JP3810641B2 - メモリセルおよびメモリマトリクス中の強誘電性トランジスタから状態を読み出し、その中に状態を記憶させるための方法 - Google Patents

メモリセルおよびメモリマトリクス中の強誘電性トランジスタから状態を読み出し、その中に状態を記憶させるための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリセル中の強誘電性トランジスタから状態を読み出し、かつそこに記憶させるための方法およびメモリマトリクスに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる方法およびこのようなメモリマトリクスは[1]から公知である。[1]から公知のメモリマトリクスは多数のメモリセルを有するマトリクスであり、これらはそれぞれ強誘電性トランジスタを有し、これらの強誘電性トランジスタはスクエアマトリクスの形態で互いに接続されている。更にメモリマトリクスは読み出し/記憶の制御装置を有しており、これらによってメモリマトリクス中のメモリセルにおける強誘電性トランジスタの状態を記憶でき、またはメモリセル中の相応の強誘電性トランジスタの瞬時状態を読み出すことができる。
【0003】
[1]に記載の方法によれば、メモリマトリクス中のメモリセルにおける強誘電性トランジスタで状態を記憶、削除または読み出すときに、相応の読み出し/記憶電圧が相応のワード線またはビット線に印加される。必要な読み出し/記憶電圧の印加は(次のような他の強誘電性トランジスタに影響を及ぼす。すなわち)、メモリマトリクス中に近傍位で配置され、かつ状態が記憶または読み出されるべき強誘電性トランジスタに接続された他の強誘電性トランジスタに影響を及ぼす。このようにしてメモリマトリクス中の強誘電性トランジスタの状態を読み出すか、またはそこに記憶させるプロセスによって、メモリマトリクス中の他の強誘電性トランジスタの状態が改ざんされることがある。すなわち該状態が不注意に変更されてしまう。
【0004】
[1]に記載のように、状態が読み出されるか、または状態が記憶される強誘電性トランジスタに読み出し/書き出し電圧Vpp/Vrrが印加される。この場合、ほぼ±Vpp/2または±Vpp/3の妨害電圧が、該強誘電トランジスタに接続されている近傍の他の強誘電性トランジスタに印加され、このことによって相応する他の強誘電性トランジスタの状態が不正確に変更される場合がある。
【0005】
この問題を図2を使用して詳細に説明することとする。
【0006】
図2は、強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極201のプロフィールを印加されたゲート電流VGS202の関数として示す図200である。この図200はゲート電圧202をボルト([V])で、強誘電性分極201をクーロン/m([C/m])で示している。
【0007】
強誘電性分極201のプロフィールはゲート電圧202の関数としてヒステリシス曲線203によって示されている。図2からわかるように、従来の強誘電性トランジスタは2つの安定分極状態(第1の安定分極状態204および第2の安定分極状態205)を有する。印加されるゲート電圧VGSを変化させることによって、また特に前記のような“妨害電圧”Vpp/2またはVpp/3によって、強誘電性トランジスタの状態はヒステリシス曲線203に沿って電気的に識別できない分極状態に、すなわち第1の識別不可能な分極状態206および第2の識別不可能な分極状態207に移行することがある。
【0008】
第1の識別可能な分極状態204は第2の識別可能な分極状態205と電気的に容易に識別でき、それによって2つの異なる状態を与えることができ、かつメモリマトリクス内の強誘電性トランジスタによって識別できる。しかし、状態間を電気的に識別するような能力は識別不可能な分極状態206、207に関しては保証されない。
【0009】
このような妨害電圧は、メモリマトリクス中の近傍の他の強誘電性トランジスタに記憶される状態を変化させるか、または少なくとも未定義状態に陥らせることがある。すなわち確実に読み出すことができない、つまり電気的に識別できない分極状態が相応する近傍の強誘電性トランジスタで形成される。
【0010】
