JP3812303B2 - 緊急時対応システム及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緊急事態の発生時に、例えば車両側と受付センター側との間で必要な通信を行う緊急時対応システム及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来より、交通事故や車内での緊急事態の発生時に、自動又は簡単な手動操作により、自動車電話などの無線ネットワークを通じて、専用の受付センターに状況を伝えるシステムが知られている。
【0003】
この様なシステムでは、複数の緊急の通報がある場合には、通報を受けた順に対応したり、受付センターのオペレータが複数で対応している。
しかしながら、受付センターのオペレータ数に対して、多数の通報があった場合には、十分な対応ができないという問題があった。
【0004】
また、緊急事態にも、軽傷な場合や命に関わる重傷の場合などがあり、単に通報を受けた順で処理するだけでは十分ではなく、どのような緊急事態の通報に対して、どのような対応を取るかは非常に重要である。
例えば軽度な事故の対応中に、人命に関わる重大な事故の通報があった場合に、単に順番に処理するだけでは、重大な事故の対応が遅れるという問題も生じかねない。
【0005】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、速やかに且つ適切に緊急事態に対応することができる緊急時対応システム及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
1)請求項1の発明は、事故などの緊急事態の発生時に、緊急事態の発生側(車両側)と受付センター側との間で通信を行う緊急時対応システムに関するものであり、特に受付センター側の構成に関するものである。
本発明では、例えば車両側から送信された緊急事態の程度の情報を含む信号を受信すると、その受信した信号から、緊急事態の程度を認識し、認識した緊急事態の程度に基づいて、その対応すべき優先順位を決定する。
【0014】
つまり、例えば車両側から送信された信号には、緊急事態の程度を示す情報が含まれているので、その情報に基づいて、どの緊急通報から対応すべきかという優先順位を決定することができる。
従って、複数の緊急通報が入った場合でも、その優先順位に従って対応することにより、速やかに且つ確実に対応することができる。
【0015】
よって、上述した様に、例えば軽度な事故の対応中に、人命に関わる重大な事故の通報があった場合でも、優先順位に従って対応することにより、重大な事故の対応が遅れるという問題を防止することができる。
また、本発明では、優先順位を決定する場合には、認識した緊急事態の程度の情報に加え、緊急事態の発生現場周辺の道路渋滞状況を加味して行う。
これにより、緊急事態の対応する作業を行う場合の状況(道路渋滞状況)を加味して優先順位を決定できるので、優先順位の決定をより的確に行うことができる。
例えば緊急事態の程度が同じような緊急通報があった場合には、道路渋滞状況を加味して優先順位を決めるので、後からの緊急通報の場合でも優先順位が上がることがあるが、それにより、限られた資源(人員や救急車の数等)の中で、最大の効果を上げることができる。
【0017】
(2)請求項2の発明は、緊急事態の発生現場周辺の道路渋滞状況に関するものであり、ここでは、道路渋滞が大きな場合より道路渋滞が少ない方の優先順位を高める。
これにより、短時間で現場に到達できる方の救援活動を速やかに行うことができるので、その後他の場所での救援活動も速やかに行うことができ、限られた資源の中で、最大の効果を上げることが可能となる。
【0022】
3)請求項3の発明では、決定された優先順位を、オペレータ又は対応に必要な部署(消防署や警察署)に報知する。
例えば複数の緊急通報があった場合には、その優先順位は、上述した請求項1又は2の様な条件に従って決定されるが、その決定された優先順位を、例えばオペレータのディスプレイに一覧表示する。
【0023】
これにより、オペレータは、その優先順位に従って、適切な処理(例えば車両側との音声通話の開始や、消防署や警察署などへの通報)を行うことができる。
また、消防署や警察署に優先順位が報知される場合には、それらの部署で、優先順位に対応した処理(例えば人員や車両の準備、配置)を行うことができる。
【0024】
4)請求項4の発明では、決定された優先順位の高い順に、オペレータ又は対応に必要な部署に報知する。
従って、報知された側では、その報知された順番に対応をとることができる。
5)請求項5の発明では、決定された優先順位の高い順に、車両側との通話が可能な様に、オペレータ又は対応に必要な部署に通信回線を接続する。
【0025】
これにより、速やかに車両側との通話が可能になるので、車両側の状況を、速やかに且つ確実に把握できる。
6)請求項6の発明は、緊急事態の発生側として、車両を例示している。
【0027】
7)請求項7の発明は、受付センター側の装置を示したものである。
【0028】
本発明は、前記請求項と同様に、受信手段と、認識手段と、優先順位決定手段とを備えており、この装置を使用することにより、前記請求項と同様な効果を奏する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の緊急時対応システム及び装置の実施の形態の例(実施例)を説明する。
