JP3799509B2 - 座金の製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座金の製造装置に関し、更に詳しくは、1個の素材から複数の座金を製造することで、最終的に廃棄されるスクラップの量を低減し得るようにした座金の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボルトやナットまたは小ねじの締付面に対する圧力を均一に分布させるのに、ボルトやナットまたは小ねじと締付面との間に介挿する座金が一般に用いられている。この座金は、所要厚み寸法の板材からプレスで打抜くことにより製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の座金の製造装置では、所要寸法の板材から環状の座金を打抜くため、該板材の全てを使用することはできず、無駄となる材料(スクラップ)が多く発生する問題がある。また、個々の座金の通孔を形成するために打抜かれた材料もスクラップとなり、原材料から発生するスクラップは約50%にもなっていた。すなわち、従来の座金の製造装置では最終的に廃棄されるスクラップの量が極めて多く、材料コストが嵩む問題が指摘される。
【0004】
【発明の目的】
この発明は、前述した座金の製造装置に内在している前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、最終的に廃棄されるスクラップの量を低減して材料コストを低廉に抑えることのできる座金の製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
前述の課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明に係る座金の製造装置は、
座金を製造する装置であって、
複数の座金を製造し得る長さ寸法の素材を保持する成形用ダイスおよび該ダイスに対応して進退移動し、成形用ダイスに保持されている素材の端部に打撃を加えて所要径の座金部を圧造成形する成形用パンチからなる複数の成形用金型組と、
前記端部に座金部が成形された素材を保持する打抜き用ダイスおよび該ダイスに対応して進退移動し、打抜き用ダイスに保持されている素材の座金部を該素材から打抜き分離する打抜き用パンチからなる複数の打抜き用金型組とを備え、
前記成形用金型組と打抜き用金型組とを素材の移送方向に交互に配置すると共に、移送手段により隣接する金型組間の素材の移送を行なうよう構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る座金の製造装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0008】
図1は、本発明に係る座金の製造装置の一実施例に係るホーマの全体を示す概略構成図であり、図2は成形加工部を示す横断平面図である。すなわち図1において、ホーマ10のベッド11に線材12のカッター装置13が配置され、このカッター装置13の右側に線材12の供給源57が配置されている。この供給源57は、線材12をコイル状に巻回した状態で貯えており、図示しない送り装置により引出された線材12が、カッター装置13に向けて給送されるようになっている。そして、供給源57からカッター装置13に送られた線材12は、該カッター装置13により所要の長さ寸法に切断される。図1において符号58は、供給源57から引出された線材12を矯正する矯正機を示す。
【0009】
前記カッター装置13で切断された素材14は、後述のトランスファー47により成形加工部に移送され、ここで1個の素材14から所要数の座金15が製造されるようになっている。なお、カッター装置13で切断される素材14の長さ寸法は、成形加工部において製造する座金15の枚数に応じて設定される。
【0010】
前記成形加工部における固定フレーム16の前端面にダイブロック17が配設され、該ダイブロック17に、図3に示す如く、3基の成形用ダイス18,19,20および3基の打抜き用ダイス21,22,23が、一定の間隔を保って横一列に設けられている。なお、成形用ダイス18,19,20と打抜き用ダイス21,22,23とは、素材14の移送方向に交互に配置される。すなわち、実施例ではカッター装置13の配設位置から素材移送方向に、第1成形用ダイス18、第1打抜き用ダイス21、第2成形用ダイス19、第2打抜き用ダイス22、第3成形用ダイス20、第3打抜き用ダイス23の順で配置されている。
