JP3802331B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置とその製造方法に関し、更に言えば、駆動能力の低下を抑えつつ、動作耐圧の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の半導体装置を説明するための断面図である。
【0003】
図6において、51は一導電型、例えばP型の半導体基板で、当該基板51上にゲート酸化膜52を介してゲート電極53が形成され、当該ゲート電極53に隣接するように片側LDD構造のソース・ドレイン領域が形成されている。即ち、ソース領域側には前記ゲート電極53に隣接するように高濃度(N+型)のソース領域55が形成され、ドレイン領域側には前記ゲート電極53に隣接するように低濃度(N−型)のドレイン領域54が形成され、当該低濃度のドレイン領域54内に高濃度(N+型)のドレイン領域56が形成された片側LDD構造のソース・ドレイン領域を有する半導体装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなドレイン領域側にしか高電圧が印加されない片側LDD構造の半導体装置において、ドレイン領域側は、電界が集中するのを緩和するために前述したように高濃度のドレイン領域56を低濃度のドレイン領域54で囲んでいたが、ソース領域側は高濃度のソース領域55だけであった。
【0005】
このような構造の半導体装置であっても静的な耐圧に関しては、特に問題にする必要はなかった。しかし、動作時には、以下に説明する問題が発生していた。
【0006】
即ち、ソース領域(エミッタ領域)、基板(ベース領域)、そしてドレイン領域(コレクタ領域)から成るバイポーラ構造において、エミッタ領域は高濃度のソース領域55が剥き出しのため、キャリアの注入効率が良く、少ない基板電流(Isub)で容易にバイポーラトランジスタがオンしてしまう。
【0007】
つまり、バイポーラトランジスタにおける電流利得βが高いため、両側LDD構造の半導体装置に比して動作時のドレイン耐圧が低下してしまう。
【0008】
ここで、一般的に用いられている両側LDD構造を採用すれば電流利得βが下がり確かに耐圧はもつが、本来、ソース側は耐圧を必要としないにもかかわらず、ソース側にも通常のLDD構造を採用することで、図6に示すようなドレイン側と同様のドリフト領域の距離(L)を持つことになり、オン抵抗が上昇し、駆動能力が低下することになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題に鑑みて本発明の半導体装置は、一導電型の半導体基板上に第1、第2のゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極と、当該ゲート電極に隣接するように形成された逆導電型の低濃度及び高濃度のソース・ドレイン領域とを有するものにおいて、前記低濃度及び高濃度のソース領域に隣接するように形成された一導電型の低濃度領域及び高濃度領域とを具備したことを特徴とする。
【0010】
また、その製造方法は、前記基板上のソース・ドレイン形成領域上に開口を有する第1のレジスト膜を形成し、当該レジスト膜をマスクにして前記基板に逆導電型の第1の不純物をイオン注入して第1の不純物注入領域を形成する。次に、前記基板上の前記ソース形成領域近傍に開口を有する第2のレジスト膜を形成し、当該レジスト膜をマスクにして前記基板に一導電型の第2の不純物をイオン注入して第2の不純物注入領域を形成する。続いて、前記第1,第2の不純物を拡散させて逆導電型の低濃度のソース・ドレイン領域を形成すると共に、当該低濃度のソース領域に隣接するように一導電型の低濃度領域を形成する。更に、前記基板上に形成した耐酸化性膜をマスクに選択酸化して所定領域に素子分離膜を形成すると共に第1のゲート酸化膜を形成した後に、当該素子分離膜及び第1のゲート酸化膜以外の領域に第2のゲート酸化膜を形成し、前記第1のゲート酸化膜から第2のゲート酸化膜上に跨るようにゲート電極を形成する。また、前記基板上の高濃度のソース・ドレイン形成領域上に開口を有する第3のレジスト膜を形成した後に、当該レジスト膜、前記ゲート電極、前記素子分離膜及び前記第1のゲート酸化膜をマスクにして前記基板に逆導電型の第3の不純物をイオン注入して前記ゲート電極の一端部に隣接するように前記低濃度のソース領域内の極近傍に逆導電型の高濃度のソース領域を形成すると共に、前記ゲート電極の他端部から離間された領域に逆導電型の高濃度のドレイン領域を形成する。そして、前記一導電型の低濃度領域上に開口を有する第4のレジスト膜を形成した後に、当該レジスト膜をマスクにして前記基板に一導電型の第4の不純物をイオン注入して前記低濃度領域内に一導電型の高濃度領域を形成する工程とを具備したことを特徴とする。
