JP3797613B2 - 二液混合吐出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、供給される2つの液体を装置内部で混合してこれを外部に吐出する装置または方法であって、より詳細には、例えば2種類の液体を混合して発泡ウレタンを生成させてそれを吹き付ける技術などのような、二液体を混合して噴出または吐出させるのに適する技術にかかわるものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−259486
【特許文献2】
特開平10−328586
【特許文献3】
特開平9−24308
上記した特許文献1の特開2001-259486には「二液型発泡ポリウレタン樹脂塗料塗装用エアスプレーガン」の発明が、また、特許文献2の特開平10-328586には「混合吹き付け方法および混合吹き付けノズル」の発明が、さらに、特許文献3の特開平9-24308には「2液混合塗装用の高速硬化反応型スプレーガンおよびそれによる塗装方法」の発明が記載されており、既に公知となっている。
【0003】
本発明に関連する、二液体混合型の発泡ウレタン吹き付け装置・スプレーガンなどのような、二液体を混合して噴出/吐出させる技術では、均一で安定した確実な吹き付け物や塗膜が形成されることが必要であり、そのためには、二液の混合や噴出に効果的で優れた方法や装置の開発が要求され、さらには、経済性(コスト性)、作業効率向上、環境問題への対応なども重視されてきている。
上記した特許文献1〜3では、それぞれの課題に対応して解決手段を示しているものの、実用化を進めるという立場からこれらをより仔細に検討するに、内包する問題点が未だ十分に解決されているものとはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、現状よく用いられているこの分野の装置や方法を、大きく発展改良させることに鑑みてなされたものであり、均一で確実な吹き付け体や塗膜を形成する技術を高度に安定化させ、二つの液体の混合や噴出に関する技術レベルをさらに向上させた新規の装置および方法を提供することを目的とし、しかも、大きなコストアップさせることなく、簡明な構造を備えた装置で実施でき、作業効率をも飛躍的に向上させることのできる二液混合吐出装置および二液混合吐出方法を提供することをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、所望の目的を達成するために、本発明にかかる二液混合吐出装置およびその方法は、以下のように構成される。なお、付した符号は図面のそれに一致している。
(1)供給される2つの液体を内部で混合して外部に吐出する二液混合吐出装置であって、
第1液体( α1 )を供給する第1液体供給部( 10 )と、
第2液体( α2 )を供給する第2液体供給部( 20 )と、
第1液体 ( α1 )および第2液体( α2 )に気体を供給するための気体供給部( 30 )と、
第1液体( α1 ) と、前記気体供給部 ( 30 ) から第1気体導通部 ( 31 ) を経由されて供給された気体( β )とを混合して第1液混合体( α1+β )を得る、前記第1液体供給部 ( 10 ) 第1混合部( 11 )と、
第2液体( α2 ) と、前記気体供給部 ( 30 ) から第2気体導通部 ( 32 ) を経由されて供給された気体( β )とを混合して第2液混合体( α2+β )を得る、前記第2液体供給部 ( 20 ) 第2混合部( 21 )と、
得られた前記第1液混合体( α1+β )前記第1混合部 ( 11 ) から噴出するための第1噴出部( 41 )と、
得られた前記第2液混合体( α2+β )前記第2混合部 ( 21 ) から噴出するための第2噴出部( 42 )と、
ふたつの噴出部( 41と42 )から噴出されたふたつの液混合体を混ぜ合わせるための二液混合部( 50 )と、
前記二液混合部 ( 50 ) から二液混合体を吐出する吐出部( 51 )と、を備え、
前記二液混合部 ( 50 ) 二つの液混合体噴出混合するにあたり、噴出される2つの液混合体に自然な対流または攪拌の動作を生じて混合されるように、二液混合部( 50 )および噴出部( 51 )の設定がなされ
前記第1液体供給部 ( 10 ) ・気体供給部 ( 30 ) ・第2液体供給部 ( 20 ) は、液体または気体を装置内部に導入するための導通接続体 ( 71、72、73 ) と接続する手段を備える、ことを特徴とする二液混合吐出装置とした。
