JP3809632B2 - コイルの銅抵抗補償回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高周波発振型近接センサに組み込まれて、高周波発振回路の一部を構成する検出用コイルの温度特性を補償するに好適なコイルの銅抵抗補償回路に関する。
【0002】
【関連する背景技術】
検出対象物の有無(接近)を無接触で検出する近接センサの一種に、高周波発振回路の一部を構成する検出用コイルを備え、この検出用コイルに導電性の検出対象物(例えば金属)が存在または接近したとき、電磁誘導作用により該検出用コイルのインダクタンスや損失が変化し、これに伴って高周波発振回路の発振周波数や発振振幅が変化することを利用して上記検出対象物の存在や接近を検出する高周波発振型のものがある。
【0003】
この種の高周波発振型近接センサには、一般的にその検出特性が安定であることのみならず、その検出距離を十分に長く設定し得ること等が要求され、従来より種々の改良が施されている。例えば米国特許第4,509,023号(対応日本特許出願;特公平6−14604号公報)や米国特許第4,942,372号(対応日本特許出願;特開平1−212005号公報)には、検出用コイルが持つ銅抵抗Rcuの温度依存性を相殺するべく検出用コイルに、その銅抵抗Rcuに比例する電圧を加えることが提唱されている。具体的には増幅器とコンデンサとを用いて検出用コイルに対する帰還回路を構成し、この帰還回路により前記検出コイルの内部抵抗Riに所定の温度特性を持つ電圧降下を生起して該検出用コイルの銅抵抗Rcuの温度依存性を打ち消すことが提唱されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述したように増幅器とコンデンサとを用いて、検出コイルの内部抵抗Riに所定の温度特性を持つ電圧降下を生起させる場合、該検出用コイルの銅抵抗Rcuの温度依存性を打ち消すに必要な電圧振幅を、検出用コイルに生起される発振振幅の角周波数ωの2乗(ω2)に反比例するものとして設定することが必要となる。この為、銅抵抗Rcuの温度依存性を確実に打ち消す上での回路設計が難しく、高周波発振型近接センサの動作特性の安定化を図ることが困難であった。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、検出用コイルの温度依存特性を確実に補償することができ、例えば高周波発振型近接センサの動作特性の安定化を図ることのできるコイルの銅抵抗補償回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するべく本発明に係るコイルの銅抵抗補償回路は、一端を共通接続して縒り合わせた2本のコイル導体からなり、その一方を共振回路用コイルとすると共に、他方を銅抵抗補償用コイルとした2糸コイルの一端に生起される発振出力電圧を取り出すバッファと、このバッファにより取り出された発振出力電圧の位相を所定角度回転させて前記銅抵抗補償用コイルに帰還して前記2糸コイルの銅抵抗成分を打ち消す移相回路とを備えたことを特徴としている。
【0007】
好ましくは、前記移相回路は、該移相回路と直列に、前記バッファにより取り出された発振出力電圧の前記銅抵抗補償用コイルへの帰還量を規定する抵抗を備えたものとして実現される。更に前記移相回路は、前記バッファにより取り出された発振出力電圧に対する位相回転角を調整する回転位相角調整手段を備えたものとして実現される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るコイルの銅抵抗補償回路について説明する。
図1は銅抵抗補償回路を備えて構成される高周波発振型近接センサの要部概略構成図であり、1は高周波発振回路の一部を構成する検出用コイルである。この検出用コイル1は、例えば一端を共通に接続した2本の高周波リッツ線を互いに縒り合わせた2糸コイルL1,L2を樹脂製のボビンに巻装し、該ボビンにフェライトコア挿入したものからなり、その一方のコイルL1を該コイルL1に並列に接続されたコンデンサCとの間でLC並列共振器を形成する共振回路用とし、他方のコイルL2を銅抵抗補償用として用いるものとなっている。
【0009】
