JP3810383B2 - 電源制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電源制御回路に関し、特に電池駆動装置等の非動作時の消費電流をゼロとする電源制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源制御回路は、電源スイッチ1を投入することによってパルス整形回路部により一定時間のパルスがスイッチング素子Q2に入力され、スイッチング素子Q2、Q3がオン状態となる。このパルス時間内にDC/DCコンバータ2の出力電圧が安定すると、帰還回路部によりスイッチング素子Q2の状態を保持する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−46900号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の電源制御回路では、構成部品が多いという問題点があった。
【0005】
また、DC/DCコンバータ2の安定した電圧で動作するポータプル端末論理回路3などの内部回路に電源オフするための入力信号として、変動する電池電圧から生成されるパルス信号を入力しており、電池電圧により変動するパルス信号を入力できるように、内部回路側に過電圧入力の防止やスレショルドの変更などの対策が必要であった。
【0006】
さらに、抵抗R3とコンデンサC1の時定数を利用してFET(スイッチング素子)Q1をONさせて一定時間のパルス信号を生成しているが、電池の電圧が変動するとFET(スイッチング素子)Q1のON電圧に到違する時間が変動し、一定時間のパルス幅が得られないという問題点があった。
【0007】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、少ない構成部品で、内部回路に電池電圧の影響を受ける信号を入力する必要もなく、また、電池電圧の変動が影響する時定数を利用したパルス発生回路を使用しない非動作時の消費電流をゼロにすることができる電源制御回路を得るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電源制御回路は、電池である直流電圧源と、プラス側出力端子と、操作スイッチ状態出力端子と、前記直流電圧源のマイナス側に第2の電源ラインを通じて接続されたマイナス側出力端子と、前記直流電圧源のプラス側と前記プラス側出力端子を結ぶ第1の電源ラインにゲート、ソース及びドレインが接続され前記第1の電源ラインを開閉する電界効果トランジスタと、一端及び他端を有しオフ時には前記一端及び他端が遮断状態の1回路であり、前記電界効果トランジスタのゲートに前記一端が接続された操作スイッチと、前記操作スイッチの他端にベースが接続され、前記第2の電源ラインにベース及びエミッタが接続され前記操作スイッチの状態をオープンコレクタ出力として前記操作スイッチ状態出力端子に出力するトランジスタとを備え、前記直流電圧源の電源をオンするときは、前記操作スイッチを閉じて前記一端と前記他端を接続し、前記電界効果トランジスタ及び前記トランジスタを同時にオンにして前記第1の電源ラインを閉じて前記プラス側出力端子に前記直流電圧源の電源を供給するとともに前記トランジスタは前記操作スイッチのオン状態を前記操作スイッチ状態出力端子に出力し、前記直流電圧源の電源をオフするときには、前記操作スイッチを開いて前記一端と前記他端を遮断し、前記電界効果トランジスタ及び前記トランジスタをオフにして前記第1の電源ラインを開いて前記プラス側出力端子への前記直流電圧源の電源を遮断するとともに前記トランジスタは前記操作スイッチのオフ状態を前記操作スイッチ状態出力端子に出力し、前記電界効果トランジスタをオンする電流で前記トランジスタをオンさせるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る電源制御回路について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る電源制御回路の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0010】
