JP3808855B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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このとき、通常は先に要求されたものが先に印刷されるが、複数の利用者によって共用される画像形成装置などにおいては、緊急を要する印刷ジョブについて、優先的に印刷することが必要となる場合がある。
このため、このような緊急を要する印刷ジョブを迅速に印刷するために、出力中の印刷ジョブを一旦停止して、割込み印刷を可能とする技術が実現されており、これに関連した発明も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、利用者に対して、画像形成装置の操作パネルから印刷待ちのジョブの印刷順序を入れ替え可能とすることにより、迅速に印刷する必要のある印刷ジョブについて柔軟に対応することの可能な技術なども提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
そして、このような技術を用いることによって、多くの印刷ジョブが画像形成装置に集中するような環境下においても、印刷ジョブに対して緊急度に応じた優先度を設定することなどにより、効率的な印刷を実現することができるものと考えられていた。
このような問題を解決するものとしては、例えば、優先順位の操作に一定の制限を設け、緊急性のある印刷ジョブについてのみ印刷順序の変更を許容する印刷装置などが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
すなわち、この従来技術は、利用者に印刷終了予定時刻を表示することにより、緊急性のある印刷ジョブについてのみ優先度変更を行わせるようにしたり、あるいはユーザ認証にもとづいて、特定の人に対してのみ優先度の変更を可能としている。これによって、利用者に対し、不必要に優先度を高めることを戒めることが可能となるが、それでもなお多くの利用者が、高い優先度での印刷要求を希望したり、あるいはユーザ認証を受けた人が、不必要に優先度を高めることを行った場合、結局優先度はその機能を発揮することができないという問題があった。
さらに、本発明の画像形成装置は、優先度設定手段が、入力した印刷ジョブを印刷待ちリストに登録するにあたり、要求された優先度と同一の優先度を割り振られた印刷ジョブが、印刷待ちリストに出力受付数分登録されている場合であって、要求された優先度より低い優先度について、印刷待ちリストに、低い優先度に対応する出力受付数分の印刷ジョブが登録されていない場合、入力した印刷ジョブを低い優先度のうち最も高い優先度で印刷待ちリストに登録する構成としてある。
このため、利用環境に応じた効率的な印刷を実現することが可能となる。
このため、本当に優先的に出力する必要のある印刷ジョブについて、利用者は、比較的容易に優先的に印刷することが可能となる。
特に、本発明では、一定時間内に多くの優先出力要求が集中した場合、本当に優先して印刷を行う必要のある印刷ジョブについても通常出力の印刷ジョブとして印刷待ちリストに登録される場合があるが、このような印刷ジョブについては、利用者は自分で優先度を変更することにより、結果として従来より迅速に印刷を行うことが可能となる。
このように、最高の優先度の割り振りについて、利用者が自分で設定しなければならないようにすれば、印刷待ちリストにおける最高の優先度については、空き状態になっている可能性が高いと考えられ、優先出力の必要性の高い印刷ジョブを迅速に印刷することが可能となる。
画像形成装置をこのような構成にすれば、印刷ジョブの優先度を最高の優先度に変更することによって、即その印刷ジョブを出力することができる。
このため、優先出力の必要性の高い印刷ジョブを一層迅速に印刷することが可能となる。
画像形成装置をこのような構成にすれば、出力受付数を利用者が適切な値に設定することができるため、画像形成装置の利用状況等に応じて、最適な出力受付数を用いることが可能となる。
例えば、画像形成装置の処理速度が大きい場合や、一つあたりの印刷ジョブの容量が比較的小さい環境において画像形成装置を利用する場合には、優先出力の出力受付数を、例えば10など比較的大きな値とし、画像形成装置の処理速度が小さい場合や、一つあたりの印刷ジョブの容量が比較的大きい環境においては、3以下等の比較的小さい値とするなど、画像形成装置に利用環境に応じて柔軟に出力受付数を設定することが可能となる。
