を備えた車両において、乗用車や小型のトラック等の軽量の車両では、パーキング時に変速装置のギヤ系に加わる負荷が小さいためにセレクタレバーにパーキングポジションを設け、セレクタレバーがパーキングポジションに操作されたときに自動変速装置内のロック機構によりギヤを機械的にロックすることが一般的である。
【0003】
しかしながら、車両重量の大きい中型車両以上の車両においては、自動変速装置のロック機構に加わる負荷が大きくなり、従って、ロック機構の強度を高くすることが必要となり、構造上ロック機構を自動変速装置内に組み込むことが困難となる。このためセレクタレバーのパーキングポジション即ち、ロック機構が設けられておらず、ロック機構に代え駐車ブレーキとして通常プロペラシャフトを固定するタイプのセンタブレーキ又はホイールパーキングブレーキ装置が設けられている。
【0004】
このホイールパーキングブレーキ装置は、車両の左右のリヤホイールに、エア圧によりスプリングを圧縮してブレーキシューを非制動位置に駆動し、エア圧が大気に排気されるとスプリングのばね力によりブレーキシューを制動位置に復帰させるスプリングチャンバを設け、これらのスプリングチャンバとエアタンクとのエア通路にスプリングチャンバへのエア圧の作動状態を切り換える手動式コントロールバルブを接続した構成とされ、コントロールバルブがリリース位置(走行位置)に操作されているときには、エア圧がエアタンクからスプリグチャンバに供給されてブレーキシューが非制動位置に駆動され、コントロールバルブがパーキング位置に操作されると、エアタンクからのエア圧が遮断され、且つスプリングチャンバのエア圧が大気に排気されてブレーキシューが制動位置に復帰されてリヤホイールに制動力を付与する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、市場に占める割合の大ききな乗用車用の自動変速装置のセレクタレバーがパーキングレンジを備えていることを考慮すると、乗用車との操作の共通性を持たせる上で、或いは、駐車する場合に運転者に安堵感を持たせる上で、中型車両以上の重量車両の自動変速装置にもセレクタレバーのパーキングレンジを設けることが好ましい。
【0006】
このようなブレーキ装置の従来例として、特開平9−66820号公報のように、自動変速装置のセレクタレバーの移動範囲にパーキングレンジを設けてリヤホイールパーキング装置と機械的に連動させ、セレクタレバーがパーキングポジションに操作されたときにリヤホイールパーキングブレーキ装置を機械的に作動させるようにしたものがある。
【0007】
この従来例の場合、リヤホイールパーキングブレーキ装置の操作系統がセレクタレバー1系統であるために、駐車の際に安全性の面で運転者に不安感を持たせる虞がある。
【0008】
このため、本発明では、手動式コントロールバルブと自動変速装置のセレクタレバーの2系統でホイールパーキングブレーキを作動可能として乗用車との操作の共通性を持たせると共に、パーキングブレーキを掛け易く、且つ解除し難くして安全性の向上を図るようにした車両のパーキングブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1では、駐車時に自動変速装置のセレクタレバーがパーキングレンジに操作されると、パーキング検知手段が信号を出力し、この信号により切換弁が作動してエアタンク側からスプリングチャンバ側へのエア圧を遮断すると共に、スプリングチャンバのエア圧を大気に排気する。これにより、スプリングチャンバが制動位置に復帰してパーキングブレーキを作動させる。
【0010】
また、駐車時にコントロールバルブがリリース位置に操作された場合には、エアタンク側からスプリングチャンバ側へのエア圧を遮断すると共に、スプリングチャンバのエア圧を大気に排気する。これにより、スプリングチャンバが制動位置に復帰してパーキングブレーキを作動させる。
【0011】
コントロールバルブと切換弁は、エア通路に直列に接続されていることで、セレクタレバーとコントロールバルブの何れか一方を作動させるとパーキングブレーキが作動状態となり、セレクタレバーとコントロールバルブの両方をブレーキ解除状態にしなければパーキングブレーキが解除されない。即ち、パーキングブレーキは、掛かり易く且つ解除し難くなり、安全性が向上する。
【0012】
