JP3805434B2 - 安全カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、医療関係者を負傷から保護する突き刺し防止器具に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、引き込まれた針が貫通するのを防止する内部構造を有する先端カバー部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院、診療所、および他の健康介護施設における個々人の医療には、しばしば、血液サンプルの採取、静脈からの薬物供給,およびカニューレ、針、または注射器による他の液体の注入または除去が含まれる。現在の医療環境、そこには、例えば、後天性免疫不全症候群、すなわち、エイズなどの病気が存在し、このエイズには治療法がなく、血液間接触により感染するのであるが、このような現在の医療環境においては、汚染された“ニードルスティック(注射針を誤って刺してできた刺傷)”の感染力についての関心が高まっている。
【0003】
偶発的な汚染された“ニードルスティック”を防止するために、従来技術においては、あらゆる種類の器具が提供されている。例えば、Purdyらの米国特許第5,215,528号公報(以下、Purdy と記す)には、血管中にカテーテルを挿入するためのアッセンブリが、教示されており、このアッセンブリには、弾性変形するL形部材を含む先端カバーが設けられている。このL形部材は、使用前の配置では、該カバーを介して全体を挿入したカニューレによって変形された状態に置かれている。しかし、一旦、カニューレを引っ込めると、L形部材は、針が再び現れるのを防止する位置にはねるように変位する。このL形部材を手作業により再び移動させるには、カバーからカニューレを再び出現させなければならない。
【0004】
Lemieux の米国特許第5,127,905号公報には、前述の、Purdy によって開示された器具に類似した保護キャップが教示されている。このLemieux の器具においては、外側に取り付けられた回転するL形レバーが、そのカバーの軸に沿って、配置されており、使用者によって手動により作動され、一旦カニューレが引っ込められると、カニューレは、カバーから再び出現しないようになっている。外側のL形レバーをカニューレの通路から手動により引っ込めると、カニューレを再び出現させることができる。
【0005】
Byrne らの米国特許第4,826,490号公報(以下、Byrne と記す)には、安全カバーと、カニューレが延設されている外側の円筒状のスリーブがその注射筒の外側表面上の通路に滑動自在に取り付けられている注射器アッセンブリとが、教示されている。前記外側の円筒状のスリーブを、前記カニューレと前記注射筒に対して、カニューレが前記スリーブ内に完全に引っ込むように、滑動させると、ロック機構が作動して注射筒とスリーブとを結合させ、その結果、これらの結合を使用者が解除しない限り、カニューレはスリーブから外に突き出さないようになっている。
【0006】
前記のByrne 文献に開示されている器具と類似の器具が、同じLemieux に与えられた米国特許第4,952,207号公報に、開示されている。この文献には、その先端近くのシャフトに沿って放射状のノッチを有するカニューレとともに用いる安全カバーが、教示されている。カバーの内部構造には、一旦、カニューレが引っ込むと、このカニューレのノッチと結合するタブが含まれている。カニューレを回転するか、安全カバをカニューレに結合させる配置にすると、カニューレが再び出現しないようになっている。
【0007】
しかしながら、前述のように、Lemieux の防止手段は、故意、またはでたらめな操作によって、信頼性が損なわれる。各器具は、カニューレを一旦カバー内に引っ込ませると、カニューレの露出を阻止することによって、“ニードルスティック”を防止する機構手段を持っているが、その効果は、かかる器具を使う使用者次第であり、もし、その保持部材を解除する手段があれば、でたらめに作用する力により、汚染されたカニューレが露出し、その結果、医療従事者を危険にさらすことになる。