JP3797885B2 - Zvs方法およびzvs電力転換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力の転換装置に使われる、リンギングのないZVS(Zero−Voltage Switching)技術に関するものであり、特に、電力の転換装置において、磁気の損失およびスイッチの切り替え損失を有効的に低降させ、セカンダリーの整流素子の耐圧も低降されるリンギングのないZVS方法ならびにZVS電力転換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子製品の快速的な小型化趨勢を追うために、切り替え方式の電力の転換装置は高周波、高効率、高密度の方向へ向かって発展している。一般的に言えば、パワーMOSFET(Power MOSFET)の切り換え速度がバイポーラトランジスタ(Bipolar−transistor)より、遥かに速いので、業界で採用されている。しかしパワーMOSFET(Power MOSFET)の寄生キャパシタに残留したエネルギーはMOSFETが導通されている際、チャンネルによって、抵抗の熱の形式で使い果たされる。切り換え周波は高ければ高いほど、損失が大きい。そんな問題を有効的に解決しないと、切り換え方式の電力の転換装置は高効率、高密度の設計目標へ絶えず発展することができない。
【0003】
1988年、米国のへーンズ(C.P.Henze)、マーチン(H.C.Martin)、バースライ(D.W.Paraley)など3名の専門家が共同で、IEEEの文献に、ZVS(Zero−Voltage Switching)の概念を発表した。以来、各種の実用回路は続々と提出されて、有効的に伝統のパワーMOSFETに起きる導通の損失問題を解決している。
【0004】
それら代表的な既存の技術は次の通りである。
(ア)正方向のZVS回路(Forward Zero−Voltage Switching Power Converter)。
図1aはBruce Wilkinsonが1989年に請求した米国特許No383,594の回路の実施例である。該特許では、回路が適当的に制御されて、変圧器が正、負の磁気のエリアに作動するので、同じ出力電力でも、より小さな変圧器を選択できるという利点がある。同回路設計のヒントで、Putrice R.LethellierはZVSの第一の実用回路を発明した。
【0005】
図1bは1990年10月に認可された米国特許No4,975,821の回路結構図である。該特許では、ZVSの目的を達成するために、弛みリンクタイプの変圧器を採用し、磁気コアに、エアギャップ(gap)を入れて、必要な磁気化リアクトル及びリークリアクトルを得る。それで、磁気化リアクトル及びリークリアクトルがスイッチSWSW1に並列された寄生キャパシタCsと、L−C共振回路を形成するので、スイッチSW2をオフさせた瞬間に、L−C共振回路を共振することにより、スイッチSW1がZVSの条件を獲得する。これと同じように、スイッチSW1をOFFさせる瞬間に、L−C共振回路の共振で、スイッチSW2もZVSの条件を獲得する。しかし、磁気コアに、エアギャップおよびリークリアクトルを入れるため、無視できない磁気損失を招くので、回路がZVSの条件を獲得すると同時に、変圧器にも、異常の発熱、効率の低降など欠点もある。
【0006】
図2はPaullmbertsonが1991年10月に請求して、1993年9月に認可された米国特許No5,245,520の回路の実施例である。図2aはハーフブリッジ非対称正方向のコンバーター(Half bridge asymmetrical buck converter)と呼ばれ、図2bはフールブリッジ非対称正方向のコンバーター(FUll bridge asymmetrical buck converter)と呼ばれている。二つ回路には、変圧器のリークリアクトルに同調する補助リアクトル(auxiliary inductor)Laが追加されているため、ZVSの効果を果たしたときに、変圧器に発熱問題が起きない。しかし、補助リアクトルLaと変圧器のプライマリーコイルの両端におけるストレーキャパシターとの間に、無視できないリンギングが生じる。リンギング電流がリアクトルおよび変圧器のコイルを行き来し発振するので、磁気コアには、誘導加熱(induction heating)の作用が起きて、効率が低下する。また、寄生発振がEMIのノイズを増加する他、変圧器のセカンダリーコイルヘ反映すると、セカンダリーの整流素子の耐圧を1、5倍以上向上しなければならない。それはPaul Imbertsonのブリッジ非対称正方向コンバーターの欠点である。
【0007】
図3に示すのはPaul Imbertsonの回路では、変圧器のプライマリーコイル、セカンダリーコイルに発生したリンギングである。
(イ)フライバック方式のZVS回路(Flyback Zero−Voltage Switching Power Converter)。
【0008】
図4はChristopherP.HenzeとHubertC.Martin,Ji.の1991年10月に認可された米国特許No5,057,986の回路の実施例である。該実施例では、補助リアクトルが追加されないので、ZVSを達成するために、変圧器のエアギャップを大きくさせている。それで、変圧器のプライマリーの磁気化電流PッP値がセカンダリーから、プライマリーまで反射した負荷電流より大きい。それはPutriceR.Lethellierの特許と同様に、変圧器の異常発熱を招く。そんな問題を解決するために、変圧器の寸法を拡大させ、放熱の能力を向上させなければならない。
【0009】
図5はWittenbreder,Jr.とErnestH.の1995年3月に認可された米国特許No5,402,329の回路の実施例である。該実施例では、補助リアクトルが追加されるので、変圧器のプライマリーの磁気化電流PッP値をセカンダリーから、プライマリーまで反射した負荷電流より大きくさせる必要なく、ZVSの効果が簡易に達成できる。補助リアクトルが変圧器巻き線の弛みリンクで、形成したリークリアクトルを利用し、または外部に追加したリアクトルを利用する。しかし方式を問わず、該特許には前述したの特許と同様に、リンギングの副作用が生じる。
図6はWittenbreder,Jr.とErnestH.の回路で、変圧器のプライマリーコイルおよびセカンダリーコイルに発生したリンギングである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、伝統電力の転換装置において、ZVSをしている際、寄生リンギング(Parasitic Ringing)が電力整流スイッチ(Power Rectifier Switches)の切り換え瞬間に起き、磁気コアには、誘導加熱の作用が生じるので、効率の向上が極めて制限される。同時に、EMIのノイズを増加する他、整流素子も高い逆方向の電圧衝撃を受ける。