更に、手動式コントロールバルブと切換弁の作動状態に食い違いが生じると、エア通路の2つの弁の間と下流側の弁の下流側とに夫々接続されたエア圧力検知手段の出力信号に差が生じる。警告発生手段は、所定の出力信号差が生じると警告を発生して運転者に手動式コントロールバルブと切換弁の作動状態の食い違いを知らせる。運転者は、この警告により手動式コントロールバルブと切換弁の作動状態の食い違いを直す。これにより、不意なパーキングブレーキの作動及び解除が防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。図1は、本発明の第1の実施形態としての車両のパーキングブレーキ装置の概略構成図を示す。図1において、車両の左右のリヤホイール(図示せず)には、エア圧によりスプリングを圧縮してブレーキシューを非制動位置に駆動し、エア圧が大気に排気されるとスプリングのばね力によりブレーキシューを制動位置に復帰させるスプリングチャンバ1、1’が設けられており、これらのスプリングチャンバ1、1’は、エア通路3a、3b、3c、3dから成るエア通路3によりエアタンク2に接続されている。エア通路3には、エアタンク2側(上流側)から手動式コントロールバルブ(以下「コントロールバルブ」という)4、切換弁5、及びクイックリリースバルブ6が直列に接続されている。
【0014】
即ち、コントロールバルブ4は、ポート4aがエア通路3aを介してエアタンク2に接続され、ポート4bがエア通路3bを介して切換弁5のポート5aに接続され、大気側に開口するポート4dを備えている。切換弁5は、ポート5bがエア通路3cを介してクイックリリースバルブ6のポート6aに接続され、ポート5cが大気に開口されている。クイックリリースバルブ6は、ポート6bがエア通路3dを介してスプリングチャンバ1、1’の各ポート1a、1a’に接続されている。
【0015】
コントロールバルブ4は、スプリングチャンバ1、1’へのエア圧の作動状態を切り換えるもので、操作レバー4cがリリース位置に操作されているときにはポート4aと4bとが連通され、パーキング位置に操作されると、ポート4aが閉塞されてエア通路3aのエア圧を遮断すると共に、ポート4bがポート4dに連通されてエア通路3bのエア圧を大気に排気する。
【0016】
切換弁5は、後述する自動変速装置のセレクタレバーがパーキングレンジに操作されたときにスプリングチャンバ1、1’へのエア圧の作動状態を切り換えるもので、電磁切換弁とされ、ソレノイド(図示せず)が消勢されているときには、ポート5aと5bとが連通され、前記ソレノイドが付勢されるとポート5aが閉塞されてエア通路3bを遮断すると共に、ポート5bがポート5cに連通されて、エア通路3cのエア圧を大気に排気する。
【0017】
クイックリリースバルブ6は、エア通路3cのエア圧が排気されるとエア通路3dのエア圧を大気に排気してスプリングチャンバ1、1’を急速に制動位置に復帰させる。尚、クイックリリースバルブ6は、必ずしも必要ではない。しかしながら、パーキングブレーキを急速に作動させことができるために設けることが好ましい。
【0018】
前記自動変速装置は、セレクタレバーの移動範囲にパーキングレンジ(何れも図示せず)が設けられており、パーキングレンジには、セレクタレバーが当該パーキングレンジに操作された(入れられた)ときにこれを検知して信号を発生するパーキング検知手段としてのパーキングスイッチ7が設けられている。このパーキングスイッチ7は、セレクタレバーがパーキングレンジ以外の位置に操作されているときにはオフとなり、パーキングレンジに操作されるとオンとなる。切換弁5は、パーキングスイッチ7がオフのときにソレノイドが消勢されてポート5aと5bが連通され、パーキングスイッチ7がオンのときにソレノイドが付勢されてポート5bとポート5cが連通される。
【0019】
以下に作用を説明する。
【0020】
コントロールバルブ4がリリース位置にあり、且つ自動変速装置のセレクタレバーがパーキングレンジ以外のレンジに操作されているときには、コントロールバルブ4のポート4aと4bが連通されており、パーキングスイッチ7がオフとなり、切換弁5が消勢されてポート5aと5bが連通されている。そして、エアタンク2からエア圧がエア通路3a、コントロールバルブ4、エア通路3b、切換弁5、クイックリリースバルブ6を通してスプリグチャンバ1、1’に供給される。スプリングチャンバ1、1’は、エア圧が供給されると内蔵されているスプリングが圧縮されてブレーキシューが非制動位置に駆動される。これにより、パーキングブレーキが作動解除される。
【0021】
車両が停車したときにセレクタレバーがニュートラルレンジにある状態でコントロールバルブ4がパーキング位置に操作された場合には、ポート4aが閉塞されてエアタンク2からのエア圧が遮断されると共に、エア通路3b、3cのエア圧が当該コントロールバルブ4のポート4dから大気に排気され、クイックリリースバルブ6が作動してスプリングチャンバ1、1’のエア圧を大気に排気する。これにより、スプリングチャンバ1、1’がスプリングのばね力によりブレーキシューを制動位置に復帰させ、リヤホイールに制動力を付与する。即ち、パーキングブレーキ装置が作動して車両が駐車状態に維持される。
