JP3799248B2 - 記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオテープレコーダ,ビデオディスクレコーダ等といった映像信号の記録再生装置に係り、特に再生時に、コンテンツすなわち記録してある映像を視覚的に簡単・迅速に識別確認できるようにした記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号の記録再生装置で、その録画リストの中から目的のコンテンツ、すなわち目的の録画映像を捜すためには、コンテンツ情報が必要である。
このコンテンツ情報としては、録画映像の記録日時・チャンネルや、インデックス画像等の情報がある。
従来、目的のコンテンツを簡単に捜し出せるように構成した記録再生装置の一例として、特開2000−261755号公報に記載されたビデオテープレコーダがある。
【0003】
このビデオテープレコーダは、留守録コール手段を操作すると、予約録画された番組毎の、録画予約手段により指定した少なくとも録画日や録画開始時刻やチャンネルからなる予約録画番組情報と、インデックス画像記憶手段に記憶されたインデックス画像とがディスプレイ装置に一覧表示(リスト表示)される。
【0004】
そして、このディスプレイ装置に一覧表示された番組毎の予約録画番組情報やインデックス画像に基づき、所望の予約録画番組を選択すると、この選択された予約録画番組のインデックス信号の位置をサーチして頭出し再生するようになっている。
【0005】
このように、この種コンテンツを確認できるようにした従来の映像信号の記録再生装置では、その録画日時・録画チャンネル等といった録画番組情報(文字列)をディスプレイ装置に表示するもの、サムネイル等の代表画像をインデックス画像としてディスプレイ装置に表示するもの、及び上記公報記載のビデオテープレコーダのように、これら録画番組情報とインデックス画像との両方を表示するものがあった。
【0006】
図3は、従来の録画日時・録画チャンネル等といった録画番組情報をディスプレイ装置に表示した例を示す図である。
図4は、従来のサムネイル等の代表画像をインデックス画像としてディスプレイ装置に表示した例を示す図である。
図5は、従来の録画日時・録画チャンネル等といった録画番組情報、及びインデックス画像の両方をディスプレイ装置に表示した例を示す図である。
【0007】
しかしながら、上記した従来の映像信号の記録再生装置においては、記録したコンテンツをディスプレイ装置の画面上にリスト表示する場合、当該表示する全てのコンテンツについて、録画番組情報、インデックス画像、又は録画番組情報とインデックス画像の組合せといった画一的な方法・形態でしか、そのコンテンツ情報をリスト表示できなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本来、目的のコンテンツを検索するための決め手となるコンテンツ情報は、録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報がその識別確認に適している場合、インデックス画像がその識別確認に適している場合、又はタイトル等の情報がその識別確認に適している場合といった具合に様々であり、個々のコンテンツに応じて異なるものである。
また、一のコンテンツであっても、ユーザの各コンテンツ情報についての認識・印象の違いによって、ユーザが違えばその検索に適したコンテンツ情報も異なるものである。
【0009】
しかしながら、前述した従来の記録再生装置による録画リストでは、コンテンツ個別に、当該コンテンツの検索に適したコンテンツ情報を選択表示させることができなかった。
【0010】
すなわち、コンテンツ内容を検索するためのリスト表示に用いられるコンテンツ情報の種類を、コンテンツ毎に個別に設定することが不可能で、所定のコンテンツ情報が全てのコンテンツについて一義的、画一的に比較表示されるだけなので、コンテンツの識別確認という意味で必ずしも最適な表示であると言えなかった。
【0011】
この結果、従来の記録再生装置による録画リストでは、検索の決め手として必要なコンテンツ情報が不足していたり、また検索に余り役立たない不要なコンテンツ情報も一緒に表示されてしまう等、検索効率が良くなかった。
【0012】