【0011】
また、前記ダイブロック17の前面側に、該ブロック17に対して駆動機構(図示せず)により進退移動するよう構成されたラム24が配設される。このラム24のダイブロック17を指向する面に、各ダイス18,21,19,22,20,23に対応する6基のパンチ25,28,26,29,27,30が配設される。6基のパンチは、成形用ダイス18,19,20に対応する成形用パンチ25,26,27と、打抜き用ダイス21,22,23に対応する打抜き用パンチ28,29,30である。すなわち、実施例ではカッター装置13の配設位置から素材移送方向に、第1成形用パンチ25、第1打抜き用パンチ28、第2成形用パンチ26、第2打抜き用パンチ29、第3成形用パンチ27、第3打抜き用パンチ30の順で配置されている。そして、対をなす第1成形用ダイス18と第1成形用パンチ25とで第1成形用金型組31が構成され、対をなす第1打抜き用ダイス21と第1打抜き用パンチ28とで第1打抜き用金型組32が構成され、対をなす第2成形用ダイス19と第2成形用パンチ26とで第2成形用金型組33が構成され、対をなす第2打抜き用ダイス22と第2打抜き用パンチ29とで第2打抜き用金型組34が構成され、対をなす第3成形用ダイス20と第3成形用パンチ27とで第3成形用金型組35が構成され、対をなす第3打抜き用ダイス23と第3打抜き用パンチ30とで第3打抜き用金型組36が構成される。なお、各成形用金型組および各打抜き用金型組の構成は同一であるので、第1成形用金型組31および第1打抜き用金型組32の構成についてのみ説明し、他の成形用金型組および打抜き用金型組の同一部材には同じ符号を付すこととする。
【0012】
前記第1成形用金型組31を構成する第1成形用ダイス18は、図4に示す如く、前記素材14の挿通を許容する通孔37が形成されると共に、その前端面には、通孔37より大径の凹部38が形成されている。また凹部38には、製造する座金15の外径に一致する内径に設定された環状の型部材39が嵌挿されている。前記ダイブロック17には、第1成形用ダイス18の通孔37に連通する通孔40が形成され、該通孔40にノックアウトピン41が摺動自在に配設される。このノックアウトピン41は、第1成形用ダイス18の通孔37に挿通した素材14の後端が当接して該素材14の先端が通孔37の開放端から前方に1枚分の座金15を成形するのに対応する長さだけ突出する後退位置と、素材14を通孔37から押出す前進位置との間を、図示しない駆動手段により進退移動されるよう構成される。
【0013】
前記第1成形用金型組31を構成する第1成形用パンチ25は、図4に示す如く、前記型部材39の内径より若干小さな外径に設定された鍛造部42を備え、前記素材14を第1成形用ダイス18の通孔37に挿通した状態で、第1成形用パンチ25を第1成形用ダイス18に向けて近接(前進)させることにより、通孔37の開放端から突出する素材14の先端に打撃を加えて、所要径の座金部14aを圧造成形するよう構成される(図5(b)参照)。なお、鍛造部42の先端には、座金15に形成される通孔15aと対応する位置に凸部42aが形成されており、座金部14aの成形と同時にその前端面に対応的に凹部14bを形成するようになっている。
【0014】
前記第1打抜き用金型組32を構成する第1打抜き用ダイス21は、図4に示す如く、前記素材14の挿通を許容する通孔43が形成されると共に、前記第1成形用金型組31で圧造成形された座金部14aを、その前端面に当接支持するよう構成されている。またダイブロック17には、第1打抜き用ダイス21の通孔43に連通する通孔44が形成され、該通孔44にノックアウトピン45が摺動自在に配設される。このノックアウトピン45は、第1打抜き用ダイス21の通孔43に挿通された素材14と干渉しない後退位置と、該素材14を通孔43から押出す前進位置との間を、図示しない駆動手段により進退移動するようになっている。
【0015】