しかしてこの検出用コイル1は、図示しない増幅器により発振駆動される。ちなみに検出用コイル1を発振駆動する増幅器は、基本的には前記検出用コイル1に生起された電圧を入力して増幅し、その増幅出力電圧を電流変換して前記検出用コイル1に出力することで、入力電圧に応じて電流を吐き出すと言う負性抵抗のような働きを呈することで、検出用コイル1を自励発振させる役割を担う。
【0010】
さて前記検出用コイル1の一端には、該検出用コイル1に生起された発振電圧を取り込むバッファ3が設けられており、このバッファ3の出力は移相回路5から利得調整用抵抗6を介して前記検出用コイル1の銅抵抗補償用のコイルL2に加えられている。この移相回路5は、例えば演算増幅器5aを主体として構成され、その反転入力端と非反転入力端とにそれぞれ与えられる前記バッファ3からの出力電圧(発振電圧)に位相差を与えることで、該出力電圧の位相を所定角度だけ回転させる(移相する)ものである。この移相角は、非反転入力端に接続された抵抗RcontとコンデンサCとの回路定数により決定され、抵抗Rcontを可変することで調整される。そしてこの移相回路5により所定の位相回転が与えられた発振電圧は、利得調整用抵抗6を介してその帰還量が調整されて銅抵抗補償用のコイルL2に加えられる。
【0011】
ここで2糸コイルからなる検出用コイル1の性質について考察してみると、この検出用コイル1は、例えば図2(a)に示すように、等価的にはその自己インダクタンスL(L1,L2)と、銅損に依存するオーム性の抵抗Rcu、誘導性抵抗Ri、および被検出体における渦電流損Rtに分けて考えることができる。そして2糸コイル間の結合が十分に強い場合、上記検出用コイル1は、更に図2(b)に示すような等価回路として表現することができる。そこでこの検出用コイル1における一方のコイルL1を前述したように共振回路用とし、他方のコイルL2を銅抵抗補償用として用いるものとすると、図2(b)に示すように検出用コイル1に含まれる銅抵抗Rcuを、誘導性抵抗Riおよび渦電流損Rtから分離したものとして捉えることができる。
【0012】
そこで今、2糸コイルL1,L2の共通接続点Aと共振回路側のコイルL1の端子Bと間に、その共振によって各周波数ωの交流電圧が生起されている状態を考え、他方のコイルL2の端子Cを無視すると、銅抵抗Rcuを分離した点DにはインダクタンスL1(=L2)を介して位相が−90°回転し、そのインピーダンス[ωL+Ri+Rt]と銅抵抗Rcuとにより抵抗分割された電圧振幅が現れることになる。従ってこのD点に現れる電圧振幅と同じで、且つその位相がA点から見て+90°回転した電圧を、前記他方のコイルの端子Cを経由して上記D点に与えるようにすれば、これによってD点に生じる電圧振幅を相殺し、その電圧を零[0]とすることが可能となる。すると端子A-B間からコイルL1を見たとき、点Dの電圧が零[0]であるので、検出用コイル1が内在する銅抵抗Rcuが実質的に見えなくなり、銅抵抗Rcuを0Ωにすることができる。即ち、銅抵抗Rcuを効果的に打ち消すことが可能となる。
【0013】
前述したバッファ3および移相回路5は、このような電圧をコイルL2の端子Cを介して印加することで上述したように検出用コイル1に含まれる銅抵抗Rcuを等価的に打ち消して(消去して)いる。この結果、検出用コイル1のQが大幅に改善され、また銅抵抗Rcuに起因する温度依存性を除去するものとなっている。そして検出用コイル1に生起される発振動作の安定化を、ひいては近接センサとしての動作の安定化を図っている。更には近接センサによる物体検出距離を伸ばすことが可能となる。
【0014】
またこのようにして検出用コイル1に含まれる銅抵抗Rcuを打ち消した場合、この検出用コイル1に上述したバッファ3およびコンデンサ5を加えたものを銅抵抗Rcuを打ち消した1つの検出用コイル、即ち、銅抵抗消去回路付きのコイルとして捉えることができる。従って検出用コイル1を発振駆動する増幅器を設計するに際しては、銅抵抗Rcuが存在しないコイルを対象としてその回路定数を決定すればよいので、その設計が容易であり、回路構成の簡素化を図ることも容易である。
【0015】
ここで前述したように検出用コイルの銅抵抗Rcuを打ち消す場合におけるバッファ3の役割について考察してみると、この場合には図3(a)にその等価回路を示すように、検出用コイル1のインダクタンスLには発振により生起された電圧Vを受けて、その共通接続点Aから電流i1が供給され、また端子Cからは移相回路5から流れ、利得調整用の抵抗(R)6を介して電流i2が供給されることになる。そしてこれらの電流i1,i2は、銅抵抗Rcuを分離した点Dにて合成されて銅抵抗Rcuに流れ込む。従って上記電圧Vは、
