JP3804906B2 - 線画像処理方法及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線画像に対して施す画像処理方法に係り、特に線画像をブロック分割方式の符号化で圧縮復元した線画像のエッジ部付近に発生するノイズ除去に有効な画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷製版分野では、文字や図形などをビットマップデータで表現した、画像データの階調値(又は濃度値)が少ない線画像が用いられてきた。この線画像は写真のような自然画像に比較して、線画像の品質を維持するために高い出力解像度が求められてきた。この高い出力解像度の画像データを有する線画像の画像処理においては、多量の画像データを取り扱わねばならなかった。従って、多量の画像データ処理に起因する処理速度の問題や通信コストの問題を回避するため、データ量の削減をする目的で画像圧縮復元技術が用いられてきた。
【0003】
その代表的なものとしてランレングス符号化方式が良く知られている。しかし最近では、圧縮率の向上や自然画像との統一的取り扱いを行うために線画像に対してもブロック分割符号化方式の一種である、JPEG方式で圧縮復元することも行われつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、JPEG方式は自然画像にたいしては非常に有効であるが、線画像の場合には以下の問題がある。線画像は自然画像と異なり画像の輪郭部の階調差が大きく一般的に空間周波数が高い。そのため画像圧縮復元すると図8の(d)に示すように輪郭部周辺に元々線画像になかったノイズ成分が表れることがある。ここで図8(a)は画像ブロックと線画像(元画像の線画像)のエッジの関係を示している。斜線部が線画像の階調値が高い部分を表すものとする。図8(b)は図8(a)の線画像のエッジを含む1画像ブロックを取り出し、X方向に平行な仮想線Qを1次元的にひいたものをしめす。
【0005】
図8(c)は上記仮想線Q上の画素位置と画素の階調値の関係を示す図である。この図で分かるように元の画像のエッジは階調値レベルmと階調値レベルn(n>m)の間にはノイズがなく急峻な立ち上がりを示しており、エッジとしては非常に良好な状態を保持している。図8(d)はこの元画像をJEPG圧縮復元した結果を示す図である。この図で示されるように線画像のエッジ部分で元画像にない階調値のノイズ(本図では段差として表している。なおノイズとはこの例に限らず、不規則に発生している階調値等を含み、所望の画像を構成する階調値以外の不必要な階調値とする。)が生じていることが分かる。この階調値のノイズは、色毎に発生量、発生位置が異なるので、4色版を使って印刷物を作成したとき、エッジ部周辺で予期しない色ずれが発生して印刷物の品質を著しく低下させることになる。
【0006】
特に、線画像で白地階調(階調の低い背景領域)に、べた階調(高い階調)の線画(文字や図形)を配置したような画像では、べた階調の周辺の白地に中間階調をもつノイズが表れると著しく印刷物の品質を損なってしまうことが知られている。従来からノイズ除去に関しては、ブロック歪みを除去する特開平6―113147、フィルタリングを行う特開平8―274996等があるがこれらはいずれも処理対象を自然画像としており、線画像の処理に適用しても十分にノイズ除去ができない。さらに線画像の圧縮復元においては、出来るだけノイズの影響を軽減するため圧縮率を低く設定しなければならなかった。
【0007】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、ブロック符号化方式で圧縮復元した線画像のエッジ部(輪郭部)周辺に発生するノイズ成分を軽減又除去する技術を提供することを目的とする。
【0008】
課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、線画像に対して処理を施す画像処理方法であって、処理対象の線画像を複数の画素からなる画像ブロックに分割する画像ブロック分割工程と、前記画像ブロック分割工程で分割した前記画像ブロック内に線画像のエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定工程と、前記エッジ判定工程でエッジが存在すると判定された場合に、当該画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える階調値変換工程とを備え、前記階調値変換工程は、前記画像ブロックの1つを注目画像ブロックとし、当該注