他の強誘電性トランジスタおよびその製造方法は[2]に記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の課題は、他の強誘電性トランジスタを有する複数の他のメモリセルを有するメモリマトリクス中に配置されているメモリセル中の強誘電性トランジスタから状態を読み出し、これに状態を記憶させる際に、メモリマトリクス中の他のメモリセル中の他の強誘電性トランジスタが1つの強誘電性トランジスタの読み出しまたは記憶のプロセスによって識別不可能な分極状態に変更されるのを回避することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、メモリマトリクスに配置されている第1のメモリセルの強誘電性トランジスタから状態を読み出し、または該強誘電性トランジスタに状態を記憶させる方法であって、前記メモリマトリクスは、前記第1のメモリセルと隣り合いかつ別の強誘電性トランジスタを備えた別の複数のメモリセルを有する形式の方法において、状態を第1のメモリセルの強誘電性トランジスタから読み出すか、または当該の第1のメモリセルの強誘電性トランジスタに記憶し、同時に前記のメモリマトリクスにて隣り合うメモリセルの別の強誘電性トランジスタにドレイン−サブストレート電圧を印加して、隣り合うメモリセルにおける強誘電性トランジスタの閾値電圧を上昇させることを特徴とする、強誘電性トランジスタから状態を読み出し、または該強誘電性トランジスタに状態を記憶させる方法によって解決される。
【0013】
前記課題は、更にメモリマトリクスにおいて、該メモリマトリクスは、複数のメモリセルと、読み出し/記憶制御装置とを有しており、前記複数のメモリセルは相互に接続されており、かつメモリセルの一部は少なくとも1つの強誘電性トランジスタを有し、前記読み出し/記憶制御装置を構成して、読み出し電圧または書き込み電圧を印加することによってそれぞれ、第1のメモリセルにおける強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、または第1のメモリルセルにおける強誘電性トランジスタに状態を記憶させ、またメモリマトリクスにおける隣接メモリセルの強誘電性トランジスタにドレイン−サブストレート電圧を印加することによって、前記の第1のメモリセルと隣り合う複数のメモリセルの複数の強誘電性トランジスタの閾値電圧を上昇させるようにしたことを特徴とするメモリマトリクスによって解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】
メモリマトリクスは、複数のメモリセルを有し、このメモリマトリクスは少なくとも1つの強誘電性トランジスタを有する少なくとも複数のメモリセルと互いに接続されている。更に、メモリマトリクスは読み出し/記憶制御装置を有し、これらはメモリマトリクス中のメモリセルにおける強誘電性トランジスタから状態を読み出すプロセス、またはメモリマトリクス中のメモリセルにおける強誘電性トランジスタに状態を記憶させるプロセスを制御する。読み出し/記憶制御装置は、状態が強誘電性トランジスタから読み出されるか、または強誘電性トランジスタに記憶され、かつ強誘電性トランジスタの状態の読み出しまたは記憶のプロセスの間に、メモリマトリクス中の少なくとも1つの他の強誘電性トランジスタの閾値電圧が、特にドレイン−サブストレート電圧VDSの印加によって増大するように構成されている。
【0015】
他の強誘電性トランジスタの閾値電圧を増大させることによって、他の強誘電性トランジスタは、これが最早識別不可能な分極状態に変化しないように保護される。
【0016】
本発明により明らかなように、特に強誘電性トランジスタへのドレイン−サブストレート電圧VDSの印加による閾値電圧の増大によって、それぞれの場合に強誘電性分極プロフィールを表すヒステリシス曲線においてプラトーが形成される。更に以下に記載するように、このプラトーは、近傍の強誘電性トランジスタから状態を読み出す、またはそこに記憶させることによって発生するゲート電圧の変化の結果としての識別不可能な分極状態への変化を十分に回避する。
【0017】
このことは、特に分極プロフィールの領域に関連するものである。この領域では、強誘電性トランジスタが印加されたゲート電圧によって、強誘電性トランジスタのチャネル領域において電荷キャリヤーの空乏状態となる。
【0018】
このように本発明によって、メモリマトリクス中の強誘電性トランジスタから状態を確実に読み出すか、または確実に記憶させることが可能になる。しかもその際に、メモリマトリクス中で近傍の他の強誘電性トランジスタの状態を未定義の状態に、すなわち電気的に識別不可能な状態に変化させることもなく、つまり他の強誘電性トランジスタに障害をもたらすこともない。
【0019】
本発明の有利な発展形態は従属請求項に記載されている。
【0020】
読み出し/記憶制御装置の相応の改善は、読み出し/記憶制御装置中のメモリ中に供給されかつプロセッサによって実行されるコンピュータプログラムによるか、またはハードウェア中の専用電子回路によって実施することができる。