このような危惧は、外側に取り付ける防止手段を有する様々な“ニードルスティック”防止器具に、特に当てはまる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の主な目的は、汚染されたカニューレの露出を防止する一つの部材あるいは複数の部材を有する安全カバーを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、でたらめに作用する外部からの力によって、あるいは器具を何気なく取り扱うことによって、カニューレが再び出現してしまうことのない安全カバーを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、その安全性に対する実施態様においてより信頼性のある安全カバーを提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の説明および添付の請求の範囲から、より十分に明らかとなるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カニューレが延在可能な軸方向の内路および内室を有する安全カバーに係るものである。この軸方向の内路に沿っておよび/または内室内に、カニューレを一方向にのみ変形可能とする手段が設けられている。使用前の配置では、カニューレは、全体を安全カバーの中に挿入されており、軸方向の内路を通して延出している。カニューレが使用され、汚染された後は、カニューレは、その先端が完全にカバー内に入るように、引き込まれる(あるいは、カバーがカニューレのシャフトに沿って前進する)。一旦、カニューレの影響がなくなると、一方向変位のみを許す手段が結合して、カニューレがカバーから再び出現しないようにする。
【0010】
本発明の様々な実施の形態では、逆方向に曲げられた剛毛と、ノッチが設けられ(あるいはリブが設けられ)湾曲した内室、および連結バネ部材を含むように企図されている。さらに詳しくは、実施の形態1では、円筒状の安全カバーは、その長手軸に沿って延在する軸方向の貫通孔を有する。この軸方向の貫通孔は、前部を有し、その表面には、多数の逆方向に曲げられた半可撓性の剛毛部材が設けられており、この剛毛部材は、カニューレがカバー内に戻るように変形する。しかし、一旦、カニューレが、引き込まれると、剛毛は軸方向の内路を塞ぎ、カニューレが前方に移動するのを防止する。
【0011】
実施の形態2では、前記軸方向の内路は、わずかに湾曲しており、該内路の表面にはリブが設けられている。カバーそれ自体は、使用前の配置において、カニューレが完全に前記軸方向の内路に貫通できるように、半可撓性の、疑似ゴム弾性部材から構成されている。使用後は、カニューレは、カニューレの先端が完全に軸方向の内路の中に入るまで、この内路に沿って、引き込まれる。前記内路は、カニューレが除かれ、真っ直ぐなカニューレのシャフトの影響がなくなると、その理想的な湾曲形状を回復する。カニューレを前進させようとすると、内路が一旦その湾曲形状を回復した後では、カニューレの鋭い先端を内路の側壁に刺さり込ませることになる。このことは、内路の表面にリブが設けられ、内路の中に前記先端を刺さり込ませる丈夫な唇を形成した場合に、特に効果的となる。
【0012】
実施の形態3では、類似のカバー部材が設けられており、このカバー部材は、その中に軸方向の内路を有するが、同時に内室を有している。前部結合端と一対の貫通孔とをその内部に有するバネ板が、前記内室の後壁に取り付けられている。使用前の配置では、前記前部結合端は、カニューレのシャフトの対して付勢力をもって保持されており、貫通孔は前記軸方向の内路と一直線になっている。したがって、カニューレには、移動するための直線上の内路が与えられている。しかし、使用後において、一旦カニューレが軸方向の内路を通して引き込まれ、内室内に引き入れられると、前記バネの前部結合端が解除される。バネが前方に拡がると、その貫通孔が部分的に一直線ではなくなり、そこでカニューレのシャフトが把持される。その結果、カニューレは、バネ板の貫通孔による把持によって前進を阻まれると同時に、前記軸方向の内路の前部に位置する前部結合端がカニューレの前進を阻む。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、皮下注射針の分野に関するものであり、さらに詳しくは、血管内にカテーテルを挿入するための器具に関するものである。ここで、図面を参照すると、図1には、安全カバー20を有するカテーテル挿入装置10が示されている。この装置10は、その側面が図示されているが、その基部に環状リング14を具備する注射筒12と、前記注射筒12内で変位する滑動自在な標準プランジャ部材16とを有している。カニューレ18が前記環状リング14から軸方向外方に延出しており、このカニューレ18内には狭隘な空洞の内部通路が設けられて、前記注射筒体12の内部空間を外部に連通させており、それを通して液体が流れるようになっている。