目画像ブロック内の画素に基づいてヒストグラムを作成する工程と、当該ヒストグラムの2つの極大値に対応する階調値から分離閾値を決定する工程と、前記分離閾値と前記注目画像ブロック内の画素の階調値とを比較して、比較結果に応じて当該注目画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える置換工程とを備え、前記第1の階調値は前記ヒストグラムの2つの極大値のうち大きい方の階調値に対応する階調値であり、前記第2の階調値は前記ヒストグラムの2つの極大値のうち小さい方の階調値に対応する階調値であることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理方法であって、前記置換工程は、前記分離閾値より大きい階調値の画素の階調値を前記第1の階調値に置き換え、前記分離閾値より小さい階調値の画素の階調値を前記第2の階調値に置き換えることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、線画像に対して処理を施す画像処理方法であって、処理対象の線画像を複数の画素からなる画像ブロックに分割する画像ブロック分割工程と、前記画像ブロック分割工程で分割した前記画像ブロック内に線画像のエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定工程と、前記エッジ判定工程でエッジが存在すると判定された場合に、当該画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える階調値変換工程とを備え、前記階調値変換工程は、前記画像ブロック内の画素の最大階調値及び最小階調値に基づいて分離閾値を決定する工程と、前記分離閾値と前記画像ブロック内の画素の階調値とを比較して、比較結果に応じて当該画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える置換工程とを備え、前記第1の階調値は前記画像ブロック内の画素の最大階調値であり、前記第2の階調値は前記画像ブロック内の画素の最小階調値であることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理方法であって、前記置換工程は、前記分離閾値より大きい階調値の画素の階調値を前記第1の階調値に置き換え、前記分離閾値より小さい階調値の画素の階調値を前記第2の階調値に置き換えることを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像処理方法であって、前記階調値変換工程は、前記ヒストグラムを、前記注目画像ブロック内の画素及び前記注目画像ブロックに隣接する隣接画像ブロック内の画素に基づいて作成することを特徴とする。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理方法であって、前記エッジ判定工程は、線画像の4色版(C、M、Y、K)それぞれに対してエッジが存在するか否かを判定し、判定結果に応じて各色版毎に階調値変換工程を行うか否かを決定することを特徴とする。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理方法であって、前記エッジ判定工程でエッジが存在しないと判定された前記画像ブロック又は前記注目画像ブロックに対し、メデイアンフィルタ処理を行うメデイアンフィルタ処理工程を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項8に記載の発明は、コンピュータに、請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
<装置の構成>
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。この画像処理装置は、CPU1と、ROM及びRAMを含むメインメモリ2と、キーボードやマウスで構成される入力装置3と、表示装置4と、ハードデスク5と、記録媒体用ドライバ6と、通信インターフェース7と、画像復元装置9と、これらの各要素を接続するバスと、を備えるコンピュータシステムである。なお、図1では各種のインターフェース回路は省略されている。メインメモリ2には画像をブロック分割するブロック分割部20と、エッジ判定部22と、第1階調値変換部24と、階調変化量検出部28と、ヒストグラム処理部30と、第2階調値変換部32と、フィルタ処理部34と、の機能をそれぞれ実現するためのコンピュータプログラムが格納されている。
