JP3811485B2 - 洗車機 - Google Patents

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本発明は、車両入口から進入して車両洗浄位置に停止した車両を、設置面に敷設した一対の走行レール上を往復走行する洗車機本体により洗し、洗車終了後の車両を前記車両入口と反対側に設けた車両出口から退出させる洗車機に関する。
上記ドライブスルー型の洗車機として、下記特許文献1に記載されたものが公知である。
特開昭48−5267号公報
ところで上記従来の洗車機は、洗車終了時に洗車機本体が停止する停止位置が車両出口の近傍に設定されていて、退出の際に車両が洗車機本体の内部を手前側から向こう側にくぐり抜ける必要があるため、運転がしずらく時間がかかる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、上記洗車機において、車両洗浄位置からの車両の退出が容易且つ速やかに行える洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、車両を停止させて洗するための車両洗浄位置を、洗すべき車両を進入させるための車両入口と、その車両入口とは反対側に在って洗後の車両を退出させるための車両出口との間に設定し、車両を洗し得る洗浄手段を有する洗車機本体の、車両洗時に往行を開始するスタート位置を、前記車両出口の近傍に設定し、前記車両入口から進入して前記車両洗浄位置に停止した車両を、該車両の前後方向に前記洗車機本体を走行させて洗し、洗車終了後の車両を前記車両洗浄位置から前記車両出口を通って退出させる洗車機において、前記洗車機本体を、前記スタート位置よりも車両入口側に寄った位置に走行させる制御装置と、前記洗車終了後、前記洗車機本体が前記スタート位置よりも前記車両入口側に寄った位置にあるときに、洗車終了を運転者に報知する報知手段と、前記車両入口から前記車両洗浄位置に進入する車両の車輪を案内する案内手段と、前記洗車機本体の車両出口側に配設され、前記洗車終了後に該洗車機本体がスタート位置へ向けて走行しているときに前記退出する車両を検出可能な検知装置とを備え、前記検知装置の検出に応じて前記洗車機本体の前記スタート位置へ向けての走行を停止させることを特徴とする。
また上記目的を達成するために、請求項2の発明は、車両を停止させて洗車するための車両洗浄位置を、洗車すべき車両を進入させるための車両入口と、その車両入口とは反対側に在って洗車後の車両を退出させるための車両出口との間に設定し、洗車ブラシ及び乾燥ノズルを有する洗車機本体の、車両洗車時に往行を開始するスタート位置を、前記車両出口の近傍に設定し、前記車両入口から進入して前記車両洗浄位置に停止した車両を、該車両の前後方向に前記洗車機本体を走行させて洗車し、洗車終了後の車両を前記車両洗浄位置から前記車両出口を通って退出させる洗車機において、前記洗車機本体を、前記洗車ブラシ及び乾燥ノズルが前記車両洗浄位置の車両よりも車両入口側に寄った位置に走行させる制御装置と、前記洗車終了後、前記洗車ブラシ及び乾燥ノズルが前記車両洗浄位置の車両よりも前記車両入口側に寄った位置にあるときに、洗車終了を運転者に報知する報知手段と、前記車両入口から前記車両洗浄位置に進入する車両の車輪を案内する案内手段と、前記洗車機本体の車両出口側に配設され、前記洗車終了後に該洗車機本体がスタート位置へ向けて走行しているときに前記退出する車両を検出可能な検知装置とを備え、前記検知装置の検出に応じて前記洗車機本体の前記スタート位置へ向けての走行を停止させることを特徴とする。
以上のように請求項1の発明によれば、洗車終了後に、洗車機本体がスタート位置よりも車両入口側に寄った位置にあるときに、報知手段で運転者に洗車終了を報知するので、車両の速やかな退出を促すことができ、またその退出の際に車両が洗車機本体の内部を手前側から向こう側にくぐり抜ける必要がなくなって退出が容易になる。また案内手段により、車両入口から前記車両洗浄位置に進入する車両の車輪を案内することができる。
