JP3803051B2 - 病院用ガス流量計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療現場において患者が吸入マスク等を介して供給を受ける酸素ガスや笑気ガス等の医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院等で使用される病院用電子式ガス流量計においては、電池の寿命を延ばすために、流量測定の際のサンプリング周期が、例えば10秒ごと等、の比較的長いサンプリング周期となるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、看護婦が、患者に対して酸素を供給する際にガス流量計を設置するときや、供給する流量を変更するときに、ガス流量計の流量調整つまみを回しても、10秒待たないと瞬時流量の表示が変化しないため、流量調整に非常に時間がかかるという問題があった。
【0004】
そこで本発明は、上述した従来の問題点に鑑み、流量調整を短時間で行うことができる病院用ガス流量計を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、ガス供給源3から患者に供給される医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計1であって、上記流量を第1のサンプリング周期による通常モードで測定して上記流量の瞬時値を算出すると共に、算出された瞬時値を積算して積算値を算出する流量算出手段39a−1と、上記流量の積算時間を算出する積算時間算出手段39a−2と、表示手段13と、表示切替操作手段15と、上記表示切替操作手段15の操作に基づいて、上記表示手段15に上記流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させると共に、上記表示手段13に上記流量の瞬時値が表示されるように上記表示切替操作手段15が操作されたときに、上記通常モードで動作中の上記流量算出手段39a−1を所定時間の間、上記流量を上記第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して上記流量の瞬時値を算出するように制御する制御手段39a−3と、を備えたことを特徴とする病院用ガス流量計に存する。
【0009】
請求項記載の発明においては、ガス供給源3から患者に供給される医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計1であって、流量を第1のサンプリング周期による通常モードで測定して流量の瞬時値を算出すると共に、算出された瞬時値を積算して積算値を算出する流量算出手段39a−1と、流量の積算時間を算出する積算時間算出手段39a−2と、表示手段13と、表示切替操作手段15と、表示切替操作手段15の操作に基づいて、表示手段15に流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させると共に、表示手段13に流量の瞬時値が表示されるように表示切替操作手段15が操作されたときに、通常モードで動作中の上記流量算出手段39a−1を所定時間の間、流量を第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して上記流量の瞬時値を算出するように制御する制御手段39a−3とを備えている。
【0010】
それにより、医療用ガスの流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させることができ、病院の利便性が向上すると共に、瞬時値を表示する際通常モードから調整モードになるので、流量調整を短時間に行うことができる。
【0014】
上記課題を解決するためになされた請求項記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、ガス供給源3から患者に供給される医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計1であって、上記流量を検知するセンサ31と、上記センサ31の検知出力に基づいて上記流量を第1のサンプリング周期による通常モードで測定して上記流量の瞬時値を算出すると共に、算出された瞬時値を積算して積算値を算出する流量算出手段39a−1と、上記センサ31の検知出力に基づいて上記流量の積算時間を算出する積算時間算出手段39a−2と、表示手段13と、表示切替操作手段15と、上記表示切替操作手段15の操作に基づいて、上記表示手段15に上記流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させると共に、上記表示手段13に上記流量の瞬時値が表示されるように上記表示切替操作手段が操作されたときに、上記通常モードで動作中の上記流量算出手段39a−1を所定時間の間、上記流量を上記第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して上記流量の瞬時値を算出するように制御する制御手段39a−3と、を備えたことを特徴とする病院用ガス流量計に存する。