【0018】
これらの各部22から34の機能を実現するコンピュータプログラムは、フレキシブルデイスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体8に記録された形態で記録媒体用ドライバ6に装填される。記録媒体8から読み出されたプログラムはメモリ2内の所定の格納場所に記憶され、CPU1で実行される。
【0019】
ハードデスクや光磁気デスクなどで構成される外部記憶装置5は処理前画像や処理後画像などの保存に用いられる。また、CRTなどで構成される表示装置4は処理前画像や処理後画像の表示に用いられる。さらに、キーボードやマウスなどで構成される入力装置3は、オペレータからの各種の指示や処理に必要なデータの設定に用いられる。
【0020】
<第1実施例の処理>
図2は、画像処理装置における画像処理の処理手順の概略を示すフローチャートである。画像処理に先立って、通信インターフェース7経由で例えばJPEG圧縮された線画像を受信し、受信した圧縮線画像を復元装置で復元し、復元した線画像が外部記憶装置5に格納されているものとする。この外部記憶装置5に格納されている処理対象の線画像を例えばオペレータがファイル名を指定することで読み出し、メインメモリに一時的に格納する(ステップS1)。
【0021】
次に、線画像を所定の画素単位毎に分割するブロック分割部20は、メインメモリに一時的に格納した線画像を2次元的に図7に示すようにX方向及びY方向それぞれ8画素単位で分割し、64画素単位で構成する1画像ブロックを生成する(ステップS2)。そして各画像ブロック内の画素階調値(又は濃度値とも言う)の変化量を検出する階調値変化量検出部28は、ステップS2で分割した全ての画像ブロックに対して、各画像ブロック内の画素の階調値を基に画像ブロック内の画素の階調値変化量EHを算出する(ステップS3)。この階調値変化量EHの算出処理に関する詳細は後述する。
【0022】
エッジ判定部22は各画像ブロック内に線画像のエッジが存在するか否かを判定する。この判定においては、ステップS3で求めた画像ブロック内の階調値変化量EHと判定閾値ESとを比較することで行う。なお、判定閾値ESはオペレータが入力装置から処理開始時に設定してもよいし、予め標準的な複数個の判定閾値をメモリに格納しておき、処理開始時にメモリから適宜読み出して設定しても良い。そして画像ブロック内の階調値変化量EHが判定閾値ESより大きい場合(EH≧ES)は画像ブロック内にエッジが存在すると判定し次の画素階調値変換処理(ステップS5)に進む。
【0023】
逆に画像ブロック内の階調値変化量EHが判定閾値ESより小さい場合(EH<ES)は画像ブロック内にエッジが存在しないと判定し、ステップS5の処理を行わないでステップS6の処理にスキップする。このときエッジ判定部22がステップS4でエッジが存在すると判定した場合には、第1階調値変換部24は画像ブロック内の各画素を第1の階調値または第2の階調値に置き換える画素階調値変換処理をする(ステップS5)。
【0024】
なおこの処理の詳細は後述する。そして、全ての画像ブロックに対して処理が終了したか否かを判定し(ステップS6)、処理対象画像ブロックが残っているときはステップS2からステップS6を繰り返し、全ての処理対象画像ブロックの処理が終了したときは処理を終える(ステップS7)。
【0025】
次に図3をもとに、図2のステップS3の工程である、画像ブロック内の画素の階調値変化量EH算出について詳細を述べる。図1で示した階調値変化量検出部28が処理を開始する(ステップS301)。1色版に対して画像ブロック内の各画素、本実施例の場合1ブロックが64画素で構成されているので、64画素の階調値を互いに比較する。そして64画素の中で最も高い階調値である最大階調値LUIを検出する(ステップS302)。同様に、画像ブロック内の各画素、本実施例の場合1画像ブロックが64画素で構成されているので、64画素の階調値を互いに比較し、64画素の中で最も低い階調値である最小階調値LDIを検出する(ステップS303)。
【0026】
そして上記で検出した1つの色版についての最大階調値LUI及び最小階調値LDIをもとに、下記(1)式の演算を行い画像ブロック内の画素の階調値変化量EIを求める。
EI=(LUI―LDI) (1)
