JP3802786B2 - 止め具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、自動車の内装部品や電装部品などを所定のパネルに固定する止め具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種止め具として、意匠公報第855669号の類似2に示すものが存する。
該従来の止め具は、具体的には図示しないが、自動車内装部品たるトリムボードを固定するものとして開発されたもので、トリムボードを保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、前者の頭部は、首部を介して離間する対の保持フランジとシールフランジとを有し、後者の脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる一対の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁はその全域において上記頭部のシールフランジ側に連接され、同下端縁同士はその先端において連接される構成となっている。
【0003】
そして、実際の使用に際しては、上記頭部の保持フランジ間にトリムボードを保持して、斯かる状態のまま、止め具の脚部をパネル側に穿設されている取付孔内に挿入すると、該脚部の各弾性係止壁が内側へ撓んで取付孔を通過して、各自の肩部を取付孔の孔縁に係止するので、これにより、トリムボードをパネル側に固定することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の止め具の下では、最終的には、トリムボードをパネル側にワンタッチで固定できる利点を有するが、反面、止め具の脚部をパネルの取付孔内に挿入する時には、脚部の軸線を取り囲むように湾曲して周方向に延びる断面弧形状を呈する各弾性係止壁の上端縁が、その全域において、頭部のシールフランジ側に一体に連接されている関係で、特に、弾性係止壁の両側での撓みを十分に得ることができないので、これに起因して、大きな挿入力が要求されることとなって、作業性の向上が図れなくなる恐れがあった。又、パネルの取付孔が逆パンチ孔のような場合には、挿入側に突出する周縁バリにより、挿入力が更に要求されると共に、弾性係止壁が局部的に削り取られる恐れが十分にあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、斯かる従来止め具の課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、自動車部品を保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる複数の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁をその頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接した止め具において、上記各弾性係止壁の頭部側に連接される上端縁の両側に横方向の切り込みを設ける一方、当該両側に設けた横方向の切り込みは、弾性係止壁の厚さが厚い端部側における深さが、薄い端部側における深さよりも大きくなるように設定されている構成を採用した。
【0006】
請求項2記載の発明は、自動車部品を保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる複数の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁をその頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接した止め具において、上記各弾性係止壁の頭部側に連接される上端縁の両側に横方向の切り込みを設ける一方、上記複数の弾性係止壁の中心部には、板状の支持壁が頭部側と各弾性係止壁の先端側に連接されて存在し、両側に設けた横方向の切り込みは、上記支持壁の垂線を中心として、支持壁に沿う方向の弾性係止壁の巾が大きい側における深さが、小さい側における深さよりも大きくなるように設定されている構成を採用した。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項2を前提として、両側に設けた横方向の切り込みの間に残された連接部は、支持壁の垂線を中心として、支持壁に沿う方向の弾性係止壁の巾が大きい側における巾が、小さい側における巾よりも大きくなるように設定されている構成を採用した。
【0008】
