JP3806907B2 - 食品加熱用容器 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばクックチルなどに好適に使用することができる食品加熱用容器に関するものである。
近年、病院、老人ホーム、社員食堂、学校などで、急速冷蔵して保管された調理済みの料理を配膳前に再加熱して提供するクックチルシステムの導入が検討されてきている。
前記クックチルとは、調理で加熱殺菌した食品を急速に冷却し、正確に温度コントロールされた冷蔵庫で3℃以下で保管し、必要なとき再加熱し提供する調理システムである。食品の保管方法として、この方法を採用することにより、食品の調理をセントラルキッチン方式で行い、必要な場所に配送し、サテライトキッチンで再加熱し提供できる、合理的なシステムである。この、クックチルを使用すれば特殊な食品添加物を使用しないでも、保管が可能であり、味も良いという利点がある(非特許文献1参照)。
調理済みの食品を加熱するために次のような方法がある。すなわち、調理済みの食品を、容器部と蓋部とから成る食品加熱用容器内に収容して、温風加熱カート内に配設し、約120〜140℃の熱風で一定時間加温するのである。
ところで、例えば茶碗にご飯を入れ蓋をして加熱するとご飯から水分が蒸発していくが、ある程度蒸発すると茶碗内の蒸気は飽和状態となりそれ以上水分は蒸発しなくなるはずである。ところが、実際にはいつまでたっても飽和状態とならずご飯が乾燥して表面がぱさぱさになってしまうことがあるという問題があった。
SAYKO CORPORATIONホームページ、"月間厨房 今、ユーザーが求めるファーストフードの厨房設計 シリーズ第6回 クックチル"、[online]、[2003/8/27検索]、インターネット<URL:http://www.sayko.co.jp/article/cyubou/94-02.html>
そこでこの発明は、従来よりも過乾燥を抑制することができる食品加熱用容器を提供しようとするものである。
前記課題を解決するためこの発明では次のような技術的手段を講じている。
(1)この発明の食品加熱用容器は、食材を収容する容器部と内蓋と外蓋とを具備し、前記容器部と内蓋との間に食材が収容され、前記容器部と内蓋との間の食材収容空間は、前記外蓋によりその外方の加熱空間と遮断されるようにしたことを特徴とする。
この食品加熱用容器は、外方の加熱空間から加熱すると食材から水分が蒸発するが、ある程度蒸発すると容器部と内蓋との間の食材収容空間の蒸気が略飽和状態となる。ところで前記食材収容空間から飽和した蒸気が多少流出しても外蓋を具備するので容器外への蒸気の流出を抑制することができ、食材からの水分の過蒸発を全体として緩和することができる。
ここで、前記食品加熱用容器の代表例として、食品加熱用の食器を挙げることができる。また、食品加熱用容器の素材は、例えばポリエーテルサルホン(PES)等の熱可塑性樹脂や、メラミン樹脂などの熱硬化製樹脂、その他磁器や金属、木などで構成することができる。
(a)内蓋と外蓋とが共に容器部の上側から被さり、外蓋は容器部の上端と嵌合させるようにしてもよい。このように構成すると、容器部下部では、温風が当たる容器部のすぐ内側に食材があるため加熱効率に優れる。
(b)通常の身と蓋の組となる食器を容器部と内蓋或いは外蓋の組として利用し、これに適合する外蓋或いは内蓋を新たに作成するようにしてもよい。このように構成すると、外蓋或いは内蓋だけを設計開発するのみでよく、他の部材は通常の食器を流用することができ、開発コストを抑えることができる。また通常の身、蓋が組となる食器は食品加熱用以外の容器としても利用することができる。
(c)容器部に対し複数の大きさの内蓋を用意してもよい。このように構成すると、喫食者の必要量に合わせて食材の容量が変わっても内蓋を取り換えるだけで最適な加熱状態とすることができる。
(d)内蓋が盛り付け用の型押しとなるようにしてもよい。このように構成すると、内蓋を用いて盛り付け、外蓋を被せるとすぐに加熱することができ作業性に優れ、また食材の計量を同時に行うことができる。
(e)外蓋がトレーの一部又は全体を覆う容器としてもよい。
このように構成すると、通常の食器をそのまま利用することができ、開発コストを抑えることができる。
(f)内蓋と外蓋とを一体的に形成してもよい。
このように構成すると、食器点数を抑え作業効率がよくなる。
(3)前記容器部の底の糸尻(接地する部分)には通風し得る大きさの開口部が形成されたこととしてもよい。
このように構成すると、糸尻内にも通風し底全体から加熱されることとなるので均一に素早く加熱される。ここで、熱風乃至温風の向きは様々であることが多いため、少なくとも三方向以上に開口部があることが好ましい。なお、従来の一部の食器には洗浄時の水切れ性の向上を目的として切り込みを形成しているものもあるが、その大きさは小さく加熱には殆ど寄与しない構成のものであった。