なお、一般的には印刷物はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色版のインクを使って印刷されることが多い。そのため本実施例においては画像を分割した各画像ブロックが、それぞれ4色版分のブロックを有しているものとして処理を行う。従って、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック色版に対応する各画像ブロックに関して、上記(1)式の演算を行い、各4色版毎にそれぞれの最大階調値および最小階調値を求める。この4色版分の階調値変化量EIの検出処理が終了していないときは再度、ステップS2に戻り、4色版分の処理が終了したときは次の処理ステップS306に進む(ステップS305)。
【0027】
次に上記したシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック色版毎に求めた画像ブロック内の画素の階調値変化量EI(EIC、EIM、EIY、EIK)をそれぞれ比較して、下記(2)式で表わすように階調値変化量EIC、EIM、EIY、EIKの最大値の階調値変化量をEHとし、当該EHを画像ブロック内にエッジが存在するか否かを判定する場合の判定値として用いる(ステップS306)。
EH=MAX(EIC、EIM、EIY、EIK) (2)
なお、EIC、EIM、EIY、EIKはそれぞれシアン、マゼンタ、イエロ、ブラック色版の画像ブロック内の画素の階調値変化量を表す。
そして全ての処理が実行されれば処理を終了する(ステップS307)。
【0028】
次に図4をもとに、図2のステップS5の階調値変換処理の詳細を説明する。
第1階調値変換部24の処理の開始を示す(ステップS501)。処理を開始すると次に画像ブロック内の各画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換えるための分離閾値LSIを算出する。ここでは前記分離閾値LSIは、画像ブロック内の画素(本実施例では64画素)の最大階調値LUIと最小階調値LDIを検出し、検出した最大階調値LUIと最小階調値LDIの加算結果を2で除算したものとして求める(ステップS502)。式で表すと下記の式(3)となる。
LSI=(LUI+LDI)/2 式(3)
【0029】
次に、画像ブロック内の画素の階調値をメモリより順次読み出し、ステップS502で求めた分離閾値LSIと比較する(ステップS503、ステップS504)。画素の階調値が分離閾値LSIより小さい(画素の階調値<LSI)ときは画素の階調値を最小階調値LDIに置き換える。逆に画素の階調値が分離閾値LSIより大きい(画素の階調値≧LSI)ときは画素の階調値を最大階調値LUIに置き換える。画像ブロック内の全ての画素について上記の処理を行い、1画像ブロック内の画素全てについて処理を行ったか否かを判定する(ステップS507)。
【0030】
上記したように、本実施例では4色版(C、M、Y、K)について処理を行うので、ステップS502からステップS507の処理を各色版毎に行うことになる。この4色版について処理が終了したか否かを判定し(ステップS508)、終了していないときはステップS502に戻り、終了したときはステップS509で処理を終える。
【0031】
このように画像ブロック単位で、線画像のエッジが含まれる否かを判定し、エッジが含まれる画像ブロックに対しては画像ブロック内の画素を、画像ブロック内の最大階調値又は最小階調値に置換する。従って元画像を圧縮復元した線画像のエッジ付近に生じていたノイズ、つまり元画像になく元画像の圧縮復元で新たに発生した画像ブロック内の階調値(ノイズ)を除去することができ、元画像と同等な2値化した線画像が得られる。なお上記説明では4色版について処理をする例をしめしているが、単色版また4色版以外の複数色版に適用することも可能である。
さらに、上記分離閾値LSIは最大階調値、最小階調値の平均値を用いているが、最大階調値、最小階調値に対して重み付けをし、分離閾値を設定することもできる。このようにするとノイズレベルに合わせた分離閾値の設定がし易くなる場合がある。
【0032】
<第2の実施例の処理>
第2の実施例は、図2のステップS5で示した階調値変換処理の他の実施例を示すものである。この実施例の概要は、画像ブロック内の各画素に基づいてヒストグラム(度数分布)を作成し、作成したヒストグラムを2つの分析範囲に区分し、区分した2つのヒストグラムの階調値(濃度値)分布から、それぞれ最大頻度をもつ極大値を求める。当該2つの極大値に基づいて画像ブロック内の各画素の階調値変換を行うことである。以下にその詳細を説明する。
【0033】