(実施例1)
a)本実施例の基本的なシステム構成を図1を用いて説明する。
【0030】
本実施例の緊急時対応システムは、主として車両側のシステムと受付センター側のシステムとにより構成されている。
▲1▼図1に示す様に、車両に事故等の緊急事態が発生した場合には、車両側から中継局に対して、無線系の通信手段にて緊急時の情報(事故情報や位置情報)を送信する。
【0031】
その情報は、中継局から、電話回線等の有線の地上系の通信手段にて受付センターに送信される。
受付センターでは、送信された情報の緊急の程度を勘案して、消防署や警察署などに、救急車やパトカー等の出動要請の連絡を行う。
【0032】
▲2▼前記車両側のシステムとしては、図2に示す様な車載装置1が用いられる。
この車載装置1は、マイクロコンピュータを主要部とする電子制御装置(ECU)3を有し、ECU3は、GPSレシーバ5と、ジャイロ7と、デジタルアダプタ9と、インターフェース(I/F)11と、周知のCPU13、ROM15、RAM(メモり)17を備える。
【0033】
このうち、前記GPSレシーバ5は、GPSアンテナ19と接続されて、GPS衛星からの位置情報を受信する受信機であり、デジタルアダプタ9は、データの送受信や会話を行うための(通信アンテナ21を備えた)通信機23と接続されたアダプタである。
【0034】
また、前記I/F11には、緊急時に押される緊急スイッチ(SW)25と、例えば前後加速度等の加速度の大きさを検出するGセンサ(加速度センサ)27と、車速を検出する車速センサ29と、通話を行うためのマイク31と、音声等を出力するためのスピーカ33と、各種の表示を行うディスプレイ35が接続されている。
【0035】
このうち、緊急スイッチ25には、緊急事態の大きさの程度を示すために、下記「重度」、「中度」、「軽度」に対応したボタン(ボタンスイッチ)25a、25b、25cが設けられている。
「重度」:即座に救急車を要請する程度の事故
「中度」:かすり傷程度の事故
「軽度」:車だけの軽度な事故
尚、この緊急事態の程度の区分は、任意に設定することができる。
【0036】
また、前記Gセンサ27は、エアバック(図示せず)を作動させるための判定条件に使用されるものであり、Gセンサ27の出力が所定の作動判定値を上回った場合に、エアバックが作動する。
従って、Gセンサ27の出力が、この作動判定値を上回った場合に、事故が発生したと見なすことができる。また、作動判定値とは別に、Gセンサ27の出力に応じた判定値(程度判定値H1、H2、H3)を設け、下記の様に、Gセンサ27の出力が、それぞれの程度判定値を上回った場合に、事故の程度を判定できる様に設定されている。
【0037】
「H1」:即座に救急車を要請する程度の事故
「H2」:かすり傷程度の事故
「H3」:車だけの軽度な事故
b)次に、本実施例の緊急時対応システムにおける対応処理等を説明する。
【0038】
▲1▼車両側の装置における処理
図3のフローチャートに示す様に、まず、ステップ100にて、GPSレシーバ5により取得した車両の現在位置のデータをメモり17に記憶する。
続くステップ110では、事故が発生したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ120に進み、一方否定判断されると前記ステップ100に戻る。
【0039】
事故の発生は、各種のセンサにより検出することができる。例えばGセンサ27の出力の大きさ(エアバックの作動判定値を上回った場合)や、他の車両各部の異常を検出するセーフティモニタ(図示せず)の出力から判定してもよい。または、事故の発生を報知するマニュアルボタン(図示せず)を設け、このボタンが運転者等により押された場合に、事故が発生したと判断してもよい。
【0040】
続くステップ120では、事故の程度の判定を行う。例えばGセンサ27によって検出された加速度(例えば前後加速度)の大きさをチェックし、その加速度の大きさが、前記程度判定値H1、H2、H3を上回るか否かにより、事故の程度(重度、中度、軽度)を判定することができる。この場合、加速度が大きいものほど事故の程度が大きいと判断する。
【0041】
続くステップ130では、事故の程度の判定結果を、送信データにセットする。
続くステップ140では、送信データを、中継局を介して受付センターに送信する。その際には、事故の程度の情報だけでなく、現在位置、個人情報、車両情報なども送信する。
【0042】
尚、個人情報としては、例えば運転者の年齢、血液型、病気など、緊急の治療の際などに注意すべき情報が挙げられる。また、車両情報としては、車両の種類(普通乗用車、軽自動車、トラックなどの区別)や、ナンバーなどが挙げられる。これらの情報は、予めECU3のバックアップメモリ(図示せず)等に記憶されている。
【0043】
また、これ以外にも、運転者などの脈拍や血圧などをモニタし、その情報(生体情報)を送信してもよい。
続くステップ150では、オペレータとの通話を可能な状態とする。これにより、運転者等は、事故の内容をオペレータに詳細に伝えることができる。
【0044】
▲2▼受付センター側の装置における処理