そして、その印刷ジョブが、本当に優先的に出力する必要があるものである場合、利用者は、画像形成装置のユーザ操作部から当該印刷ジョブの優先度を変更することにより、あるいは情報処理装置から通信回線を介して当該印刷ジョブの優先度を変更することなどによって、その印刷ジョブを早急に印刷することが可能となる。
画像形成装置をこのような構成にすれば、このような出力受付数を用いることによって、割込み印刷又は割込み印刷に準じた機能を実現することが可能となる。
また、このように最高の優先度に対応する出力受付数を1に設定することで、割込み印刷等を実現することによって、画像形成装置から割込み印刷ボタンを排除することができ、画像形成装置の製造コストを低減することが可能となる。
画像形成装置をこのような構成にすれば、以上のような出力受付数に上限の個数を設定することによって、優先印刷をより効果的に実現する手法を複合機に適用することができる。
このため、複数の異なる機能から要求される印刷ジョブに対しても、適切に優先順位を決定し、優先出力が本当に必要な印刷ジョブについて、早急に印刷を行うことが可能となる。
すなわち、従来の優先度を用いた画像形成装置によれば、複数の利用者からある一定時間内に、多くの優先印刷要求が行われた場合、同じ優先度の印刷ジョブは、印刷要求が受け付けられた順番に印刷処理が実行されるため、実際には優先的な印刷が行われないことになってしまう。本発明では、優先的に印刷するジョブ数を利用者に任意に設定可能とすることによって、優先印刷要求が受け付けられた印刷ジョブについては、実質的に優先して印刷することが可能となる。
また、優先出力要求が出力受付数を超えた場合には、通常出力の印刷ジョブとして受け付け、優先枠に空きが生じた場合に、利用者により通常出力ジョブを優先出力ジョブに変更可能とすることにより、本当に優先して印刷することが必要な印刷ジョブについて、早急に印刷することが可能となる。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態の構成について、図1〜図5を参照して説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態の画像形成装置におけるジョブ管理部の構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態の画像形成装置における出力受付数設定画面を示す図である。図4は、本実施形態の画像形成装置における印刷状況管理画面を示す図である。図5は、本実施形態の画像形成装置における操作部を示す図である。なお、図1において、実線矢印は、画像の流れを示しており、破線の矢印は、制御信号の流れを示している。また、図2は、画像形成装置の制御部におけるジョブ管理部の一部の構成を示している。
画像処理部11は、プリンタコントローラ40又はスキャナ部60から画像情報を入力したり、HDD50又はFAX部70と画像情報を入出力する。そして、これらの各装置から入力した画像情報をHDD50に記憶し、エンジン部30に出力して印刷させたり、FAX部70に出力して、FAXの送信を実行させる。
出力受付数記憶部12−2は、本実施形態においては、優先度「高」に対応する出力受付数を記憶する。以下、この優先度「高」に対応する出力受付数を優先出力受付数と称する場合がある。
印刷ジョブが優先度「高」である場合、優先度設定部12−4は、出力受付数記憶部12−2を参照し、優先出力受付数が登録されている場合はこれを取得する。そして、印刷待ちリスト記憶部12−1を参照して、優先度「高」として登録されている印刷ジョブ数が優先出力受付数に達しているかどうかを判定する。
優先度「高」として登録されている印刷ジョブ数が優先出力受付数に達している場合、優先度設定部12−4は、その印刷ジョブを通常出力の優先度「低」として印刷待ちリストに登録する。
また、優先度設定部12−4は、優先出力受付数が出力受付数記憶部12−2に登録されていない場合、印刷ジョブを優先度「高」として印刷待ちリストに登録する。
また、このような画面の情報を出力受付数設定部12−5から情報処理装置3〜5に送信し、情報処理装置3〜5において出力受付数設定画面を表示することによって、情報処理装置3〜5から出力受付数設定部12−5へ利用者により入力された優先出力受付数を送信して登録することも好ましい。
同図の例では、利用者が、印刷ジョブ「127」を選択して「優先出力」ボタンをヒットすることにより、この印刷ジョブ「127」を通常出力レベルから優先出力レベルに、優先度を変更するようすを示している。
エンジン部30は、制御部10から画像情報を入力し、紙への印刷を行う装置であり、LSU(レーザースキャニングユニット)31を有している。