したがって本発明の目的は、リンギングが招く数多の欠点を改善し、電力の転換装置に使用可能な、リンギングのないZVS(Zero−Voltage Switching)方法およびZVS電力転換装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明の請求項に記載のZVS方法は、伝統電力の転換装置において、補助のリアクトル(auxiliary inductor)およびバランスキャパシタ(balance capacitor)を持つZVS回路を改めてレイアウトする。それら回路の適当な位置に、少なくとも、リアクトル電流の短絡用のダイオード(inductor current shorted diode)を一つ追加する。同ダイオードは補助のリアクトルと電力の転換装置における変圧器のプライマリーのストレーキャパシター(stray capacitance)との間に形成される寄生発振(parasitic oscillation)を抑制する。そうすると、補助のリアクトルと主な変圧器との寄生発振により、電磁気のノイズの干渉問題を避けるばかりでなく、セカンダリーの整流素手の耐圧規定(revers voltage rating)要求も有効的に軽減される。結局、補助のリアクトルを持つZVS回路はより高いエネルギーの転換効率、電力の密度を達成すると同時に、国際電気、磁気の干渉規定(international EMI regulations)の要求を満たすことも易い。
【0012】
また、ZVS回路の補助のリアクトルを変圧器プライマリーコイルと二つのパワーMOSFETs(以下、電力スイッチを略称する。)の直列接続接点との間に設置される。また、変圧器のプライマリーコイルと外部に追加したリアクトルとの回路接点には、少なくとも、一つのダイオードを追加している。ダイオードは外部に追加したリアクトルのリンギングが始まる際、それぞれ対応した電力スイッチと作用して、補助のリアクトルの電流を短絡させ、変圧器のプライマリーのストレーキャパシタ電圧を抑制し、その発振を制止する。その結果、リンギングの発生を有効的に避けると共に、高効率、高密度、低ノイズのZVS方法という目的も達成される。
【0013】
そして、リンギングがない技術をフライバック方式、電圧上昇方式、電圧低降方式などの電力の転換装置に応用可能であるため、電力の転換装置はリンギングの発生を有効的に避けると共に、電力の損失も有効的に低降され、電力の密度も大幅に向上される。また、電力スイッチに累積した熱のエネルギー、放熱薄片の体積サイズ。を低減させる。それで、電力の転換装置は色々な小型化電子製品の設計に応用されやすい。
結局、補助のリアクトルを具有しない共振タイプのZVSがZVSの目的を実現するために、変圧器のリークリアクトルに依頼しすぎるせいで、設計、製造するときに、設計規格を満足しにくいし、大量生産できないなど欠点を除く。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明は電力の転換装置に使われる、リンギングのないZVS(Zero−Voltage Switching)技術に関するものである。該技術は電力の転換装置のZVS回路において、変圧器のプライマリーの発振用L−C共振回路でリンギングが生じる際、リアクトルの電流を短絡させ、キャパシタの電圧を抑制する。そうすると、ZVS回路からでてくる寄生リンギングを有効的に除く。
【0015】
本発明は伝統電力の転換装置において、補助のリアクトルおよびバランスキャパシタを持つZVS回路を改めてレイアウトする。ZVS回路の補助のリアクトルを変圧器プライマリーコイルと二つの電力スイッチとの直列接続接点との間に設置する。また、電力の転換装置が半波整流または全波整流であることに応じて、変圧器のプライマリーコイルと外部に追加したリアクトルとの回路接点には、一つ又は二つのダイオードを追加する。それらダイオードは補助のリアクトルと変圧器のプライマリーのストレーキャパシタとで形成されているL−C回路のリンギングが始まる際、それぞれ対応した電力スイッチと作用して、補助のリアクトルの電流を短絡させ、変圧器のプライマリーのストレーキャパシタ電圧を抑制し、その発振を制止する。その結果、リンギングの発生を有効的に避けると共に、高効率、高密度、低ノイズなどZVSの目的も達成される。
【0016】
図7は本発明の具体的な実施例(一)である。主に、本発明のリンギングのない技術をハーフブリッジ正方向の全波整流回路の設計に応用する。ここでは、ハーフブリッジ正方向のZVS全波整流回路(Half−Bridge Forward Ring−Free Zero−Voltage−Switching full−Wave Converter)と呼ばれる。該実施例では、回路が入力電圧のフィルターキャパシタCinを含む。キャパシタCinの正極および負極を入力電圧Vinの正極および負極に跨がせる。直列接続されている電力スイッチQ1、Q2を並列に配する。電力スイッチQ2のドレーン(drain)がキャパシタCinの正極に接続され、ソース(source)が電力スイッチQ1のドレーンに接続される。電力スイッチQ1のソースがキャパシタCinの負極に接続されるので、キャパシタCinが安定した入力電圧を変圧器の使用に提供可能となる。変圧器は主に、電気のエネルギーをセーブ又は釈放させるため、プライマリーコイルNp、セカンダリーコイルNs1、セカンダリーコイルNs2が設けられている。リアクトルはそれぞれLp、Ls1、Ls2で、コイルの表示は図7に示すようになる。プライマリーコイルNpの一端はバランスキャパシタCbの負極に接続され、他端は補助リアクトルLaを経由して、二つの電力スイッチQ1、電力スイッチQ2の間の回路に接続される。キャパシタCbの正極は電力スイッチQ2のドレーンに接続される。本実施例では、プライマリーコイルNpと補助リアクトルLaとの間の回路はダイオードD4、D3を経由して、それぞれ、電力スイッチQ2のドレーン、Q1のソースに接続される。そして、ダイオードD4(又はD3)はそれぞれ電力スイッチQ2(またはQ1)に接続され、回路にリンギングが発生するときに、補助リアクトルLaの電流が電力スイッチQ2およびダイオードD4(または電力スイッチQ1、ダイオードD3)に短絡され、リンギングを低減させる。セカンダリーコイルNs1、Ns2の一端は出力電圧のフィルターキャパシタCoの負極に接続され、他端はそれぞれダイオードD1、D2の正端に接続される。それらダイオードD1、D2の負端はリアクトルLoを経由して、キャパシタCoの正極に接続されるので、キャパシタCoは安定した直流出力電圧Voを出力端の跨る負荷に提供可能となる。
【0017】
前述リンギングから招いた影響を著しく示して強調するために、まずは図7の実施例におけるリアクトルLaの短絡用の二つダイオードD3、D4を外す。図8に示すようにオシロスコープにより、電圧、電流の波形を測定する。それら波形から調べて見ると、リンギングがt3−t8の後にでてくることが容易に分かる。次に、ダイオードD3、D4を本来の位置へ戻すと、図9に示すように、同じ測量ポイントに測った電圧、電流波形は−t3−t8の後に、リンギングが依然として生じるが−t4−t9に至るときに抑制されるので−t5−t10では軽微の発振しか残っていないということが分かる。以上のように本実施例により発振のL−C回路で、二つのダイオードを利用して、リアクトルの電流を短絡すると、キャパシタの電圧を抑制し、発振を制止しリンギングを有効的に回避可能となる。
【0018】
本発明の実施例では、それら電力スイッチQ1、Q2が個別に導通するときに、それぞれ二つのダイオードD3、D4と相互に作用して、リンギングを抑制するという原理を具体的に説明するために、特に、図9aに示した波形図を拡大し、図9bのように10期間に分ける。図10は10期間の回路図である。該回路図には、太い線の部分は働いている回路を代表し、細い線の部分は働かない回路を代表し、点線の部分はZVS導通しているうちに、回路の変化状態を代表する。各期間の、回路の行為の詳細は以下のようになる。
(1)t10−t1の期間