【0022】
また、車両が停車したときにコントロールバルブ4がリリース位置にある状態でセレクタレバーがパーキングレンジに操作された場合には、パーキングスイッチ7がオンとなり、切換弁5が付勢されてポート5aが閉塞され、エアタンク2からのエア圧が遮断されると共に、ポート5bがポート5cに連通されてエア通路3cのエア圧が大気に排気され、クイックリリースバルブ6が作動してスプリングチャンバ1、1’のエア圧を大気に排気する。これにより、スプリングチャンバ1、1’がスプリングのばね力によりブレーキシューを制動位置に復帰させ、リヤホイールに制動力を付与する。即ち、パーキングブレーキ装置が作動する。
【0023】
従って、運転者は、駐車する際にセレクタレバーをニュートラルレンジにしたままでコントロールバルブ4を操作してパーキングブレーキを作動させてもよく、コントロールバルブ4をリリース位置にしたままでセレクタレバーをパーキングレンジに操作してパーキングブレーキを作動させてもよい。或いは、コントロールバルブ4をパーキング位置に操作し、且つセレクタレバーをパーキングレンジに操作してパーキングブレーキを作動させるようにしてもよい。
【0024】
セレクタレバーがニュートラルレンジにある状態でコントロールバルブ4がパーキング位置に操作されてパーキングブレーキが作動している状態において、パーキングブレーキの作動を解除する場合には、運転者がコントロールバルブ4をパーキング位置からリリース位置に操作すると、ポート4aと4bが連通され、エアタンク2のエア圧がスプリングチャンバ1、1’に供給されてパーキングブレーキの作動が解除される。
【0025】
コントロールバルブ4がリリース位置にある状態でセレクタレバーがパーキングレンジに操作されてパーキングブレーキが作動している状態において、パーキングブレーキの作動を解除する場合には、運転者がセレクタレバーをパーキングレンジから他の例えば、ニュートラルレンジに操作すると切換弁5のポート5aと5bが連通され、エアタンク2のエア圧がスプリングチャンバ1、1’に供給されてパーキングブレーキの作動が解除される。
【0026】
また、コントロールバルブ4をパーキング位置に操作され、セレクタレバーがパーキングレンジに操作されてパーキングブレーキが作動している状態において、パーキングブレーキの作動を解除する場合には、運転者がコントロールバルブ4をパーキング位置からリリース位置に操作し、更にセレクタレバーをパーキングレンジから例えば、ニュートラルレンジに操作すると、エアタンク2のエア圧がスプリングチャンバ1、1’に供給されてパーキングブレーキ作動が解除される。尚、コントロールバルブ4とセレクタレバーの何れを先にブレーキ解除状態に操作してもよい。
【0027】
このようにスプリグチャンバ1、1’とエアタンク2とを連通するエア通路3に手動式コントロールバルブ4と切換弁5とを直列に接続することで、手動式コントロールバルブ4によるパーキングブレーキ作動と、セレクタレバーによるパーキングブレーキ作動との2系統でスプリングチャンバ1、1’を共用することができ、簡単な構成で、手動によるパーキングブレーキと、自動変速装置のセレクタレバーのシフトレンジに応じたパーキングブレーキとを両立することができる。
【0028】
また、自動変速装置のセレクタレバーと手動コントロールバルブの何れか一方がブレーキ作動条件を満たせば、スプリングチャンバ1、1’が制動位置になるため、パーキングブレーキを適切に作動させることができ、スプリグチャンバ1、1’の非制動位置への駆動は、セレクタレバーと手動式コントロールバルブ4の両方がブレーキ非作動条件を満たさないと実行されないために安全性が高い。
【0029】
尚、上記実施例においては、エア通路3のコントロールバルブ4の下流側に切換弁5を配置したが、これに限るものではなく、コントロールバルブ4の上流側に切換弁5を配置してもよい。
【0030】
図2は、本発明に係わる車両のパーキングブレーキ装置の第2の実施の形態を示す。尚、図2において、図1に示す構成要素と同一要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0031】
図2において、コントロールバルブ4と切換弁5とを連通するエア通路3bと、切換弁5と該切換弁5より下流側(スプリングチャンバ1、1’側)のエア通路3cに夫々エア圧力検出手段としての圧力センサ8、9が設けられている。これらの圧力センサ8、9は、夫々エア通路3b、3cの圧力を検出して対応する信号を出力する。警告発生手段としての警報回路10は、圧力センサ8、9からの信号を入力し、これらの信号の差が所定値を超えると警告手段例えば、パーキングランプ11を点滅させる。尚、警告手段としてはパーキングランプの点滅の他にブザー等を作動させるようにしてもよい。