【0011】
このとき、前記逆導電型の低濃度のソース領域と前記一導電型の低濃度領域とを形成する工程が、前記基板に注入された導電型の異なる第1及び第2の不純物を同一拡散工程により同時に拡散処理することを特徴とする。
【0012】
これにより、逆導電型の高濃度のソース領域に隣接するように一導電型の高濃度領域を形成することで、ソース領域近傍の電位をより強固に固定し、基板電流によるバイポーラ動作が起こり難くすることができ、しかも、逆導電型の高濃度のソース領域及び一導電型の高濃度領域をそれぞれに包み込むように逆導電型の低濃度のソース領域及び一導電型の低濃度領域を形成し、かつ拡散深さXjを互いに同じ位まで深く形成することで、基板の比較的深い箇所までソース領域近傍の電位を抑えることができ、より電位を固定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半導体装置とその製造方法に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0014】
本発明の半導体装置は、図5に示すように一導電型、例えばP型の半導体基板1上に第1のゲート酸化膜5Aから第2のゲート酸化膜6に跨るようにゲート電極7が形成されている。また、前記ゲート電極7の一端(第2のゲート酸化膜6の一端部)に隣接するように低濃度(LN型)のソース領域3Aが形成され、当該低濃度のソース領域3A内の極近傍に高濃度(N+型)のソース領域8Aが形成されている。更に、前記ゲート電極7の他端(第2のゲート酸化膜6の他端部)に隣接するように低濃度(LN型)のドレイン領域3Bが形成され、当該低濃度のドレイン領域3A内の前記第1のゲート酸化膜5Aの一端部に隣接するように高濃度(N+型)のドレイン領域8Bが形成されている。そして、本発明の特徴である前記低濃度のソース領域3Aに隣接するように一導電型(LP型)の低濃度領域4が形成され、前記高濃度のソース領域8Aに隣接するように一導電型(P+型)の高濃度領域9が形成されている。
【0015】
そして、このような構成を採用することで、従来のようなソース・ドレイン領域とも略対称な低濃度のソース・ドレイン領域を有するLDD構造の半導体装置に比してドリフト領域を持たないため、その駆動能力の低下を抑えつつ、電流利得βのみを引き下げることができる。従って、動作時におけるドレイン耐圧を向上させることができる。
【0016】
更には、高濃度(N+型)のソース領域8Aに隣接するように一導電型(P+型)の高濃度領域9を形成することで、ソース領域近傍の電位がより強固に固定され、基板電流によるバイポーラ動作が起こり難くすることができる。
【0017】
しかも、高濃度(N+型)のソース領域8A及び一導電型(P+型)の高濃度領域9をそれぞれに包み込むように低濃度(LN型)のソース領域3A及び一導電型(LP型)の低濃度領域4を形成し、かつ後述するように同一熱処理のため、拡散深さXjが互いに同じ位にまで深く形成されることで、基板の比較的深い箇所までソース領域近傍の電位を抑えることができ、より電位を固定することができる。
【0018】
以下、上記半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
【0019】
先ず、図1において、P型の半導体基板1上に形成したレジスト膜をマスクにし、不純物をイオン注入して不純物注入領域を形成する。尚、図1では、その開口幅が少なくともドレイン形成領域側よりもソース形成領域側が狭くなるように形成された不図示のレジスト膜をマスクにして、リンイオンをおよそ100KeVの加速電圧で、およそ6×1012/cm2の注入量でイオン注入し、第1の不純物注入領域2を形成した後の、第2の不純物注入領域4を形成する工程を示している。即ち、前記第1の不純物注入領域2を形成した後に、第2の不純物注入領域形成領域上に開口を有するレジスト膜(PR)3をマスクにして、ボロンイオンをおよそ80KeVの加速電圧で、およそ1.9×1013/cm2の注入量でイオン注入して、第2の不純物注入領域4を形成した状態を示している。
【0020】
続いて、図2において、前記レジスト膜(PR)3を除去した後に、前記リンイオン及びボロンイオンを熱拡散させて低濃度(LN型)のソース・ドレイン領域3A,3Bを形成すると共に、当該低濃度(LN型)のソース領域3Aに隣接するように一導電型(LP型)の低濃度領域(低濃度のP型領域)4を形成する。このとき、同一熱処理であるため、低濃度(LN型)のソース領域3Aと一導電型(LP型)の低濃度領域4は、拡散深さXjが互いに同じ位にまで深く形成される。尚、このとき、1100℃で4時間の熱拡散処理を施している。