図10−1aの回路図は、該期間及び前の期間とも、エネルギーを伝送している。該期間には、電力スイッチQ1とダイオードD1が導通の状態になって、電流は入力端Vinの正端から流れて入り、バランスキャパシタCb、プライマリーコイルNp、補助リアクトルLa、電力スイッチQ1を経由したあとで、入力端Vinの負端へ戻る。そのときに、プライマリーのバランスキャパシタCb、補助リアクトルLaが充電され、セカンダリーのリアクトルLo、キャパシタCoも充電される。
(2)t1−t2の期間
【0019】
図10−1bの回路図では、電力スイッチQ2はZVS導通の共振期間である−t1のときに、電力スイッチQ1がオープンして、補助リアクトルLa、変圧器プライマリーのイコールリアクトルLnpは電力スイッチQ1、Q2の寄生キャパシタCQ1、CQ2と、L−Cの共振タンクを形成している。しかも、時間t1のときに、補助リアクトルLaの電流iLaを共振の始めの電流として、それぞれ寄生キャパシタCQ1、CQ2へ充電する。この共振で、電力スイッチQ2がZVSの可能性を獲得する。プライマリーのコイルNpの電圧がゼロになるときに、ダイオードD2は導通し始め、導通しているダイオードD1と相互に作用することにより、変圧器のセカンダリーコイルを短絡の状態にする。のちに、補助リアクトルLaの手伝いで、寄生キャパシタCQ1、CQ2が持続的に充電される。キャパシタCQ1の電圧VdsがVinより高いときに、寄生ダイオードDQ2が導通されるので、電力スイッチQ2のZVS導通機会が形成される。
(3)t2−t3の期間
【0020】
図11aのイコール回路図は、補助リアクトルLaの電流が方向を転換する期間である。該期間には、ダイオードD1、D2とも、導通の状態になるので、プライマリーのコイルNpに、電圧がない。その時に、寄生ダイオードDQ2電力スイッチQ2とも、導通され、補助リアクトルLaの電圧がキャパシタCbの電圧Vcbに等しい。電流のスロープは−Vcb/Laである。電流iLaが正値ならば、キャパシタCbが充電されていることを表示し、電流iLaが負値ならば、キャパシタCbの放電が始まることを表示する。
(4)t3−t4の期間
【0021】
図11bのイコール回路図を御覧なさい。その期間はリンギングの上半側(ringing in upper side)の形成期間である−t3のときに、キャパシタCbの放電で、プライマリーのコイルNpの電圧がゼロから、負値へ転換するので、ダイオードD1が逆のバイアスで、カットオフされる。補助リアクトルLaと変圧器プライマリーのストレーキャパシタCNpが共振タンクを形成する。このときに、ダイオードD4がなければ、CNpが充電、放電され、リンギングが起きる。
(5)t4−t5の期間
【0022】
図12aのイコール回路図はリンギングの上半側電流の短絡期間である。ダイオードD1がカットオフされてから、電圧Vd3が急に上昇している。電圧Vd3が入力電圧Vinより高いと(t4のときに)、ダイオードD4が導通されて、補助リアクトルLaの電流が直ちに、電力スイッチQ2及びダイオードD4に短絡され、リンギングが止るので、リンギングのない上半側の目標を実現する−t5のときに、ダイオードD4の電流がダイオードD4を導通させることができないので、補助リアクトルLaのエネルギーが軽微の残留発振しかせず、回路に影響を及ぼさない。
(6)t5−t6の期間
【0023】
図12bのイコール回路図は、該期間および前の期間とも、エネルギーを伝送する。該期間には、電力スイッチQ2とダイオードD2が導通の状態になって、電流はキャパシタCbの正端から、電力スイッチQ2、補助リアクトルLa、プライマリーコイルNpを経由した後、キャパシタCbの負端へ戻る。そのときに、キャパシタCbのエネルギーは変圧器を経由して、セカンダリーの回路とリンクして、ダイオードD2により、リアクトルLo、キャパシタCoへ充電する。
(7)t6−t7の期間
【0024】
図13aのイコール回路図の期間は、電力スイッチQ1はZVS導通機会の共振期間である−t6のときに、電力スイッチQ2がオープンして、補助リアクトルLa、変圧器プライマリーのイコールリアクトルLNpは寄生キャパシタCQ1、CQ2と、L−Cの共振タンクを形成する。しかも、時間t6のときに、補助リアクトルLaの電流iLaを共振の始めの電流として、それぞれ寄生キャパシタCQ1、CQ2へ放電電する。そんな共振で、電力スイッチQ1がZVSの可能性を獲得する。プライマリーのコイルNpの電圧がゼロになるときに、ダイオードD1は導通し始まって、導通しているうちのダイオードD2と相互に作用することにより、変圧器のセカンダリーコイルを短絡の状態べさせる。のちに、補助リアクトルLaの手伝いで、寄生キャパシタCQ1、CQ2が持続に放電される。キャパシタCQ1の電圧VdsがVinより低いときに、寄生ダイオードDQ1が導通されるので、電力スイッチQ1のZVS導通機会が形成される。
(8)t7−t8の期間
【0025】
図13bのイコール回路図の期間は補助リアクトルLaの電流iLaが方向を転換する期間である。該期間には、ダイオードD1、D2とも、導通の状態になるので、プライマリーのコイルNpに、電圧がない。その時に、寄生ダイオードDQ1電力スイッチQ1とも、導通され、補助リアクトルLaの電圧が入力電圧VinとキャパシタCbの電圧Vcbとの間の差異Vin−Vcbに等しい。電流iLaのスロープは(Vin−Vcb)/Laである。電流iLaが負値ならば、キャパシタCbが放電されていることを表示し、電流iLaが正値ならば、キャパシタCbの充電が始まることを表示する。
(9)t8−t9の期間
【0026】
図14aのイコール回路図の期間はリンギングの下半側(ringing in lower side)の形成期間である−t8のときに、キャパシタCbの充電で、プライマリーのコイルNpの電圧がゼロから、正値へ転換するので、ダイオードD2が逆のバイアスで、カットオフされる。補助リアクトルLaと変圧器プライマリーのストレーキャパシタCNpが共振タンクを形成する。このときに、ダイオードD3がなければ、CNpが充電、放電され、リンギングが起きる。
(10)t9−t10の期間
【0027】
図14bのイコール回路図の期間は、リンギングの下半側電流の短絡期間である。該期間には、ダイオードD2がカットオフされてから、電圧Vd3が急に降下している。電圧Vd3がゼロより低いと(つまり−t9のときに)、ダイオードD3が導通されて、補助リアクトルLaの電流が直ちに、電力スイッチQ1及びダイオードD3に短絡され、リンギングが止るので、リンギングのない下半側の目標を実現する−t10のときに、ダイオードD3の電流がダイオードD3を導通させることができず、補助リアクトルLaのエネルギーが軽微の残留発振しか足りなくて、回路に影響を及ぼさない。
【0028】
上述した説明から調べると、実施例(一)では−t4−t5の期間において、上半側のリンギングの電流が短絡され−t9−t10の期間において、下半側のリンギングの電流が短絡されるということがいえる。実施例(一)はリンギングがない状況で、スムーズにZVSの切り換え動作を行う。
【0029】
その他、一般の電力転換装置はZVSの切り換え技術を応用したときに出てくるリンギングはほぼ上半側と下半側二種類のリンギングに分けられるということが分かる。
さらに、本発明の二種類のリンギングを抑制する原理および利点を以下、図15から図20に示す。
(a)下半側のリンギングの抑制される原理、利点について。
(1)t7−t8の期間
【0030】
図15aのイコール回路図の期間は補助リアクトルLaの電流iLa、の方向が転換される期間である。該期間には−t7の始めに、変圧器がダイオードD2、D1に短絡され、補助リアクトルLaの電流iLaが急にあがる−t7aのときに、電流iLaが負値から正値へ転換する−t8のあと、電流iLaがダイオードD2のオープンのために、緩和のスロープで、あがっている。