図1において、本電源制御回路は、電池(直流電圧源)1と、FET(電界効果トランジスタ)やトランジスタなどのスイッチング素子2a、2bと、操作スイッチ3と、抵抗4a〜4cと、プラス側出力端子8と、操作スイッチ状態出力端子9と、マイナス側出力端子10とを備える。
【0011】
つぎに、この実施の形態1に係る電源制御回路の動作について図面を参照しながら説明する。
【0012】
電源オフ時には、操作スイッチ3は開状態にあり、スイッチング素子2a及び2bはいずれもオフ状態にある。このため、電池1から電流が流れる経路はない。
【0013】
電源をオンする時には、操作スイッチ3を閉状態にする。この操作スイッチ3を閉状態にすると、抵抗4a及び4bと、操作スイッチ3と、スイッチング素子2bのベースの経路を電流が流れ、スイッチング素子2a及び2bが同時にオンする。
【0014】
スイッチング素子2aがオンすると、電池1からスイッチング素子2aを介してプラス側出力端子8に電源が供給される。また、スイッチング素子2bがオンすると、例えばオープンコレクタ出力の操作スイッチ状態出力端子9の出力がオン状態となる。
【0015】
すなわち、この実施の形態1に係る電源制御回路は、直流電圧源(電池1)を電源とし、2個のスイッチング素子2a、2bと、1回路の操作スイッチ3を備え、一方のスイッチング素子2aは電源ラインを開閉し、他方のスイッチング素子2bは操作スイッチ3の状態を出力し、双方のスイッチング素子2a、2bを1回路の操作スイッチ3で制御するものである。
【0016】
電源ラインを開閉するスイッチング素子2aと、操作スイッチ3の状態を出力するスイッチング素子2bを1回路の操作スイッチ3で制御するので回路が簡単になり、また、スイッチの状態の出力を電池1の電圧に依存しない例えばオープンコレクタの出力にしているので、安定した電圧で動作している内部回路に、電池1から生成される電圧の変動する信号を入力することもなく、安定して動作し、非動作時の消費電流をゼロにすることができる。
【0017】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る電源制御回路について図面を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態2に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【0018】
図2において、本電源制御回路は、電池(直流電圧源)1と、FET(電界効果トランジスタ)やトランジスタなどのスイッチング素子2a〜2c、スイッチング素子2dと、押しボタンスイッチなどの操作スイッチ3と、抵抗4a〜4hと、コンデンサ5a〜5cと、リニアレギュレータ6と、マイコン(制御部)7とを備える。
【0019】
つぎに、この実施の形態2に係る電源制御回路の動作について図面を参照しながら説明する。
【0020】
電源オフ時には、操作スイッチ3は開状態にあり、スイッチング素子2a〜2dはいずれもオフ状態にある。このため、電池1から電流が流れる経路はない。
【0021】
電源をオンする時には、操作スイッチ3を閉状態にする。この操作スイッチ3を閉状態にすると、抵抗4a及び4bと、操作スイッチ3と、スイッチング素子2bのベースの経路を電流が流れ、スイッチング素子2a及び2bが同時にオンする。
【0022】
スイッチング素子2aがオンすると、電池1からスイッチング素子2aを介してリニアレギュレータ6に電源が供給される。このリニアレギュレータ6に電源が供給されると、リニアレギュレータ6は安定した電圧出力をマイコン7等の内部回路に供給する。
【0023】
安定した電圧出力を供給されたマイコン7は、スイッチング素子2dに対してハイレベル(H)を出力し、スイッチング素子2dをオンする。このスイッチング素子2dがオンすると、スイッチング素子2cがオンし電池1からスイッチング素子2cを介してリニアレギュレータ6に電源が供給される。このため、操作スイッチ3が開状態となり、スイッチング素子2aがオフ状態となっても、リニアレギュレータ6に電源が供給され、電源オン状態を継続する。
【0024】
電源をオフするときは、操作スイッチ3を開いた後に再度閉じると、抵抗4a及び4bと、操作スイッチ3と、スイッチング素子2bのベースの経路を電流が流れ、スイッチング素子2a及び2bが同時にオフからオンになる。
【0025】