前記第1打抜き用金型組32を構成する第1打抜き用パンチ28は、図4に示す如く、第1打抜き用ダイス21の通孔43に挿通可能な打抜き部46を備え、先端に座金部14aが形成された素材14を第1打抜き用ダイス21の通孔43に挿通すると共に座金部14aを前端面に当接させた状態で、第1打抜き用パンチ28を第1打抜き用ダイス21に向けて近接(前進)させることにより、座金部14aの前面中央に前段で形成された凹部14bに対応する個所を打抜いて素材14から分離させることにより、座金15を製造するよう構成される(図5(c)参照)。
【0016】
なお、実施例において最後の打抜き工程を行なう前記第3打抜き用金型組36における第3打抜き用ダイス23の通孔43と対応するダイブロック17には、該通孔34と連通する排出孔59が形成されている。すなわち、第3打抜き用金型組36の第3打抜き用パンチ30で打抜かれた材料(スクラップ)56を、通孔43および排出孔59を介して外部に排出するよう構成してある。
【0017】
前記ダイブロック17の前面には、前記ラム24がダイブロック17から離間(後退)した状態で、隣接する金型組間の素材14の移送を行なう移送手段としてのトランスファー47が配設されている。このトランスファー47は、ダイブロック17に沿って横方向に延在する取付部材48を水平揺動自在に備え、該取付部材48は、図3に示す揺動機構49により左右の後退位置と前進位置との間を水平揺動されるよう構成される。取付部材48には、6基のダイス18,21,19,22,20,23に対応して、前記素材14を解放可能に把持する第1〜第6までの6基のチャック50,51,52,53,54,55が配設されている。そして、取付部材48を左右方向に揺動させることにより、第1チャック50がカッター装置13と第1成形用ダイス18との間を移動し、第2チャック51が第1成形用ダイス18と第1打抜き用ダイス21との間を移動し、第3チャック52が第1打抜き用ダイス21と第2成形用ダイス19との間を移動し、第4チャック53が第2成形用ダイス19と第2打抜き用ダイス22との間を移動し、第5チャック54が第2打抜き用ダイス22と第3成形用ダイス20との間を移動し、第6チャック55が第3成形用ダイス20と第3打抜き用ダイス23との間を移動するよう構成されている。
【0018】
なお、第1チャック50、第3チャック52、第5チャック54は、常には弾性部材(図示せず)により閉成方向に付勢され、カッター装置13および対応する打抜き用ダイス21,22の前面に臨ませた状態で、カッター装置13や打抜き用ダイス21,22から押出される座金部14aの無い素材14が強制的に挿入されることにより該素材14を把持する構成となっている。また第2チャック51、第4チャック53、第6チャック55は、図示しない開閉機構により適時に開閉されるよう構成され、対応する成形用ダイス18,19,20から押出される先端に座金部14aが成形された素材14を把持し得るようになっている。
【0019】
【実施例の作用】
次に、このように構成したホーマの作用につき説明する。なお、ホーマ10では、前記ラム24がダイブロック17から離間すると共に、トランスファー47の取付部材48は後退位置に臨んで、第1チャック50がカッター装置13の前面に位置している。また各金型組31,32,33,34,35,36のノックアウトピン41,45,41,45,41,45は、夫々後退位置に臨んでいる。
【0020】
前記送り装置によりカッター装置13に供給された線材12は、該カッター装置13により予め設定された長さ寸法に切断される。実施例では、3枚の座金15を製造し得る寸法で線材12が切断されることにより、図5(a)に示す棒状の素材14が得られる。この得られた素材14は、線材12が送り装置により更に供給されることでカッター装置13から前方に押出され、その前面に臨む第1チャック50に把持される。このように第1チャック50が素材14を把持すると、前記揺動機構49が作動し、取付部材48を後退位置から前進位置に移動することで、該第1チャック50は第1成形用ダイス18の前面に移動される。
【0021】
