JP2002001173A - 塗料流路の洗浄方法及び塗料流路の洗浄装置 - Google Patents

塗料流路の洗浄方法及び塗料流路の洗浄装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない溶剤で高い洗浄効果を挙げ
ることができる塗料流路の洗浄装置を得る。 【解決手段】 加圧気体を通す気体通路10と、
加圧溶剤を通す溶剤通路11と、気体通路10から送ら
れる加圧気体に溶剤通路11からの加圧溶剤を送込み、
気体に溶剤が混ざり合った気液混合流体としての洗浄流
体9を生成する洗浄流体生成部13と、洗浄流体9を塗
料流路に送出す洗浄流体噴出通路14とを備え、この洗
浄流体噴出通路14と洗浄流体生成部13との間にオリ
フィス30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多色塗装を行う多
色塗装装置の色替え時における塗料流路の洗浄方法、及
び多色塗装装置の色替え時における塗料流路の洗浄装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多色塗装を行う多色塗装装置は、車両の
ボディや部品等の塗装に広く用いられている。この多色
塗装装置での塗装において色替えする際には、装置の塗
料流路から前の塗料を洗い落とす必要がある。これまで
塗料流路の洗浄は、高圧溶剤(多くはシンナーが用いら
れている。)をエアー中に送込み、溶剤を微粒化した洗
浄流体を塗料流路にそれぞれ単独にエアーと交互に送込
む方式や、エアーと溶剤を一定の混合比で混合した洗浄
流体を塗料流路に送込む方式が採られている。
【0003】前者は、エアーと溶剤が各々個別に混和す
ることなく塗料流路を流れるため、洗浄効果はあまり良
くなく、洗浄流体とエアーを交互に何度も送込む必要が
あるうえ、溶剤の使用量が多く環境負荷が大きくなり過
ぎるといった問題点がある。後者は、洗浄流体が、エア
ー泡が溶剤中に混在する気液混合態であり、混在するエ
アー泡が洗浄に効果的に働き洗浄効果は挙がるものの、
洗浄流体の構成が溶剤を主体にしているためやはり溶剤
の使用量は多くなり勝ちである。
【0004】こうした中で、溶剤の使用量をできる限り
削減し、その上で洗浄効果も挙げようとする技術も提唱
されている。例えば、特開平6―246201号公報に
は、洗浄流体として溶剤の微小滴をエアー中に分散させ
てエアー主体の構成とする技術が示されている。洗浄機
能を果たす洗浄流体は霧化洗浄流体といえるものであ
り、この洗浄流体は霧化洗浄流体の運動エネルギーと溶
剤の溶媒作用が相乗的に働き、少ない溶剤で高い洗浄効
果が得られるものである。
【0005】霧化洗浄流体は、図9に示すような霧化装
置によって生成され、多色塗装装置の塗料流路に送込ま
れる。この霧化装置は、ミキサー40とミキサー40に
接続される接続筒41と、接続筒41とホース42が連
結されるマニホールド43とから構成されている。ミキ
サー40内にはエアー室44と溶剤室45が二重構造に
より設けられ、溶剤室45に組込まれたニードル弁46
で溶剤の量が調整される。ニードル弁46はエアー室4
4に続く弁47を備え、シリンダ室48に供給されるパ
イロットエアーと付勢バネ49の釣り合いによりその位
置が決まるようになっている。溶剤室45とエアー室4
4は接続筒41側端に構成されたノズル部50において
連絡していて、エアー室44からのエアーに溶剤室45
からの溶剤がノズル部50において吹き込まれ、霧化洗
浄流体が生成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した霧化洗浄流体
による塗料流路の洗浄方式は、溶剤の使用量の削減には
寄与できるものの、洗浄機能は霧化洗浄流体の塗料成分
を押出す力が弱く、洗浄に時間がかかるといった問題点
の他、一定したエアーと溶剤の混合比を得ることが難し
いといった問題点もある。霧化装置について言えば、ホ
ース42などの詰まりで霧化洗浄流体が逆流すると、溶
剤室45の溶剤やエアー室44のエアーに霧化洗浄流体
が混ざり、所定の混合比の霧化洗浄流体の生成がなされ
ず、予定した洗浄能力を発揮することができなくなる。
【0007】そこで本発明の課題は、係る従来の問題点
を解決するためになされたものであって、少ない溶剤で
高い洗浄効果を挙げることができる塗料流路の洗浄方法
を開発することであり、少ない溶剤で高い洗浄効果を挙
げることができる塗料流路の洗浄装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、塗装装置の塗料の通る塗料流路の
洗浄に際し、まずその塗料流路に塗装機に向い高速気流
を短時間導通させ、その直後に、気体に溶剤が混ざり合