また請求項2の発明によれば、洗車終了後に、洗車ブラシ及び乾燥ノズルが車両洗浄位置の車両よりも車両入口側に寄った位置にあるときに、報知手段で運転者に洗車終了を報知するので、請求項1の発明と同様の効果を達成できる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において,図1〜図6は本発明の一実施例を示すもので、図1は洗車機の全体平面図、図2は洗車機の全体側面図、図3は図1の3−3線矢視図、図4は操作パネルの正面図、図5は作用を説明するフローチャート、図6は制御系のブロック図である。
図1〜図3に示すように、車両の上面を洗浄するトップブラシ1と、車両の側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ2,2と、車両の上面を乾燥するトップノズル4と、車両の側面を乾燥する左右一対のサイドノズル5,5と、図示されていない洗浄水噴射装置及びワックス水噴射装置とよりなる洗浄手段が設けられた門型の洗車機本体6は、駆動輪7,7と遊輪8,8とにより走行レール9,9上を往復走行する。
前記駆動輪7,7はそれぞれ駆動モータ10,10に接続されており、洗車機本体6を往復走行させるべく駆動される。一方の駆動モータ10の出力軸には、その回転数に応じた数のパルスを出力するロータリエンコーダ11が設けられている。
一方の走行レール9の一端近傍にはカム12が設けられており、洗車機本体6に設けた位置検出スイッチ13が前記カム12に当接することにより、洗車機本体6が鎖線で示すスタート位置6Bにあることが検出される。また前記走行レール9の他端近傍にはカム29が設けられており、このカム29に前記位置検出スイッチ13が当接することにより、洗車機本体6が鎖線で示す折り返し位置6Cにあることが検出される。
走行レール9,9の内側には、車両を左右方向に位置決めすべく車輪の外側を案内する案内手段としての案内パイプ18,18と、車両を前後方向に位置決めすべく右前輪の停止位置を規制するストッパ19とが設けられている。車両が前記案内パイプ18,18及びストッパ19によって位置決めされ、洗浄を行うための車両洗浄位置V2に停止すると、前記ストッパ19の内側に設けられた踏込みスイッチ20が作動する。
洗車機の車両入口Iの手前側には遮断機15と受付装置16とが設けられており、また洗車機の車両出口Oの向う側には案内表示器17が設けられている。
受付装置16には、後述する操作パネル21と、記憶手段N1及び記憶有無検出手段N2を備えた操作入力制御装置22(図6参照)と、操作パネル21の操作方法、注意事項及び車両の停止前進を案内するスピーカー23とが設けられている。
図4に示すように、操作パネル21は、カードの有効、無効を判別するカードリーダ30と、洗車コースを操作入力する普通洗車キー31及びワックス洗車キー32と、スポイラー、キャリアー、ドアミラーの回避動作を行わせるYESキー33A,34A,35A及び前記回避動作を行わせないNOキー33B,34B,35Bと、前記各キー31〜35Bのキーの入力を取り消すときに押すクリアキー36と、前記各キー31〜35Bの入力に間違いがない時に押すスタートキー37とが設けられている。前記各キー31〜37はランプを内装しており、押圧されると点灯するようになっている。
前記YESキー33Aを押したときは、洗車中にスポイラーを回避する動作が行なわれ、前記YESキー34Aを押したときは、洗車中にキャリアーを回避する動作が行なわれ、前記YESキー35Aを押したときは、洗車中にドアミラーを回避する動作がそれぞれ自動的に行なわれる。
遮断機15は門型のアーチ24と昇降モータ25により上限位置及び下限位置間を移動する竿26とからなり、アーチ24には、車両待機位置V1への来車を検出する来車検出手段27としての投光器27Aと受光器27Bとが設けられている。
図6に示すように、洗車機本体6に設けられた制御装置14には、洗車機制御手段D1と、記憶手段D2と、記憶有無検出手段D3と、待機位置検出手段D4と、作動検出手段D5とが設けられている。