また、前記二液混合吐出装置は導通接続体 ( 71、72、73 ) を含み、
前記導通接続体 ( 71、72、73 ) は、前記第1液体供給部 ( 10 ) ・気体供給部 ( 30 ) ・第2液体供給部 ( 20 ) との螺合接続のための手段と、軸中心位置にある挿通部 ( 71’72’73’ ) と、中央に鍔状の六角締め部とを有する、こととしてもよい。
【0006】
(2)(1)の二液混合吐出装置において、
前記二つの噴出部は向かい合うよう配置され、かつ、噴出される二つの液混合体どうしが衝突または干渉を起こさないような配置位置または噴出向きに設定される、とした。
(3)(1)または(2)の二液混合吐出装置において、
前記第1液体および第2液体は発泡ウレタンを生成するための2種類の液体であり、かつ、前記気体は空気である、とした。
【0007】
(4)供給される2つの液体を装置内部で混合してこれを外部に吐出する方法であって、
第1液体と気体とを混合して第1液混合体を得るステップA1と、
第2液体と気体とを混合して第2液混合体を得るステップA2と、
を備え、
得られた前記第1液混合体と第2液混合体とをさらに混合して二液混合体を生成しこれを外部に吐出するステップB、を備え、
前記ステップBにおいて、前記第1液混合体と第2液混合体とはそれぞれ別々の噴出部から二液混合室内に噴出されて混合されるステップB’を含み、ここでは、噴出される2つの液混合体に自然な対流(循環)または攪拌の動作が生じて混合されるように設定がなされる。
【0008】
(5)(4)の二液混合吐出方法において、
前記ステップB’においては、噴出される二つの液混合体どうしが正面衝突または干渉を起こさないように、ふたつの液混合体の噴出が制御される。
なお、これら第1液体・第2液体・気体を、外部から装置内に供給するにあたっては、供給量・圧力・速度・温度・供給管の形状や寸法など、必要な様々なファクターを設定して、これらを的確に制御管理するとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に図1〜図4を参照し、本発明による二液混合吐出装置および二液混合吐出方法の実施の形態について詳細に説明する。
ここで、図1は、本発明による二液混合吐出装置の内部構成を含む構造の一例を斜視によって示す構造説明図であり、また、図2は、図1に示した二液混合吐出装置の内部構造を示し、正面側中央部の天地方向による断面図であり、さらに、図3と図4とは、本発明の二液混合吐出装置または方法の、第1液混合体と第2液混合体の噴出と混合の状況を説明する図である。
【0010】
まず図1(a)は、本発明の二液混合吐出装置100の概観と内部を示す斜視図である。ここで、装置100内部にある液体/気体の出入りする部位については、断面円形の空洞を有する円筒形状を想定した図としたが、その断面形状は楕円や多角形など種々の形状が採用されてもよく、周知の液体/気体用の導通管の構造適宜に用いられてよい。
また、図1(b)は、液体または気体を装置内部や外部に導入するための導通接続体70の一例であり、螺合接続を可能とする導通接続体71、その中心軸方向の挿通部71’を有し、上下中央には鍔状の六角締め部70’を有する。
この導通接続体70は、二液混合吐出装置100に液体や気体を供給/吐出する箇所である液体供給部10・液体供給部20・気体供給部30と、また、外部に混合生成物を吐出するための吐出部50において、装置100側と螺合によって組み合され接続されるもので、必要に応じて適宜に用いられるとよい。
【0011】
本発明の二液混合吐出装置100は、供給される2種類の液体(α1とα2)を内部で混合して外部に吐出する装置であり、第1液体α1を供給する第1液体供給部10と、第2液体α2を供給する第2液体供給部20と、これらの液体に気体βを供給するための気体供給部30と、を備えている。
なお、図1での気体供給部30は1箇所のみが設けられ、ここから圧力が加えられた気体βである空気βを、第1液体α1および第2液体α2の両方に供給する構造としている。しかしこれに限らず、気体供給部30を2箇所設けて、第1液体α1および第2液体α2に別々に気体を供給することもできる。
【0012】
第1液体α1の側については、気体βは、気体供給部30から第1気体導通部31を経由して第1混合部11に供給されるので、ここで気体βは第1液体α1と混合されることになり、第1液混合体(α1+β)となる。
また一方の、第2液体α2の側については、気体βは、同じく気体供給部30から第2気体導通部32を経由して第2混合部21に供給されるので、ここで気体βと第2液体α2とが混合され、第2液混合体(α2+β)となる。