例えば、ラジオ放送のように画像が無いコンテンツ、または静止画しか提供されないコンテンツを記録した場合、インデックス画像をコンテンツ情報としてリスト表示をするのは無意味である。
【0013】
逆に、同じような時間帯に放送されたスポーツ番組、アニメーション、ドラマ等がある場合は、それぞれのインデックス画像をコンテンツ情報として用いれば容易に区別はつくが、録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報をコンテンツ情報として用いた場合は、目的のコンテンツを識別確認するための決め手にはなり難い。
【0014】
さらに加えて、素早い検索を可能にするためには、個々のコンテンツのコンテンツ情報の識別性を高める同時に、一度に全てのコンテンツについてそのコンテンツ情報を見渡せる一覧性が重要である。
【0015】
そこで、個々のコンテンツの識別性を高める余り、コンテンツ個々につき多くのコンテンツ情報を表示すれば、個々のコンテンツ情報自体の視認性が悪くなるばかりか、自ずと一画面中のコンテンツ表示数が限られ、目的のコンテンツを見つけ出すまでに、数回に及ぶページ送りをしなければならない結果となり、検索効率が悪くなる。
【0016】
したがって、記録再生装置による、目的のコンテンツを検索するためのコンテンツ情報の表示には、個々のコンテンツ毎に選択された効率の良いコンテンツ情報の表示が求められる。
加えて、検索効率を良くするためには、識別性、一覧性と共に視認性の向上も不可欠である。
【0017】
本発明は上記した問題点を鑑み、録画リストに表示させるコンテンツ情報をコンテンツ毎に個別選択可能とし、録画リストによる検索性の向上をはかった記録再生装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録再生装置は、前記課題を解決するために、蓄積手段に記録されているコンテンツ毎のコンテンツ情報を表示手段にリスト表示可能な記録再生装置であって、前記蓄積手段に記録されるコンテンツのインデックス画像を抽出して当該コンテンツのコンテンツ情報として記録するインデックス画像抽出手段と、前記蓄積手段に記録されるコンテンツの録画番組情報を当該コンテンツのコンテンツ情報として記録する録画情報管理手段と、前記蓄積手段へのコンテンツの記録毎に、前記インデックス画像及び前記録画番組情報を含む当該コンテンツの複数のコンテンツ情報の中から、リスト表示の際に出力選択されるコンテンツ情報を指定する代表コンテンツ情報をデフォルトに基づき記録する一方、ユーザによって当該リスト表示の際に出力選択されるコンテンツ情報が設定・変更された場合は、代表コンテンツ情報を当該設定・変更されたコンテンツ情報を指定する代表コンテンツ情報に更新・記録するとともに、リスト表示の際には、コンテンツ毎の代表コンテンツ情報によって指定されるコンテンツ情報を用いたリスト画面を作成し、前記表示手段に表示させるコンテンツ情報記録管理手段とを備えていることを特徴とする。
【0019】
これにより、本発明の記録再生装置は、コンテンツ毎にその識別の決め手となるコンテンツ情報のみを、録画リスト画面に表示させることができる。
また、本発明の記録再生装置は、さらに、ユーザが記録したコンテンツにタイトルをコンテンツ情報として入力可能にするタイトル入力支援手段を備えていることを特徴とする。
【0020】
これにより、ユーザはコンテンツ識別のために都合のよいタイトルを自由に代表コンテンツ情報として設定することができる。
また、本発明の記録再生装置は、さらに、前記リスト画面において、各代表コンテンツ情報の種別の違いによらず、コンテンツ毎の代表コンテンツ情報によって指定されるコンテンツ情報それぞれを同じ大きさで前記表示手段に表示させる表示形態調整手段を備えていることを特徴とする。
【0021】
これにより、本発明の記録再生装置は、録画リスト画面に表示するコンテンツ情報がコンテンツ毎に相違しても、リスト全体としての体裁は崩れず、視認性も損なわれない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の記録再生装置の好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態に係る記録再生装置1の構成図である。
【0023】
記録再生装置1は、映像入力がそれぞれ供給される蓄積手段11、インデックス画像抽出手段12、録画情報管理手段13、及び切換スイッチ手段14を備える。