処理を開始(ステップS501)すると、ヒストグラム処理部30は以下のステップS502からステップS504の処理を実行する。まず画像ブロック内の各画素からヒストグラムの作成を行う(ステップS502)。ここでのヒストグラムの作成は、現在処理対象としている注目画像ブロックと、注目画像ブロックに隣接する8つの隣接画像ブロックを含んだ9個の画像ブロックを分析対象として行う。この様に隣接画像ブロックをも含んだ範囲をヒストグラム作成の対象範囲としているのは、注目画像ブロックと隣接画像ブロック間での線画像の連続性を確保し、画像ブロック間での不自然なトーン(階調)ジャンプ発生を防止するためである。もちろん対象線画像の階調値特性や線画像の形状によっては注目画像ブロックのみをヒストグラム作成の処理対象にしても良い。
【0034】
次に9個のブロック内に含まれる各画素の階調値を比較して、画素の最大階調値LUI及び最小階調値LDIを求める。そして求めた9ブロック内での最大階調値LUI及び最小階調値LDIをもとにヒストグラムの分析範囲を区分するための分析範囲閾値BSIを算出する。この算出は下記式(4)で示すように、最大階調値LUIと最小階調値LDIの平均値として算出される。
BSI=(LUI+LDI)/2 (4)
【0035】
そして図9に示すように、分析範囲閾値BSIを基準にしてヒストグラムの範囲を左右に区分する。次に分析範囲閾値BSI以下のヒストグラムで最大頻度を有する極大値の階調値KDI、及び分析範囲閾値BSI以上のヒストグラムで最大頻度を有する極大値の階調値KUIを求める(ステップS503)。さらに注目画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値または第2の階調値に変換するための基準として用いられる分離閾値KSIを求める(ステップS504)。この分離閾値KSIは下記の式(5)で示すように、前記で求めた最大頻度を有する極大値の階調値KUIと最大頻度を有する極大値の階調値KDIの平均値として算出される。
KSI=(KDI+KUI)/2 (5)
【0036】
そして注目画像ブロック内の画素の階調値を読み出し(ステップS505)、当該画素の階調値と分離閾値KSIを比較する(ステップS506)。当該画素の階調値が分離閾値KSIより大きい場合は当該画素の階調値を階調値KUIとし(ステップS508)、当該画素の階調値が分離閾値KSIより小さい場合は当該画素の階調値を階調値KDIとする(ステップS507)。上記ステップS505から507の処理は第2階調値変換部32が行う。注目ブロック内のすべての画素について処理が終っていないときは、ステップS505から再度処理を行い、注目ブロック内の全画素の処理が終了したら次のステップS510に分岐する(ステップS509)。
【0037】
上記の処理はヒストグラムを用いた注目ブロックの1色版に関する画素階調値変換の処理を説明するものであるが、4色版について処理をするときは、色毎にステップS502からステップS509の処理を4回行い、全版(本実施例では、4色版)の処理を全て終えたら処理を終了する(ステップS510、ステップS511)。
【0038】
この処理においては、画像ブロック内の画素の変換後階調値はヒストグラムから求めた、2つの最大頻度を有する極大値に対応する階調値KDI又はKUIに置き換えられる。従って階調値変換後の画像はノイズの影響を除去し、且つ隣接ブロックの階調値分布をも反映した、2値化された階調値に置き換えられ元の画像に近いものとなる。なお本実施例では、ヒストグラム作成の対象画像ブロックとして隣接ブロックを含んだものしているが、注目画像ブロックのみをヒストグラム作成の対象ブロックとしてもよい。この場合においても注目画像ブロック内の各画素階調値は最大頻度を有する2つの極大値に対応する階調値に置き換えられるので、注目画像ブロック内の階調値分布を反映した階調値変換が行われる。つまり画像ブロック内で少数画素のみが有している高い階調値また低い階調値に影響されることなく、画像ブロック内の階調値分布を反映した階調値変換ができる。
【0039】
<第3の実施例の処理>
第1の実施例においては、画像ブロック内に線画像のエッジが存在するかどうかについて、画像ブロック内の最大階調値と最小階調値の差が最も大きい色版の画像ブロックを用いて判定していた。そして、画像ブロック内にエッジが存在すると判定されたときは、4色版の全ての画像ブロックに対して当該画像ブロック内の画素について階調値変換処理を行っている。
本実施例では、画像ブロックが線画像のエッジを含むか否かについての判定は第1実施例と同様に行うが、その後の各色版ごとの階調値変換処理に関しては第1実施例と異なり、各色版毎に注目ブロックがエッジを含むかどうかを判定する。そしてその結果に応じて各色版単位で画像ブロック内の画素の階調値変換を行うか否かを選択するようにしている。以下に図6を参照してその処理を詳述する。