(2)t8−t9の期間
【0031】
図15bのイコール回路図の期間は下半側のリンギングの始め期間である。利便に説明するために、図17のリンギングを抑制する下半回路の電圧、電流波形を参照する。補助リアクトルLaの電流は二つの部分に分けられる。ipのように表示されたのはそれぞれプライマリーコイルに流れる電流の部分であり、その大きさと負荷との関係がなくて、リンギングに影響しない。iCS、iD3のように表示されたのはそれぞれプライマリーのストレーキャパシタCs、ダイオードD3に流れる電流の部分であり、その大きさと負荷との関係がなくて、リンギングだけと関係がある−t8のときに、ダイオードD2がオープンされ、変圧器の短絡が解除される。補助リアクトルLaと変圧器プライマリーのストレーキャパシタCsがLーC共振タンクを形成する。しかも、V(La)=Vin−VCb、V(Cs)=0を始めの条件として、共振し始める。ストレーキャパシタCsの充電で、ダイオードD3の電圧が急に降下される。負値になるときにダイオードD3が導通される。補助リアクトルLaの共振電流が直ちにダイオードD3、電力スイッチQ1に短絡されるので、まもなく発生しようとしているリンギングを抑制する−t9のときに、ストレーキャパシタCs、補助リアクトルLaに累積したエネルギーと同じであり、皆、次の公式で表示される。
E(Cs)=E(La)=1/2Cs(Vin−Vvb)2 (1)
(3)t9−t10の期間
【0032】
図16のイコール回路図の期間には、下半側のリンギングが抑制される。リンギングがダイオードD3に抑制されなくて、共振のダンピーンがない(damping ratio=0)場合に、変圧器プライマリーのストレーキャパシタCsの電圧がVin−VCbの2倍まで充電されるので、ストレーキャパシターCsに最大のエネルギーが累積される。
その値は次の公式で表示される。
E(Cs)=1/2Cs[2(Vin−Vcb)]2 (2)
【0033】
また、リンギングがダイオードD3に抑制されないが、RCのダンピーン回路(RCsnubber circuit)がある場合に、リンギングの影響を完全に除くために、ストレーキャパシタCsに累積された最大のエネルギーがRCのダンピーン回路に使われつくす。下半側のリンギングがダイオードD3に抑制されたあとで、補動リアクトルLaのt9ときに累積したエネルギーはt9−t10の期間に、ダイオードD3に使われて尽くす。それで推算すれば、下半側のリンギングが抑制されるので、回路の損失が滅られて、減少量は公式(2)から、公式(1)をマイナスして、次のように表示される。
減少量=3/2Cs(Vin−VCb)2 (3)
【0034】
以上の分析から調べてみると、実施例(一)の下半側に、リンギングがないZVS方法を追加すれば、下半側のリンギングの招いたエネルギー損失が四分の三減られるということが分かる。
(b)上半側のリンギングの抑制される原理、利点について。
【0035】
上半側のリンギングの抑制される原理と下半側のリンギングの抑制される原理は同様であるが、節約のエネルギーが異なる。
(1)t2a−t3の期間
図18aのイコール回路図の期間は補助リアクトルLaの電流iLaの方向が転換される期間である。該期間は−t2の始めに、変圧器がダイオードD1、D2に短絡され、補助リアクトルLaの電流iLaが急に降下する−t2aのときに、電流iが正値から負値へ転換する。
【0036】
−t3のあと、電流iLaがダイオードD1のオープンのために、緩和のスロープで、継続に降下している。
(2)t3−t4の期間
図18bのイコール回路図の期間はリンギングの始め期間である。利便に説明するために、図20のリンギングを抑制する上半回路の電圧、電流波形図を参照する。その補助リアクトルLaの電流は二つの部分に分けられる。ipのように表示されたのはそれぞれプライマリーコイルに流れる電流の部分であり、その大きさと負荷との関係がなくて、リンギングに影響しない。iCs、iD4のように表示されたのはそれぞれプライマリーのストレーキャパシタCs、ダイオードD3に流れる電流の部分であり、その大きさと負荷との関係がなくて、リンギングだけと関係がある−t3のときに、ダイオードD1がオープンされ、変圧器の短絡が解除される。補助リアクトルLaと変圧器プライマリーのストレーキャパシタCsが共振タンクを形成する。しかも、V(La)=Vin、V(Cs)=0を始めの条件として、共振し始める。ストレーキャパシタCsの充電で、ダイオードD3の電圧が急にあがる。入力電圧以上になるときに、ダイオードD4が導通される。補助リアクトルLaの共振電流が直ちにダイオードD4、電力スイッチQ2に短絡されるので、まもなく発生しようとしているリンギングを抑制する−t4のときに、ストレーキャパシタCs、補助リアクトルLaに累積したエネルギーと同じであり、皆、次の公式で表示される。
E(Cs)=E(La)=1/2VCb2 (4)
(3)t4−t5の期間
【0037】
図19のイコール回路図の期間には、上半側のリンギングが抑制される。リンギングがダイオードD4に抑制されなくて、共振のダンピーンがない場合に、変圧器プライマリーのストレーキャパシタCsの電圧がVCbの2倍まで充電されるので、ストレーキャパシタCsに最大のエネルギーが累積される。その値は次の公式で表示される。
E(Cs)=2CsVCb2 (5)
【0038】
また、リンギングがダイオードD4に抑制されないが、RCのダンピーン回路がある場合に、リンギングの影響を完全に除くために、ストレーキャパシタCsに累積した最大のエネルギーがRCのダンピーン回路に使われ尽くす。上半側のリンギングがダイオードD4に抑制されたあとで、補助リアクトルLaのt4ときに累積したエネルギーはt4−t5の期間に、ダイオードD4に使われ尽くす。それで推算すれば、上半側のリンギングが抑制されるので、回路の損失が減られて、減少量は公式(5)から、公式(4)をマイナスして、次のように表示される。
減少量=3/2CsVCb2 (6)
【0039】
以上の分析から調べてみると、実施例(一)の上半側に、本発明のリンギングがないZVS方法を追加すれば、上半側リンギングの招いたエネルギー損失が四分の三減られる。
公式(2)、公式(5)を合計すると、上、下半側のリンギングの招いたトータルエネルギー損失は次のように表示される。
リンギングのトータル損失=2Cs[(Vin−VCb)2+VCb2] (7)
【0040】
公式(1)、公式(4)を合計すると、上、下半側のリンギングを抑制する場合に招いたトータルエネルギー損失は次のように表示される。
リンギングのないトータル損失=1/2Cs[(Vin−VCb)2+VCb2](8)
実施例(一)では、変圧器プライマリーのストレーキャパシタCsが100pFで、入力電圧Vinが400Vで、キャパシタCbの電圧が100Vであれば、電力転換装置のリンギングがRCダンピーン回路で消耗する場合に、卜ータルエネルギー損失は20μJで、リンギングのないトータル損失は5.0μJである。つまり、リンギングがない場合に、エネルギー損失の減少量は15μJである。そのときに、電力転換装置の作業周波が100kHzならば、RCダンピーン回路の損失は2.0Wで、リンギングのない損失は0.5Wで、減少量は1.5Wである。作業周波を200kHzまで高めると、RCダンピーン回路の損失は4.0Wで、リンギングのない損失は1Wで、減少量は3Wである。要するに、リンギングの損失が回路の作業周波に伴って、次第に増加されるのは電力転換装置の伝統設計、製造業者がZVS切り換え回路を設計するときに、いつも最高周波を突破することができないという重要な原因である。でも、そんな障害は本発明のリンギングのない技術をいれると、リンギングの招いたエネルギー損失を有効的に除くので、ZVS切り替え回路の作業周波、電力転換装置の電力密度を大幅に向上させる。