また、記録再生装置1は、図示せぬリモコン又はキーの操作入力(すなわち、リモコン入力又はキー入力)がそれぞれ供給され、記録再生装置1の各部を制御するコントロール手段15を備える。
【0024】
このコントロール手段15からは、リモコン又はキーの操作入力に応じて、蓄積手段11、インデックス画像抽出手段12、及び録画情報管理手段13等に対してそれぞれ制御信号が供給される。
さらに、本実施の形態の記録再生装置1は、上記構成に加え、コンテンツ情報記録管理手段16、表示形態調整手段17、タイトル入力支援手段18、及びOSD(On Screen Display)発生ビデオメモリ19を備える。
【0025】
このコンテンツ情報記録管理手段16、タイトル入力支援手段18、及びOSD発生ビデオメモリ19も、リモコン又はキーの操作入力に応じてコントロール手段15から出力される制御信号に基づいて制御作動される。
【0026】
OSD発生ビデオメモリ19は、コンテンツ情報記録管理手段16の出力が表示形態調整手段17を介して供給されるとともに、タイトル入力支援手段18の出力が供給され、これら出力に基づき画像出力を生成し、加算器20に出力する。
【0027】
蓄積手段11は、前述した映像入力及びコントロール手段15からの制御信号に加えて、インデックス画像抽出手段12、録画情報管理手段13、及びタイトル入力支援手段18の出力が供給されるとともに、コンテンツ情報記録管理手段16とは相互にデータ伝送可能に接続されている。
そして、蓄積手段11の出力は、一方の選択入力端に映像入力が供給される切換手段14の他方の選択入力端に供給されている。
【0028】
切換手段14は、映像入力が供給される一方の選択入力端、又は蓄積手段11の出力が供給される他方の選択入力端を、録画時/再生時に対応させて選択的に共通出力端に接続し、加算器20を介して、映像出力として図示せぬディスプレイ装置に出力する。
【0029】
次に上記のように構成された本実施の形態の記録再生装置1の作用について説明する。
リモコン及びキーの録画操作入力に基づいて録画を行った場合、コントロール手段15からは、蓄積手段11、インデックス画像抽出手段12、及び録画情報管理手段13にそれぞれ制御信号が供給される。
【0030】
この制御信号の入力により、映像入力が供給されている蓄積手段11には、映像入力が蓄積され、録画が開始される。
また、インデックス画像抽出手段12は、この制御信号の入力により、蓄積手段11に蓄積されている映像入力すなわち録画画像の中から、予め定められた手順に従って静止画像を抽出し、これをインデックス画像(すなわち代表画像)として、蓄積手段11に記録される録画画像に対応つけて記録する。例えば、インデックス画像抽出手段12は、録画開始から所定時間経過後の映像入力の静止画像をインデックス画像として抽出し、これを蓄積手段11の当該映像入力の録画画像に対応つけて記録する。もし、当該コンテンツについて、コンテンツ供給元よりインデックス画像が指定されていれば、この指定された画像をインデックス画像として、当該映像入力の録画画像に対応つけて記録してもよい。
【0031】
また、録画情報管理手段13は、この制御信号の入力により、当該映像入力に関しての録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報を、蓄積手段11の当該映像入力の録画画像に対応つけて記録する。
【0032】
この結果、本実施の形態の記録再生装置1では、蓄積手段11に映像入力を蓄積する都度、すなわち録画の都度、蓄積手段11には、個々の録画画像、すなわちコンテンツ毎に関係つけて、インデックス画像と、録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報とが、当該コンテンツのコンテンツ情報として記録される。
【0033】
また、コンテンツ情報記録管理手段16は、リモコン及びキーの録画操作入力に基づいて録画を行った場合、コントロール手段15から出力される制御信号に基づいて、各コンテンツ毎に、コンテンツ情報(インデックス画像,録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報,後述するユーザが入力したタイトル等)の総数、種類、及びリスト表示の際にどのコンテンツ情報が表示選択されているかを示す代表コンテンツ情報からなるコンテンツ情報管理データを、蓄積手段11の当該コンテンツに関係つけて記録する。