【0021】
本発明の1つの有利な改善においては、強誘電性トランジスタから状態を読み出し、またはこれに状態を記憶させるために、読み出し/記憶電圧を強誘電性トランジスタのゲート電極に印加し、これによって、状態を強誘電性トランジスタから読み出し、または状態を強誘電性トランジスタに記憶させる。
【0022】
更に、他の強誘電性トランジスタの閾値電圧を、メモリマトリクス中の他の強誘電性トランジスタにドレイン−サブストレート電圧を印加することによって増大させることができる。ドレイン−サブストレート電圧VDSは強誘電性トランジスタの種類に依存して、ほぼVDS=±3.3Vの一定電圧であってよい(nチャネル型強誘電性トランジスタに関しては+3.3V、pチャネル型強誘電性トランジスタに関しては−3.3V)。
【0023】
多数のトランジスタ、特に多数の強誘電性トランジスタをメモリマトリクス中のメモリセルに使用できる。
【0024】
特定の方法を使用して製造された強誘電性トランジスタが他の実施態様で使用されても、任意の所望の他の強誘電性トランジスタを本発明の範囲内の択一的な態様で使用できる。
【0025】
特に、約3nm〜25nmの厚さの強誘電性トランジスタのために種々の材料が使用でき、例えば酸化セリウムCeO、酸化ジルコニウムZrO、酸化チタンTiO、酸化タンタルTaOまたは酸化二アルミニウムAlOを有する。
【0026】
BMF(BaMgF)、PZT((PbZr)TiO)またはSBT(SrBiTaO)を、例えば強誘電性層として使用してよい。強誘電性層は約30nm〜300nmの厚さを有する。
【0027】
更にまた、本発明はpチャネル型強誘電性トランジスタで使用することができるが、他の実施態様においては、本発明は明らかにnチャネル型強誘電性トランジスタに関して記載されている。この場合には、印加されるべき電圧の極性を相応の方法で反転させることが必要である。
【0028】
複数の電気的中間層を強誘電性トランジスタ内に設けてもよく、これは前記の材料の1つ以上から構成されている。
【0029】
一般的に任意の所望のペロブスカイトを強誘電性トランジスタにおける電気的中間層のために使用してよい。
【0030】
本明細書においては、例示される実施態様に記載される強誘電性トランジスタの構造に制限されないが、例えば[1]または[2]に記載される強誘電性トランジスタの構造を本発明の範囲内で問題なく使用することもできる。
【0031】
本発明の実施態様を以下でより詳細に説明し、図面に表す。
【0032】
【実施例】
図1Aおよび1Bは、それぞれ1つの強誘電性トランジスタを有する4つのメモリセルを有するメモリマトリクス(図1A)ならびに本発明の1つの実施態様によるメモリセル中の状態を読み出すか、またはそこに記憶させる場合にメモリマトリクスの線に印加される相応の電圧を示す表(図1B)を示している。
【0033】
図2は従来技術による強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、またはそこに記憶させる場合に印加されるゲート電圧の関数として、慣用の強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極のプロフィールを説明するダイアグラムを示している。
【0034】
図3は本発明の例示される実施態様による強誘電性トランジスタの略図を示している。
【0035】
図4は本発明の例示される実施態様による強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、またはそこに記憶させるための個々の段階を説明するフローチャートを示している。
【0036】
図5は本発明の例示される1つの実施態様による強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、またはそこに記憶させる場合に印加されるゲート電圧の関数として、慣用の強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極のプロフィールを説明するダイアグラムを示している。
【0037】
図6は本発明の例示される1つの実施態様による強誘電性トランジスタの出力特性を示している。
【0038】
図1Aは4つのメモリセル101、102、103、104を有するメモリマトリクス100を示している。
【0039】
各メモリセル101、102、103、104は強誘電性トランジスタ105、106、107、108を有する。
【0040】
更にメモリマトリクス100は第1のワード線109および第2のワード線110を有する。