【0015】
請求項記載の発明においては、ガス供給源3から患者に供給される医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計1であって、流量を検知するセンサ31と、センサ31の検知出力に基づいて流量を第1のサンプリング周期による通常モードで測定して流量の瞬時値を算出すると共に、算出された瞬時値を積算して積算値を算出する流量算出手段39a−1と、センサ31の検知出力に基づいて流量の積算時間を算出する積算時間算出手段39a−2と、表示手段13と、表示切替操作手段15と、表示切替操作手段15の操作に基づいて、表示手段15に流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させると共に、表示手段13に流量の瞬時値が表示されるように表示切替操作手段が操作されたときに、通常モードで動作中の上記流量算出手段39a−1を所定時間の間、流量を第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して上記流量の瞬時値を算出するように制御する制御手段39a−3とを備えている。
【0016】
それにより、医療用ガスの流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させることができ、病院の利便性が向上すると共に、瞬時値を表示する際通常モードから調整モードになるので、流量調整を短時間に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による病院用ガス流量計の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0018】
図2は、本発明の一実施形態に係る病院用ガス流量計の使用状態を示す説明図である。図2において、引用符号1で示す本実施形態の病院用ガス流量計(以下、流量計と略記する。)は、減圧器5により減圧された酸素ボンベ3からの酸素を湿潤器7で加湿した後に、チューブ9を介して吸入マスク11に供給する医療用酸素吸入システムにおいて、湿潤器7に取り付けて用いられる。
【0019】
そして、図3に示すように、流量計1には、表示手段としての液晶ディスプレイ等からなる表示部13と、表示部13の表示モードを流量の積算値及び瞬時値と流量の積算時間との間で切り換える際に操作される表示切替操作手段としてのプッシュ式の表示切替スイッチ15と、流量計を流れる酸素ガスの流量を手動調整するための流量調整手段としての流量調整つまみ17とが設けられている。なお、表示切替スイッチ15は、下文で詳述するように、流量計1の動作モードを通常モードから調整モードに変更するモード変更手段15Aとしても機能する。
【0020】
また、流量計1には、その上部に取っ手19が設けられ、流量調整つまみと対向する側に減圧器5に接続されるガス導入口25が設けられ、その底面に湿潤器7に接続されるガス導出口27が設けられている。
【0021】
図4は、流量計1の内部構造を一部ブロックにて示す説明図であり、流量計1の内部には、ガス導入口25からガス導出口27に至るガス通路29、マイクロフローセンサ31、電源33、スイッチングトランジスタ35、A/D変換器37a〜37d、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略記する。)39等が設けられている。また、ガス通路29内において、マイクロフローセンサ31の上流側には、オリフィスやニードル弁等からなる流量調整弁17aが配置されており、流量調整つまみ17の回転により手動的に流量調整可能になっている。
【0022】
マイクロフローセンサ31は、ガス通路29内において流量調整弁17aの下流側に配設されており、流量調整弁17aによる調整後のガス流量を検知するものである。マイクロフローセンサ31は、図5の拡大平面図で示すように、Siによる基台41と、この基台41に異方性エッチングにより形成されたダイヤフラム41aと、このダイヤフラム41a上に形成された測温用の上流側、下流側、左側、右側の各サーモパイル43,45,47,49及び加熱用のマイクロヒータ51(ヒータに相当)と、ダイヤフラム41a上を外れた基台41部分に形成された測温抵抗53とを備えており、このうち、マイクロヒータ51及び測温抵抗53は白金等からなる。