【0034】
そして、コンテンツ情報管理データにおける代表コンテンツ情報は、ユーザが個別にリスト表示の際に表示するコンテンツ情報の種類を設定・変更するまでは、所定のデフォルト値を持ち、このデフォルト値は、録画時に必ず記録されるコンテンツ情報のうちのいずれか、本実施の形態ではインデックス画像、録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報のうちのいずれかを指定するようになっている。
【0035】
タイトルの入力は、ユーザがリモコン又はキーを操作して、対象となる蓄積手段11に記録済みのコンテンツ、又はコントロール手段15に既に設定されている録画予約したコンテンツについて、そのタイトル入力を指定することによって、コントロール手段15から制御信号がタイトル入力支援手段18に供給されて、ディスプレイ装置の表示画面上を使って行われる。
【0036】
すなわち、タイトル入力支援手段18は、コントロール手段15からタイトル入力のための制御信号が供給されると、OSD発生ビデオメモリ19を介して、ディスプレイ装置の画面上に、映像出力としてソフトウエアキーボード、かな漢字変換システム等のタイトル入力手段を提供する。
【0037】
ユーザは、画面上に現れたソフトウエアキーボード等をリモコン又はキー等で操作して、タイトル等の入力作業を行う。
これにより、入力されたタイトル等は、コントロール手段15からコンテンツ情報記録管理手段16に供給され、その他のコンテンツ情報と同様に、対応するコンテンツに関連つけられ、蓄積手段11に記録される。
【0038】
その際、新規入力されたタイトルは、代表コンテンツ情報として、既存の代表コンテンツ情報に上書き指定される。これはユーザが入力したタイトルは、前述した自動的に付加されるコンテンツ情報に比べて、ユーザがコンテンツを識別する上で重要であるからである。
【0039】
この結果、録画を行った場合には、少なくともインデックス画像抽出手段12で抽出されたインデックス画像と、録画情報管理手段13で管理されている録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報とからなる2種類のコンテンツ情報が、録画映像すなわちコンテンツと関連つけて、蓄積手段11に記録される。
【0040】
これに対し、録画映像すなわちコンテンツのリスト表示を行う場合は、ユーザがリモコン又はキーでリスト表示の操作をすると、コントロール手段15からリスト表示のための制御信号がコンテンツ情報記録管理手段16に供給され、コンテンツ情報記録管理手段16は、まず前述したコンテンツ情報管理データを蓄積手段11より読み出す。
【0041】
次に、コンテンツ情報管理データの代表コンテンツ情報に従い、選択されたコンテンツ情報を、蓄積手段11より読み出す。
このコンテンツ情報記録管理手段16による二段階の手順により、コンテンツ毎に代表コンテンツ情報として選択されたコンテンツ情報が読み出され、この読み出されたコンテンツ情報だけが録画リスト上ヘの表示が可能になる。
【0042】
そして、コンテンツ情報記録管理手段16は、読み出したコンテンツ情報を、表示形態調整手段17に出力する。
表示形態調整手段17は、コンテンツ情報記録管理手段16からコンテンツ情報が供給されると、決められた表示範囲内に情報を集約するため、文字数での段落区切りや、表示内容の項目毎の段落区切り等を行う。なお、この際、表示範囲(表示エリア)が限られているため、表示内容には制限がかかる場合もある。
【0043】
そして、表示形態調整手段17でリストとしての表示形態を整えられたコンテンツ情報は、一旦OSD発生ビデオメモリ19に展開・格納される。
これら一連の作業は、蓄積手段11に記録されている全コンテンツについて一枚のリスト画面が出来上がるまで繰り返し行われ、一枚のリスト画面が出来上がった後、OSD発生ビデオメモリ19は加算器20を介してリスト画面の画像を映像出力し、リスト画面はディスプレイ装置の表示画面上でユーザに提供される。
【0044】
図2は、本実施の形態の記録再生装置1によるディスプレイ装置に表示されたリスト画面の例を示す図である。