【0014】
前記カニューレ18は、前記環状リング14から安全カバー20を通って外方に延出している。前記安全カバー20は、前記カニューレ18が該安全カバー20内に軸方向に挿入できるように、そして、前記カニューレ18と該安全カバー20とが互いに相対的に変位できるように、構成されている。図1に示した実施の形態では、該装置10はさらにカテーテル25を有する。このカテーテル25は、長く、狭隘で、可撓性の管状部分24を有しており、該カテーテルが患者の体内にさし込まれる前においては、この管状部分24内に前記カニューレ18は配置されている。前記カテーテル25は、拡径された受け口26を持つハブ22を、さらに有しており、前記受け口26内には、初期の段階では、前記安全カバー20の一部が入り込んでいる。この安全カバー20の入り込んだ部分21は、想像線によって示されている。したがって、カニューレ18は、注射筒12の環状リング14から、順次、安全カバー20と、この安全カバー20が初期段階では入り込んでいるカテーテルのハブ22の拡径された受け口26とを通り、最後に細長い、狭隘な、可撓性の管状部分24を通って、外方に延出している。
【0015】
使用に際して、前記カニューレ18は、前記狭隘な可撓性管状部分24の中に配置されており、患者の皮膚に穴を開け、前記可撓性管状部分24を患者の皮膚の中に挿入し、この管状部分24を所望の血管の中に位置させることができるようになっている。血管中に管状部分24を適切に位置させることができたら、使用者は、カテーテル部材22を取り出すことなしに、カニューレ18を患者から引き抜き、医療プロバイダーが血液を採取したり、適当な薬物を直接に血管中に注入したりできる外部に開口する流路を前記カテーテル部材22内に形成する。
【0016】
患者からカニューレを引き抜き、それらの対応カテーテル部材から注射筒とカニューレとを切り離す過程において、従来の装置では、医療従事者は、患者の血液で汚染された鋭利な先端に晒された。本発明では、カテーテル25の受け口26と安全カバー20の外部表面とが、該装置10の使用前の配置では、取り外し自在に係合している。注射筒12とカニューレ18とを引き抜いている間、安全カバー20と受け口26は、カニューレ18の先端が完全に安全カバー20内に引き込まれるまで、結合したままである。一旦、カニューレ18の先端が完全に引き込まれると、安全カバー20はカテーテル25から取り外される。安全カバー20をカテーテルハブ22の受け口26に取り外し自在に保持する様々な機構が、従来技術に知られており、本発明のアッセンブリにそのいずれを用いてもよい。このような取り外し自在な結合機構は、カニューレ18の先端を手動または自動的に引き込むことによって、作動させることができる。
【0017】
実施の形態1.
図2は、本発明の安全カバーの実施の形態1の側断面図を示すもので、カニューレ18および安全カバー20の使用前の、挿入前の配置が、図示されている。この使用前の配置では、カニューレ18は安全カバー20内に軸方向に延在している。さらに詳しくは、カバー20は、軸方向の内路100を有する、ほぼ円筒状の細長い部材であり、前記軸方向の内路100は、該安全カバー20の前部102から後部104にかけて延在している。この軸方向の内路100の該安全カバー20の前部102内に延在している部分には、多数の可撓性の逆方向に曲げられた剛毛106が形成されており、この剛毛106は、前記先端がカバー20内方に動きてカバー20内に引き込むのを許すが、軸方向の内路100の前部に前記先端が再度入るのを防ぐように、曲げられ、傾斜されている。この剛毛106は、例えば、プラスチックの突起や、金属釘から構成してもよい。使用前の配置では、カニューレ18によって、剛毛106は、図2に示すように、放射状に折り曲げられている(剛毛106は後方に撫で曲げられている)。
【0018】
図3は、図2に示した装置の前記カニューレ18の先端が引き込まれた状態の側断面図である。図に示すように、軸方向の内路100の前部を越えてカニューレ18の先端116が引き込まれると、カニューレ18の付勢力から剛毛106は必然的に自由になる。剛毛106は、一旦、カニューレ18のシャフトにより影響を受けていた軸方向の配列が、自由になると、原形にはじき戻り、カニューレ18が内路100の当該箇所を通って前方に移動するのを効果的に防止する。
【0019】
実施の形態2.