V = i1・jωL+(i1+i2)・Rcu …(1)
として表すことができ、またバッファ3から帰還すべき電圧gVは、
gV = (i1+i2)・Rcu+i2・(Rcu+R) …(2)
として表すことができる。但し、上記gは帰還回路の利得である。そして銅抵抗Rcuを打ち消すことは、該銅抵抗Rcuに流れる電流(i1+i2)を零(0)とすることを意味する。従って前述した利得調整用の抵抗6の値Rが銅抵抗Rcuよりも十分に大きいとすると(Rcu<<R)、上記式(1),(2)から近似的に上記利得gを
g = −j・(R/ωL)
として設定すれば良いことが分かる。
【0016】
これに対して、仮に前述した移相回路5に代えてバッファ3からの出力電圧をコンデンサを用いて位相回転して検出用コイル1に加えるものとすると、図3(b)に示すように該バッファ3から帰還すべき電圧gVは、
gV = (i1+i2)・Rcu+i2・(Rcu+1/jωC) …(3)
となる。そしてコンデンサCのインピーダンス(1/jωC)が銅抵抗Rcuよりも十分に大きいとすると(Rcu<<R)、バッファ3に求められる利得は近似的に
g = 1/ω2LC
となる。
【0017】
このことは、バッファ3の出力電圧を単にコンデンサ5を用いて位相回転させて検出用コイル1に帰還しようとした場合、銅抵抗Rcuの補償に必要される電圧振幅は、ωの2乗(ω2)に反比例することを意味する。これに対して移相回路5を用いてバッファ3の出力電圧の位相を回転させる場合には、その補償に必要される電圧振幅がωに反比例することになる。従って移相回路5を用いて検出用コイル1に帰還する振幅電圧の位相を回転させて銅抵抗Rcuを打ち消すようにすれば、発振角周波数ωの1次に反比例するようなゲインを設定するだけで良いので、コンデンサを用いて位相回転する場合よりも、その回路設計の容易化を図ることができ、また銅抵抗補償の安定性を高めることが可能となる。更にはその周波数依存性を小さくすることができる等の効果が奏せられる。
【0018】
また上述した如くして移相回路5を用いる場合には、例えば利得調整用抵抗6(Ro)や移相量調整用の抵抗(Rconst)等にサーミスタ等の感温抵抗体を外付け部品として付加すれば、これによってその移相特性を容易に微調整することができるので、銅抵抗Rcuの温度依存性を含めて該銅抵抗Rcuを効果的に打ち消すことが可能となる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2糸コイルの一端に生起される発振出力電圧をバッファを介して取り出し、このバッファにより取り出された発振出力電圧の位相を移相回路を介して所定角度回転させて前記銅抵抗補償用コイルに帰還して前記2糸コイルの銅抵抗成分を打ち消すので、発振角周波数ωの1次に反比例するようなゲインを設定するだけ、コイルに含まれる銅抵抗を安定に、しかも効果的に補償することができ、その周波数依存性を小さくすることができる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコイルの銅抵抗補償回路の要部概略構成図。
【図2】2糸コイルの等価回路を示す図。
【図3】銅抵抗Rcuの打ち消し作用を説明する為の等価回路。
【符号の説明】
1 2糸コイル(検出用コイル)
3 バッファ
5 移相回路
6 利得調整用抵抗
Claims (3)
- 一端を共通接続して縒り合わせた2本のコイル導体からなり、その一方を共振回路用コイルとすると共に、他方を銅抵抗補償用コイルとした2糸コイルと、
この2糸コイルの一端に生起される発振出力電圧を取り出すバッファと、
このバッファにより取り出された発振出力電圧の位相を所定角度回転させて前記銅抵抗補償用コイルに帰還して前記2糸コイルの銅抵抗成分を打ち消す移相回路と
を具備したことを特徴とするコイルの銅抵抗補償回路。 - 前記移相回路は、該移相回路と直列に、前記バッファにより取り出された発振出力電圧の前記銅抵抗補償用コイルへの帰還量を規定する抵抗を備えたものである請求項1に記載のコイルの銅抵抗補償回路。
- 前記移相回路は、前記バッファにより取り出された発振出力電圧に対する位相回転角を調整する回転位相角調整手段を備えてなる請求項1に記載のコイルの銅抵抗補償回路。
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