【0023】
上流側、下流側、左側並びに右側の各サーモパイル43,45,47,49は、p++−SI及びAlにより構成されており、このうち上流側及び下流側の各サーモパイル43,45は、ガス通路29内を流れるガスの流れ方向Aにおいてマイクロヒータ51を挟んで上流側と下流側との基台41箇所に、マイクロヒータ51から等間隔で各々配置され、左側及び右側の各サーモパイル47,49(温度センサXに相当)は、ガス通路29内を流れるガスの流れ方向Aと直交する幅方向においてマイクロヒータ51を挟んで左右両側の基台41箇所に、マイクロヒータ51から等間隔で各々配置されている。
【0024】
そして、各サーモパイル43,45,47,49の温接点43a,45a,47a,49aはダイヤフラム41a上に、冷接点43b,45b,47b,49bはダイヤフラム41a以外の基台41部分に、各々配置されており、測温抵抗53も各サーモパイル43,45,47,49の冷接点43b,45b,47b,49bと同様に、ダイヤフラム41a以外の基台41部分に配置されている。
【0025】
このように構成されたマイクロフローセンサ31では、マイクロヒータ51が通電により発した熱が、ガス通路29内のガスを媒体として上流側、下流側、左側並びに右側の各サーモパイル43,45,47,49の付近に伝わると、それら各サーモパイル43,45,47,49に、マイクロヒータ51から伝わった熱に応じた温度となる温接点43a,45a,47a,49aと、基台41とほぼ同じ温度となる冷接点43b,45b,47b,49bとの温度差に応じた電圧の起電力が生じる。
【0026】
したがって、マイクロヒータ51が加熱されると、マイクロヒータ51よりもガスの流れ方向Aの上流側に位置する上流側サーモパイル43には、ガスの熱伝搬速度からガスの流速を減じた速度で、マイクロヒータ51から放出される熱が伝達され、マイクロヒータ51よりもガスの流れ方向Aの下流側に位置する下流側サーモパイル45には、ガスの熱伝達速度にガスの流速を加えた速度で、マイクロヒータ51から放出される熱が伝達される。
【0027】
そのため、ガス通路29内をガスが流れていなければ、上流側及び下流側の各サーモパイル43,45がマイクロヒータ51から等間隔に位置していることから、マイクロヒータ51から上流側及び下流側の各サーモパイル43,45に同じ温度で熱が伝わり、上流側及び下流側の各サーモパイル43,45には同じ電圧の起電力が生じる。
【0028】
しかし、ガス通路29内をガスが流れていると、マイクロヒータ51から放出される熱が、下流側サーモパイル45への伝達速度よりも低い速度で上流側サーモパイル43に伝達されて、その速度差分だけ上流側サーモパイル43には、マイクロヒータ51からの熱が下流側サーモパイル45よりも冷却されて伝達されるので、上流側及び下流側の各サーモパイル43,45に生じる起電力の電圧は、ガス通路29内を流れるガスによりマイクロヒータ51から伝達される熱の温度差に応じて、即ち、ガス通路29内を流れるガスの流速に応じて異なることになる。
【0029】
よって、各サーモパイル43,45に生じる起電力の電圧差に応じてマイクロフローセンサ31の出力端子39から出力される熱起電力信号の大きさは、マイクロヒータ51が放出する熱の温度と、ガス通路29内を流れるガスの流速とに応じたものとなる。
【0030】
また、マイクロヒータ51が加熱されると、ガスの流れ方向Aにおいてマイクロヒータ51と同じ位置に配置されている左側及び右側の各サーモパイル47,49には、熱伝導係数、熱拡散係数、比熱係数等、ガスの種類により異なるそのガスの固有の物性値に応じた熱伝搬速度に依存して、マイクロヒータ51から放出される熱が同じ速度で伝達される。
【0031】
即ち、左側及び右側の各サーモパイル47,49には、ガス通路29内をガスが流れているか否かに拘わらず、ガス通路29内のガスに固有の物性値に応じた同じ熱伝搬速度でマイクロヒータ51からの熱が伝達されるので、左側及び右側の各サーモパイル47,49に生じる起電力の電圧は、ガス通路29内のガスの種類にほぼ応じたものとなる。
【0032】
しかし、厳密には、ガス通路29内をガスが流れていると、マイクロヒータ51から左側及び右側の各サーモパイル47,49への熱伝達速度が、ガス通路29内を流れるガスの流速の影響を受ける場合がある。
【0033】
そこで、そのような場合は、上述したようにガス通路29内を流れるガスの流速に依存して大きさが定まる、マイクロフローセンサ31の出力端子39から出力される熱起電力信号を用いて、左側や右側の各サーモパイル47,49に生じる起電力の電圧を補正すれば、より精度の高い、ガス通路29内のガスの種類に応じた電圧が得られることになる。