【0041】
図21は本発明による、図7の具体的な実施例において、獲得した効率成果図である。この実施例では、入力電圧Vinは370Vの直流で、出力電圧Voutは12V/5Aで、作業周波は60kHzで、変圧器のプライマリーのリアクトルLpは1.2mH、リークリアクトルは4.5μHで、追加の補助りアクトルLaは35μHである。第一本の曲線がRCダンピーン回路で、リンギングを除くので、効率が91%しかない。第二本の曲線が第一本の曲線との同じ作業条件にいるが、RCの代わりに、リンギングを抑制するダイオードD3、D4で、リンギングを除く。ダンピーン回路の消耗がないので、効率が92%まで向上される。第三本の曲線が第二本の曲線との同じ作業条件にいるが、リンギングがないので、セカンダリーの整流ダイオードが耐圧100V、正方向の電圧降下Vf0.65Vのダイオードを使って、効率が94%まで向上される。
【0042】
図22は本発明による、図7の具体的な実施例において、獲得した電磁気干渉の成果図である。上方の図面はリンギングがある場合の周波−dB図で、した方の図面はリンギングがない場合の周波−dB図である。2.5MHzの近くに、約6dBの改善がある。2、5MHzはほぼリンギングの周波だから、リンギングを抑制したあとで、勿論、周波−dB図には、ノイズが見えない。
【0043】
図23は本発明の具体的な実施例(二)である。主に、本発明のリンギングがない技術をハーフブリッジブースト正方向の全波整流回路の設計に応用する。ここで、ハーフブリッジブースト正方向のZVS全波整流回路と呼ばれる。
該実施例では、回路が入力電圧のフィルターキャパシタCinを含む。キャパシタCinの正極および負極を入力電圧Vinの正極および負極に跨がせる。直列接続されている電力スイッチQ1、Q2およびキャパシタCbを並列に配する。キャパシタCbの負極がキャパシタCinの正極に接続され、正極が電力スイッチQ2のドレーンに接続される。電力スイッチQ2のソースがQ1のドレーンに接続される。電力スイッチQ1のソースがキャパシタCinの負極に接続されるので、キャパシタCinが安定した入力電圧を変圧器の使用に提供可能となる。変圧器には、プライマリーコイルNp、セカンダリーコイルNs1、Ns2を設けられている。それらコイルの表示が図23の示すようになる。プライマリーコイルNpの一端はバランスキャパシタCbの負極に接続され、もう一端は補助リアクトルLaを経由して、二つの電力スイッチQ1、Q2の間における回路に接続される。該実施例では、プライマリーコイルNpと補助リアクトルLaとの間における回路はダイオードD4、D3を経由して、それぞれ、電力スイッチQ2のドレーン、Q1のソースに接続される。そして、ダイオードD4(又はD3)はそれぞれ電力スイッチQ1、Q2に接続され、回路にリンギングが発生するときに、補助リアクトルLaの電流iLa電力スイッチQ2、ダイオードD4(または電力スイッチQ1、ダイオードD3)短絡され、リンギングを終止させる。セカンダリーコイルNs1、Ns2の回路の接続方式は実施例(一)のセカンダリー一側の回路接続とまったく同じである。
【0044】
図24は本発明の具体的な実施例(三)である。主に、本発明のリンギングがない技術をハーフブリッジ正方向の半波整流回路の設計に応用する。ここで、ハーフブリッジブースト正方向のZVS半波整流回と呼ばれる。該実施例では、回路は入力電圧のフィルターキャパシタCinを含む。キャパシタCinの正極および負極を入力電圧Vinの正極および負極に跨ぐ。それには、直列接続されている電力スイッチQ1、Q2を並列に配する。電力スイッチQ2のドレーンがキャパシタCinの正極に接続され、電力スイッチQ1のソースがキャパシタCinの負極に接続されるので、キャパシタCinが安定の入力電圧を変圧器の使用に提供できる。変圧器には主に、プライマリーコイルNp、セカンダリーコイルNsが設けられている。それらコイルの表示が図24に示すようになる。プライマリーコイルNpの一端はバランスキャパシタCbの負極に接続され、もう一端は補助リアクトルLaを経由して、二つの電力スイッチQ1、Q2の間における回路に接続される。キャパシタCbの正極が電力スイッチQ2のドレーンに接続される。該実施例では、プライマリーコイルNpと補助リアクトルLaとの間における回路はダイオードD4を経由して、それぞれ、電力スイッチQ2のドレーンに接続される。そして、ダイオードD4は電力スイッチQ2に接続され、回路にリンギングが発生するときに、補助リアクトルLaの電流iLa電力スイッチQ2、ダイオードD4に短絡され、リンギングを終止させる。セカンダリーコイルNsの一端はそれぞれ順序に、ダイオードD2の正端、出力電圧のフィルターキャパシタCoの負極に接続され、他端はそれぞれ順に、ダイオードD1およびリアクトルLoを経由して、キャパシタCoの正極に接続される。ダイオードD2の負端はダイオードD1とキャパシタCoとの間の回路に接続される。実施例(三)は半波整流を利用するので、リンギングがD1のカットオフのときだけに起きる。よって、ダイオードD4だけを追加すると、リンギングがない目的を実現可能となる。
【0045】
図25は本発明の具体的な実施例(四)である。主に、本発明のリンギングがない技術をハーフブリッジブースト正方向の半波整流回路の設計に応用する。ここで、ハーフブリッジブースト正方向のZVS半波整流回路と呼ばれる。該実施例では、回路が入力電圧のフィルターキャパシタCinを含む。キャパシタCinの正極および負極を入力電圧Vinの正極および負極に跨がせる。直列接続されている電力スイッチQ1、Q2およびキャパシタCbを並列に配する。キャパシタCbの負極がキャパシタCinの正極に接続され、正極が電力スイッチQ2のドレーンに接続される。電力スイッチQ2のソースがQ1のドレーンに接続される。電力スイッチQ1のソースがキャパシタCinの負極に接続されるので、キャパシタCinが安定した入力電圧を変圧器の使用に提供できる。変圧器には、プライマリーコイルNp、セカンダリーコイルNsが設けられている。それらコイルの表示が図25に示すようになる。プライマリーコイルNpの一端はキャパシタCbの負極に接続され、他端は補助リアクトルLaを経由して、二つの電力スイッチQ1、Q2の間の回路に接続される。該実施例では、プライマリーコイルNpと補助リアクトルLaとの間における回路はダイオードD4を経由して、それぞれ、電力スイッチQ2のドレーンに接続される。
【0046】
そして、ダイオードD4は電力スイッチQ2に接続され、回路にリンギングが発生するときに、補助リアクトルLaの電流が電力スイッチQ2、ダイオードD4に短絡され、リンギングを終止させる。セカンダリーコイルNsの回路接続は実施例(三)のセカンダリー側の回路接続と同様である。実施例(四)は半波整流を利用するので、リンギングがD1のカットオフのときだけに起きる。よって、ダイオードD4だけを追加すると、リンギングがない目的を実現することができる。
【0047】