【0013】
こうして得られた第1液混合体(α1+β)は、第1導通噴出部41を経由して噴出口41aから二液混合部(二液混合室)50内に噴出される。また一方の第2液混合体(α2+β)は、第2導通噴出部42を経由して噴出口42aから、同じく二液混合部(二液混合室)50内に噴出される。
これらの2箇所の導通噴出部(41と42)から噴出された2種類の液混合体(α1+β、α2+β)は、この二液混合部50の円筒空洞の室内で混ぜ合わされて、気体を含む二液混合体(α1+α2+β)を生成し、その後、吐出部51から装置100の外に吐き出される。
【0014】
そして、これら2種類の液混合体(α1+β、α2+β)の噴出混合にあたっては、噴出される2つの液混合体に自然な対流(循環)または攪拌の動作を生じて混合されるように、導通噴出部(41と42)と二液混合室50との設定がなされる。ここでのより具体的な構成としては、これら二つの噴出口(41aと42a)は向かい合うよう配置されるものの、噴出される二つの液混合体どうしが衝突または干渉を起こさないような適切な配置位置または噴出向きに設定する、ことが可能である。これら噴出の仕方の設定については、後の記述において、図3および図4を参照しながら、詳しく説明する。
【0015】
図2(a)(b)は、図1に示した二液混合吐出装置100の内部構造を示し、正面側中央部の天地方向縦断による断面図である。図2の構造は基本的には図1とほぼ同じものである。この図2(a)により、図1で現れていない部位について述べれば、第1液体供給部10、第2液体供給部20、気体供給部30、吐出部51では、それぞれ導通接続体70などからなる接続部材を接続するために、その端部側に螺合溝(10’20’30’51’)を有する。また、第1気体導通部31と第2気体導通部32とは、円筒形状の内部において同心大小径の2種類の断面円筒形状を有するので内部段差が生じている。さらに、図2(b)では、第1液体供給部10、第2液体供給部20、気体供給部30に接続するための導通接続体(71、72、73)が螺合接続されており、これらの導通接続体(71、72、73)は軸中心位置に導通部(71’72’73’)を有し、液体又は気体を装置100の内部へ導通する。
【0016】
さて、図3(a) と(a)'および(b)は、本発明による二液混合吐出装置または方法による、第1液混合体と第2液混合体の噴出と混合により、二液混合体(α1+α2+β)を生成する状況を説明する図であり、図3(c)は比較例を示す。図3(a)は、円筒壁50’を有する二液混合室50の略水平方向断面による、噴出と混合の状況である。第1導通噴出部41と第2導通噴出部42は略平行状態となる位置で、仮に延長されたとしても正面衝突しないように配置され、位置ずれされて向かい合う噴出口41aと噴出口42aとにより、二液混合室50内に液混合体を噴出する。噴出口41aから噴出される液混合体の流体d1と対面側の噴出口42aから噴出される液混合体の流体d2とは、互いに直進してゆくものの、流体d1とd2とが直接正面からぶつかり合うことがなく、円筒壁50’内自然な対流(循環)または攪拌による円環状の流れQ1を生じる。
【0017】
図3(a)’は、図3(a)の変形例であり、第1導通噴出部41'''と第2導通噴出部42'''とは、略平行状態となる位置で、仮に延長されたとしても流れが正面衝突しないように配置されるのは同様であるが、これら二つの噴出部(41'''と42''')は、二液混合部50内部の円筒壁50’に接するような位置に配設されている。よって、向かい合う噴出口41a'''と噴出口42a'''とから噴出される流体(d1'''とd2''')は、円筒壁50’に添うように進行してゆき、円筒壁50’内で、より大きい自然な対流(循環、攪拌の流れ) Q5が生じる。このより大きな円環状の流れQ5は、図3(a)の流れQ1に比べて、流速が高くなって、動きが活発で大きくなるため、混合はさらに効率的に実施される。
【0018】
次の、図3(b)は、第1導通噴出部41’と第2導通噴出部42’とは、延長したとき、平行ではなく角度を有するよう配置されており、噴出口41a’から噴出される液混合体の流体d1’と対面側の噴出口42a’から噴出される液混合体の流体d2’とは、互いに直進してゆくものの、d1とd2とは直接正面からぶつかり合うことがなく、円筒壁50’内部で自然な対流または攪拌による円環状の流れQ2を生じる。
【0019】