図2において、ディスプレイ装置の画面30上には、あるコンテンツはインデックス画像41を用い、あるコンテンツは録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報42を用い、またあるコンテンツはユーザが入力したタイトル43を用いて、それぞれのコンテンツ情報がリスト表示される。
【0045】
そのため、表示されたリストは、各種コンテンツ情報が混在表示されたものになるにもかかわらず、個々の選択されたコンテンツ情報の表示が予め表示形態調整手段17(図1参照)によって所定の表示範囲内で相互に調整されているため、リスト全体としての体裁は崩れず、視認性も良いものになっている。
【0046】
この結果、録画されたコンテンツそれぞれに適した表示方法、すなわちリスト表示するコンテンツ情報をコンテンツ毎に選択することで、余分なコンテンツ情報を省き、かつ個々のコンテンツの識別性を高めている。
また、リスト中の各コンテンツの表示エリア40の大きさを統一する事で、各コンテンツ情報は画面内に整然と配置され、その視認性の向上も同時に達成している。
【0047】
そして、ユーザは、画面上に現れたコンテンツの中から、そのコンテンツ情報を参照して、リモコン又はキー等で目的のコンテンツを選択して再生操作を指示すれば、この選択されたコンテンツのコンテンツ情報管理データの位置をサーチして、当該コンテンツを頭出し再生が行われるようになっている。
【0048】
一方、このリスト表示されたコンテンツ情報の選択・変更は、例えばリスト表示中に適当な方法で一のコンテンツが選択され、この一のコンテンツについて適当な方法でコンテンツ情報の表示選択が行われた場合に行われる。
【0049】
この場合、リモコン又はキー入力で、リスト上の一のコンテンツを選択して選択・変更操作を指示すれば、コントロール手段15からリスト表示の選択・変更のための制御信号がコンテンツ情報記録管理手段16に供給され、コンテンツ情報記録管理手段16は選択された一のコンテンツのコンテンツ情報管理データを蓄積手段11より読み出す。そして、コンテンツ情報記録管理手段16はその登録されている内容に従い、当該選択されたコンテンツの各コンテンツ情報(インデックス画像、録画番組情報、ユーザ入力タイトル等)を蓄積手段11より順次読み出し、表示形態調整手段17及びOSD発生ビデオメモリ19を介して、ディスプレイ装置の画面上に切換で表示する。
【0050】
そして、ユーザは、その切換表示に基づき、所望のコンテンツ情報をリモコン又はキー入力で決定する。この決定はコントロール手段15を介してコンテンツ情報記録管理手段16に供給され、決定された表示方法すなわち所望のコンテンツ情報は、コンテンツ情報管理データの代表コンテンツ情報として更新・登録され、このコンテンツ情報管理データは蓄積手段11に上書きされる。
以降、リスト表示要求があった場合は、新しく上書きされたコンテンツ情報管理データに基づき、上記選択・変更されたコンテンツ情報がリスト画面に表示されることになる。
【0051】
以上のように、本実施の形態の記録再生装置1によれば、予めコンテンツ毎に、録画リストヘのコンテンツ情報の表示方法、すなわちリスト表示する代表コンテンツ情報を指定しておくことで、ユーザの検索に適したコンテンツ情報のみをリスト表示させることができる。
【0052】
ユーザは、コンテンツ毎に複数あるコンテンツ情報の中からそのコンテンツを識別する上で最も適当と思われるもののみを表示させた録画リストから、所望のコンテンツを捜し出すことができるので、一画面中により多くのコンテンツを同時にリスト表示させることが可能となり、効率良く目的とするコンテンツを検索することができる。
【0053】
また、その際、検索のために録画リスト画面に表示させるコンテンツ情報は、インデックス画像、録画日時・録画チャンネルといった録画番組情報、タイトル文字等、形式の異なる複数のコンテンツ情報から、コンテンツ毎に最適と思われるコンテンツ情報を選択することができる。
【0054】
そのため、表示形式が異なるコンテンツ情報が一のリスト画面中に混在表示されることになるが、その表示エリアは選択した表示方法によらず、コンテンツ(コンテンツ情報)毎で同じ大きさになっているので、視認性も向上する。
【0055】