請求項4記載の発明は、自動車部品を保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる複数の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁をその頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接した止め具において、上記各弾性係止壁の頭部側に連接される上端縁の両側に横方向の切り込みを設ける一方、各弾性係止壁の上部には、その中心部からの半径が頭部から遠ざかるほど漸増する斜面を画する肩部が、その上下方向の位置を弾性係止壁の巾方向の両端の間に亘って変化するように設けられており、両側に設けた横方向の切り込みは、上記上下方向の位置に応じて、頭部からの距離が大きい端部側における深さが、頭部からの距離が小さい端部側における深さよりも大きくなるように設定されている構成を採用した。
【0011】
依って、請求項1記載の発明にあっては、特に、内側ヘ撓み難い弾性係止壁の上端縁の両側に横方向の切り込みを設けた関係で、止め具の脚部をパネルの取付孔内に挿入する時には、当該切り込みの存在によって、各弾性係止壁の両側が内側へ容易に撓むことが可能となるので、小さな挿入力で、脚部を取付孔内に挿入することが可能となって、作業性の向上が大いに期待できると共に、弾性係止壁自体の倒れ込みやヘタリを抑えることが可能となるので、従来とは変わらぬ脚部自体の取付孔に対する確実・強固な係着状態が保障できる。又、厚さが厚い側の弾性係止壁の端部は深い切り込みによって内側へ撓み易くなり、薄い側の端部は浅い切り込みによって剛性が確保できるので、弾性係止壁の両側において撓み易さと剛性との均等化が可能となる。従って、弾性係止壁の局部的なヘタリを防止できると共に、パネルの逆パンチ孔の周縁バリによって弾性係止壁が局部的に削り取られることを防止でき、且つ、取付孔に対しては、弾性係止壁の均一な撓みを得て、小さな挿入力で挿入できる。更に、脚部の挿入後は、脚部の取付孔に対する高い係着力が発揮される。
【0012】
請求項2記載の発明にあっても、内側ヘ撓み難い弾性係止壁の上端縁の両側に横方向の切り込みを設けた関係で、止め具の脚部をパネルの取付孔内に挿入する時には、当該切り込みの存在によって、各弾性係止壁の両側が内側へ容易に撓むことが可能となるので、小さな挿入力で、脚部を取付孔内に挿入することが可能となって、作業性の向上が大いに期待できると共に、弾性係止壁自体の倒れ込みやヘタリを抑えることが可能となるので、従来とは変わらぬ脚部自体の取付孔に対する確実・強固な係着状態が保障できる。又、巾が大きい側の弾性係止壁の部分は深い切り込みによって撓み易くなり、巾が小さい側の部分は浅い切り込みによって剛性が確保できるので、弾性係止壁の両側において撓み易さと剛性との均等化が可能となる。従って、弾性係止壁の局部的なヘタリを防止できると共に、パネルの逆パンチ孔の周縁バリによって弾性係止壁が局部的に削り取られることを防止でき、且つ、取付孔に対しては、弾性係止壁の均一な撓みを得て、小さな挿入力で挿入できる。更に、脚部の挿入後は、脚部の取付孔に対する高い係着力が発揮される。
【0013】
請求項3記載の発明にあっては、巾の大きい側の弾性係止壁の連接部分は深い切り込みによって撓み易くなりながらも、巾が広い連接部で支えられ、巾の小さい側の連接部分は浅い切り込みによって剛性を確保されながらも、巾の狭い連接部で支えられるので、弾性係止壁の両側において撓み易さと剛性との均等化が一層可能となる。従って、取付孔に対しては、弾性係止壁の均一な撓みを得て、小さな挿入力で挿入できると共に、脚部の挿入後は、脚部の取付孔に対する高い係着力が発揮される。
【0014】
請求項4記載の発明にあっても、内側ヘ撓み難い弾性係止壁の上端縁の両側に横方向の切り込みを設けた関係で、止め具の脚部をパネルの取付孔内に挿入する時には、当該切り込みの存在によって、各弾性係止壁の両側が内側へ容易に撓むことが可能となるので、小さな挿入力で、脚部を取付孔内に挿入することが可能となって、作業性の向上が大いに期待できると共に、弾性係止壁自体の倒れ込みやヘタリを抑えることが可能となるので、従来とは変わらぬ脚部自体の取付孔に対する確実・強固な係着状態が保障できる。又、頭部からの距離が小さい端部側の肩部は、浅い切り込みによって比較的高い剛性を有することとなり、パネルの取付孔に挿入した後は、十分な強度をもって取付孔の孔縁に係着することができるが、反面、温度変化や長期使用に伴い、クリープ現象を生じてヘタってしまいがちであるところ、頭部からの距離が大きい端部側の肩部は、上記小さな端部よりも中心から半径が小さくなって、発生応力が低くなることに加えて、この部位は深い切り込みによって柔軟さが高められているので、パネルの取付孔に係着した後は、やや係着力は低くなるものの、温度変化や長期使用に伴うクリープ現象を生じがたくなって、この結果、止め具自体の高い耐久性を確保できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する好適な実施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係る止め具も、合成樹脂の一体成形品で、トリムボードをパネルに固定することを目的として開発されたもので、図1乃至図3に示す如く、トリムボードを保持する頭部1と、パネルの取付孔に係着する脚部2とから成り、前者の頭部1は、首部3を介して離間する対の保持フランジ4・5とシールフランジ6とを有し、後者の脚部2は、その軸線方向の中心部に上記シールフランジ6の下面から一体に垂下する板状の支柱壁7を設けて、該支柱壁7の両側縁にその軸線を取り囲むように湾曲して周方向に延びる断面弧形状を呈する一対の弾性係止壁8を縦スリット9を介して一体に延設する構成となっている。