【0041】
更にメモリマトリクス100は第1のビット線111、第2のビット線112、第3のビット線113および第4のビット線114を有する。
【0042】
第1の強誘電性トランジスタ105のゲート115および第2の強誘電性トランジスタ106のゲート116は第1のワード線109に接続されている。
【0043】
第3の強誘電性トランジスタ107のゲート117および第4の強誘電性トランジスタ108のゲート118は第2のワード線110に接続されている。
【0044】
第1の強誘電性トランジスタ105のソース119および第3の強誘電性トランジスタ107のソース120は第1のビット線111に接続されている。
【0045】
第1の強誘電性トランジスタ105のドレイン121および第3の強誘電性トランジスタ107のドレイン122は第2のビット線112に接続されている。
【0046】
第2の強誘電性トランジスタ106のソース123および第4の強誘電性トランジスタ108のソース124は第3のビット線113に接続されている。
【0047】
第2の強誘電性トランジスタ106のドレイン125および第4の強誘電性トランジスタ108のドレイン126は第4のビット線114に接続されている。
【0048】
ワード線109、110およびビット線111、112、113、114は読み出し/記憶制御装置127に接続されている。
【0049】
メモリマトリクス100中の強誘電性トランジスタの状態の記憶およびメモリマトリクス100中の強誘電性トランジスタの状態の読み出しは、読み出し/記憶制御装置127により相応のワード線109、110および/または相応のビット線111、112、113、114へ種々の電圧を印加することによって制御される。これを以下により詳細に説明する。
【0050】
図3は強誘電性トランジスタ300を示しており、これはメモリマトリクス100中の第1の強誘電性トランジスタ105、第2の強誘電性トランジスタ106、第3の強誘電性トランジスタ107および第4の強誘電性トランジスタとして設けられている。
【0051】
強誘電性トランジスタ300は、シリコンからなるpドープされた基板301ならびにソース領域302およびドレイン領域303を有する。これらソース領域とドレイン領域には隣接して2つのシリコン領域304、305が配置されている。これらの領域は慣用のCVD法を使用して蒸着されている。その際、誘電性中間層306は、酸化ケイ素からなる強誘電性トランジスタ300のソース領域302およびドレイン領域303との間のチャンネル領域307上に蒸着される。誘電性中間層306は、選択的に他の誘電性物質、例えばAl、CeOまたはZrOからなってよく、これは、例えばCVD法を使用して付着される。
【0052】
次いでこれにSBT(SrBiTaO)またはPZT((Pb, Zr) TiO)を有してよい強誘電性層308が、例えばCVD法を使用して付着される。
【0053】
所望の層特性を調整するためのこれらの2層306、308の熱処理は後で、すなわちそれぞれ個々の層の付着後に実施できる。しかし選択的に(所望であれば)両方の層306、308の付着後に1工程で実施できる。
【0054】
続いて、誘電性中間層306および強誘電性層308はエッチングプロセスによって構造化される。
【0055】
次いで金属製のゲート電極309を使用するのであれば、これはスパッタリング法によって製造され、次いでエッチングプロセスによって構造化される。
【0056】
金属製の電極を、その下に配置された層を構造化するためのハードマスクとして使用できる。
【0057】
ソース領域302およびドレイン領域303を自己整合的に、ゲートスタックに打ち込むことができる。
【0058】
強誘電性ゲートスタックの製造の前および後の残りのプロセス工程は標準的なCMOS製造法と同様に実施できる。
【0059】
更に、強誘電性トランジスタ300は接点310、311、312を有し、これらはソース302、ドレイン303およびゲート電極309に対応するように導電的に接続されている。
【0060】
更に強誘電性トランジスタ300はシリコン分極層313を有する。
【0061】
第1の強誘電性トランジスタ105における状態の読み出しおよび記憶を以下に図4および図1Bを使用してより詳細に説明する。
【0062】
第1段階(段階401)において、記憶電圧Vpp(例示される実施態様よればVpp=5Vである)を、第1の状態の記憶のために第1のワード線109に印加する。
【0063】
電圧Vpp/2またはVpp/3が非選択的な第2のワード線110、非選択的な第3のビット線113および非選択的な第4のビット線114に、それぞれ他の強誘電性トランジスタのゲートを介して印加される。