【0040】
ここでのステップS601からステップS604の処理は、図2におけるステップS1からステップS4の処理と同一の処理を行うので説明を省略する。
ステップS604の処理で注目画像ブロック内に線画像のエッジが存在すると判定された場合は、各色版毎に設定した判定閾値ES2i(i=C、M、Y、K)と注目画像ブロック内の各色版毎の階調値変化量EIi(i=C、M、Y、K)を比較して、各色版毎の注目画像ブロック内にエッジが存在するかどうかを判定する(ステップS605)。
【0041】
ここで用いる色版毎の判定閾値ES2iは元画像の各階調値やノイズ発生の程度を考慮して予めオペレータが設定し、設定した判定閾値ES2iのデータをメモリに格納しておき必要に応じてデータを読み出してもよい。またその都度オペレータが入力装置から判定閾値を設定しても良い。前記判定によってエッジが存在すると判定された注目画像ブロックは当該画像ブロック内の各画素について階調値変換処理が行われる(ステップS606)。
【0042】
第1の実施例における階調値変換処理は、階調値変換用の分離閾値LSIと画像ブロック内の各画素階調値とを大小比較して、各画素の階調値を第1の階調値(画像ブロック内の最大階調値)または第2の階調値(画像ブロック内の最小階調値)に変換していた。当該実施例による階調値変換処理は第1実施例とは異なり、第2の実施例と同様にヒストグラムを用いて、ヒストグラムの2つの最大頻度を有する極大値に基づいて求めた2つの階調値KDI、KUIで注目画像ブロック内の画素の階調値変換を行う。その処理は図1のヒストグラム処理部30、第2階調値変換部32で実行され、処理手順は図5のステップS501からステップS509の処理と同様である。つまりここでのステップS606の階調値変換処理は図5のステップS510を削除した手順と実質的に同じとなる。
【0043】
次にステップS605で判定閾値ES2iと注目画像ブロック内の階調値変化量の比較結果で、注目画像ブロック内にエッジが存在しないと判定された場合は、図1のフィルタ処理部34で注目画像ブロックに対してメデイアンフィルタ処理が行われる(ステップS607)。このメデイアンフィルタ処理は、画像ブロック内の各画素の階調値の中央値(各画素を階調値順に並べて、この時に中央に位置する画素の階調値のこと。なお画像ブロック内の全画素数が偶数のときは階調値の高い側又は低い側の階調値データを1つ除去する等で中央値を求めればよい。)を求め、各画素の階調値を全て中央値に置き換える処理をする。
【0044】
従ってメデイアンフィルタ処理後のブロック内の各画素は同じ階調値を有するので、画像ブロック内は均一の階調をもつ領域となる。この様にエッジのある色版についてはブロック内の各画素を階調値変換をすることで、エッジ周辺に発生していたノイズを除去することが可能となり、一方元画像でほとんどエッジがない画像ブロックにおいて画像復元後に発生していたノイズを、当該画像ブロック内の画素の階調値を均一にすることで除去できる。
なお、上記実施例では圧縮復元後の線画像を対象にして説明しているが、例えば線画を入力装置で読み取った線画像において、線画像のエッジ部分にノイズが生じているような場合には上記で説明した処理を適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし7に記載の発明によれば、画像ブロック内に線画像のエッジが存在するか否かを判定し、エッジが存在する画像ブロックに対して画像ブロック内の各画素の階調値を第1の階調値または第2の階調値に置き換えることができる。従って、エッジ部は2つの階調値で形成されるので、画像ブロック内に含まれているノイズ成分が除去でき、エッジ画像は鮮明となり線画像の品質を向上できる。
【0046】
請求項3および4に記載の発明によれば、画像ブロック内の画素の最大階調値及び最小階調値に基づいて決定した分離閾値を用いて、画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える。従って、画像ブロック内の最大階調値及び最小階調値を反映した分離閾値を用いて適切に画像ブロック内の画素の階調値変換を行える。エッジ部は2つの階調値で形成されるので、画像ブロック内に含まれているノイズ成分が除去でき、エッジ画像は鮮明となり線画像の品質を向上できる。
【0047】