スイッチング素子2bがオフ状態では、リニアレギュレータ6の安定した電圧出力にプルアップしている抵抗4dにより安定したハイレベル(H)の信号がマイコン7に入力されており、スイッチング素子2bがオンに変化するとマイコン7にローレベル(L)の信号が入力される。
【0026】
マイコン7は、この変化を認識し、スイッチング素子2dに対してローレベル(L)を出力し、スイッチング素子2dをオフする。このスイッチング素子2dがオフすると、スイッチング素子2cがオフとなり、電池1からスイッチング素子2cを介してリニアレギュレータ6に電源を供給する経路を遮断する。
【0027】
その後、操作スイッチ3が開くと、スイッチング素子2aも遮断され、電池1からリニアレギュレータ6へ電源を供給する経路が無くなり、電源オフ状態となる。
【0028】
すなわち、この実施の形態2に係る電源制御回路は、直流電圧源(電池1)を電源とし、少なくとも3個のスイッチング素子2a、2b、2cと、1回路の操作スイッチ3と、制御部(マイコン)7を備え、2個のスイッチング素子2a、2cは電源ラインを並列に開閉し、1個のスイッチング素子2bは操作スイッチ3の状態を出力し、電源ラインを開閉するスイッチング素子2a、2cの内の1個と、操作スイッチ3の状態を出力するスイッチング素子2bを1回路の操作スイッチ3で制御することを特徴とし、さらに、操作スイッチ3の状態を出力するスイッチング素子2bの出力は制御部(マイコン)7に入力され、電源ラィンを開閉するスイッチング素子2a、2cの内、操作スイッチ3で制御されていない方を制御部(マイコン)7からの出力信号で制御するものである。
【0029】
また、操作スイッチ3が押しボタンスイッチの場合、制御部(マイコン)7は、入力された押しボタンスイッチ(操作スイッチ)3の状態を判定し、押しボタンスイッチ(操作スイッチ)3が押されたときには、スイッチング素子2cをオンし、押しボタンスイッチ(操作スイッチ)3が離されてもスイッチング素子2cにより電源オン状態を維持する。
【0030】
さらに、制御部(マイコン)7は、電源オン状態の時に、操作スイッチ3が再度押されたときには、スイッチング素子2cをオフし、操作スイッチ3が離されたときに電源オフ状態となる。
【0031】
電源ラインを開閉するスイッチング素子2aと、操作スイッチ3の状態を出力するスイッチング素子2bを1回路の操作スイッチ3で制御するので回路が簡単になり、また、スイッチの状態の出力を電池1の電圧に依存しない例えばオープンコレクタの出力にしているので、リニアレギュレータなどの安定した電圧で動作している内部回路に、電池から生成される電圧の変動する信号を入力することもなく、安定して動作し、非動作時の消費電流をゼロにすることができる。
【0032】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る電源制御回路について図面を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態3に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【0033】
図3において、本電源制御回路は、電池1と、FET(電界効果トランジスタ)やトランジスタなどのスイッチング素子2a、2bと、操作スイッチ3と、抵抗4a〜4cと、プラス側出力端子8と、操作スイッチ状態出力端子9と、マイナス側出力端子10と、表示灯11とを備える。
【0034】
つぎに、この実施の形態3に係る電源制御回路の動作について図面を参照しながら説明する。
【0035】
電源オフ時には、操作スイッチ3は開状態にあり、スイッチング素子2a及び2bはいずれもオフ状態にある。このため、電池1から電流が流れる経路はない。
【0036】
電源をオンする時には、操作スイッチ3を閉状態にする。この操作スイッチ3を閉状態にすると、抵抗4a及び4bと、操作スイッチ3と、スイッチング素子2bのベースの経路を電流が流れ、スイッチング素子2a及び2bが同時にオンする。
【0037】
スイッチング素子2aがオンすると、電池1からスイッチング素子2aを介してプラス側出力端子8に電源が供給される。また、スイッチング素子2bがオンすると、例えばオープンコレクタ出力の操作スイッチ状態出力端子9の出力がオン状態になると共に表示灯11を点灯する。
