JP3804203B2 - 利得制御増幅回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動利得制御回路等に使用して好適な利得制御増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に自動利得制御回路に使用される利得制御増幅回路として、この利得制御増幅回路の利得Gが動作電流Iに反比例するようにしたものが提案されている。即ち利得Gは
G=k0 /I
である。ここでk0 は任意の定数である。
【0003】
従来はこの動作電流Iをゲインコントロール電圧Vに比例する如くしていたので、この利得Gは
G=k1 /V
と表わすことができる。k1 は定数である。
【0004】
従って、この利得制御増幅回路の制御感度Sは
Figure 0003804203
となり、この制御感度Sは利得Gに比例し、この制御感度Sが利得Gにより変動し、特に高利得領域ではこの制御感度Sが大きくなる不都合がある。
【0005】
そこで、従来はこの制御感度Sが高利得領域で大きくなるのを防ぐために、この動作電流Iをコントロール電圧Vに比例させずに折線近似で、この高利得領域の動作電流Iの変化を緩やかにするようにしていた。
【0006】
斯かる動作電流Iをコントロール電圧Vに対して折線近似とする従来の折線近似回路は低電源電圧時に折線近似を実現するものの製作が困難であると共に温度特性が悪く、且つ誤差が大きい不都合があった。
【0007】
本発明は斯かる点に鑑み制御感度が高利得領域で大きくなるのを良好に押さえることができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明利得制御増幅回路は、ビデオカメラよりの映像信号が供給され利得が動作電流に反比例するようになされた利得制御増幅回路において、この利得制御増幅回路の出力信号をアナログデジタル変換回路を介してデジタルの信号処理回路に供給し、この信号処理回路に得られる映像信号をマイクロコンピュータに供給し、このマイクロコンピュータにおいて入力される映像信号のレベルに応じた制御信号を発生し、この制御信号をデジタルアナログ変換回路に供給し、このデジタルアナログ変換回路の出力側に得られるアナログのコントロール電圧をこの利得制御増幅回路の動作電流を形成する動作電流形成回路に供給して、この動作電流形成回路において、この動作電流をこのデジタルアナログ変換回路の出力側に得られるアナログのコントロール電圧の2乗に比例するようにし、高利得領域の制御感度を低く押さえるようにしたものである。
【0009】
斯かる本発明によれば動作電流をコントロール電圧の2乗に比例するようにしたので、制御感度は利得のルートを取った値に比例するものとなり、高利得領域の制御感度を低く押さえることができる。
【0010】
また動作電流をコントロール電圧の2乗に比例した信号を得る2乗回路は低電源電圧でも実現でき、且つ温度特性も良く、また誤差も少ない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図1を参照して本発明利得制御増幅回路を撮像装置の自動利得制御回路に適用した例につき説明しよう。
【0012】
図1において、1はCCD撮像素子を使用したビデオカメラを示し、このビデオカメラ1よりの映像信号を自動利得制御回路を構成する本例による利得制御増幅回路2に供給する。この利得制御増幅回路2は利得Gが利得制御用の動作電流Iに反比例するようになされたものである。即ち利得Gは
G=k0 /I
となされたものである。ここでk0 は任意の定数である。
【0013】
この利得制御増幅回路2の出力信号をアナログ信号をデジタル信号に変換するA−D変換回路3を介してデジタルの信号処理回路4に供給する。この信号処理回路4の出力側に得られるデジタルの映像信号を映像信号出力端子5に供給する。
【0014】
また信号処理回路4に得られる映像信号を制御信号発生回路を構成するマイクロコンピュータ6に供給する。このマイクロコンピュータより成る制御信号発生回路6においては入力される映像信号のレベルに応じた制御信号を発生する如くなされている。
【0015】
このマイクロコンピュータ6の出力側に得られる制御信号をデジタル信号をアナログ信号に変換するD−A変換回路7に供給し、このD−A変換回路7の出力側に得られるアナログのコントロール電圧Vを利得制御増幅回路2の動作電流Iを形成する動作電流形成回路8に供給する。
【0016】
この動作電流形成回路8においては、動作電流Iがこのコントロール電圧Vの2乗に比例する動作電流を形成する。即ち動作電流Iは
I=k2 2
となる如くする。ここでk2 は定数である。
【0017】
この動作電流Iを利得Gが利得制御用の動作電流Iに反比例するようになされた利得制御増幅回路2に動作電流として供給する。
【0018】
この場合、この利得制御増幅回路2においては、動作電流Iは
I=k2 2
なので、利得Gは
G=k0 /I=k0 /k2 ×1/V2
となり、制御感度Sは
Figure 0003804203
となる。
【0019】
従って動作電流Iが従来の如くコントロール電圧Vに比例する場合に比し、本例では制御感度Sは√Gだけ高利得領域で低くなり、制御感度Sを小さくでき十分実用に適したものとなる利益がある。また動作電流形成回路8を構成する2乗回路は低電源電圧でも充分に動作し、図1の自動利得増幅回路を実現することができる。またこの2乗回路は一般に温度特性も良く、また誤差の少ないものを得ることができる。
【0020】
また本例による利得制御増幅回路2の利得Gの変化を数式で表わすことができるので図1に示す如く自動利得制御回路をマイクロコンピュータ6で制御するようにしたときは極めて有利である。
【0021】
尚本例は上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば動作電流をコントロール電圧の2乗に比例するようにしたので、制御感度は利得のルートを取った値に比例するものとなり、高利得領域の制御感度を低く押さえることができ感度のばらつきを小さくすることができ又、制御精度を高くできる。
【0023】
また本発明による動作電流をコントロール電圧の2乗に比例した信号を得る2乗回路は低電源電圧でも実現でき、且つ温度特性の良いまた誤差の少ないものを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明利得制御増幅回路の例を使用した自動利得制御回路の例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…カメラ、2…利得制御増幅回路、3…A−D変換回路、4…信号処理回路、6…制御信号発生回路(マイクロコンピュータ)、7…D−A変換回路、8…動作電流形成回路

Claims (1)

  1. ビデオカメラよりの映像信号が供給され利得が動作電流に反比例するようになされた利得制御増幅回路において、
    前記利得制御増幅回路の出力信号をアナログデジタル変換回路を介してデジタルの信号処理回路に供給し、
    該信号処理回路に得られる映像信号をマイクロコンピュータに供給し、
    該マイクロコンピュータにおいて入力される映像信号のレベルに応じた制御信号を発生し、
    該制御信号をデジタルアナログ変換回路に供給し、
    該デジタルアナログ変換回路の出力側に得られるアナログのコントロール電圧を前記利得制御増幅回路の動作電流を形成する動作電流形成回路に供給して、
    該動作電流形成回路において、前記動作電流を前記デジタルアナログ変換回路の出力側に得られるアナログのコントロール電圧の2乗に比例するようにし、高利得領域の制御感度を低く押さえるようにしたことを特徴とする利得制御増幅回路。
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