請求項1および2に記載の発明によれば、画像ブロック内の画素に基づいてヒストグラムを作成し、作成したヒストグラムの2つの極大値を求める。そして2つの極大値に対応する階調値に基づいて分離閾値を決定し、決定した分離閾値と画像ブロック内の画素の階調値を比較し、画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に階調変換をする。このように階調値変換の分離閾値はヒストグラムの極大値に対応する階調値に基づいて決定されるので、画像ブロック内の階調値分布特性を反映した適切な分離閾値となる。従って、当該分離閾値を用いて階調値変換された画像ブロック内の線画像のエッジは、適切にノイズ除去がされた高品質なものとなる。
【0048】
請求項5に記載の発明によれば、注目ブロックと注目ブロックに隣接する隣接ブロック内の各画素に基づきヒストグラムを作成し、作成したヒストグラムの2つの極大値を求める。従って、作成したヒストグラムの2つの極大値は注目ブロックだけで無く隣接ブロックの階調値分布特性をも考慮したものとなっている。この2つの極大値に対応する階調値に基づいて分離閾値を決定し、当該分離閾値と注目画像ブロックの画素の階調値を比較して、注目画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値及び第2の階調値に階調値変換する。このように階調値変換の分離閾値はヒストグラムの極大値に対応する階調値に基づいて決定されるので、隣接ブロックの階調値分布特性をも反映した分離閾値となる。従って、当該分離閾値を用いて階調値変換された注目画像ブロック内の線画像のエッジは、隣接ブロックの線画像特性と整合性がとれ、かつ適切にノイズ除去がされた高品質なものとなる。
【0049】
請求項3および4に記載の発明によれば、エッジが存在する画像ブロックに対して画像ブロック内の画素の階調値を画像ブロック内の画素が有する最大階調値又は最小階調値に置き換えることができる。従って、階調値変換前の画像ブロックが有していたエッジ部の階調値差特性を維持し、かつノイズ除去された鮮明な高品質の線画像を得ることが出来る。
【0050】
請求項1および2に記載の発明によれば、画像ブロック内の画素に基づいてヒストグラムを作成し、作成したヒストグラムの2つの極大値を求め、画像ブロック内の画素の階調値を前記2つの極大値に対応する階調値に置き換える。第1の階調値及び第2の階調値がヒストグラムにおける極大値であるので、画像ブロック内の階調値分布を反映したものとなっている。また階調値変換後の線画像のエッジ部は、元々の画像ブロックが有していた階調値分布特性を反映したものとして得られ、かつノイズ除去された高品質なものとなる。
【0051】
請求項6に記載の発明によれば、色版ごとに、画像ブロック内にエッジが存在するか否かを判定し、判定結果に応じて色版ごとに階調値変換を行うか否かを決定する。従って、階調値変換が不必要な画像ブロックに対して、階調値変換を行わないようにすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、エッジが存在しない画像ブロックに対して、メデイアンフィルタ処理ができる。従って、画像ブロック内の画素を中間値に置き換え、ノイズを除去し、画像ブロック内の階調値を均一にできる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1ないしと同様な効果をえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である画像処理装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態である概略フローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態である階調値変化量の算出処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態である第1実施例の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態である第2実施例の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態である第3の実施例を示すフローチャートである。
【図7】画像ブロックの分割を示す概念図。
【図8】画像ブロックと線画像及びノイズの関係を示す図。
【図9】ヒストグラムの極大値と階調値及び閾値の関係を示す図。
【符号の説明】
1 CPU
2 メインメモリ
3 入力装置
4 表示装置
5 外部記憶装置
6 ドライバ
7 通信インターフェース
8 メデイア
9 復元装置
20 ブロック分割部
22 エッジ判定部
24 第1階調値変換部
30 ヒストグラム処理部
32 第2階調値変換部