【0034】
ちなみに、本実施形態では、必然性はないものの、より一層の精度の向上を図って、左側や右側の各サーモパイル47,49に生じる起電力の電圧を、マイクロフローセンサ31の出力端子39から出力される熱起電力信号を用いて補正し、この補正した電圧を、ガスの流速とは全く無関係に定まるガス通路29内のガスの種類に応じた電圧として扱うようにしている。
【0035】
さらに、ガスの流れ方向Aと直交する方向においてマイクロヒータ51から大きく離されて配置された測温抵抗53は、マイクロヒータ51が加熱されるか否かに拘わらず、かつ、ガスの流速や種類とは全く無関係に、測温抵抗53の周辺に存在するガスの温度に応じた抵抗値にされ、通電時の測温抵抗53にはガス通路29内のガスの温度に応じた電圧降下が生じるので、測温抵抗53の接地側に現れる電位は、ガス通路29内のガスの温度に応じたものとなる。
【0036】
そして、マイクロフローセンサ31は、図6の電気的な概略構成のブロック図で示すように、上流側及び下流側の各サーモパイル43,45に生じた起電力の差分を差動アンプ55aで取って、この差動アンプ55aの出力を、ガス通路29内を流れるガスの流速に対応する熱起電力信号として出力端子57aから出力するように構成されている。
【0037】
また、マイクロフローセンサ31は、左側及び右側の各サーモパイル47,49に生じた起電力をアンプ55b,55cにより各々増幅して、各アンプ55b,55cの出力を、ガス通路29に連なるガス通路29内を流れるガスの種類に対応する熱起電力信号として、出力端子57b,57cから各々出力するように構成されている。
【0038】
さらに、マイクロフローセンサ31は、ガス通路29内のガスの温度により抵抗値が変化する測温抵抗53に通電されることで、この測温抵抗53のアース接続側に現れる、測温抵抗53の抵抗値に応じた電位を、ガス通路29内を流れるガスの温度に対応する測温信号として、出力端子57dから出力するように構成されている。
【0039】
電源33は、流量計1に内蔵された電池からなり、この電源33からの電力は、不図示の定電圧回路により所定の定電圧とされた後に、測温抵抗53に供給されると共に、スイッチングトランジスタ35を介してマイクロヒータ51に供給される。
【0040】
スイッチングトランジスタ35は、コレクタを電源33に接続しエミッタをマイクロヒータ51に接続したnpnトランジスタにより構成されており、マイコン39からのヒータ駆動信号によりベースにバイアスがかけられることで、コレクタ−エミッタ間が導通して電源33からの定電圧化された電力をマイクロヒータ51に供給させるように構成されている。
【0041】
A/D変換器37aは、ガス通路29内を流れるガスの流速に対応してマイクロフローセンサ31の出力端子57aから出力されるアナログの熱起電力信号を、通常モードの第1のサンプリング周期または調整モードの第2のサンプリング周期毎にデジタル信号に変換するものである。
【0042】
A/D変換器37b,37cは、マイクロフローセンサ31の対応する出力端子57b,57cからガス通路29内を流れるガスの種類に対応して各々出力されるアナログの熱起電力信号を、通常モードの第1のサンプリング周期または調整モードの第2のサンプリング周期毎にデジタル信号に変換するものである。
【0043】
A/D変換器37dは、ガス通路29内を流れるガスの温度tgに対応してマイクロフローセンサ31の出力端子57dから出力されるアナログの測温信号を、通常モードの第1のサンプリング周期または調整モードの第2のサンプリング周期毎にデジタル信号に変換するものである。
【0044】
マイコン39は、図7の電気的な概略構成のブロック図に示すように、流量算出手段39a−1、積算時間算出手段39a−2及び制御手段39a−3としてのCPU39aと、記憶手段としてのRAM39b及びROM39cとを有している。CPU39aには、RAM39b及びROM39cの他、スイッチングトランジスタ35のベース、A/D変換器37a〜37d、流量表示部13、表示切替スイッチ15、外部の記憶手段としての不揮発性メモリ(以下、「NVM」と略記する。)59及び時計61が各々、接続されている。
【0045】
RAM39bは、各種データ記憶用のデータエリア及び各種処理作業に用いるワークエリアを有しており、ROM39cには、CPU39aに各種処理動作を行わせるための制御プログラムが格納されている。
【0046】
そして、マイコン39は、ROM39cに格納された制御プログラムに従いCPU39aが行うガスの流量測定処理によって、A/D変換器37aから出力されるデジタル信号を基にして、ガス通路29内を流れるガスの瞬時的な流速Vを求める。