【0064】
0Vの電圧が第1のビット線111および第2のビット線112に印加される。
【0065】
記憶電圧Vppの印加と同時に、VDS=+3.3Vのドレイン−サブストレート電圧VDSを他の強誘電性トランジスタ106、107、108に印加し、これらを不正状態変化から保護する(段階402)。選択的な実施態様において、ドレイン−サブストレート電圧VDS=+3.3Vをメモリマトリクス100中の全ての強誘電性トランジスタに持続的に印加してよい。ドレイン−サブストレート電圧VDS=+3.3Vの印加は、それぞれの強誘電性トランジスタ105、106、107、108の基板に電圧源128、129、130、131によって図1Aに図示されている。
【0066】
更なる段階(段階403)において、第1の強誘電性トランジスタ105の状態を読み出す。この読み出しは、第1のワード線109にVrr=2.6Vの読み出し電圧Vrrを印加し、かつ第2のビット線112にVss=0.1Vの電圧Vssを印加することによって行う。
【0067】
読み出し電圧が前記のものより高く選択される場合、他の強誘電性トランジスタ106、107、108を保護するために更なる段階(段階404)において再度、読み出しプロセスと同時に他の強誘電性トランジスタ106、107、108のドレイン−サブストレート電圧VDSをVDS=+3.3Vの値まで印加することがある。前記のように、選択的な実施態様においてVDS=+3.3Vのドレイン−サブストレート電圧をメモリマトリクス100中の全ての強誘電性トランジスタに持続的に印加することがある。
【0068】
第1の強誘電性トランジスタ105における第1の状態の消去は、第1の強誘電性トランジスタ105における第2の状態の記憶と見なすことができる。この消去は第1のビット線111および第2のビット線112に記憶電圧Vppを印加することによって行われる。
【0069】
この場合、0Vの電圧が第1のワード線109に印加される。有利には一定のVDS=+3.3Vのドレイン−サブストレート電圧VDSをもう一度、他の強誘電性トランジスタ106、107、108を保護するために印加する。
【0070】
第1の強誘電性105に第1の状態150を記憶させるため、第1の強誘電性トランジスタ105に第2の状態151を記憶させるため、かつ第1の強誘電性トランジスタ105から状態152を読み出すための種々の印加電圧を図1Bにおいて表の形で示す。
【0071】
適当なドレイン−サブストレート電圧の印加によって達成される強誘電性トランジスタの閾値電圧の増大を図5および図6を使用して説明する。
【0072】
図5は、強誘電性トランジスタの閾値電圧が高められている場合において、強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極501のプロフィール500をゲート電圧502の関数として示している。このことはこの実施態様によればドレイン−サブストレート電圧を一時的または持続的に、それぞれの他の強誘電性トランジスタ106、107、108へ、またはメモリマトリクス100中の全ての強誘電性トランジスタへ印加することにより達成される。
【0073】
得られるヒステリシス曲線503においては2つのプラトー領域504、505が生じる。ここでは障害電圧のため、他の強誘電性トランジスタ106、107、108(これらのトランジスタは、ヒステリシス曲線503における第1の識別可能な分極状態506によって示される第1の状態にある)におけるゲート電圧VGSが増大しても、ドレイン−サブストレート電圧が十分に高い場合には、妨害電圧が印加されてもヒステリシス曲線503は通常、第1のプラトー領域504においてただ1つの分極状態を取る。これは第2の識別可能な分極状態507で表されている。
【0074】
それぞれの強誘電性トランジスタがヒステリシス曲線503に第3の識別可能な分極状態508によって示されているような第2の状態にあるときに、妨害電圧が印加されても、同様に十分に高いドレイン−サブストレート電圧が印加されていて、従って第2のプラトー領域505が従って十分に広い場合には、第2のプラトー領域505にあるただ1つの状態をとる。これは第4の識別可能な分極状態509によって表される
図6から理解できるように、第2の識別可能な分極状態507および第4の識別可能な分極状態509は互いに識別可能である。この識別は、ゲート電圧VGSの関数としてのドレイン−ソース電流IDSの種々の出力特性601、602に基づき可能である。それというのも第1の出力特性601は第2の識別可能な分極状態507に起因し、かつ第2の出力特性602は第4の識別可能な分極状態509に起因するからである。