図4に示す様に、受付センター側では、ステップ200にて、ユーザからの緊急通信・データ通信を受信し、そのデータを記憶する。
続くステップ210では、所定期間(例えばN秒以内)に、他の通報があるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ220に進み、一方否定判断されるとステップ260に進む。
【0045】
ステップ260では、他からの通報が無いので、通報した相手との音声通話が可能な状態に切り換え、一旦本処理を終了する。
一方、ステップ220では、他からの通信があるので、他からの1又は複数の緊急通報を受信する。
【0046】
続くステップ230では、複数の緊急通報のうち、どの緊急通報から対応すべきかを示す優先順位を、例えば図5に示すような事故の程度や発生箇所などの各種の情報を考慮して決定する。尚、優先順位の決定方法については、後に詳述する。
【0047】
続くステップ240では、緊急通報の優先順位を、例えばオペレータの前のディスプレイに表示することにより、オペレータに報知する。
続くステップ250では、優先順位の高い緊急通報を、オペレータとの音声通信に切り換え、一旦本処理を終了する。
【0048】
その後、オペレータは、事故が発生した車両側(ユーザー)と会話することにより、ユーザーの状況を確認し、必要に応じて、例えば消防署、警察署、レッカー業者等への連絡を行う。
▲3▼次に、上記優先順位を決定する際のアルゴリズについて説明する。
【0049】
尚、優先順位の決定は、車両側から通信された情報及び受付センター側にて調べた周囲の状況の情報に従って、全て受付センター側のコンピュータにて自動的に行う。
【0050】
優先順位を決定するために条件としては、下記のものが挙げられる。
(1)送信された緊急事態の程度の情報
この中では、(高い←)重度、中度、軽度(→低い)の順番で、事故等の程度が重いほど優先順位が高くなるように優先順位が設定されている。
【0051】
(2)緊急事態の発生現場周辺の渋滞状況
渋滞無しの方の優先順位は、渋滞有りの場合の優先順位より高く設定する。
(3)道路の種類
走行速度が高いものほど優先順位を高く設定する。例えば、高速道路>一般道路、国道>県道>市道、対面通行>一方通行の様に優先順位が設定されている。
【0052】
(4)緊急事態の発生現場から消防署までの距離
緊急事態の発生現場から消防署までの距離が近いものほど、優先順位を高く設定する。
尚、この距離は、現在の車両位置と、その車両位置が受け持ち範囲である消防署との距離を演算して求める。この距離としては、ナビ情報として得られる様な道のりが好ましいが、単純化のために、直線距離を用いてもよい。
【0053】
(5)通報時刻
通報時刻が早いものほど優先順位を高める。但し、ある一定以上の時間を経過した場合には、この条件は無視する。
そして、前記(1)〜(5)の条件のうち、例えば上のものほど優先順位を高く設定するが、適宜優先順位を変更してもよい。
【0054】
具体的には、(1)の条件からチェックしてゆき、同じ条件(例えば重度の条件)であれば、次の(2)の条件で決め、この(2)の条件も同じ場合には、更に(3)の条件で決める様に、順次判定条件を細分化してゆけばよい。
また、例えば、各条件に重みづけをして、所定の算出式から値を求め、その値の大小により優先順位を決定することができる。
【0055】
c)この様に、本実施例では、複数の緊急事態が短時間の間に発生した場合には、その優先順位を決めて、優先順位の高いものから順に対応するので、限られた資源(人員や救急車の数など)の中で、救急対応を効率よく行うことができるという効果がある。
【0056】
よって、軽度な事故の対応中に、人命に関わる重大な事故の通報があった場合でも、重大な事故の対応が遅れるという事態の発生を防止できる。
また、本実施例では、Gセンサ27の出力に応じて、事故の程度を自動的に送信するので、運転者等が適切な対応ができない場合でも、おおよその事故の状況を把握できるという利点がある。
(実施例2)
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0057】
本実施例は、車両側の装置における処理に特徴がある。
図6のフローチャートに示す様に、まず、ステップ300にて、GPSレシーバ5により取得した車両の現在位置のデータをメモり17に記憶する。
続くステップ310では、事故が発生したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ320に進み、一方否定判断されると前記ステップ300に戻る。
【0058】
事故の発生は、緊急スイッチ25の操作により判定することができる。例えば、ボタン25a〜cのいずれかのボタンが押された場合に、事故が発生したと見なすことができる。また、緊急スイッチ25のどのボタン25a〜cが押されたかにより、事故の程度が分かる。
【0059】
また、これ以外に、前記Gセンサ27の出力が作動判定値を上回った場合に、事故が発生したみなしてもよく、それ以外の各種のセーフティモニタも利用できる。
ステップ320では、事故の程度の判定結果を、送信データにセットする。
【0060】
続くステップ330では、送信データを、中継局を介して受付センターに送信する。その際には、事故の程度の情報だけでなく、現在位置、個人情報、車両情報なども送信する。