【0047】
また、マイコン39は、上述のようにして求めた瞬時的な流速Vに、ガス通路29の断面積及びガス通路29の構造に依存する所定の係数等を乗じて、ガス通路29内を流れるガスの瞬時流量を求め、さらに、この瞬時流量に、ヒータ駆動信号を間欠的に出力する通常モードの第1のサンプリング周期時間Tまたは調整モードの第2のサンプリング周期時間T′(T′<T)を乗じることで、ヒータ駆動信号が1回出力されてから次にヒータ駆動信号が出力されるまでの第1のサンプリング周期時間Tまたは第2のサンプリング周期時間T′の間に、ガス通路29内を流れるガスの流量を求め、これを積算することで、ガス通路29内を流れるガスの積算流量を求める。
【0048】
また、マイコン29は、ガスの流量が測定されている間の経過時間を時計61からの時刻情報に基づいて積算し、積算時間を求める。
【0049】
そして、マイコン39は、上述のようにして求めたガス通路29内を流れるガスの流量の瞬時値、積算値及び積算時間を、その都度RAM39bに格納し、表示切替スイッチ15の操作に応じて、表示部13に切り替え表示させる。
【0050】
さらに、マイコン39は、表示切替スイッチ15の操作により表示器13に流量の瞬時値が表示されるように切り替えられたときに、通常モードで動作中の流量計1を所定時間の間、第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して流量の瞬時値を算出するように制御する。
【0051】
NVM59には、A/D変換器37b,37cからのデジタル信号を基にマイコン39で求められるガス通路29内を流れるガスの物性値と、これに対応するガスの種類とを関連付けたガス種判別テーブル等が格納されている。この実施の形態では、ガス種判別テーブルには、酸素、笑気及び空気の3種類のガスがリストアップされている。
【0052】
次に、ROM39cに格納された制御プログラムに従いCPU39aが行う、流量測定処理を、図8及び図9のフローチャートを参照して説明する。
【0053】
マイクロフローセンサ31のマイクロヒータ51とは別系統で電源33が接続されてマイコン39が起動し、プログラムがスタートすると、CPU39aは、まず、図8に示すように、RAM39bのワークエリア内に設けられた各種フラグエリアのフラグやタイマエリアのタイマ値のリセット、及び、バッファエリアのクリア等を行う初期設定を実行する(ステップS1)。
【0054】
そして、ステップS1の初期設定が済んだならば、続いて、RAM39bの周期タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS5)、続いて、周期タイマエリアにおけるタイムカウントのタイマ値Taが、通常モードの第1のサンプリング周期時間T(例えば、10秒)に達したか否かを判定する(ステップS7)。
【0055】
周期タイマエリアのタイマ値Taが第1のサンプリング周期時間Tに達していない場合は(ステップS7でN)、達するまでステップS7をリピートし、達した場合は(ステップS7でY)、所定の通電時間T1 の間ヒータ駆動信号をスイッチングトランジスタ35に出力し(ステップS9)、続いて、A/D変換器37aにより変換されたデジタル信号を取り込んだ後(ステップS11)、ステップS13に進む。
【0056】
ステップS13では、ステップS11でA/D変換器37aから取り込んだデジタル信号を基にガス通路29内を流れるガスの流速Vを求め、次に、RAM39bのサンプリングカウンタエリアのカウント値Caを「1」インクリメントした後(ステップS15)、カウント値Caが所定の基準回数Crefに達しているか否かを判定し(ステップS17)、基準回数Crefに達していない場合は(ステップS17でN)、周期タイマエリアのタイマ値Taをゼロリセットした後(ステップS19)、ステップS5に戻る。
【0057】
一方、カウント値Caが基準回数Crefに達した場合は(ステップS17でY)、図9に示すように、周期タイマエリアのタイマ値Taをゼロリセットしてタイムカウントを終了すると共に(ステップS21)、サンプリングカウンタエリアのカウント値Caをゼロリセットした後(ステップS23)、ステップS13で求めた最新の連続基準回数Cref分のガスの流速Vを平均した平均流速Vave を算出する(ステップS25)。
【0058】
続いて、求めた平均流速Vave に、第1のサンプリング周期時間Tや、ガス通路29の断面積及びガス通路29の構造に依存する所定の係数等を乗じて、サンプリング周期時間Tの間にガス通路29乃至これに連なるガス通路内を流れたガスの瞬時流量を求め、さらに、この瞬時流量を積算して積算流量を求める(ステップS27)。
【0059】