【0018】
そして、上記各弾性係止壁8の上端縁8aは、基本的には、頭部1のシールフランジ6の下面に連接され、同下端縁同士は、支柱壁7の先端部に連接されるものであるが、特徴とするところは、図4にも示す如く、各弾性係止壁8のシールフランジ6側と連接される上端縁8aの両側に横方向の切り込み10を積極的に設ける構成を採用した点にある。
【0019】
具体的には、この上端縁8aの両側に設けた横方向の切り込み10は、弾性係止壁8の厚さが厚い端部tL側における深さΔLが、薄い端部tR側における深さΔRよりも大きくなるように設定されていると共に、板状の支持壁7の垂線Lを中心として、支持壁7に沿う方向の弾性係止壁8の巾が大きい側WLにおける深さΔLが、小さい側WRにおける深さΔRよりも大きくなるように設定され、且つ、両側に設けた横方向の切り込み10の間に残された上端縁8aの連接部は、板状の支持壁7の垂線Lを中心として、支持壁7に沿う方向の弾性係止壁8の巾が大きい側WLにおける巾W1Lが、小さい側WRにおける巾W1Rよりも大きくなるように設定されている。
【0020】
更に、弾性係止壁8の上部には、その中心部からの半径が頭部1から遠ざかるほど漸増する斜面を画する肩部8bが、その上下方向の位置を弾性係止壁8の巾方向の両端の間に亘って変化するように設けられており、上記上下方向の位置に応じて、頭部1からの距離が大きい端部HL側における深さΔLが、頭部1からの距離が小さい端部HRにおける深さΔRよりも大きくなるように設定されている。
【0021】
依って、斯かる構成の止め具を用いて、トリムボードP1をパネルP2側に固定する場合には、従来と同様に、上記頭部1の保持フランジ4・5間でトリムボードP1の達磨孔H1の孔縁を保持して、斯かる状態のまま、止め具の脚部2をパネルP2に予め穿設されている取付孔H2内に挿入するだけで、脚部2の対向する弾性係止壁8が背面の空間を利用して内側へ撓んで取付孔H2を通過して、各自の肩部8bを取付孔H2の孔縁に弾性的に係止するので、これにより、図5に示す如く、トリムボードP1がパネルP2側に確実に固定される。
【0022】
しかし、本実施の形態にあっては、既述した如く、各弾性係止壁8の上端縁8aの両側に横方向の切り込み10を設けている関係で、脚部2をパネルP2の取付孔H2に挿入する時には、特に、断面弧形状を呈する各弾性係止壁8の両側が内側へ大きく撓むこととなるので、小さな挿入力で、脚部2を取付孔H2内に挿入することが可能となって、従来のものと比較すると、作業性の向上が大いに期待できることとなる。従って、特に、取付孔H2が逆パンチ孔のような場合にも、その周縁バリの存在に影響を受けずに、小さな挿入力で挿入することが可能となると共に、各弾性係止壁8が周縁バリによって局部的に削り取られることもなくなる。
【0023】
その上、各弾性係止壁8は、頭部1のシールフランジ6から完全に切り離されたものではなく、上端縁8aの中央部はシールフランジ6に連接されている関係で、弾性係止壁8が内側に倒れ込んだりヘタルことを防止できるので、従来とは変わらぬ脚部2自体の取付孔H2に対する確実・強固な係着状態が保障できることともなる。
【0024】
又、弾性係止壁8の厚さの厚い端部tL側は、深い切り込み10によって撓み易くなっており、厚さの薄い端部tR側は、浅い切り込み10によって剛性が確保でき、且つ、弾性係止壁8の巾が大きい側WLは、深い切り込み10によって撓み易くなっており、巾が小さい側WRは浅い切り込み10によって剛性が確保でき、更には、上端縁8aの連接部の大きい巾W1L側は、深い切り込み10によって撓み易くなりながらも巾の広い連接部で支えられ、小さい巾W1R側は、浅い切り込み10によって剛性を確保しながら巾の狭い連接部で支えられるので、いずれにしても、弾性係止壁8の両側において撓み易さと剛性との均等化が可能となる。
【0025】
又、頭部1からの距離が小さい端部HR側の肩部8bは、温度変化や長期使用に伴い、クリープ現象を生じてヘタリがちであるところ、頭部1からの距離が大きい端部HLは、深い切り込み10によって柔軟さが高められて、温度変化や長期使用に伴うクリープ現象を生じ難くいので、全体として見ると、止め具自体の耐久性が期待できる。
【0026】