図4および5は、本発明の実施の形態2を示すもので、それぞれ、カニューレ18と安全カバー40の使用前の断面図および引き込まれた状態における断面図である。図4によりさらに詳しく説明すると、軸方向の内路100は、例えば、熱可塑性プラスチックなどの弾性があり、半可撓性の材料から構成されており、わずかに湾曲し、その内面には、多数のリブ208が形成されている。使用前の配置では、カニューレ18は、わずかに湾曲した軸方向の内路200を完全に貫通しており、そのため、内路100に真っ直ぐにしようとする力を与える。
【0020】
図5には、カニューレ18の先端116が内路200内に引き込まれ、続いて前方に付勢された状態における軸方向の内路200に対するカニューレ18の配置が、示されている。一旦、カニューレ18が安全カバー40内に引き込まれると、そのシャフトはもはや軸方向の内路200に真っ直ぐにしようとする付勢力を与えなくなる。真っ直ぐにしようとする付勢力がなくなると、前記カバー材料の弾性および半可撓性特性により内路200は、元のわずかに湾曲した形状を回復する。カニューレ18は鋭い先端116を持ち、同様の半可撓性の材料で構成されていない(カニューレは一般に外科用の鋼鉄もしくは他の好適な硬質金属から構成されている)ので、軸方向の内路200を貫通して再度刺入しようとすると、その先端116が内路200の側壁表面に突き刺さってしまう。軸方向の内路200の側壁表面のリブ208は、前記先端116を捕らえ、突き刺さらせるためのたいへん理想的な座を与える。
【0021】
多数のリブ208または剛毛106を用いることは、工学的手段であって、本発明の教示をなんら変更するものではない。リブまたは剛毛を、カニューレ18の再刺入を防ぐのに十分な長さ、深さ、形状、サイズで、選択することは、当業者には、全く容易なことがらである。
【0022】
実施の形態3.
図6および7は、本発明の実施の形態3を示すもので、それぞれ、カニューレ18と安全カバー60の使用前の断面図および引き込まれた状態における断面図である。図6の使用前の配置では、カニューレ18は、軸方向の内路62を完全に貫通している。図6には、真っ直ぐな軸方向の内路62とこの内路62に連通している内室64を有する安全カバー60が、示されている。前記内室64の後壁72には、前部結合端68と一対の貫通孔70a、70bとを有するバネ板66が、取り付けられている。使用前の配置では、バネ板66は、その前部結合端68がカニューレ18のシャフトに当接して上方に付勢されていることによって、圧縮されている。バネ板66の貫通孔70a、70bは前述の圧縮された状態では、一直線になっている。したがって、カニューレ18は、移動するための真っ直ぐな通路を確保している。
【0023】
図7に示すように、カニューレ18の使用後は、カニューレ18が軸方向の内路62を通って引き込まれ、その先端116は、バネ板66の前部結合端68を越えて引き込まれる。一旦、カニューレ18の付勢力が取り除かれると、バネ板66およびその前部結合端68は、前方および下方に変位可能となる。バネ板66が拡がると、貫通孔70a、70bは安全カバー60の軸方向の内路62に対して変位し、部分的に一直線でなくなる。この部分的に一直線でなくなった状態では、貫通孔70a、70bのリム71a、71bは、それぞれ、カニューレ18のシャフトを把持し、カニューレ18を固定状態に置く。さらに、前部結合端68が、安全カバー60の軸方向の内路62の前部の前方の阻止位置に、移動する。そのため、カニューレ18は、バネ板66の貫通孔70a、70bによる把持によって、その前進を阻止されると同時に、軸方向の内路62の前部に位置する前部結合端68が、カニューレ18の前進を阻止する。
【0024】
以上、汚染針による偶発的な“ニードルスティック”を防止する特別な安全カバーを図示とともに説明したが、当業者には、以下に添付の請求の範囲によってのみ限定される本発明の広範な思想および原理を逸脱することなく、様々な変形が可能であることは明らかである。
【0025】
本発明の実施態様として、以下のものがある。