図26は本発明の具体的な実施例(五)である。主に、本発明のリンギングがない技術をハーフブリッジフライバック切り換え回路の設計に応用する。ハーフブリッジフライバックリンギングがないZVS回路と呼ばれる。該実施例では、回路が入力電圧のフィルターキャパシタCinを含む。キャパシタCinの正極および負極を入力電圧Vinの正極および負極に跨がせる。直列接続されている電力スイッチQ1、Q2を並列に配する。電力スイッチQ2のドレーンがキャパシタCinの正極に接続され、正極が電力スイッチQ1のドレーンに接続される。電力スイッチQ1のソースがキャパシタCinの負極に接続されるので、キャパシタCinが安定した入力電圧を変圧器T1の使用に提供可能となる。
【0048】
変圧器T1には、プライマリーコイルNp、セカンダリーコイルNsが設けられている。コイルの表示は図26に示すようになる。プライマリーコイルNpの一端はキャパシタCbの負極に接続され、他端は補助リアクトルLa、ダイオードD3を経由して、二つの電力スイッチQ1、Q2の間の回路および電力スイッチQ1のソースに接続される。該実施例では、プライマリーコイルNpと補助リアクトルLaとの間の回路はダイオードD3を経由して、それぞれ、電力スイッチQ1のソースに接続される。そして、ダイオードD3は電力スイッチQ1に接続され、回路にリンギングが発生するときに、補助リアクトルLaの電流iLa電力スイッチQ1、ダイオードD3に短絡され、リンギングを終止させる。セカンダリーコイルNsの一端がそれぞれ順に、ダイオードD1を経由して、出カフィルターキャパシタCoの正極に接続され、他端はキャパシタCoの負極に接続されるので、キャパシタCoは安定した直流電圧Voを出力端に接続した負荷に提供可能となる。実施例(五)は半波整流を利用するので、リンギングがD1のカットオフのときだけに起きる。よって、ダイオードD3だけを追加すると、リンギングがない目的の実現が可能となる。
【0049】
図27は本発明の具体的な実施例(六)であり、ハーフブリッジプーストフライバック切り換え回路の設計に応用する。ここではハーフブリッジプーストフライバックリンギングがないZVS回路と呼ばれる。該実施例では、回路が入力電圧のフィルターキャパシタCinを含む。キャパシタCinの正極および負極を入力電圧Vinの正極および負極に跨がせる。直列接続されている電力スイッチQ1、Q2をキャパシタCbと並列に配する。キャパシタCbの負極がキャパシタCinの正極に接続され、正極が電力スイッチQ2のドレーンに接続される。電力スイッチQ2のソースがQ1のドレーンに接続される。電力スイッチQ1のソースがキャパシタCinの負極に接続されるので、キャパシタCinは安定した入力電圧を変圧器T1の使用に提供可能となる。変圧器T1には、プライマリーコイルNp、セカンダリーコイルNsが設けられている。それらコイルの表示はが図27に示すようになる。プライマリーコイルNpの一端はキャパシタCbの負極に接続され、他端は補助リアクトルLaおよびダイオードD3を経由して、二つの電力スイッチQ1、Q2の間の回路および電力スイッチQ1のソースに接続される。そして、ダイオードD3は電力スイッチQ1に接続され、回路にリンギングが発生するときに、補助リアクトルLaの電流が電力スイッチQ1、ダイオードD3に短絡され、リンギングを終止させる。セカンダリーコイルNsの回路接続は実施例(五)のセカンダリー側の回路接続と同様である。実施例(六)は半波整流を利用するので、リンギングがD1のカットオフのときだけに起きる。よって、ダイオードD3だけを追加すると、リンギングがない目的を実現することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上の内容をまとめると、本発明のリンギングがないZVS方法を応用したら、それら電力転換装置は高周波の環境で、ZVS切り換えを行っても、補助リアクトルが寄生発振で招いた異常発熱の問題を避ける。一方、電力の損失を有効的に低降させ、セカンダリー素子の耐圧定額の要求を有効的に軽減させる。また、作業周波及び電力密度を大幅に向上させ、電磁気の干渉ノイズ、電力スイッチの累積した熟のエネルギー、放熱板体積の大きさを減らすことが可能となる。電力の転換装置は国際電気、磁気の干渉規定の要求を通過しやすいと共に、色々な小型化電手製品の設計にも応用されやすい。
しかしながら、上述の実施例は本発明を説明する理想的な実施例だけで、本発明になにらの形式の制限もない。そのために、該技術習熟者が発明の同じ精神で、どんな改善、変更をしても、すべて本発明の保護される範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 米国特許No.383,594および米国特許No.4,975,821の回路を示す図である。
【図2】 米国特許No.5,245,520の主な回路を示す図である。
【図3】 Lmbersonの特許に開示された回路により発生した、寄生リンギングを示す図である。
【図4】 米国特許No.5,057,986の主な回路を示す図である。
【図5】 米国特許No.5,402,329の主な回路を示す図である。
【図6】 Wittenbreder,Jr, とErnest H、の回路に発生した寄生リンギングを示す図である。
【図7】 本発明の具体的な実施例(一)を示す回路図である。
【図8】 図7のリンギングを抑制する回路を入れない場合に起こる寄生リンギングを示す図である。
【図9】 図7にリンギングを抑制する回路を入れた場合の、寄生リンギングが消失する波形を示す図である。
【図10】 図7を10期間に分けたうちのt10−t1−t2を示すイコール回路図である。
【図11】 図7を10期間に分けたうちのt2−t3−t4を示すイコール回路図である。
【図12】 図7を10期間に分けたうちのt4−t5−t6を示すイコール回路図である。
【図13】 図7を10期間に分けたうちのt6−t7−t8を示すイコール回路図である。
【図14】 図7を10期間に分けたうちのt8−t9−t10を示すイコール回路図である。
【図15】 図7を10期間に分けたうちのt7−t8−t9を示すイコール回路図である。
【図16】 図7を10期間に分けたうちのt9−t10を示すイコール回路図である。
【図17】 リンギングを抑制する下半回路の電圧、電流波形を示す図である。
【図18】 図7を10期間に分けたうちのt2−t3−t4を示すイコール回路図である。
【図19】 図7の上半側のリンギングが抑制される期間を示すイコール回路図である。
【図20】 リンギングを抑制する上半回路の電圧、電流波形を示す図である。
【図21】 図7の実施例により、獲得した効率成果を示す図である。
【図22】 本発明の図7の具体的な実施例において、獲得した電磁気干渉の成果を示す図である。
【図23】 本発明による、具体的な実施例(二)である。
【図24】 本発明による、具体的な実施例(三)を示す図である。
【図25】 本発明による、具体的な実施例(四)示す図である。
【図26】 本発明による、具体的な実施例(五)示す図である。
【図27】 本発明による、具体的な実施例(六)示す図である。
【符号の説明】
Cb バランスキャパシタ
Cin 入力電圧のフィルターキャパシタ
D1 ダイオード
D3 短絡ダイオード
La 補助リアクトル
Np プライマリーコイル
Ns1 セカンダリーコイル
Q1 電力スイッチ
Vin 電圧
Vo 直流出力電圧

Claims (23)

  1. 電力転換装置のZVS回路において高効率および高密度でリンギングのないZVSを行う方法であって、
    変圧器のプライマリーの発振用L−C共振回路がリンギングを発生する際、前記ZVS回路から発生するリンギングを有効に除くために、リアクトルの電流を短絡させ、キャパシタの電圧を低下させることを特徴とするZVS方法。