本実施の形態の記録再生装置1は、以上説明したとおりであるが、本発明の記録再生装置は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、コンテンツ情報管理データを録画映像と一緒に蓄積手段11に記録しておく構成としたが、録画映像すなわちコンテンツを記録するための蓄積手段11とは別に、コンテンツ情報管理データだけをまとめて記録する蓄積手段を別途設け、両蓄積手段間でコンテンツ毎の対応をはかるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明の記録再生装置によれば、コンテンツ識別のための決め手となるコンテンツ情報のみをリスト画面に視認性よく提示することができるので、リスト画面を一覧して、容易かつ迅速に目的のコンテンツを見つけ出すことができる。
【0057】
また、このコンテンツ識別のための決め手となるコンテンツ情報も、ユーザがタイトル等を入力する等して、リスト画面に表示されるコンテンツ情報を自由に設定・変更することができるので、コンテンツの識別性もさらに向上する。
【0058】
また、リスト画面には必要かつ十分な情報のみを選択・表示させることで、より多くのコンテンツを一画面内に表示でき、一覧性の向上と識別性の向上を同時に達成できる。その際は、表示するコンテンツ情報の種別によらず、コンテンツ情報の表示エリアをコンテンツ間で統一したことで、コンテンツ情報が整然と配置され、視認性も高くなる。
【0059】
これらにより、本発明の記録再生装置は、一画面内に数多くコンテンツをリスト表示させ、且つ直感的に目的のコンテンツを見つけることができるので、検索効率が非常に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る記録再生装置1の構成図である。
【図2】本実施の形態の記録再生装置1によるディスプレイ装置に表示されたリスト画面の例を示す図である。
【図3】従来の録画日時・録画チャンネル等といった録画番組情報をディスプレイ装置に表示した例を示す図である。
【図4】従来のサムネイル等の代表画像をインデックス画像としてディスプレイ装置に表示した例を示す図である。
【図5】従来の録画日時・録画チャンネル等からなる録画番組情報、及びインデックス画像の両方をディスプレイ装置に表示した例を示す図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置
11 蓄積手段
12 インデックス画像抽出手段
13 録画情報管理手段
15 コントロール手段
16 コンテンツ情報記録管理手段
17 表示形態調整手段
18 タイトル入力支援手段
19 OSD発生ビデオメモリ
Claims (3)
- 蓄積手段に記録されているコンテンツ毎のコンテンツ情報を表示手段にリスト表示可能な記録再生装置であって、
前記蓄積手段に記録されるコンテンツのインデックス画像を抽出して当該コンテンツのコンテンツ情報として記録するインデックス画像抽出手段と、
前記蓄積手段に記録されるコンテンツの録画番組情報を当該コンテンツのコンテンツ情報として記録する録画情報管理手段と、
前記蓄積手段へのコンテンツの記録毎に、前記インデックス画像及び前記録画番組情報を含む当該コンテンツの複数のコンテンツ情報の中から、リスト表示の際に出力選択されるコンテンツ情報を指定する代表コンテンツ情報をデフォルトに基づき記録する一方、ユーザによって当該リスト表示の際に出力選択されるコンテンツ情報が設定・変更された場合は、代表コンテンツ情報を当該設定・変更されたコンテンツ情報を指定する代表コンテンツ情報に更新・記録するとともに、リスト表示の際には、コンテンツ毎の代表コンテンツ情報によって指定されるコンテンツ情報を用いたリスト画面を作成し、前記表示手段に表示させるコンテンツ情報記録管理手段と
を備えていることを特徴とする記録再生装置。 - さらに、ユーザが前記記録したコンテンツにタイトルをコンテンツ情報として入力可能にするタイトル入力支援手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- さらに、前記リスト画面において、各代表コンテンツ情報の種別の違いによらず、コンテンツ毎の代表コンテンツ情報によって指定されるコンテンツ情報それぞれを同じ大きさで前記表示手段に表示させる表示形態調整手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の記録再生装置。
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