前記取付部材48が前進位置に到来するタイミングで、前記ラム24がダイブロック17に向けて近接移動し、第1成形用パンチ25が第1チャック50に把持されている素材14を第1成形用ダイス18の通孔37に押込む。この素材14の後端が、ダイブロック17に配設されているノックアウトピン41の先端に当接して移動が規制されることで、該素材14の先端には第1成形用パンチ25の鍛造部42により打撃が加えられる。このとき、素材14の先端は、第1成形用ダイス18における通孔37の開放端から前方に1枚の座金15が成形される長さだけ突出しているので、該端部には前記型部材39により規制された状態で円盤状の座金部14aが圧造成形される(図5(b)参照)。なお、座金部14aの前面中央には、鍛造部42に形成した凸部42aに対応する凹部14bが形成される。
【0022】
次に、前記ラム24がダイブロック17から離間した後に、前記取付部材48が前進位置から後退位置に移動することで、第1チャック50はカッター装置13の前面に臨むと共に、先端に座金部14aが成形された素材14を保持している第1成形用ダイス18の前面に、前記第2チャック51が臨む。この状態で、ノックアウトピン41が後退位置から前進位置まで移動することで、座金部14aが先端に成形された素材14は第1成形用ダイス18から押出される。このとき、前記第2チャック51は開閉機構により開閉作動され、第1成形用ダイス18から押出される素材14を、座金部14aと干渉することなく把持する。なお第1チャック50では、カッター装置13から線材12により押出される次の素材14が把持される。
【0023】
この状態で、前記取付部材48が再び後退位置から前進位置に移動することで、第2チャック51で把持されている素材14は、第1打抜き用ダイス21の前面に移送される。そして、前記ラム24がダイブロック17に向けて近接移動することで、第1打抜き用パンチ28が第2チャック51に把持されている素材14を第1打抜き用ダイス21の通孔43に押込む。この素材14の先端部に成形されている座金部14aが第1打抜き用ダイス21の前端面に当接して移動規制されることで、第1打抜き用パンチ28の打抜き部46により座金部14aの中央部が打抜かれ、図5(c)に示す如く、1枚目の座金15が製造される。なお、座金部14aの前面中央には第1成形用パンチ25の凸部42aにより凹部14bが予め形成されているので、その中央部の打抜きは円滑に行なわれる。また、得られた座金15の通孔15aから打抜かれる部分は素材14側に残るため、スクラップは全く発生しない。しかも、ダイスとパンチとにより座金部を成形すると共に該座金部を打抜くので、反りやバリのない精度の高い座金15を製造し得る。
【0024】
なお、第1打抜き用金型組32で素材14から座金部14aが打抜きされる際には、第1成形用金型組31により第1チャック50で新たに移送された素材14の先端に座金部14aが圧造成形される。
【0025】
次に、前記取付部材48の後退位置から前進位置への移動により、前記第3チャック52で第1打抜き用金型組32から第2成形用金型組33に素材14が移送され、該金型組33で先端に座金部14aが圧造成形される(図5(d)参照)。そして、次の取付部材48の後退位置から前進位置への移動により、先端に座金部14aが成形された素材14が、前記第4チャック53で第2成形用金型組33から第2打抜き用金型組34に移送され、該金型組34で座金部14aが素材14から打抜き分離されることで、2枚目の座金15が製造される(図5(e)参照)。この場合も、得られた座金15の通孔15aから打抜かれる部分は素材14側に残るため、スクラップは全く発生しない。
【0026】
更に、前記取付部材48の後退位置から前進位置への移動により、前記第5チャック54で第2打抜き用金型組34から第3成形用金型組35に素材14が移送され、該金型組35で先端に座金部14aが圧造成形される(図5(f)参照)。次の取付部材48の後退位置から前進位置への移動により、先端に座金部14aが成形された素材14が、前記第6チャック55で第3成形用金型組35から第3打抜き用金型組36に移送され、該金型組36で座金部14aが素材14から打抜き分離されることで、3枚目の座金15が製造される(図5(g)参照)。そして、3枚目の座金15の通孔15aに対応する部分の打抜かれた材料56のみが、最終的に廃棄されるスクラップとなる。なお、この材料56は、前記通孔43および排出孔59を介して外部に排出される。
【0027】