このLSU31は、入力した画像情報にもとづいて、レーザ光を帯電した感光ドラムに向けて照射し、感光ドラムの表面に静電潜像を形成するものである。
そして、エンジン部30は、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写し定着させることで印刷処理を実行する。
HDD50は、画像形成装置1における記憶装置であり、制御部10から画像情報等を受け取ってこれを記憶する。なお、本実施形態では、画像情報等の記憶装置としてハードディスクドライブを用いているが、これに限定するものではなく、記憶装置であれば、メモリやDVDなど他の装置を用いてもかまわない。
スキャナ61は、画像を光学的に走査して、その反射光や透過光の強度を計り、これをアナログ−デジタル変換する装置である。DF62は、画像情報を読み取るために、スキャナ部60に用紙を配置する装置である。画像読み取りCCD63は、光の入力に応じて蓄電容量が変化する半導体素子を用いて、光信号を電気信号に変換する装置である。
まず、印刷ジョブの入力があると(ステップ10)、画像形成装置1の出力レベル判定部12−3は、入力された印刷ジョブが優先出力ジョブであるかどうかを判定する(ステップ11)。この判定のもととなる情報は、上述のように任意のものとすることができ、例えば利用者からユーザ操作部20又情報処理装置3〜5を用いて、印刷要求時に入力された優先度などを用いることができる。
そして、設定がある場合には、印刷待ちリスト記憶部12−1を参照して、優先度「高」として登録されている優先出力ジョブ数が、上記優先出力受付数未満であるかどうかを確認する(ステップ13)。
そして、登録されている優先出力ジョブ数が、上記優先出力受付数未満である場合、優先度設定部12−4は、印刷ジョブを優先出力ジョブとして印刷待ちリスト記憶部12−1に登録する。また、ステップ12において、優先出力受付数に設定がない場合も、優先度設定部12−4は、印刷ジョブを優先出力ジョブとして印刷待ちリスト記憶部12−1に登録する(ステップ14)。
そして、印刷待ちリストにしたがって、エンジン部30に画像情報が出力され、エンジン部30における処理順序のスケジューリングが行われた後に(ステップ16)、印刷が実行される(ステップ17)。
なお、エンジン部30における処理順序のスケジューリングや、FAX送信のための読み込み、処理中の印刷ジョブの中断処理等については、従来公知の技術を用いることができる。
まず、利用者の操作により、画像形成装置1の優先度変更部12−6は、図4に示すような優先度変更画面をユーザ操作部20に表示する。そして、利用者によるジョブの選択、及び「優先出力」ボタンのヒットを受けると、優先度変更部12−6は、これを入力する(ステップ30)。
以降のステップ33,ステップ34については、図6に示すステップ16,ステップ17とそれぞれ同様である。
図8に示す例では、印刷ジョブ「B」のみが優先度「低」として印刷要求が行われ、他はすべて優先度「高」として印刷要求が行われたものとしている。この場合、従来の画像形成装置における印刷待ちリストには、図11に示すように、印刷ジョブ「A」,「C」〜「G」が、優先度「高」として登録され、印刷ジョブ「B」が、優先度「低」として登録されることになる。この場合の印刷順序は、「A」→「C」→「D」→「E」→「F」→「G」→「B」となる。
この場合の印刷順序は、「A」→「C」→「D」→「B」→「E」→「F」→「G」となる。
図8(c)に示す印刷待ちリストは、このようにして優先度が変更された印刷待ちリストを示している。この場合、印刷順序は、印刷ジョブ「A」も含めると、「A」→「C」→「D」→「G」→「B」→「E」→「F」となる。
したがって、本実施形態の画像形成装置1によれば、本当に優先して印刷を行う必要のある印刷ジョブを優先的に印刷することが可能となる。また、このような効果は、多くの利用者からの要求を受け付ける複合機などにおいて、利用者が優先出力の必要性にかかわらず常に優先出力レベルで印刷要求を行うようになってしまった環境下において特に有効である。
次に、本発明の第二実施形態について、図9を参照して説明する。同図は、本実施形態の画像形成装置における出力受付数記憶部のデータ構造を示す図である。
本実施形態は、優先出力の優先度を二以上設けた点で第一実施形態と異なる。すなわち、本実施形態では、出力レベルとして、通常出力レベル以外に、二以上の優先出力レベルを設け、それぞれに出力受付数を設定することができるようにしている。そして、優先度ごとに、それぞれに対応する出力受付数分の印刷ジョブの登録を可能としている。その他の点については、第一実施形態と同様であるため、第一実施形態の説明において用いた図面も適宜参照しながら、本実施形態の画像形成装置1について説明する。