続いて、ガスの流量が測定されている間の経過時間を時計61からの時刻情報に基づいて積算し、積算時間を求める(ステップS29)。
【0060】
続いて、上述のようにして求めたガス通路29内を流れるガスの流量の瞬時値、積算値及び積算時間のいずれかを、表示切替スイッチ15の操作に応じて表示部13に切り替え表示させる表示処理を行う(ステップS31)。
【0061】
次に、A/D変換器37b〜37dにより変換されたデジタル信号を取り込み(ステップS33)、ステップS33でA/D変換器37bから取り込んだデジタル信号とA/D変換器37cから取り込んだデジタル信号との和を基に、ガス通路29内を流れるガスの物性値を求め(ステップS35)、次に、ステップS33でA/D変換器37dから取り込んだデジタル信号を基に、ガス通路29内を流れるガスの温度tgを割り出した後(ステップS37)、ステップS39に進む。
【0062】
ステップS39では、ステップS35で求めた物性値を、所定の補正式を用いて、ステップS37で割り出したガスの温度tgと、ステップS13で求めたガス通路29内を流れるガスの流速Vとにより補正し、次に、補正した物性値に対応するガスの種類をNVM59のガス種判別テーブルにより割り出す(ステップS41)。続いて、割り出したガスの種類を表示部13に表示させ(ステップS43)、ステップS5に戻る。この実施の形態では、ガスの種類は酸素であることが割り出され、表示部13に表示される。
【0063】
次に、上述の流量測定処理のステップS31の表示処理の詳細について、図10のフローチャートを用いて説明する。まず、表示部13には初期画面としてガス流量の「積算値」が表示され(ステップS51)、続いて、表示切替スイッチ15の操作があったか否かを判定する(ステップS53)。表示切替スイッチ15の操作があれば(ステップS51でY)、続いて、表示切替スイッチ15の操作時間が所定時間、例えば10秒、以内か否かを判定する(ステップS55)。ここで、表示切替スイッチ15はプッシュ式であり、この表示切替スイッチ15が押されている時間が10秒以内か否かが判定される。
【0064】
表示切替スイッチ15が押されている時間が10秒以内である場合は(ステップS55でY)、続いて、表示部13の表示を流量の「積算値」から「瞬時値」に切り替え表示させる(ステップS57)。
【0065】
一方、表示切替スイッチ15が押されている時間が10秒を超えた場合は(ステップS55でN)、続いて、RAM39bに格納され表示部13に表示されている「積算値」をリセットし、続いてリターンする。
【0066】
ステップS57に続いて、調整モードを起動させ(ステップS60)、続いて、表示切替スイッチ15の操作があったか否かを判定する(ステップS561)。表示切替スイッチ15の操作があれば(ステップS61でY)、続いて、表示部13の表示を流量の「瞬時値」から流量の「積算時間」に切り替え表示させる(ステップS63)。
【0067】
ステップS63の後、表示切替スイッチ15の操作があったか否かを判定する(ステップS65)。表示切替スイッチ15の操作があれば(ステップS65でY)、続いて、表示切替スイッチ15の操作時間が所定時間、例えば10秒、以内か否かを判定する(ステップS67)。
【0068】
表示切替スイッチ15が押されている時間が10秒以内である場合は(ステップS67でY)、続いて、表示部13の表示を流量の「積算時間」から「積算値」に切り替え表示させる。
【0069】
一方、表示切替スイッチ15が押されている時間が10秒を超えた場合は(ステップS67でN)、続いて、RAM39bに格納され表示部13に表示されている「積算時間」をリセットし、続いてリターンする。
【0070】
次に、上述の表示切替処理のステップS60で起動される調整モード処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。まず、RAM39bの調整モードタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS81)、続いて、サンプリング周期を、通常モードの第1のサンプリング周期時間T(例えば、10秒)から、この第1のサンプリング周期時間Tより短い調整モードの第2のサンプリング周期時間T′(例えば、1秒)に変更する(ステップS83)。
【0071】
このステップS83の作業により、上述の流量測定処理のステップS7におけるサンプリング周期が第1のサンプリング周期時間Tから第2のサンプリング周期時間T′に置き換えられ、調整モードの流量の瞬時値が、通常モードより速く算出され、表示器13に表示されるようになる。
【0072】