待機位置検出手段D4は、洗車機本体6がスタート位置6Bから往行を開始してスタート位置検出スイッチ13がカム12から離れたときから、ロータリエンコーダ11が1パルスを出力する毎に、洗車機本体6が往行しているときは+1し、復行しているときは−1して洗車機本体6の走行位置を演算し、その走行位置から洗車機本体6が図1に示す待機位置6Aに達したことを検出する。
洗車機制御手段D1は、下記[1]及び[2]の洗車コースの作動を洗車機本体6に行わせる。
[1]普通洗車コース
スタート位置6Bから折り返し位置6Cまで、洗浄水を車両に噴射してトップブラシ1とサイドブラシ2,2とで車両をブラッシングする往行洗浄を行い、引き続く折り返し位置6Cからスタート位置6Bまで、トップノズル4とサイドノズル5,5とで車両に空気を噴射する復行乾燥を行い、引き続く再往行時にスタート位置6Bから待機位置6Aまで再往行乾燥を行う。
[2]ワックス洗車コース
スタート位置6Bから折り返し位置6Cまで、洗浄水を車両に噴射してトップブラシ1とサイドブラシ2,2とで車両をブラッシングした後にワックス水を車両に噴射する往行洗浄ワックス塗布を行い、引き続く折り返し位置6Cからスタート位置6Bまで、トップノズル4とサイドノズル5,5とで車両に空気を噴射する復行乾燥を行い、引き続く再往行時にスタート位置6Bから待機位置6Aまで再往行乾燥を行う。
尚、符号28は、車両が車両洗浄位置V2に停車したときに注意事項を案内したり、洗車が終ったときに前進退出を案内するスピーカー、符号38は、洗車機本体6の車両出口O側に設けられ後部に車両が停車しているとき接触検知して洗車機本体6の復行を停止させる、検知装置としての安全スイッチ、符号39は前記洗車機に隣接して設けられた塀である。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用を、図5のフローチャート及び図6のブロック図を参照して説明する。
洗車機本体6が待機位置6Aに停止していて、車両が車両洗浄位置V2に入っていないで、来車検出手段27が車両を検出していないで、記憶手段N1,D2に記憶が無く、遮断機15の竿26が図2に示す下限位置にある状態で始めるとする。
洗車機制御手段D1の作動信号と、踏込みスイッチ20の検出信号と、待機位置検出手段D4の検出信号と、記憶有無検出手段D3の検出信号とにより、洗車機が待機位置6Aにおいて待機中であることを作動検出手段D5が検出すると(ステップS1)、制御装置14は操作入力制御装置22へ待機中信号を出力する(ステップS2)。操作入力制御装置22が制御装置14からの待機中信号を検出し(ステップS3)、且つ記憶手段N1に記憶が無いことを検出すると(ステップS4)、操作入力待ちの状態となる(ステップS5)。
上記操作入力待ちの状態で、車両が図1の車両待機位置V1に入ったことを来車検出手段27が検出すると、入力制御装置22はカードの受付けを可能にする。運転者が乗車したままカードをカードリーダ30に挿入し、カードが有効であると洗車コースを選択する普通洗車キー31及びワックス洗車キー32のランプが点滅する。普通洗車キー31及びワックス洗車キー32のいずれか一方のキーを押すと、そのランプが点灯して他のランプが消灯し、次のスポイラーのYESキー33A及びNOキー33Bのランプが点滅する。スポイラーのYESキー33A及びNOキー33Bのいずれか一方のキーを押すと、そのランプが点灯して他のランプが消灯する。以下同様にしてキャリアー及びドアミラーに対応するYESキー34A,35A又はNOキー34B,35Bを順次押して全ての入力が完了すると、クリアキー36及びスタートキー37のランプが点滅する。
次にスタートキー37を押すと、スタートキー37のランプが点灯してクリアキー36のランプが消灯し、カードが排出される。運転者がカードを抜き取ったのをカードリーダ30が検出すると(ステップS5)、洗車コース、スポイラー、キャリアー、ドアミラーの各操作入力による洗車条件信号が、操作入力制御装置22から制御装置14へ出力される(ステップS6)。制御装置14では前記洗車条件を記憶手段D2に記憶し、これを記憶有無検出手段D3が検出すると、作動検出手段D5はそれまで出力していた待機中信号の出力を停止すると同時に、洗車機本体6を待機位置6Aからスタート位置6Bへ復行させ、遮断機15の竿26を上限へ移動させる(ステップS7)。