このとき、印刷待ちリスト記憶部12−1は、印刷ジョブを優先度「高」、優先度「中」、及び優先度「低」に分けて、その出力順序を記憶する。
出力受付数記憶部12−2は、図9に示すように、それぞれの優先度ごとに出力受付数を記憶する。同図の例では、優先度「高」の出力受付数を「3」、優先度「中」の出力受付数を「5」、優先度「低」の出力受付数を未設定としている。出力受付数が未設定の場合は、従来通り、画像形成装置1で記憶可能な量の印刷ジョブが受け付けられることとなる。
出力受付数が登録されている場合は、その出力受付数を取得する。そして、印刷待ちリスト記憶部12−1を参照し、その印刷ジョブに要求された優先度と同一の優先度の印刷ジョブが、取得した出力受付数分登録されているかどうかを確認する。
まだ出力受付数分登録されていない場合、優先度設定部12−4は、その印刷ジョブを要求された優先度で、印刷待ちリストに登録する。また、出力受付数が登録されていない場合も、要求された優先度で、その印刷ジョブを印刷待ちリストに登録する。
例えば、印刷待ちリストにおいて、優先度「高」のレベルには空きがないが、優先度「中」に空きがある場合、優先度「低」ではなく、優先度「中」として印刷待ちリストに登録することもできる。
また、この際、入力した印刷ジョブに対してできるだけ高い優先度を割り振るために、上述の空きがあるより優先度の低い優先出力レベルのうち、最も高い優先度の印刷ジョブとして印刷待ちリストに登録するようにすることも好ましい。
このように、画像形成装置1において、優先出力レベルを二以上設けるとともに、優先度ごとに出力受付数を登録可能とすることによって、画像形成装置1の利用環境にもっとも適切な優先度とその出力受付数を柔軟に設定することができ、効率的な印刷を実現することが可能となる。
次に、本発明の第三実施形態について、図10を参照して説明する。同図は、本実施形態の画像形成装置における印刷待ちリストを示す図である。
本実施形態は、優先出力レベルの設定基準について第一実施形態及び第二実施形態と異なる。すなわち、本実施形態では、出力レベルとして、優先度「高」及び優先度「低」の以外に、最も優先度の高い優先度「Max」を設けている。
このような優先度「Max」を設けることによって、本当に優先的に出力する必要のある印刷ジョブを印刷するための優先出力レベルを確保することが可能となる。
その他の点については、第二実施形態と同様のものとすることができる。
このため、例えば、印刷ジョブ「G」が特に緊急度の高いジョブである場合は、優先度変更画面を用いて印刷ジョブ「G」の優先度を優先度「Max」に変更することにより、印刷順序を「G」→「A」→「C」→「D」→「B」→「E」→「F」とすることができる。
このように本実施形態によれば、緊急度の高い印刷ジョブ「G」を1番目に印刷することが可能となる。
なお、本実施形態において、優先度「Max」の優先出力受付数を「1」に設定した場合は、割込み印刷を実現することが可能となる。
この画像形成プログラムは、画像形成装置におけるメモリ上に展開されてCPUとの協働作業によりジョブ管理部により実行される。
すなわち、本実施形態における上記各処理は、画像形成プログラムと画像形成装置とが協働して実現している。
例えば、優先度「低」印刷中に優先度「高」の印刷ジョブが印刷待ちリストに登録された場合、優先度「低」の印刷ジョブを中断して、優先度「高」の印刷ジョブを印刷することも、優先度「低」の印刷が終了した後に優先度「高」の印刷ジョブを印刷するようにすることも可能である。
さらに、本実施形態において、画像形成装置は3台の情報処理装置に接続する構成としているが、もちろんこれに限定するものではない。
2 ネットワーク
3,4,5 情報処理装置(PC)
10 制御部
11 画像処理部
12 ジョブ管理部
12−1 印刷待ちリスト記憶部(印刷待ちリスト)
12−2 出力受付数記憶部
12−3 優先度設定部
12−4 出力受付数設定部
12−5 優先度変更部
20 ユーザ操作部
21 キー入力部
22 液晶表示部
23 LED表示部
30 エンジン部(プリンタエンジン)
31 LSU
40 プリンタコントローラ
50 HDD
60 スキャナ部
61 スキャナ
62 DF
63 画像読み取りCCD
70 FAX部
71 モデム
80 NCU
90 公衆回線
Claims (10)
- 印刷ジョブに対して割り振られた優先度にもとづく出力順序を記憶する印刷待ちリストを備え、この印刷待ちリストにしたがって印刷を行う画像形成装置であって、