【0038】
すなわち、プラス側出力端子8とスイッチング素子2bの間に接続された表示灯11をさらに備え、スイッチング素子2bがオンすると、表示灯11が点灯される。
【0039】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る電源制御回路について図面を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態4に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【0040】
図4において、本電源制御回路は、電池1と、FET(電界効果トランジスタ)やトランジスタなどのスイッチング素子2a〜2dと、操作スイッチ3と、抵抗4a〜4c、4e〜4hと、コンデンサ5a〜5cと、リニアレギュレータ6と、マイコン7と、表示灯11とを備える。
【0041】
つぎに、この実施の形態4に係る電源制御回路の動作について図面を参照しながら説明する。
【0042】
電源オフ時には、操作スイッチ3は開状態にあり、スイッチング素子2a〜2dはいずれもオフ状態にある。このため、電池1から電流が流れる経路はない。
【0043】
電源をオンする時には、操作スイッチ3を閉状態にする。この操作スイッチ3を閉状態にすると、抵抗4a及び4bと、操作スイッチ3と、スイッチング素子2bのベースの経路を電流が流れ、スイッチング素子2a及び2bが同時にオンする。
【0044】
スイッチング素子2bがオンすると、マイコン7にローレベル(L)の信号が入力されるとともに表示灯11を点灯する。
【0045】
また、スイッチング素子2aがオンすると、電池1からスイッチング素子2aを介してリニアレギュレータ6に電源が供給される。このリニアレギュレータ6に電源が供給されると、リニアレギュレータ6は安定した電圧出力をマイコン7等の内部回路に供給する。
【0046】
安定した電圧出力を供給されたマイコン7は、スイッチング素子2dに対してハイレベル(H)を出力し、スイッチング素子2dをオンする。このスイッチング素子2dがオンすると、スイッチング素子2cがオンし電池1からスイッチング素子2cを介してリニアレギュレータ6に電源が供給される。このため、操作スイッチ3が開状態となり、スイッチング素子2aがオフ状態となっても、リニアレギュレータ6に電源が供給され、電源オン状態を継続する。
【0047】
電源をオフするときは、操作スイッチ3を開いた後に再度閉じると、抵抗4a及び4bと、操作スイッチ3と、スイッチング素子2bのベースの経路を電流が流れ、スイッチング素子2a及び2bが同時にオフからオンになる。
【0048】
スイッチング素子2bがオフ状態では、リニアレギュレータ6の安定した電圧出力に接続している表示灯11を介して安定したハイレベル(H)の信号がマイコン7に入力されており、スイッチング素子2bがオンに変化するとマイコン7にローレベル(L)の信号が入力される。
【0049】
マイコン7は、この変化を認識し、スイッチング素子2dに対してローレベル(L)を出力し、スイッチング素子2dをオフする。このスイッチング素子2dがオフすると、スイッチング素子2cがオフとなり、電池1からスイッチング素子2cを介してリニアレギュレータ6に電源を供給する経路を遮断する。
【0050】
その後、操作スイッチ3が開くと、スイッチング素子2aも遮断され、電池1からリニアレギュレータ6へ電源を供給する経路が無くなり、電源オフ状態となる。
【0051】
実施の形態5.
なお、上記の実施の形態2では、操作スイッチ3を閉じることで電源オンし、操作スイッチ3を開いた後に再度閉じることで電源オフとしていたが、この操作を開閉回数や連続開時間、連続閉時間等を規定し、マイコン7で認識してスイッチング素子2dを制御することで誤操作の防止を図ることができる。
【0052】
また、この操作を開閉回数や連続開時間、連続閉時間等を複数規定し、マイコン7で認識することにより、操作スイッチ3を電源スイッチ以外の入力装置としても利用できる。
【0053】
すなわち、電源オン状態の時に、操作スイッチ3を押している時間、間隔を制御部(マイコン)7により判定することにより、操作スイッチ3を電源オン及びオフ以外の目的の入力装置としても使用する。
【0054】
実施の形態6.