続いて、調整モードタイマのカウントが3分経過したか否かを判定する(ステップS85)。調整モードタイマのカウントが3分経過している場合は(ステップS85でY)、続いて、サンプリング周期を、調整モードの第2のサンプリング周期時間T′(例えば、1秒)から通常モードの第1のサンプリング周期時間T(例えば、10秒)に戻す(ステップS87)。
【0073】
このステップS87の作業により、上述の流量測定処理のステップS7におけるサンプリング周期が第2のサンプリング周期時間T′から第1のサンプリング周期時間Tに戻され、再び通常モードでの流量の瞬時値の算出が行われ、表示器13に表示されるようになる。続いて、調整モードタイマをリセットし(ステップS89)、続いて処理を終了する。
【0074】
以上のようにして、ガスの流量測定中、表示切替スイッチ15の操作により、流量の「積算値」、「瞬時値」及び「積算時間」を表示部13に切り替え表示させることができる。また、「瞬時値」を表示部13に表示させたとき、3分間だけ通常モードから調整モードに変更されるので、流量調整を短時間に行うことができる。
【0075】
図12は、表示部13の画面表示の一例を示し、(A)は積算値表示、(B)は瞬時値表示、(C)は積算時間表示を表す。
【0076】
(A)の画面表示では、測定開始時からの積算流量値が、00000.0〜99999.9(m3 )の範囲で表示され、患者に合計何(m3 )の酸素を供給したかを確認することができる。
【0077】
また、(B)の画面表示では、今現在の瞬時流量値が、000.0〜999.9(リットル/分;L/min)の範囲で表示される。したがって、流量計1の設置時または流量変更時、流量調整つまみ17を回すことにより、今何(L/min)の酸素が流れているかを確認でき、看護婦が会わせたい流量に設定することができる。
【0078】
また、(C)の画面表示では、測定開始時からの流量の積算時間が、00・00:00〜99・23:59(日・時間:分)の範囲で表示され、患者に合計何(日・時間:分)酸素を供給したかを確認することができ、従来のようなキッチンタイマー等が不要となる。
【0079】
以上の通り、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
【0080】
たとえば、本実施形態では、酸素ボンベ3からの酸素の供給を受ける場合を例に取って説明したが、笑気ガス、空気、その他のガスについても、当然、本発明は適用可能である。
【0081】
また、本実施形態では、流量の積算値、瞬時値及び積算時間を切り替え表示しているが、これらのうち少なくとも2種類を切り替え表示するように構成しても良い。
【0082】
また、本実施形態では、病院用ガス流量計1は、流量調整のための流量調整つまみ17及び流量調整弁17aを備えているが、これらを省略した構成としても良い。この場合には、例えば、図2におけるチューブ9に手動バルブ(図示しない)を設けて流量調整する構成とすることができる。また、吸入マスク11の代わりに鼻カニョーラを用いる場合は、鼻カニョーラ近くのチューブに設けた手動バルブで流量調整することができる。
【0083】
また、本実施形態では、供給されたガスの流量をマイクロフローセンサ31により測定する場合を例に取って説明したが、本発明は、超音波センサやフルイディックセンサ等、他の方式によるセンサを用いてガスの流速Vや流量を割り出す構成であってもよいのは、勿論のことである。
【0084】
さらに、本実施形態では、ガスボンベに接続される場合を例に取って説明したが、本発明は、集中ガス供給方式が採用された建物の手術室や病室の壁面に設けられたガス取出口に接続される病院用ガス流量計にも広く適用可能であることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】
以上に説明したように請求項1および2に記載した本発明の病院用ガス流量計によれば医療用ガスの流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させることができ、病院の利便性が向上すると共に、瞬時値を表示する際通常モードから調整モードになるので、流量調整を短時間に行うことができる。
【0086】
さらに、請求項2に記載した本発明の病院用ガス流量計によれば、医療用ガスの流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させることができ、病院の利便性が向上すると共に、瞬時値を表示する際通常モードから調整モードになるので、流量調整を短時間に行うことができる。
【0087】
さらに、請求項3に記載した本発明の病院用ガス流量計によれば、流量調整を行う際、通常モードから調整モードになるため、流量調整を短時間に行うことができる。
【0088】