【0075】
したがって、妨害電圧の結果として生じる第2の識別可能な分極状態507でさえも、妨害電圧により生じる第4の識別可能な分極状態509から電気的になおも識別可能である。
【0076】
従って本発明は、ドレイン−サブストレート電圧を印加することにより、相応の強誘電性トランジスタのヒステリシス曲線をプラトー領域がヒステリシス曲線中に形成されるように変化させるものであり、このことにより互いに電気的に識別不可能な未定義の分極状態の発生を回避するものであると理解することができる。
【0077】
前記の実施態様に関連する幾つかの選択肢を以下でより詳細に説明する。
【0078】
本発明は前記のメモリマトリクスの特定の形状に限定されるものではなく、特に4つのメモリセルを有するメモリマトリクスに限定されるものではない。本発明は任意の所望の配置のメモリマトリクスおよび任意の所望の幾つかのメモリセル、すなわちメモリマトリクスとして強誘電性トランジスタで使用できる。
【0079】
更にメモリセルは幾つかのトランジスタ、特に幾つかの強誘電性トランジスタからなってよい。
【0080】
以下の文献は本明細書中で引用されている。
【0081】
【外1】
Figure 0003810641

【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、それぞれ1つの強誘電性トランジスタを有する4つのメモリセルを有するメモリマトリクス(図1A)を示しており、かつ本発明の1つの実施態様によるメモリセル中の状態を読み出すか、またはそこに記憶させる場合にメモリマトリクスの線に印加される相応の電圧を示す表(図1B)を示している。
【図2】図2は従来技術による強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、またはそこに記憶させる場合に印加されるゲート電圧の関数として、慣用の強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極のプロフィールを説明するダイアグラムを示している。
【図3】図3は本発明の例示される実施態様による強誘電性トランジスタの略図を示している。
【図4】図4は本発明の例示される実施態様による強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、またはそこに記憶させるための個々の段階を説明するフローチャートを示している。
【図5】図5は本発明の例示される1つの実施態様による強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、またはそこに記憶させる場合に印加されるゲート電圧の関数としての、慣用の強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極のプロフィールを説明するダイアグラムを示している。
【図6】図6は本発明の例示される1つの実施態様による強誘電性トランジスタの出力特性を示している。
【符号の説明】
100 メモリマトリクス、 101、102、103、104 メモリセル、 105 第1の強誘電性トランジスタ、 106 第2の強誘電性トランジスタ、 107 第3の強誘電性トランジスタ、 108 第4の強誘電性トランジスタ、 109 第1のワード線、 110 第2のワード線、 111 第1のビット線、 112 第2のビット線、 113 第3のビット線、 114 第4のビット線、 115 第1の強誘電性トランジスタのゲート、 116 第2の強誘電性トランジスタのゲート、 117 第3の強誘電性トランジスタのゲート、 118 第4の強誘電性トランジスタのゲート118、 119 第1の強誘電性トランジスタのソース、 120 第3の強誘電性トランジスタのソース、 121 第1の強誘電性トランジスタのドレイン、 122第3の強誘電性トランジスタのドレイン、 123 第2の強誘電性トランジスタのソース、 124 第4の強誘電性トランジスタのソース、 125 第2の強誘電性トランジスタのドレイン、 126 第4の強誘電性トランジスタのドレイン、 127 読み出し/記憶制御装置、 128 第1の強誘電性トランジスタの電圧源、 129 第2の強誘電性トランジスタの電圧源、 130 第3の強誘電性トランジスタの電圧源、 131 第4の強誘電性トランジスタの電圧源、 150 第1の強誘電性トランジスタにおける第1の状態のメモリへの電圧、 151 第1の強誘電性トランジスタにおける第2の状態のメモリへの電圧、 152 第1の強誘電性トランジスタからの状態の読み出し、200 