上記の実施の形態2では、操作スイッチ3を用いたものを説明したが、操作スイッチ3を傾斜角度により開閉する転倒スイッチやリードスイッチなどの電源不用でA接点を有するセンサを利用しても良い。この場合、電子機器の自動電源オンの機能を実現できる。
【0055】
すなわち、操作スイッチ3が傾斜角度により開閉する転倒スイッチの場合、制御部(マイコン)7は、入力された転倒スイッチの状態を判定し、転倒スイッチがオンしたときには、スイッチング素子2cをオンし、転倒スイッチがオフしてもスイッチング素子2cにより電源オン状態を維持する。
【0056】
また、操作スイッチ3が所定の事象で接点が開閉するセンサの場合、制御部(マイコン)7は、入力されたセンサの状態を判定し、センサの接点が閉じたときには、スイッチング素子2cをオンし、センサの接点が開いてもスイッチング素子2cにより電源オン状態を維持する。
【0057】
上記所定の事象で接点が開閉するセンサが印加される磁界の状態で開閉するリードスイッチの場合、制御部(マイコン)7は、入力されたリードスイッチの状態を判定し、リードスイッチがオンしたときには、スイッチング素子2cをオンし、リードスイッチがオフしてもスイッチング素子2cにより電源オン状態を維持する。
【0058】
【発明の効果】
この発明に係る電源制御回路は、以上説明したとおり、電源ラインを開閉するスイッチング素子と、操作スイッチの状態を出力するスイッチング素子を1回路の操作スイッチで制御するので回路が簡単になり、また、スイッチの状態の出力を電池の電圧に依存しない例えばオープンコレクタの出力にしているので、安定した電圧で動作している内部回路に、電池から生成される電圧の変動する信号を入力することもなく、安定して動作し、非動作時の消費電流をゼロにすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る電源制御回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 電池、2a〜2d スイッチング素子、3 操作スイッチ、4a〜4h 抵抗、5a〜5c コンデンサ、6 リニアレギュレータ、7 マイコン、8 プラス側出力端子、9 操作スイッチ状態出力端子、10 マイナス側出力端子、11 表示灯。

Claims (10)

  1. 電池である直流電圧源と、
    プラス側出力端子と、
    操作スイッチ状態出力端子と、
    前記直流電圧源のマイナス側に第2の電源ラインを通じて接続されたマイナス側出力端子と、
    前記直流電圧源のプラス側と前記プラス側出力端子を結ぶ第1の電源ラインにゲート、ソース及びドレインが接続され前記第1の電源ラインを開閉する電界効果トランジスタと、
    一端及び他端を有しオフ時には前記一端及び他端が遮断状態の1回路であり、前記電界効果トランジスタのゲートに前記一端が接続された操作スイッチと、
    前記操作スイッチの他端にベースが接続され、前記第2の電源ラインにベース及びエミッタが接続され前記操作スイッチの状態をオープンコレクタ出力として前記操作スイッチ状態出力端子に出力するトランジスタとを備え、
    前記直流電圧源の電源をオンするときは、前記操作スイッチを閉じて前記一端と前記他端を接続し、前記電界効果トランジスタ及び前記トランジスタを同時にオンにして前記第1の電源ラインを閉じて前記プラス側出力端子に前記直流電圧源の電源を供給するとともに前記トランジスタは前記操作スイッチのオン状態を前記操作スイッチ状態出力端子に出力し、
    前記直流電圧源の電源をオフするときには、前記操作スイッチを開いて前記一端と前記他端を遮断し、前記電界効果トランジスタ及び前記トランジスタをオフにして前記第1の電源ラインを開いて前記プラス側出力端子への前記直流電圧源の電源を遮断するとともに前記トランジスタは前記操作スイッチのオフ状態を前記操作スイッチ状態出力端子に出力し、
    前記電界効果トランジスタをオンする電流で前記トランジスタをオンさせる
    ことを特徴とする電源制御回路。
  2. マイナス側が接地され電池である直流電圧源と、
    マイコンである制御部と、
    前記制御部に安定した電圧を供給するリニアレギュレータと、
    前記直流電圧源のプラス側と前記リニアレギュレータを介して前記制御部を結ぶ電源ラインにゲート、ソース及びドレインが接続され前記電源ラインを開閉する第1の電界効果トランジスタと、
    一端及び他端を有しオフ時には前記一端及び他端が遮断状態の1回路であり、前記第1の電界効果トランジスタのゲートに前記一端が接続された操作スイッチと、