(A)その内部にカニューレの先端を固定するための安全カバーであって、内室を有し、前記カニューレ上に滑動自在に取り付けることのできる細長い本体と、前記細長い本体の軸方向全長に沿って、該本体の前部から後部にかけて、延在し、前記カニューレを内部に滑らかに受け入れる軸方向の内路と、および前記軸方向の内路の内部に配置され、前記カニューレの先端を引っ込めることにより変位し、それによって前記カニューレがさらに前進して該安全カバーを貫通するのを防止する手段とを有することを特徴とする安全カバー。
(1)前記手段が、前記カニューレの先端が該カバー内方に引き込むのは許すが該カバーの前部に再刺入するのは防ぐように曲げられ傾斜された多数の剛毛からなることを特徴とする上記実施態様(A)に記載の安全カバー。
(2)前記剛毛がプラスチックの突起からなることを特徴とする上記実施態様(A)に記載の安全カバー。
(3)前記剛毛が金属釘からなることを特徴とする上記実施態様(A)に記載の安全カバー。
(4)前記細長い本体の前部が、湾曲変形された弾性があり半可撓性の材料から構成され、それにより前記軸方向の内路が前記カニューレの引き込み時に変位し、それによりカニューレの先端の前進を阻止することを特徴とする上記実施態様(A)に記載の安全カバー。
(5)前記軸方向の内路がさらに多数の放射状のリブを有することを特徴とする上記実施態様(A)に記載の安全カバー。
(B)その内部にカニューレの先端を固定するための安全カバーであって、内室を有し、前記カニューレ上に滑動自在に取り付けることのできる細長い本体と、前記細長い本体の軸方向全長に沿って、該本体の前部から、前記内室を通り、後部まで、延在し、前記カニューレを滑らかに受け入れる軸方向の内路と、および前記内室の後部表面に固定可能に取り付けられているバネ板であって、該バネ板が圧縮された時に前記カニューレを受け入れる一対の貫通孔と、前記カニューレと当接して該バネ板を圧縮位置に保持する前部係合端とを有し、前記カニューレの先端を引っ込めることにより前記前部係合端と前記貫通孔とが変位し、前記カニューレがさらに前進して該安全カバーを貫通するのを防止するバネ板とを有することを特徴とする安全カバー。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、カニューレが延在可能な軸方向の内路および内室を有する安全カバーに係るものである。この軸方向の内路に沿っておよび/または内室内に、カニューレを一方向にのみ変形可能とする手段が設けられている。使用前の配置では、カニューレは、全体を安全カバーの中に挿入されており、軸方向の内路を通して延出している。カニューレが使用され、汚染された後は、カニューレは、その先端が完全にカバー内に入るように、引き込まれる(あるいは、カバーがカニューレのシャフトに沿って前進する)。一旦、カニューレの影響がなくなると、一方向変位のみを許す手段が結合して、カニューレがカバーから再び出現しないようにする。
したがって、本発明によれば、汚染されたカニューレの露出を防止する一つの部材あるいは複数の部材を有する安全カバーを提供することができ、でたらめに作用する外部からの力によって、あるいは器具を何気なく取り扱うことによって、カニューレが再び出現してしまうことのない安全カバーを提供することができ、さらに、その安全性においてより信頼性のある安全カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カテーテル、カニューレ、注射筒、および本発明の安全カバーを有する医療アッセンブリの側面図である。
【図2】カニューレの使用前における、逆方向に曲げられた多数の剛毛を有する本発明の実施の一形態の側断面図である。
【図3】図2に示した本発明の実施の一形態の、カニューレが引き込まれ、前記逆方向に曲げられた剛毛が該カニューレの前進を阻止している状態における側断面図である。
【図4】カニューレ使用前における、リブが設けられ湾曲した軸方向の内路を有する本発明の他の実施の形態の側断面図である。
【図5】図4に示した本発明の他の実施の形態の、カニューレが引き込まれ、続いて、前記リブ付き湾曲内路に部分的に刺入している状態における側断面図である。
【図6】カニューレを貫通させ圧縮された初期状態に配置されているバネ板を有する本発明のさらに他の実施の形態の側断面図である。
【図7】図6に示した本発明のさらに他の実施の形態の、カニューレが引き込まれ、バネ板が前進し、それによりカニューレの前進を阻止している状態における側断面図である。
【符号の説明】
10 カテーテル挿入装置
12 注射筒
14 環状リング