この発明の食品加熱用容器は、次の利点を有する。
食材からの水分の過蒸発を全体として緩和することができるので、従来よりも過乾燥を抑制することができる食品加熱用容器を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、この実施形態の食品加熱用容器は、外方から加熱するクックチル用のものであって、食材1として例えばご飯、調理済みのお粥や丼ものその他を収容する。そして、急速冷蔵(乃至冷凍)して保管された調理済みの料理を、病院、老人ホーム、社員食堂、学校などで配膳前に再加熱して提供する。
ここで調理済みの食品・食材1は、この食品加熱用容器に盛り付け収容し、クックチル用の温風加熱カート(図示せず)内に複数個配設し、約120℃の熱風で一定時間再加熱する。食品加熱用容器の素材として、例えばポリエーテルサルホン(PES)等の熱可塑性樹脂や、メラミン樹脂などの熱硬化製樹脂、その他磁器や金属、木などで構成することができる。
このクックチル用食品加熱用容器は、具体的にはご飯などの食材1を収容する容器部2と内蓋3と外蓋4とを具備し、前記容器部2と内蓋3との間に食材1が収容され、前記容器部2と内蓋3との間の食材収容空間は、前記外蓋4によりその外方の加熱空間と遮断されるようにしている。そして前記容器部2の食材収容空間は、食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなり、実質的に空間が殆どなくなるように設定している。
前記食品加熱用容器部2の底の糸尻5(接地する部分)には、約120℃の熱風が通風し得る大きさの切欠状の開口部6が形成されている。糸尻5は、容器の底が約7mm以上持ち上がるような高さに設定した。そして、糸尻5に容器部2の底面中心と繋がる三方向以上に開口部6を形成すると、加熱トレー上での熱風の向きが様々であっても糸尻5内に十分に入り込み効率よく加温することができる。
次に、この実施形態の食品加熱用容器の使用状態を説明する。
この食品加熱用容器は、外方の加熱空間から加熱するとご飯などの食材1から水分が蒸発するが、ある程度蒸発すると容器部2と内蓋3との間の食材収容空間の蒸気が略飽和状態となる。ところで前記食材収容空間から飽和した蒸気が多少流出しても外蓋4を具備するので容器外への蒸気の流出を抑制することができ、食材1からの水分の過蒸発を全体として緩和することができ、従来よりも過乾燥を抑制することができるという利点がある。すなわち、ご飯その他の食材1を、みずみずしい状態として加熱することができる。
また、前記容器部2の食材収容空間はご飯などの食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなるように設定したので、食材収容空間は食材1から蒸発した水分が存する残留空間が小さくなるので、少ない水分蒸発で略飽和状態となり過蒸発を緩和することができるという利点がある。
さらに、前記容器部2の底の糸尻5には約120℃の熱風が通風し得る大きさの開口部6が形成されているので、糸尻5内にも通風し底全体から加熱されることとなるので均一に素早く加熱されるという利点がある。
(実施形態2)
図2及び図3に示すように、実施形態2の食品加熱用容器は、より小さな内蓋3を用いている点で前記実施形態と異なる。
この実施形態の食品加熱用容器は実施形態1と同様に外方から加熱するクックチル用のものであるが、例えばご飯その他のごく少量の食材1を収容するようにしている。そして、急速冷蔵して保管された調理済みの料理を、病院、老人ホーム、社員食堂、学校などで配膳前に再加熱して提供する。
調理済みの食品・食材1はこの食品加熱用容器に盛り付け収容し、クックチル用の温風加熱カート(図示せず)内に複数個配設し、約120℃の熱風で一定時間再加熱する。食品加熱用容器の素材として、例えばポリエーテルサルホン(PES)等の熱可塑性樹脂や、メラミン樹脂などの熱硬化製樹脂、その他磁器や金属、木などで構成することができる。
このクックチル用食品加熱用容器は、具体的にはご飯などのごく少量の食材1を収容する容器部2と実施形態1の内蓋3よりも小さな内蓋3と外蓋4とを具備し、前記容器部2と内蓋3との間に食材1が収容され、前記容器部2と内蓋3との間の食材収容空間は、前記外蓋4によりその外方の加熱空間と遮断されるようにしている。そして前記容器部2の食材収容空間は、ご飯などのごく少量の食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなり、実質的に空間が殆どなくなるように設定している。