【0032】
上記構成において、コントロールバルブ4がリリース位置のままでセレクタレバーがパーキングレンジに操作されてパーキングブレーキが作動した場合、エア通路3b内のエア圧は、エアタンク2のエア圧となり、エア通路3c内のエア圧が大気圧となる。この結果、圧力センサ8の出力が大きく、圧力センサ9の出力が小さくなり、圧力センサ8と9との出力の差が所定値を超える。警報回路10は、パーキングランプ11を点滅させて運転者にコントロールバルブ4と切換弁5の作動状態の食い違いを知らせる。即ち、コントロールバルブ4がリリース位置のままでパーキングブレーキが作動した場合(セレクタレバーのみでパーキングブレーキが作動した場合)には、運転者にコントロールバルブ4を適正位置としてのパーキング位置に操作するように警告する。
【0033】
運転者は、この警告に従ってコントロールバルブ4をパーキング位置に操作すると、エア通路3bのエア圧が大気圧となり、圧力センサ8の出力が圧力センサ9の出力と同じになる。この結果、警報回路10がパーキングランプ11の点滅を停止させて運転者への警告を解除する。これにより、駐車の際にコントロールバルブ4と切換弁5との作動状態の食い違いが防止され、運転者は、コントロールバルブ4と切換弁5の両方をパーキングブレーキ作動位置に確実に作動させることができる。
【0034】
また、セレクタレバーがパーキングレンジからニュートラルレンジ等に操作された場合に不意にパーキングブレーキが解除されることが防止される。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、スプリグチャンバとエアタンクとを連通するエア通路に手動式コントロールバルブと自動変速装置のセレクタレバーのシフトレンジに応じて作動する切換弁とを直列に接続することで、手動式コントロールバルブによるパーキングブレーキ作動と、セレクタレバーによるパーキングブレーキ作動との2系統でスプリングチャンバを共用することができ、簡単な構成で、手動によるパーキングブレーキと、セレクタレバーのシフトレンジに応じたパーキングブレーキとを両立することができる。
【0036】
また、自動変速装置のセレクタレバーと手動コントロールバルブの何れか一方がブレーキ作動条件を満たせば、スプリングチャンバが制動位置になるため、パーキングブレーキを適切に作動させることができるし、スプリグチャンバの非制動位置への駆動は、セレクタレバーと手動式コントロールバルブの両方がブレーキ非作動条件を満たさないと実行されないために安全性が高い。
【0037】
更に、手動式コントロールバルブと切換弁との作動状態の食い違いをなくし、不意なパーキングブレーキの解除を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のパーキングブレーキ装置の第1の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る車両のパーキングブレーキ装置の第2の実施の形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1、1’ スプリングチャンバ
2 エアタンク
3、3a、3b、3c、3d エア通路
4 手動式コントロールバルブ
5 切換弁(電磁弁)
6 クイックリリースバルブ
7 パーキングスイッチ(パーキング検出手段)
8、9 圧力センサ(エア圧力検知手段)
10 警報回路(警告発生手段)
11 パーキングランプ(警告手段)
Claims (1)
- エア圧が印加されたときにブレーキシューを非作動位置に駆動し、エア圧が印加されていないときに前記ブレーキシューを制動位置に復帰させるスプリングチャンバと、エアタンクと前記スプリングチャンバとの間に介装され、前記スプリングチャンバへのエア圧の作動状態を切り換え可能な手動式コントロールバルブとを備えた車両のパーキングブレーキ装置において、
自動変速装置のセレクタレバーがパーキングレンジに操作されたことを検知して信号を出力するパーキング検知手段と、
前記エアタンクと前記スプリングチャンバとの間のエア通路に前記手動式コントロールバルブと直列に接続され前記パーキング検知手段からの信号により前記エアタンク側からのエア圧を遮断すると共に前記スプリングチャンバ側と大気側とを連通させる切換弁と、
前記エア通路の前記2つの弁の間と下流側の弁の下流側とに夫々接続されたエア圧力検知手段と、
前記各エア圧力検知手段の出力信号に所定の差が生じたときに警告を発生する警告発生手段と
を備えたことを特徴とする車両のパーキングブレーキ装置。
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