さらに、請求項4に記載した本発明の病院用ガス流量計によれば、医療用ガスの流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させることができ、病院の利便性が向上すると共に、瞬時値を表示する際通常モードから調整モードになるので、流量調整を短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明による病院用ガス流量計の基本構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る病院用ガス流量計の使用状態を示す説明図である。
【図3】 図2の病院用ガス流量計の外部構造を示し、(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は正面図、(D)は右側面図、(E)は底面図である。
【図4】 図2の病院用ガス流量計の内部構造を一部ブロックにて示す説明図である。
【図5】 図4におけるマイクロフローセンサの拡大平面図である。
【図6】 図4におけるマイクロフローセンサの電気的な概略構成を示すブロック図である。
【図7】 図4におけるマイクロコンピュータの電気的な概略構成を示すブロック図である。
【図8】 図7のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う流量測定処理を示すフローチャートである。
【図9】 図7のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う流量測定処理を示すフローチャートである。
【図10】 流量測定処理のフローチャート中の表示処理を示すフローチャートである。
【図11】 調整モード処理を示すフローチャートである。
【図12】 表示部の表示例を示し、(A)は積算値表示、(B)は瞬時値表示、(C)は積算時間表示を表す。
【符号の説明】
1 病院用ガス流量計
3 ガス供給源
13 表示部(表示手段)
15 表示切替スイッチ(表示切替操作手段)
31 マイクロフローセンサ(センサ)
39 マイクロコンピュータ
39a CPU
39a−1 流量算出手段
39a−2 積算時間算出手段
39a−3 制御手段
39b RAM
39c ROM

Claims (2)

  1. ガス供給源から患者に供給される医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計であって、
    上記流量を第1のサンプリング周期による通常モードで測定して上記流量の瞬時値を算出すると共に、算出された瞬時値を積算して積算値を算出する流量算出手段と、
    上記流量の積算時間を算出する積算時間算出手段と、
    表示手段と、
    表示切替操作手段と、
    上記表示切替操作手段の操作に基づいて、上記表示手段に上記流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させると共に、上記表示手段に上記流量の瞬時値が表示されるように上記表示切替操作手段が操作されたときに、上記通常モードで動作中の上記流量算出手段を所定時間の間、上記流量を上記第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して上記流量の瞬時値を算出するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする病院用ガス流量計。
  2. ガス供給源から患者に供給される医療用ガスの流量を測定する病院用ガス流量計であって、
    上記流量を検知するセンサと、
    上記センサの検知出力に基づいて上記流量を第1のサンプリング周期による通常モードで測定して上記流量の瞬時値を算出すると共に、算出された瞬時値を積算して積算値を算出する流量算出手段と、
    上記センサの検知出力に基づいて上記流量の積算時間を算出する積算時間算出手段と、
    表示手段と、
    表示切替操作手段と、
    上記表示切替操作手段の操作に基づいて、上記表示手段に上記流量の積算値、瞬時値及び積算時間のうち少なくとも2種類を切り替え表示させると共に、上記表示手段に上記流量の瞬時値が表示されるように上記表示切替操作手段が操作されたときに、上記通常モードで動作中の上記流量算出手段を所定時間の間、上記流量を上記第1のサンプリング周期より短い第2のサンプリング周期による調整モードで測定して上記流量の瞬時値を算出するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする病院用ガス流量計。
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