また、ステップS6で操作入力制御装置22が洗車条件信号を出力し終えると、操作入力制御装置22は各キー31〜37のランプを消灯するとともに、来車検出手段27の検出によりカードリーダ30を受付可能な状態にし、後続車両の操作入力待ちの状態となる。この状態で、前記ステップS5における先行車両の操作入力と同様にして後続車両の操作入力があると(ステップS8)、この後続車両の操作入力による洗車条件を記憶手段N1に記憶する(ステップS9)。
さて、洗車機本体6がスタート位置6Bに達して停止し、車両待機位置V1にあった先行車両が車両入口Iから進入して車両洗浄位置V2に停車したのを踏込みスイッチ20が検出し、その状態が数秒間(約3秒)継続すると、車両が車両洗浄位置V2に確実に停車したと判断し(ステップS10)、洗車機制御手段D1は記憶手段D2に記憶されている洗車条件の洗車を開始するとともに、竿26を下限にする(ステップS11)。このときステップ8で後続車両の操作入力がなければ(ステップS12)、操作入力待ちをし、操作入力が行なわれると記憶手段N1に洗車条件を記憶する(ステップS13,S14)。
洗車機本体6が再往行して待機位置6Aに達すると、その位置で洗車機本体6が停止して洗車を終了する。この洗車が終了すると、報知手段としてのスピーカー28及び案内表示器17の案内により運転者は車両を前進させて車両出口Oから退出する。これを踏込みスイッチ20が検出して数秒間(約3〜5秒)が経過すると、先行車両が退出したと作動検出手段D5が判断し(ステップS1)、記憶手段D2の記憶を消して待機中信号を出力する(ステップS2)。操作入力制御装置22に待機中信号が入力されると、記憶有無検出手段N2が記憶手段N1に後続車両の洗車条件の記憶があるか検出し(ステップS4)、有るときはその洗車条件を制御装置14へ出力するとともに記憶手段N1の記憶を消し、来車検出手段27の検出によりカードリーダ30の受付を可能にする(ステップS15)。以下前記ステップS7→ステップS8→ステップS9→ステップS10→ステップS11によって後続車両の洗車を開始する。
上述のように、先行車両が車両洗浄位置V2に入って洗車が開始されると、その洗車が終了するのを待たず、後続車両は直ちに車両待機位置V1に入って洗車条件の入力を行うことが可能となる。従って、先行車両の洗浄と後続車両の洗車条件入力とを同時に並行して行うことが可能になり、複数台の車両を連続して洗浄する場合に大幅な時間短縮が達成される。
また、洗車終了時に洗車機本体6が停止する待機位置6Aが、スタート位置6Bよりも折り返し位置6C側に寄った位置に設定されているため、待機位置6Aにある洗車機本体6と車両出口Oとの間に充分なスペースが確保される。従って、運転者は塀39に邪魔されることなく、且つ洗車機本体6の内部を手前側から向こう側にくぐり抜けることなく、容易に退出することができる。
また、通常の洗車機では洗車終了時に洗車機本体6がスタート位置6Bに停止するようになっているため、洗車終了時に洗車機本体6を待機位置6Aに停止させると、運転者が洗車が終了したことを認識できずに退出に遅れが生じる可能性がある。しかしながら、前述のように、洗車が終了するとスピーカー28及び案内表示器17で運転者に洗車終了を報知し、車両の速やかな退出を促すことができる。
また、洗車条件の入力が終了すると遮断機15の竿26が上限へ移動するので、車両待機位置V1にある車両の運転者に洗車機への進入を促して時間のロスを回避することができる。しかも、車両が車両入口Iから車両洗浄位置V2 に進入するとき、洗車機本体6は既に待機位置6Aからスタート位置6Bに復行しているため、車両は洗車機本体6に邪魔されずに容易に車両洗浄位置V2 に進入することができる。