すなわち、素材14の先端に座金部14aを成形する工程と、該座金部14aを素材14の中央から打抜く工程とを所要回数繰返すことで、1個の素材14から複数の座金15を製造することができる。しかも、最終的に廃棄されるスクラップの量は、最後に製造される座金15から打抜かれる僅かな材料56だけであって、原材料を極めて有効に使用することができ、材料コストを低廉に抑えることができる。
【0028】
実施例では1個の素材から3枚の座金を製造する場合につき説明したが、本願はこれに限定されるものでなく、成形用金型組と打抜き用金型組とからなる製造ユニットを任意の数だけ素材移送方向に横一列に配置すれば、1個の素材から2個または4個以上の座金を製造することができる。そして、1個の素材から製造される座金の枚数に拘らず、最終的に廃棄されるスクラップは、最後に製造される座金の通孔に対応する僅かな材料だけであり、スクラップの発生率を極めて低減し得るものである。また、実施例ではホーマのカッター装置には、線材をコイル状に巻回したコイル体から線材を引出して供給する構成で説明したが、所要長さ寸法の棒状の材料をカッター装置に供給する構成を採用することもできる。更に、実施例ではホーマにより1個の素材から複数の座金を製造する場合につき説明したが、プレスによっても1個の素材から複数の座金を製造することが可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る座金の製造装置によれば、素材の端部に座金部を成形する工程と、該座金部を素材から打抜く工程とを繰返すことで、1個の素材から複数の座金を製造するようにしたので、最終的に廃棄されるスクラップの量を極めて低減することができる。従って、材料費を低く抑えることができる。また、ダイスとパンチとからなる金型組により座金を製造するから、得られる座金の加工精度を向上し得ると共に、表面の凹凸やバリのない良好な製品を製造し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る座金の製造装置の一実施例に係るホーマの全体を示す概略構成図である。
【図2】実施例に係るホーマの成形加工部の概略構成を示す横断平面図である。
【図3】実施例に係るホーマのダイブロックの前側に配設されるトランスファーの概略構成を示す正面図である。
【図4】実施例に係るホーマの成形用金型組および打抜き用金型組を示す横断平面図である。
【図5】実施例に係るホーマにより製造される座金の製造工程図である。
【符号の説明】
14 素材 14a 座金部
15 座金 18 第1成形用ダイス
19 第2成形用ダイス 20 第3成形用ダイス
21 第1打抜き用ダイス 22 第2打抜き用ダイス
23 第3打抜き用ダイス 25 第1成形用パンチ
26 第2成形用パンチ 27 第3成形用パンチ
28 第1打抜き用パンチ 29 第2打抜き用パンチ
30 第3打抜き用パンチ 31 第1成形用金型組
32 第1打抜き用金型組 33 第2成形用金型組
34 第2打抜き用金型組 35 第3成形用金型組
36 第3打抜き用金型組 47 トランスファー(移送手段)

Claims (1)

  1. 座金(15)を製造する装置であって、
    複数の座金(15)を製造し得る長さ寸法の素材(14)を保持する成形用ダイス(18,19,20)および該ダイス(18,19,20)に対応して進退移動し、成形用ダイス(18,19,20)に保持されている素材(14)の端部に打撃を加えて所要径の座金部(14a)を圧造成形する成形用パンチ(25,26,27)からなる複数の成形用金型組(31,33,35)と、
    前記端部に座金部(14a)が成形された素材(14)を保持する打抜き用ダイス(21,22,23)および該ダイス(21,22,23)に対応して進退移動し、打抜き用ダイス(21,22,23)に保持されている素材(14)の座金部(14a)を該素材(14)から打抜き分離する打抜き用パンチ(28,29,30)からなる複数の打抜き用金型組(32,34,36)とを備え、
    前記成形用金型組(31,33,35)と打抜き用金型組(32,34,36)とを素材(14)の移送方向に交互に配置すると共に、移送手段(47)により隣接する金型組間の素材(14)の移送を行なうよう構成した
    ことを特徴とする座金の製造装置。
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