【0021】
次に、図3において、前記基板1上に不図示のパッド酸化膜及び所定領域(第1のゲート酸化膜形成領域及び素子分離膜形成領域)に開口を有する耐酸化性膜としてのシリコン窒化膜を形成した後に、当該シリコン窒化膜をマスクにして周知なLOCOS法により選択酸化しておよそ1000nmの膜厚の第1のゲート酸化膜5A及び素子分離膜5Bをそれぞれ形成する。更に、前記パッド酸化膜及びシリコン窒化膜を除去した後に、前記第1のゲート酸化膜5A及び素子分離膜5Bが形成されていない基板1上を熱酸化しておよそ150nmの膜厚の第2のゲート酸化膜6を形成する。そして、前記基板1上におよそ400nmの膜厚のポリシリコン膜を形成し、当該ポリシリコン膜を導電化処理した後に、不図示のレジスト膜をマスクにパターニングして前記第1のゲート酸化膜5Aから第2のゲート酸化膜6に跨るようにゲート電極7を形成する。このとき、ゲート電極7が形成された以外の基板1上の第2のゲート酸化膜6は除去される。
【0022】
更に、図4において、前記基板1上に形成したレジスト膜11をマスクにして、前記ゲート電極7の一端部に隣接するようにN型の不純物をイオン注入し、また前記ゲート電極7の他端部から離間され、かつ前記第1のゲート酸化膜5Aの一端部に隣接するようにN型の不純物をイオン注入して、前記低濃度のソース領域3A内の極近傍に高濃度(N+型)のソース領域8Aを形成すると共に、前記低濃度のドレイン領域3B内の前記第1のゲート酸化膜5Aの一端部に隣接するように高濃度(N+型)のドレイン領域8Bを形成する。このとき、ヒ素イオンをおよそ80KeVの加速電圧で、およそ6×1015/cm2の注入量でイオン注入している。
【0023】
更にまた、図5に示すように前記基板1上に形成したレジスト膜12をマスクにして、前記高濃度(N+型)のソース領域8Aに隣接するようにP型の不純物をイオン注入して、前記一導電型(LP型)の低濃度領域4内に一導電型(P+型)の高濃度領域(高濃度のP型領域)9を形成する。このとき、ボロンイオンをおよそ30KeVの加速電圧で、およそ1.8×1015/cm2の注入量でイオン注入している。
【0024】
以下図示した説明は省略するが、全面に層間絶縁膜を形成し、前記ソース・ドレイン領域にコンタクトするように当該層間絶縁膜にコンタクト孔を形成した後に、当該コンタクト孔を介してソース・ドレイン電極を形成する。
【0025】
このように本発明の製造方法では、前述したように前記基板1表層に形成した低濃度のソース領域3A内の極近傍に高濃度のソース領域8Aを(図6に示すようなドリフト領域の距離(L)を持たせずに)形成することができ、従来の両側LDD構造の半導体装置にみられるドリフト領域の距離(L)に起因する駆動能力の低下(オン抵抗が上昇する)という問題を抑止でき、電流利得βのみを引き下げることができる。従って、動作時におけるドレイン耐圧を向上させることができる。
【0026】
しかも、高濃度(N+型)のソース領域8A及び一導電型(P+型)の高濃度領域9をそれぞれに包み込むように低濃度(LN型)のソース領域3A及び一導電型(LP型)の低濃度領域4を形成することで、基板の比較的深い箇所までソース領域近傍の電位がより強固に固定され、基板電流によるバイポーラ動作が起こり難くすることができる。
【0027】
更に言えば、いわゆる片側LDD構造の半導体装置における高濃度(N+型)のソース領域8Aに隣接するように一導電型(P+型)の高濃度領域9を形成するだけでもソース領域近傍の電位が固定され、基板電流によるバイポーラ動作が起こり難くすることができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、低濃度のソース領域の極近傍に高濃度のソース領域を(従来のようなドリフト領域の距離を持たせずに)形成することで、従来の両側LDD構造の半導体装置にみられるドリフト領域の距離に起因する駆動能力の低下という問題を抑止でき、電流利得βのみを引き下げ、動作時におけるドレイン耐圧を向上させることができる。
【0029】
また、逆導電型の高濃度のソース領域に隣接するように一導電型の高濃度領域を形成することで、ソース領域近傍の電位が固定され、基板電流によるバイポーラ動作が起こり難くなり、動作時におけるドレイン耐圧を向上させることができる。
【0030】
更に、逆導電型の高濃度のソース領域及び一導電型の高濃度領域をそれぞれに包み込むように逆導電型の低濃度のソース領域及び一導電型の低濃度領域を形成することで、基板の比較的深い箇所までソース領域近傍の電位がより強固に固定され、基板電流によるバイポーラ動作が起こり難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図6】従来の半導体装置を示す断面図である。