34 フィルタ処理部

Claims (8)

  1. 線画像に対して処理を施す画像処理方法であって、
    処理対象の線画像を複数の画素からなる画像ブロックに分割する画像ブロック分割工程と、
    前記画像ブロック分割工程で分割した前記画像ブロック内に線画像のエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定工程と、
    前記エッジ判定工程でエッジが存在すると判定された場合に、当該画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える階調値変換工程と、
    を備え
    前記階調値変換工程は、
    前記画像ブロックの1つを注目画像ブロックとし、当該注目画像ブロック内の画素に基づいてヒストグラムを作成する工程と、
    当該ヒストグラムの2つの極大値に対応する階調値から分離閾値を決定する工程と、
    前記分離閾値と前記注目画像ブロック内の画素の階調値とを比較して、比較結果に応じて当該注目画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える置換工程と、
    を備え、
    前記第1の階調値は前記ヒストグラムの2つの極大値のうち大きい方の階調値に対応する階調値であり、前記第2の階調値は前記ヒストグラムの2つの極大値のうち小さい方の階調値に対応する階調値であることを特徴とする画像処理方法。
  2. 請求項1に記載の画像処理方法であって、
    前記置換工程は、前記分離閾値より大きい階調値の画素の階調値を前記第1の階調値に置き換え、前記分離閾値より小さい階調値の画素の階調値を前記第2の階調値に置き換えることを特徴とする画像処理方法。
  3. 線画像に対して処理を施す画像処理方法であって、
    処理対象の線画像を複数の画素からなる画像ブロックに分割する画像ブロック分割工程と、
    前記画像ブロック分割工程で分割した前記画像ブロック内に線画像のエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定工程と、
    前記エッジ判定工程でエッジが存在すると判定された場合に、当該画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える階調値変換工程と、
    を備え、
    前記階調値変換工程は
    前記画像ブロック内の画素の最大階調値及び最小階調値に基づいて分離閾値を決定する工程と、
    前記分離閾値と前記画像ブロック内の画素の階調値とを比較して、比較結果に応じて当該画像ブロック内の画素の階調値を第1の階調値又は第2の階調値に置き換える置換工程と、
    を備え
    前記第1の階調値は前記画像ブロック内の画素の最大階調値であり、前記第2の階調値は前記画像ブロック内の画素の最小階調値であることを特徴とする画像処理方法。
  4. 請求項3に記載の画像処理方法であって、
    前記置換工程は、前記分離閾値より大きい階調値の画素の階調値を前記第1の階調値に置き換え、前記分離閾値より小さい階調値の画素の階調値を前記第2の階調値に置き換えることを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1または2に記載の画像処理方法であって、
    前記階調値変換工程は、前記ヒストグラムを、前記注目画像ブロック内の画素及び前記注目画像ブロックに隣接する隣接画像ブロック内の画素に基づいて作成することを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理方法であって、
    前記エッジ判定工程は、線画像の4色版(C、M、Y、K)それぞれに対してエッジが存在するか否かを判定し、判定結果に応じて各色版毎に階調値変換工程を行うか否かを決定することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理方法であって、
    前記エッジ判定工程でエッジが存在しないと判定された前記画像ブロック又は前記注目画像ブロックに対し、メデイアンフィルタ処理を行うメデイアンフィルタ処理工程を備えることを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータに、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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