前記食品加熱用容器部2の底の糸尻5(接地する部分)には、約120℃の熱風が通風し得る大きさの切欠状の開口部6が形成されている。糸尻5は、容器の底が約7mm以上持ち上がるような高さに設定した。そして、糸尻5に容器部2の底面中心と繋がる三方向以上に開口部6を形成すると、加熱トレー上での熱風の向きが様々であっても糸尻5内に十分に入り込み効率よく加温することができる。
次に、この実施形態の食品加熱用容器の使用状態を説明する。
この食品加熱用容器は、外方の加熱空間から加熱するとご飯などのごく少量の食材1から水分が蒸発するが、ある程度蒸発すると容器部2と内蓋3との間の食材収容空間の蒸気が略飽和状態となる。ところで前記食材収容空間から飽和した蒸気が多少流出しても外蓋4を具備するので容器外への蒸気の流出を抑制することができ、食材1からの水分の過蒸発を全体として緩和することができ、従来よりも過乾燥を抑制することができるという利点がある。すなわち、ご飯その他のごく少量の食材1を、みずみずしい状態として加熱することができる。
また、前記容器部2の食材収容空間はご飯などのごく少量の食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなるように設定したので、食材収容空間は食材1から蒸発した水分が存する残留空間が小さくなるので、少ない水分蒸発で略飽和状態となり過蒸発を緩和することができるという利点がある。
さらに実施形態1の内蓋3よりも小さな内蓋3を用いており、ご飯などのごく少量の食材1を配膳する際にも通常の大きさの容器(食器)を用いることができると共に、小さな内蓋3を用いることにより食材1は小さな食材1収容空間で密閉されて飽和状態となり過度な水分蒸発を抑制して加熱することができるという利点がある。
そして、前記容器部2の底の糸尻5には約120℃の熱風が通風し得る大きさの開口部6が形成されているので、糸尻5内にも通風し底全体から加熱されることとなるので均一に素早く加熱されるという利点がある。
(実施形態3)
図4に示すように、この実施形態の食品加熱用容器は内蓋3をチキンライスの型押しのような形状としており、容器部2に複数の食材1を一緒に盛って外蓋4で覆うようにした点で前記実施形態と異なる。
すなわち、この食品加熱用容器は実施形態1と同様に外方から加熱するクックチル用のものであるが、チキンライス、チャーハン、ドライカレー、スパゲティーなどの食材1を複数種類一緒に収容するようにしており、お子様ランチなどに好適に利用することができる。そして、急速冷蔵して保管された調理済みの料理を、病院、老人ホーム、社員食堂、学校などで配膳前に再加熱して提供する。
調理済みの食品・食材1はこの食品加熱用容器に盛り付け収容し、クックチル用の温風加熱カート(図示せず)内に複数個配設し、約120℃の熱風で一定時間再加熱する。食品加熱用容器の素材として、例えばポリエーテルサルホン(PES)等の熱可塑性樹脂や、メラミン樹脂などの熱硬化製樹脂、その他磁器や金属、木などで構成することができる。
このクックチル用食品加熱用容器は、具体的には、複数種類の食材1を収容する容器部2と、型押しのような形状とした内蓋3と、大きな外蓋4とを具備し、前記容器部2と内蓋3との間に食材1が収容され、前記容器部2と内蓋3との間の食材収容空間は、前記外蓋4によりその外方の加熱空間と遮断されるようにしている。そして前記容器部2の食材収容空間は、食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなり、実質的に空間が殆どなくなるように設定している。
前記食品加熱用容器部2の底の糸尻5(接地する部分)には、約120℃の熱風が通風し得る大きさの切欠状の開口部6が形成されている。糸尻5は、容器の底が約7mm以上持ち上がるような高さに設定した。そして、糸尻5に容器部2の底面中心と繋がる三方向以上に開口部6を形成すると、加熱トレー上での熱風の向きが様々であっても糸尻5内に十分に入り込み効率よく加温することができる。
次に、この実施形態の食品加熱用容器の使用状態を説明する。
この食品加熱用容器は、外方の加熱空間から加熱すると食材1から水分が蒸発するが、ある程度蒸発すると容器部2と内蓋3との間の食材収容空間の蒸気が略飽和状態となる。ところで前記食材収容空間から飽和した蒸気が多少流出しても外蓋4を具備するので容器外への蒸気の流出を抑制することができ、食材1からの水分の過蒸発を全体として緩和することができ、従来よりも過乾燥を抑制することができるという利点がある。すなわち食材1を、みずみずしい状態として加熱することができる。