    前記操作スイッチの他端にベースが接続され、前記直流電圧源のマイナス側にベース及びエミッタが接続され、かつ前記リニアレギュレータの出力側及び前記制御部にコクレタが接続され前記操作スイッチの状態を前記制御部に出力するトランジスタと、
    前記第1の電界効果トランジスタに並列接続され前記電源ラインを開閉する第2の電界効果トランジスタとを備え、
    前記直流電圧源の電源をオンするときは、前記操作スイッチを閉じて前記一端と前記他端を接続し、前記第1の電界効果トランジスタ及び前記トランジスタを同時にオンにして前記電源ラインを閉じて前記リニアレギュレータに前記直流電圧源の電源を供給して前記リニアレギュレータは前記制御部に安定した電圧を供給するとともに、前記制御部は安定した電圧が供給されると前記第2の電界効果トランジスタをオンし前記操作スイッチが開いて前記第1の電界効果トランジスタがオフとなっても前記リニアレギュレータからの安定した電圧の供給が継続し、
    前記直流電圧源の電源をオフするときには、前記操作スイッチを再度閉じて前記一端と前記他端を接続し、前記第1の電界効果トランジスタ及び前記トランジスタを同時にオフからオンにし前記制御部は前記トランジスタがオフからオンにされると前記第2の電界効果トランジスタをオフし前記第2の電界効果トランジスタを介して前記リニアレギュレータに前記直流電圧源の電源を供給する経路を遮断し、前記操作スイッチが再度開いて前記第1の電界効果トランジスタがオフし前記第1の電界効果トランジスタを介して前記リニアレギュレータに前記直流電圧源の電源を供給する経路も遮断し、
    前記第1の電界効果トランジスタをオンする電流で前記トランジスタをオンさせる
    ことを特徴とする電源制御回路。
  3. 前記操作スイッチが押しボタンスイッチの場合、
    前記制御部は、入力された前記押しボタンスイッチの状態を判定し、前記押しボタンスイッチが押されたときには、前記第2の電界効果トランジスタをオンし、前記押しボタンスイッチが離されても前記第2の電界効果トランジスタにより電源オン状態を維持する
    ことを特徴とする請求項2記載の電源制御回路。
  4. 前記制御部は、電源オン状態の時に、前記操作スイッチが再度押されたときには、前記第2の電界効果トランジスタをオフし、
    前記操作スイッチが離されたときに電源オフ状態となる
    ことを特徴とする請求項3記載の電源制御回路。
  5. 電源オン状態の時に、前記操作スイッチを押している時間、間隔を前記制御部により判定することにより、前記操作スイッチを電源オン及びオフ以外の目的の入力装置としても使用する
    ことを特徴とする請求項4記載の電源制御回路。
  6. 前記操作スイッチが傾斜角度により開閉する転倒スイッチの場合、
    前記制御部は、入力された前記転倒スイッチの状態を判定し、前記転倒スイッチがオンしたときには、前記第2の電界効果トランジスタをオンし、前記転倒スイッチがオフしても前記第2の電界効果トランジスタにより電源オン状態を維持する
    ことを特徴とする請求項2記載の電源制御回路。
  7. 前記操作スイッチが所定の事象で接点が開閉するセンサの場合、
    前記制御部は、入力された前記センサの状態を判定し、前記センサの接点が閉じたときには、前記第2の電界効果トランジスタをオンし、前記センサの接点が開いても前記第2の電界効果トランジスタにより電源オン状態を維持する
    ことを特徴とする請求項2記載の電源制御回路。
  8. 前記所定の事象で接点が開閉するセンサが印加される磁界の状態で開閉するリードスイッチの場合、
    前記制御部は、入力された前記リードスイッチの状態を判定し、前記リードスイッチがオンしたときには、前記第2の電界効果トランジスタをオンし、前記リードスイッチがオフしても前記第2の電界効果トランジスタにより電源オン状態を維持する
    ことを特徴とする請求項7記載の電源制御回路。
  9. 前記第1の電源ラインと前記トランジスタの間に接続された表示灯をさらに備え、
    前記トランジスタがオンすると、前記表示灯が点灯される
    ことを特徴とする請求項1記載の電源制御回路。
  10. 前記電源ラインと前記トランジスタの間に接続された表示灯をさらに備え、
    前記トランジスタがオンすると、前記表示灯が点灯される
    ことを特徴とする請求項2から請求項8までのいずれかに記載の電源制御回路。
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