また、図1において車両が右旋回しながら退出する際、タイヤが右側の走行レール9の先端(符号A参照)を踏んで破損させる虞があるが、先端部が車両出口O側に比較的長く延ばされた案内パイプ18,18を設けたことにより走行レール9の破損を防止することができる。即ち、案内パイプ18,18の車両出口O側の先端位置は、洗車を終了した位置(前記待機位置6A)にある洗車機本体6よりも車両出口O側に在り、車体重量が大きくて走行レール9,9を破損させる虞のある車両の旋回半径を考慮して決定される。
また、図1において車両が右旋回して退出する場合、小さなスペースで退出することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では洗車機本体6の待機位置6Aをスタート位置6Bと折り返し位置6Cとの間に設定しているが、前記待機位置6Aを折り返し位置6Cに一致させても良い。
洗車機の全体平面図 洗車機の全体側面図 図1の3−3線矢視図 図4は操作パネルの正面図 作用を説明するフローチャート 制御系のブロック図
符号の説明
1 トップブラシ(洗浄手段)
2 サイドブラシ(洗浄手段)
4 トップノズル(洗浄手段)
5 サイドノズル(洗浄手段)
6 洗車機本体
6A 待機位置(スタート位置よりも車両入口側に寄った位置)
6B スタート位置
6C 折り返し位置(スタート位置よりも車両入口側に寄った位置)
14 制御装置
17 案内表示器(報知手段)
18 案内パイプ(案内手段)
28 スピーカー(報知手段)
38 安全スイッチ(検知装置)
I 車両入口
O 車両出口
V2 車両洗浄位置

Claims (2)

  1. 車両を停止させて洗するための車両洗浄位置を、洗すべき車両を進入させるための車両入口と、その車両入口とは反対側に在って洗後の車両を退出させるための車両出口との間に設定し、車両を洗し得る洗浄手段を有する洗車機本体の、車両洗時に往行を開始するスタート位置を、前記車両出口の近傍に設定し、前記車両入口から進入して前記車両洗浄位置に停止した車両を、該車両の前後方向に前記洗車機本体を走行させて洗し、洗車終了後の車両を前記車両洗浄位置から前記車両出口を通って退出させる洗車機において、
    前記洗車機本体を、前記スタート位置よりも車両入口側に寄った位置に走行させる制御装置と、
    前記洗車終了後、前記洗車機本体が前記スタート位置よりも前記車両入口側に寄った位置にあるときに、洗車終了を運転者に報知する報知手段と、
    前記車両入口から前記車両洗浄位置に進入する車両の車輪を案内する案内手段と、
    前記洗車機本体の車両出口側に配設され、前記洗車終了後に該洗車機本体がスタート位置へ向けて走行しているときに前記退出する車両を検出可能な検知装置とを備え、
    前記検知装置の検出に応じて前記洗車機本体の前記スタート位置へ向けての走行を停止させることを特徴とする洗車機。
  2. 車両を停止させて洗車するための車両洗浄位置を、洗車すべき車両を進入させるための車両入口と、その車両入口とは反対側に在って洗車後の車両を退出させるための車両出口との間に設定し、洗車ブラシ及び乾燥ノズルを有する洗車機本体の、車両洗車時に往行を開始するスタート位置を、前記車両出口の近傍に設定し、前記車両入口から進入して前記車両洗浄位置に停止した車両を、該車両の前後方向に前記洗車機本体を走行させて洗車し、洗車終了後の車両を前記車両洗浄位置から前記車両出口を通って退出させる洗車機において、
    前記洗車機本体を、前記洗車ブラシ及び乾燥ノズルが前記車両洗浄位置の車両よりも車両入口側に寄った位置に走行させる制御装置と、
    前記洗車終了後、前記洗車ブラシ及び乾燥ノズルが前記車両洗浄位置の車両よりも前記車両入口側に寄った位置にあるときに、洗車終了を運転者に報知する報知手段と、
    前記車両入口から前記車両洗浄位置に進入する車両の車輪を案内する案内手段と、
    前記洗車機本体の車両出口側に配設され、前記洗車終了後に該洗車機本体がスタート位置へ向けて走行しているときに前記退出する車両を検出可能な検知装置とを備え、
    前記検知装置の検出に応じて前記洗車機本体の前記スタート位置へ向けての走行を停止させることを特徴とする洗車機。
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