また、前記容器部2の食材収容空間は食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなるように設定したので、食材収容空間は食材1から蒸発した水分が存する残留空間が小さくなるので、少ない水分蒸発で略飽和状態となり過蒸発を緩和することができるという利点がある。
さらに、前記容器部2の底の糸尻5には約120℃の熱風が通風し得る大きさの開口部6が形成されているので、糸尻5内にも通風し底全体から加熱されることとなるので均一に素早く加熱されるという利点がある。
(実施形態4)
図5に示すように、この実施形態の食品加熱用容器は容器部2を載置するトレー部7を配設している点で前記実施形態と異なる。
この食品加熱用容器は実施形態1と同様に外方から加熱するクックチル用のものであるが、丼もの(カツどんや牛丼など)の食材1を容器部2と内蓋3との間に収容し(図示左側)、また茶碗蒸しなどの食材1を容器部2と内蓋3との間に収容し (図示右側)、容器部2と内蓋3とのセットを複数組トレー部7に載置して外蓋4をして加熱するようにしており、複数食材1を容器毎一遍に加熱することができる。
このクックチル用食品加熱用容器は、具体的には、食材1を収容する容器部2と、前記容器部2に対応する内蓋3と、トレー部7と、前記トレー部7に対応する大きな外蓋4とを具備し、前記容器部2と内蓋3との間に食材1が収容され、前記容器部2と内蓋3との間の食材収容空間は、前記外蓋4によりその外方の加熱空間と遮断されるようにしている。そして前記容器部2の食材収容空間は、食材を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなり、実質的に空間が殆どなくなるように設定している。
調理済みの食品・食材1はこの食品加熱用容器に盛り付け収容し、クックチル用の温風加熱カート(図示せず)内に複数個配設し、約140℃の熱風で一定時間再加熱する。熱風は直接容器部2には触れないので、外方からの加熱温度を約140℃と高めに設定している。
前記食品加熱用容器部2の底の糸尻5(接地する部分)には、空気が流動し得る大きさの切欠状の開口部6が形成されている。糸尻5は、容器の底が約7mm以上持ち上がるような高さに設定した。そして、糸尻5に容器部2の底面中心と繋がる三方向以上に開口部6を形成すると、糸尻5内の空気が流動し効率よく加温することができる。
次に、この実施形態の食品加熱用容器の使用状態を説明する。
丼ものの食材1を収容した容器部2と内蓋3のセットと、茶碗蒸しなどの食材1を収容した容器部2と内蓋3のセット2組をトレー部7に載置し、全体の上に外蓋4を被せて外方から加熱する。
この食品加熱用容器は、外方の加熱空間から加熱すると食材1から水分が蒸発するが、ある程度蒸発すると容器部2と内蓋3との間の食材収容空間の蒸気が略飽和状態となる。ところで前記食材収容空間から飽和した蒸気が多少流出しても外蓋4を具備するので容器外への蒸気の流出を抑制することができ、食材1からの水分の過蒸発を全体として緩和することができ、従来よりも過乾燥を抑制することができるという利点がある。すなわち食材1を、みずみずしい状態として加熱することができる。
また、前記容器部2の食材収容空間は食材1を盛った状態で内蓋3との間の残留空間が小さくなるように設定したので、食材収容空間は食材1から蒸発した水分が存する残留空間が小さくなるので、少ない水分蒸発で略飽和状態となり過蒸発を緩和することができるという利点がある。
さらに、前記容器部2の底の糸尻5には空気が流動し得る大きさの開口部6が形成されているので、糸尻5内にも通風し底全体から加熱されることとなるので均一に素早く加熱されるという利点がある。
この食品加熱用容器は、例えばクックチルやその他の食品加熱用の用途に好適に適用することができる。
この発明の食品加熱用容器の実施形態1を説明する断面図。 この発明の食品加熱用容器の実施形態2を説明する断面図。 この発明の食品加熱用容器の実施形態2を説明する一部破断斜視図。 この発明の食品加熱用容器の実施形態3を説明する断面図。 この発明の食品加熱用容器の実施形態4を説明する断面図。
符号の説明
1 食材
2 容器部
3 内蓋
4 外蓋
5 糸尻
6 開口部

Claims (2)

  1. 食品・食材1を収容する容器部2と内蓋3と外蓋4とを具備し、外方から加熱する食器であって、食品・食材1を盛り付け収容した状態で、熱風で加熱するものであり、前記容器部2と内蓋3との間に食品・食材1が収容され、前記容器部2と内蓋との間に食材収容空間は、前記外蓋4によりその外方の加熱空間と遮断されるようにしたことを特徴とする食品加熱用容器。
  2. 前記容器部2の底の糸尻5には通風し得る大きさの開口部6が形成された請求項記載の食品加熱容器。
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