続くステップ340では、オペレータとの通話を可能な状態とする。これにより、運転者等は、事故の内容を、オペレータに詳細に伝えることができる。
【0061】
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、緊急スイッチ25の操作により、事故の発生及びその程度を送信するので、情報の信頼性が高いという利点がある。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
【0062】
(1)例えばGセンサに基づく緊急事態の程度の判定結果と緊急スイッチによる緊急事態の程度の情報を、共に送信してもよい。これにより、情報の信頼性が一層高まる。
(2)また、前記実施例1、2では、車両において事故が発生した場合を例に挙げたが、車両以外の場所(例えば家の中など)で、何らか事故が発生した場合に、緊急通報するようにしてもよい。
【0063】
(3)更に、前記実施例1、2では、車両事故の場合を例に挙げたが、車両(又は車両以外)において病気等が発生した場合に、緊急事態の通報を行ってもよい。
この場合には、緊急スイッチに、下記重度、中度、軽度のボタンを設け、どれかのボタンを押すことにより、緊急通報するようにしてもよい。
【0064】
「重度」:即座に救急車を要請する程度
「中度」:援助が必要な程度
「軽度」:気分が悪くなった程度
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の緊急時対応システムを示す説明図である。
【図2】 実施例1の車載装置を示す説明図である。
【図3】 実施例1の車両側の処理を示すフローチャートである。
【図4】 実施例1の受付センター側の処理を示すフローチャートである。
【図5】 実施例1の複数の緊急通信があった場合の状況を示す説明図である。
【図6】 実施例2の車両側の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・車載装置
3・・・電子制御装置(ECU)
5・・・GPSレシーバ
23・・・通信機
25・・・緊急スイッチ
27・・・Gセンサ

Claims (7)

  1. 緊急事態の発生時において、緊急事態の発生側から受付センター側に送信された緊急通報に対して、コンピュータにより自動的に対応する緊急時対応システムにおいて、
    前記受付センター側に、
    前記緊急事態の発生側から送信された緊急事態の程度の情報を含む信号を緊急通報として受信する受信手段と、
    前記受信手段によ受信した緊急通報から、緊急事態の程度を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識した緊急事態の程度に基づいて、複数の緊急通報のうちどの緊急通報から対応すべきかを示す優先順位を自動的に決定する優先順位決定手段と、
    を備えるとともに、
    前記優先順位決定手段は、前記認識した緊急事態の程度の情報に加え、
    緊急事態の発生現場周辺の道路渋滞状況を加味して、優先順位を決定する処理を行うことを特徴とする緊急時対応システム。
  2. 前記緊急事態の発生現場周辺の道路渋滞状況に関しては、渋滞が大きな場合より渋滞が少ない方の優先順位を高める処理を行うことを特徴とする前記請求項1に記載の緊急時対応システム。
  3. 前記優先順位決定手段によって決定された優先順位を、オペレータ又は対応に必要な部署に報知する処理を行うことを特徴とする前記請求項1又は2に記載の緊急時対応システム。
  4. 前記優先順位決定手段によって決定された優先順位の高い順に、オペレータ又は対応に必要な部署に報知する処理を行うことを特徴とする前記請求項1〜のいずれかに記載の緊急時対応システム。
  5. 前記優先順位決定手段によって決定された優先順位の高い順に、前記車両側との通話が可能な様に、オペレータ又は対応に必要な部署に通信回線を接続する処理を行うことを特徴とする前記請求項1〜のいずれかに記載の緊急時対応システム。
  6. 前記緊急通報の発生側とは、車両側であることを特徴とする前記請求項1〜のいずれかに記載の緊急時対応システム。
  7. 緊急事態の発生時、緊急事態の発生側からの緊急通報を受信し、その緊急通報に対して、コンピュータにより自動的に対応する受付センター側の装置において、
    前記緊急事態の発生側から送信された緊急事態の程度の情報を含む信号を緊急通報として受信する受信手段と、
    前記受信手段による受信した緊急通報から、緊急事態の程度を認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識した緊急事態の程度に基づいて、複数の緊急通報のうちどの緊急通報から対応すべきかを示す優先順位を自動的に決定する優先順位決定手段と、
    を備えるとともに、
    前記優先順位決定手段は、前記認識した緊急事態の程度の情報に加え、
    緊急事態の発生現場周辺の道路渋滞状況を加味して、優先順位を決定する処理を行うことを特徴とする受付センター側の装置。
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