図3(c)は、比較例を示す図であり、本発明が適用されたものではない。この図で、第1導通噴出部41''と第2導通噴出部42''とは、互いを延長したとき一直線となる位置で、ここでは円筒壁50’の中心を通るような位置に配置され、対面する噴出口41a''と噴出口42a''とにより二液混合室50の中心にむかって液混合体を噴出する。噴出口41a''から噴出される液混合体の流体d1''と、対面側の噴出口42a''から噴出される液混合体の流体d2とは、互いに直進してゆき、円筒壁50’の中心付近で直接正面からぶつかり合い、その流れは、二液混合室50内の横の円筒壁方向または円筒上下方向へ、例えば流体Lのようになって、周囲に拡散してしまう。よって、この図3(c)では、自然な対流または攪拌の流れを形成されることがなく、混合はうまくゆかない。
【0020】
図4(a)および(b)は、本発明による二液混合吐出装置または方法による、第1液混合体と第2液混合体の噴出と混合により、二液混合体(α1+α2+β)を生成する状況を説明する別の図であり、また、図4(c)は比較例を示す。
この図4(a)は、円筒壁50’を有する二液混合室50の天地方向の縦断面による説明図であり、噴出と混合の状況を示す。第1導通噴出部41xと第2導通噴出部42xとは略平行状態となる位置で、仮に延長されたとしても正面衝突しないように配置され、ずれて向かい合う噴出口41aと噴出口42aより二液混合室50内に液混合体を噴出する。また、この図では第1導通噴出部41xと第2導通噴出部42xとは、同じ縦断面上であってもよいし、異なる縦断面上であってもよい。
噴出口41xから噴出される液混合体の流体d3と、対面側の噴出口42aから噴出される液混合体の流体d4とは、互いに直進するものの、d1とd2とは直接正面からぶつかり合うことがないので、円筒壁50’内部下方中心付近で自然な対流または攪拌の流れQ3を生じる。
【0021】
次の、図4(b)は、第1導通噴出部41x’と第2導通噴出部42x’とは、一方(右側)は上斜め方向、またもう一方(左側)は下方向に、互いに円筒壁50’から角度を有するよう配置されており、噴出口41ax’から噴出される液混合体の流体d3’と対面側の噴出口42ax’から噴出される液混合体の流体d4’とは、互いに直進するものの、d3’とd4’とは直接正面からぶつかり合うことがないので、円筒壁50’内部で自然な対流または攪拌の流れQ4を生じる。またこの図でも、第1導通噴出部41xと第2導通噴出部42xとは、同じ縦断面上であってもよいし、異なる縦断面上であってもよい。
そして、本発明によれば、噴出口41ax’と対面側の噴出口42ax’との関係は、相互が対面となる位置・上下となる位置・左右となる位置・斜め上下となる位置・斜め左右となる位置など種々様々な位置関係をとりうるし、また、第1導通噴出部41x’と第2導通噴出部42x’との関係も、種々様々な位置関係をとりうる。
【0022】
図4(c)は、比較例を示す図であり、本発明が適用されたものではない。この図で、第1導通噴出部41x''と第2導通噴出部42x''とは、延長したとき一直線のようになる位置で、ここでは円筒壁50’に囲まれた二液混合室50の下方中心付近を通るような位置に配置され、対面する噴出口41ax''と噴出口42ax''より中心方向にむかって液混合体を噴出する。ところが、噴出口41a''から噴出される液混合体の流体d1''と、対面側の噴出口42a''から噴出される液混合体の流体d2とは互いに直進して、中間地点付近で直接正面からぶつかり合い、その流れは、二液混合室50内の横の円筒壁方向または円筒上下方向へ、例えば流体L’のようになって、循環されることなく四散してしまう。よって、この図3(c)のような構造の装置によれば、自然な対流または攪拌の流れを形成されることがない。
【0023】
【発明の効果】
本発明の二液混合吐出装置および二液混合吐出方法においては、装置内部で噴出される2つの液混合体に自然な対流(循環)や攪拌の動作が生じて混合されるように設定がなされ、また、噴出される二つの液混合体どうしが正面衝突または干渉を起こさないように、ふたつの液混合体の噴出が制御されることにより、二つの液体の混合や噴出を安定化/均質化/良質化させて、ローコストで作業性が向上できるという大変高度な二液混合技術が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二液混合吐出装置の内部構成を含む構造の一例を、斜視によって示す説明図である。
【図2】図1に示した二液混合吐出装置の内部構造を示し、正面側中央部の天地方向縦断による断面図である。