Claims (6)

  1. 一導電型の半導体基板上に第1、第2のゲ−ト酸化膜を介して形成されたゲ−ト電極を有する半導体装置において、
    前記ゲート電極と隣接するように形成された逆導電型の低濃度のドレイン領域及びソース領域と、
    前記低濃度のドレイン領域内に形成された逆導電型の高濃度のドレイン領域と、
    前記低濃度のソース領域内に形成された逆導電型の高濃度のソース領域と、
    前記低濃度のソース領域と、前記ゲート電極に離間する側で隣接するように形成された一導電型の低濃度領域と、
    前記高濃度のソース領域と、前記ゲート電極に離間する側で隣接するように形成された一導電型の高濃度領域と、を具備したことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記逆導電型の低濃度のソ−ス領域と前記一導電型の低濃度領域とが、前記基板に注入された導電型の異なる2種類の不純物が同時に拡散処理されて成ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 一導電型の半導体基板上の第1及び第2の所定領域内にそれぞれ逆導電型の第1の不純物及び一導電型の第2の不純物が注入された第1の不純物注入領域及び第2の不純物注入領域を形成する第1の工程と、
    前記第1,第2の不純物を拡散させて逆導電型の低濃度のソ−ス・ドレイン領域を形成すると共に当該低濃度のソ−ス領域に隣接するように一導電型の低濃度領域を形成する第2の工程と、
    前記逆導電型の低濃度のソ−ス・ドレイン領域および前記一導電型の低濃度領域が形成された前記基板上に形成した耐酸化性膜をマスクに選択酸化して所定領域に素子分離膜を形成すると共に第1のゲ−ト酸化膜を形成した後に、当該素子分離膜及び第1のゲ−ト酸化膜以外の領域に第2のゲ−ト酸化膜を形成する第3の工程と、
    前記第1のゲ−ト酸化膜から第2のゲ−ト酸化膜上に跨るようにゲ−ト電極を形成する第4の工程と、
    前記基板上の高濃度 のソ−ス・ドレイン形成領域上に開口を有する第3のレジスト膜を形成する第5の工程と、
    前記第3のレジスト膜、前記ゲ−ト電極、前記素子分離膜及び前記第1のゲ−ト酸化膜をマスクにして前記基板に逆導電型の第3の不純物をイオン注入して前記ゲ−ト電極の一端部に隣接するように前記低濃度のソ−ス領域内の極近傍に逆導電型の高濃度のソ−ス領域を形成すると共に前記ゲ−ト電極の他端部から離間された領域に逆導電型の高濃度のドレイン領域を形成する第6の工程と、
    前記一導電型の低濃度領域上に開口を有する第4のレジスト膜を形成した後に当該レジスト膜をマスクにして前記基板に一導電型の第4の不純物をイオン注入して、前記低濃度領域内に前記逆導電型の高濃度のソ−ス領域と前記ゲート電極に離間する側で隣接するよう導電型の高濃度領域を形成する第7の工程と、を具備し、上記の工程順序に従うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記逆導電型の低濃度のソ−ス・ドレイン領域と前記一導電型の低濃度領域とを形成する工程が、前記基板に注入された導電型の異なる第1及び第2の不純物を同一拡散工程により同時に拡散処理することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記逆導電型の低濃度のソ−ス・ドレイン領域を形成する工程がリンイオンから成る前記第1の不純物をイオン注入し拡散させるもので、一導電型の低濃度領域を形成する工程がボロンイオンから成る前記第2の不純物をイオン注入し拡散させるものであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記逆導電型の低濃度のソ−ス・ドレイン領域を形成する工程がリンイオンから成る前記第1の不純物をイオン注入し拡散させるもので、一導電型の低濃度領域を形成する工程がボロンイオンから成る前記第2の不純物をイオン注入し拡散させるもので、前記高濃度のソ−ス・ドレイン領域を形成する工程がヒ素イオンから成る前記第3の不純物をイオン注入したもので、前記一導電型の高濃度領域を形成する工程がニフツ化ボロンイオンから成る第4の不純物をイオン注入したものであることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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