尚、上記した実施の形態にあっては、自動車内装部品たるトリムボードを対象としたものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、自動車電装部品たるハーネス等を対象とすることも十分に可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上の如く、本発明は、上記構成の採用により、各弾性係止壁の頭部側と連接する上端縁に横方向の切り込みを設けた関係で、止め具の脚部をパネルの取付孔内に挿入する時には、当該切り込みの存在によって、各弾性係止壁が内側へ容易に撓むこととなるので、小さな挿入力で、脚部を取付孔内に挿入することが可能となって、作業性の向上が大いに期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る留め具を一部切欠して示す正面図である。
【図2】同止め具を一部切欠して示す側面図である。
【図3】同止め具を示す中央縦断面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】トリムボードをパネルに固定した状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 頭部
2 脚部
3 首部
4 保持フランジ
5 保持フランジ
6 シールフランジ
7 支柱壁
8 弾性係止壁
8a 弾性係止壁の上端縁
8b 弾性係止壁の肩部
9 縦スリット
10 横方向の切り込み
P1 トリムボード(自動車部品)
P2 パネル
H1 達磨孔
H2 取付孔
tL 厚さが厚い端部
tR 厚さが薄い端部
ΔL 切り込みの深さ
ΔR 切り込みの深さ
WL 巾の大きい側
WR 巾の小さい側
W1L 連接部の巾
W1R 連接部の巾
HL 頭部からの距離
HR 頭部からの距離
L 垂線

Claims (4)

  1. 自動車部品を保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる複数の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁をその頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接した止め具において、上記各弾性係止壁の頭部側に連接される上端縁の両側に横方向の切り込みを設ける一方、当該両側に設けた横方向の切り込みは、弾性係止壁の厚さが厚い端部側における深さが、薄い端部側における深さよりも大きくなるように設定されていることを特徴とする止め具。
  2. 自動車部品を保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる複数の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁をその頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接した止め具において、上記各弾性係止壁の頭部側に連接される上端縁の両側に横方向の切り込みを設ける一方、上記複数の弾性係止壁の中心部には、板状の支持壁が頭部側と各弾性係止壁の先端側に連接されて存在し、両側に設けた横方向の切り込みは、上記支持壁の垂線を中心として、支持壁に沿う方向の弾性係止壁の巾が大きい側における深さが、小さい側における深さよりも大きくなるように設定されていることを特徴とする止め具。
  3. 両側に設けた横方向の切り込みの間に残された連接部は、支持壁の垂線を中心として、支持壁に沿う方向の弾性係止壁の巾が大きい側における巾が、小さい側における巾よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の止め具。
  4. 自動車部品を保持する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる複数の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁をその頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接した止め具において、上記各弾性係止壁の頭部側に連接される上端縁の両側に横方向の切り込みを設ける一方、各弾性係止壁の上部には、その中心部からの半径が頭部から遠ざかるほど漸増する斜面を画する肩部が、その上下方向の位置を弾性係止壁の巾方向の両端の間に亘って変化するように設けられており、両側に設けた横方向の切り込みは、上記上下方向の位置に応じて、頭部からの距離が大きい端部側における深さが、頭部からの距離が小さい端部側における深さよりも大きくなるように設定されていることを特徴とする止め具。
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