ゲート電圧による強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極のプロフィール、 201 強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極、 202 ゲート電圧、 203 ヒステリシス曲線、 204 第1の安定分極状態、 205 第2の安定分極状態、 206 第1の識別不可能な分極状態、 207 第2の識別不可能な分極状態、 300 強誘電性トランジスタ、 301 基板、 302 ソース領域、 303 ドレイン領域、 304、305 酸化ケイ素領域、 306 ポリシリコン領域、 307 ポリシリコン領域、 308 酸化ケイ素層、 309 金属層、 310 強誘電性中間層、 311 チャネル領域、 312 ゲート領域、 313 保護領域、 401 第1のワード線への記憶電圧の印加、 402 記憶電圧の印加と同時の他の強誘電性トランジスタへのドレイン−サブストレート電圧の印加、 403 第1のワード線への読み出し電圧の印加、 404 読み出し電圧の印加と同時の他の強誘電性トランジスタへのドレイン−サブストレート電圧の印加、 500 ゲート電圧による強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極のプロフィール、 501 強誘電性トランジスタのゲートにおける強誘電性分極、 502 ゲート電圧、 503 ヒステリシス曲線、 504、505 プラトー領域、 506 第1の識別可能な分極状態、 507 第2の識別可能な分極状態、 508 第3の識別可能な分極状態、 509 第4の識別可能な分極状態、 601 第1の出力特性、 602 第2の出力特性

Claims (8)

  1. メモリマトリクスに配置されている第1のメモリセルの強誘電性トランジスタから状態を読み出し、または該強誘電性トランジスタに状態を記憶させる方法であって、
    前記メモリマトリクスは、前記第1のメモリセルと隣り合いかつ別の強誘電性トランジスタを備えた別の複数のメモリセルを有する形式の方法において、
    状態を第1のメモリセルの強誘電性トランジスタから読み出すか、または当該の第1のメモリセルの強誘電性トランジスタに記憶し、
    同時に前記のメモリマトリクスにて隣り合うメモリセルの別の強誘電性トランジスタにドレイン−サブストレート電圧を印加して、当該の隣り合うメモリセルの強誘電性トランジスタの閾値電圧を上昇させることを特徴とする、
    強誘電性トランジスタから状態を読み出し、または該強誘電性トランジスタに状態を記憶させる方法。
  2. 前記の状態を読み出すまたは記憶するため、強誘電性トランジスタのゲート電極に読み出し/記憶電圧を印加することによって、状態を強誘電性トランジスタから読み出しまたは強誘電性トランジスタに記憶する、
    請求項1記載の方法。
  3. 複数のトランジスタを、メモリマトリクス中の少なくとも1つのメモリセルに使用する、請求項1記載の方法。
  4. 約±3.3ボルトの電圧を、ドレイン−サブストレート電圧として使用する、請求項1記載の方法。
  5. メモリマトリクスにおいて、
    該メモリマトリクスは、複数のメモリセルと、読み出し/記憶制御装置とを有しており
    前記複数のメモリセルは相互に接続されており、かつメモリセルの少なくとも一部は少なくとも1つの強誘電性トランジスタを有し、
    前記読み出し/記憶制御装置を構成して、読み出し電圧または書き込み電圧を印加することによってそれぞれ、第1のメモリセルにおける強誘電性トランジスタから状態を読み出すか、または第1のメモリルセルにおける強誘電性トランジスタに状態を記憶させ、またメモリマトリクスにおける隣接メモリセルの強誘電性トランジスタにドレイン−サブストレート電圧を印加することによって、前記の第1のメモリセルと隣り合う複数のメモリセルの強誘電性トランジスタの閾値電圧を上昇させるようにしたことを特徴とする
    メモリマトリクス。
  6. 読み出し/記憶制御装置は、読み出し/記憶電圧が強誘電性トランジスタのゲート電極に、状態の読み出しまたは記憶のために印加されるように構成されている、請求項5記載のメモリマトリクス。
  7. メモリマトリクス中の少なくとも1つのメモリセルが複数のトランジスタを有している、請求項5記載のメモリマトリクス。
  8. 読み出し/記憶制御装置は、約±3.3ボルトの電圧がドレイン−サブストレート電圧として使用されるように構成されている、請求項5記載のメモリマトリクス。
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