16 プランジャー部材
18 カニューレ
20,40,60 安全カバー
21 入り込んだ部分
22 ハブ
24 管状部分
25 カテーテル
26 受け口
62,100,200 軸方向の内路
64 内室
66 バネ板
68 前部結合端
70a,70b 貫通孔
71a,71b リム
72 後壁
102 前部
104 後部
106 剛毛
116 カニューレの先端
208 リブ
Claims (9)
- 内部にカニューレの先端を固定するための安全カバーとカニューレとのアッセンブリであって、
内室を有し、前記カニューレ上に摺動自在に取り付けることのできる細長い本体と、
前記細長い本体の軸方向全長に沿って該本体の前部から後部にかけて延在し、前記カニューレを内部に摺動可能に受け入れる軸方向の内路と、
前記軸方向の内路の内部に配置され、前記カニューレの先端を引っ込めることにより変位し、それによって前記カニューレがその後に前進して該安全カバーを貫通するのを防止する手段と、
を有し、
前記手段は、前記カニューレの先端を該カバー内方に引き込むのは許すが該カバーの前部に再び入るのは防ぐように角度付けされ傾斜された多数の剛毛を備える、アッセンブリ。 - 請求項1に記載のアッセンブリにおいて、
前記剛毛は、プラスチックの突起を備える、アッセンブリ。 - 請求項1に記載のアッセンブリにおいて、
前記剛毛は、金属釘を備える、アッセンブリ。 - 内部にカニューレの先端を固定するための安全カバーとカニューレとのアッセンブリであって、
内室を有し、前記カニューレ上に摺動自在に取り付けることのできる細長い本体と、
前記細長い本体の軸方向全長に沿って該本体の前部から後部にかけて延在し、内部に前記カニューレを摺動可能に受け入れる軸方向の内路と、
前記軸方向の内路の内部に配置され、前記カニューレの先端を引っ込めることにより変位し、それによってカニューレがその後に前進して該安全カバーを貫通するのを防止する手段と、
を有し、
前記細長い本体の前部が、湾曲した傾斜を持つ弾性があり半可撓性の準エラストマー材料を備え、それにより前記軸方向の内路が前記カニューレを引き込むと準エラストマー材料の特性により曲がり、その引き込み後における前記前部へのカニューレの前進運動は前記先端が前記前部に突き刺さることとなるため、それにより前記前部を通ってのカニューレの先端の前進を阻止する、アッセンブリ。 - 請求項4に記載のアッセンブリにおいて、
前記軸方向の内路は、複数の放射状のリブをさらに有する、アッセンブリ。 - 内部にカニューレの先端を固定するための安全カバーとカニューレとのアッセンブリであって、
内室を有し、前記カニューレ上に摺動自在に取り付けることのできる細長い本体と、
前記細長い本体の軸方向全長に沿って該本体の前部から前記内室を通り後部まで延在し、前記カニューレを摺動可能に受け入れる軸方向の内路と、
前部結合端を有するバネ板であって、該バネは前記カニューレによって係合されて圧縮位置に保持され、前記カニューレの先端を引っ込ませることにより前部結合端が変位する、バネ板と、
を有し、
前記バネ板は、
前記内室の後部表面に固定可能に取り付けられ、前記内室の後部表面から延び出ており 、
当該バネ板が圧縮さている時に前記カニューレを受け入れる一対の貫通孔を備え、
前記カニューレの先端を引っ込めることにより前記前部係合端が変位するが、前記カニューレは依然として双方の貫通孔を介して変位され、また、前記カニューレの先端を引っ込めることにより前記貫通孔も変位され、
前部結合端の前記変位により前記カニューレのその後の該安全カバーを貫通する前進を防止する、アッセンブリ。 - 請求項6に記載のアッセンブリにおいて、
前記バネ板は、前記内室の後部表面に固定可能に取り付けられている、アッセンブリ。 - 請求項6に記載のアッセンブリにおいて、
前記貫通孔の変位は、前記貫通孔が一直線に配列した第一位置から、前記貫通孔が部分的に一直線でなくなった第二位置をとることによって、前記貫通孔を貫いて配置された前記カニューレを把持して、その後の前記カニューレの前進を妨げる、アッセンブリ。 - 請求項6に記載のアッセンブリにおいて、
前記貫通孔の変位は、前記貫通孔の縁が前記カニューレと摩擦係合することをもたらす、アッセンブリ。
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