【図3】本発明による二液混合吐出装置または方法にかかり、第1液混合体と第2液混合体の噴出と混合との状況を、横断面の上下方向矢視により説明する図である。
【図4】図3に同じく、第1液混合体と第2液混合体の噴出と混合の状況を、中央部天地方向左右縦断により説明する図である。
【符号の説明】
100 二液混合吐出装置
α1、α2 液体
β 気体
(α1+β) 第1液混合体
(α2+β) 第2液混合体
(α1+α2+β) 二液混合体
10 第1液体(α1)供給部
11 第1混合部
20 第2液体(α2)供給部
21 第2混合部
30 気体(β)供給部
31 第1気体導通部
32 第2気体導通部
41 第1導通噴出部
41a 噴出口
42 第2導通噴出部
42a 噴出口
50 二液混合部(二液混合室)
50’ 円筒壁
51 吐出部
70、71、72、73 導通接続体
d1,d2, 直進する流体
Q1〜Q5 対流(循環、攪拌)が生じる流体の動き
L ,L’ 対流(循環、攪拌)のない流体の動き
41x,41x’,41x'' 第1導通噴出部
42x,42x’,42x'' 第2導通噴出部
41ax,41ax’,41ax'' 第1噴出口
42ax,42ax’,42ax'' 第2噴出口

Claims (4)

  1. 供給される2つの液体を内部で混合して外部に吐出する二液混合吐出装置であって、
    第1液体( α1 )を供給する第1液体供給部( 10 )と、
    第2液体( α2 )を供給する第2液体供給部( 20 )と、
    第1液体 ( α1 )および第2液体( α2 )に気体を供給するための気体供給部( 30 )と、
    第1液体( α1 ) と、前記気体供給部 ( 30 ) から第1気体導通部 ( 31 ) を経由されて供給された気体( β )とを混合して第1液混合体( α1+β )を得る、前記第1液体供給部 ( 10 ) 第1混合部( 11 )と、
    第2液体( α2 ) と、前記気体供給部 ( 30 ) から第2気体導通部 ( 32 ) を経由されて供給された気体( β )とを混合して第2液混合体( α2+β )を得る、前記第2液体供給部 ( 20 ) 第2混合部( 21 )と、
    得られた前記第1液混合体( α1+β )前記第1混合部 ( 11 ) から噴出するための第1噴出部( 41 )と、
    得られた前記第2液混合体( α2+β )前記第2混合部 ( 21 ) から噴出するための第2噴出部( 42 )と、
    ふたつの噴出部( 41と42 )から噴出されたふたつの液混合体を混ぜ合わせるための二液混合部( 50 )と、
    前記二液混合部 ( 50 ) から二液混合体を吐出する吐出部( 51 )と、を備え、
    前記二液混合部 ( 50 ) 二つの液混合体噴出混合するにあたり、噴出される2つの液混合体に自然な対流または攪拌の動作を生じて混合されるように、二液混合部( 50 )および噴出部( 51 )の設定がなされ
    前記第1液体供給部 ( 10 ) ・気体供給部 ( 30 ) ・第2液体供給部 ( 20 ) は、液体または気体を装置内部に導入するための導通接続体 ( 71、72、73 ) と接続する手段を備える、ことを特徴とする二液混合吐出装置。
  2. 請求項1に記載の二液混合吐出装置において、
    前記二液混合部( 50 )は筒状形状をなして、内壁には二つの噴出口( 41aと42a )を有し、
    前記二つの噴出口( 41aと42a )は向かい合うよう配置され、かつ、噴出される二つの液混合体どうしが衝突または干渉を起こさないような配置位置または噴出向きに設定される、ことを特徴とする二液混合吐出装置。
  3. 請求項1または2に記載の二液混合吐出装置において、
    前記第1液体( α1 )および第2液体( α2 )は発泡ウレタンを生成するための2種類の液体であり、かつ、前記気体( β )は空気である、ことを特徴とする二液混合吐出装置。
  4. 請求項1に記載の二液混合吐出装置において、
    前記二液混合吐出装置は導通接続体(71、72、73)を含み、
    前記導通接続体(71、72、73)は、前記第1液体供給部(10)・気体供給部(30)・第2液体供給部(20)との螺合接続のための手段と、軸中心位置にある挿通部(71’72’73’)と、中央に鍔状の六角締め部とを有する、ことを特徴とする二液混合吐出装置。
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