  2. 前記発振用L−C回路のキャパシタは前記変圧器のプライマリーのストレーキャパシタであることを特徴とする請求項1記載のZVS方法。
  3. 前記発振用L−C回路のリアクトルは補助リアクトルであり、前記補助リアクトルは前記変圧器のプライマリーコイルと二つの電力スイッチの直列接点との間に設置されることを特徴とする請求項1記載のZVS方法。
  4. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項3記載のZVS方法。
  5. 前記変圧器のプライマリーコイルと補助リアクトルとの間の回路接点に短絡用のダイオードが設置され、
    前記ダイオードは、前記発振用L−C回路のリンギングが始まる際、それぞれ対応した電力スイッチとともに前記変圧器のプライマリーコイルとの回路接点にダイオードが設置された補助リアクトルの電流を短絡させ、ストレーキャパシタの電圧を低下させ、前記発振用L−C回路の発振を制止することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載のZVS方法。
  6. 入力電圧のフィルターキャパシタと、変圧器とを備え、リンギングのないハーフブリッジ正方向のZVS全波整流回路によるZVS電力転換装置であって、
    前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極および負極は入力電圧の正極および負極に接続され、直列接続されている二つの電力スイッチが並列接続され、前記電力スイッチの一方のドレーンは入力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、ソースはもう一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、もう一方の前記電力スイッチのソースは前記入力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、
    前記変圧器には、プライマリーコイルが設けられ、前記プライマリーコイルの一端はキャパシタの負極に接続され、他端は補助リアクトルを経由して、前記二つの電力スイッチの間に配置されている回路に接続され、前記キャパシタの正極は前記電力スイッチのドレーンに接続され、前記プライマリーコイルと前記補助リアクトルとの間の回路は二つのダイオードを経由し、それぞれ一方の前記電力スイッチのドレーンならびにもう一方の前記電力スイッチのソースに接続され、前記ダイオードはそれぞれ前記電力スイッチと接続され、回路にリンギングが発生する際、前記補助リアクトルの電流は前記電力スイッチおよび前記ダイオードに短絡され、リンギング低減させることを特徴とするZVS電力転換装置。
  7. セカンダリーコイルをさらに備え、
    前記セカンダリーコイルの一端は出力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、他端はそれぞれセカンダリーダイオードの正端に接続され、前記セカンダリーダイオードの負端はリアクトルを経由して、前記出力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、前記出力電圧のフィルターキャパシタは安定した出力電圧を出力端に接続される負荷に提供することを特徴とする請求項6記載のZVS電力転換装置。
  8. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項6または7記載のZVS電力転換装置。
  9. 入力電圧のフィルターキャパシタと、変圧器とを備え、リンギングのないハーフブリッジブースト正方向のZVS全波整流回路によるZVS電力転換装置であって、
    前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極および負極は入力電圧の正極および負極に接続され、直列接続されている二つの電力スイッチ及びキャパシタが並列に配置され、前記キャパシタの負極は前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、前記キャパシタの正極は一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、その一方の前記電力スイッチのソースはもう一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、もう一方の前記電力スイッチのソースは前記入力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、
    前記変圧器には、プライマリーコイルが設けられ、前記プライマリーコイルの一端は前記キャパシタの負極に接続され、他端は補助リアクトルを経由して、二つの前記電力スイッチの間の回路に接続され、前記プライマリーコイルと前記補助リアクトルとの間の回路は二つのダイオードを経由して、それぞれ一方の前記電力スイッチのドレーンならびにもう一方の前記電力スイッチのソースに接続され、前記ダイオードはそれぞれ前記電力スイッチに接続され、回路にリンギングが発生した際、前記補助リアクトルの電流は前記電力スイッチおよび前記ダイオードに短絡され、リンギング低減させることを特徴とするZVS電力転換装置。
  10. セカンダリーコイルをさらに備え、
    前記セカンダリーコイルの一端は出力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、他端はそれぞれセカンダリーダイオードの正端に接続され、前記セカンダリーダイオードの負極はリアクトルを経由して、前記出力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、前記出力電圧のフィルターキャパシタにより安定した出力電圧が出力端に接続された負荷に提供されることを特徴とする請求項9記載のZVS電力転換装置。
  11. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項9または10記載のZVS電力転換装置。
  12. 入力電圧のフィルターキャパシタ(Cin)と、変圧器とを備え、リンギングのないハーフブリッジ正方向のZVS半波整流回路によるZVS電力転換装置であって、
    前記入力電圧のフィルターキャパシタ(Cin)の正極および負極は入力電圧の正極および負極に接続され、直列接続されている二つの電力スイッチが並列に配置され、一方の前記電力スイッチのドレーンは前記入力電圧のフィルターキャパシタ(Cin)の正極に接続され、ソースはもう一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、もう一方の前記電力スイッチのソースは前記入力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、
    前記変圧器にはプライマリーコイルが設けられ、前記プライマリーコイルの一端はキャパシタの負極に接続され、他端は補助リアクトルを経由して、前記二つの電力スイッチ間の回路に接続され、前記キャパシタの正極は前記電力スイッチのドレーンに接続され、前記プライマリーコイルと前記補助リアクトルとの間の回路はダイオードを経由し、それぞれ前記電力スイッチのドレーンに接続され、前記ダイオ一ドは前記電力スイッチに接続され、回路にリンギングが発生した際、前記補助リアクトルの電流は直ちに前記電力スイッチおよび前記ダイオードに短絡され、リンギング低減させることを特徴とするZVS電力転換装置。