優先度ごとに、同一の優先度を割り振ることのできる印刷ジョブの上限個数を表わす出力受付数を記憶する出力受付数記憶部と、
入力した印刷ジョブに対し、前記出力受付数にもとづいて、通常出力の優先度、又は優先出力の優先度を割り振り、優先度ごとに入力順に前記印刷ジョブを前記印刷待ちリストに登録する優先度設定手段と、を有し、
前記優先度設定手段が、
入力した印刷ジョブを前記印刷待ちリストに登録するにあたり、当該印刷ジョブに要求された優先出力の優先度に対応する出力受付数が、前記出力受付数記憶部に記憶されている場合であって、
前記要求された優先度と同一の優先度を割り振られた印刷ジョブが、前記印刷待ちリストに前記出力受付数分登録されていない場合は、前記入力した印刷ジョブを前記要求された優先度で前記印刷待ちリストに登録し、
前記要求された優先度と同一の優先度を割り振られた印刷ジョブが、前記印刷待ちリストに前記出力受付数分登録されている場合は、前記入力した印刷ジョブを通常出力の優先度で前記印刷待ちリストに登録する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記優先度設定手段が、入力した印刷ジョブを前記印刷待ちリストに登録するにあたり、
前記優先出力の優先度として、二以上の異なる出力レベルのいずれかを、前記印刷ジョブに割り振る
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記優先度設定手段が、入力した印刷ジョブを前記印刷待ちリストに登録するにあたり、
前記要求された優先度と同一の優先度を割り振られた印刷ジョブが、前記印刷待ちリストに前記出力受付数分登録されている場合であって、
前記要求された優先度より低い優先度について、前記印刷待ちリストに、前記低い優先度に対応する出力受付数分の印刷ジョブが登録されていない場合、
前記入力した印刷ジョブを前記低い優先度のうち最も高い優先度で前記印刷待ちリストに登録する
ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置が、
前記印刷待ちリストにおいて、出力受付数分の印刷ジョブが登録されていない優先度がある場合、当該画像形成装置の利用者に、他の優先度の印刷ジョブを、前記出力受付数分の印刷ジョブが登録されていない優先度に変更可能とする優先度変更手段を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記優先度設定手段が、入力した印刷ジョブに対して、最高の優先度を割り振らず、
前記優先度変更手段が、前記印刷待ちリストに、前記最高の優先度を割り振られた印刷ジョブが、前記最高の優先度に対応する出力受付数分登録されていない場合、当該画像形成装置の利用者に、他の優先度の印刷ジョブを前記最高の優先度に変更可能とする
ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記優先度変更手段が、他の優先度の印刷ジョブを最高の優先度に変更した場合であって、最高の優先度でない出力中の印刷ジョブがある場合、
当該画像形成装置におけるプリンタエンジンが、前記出力中の印刷ジョブの出力を一旦停止し、前記最高の優先度に変更した印刷ジョブを出力する
ことを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置が、
前記出力受付数を、当該画像形成装置の利用者に設定可能とする出力受付数設定手段を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記優先度設定手段が、
入力した印刷ジョブに対して、優先出力の優先度にかえて、通常出力の優先度を割り振って印刷待ちリストに登録した場合、優先出力の優先度にかえて、通常出力の優先度を割り振ったことを示すメッセージを、当該画像形成装置のユーザ操作部に表示し、又は、前記入力した印刷ジョブを送信してきた情報処理装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記出力受付数記憶部が、最高の優先度に対応する出力受付数として、1を記憶していることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置が、少なくともコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能のいずれか二以上を備えた複合機であることを特徴とする画像形成装置。
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