  13. セカンダリーコイルをさらに備え、
    前記セカンダリーコイルの一端はそれぞれ順に、プライマリーのダイオードの正端から出力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、他端はそれぞれ順に、前記プライマリーのダイオードおよびリアクトルを経由して、前記出力電圧のフィルターの正極に接続され、セカンダリーダイオードの負端はもう一つのセカンダリーダイオードと前記出力電圧のフィルターキャパシタとの間の回路に接続されることを特徴とする請求項12記載のZVS電力転換装置。
  14. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項12または13記載のZVS電力転換装置。
  15. 入力電圧のフィルターキャパシタと、変圧器とを備え、リンギングのないハーフブリッジブースト正方向のZVS半波整流回路によるZVS電力転換装置であって、
    前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極および負極は入力電圧の正極および負極に接続され、直列接続されている二つの電力スイッチおよびキャパシタが並列に配置され、前記キャパシタの負極は前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、前記キャパシタの正極は一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、その一方の前記電力スイッチのソースはもう一つの前記電力スイッチのドレーンに接続され、もう一つの前記電力スイッチのソースは前記入力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、
    前記変圧器にはプライマリーコイルが設けられ、前記プライマリーコイルの一端は前記キャパシタの負極に接続され、他端は補助リアクトルを経由して、二つの前記電力スイッチ間の回路に接続され、前記プライマリーコイルと前記補助リアクトルとの間の回路はダイオードを経由して、それぞれ前記電力スイッチのドレーンに接続され、前記ダイオードは前記電力スイッチに接続され、回路にリンギングが発生した際、前記補助リアクトルの電流は直ちに前記電力スイッチおよび前記ダイオードに短絡され、リンギングを低減させることを特徴とするZVS電力転換装置。
  16. セカンダリーコイルをさらに備え、前記セカンダリーコイルの一端はそれぞれ順に、プライマリーのダイオードの正端から出力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、他端はそれぞれ順に、前記プライマリーのダイオードおよびリアクトルを経由して、前記出力電圧のフィルターの正極に接続され、セカンダリーダイオードの負端はもう一つのセカンダリーダイオードと前記出力電圧のフィルターキャパシタとの間の回路に接続されることを特徴とする請求項15記載のZVS電力転換装置。
  17. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項15または16記載のZVS電力転換装置。
  18. 入力電圧のフィルターキャパシタと、変圧器とを備え、リンギングのないハーフブリッジフライバックのZVS電力転換装置であって、
    前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極および負極は入力電圧の正極および負極に接続され、直列接続されている二つの電力スイッチが並列に配置され、その一方の前記電力スイッチのドレーンは前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、ソースはもう一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、もう一方の前記電力スイッチのソースは前記入力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、
    前記変圧器には、プライマリーコイルが設けられ、前記プライマリーコイルの一端はキャパシタの負極に接続され、他端は補助リアクトルおよびダイオードを経由して、二つの前記電力スイッチ間の回路ならびに前記もう一方の電力スイッチのソースに接続され、前記ダイオードは前記もう一方の電力スイッチに接続され、回路にリンギングが発生した際、前記補助リアクトルの電流は直ちに前記電力スイッチおよび前記ダイオードに短絡され、リンギングを終止させることを特徴とするZVS電力転換装置。
  19. セカンダリーコイルをさらに備え、
    前記セカンダリーコイルの一端はプライマリーダイオードを経由して、出力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、他端は前記出力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、前記出力電圧のフィルターキャパシタは安定した出力電圧を出力端に接続される負荷に提供することを特徴とする請求項18記載のZVS電力転換装置。
  20. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項18または19記載のZVS電力転換装置。
  21. 入力電圧のフィルターキャパシタと、変圧器とを備え、リンギングのないハーフブリッジブーストフライバックのZVS電力転換装置であって、
    前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極および負極は入力電圧の正極および負極に接続され、直列接続されている二つの電力スイッチおよびキャパシタが並列に配置され、前記キャパシタの負極は前記入力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、前記キャパシタの正極は一方の前記電力スイッチのドレーンに接続され、一方の前記電力スイッチのソースはもう一方の前記電力スイツチのドレーンに接続され、前記もう一方の電力スイッチのソースは前記入力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、
    前記変圧器にはプライマリーコイルが設けられ、前記プライマリーコイルの一端は前記キャパシタの負極に接続され、他端は補助リアクトルおよびダイオードを経由して、前記二つの電力スイッチ間の回路および前記もう一方電力スイッチのソースに接続され、前記ダイオードは前記もう一方の電力スイッチに接続され、回路にリンギングが発生した際、前記補助リアクトルの電流は直ちに前記電力スイッチおよび前記ダイオードに短絡され、リンギングを低減させることを特徴とするZVS電力転換装置。
  22. セカンダリーコイルをさらに備え、前記セカンダリーコイルの一端はプライマリーダイオードを経由して、出力電圧のフィルターキャパシタの正極に接続され、他端は前記出力電圧のフィルターキャパシタの負極に接続され、前記出力電圧のフィルターキャパシタは安定した出力電圧を出力端に接続された負荷に提供することを特徴とする請求項21記載のZVS電力転換装置。
  23. 前記電力スイッチはパワーMOSFETsであることを特徴とする請求項21または22記載のZVS電力転換装置。
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