った気液混合流体を高速で導通し、さらにその直後に、
高速気流を短時間導通させる手段を採用する。
【0009】上記手段を採用することにより、塗料流路
に残存している塗料を、まずエアーの運動エネルギーで
吹飛ばして押出して予備洗浄した後、気液混合流体の導
通により溶媒の溶媒作用と運動エネルギーとにより本洗
浄し、最後にエアーの導通による濯ぎ洗浄を行うことが
できる。
【0010】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段において、気液混合流体の
導通時間を最も長く設定する手段を採用する。
【0011】上記手段を採用することにより、洗浄効果
を高めることができる。
【0012】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、加圧気体を通す気体通路と、加圧溶剤を通す溶剤通
路と、前記気体通路から送られる加圧気体に前記溶剤通
路からの加圧溶剤を送込み、気体に溶剤が混ざり合った
気液混合流体としての洗浄流体を生成する洗浄流体生成
部と、洗浄流体を塗料流路に送出す洗浄流体噴出通路と
を備え、この洗浄流体噴出通路と前記洗浄流体生成部と
の間にオリフィスを設ける手段を採用する。
【0013】上記手段を採用することにより、運動エネ
ルギーによる払拭剥ぎ取り、吹飛ばし機能と微粒の溶媒
の衝突分解機能を具備した洗浄流体を生成することがで
き、オリフィスにより塗料流路に流速の速い均質な気液
混合流体を送出すことができる。
【0014】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項3に係る手段において、オリフィスを交換可
能に構成し、オリフィスの交換により洗浄流体の流速や
流量を調整できるようにする手段を採用する。
【0015】上記手段を採用することにより、塗料流路
の構成に応じて適切な洗浄流体を生成することができ
る。
【0016】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項3又は請求項4のいずれかに係る前記手段に
おいて、洗浄流体生成部において気体の流路に鋭角で溶
剤の流路を合流させる手段を採用する。
【0017】上記手段を採用することにより、溶剤の気
体への混合性が増し、洗浄流体の流速も速めることが可
能になる。
【0018】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項3〜請求項5までのいずれかに係る手段にお
いて、気体通路と溶剤通路とに逆流防止手段を設ける手
段を採用する。
【0019】上記手段を採用することにより、気体と溶
剤の混合割合の変動を防止でき安定した洗浄流体を得る
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図8によって示す本実施の
形態は、車両のボディや部品等に多色塗装を行う多色塗
装装置について、色替え時においてその塗料流路を洗浄
する洗浄装置に関するものである。本洗浄装置1を適用
する多色塗装装置は、図1に示すように塗料色替え装置
2と塗装機3とからなり、その塗料色替え装置2は、塗
装機3近くにメタリングバルブ4を介して連絡してい
る。塗料色替え装置2は、メタリングバルブ4に連絡す
る色替えマニホールド5の側部に、使用される塗料色に
対応するカラーチェンジバルブ6と、押出しエアーを供
給する押出しエアーバルブ7が組付けられて構成されて
いる。洗浄対象となる塗料流路8は、色替えマニホール
ド5から塗装機3までの一連の塗料流通経路である。
【0021】図1に示すように、洗浄装置1は、塗料流
路8の最上流部に設けられ、色替え時に塗料流路8に、
図2、図4に示す気液混合流体である洗浄流体9を生成
し噴出するものであり、図4に示すように加圧エアーを
通す気体通路10と、加圧溶剤(シンナーが主流であ
る。)を通す溶剤通路11と、気体通路10から送られ
る加圧エアーに溶剤通路11からの加圧溶剤を送込み、
エアーに溶剤が混ざり合った気液混合流体を生成する洗
浄流体生成部13と、気液混合流体を洗浄流体9として
塗料流路8に送出す洗浄流体噴出通路14とからなるミ
キシングバルブとして構成されている。
【0022】図2〜図4に示すように、気体通路10
は、チャッキボディ15の両端にコネクション16,1
7を設けて構成される直線通路として構成され、一方の
コネクション17が洗浄流体生成部13に連結され、他
方のコネクション16から加圧エアーが供給される。図
3、図4に示すように、チャッキボディ15内には下流
側にスプリング18が、上流側にスチールボール19が
組込まれ、逆流防止手段としてのチャッキ弁が構成さ
れ、洗浄流体生成部13側のコネクション17との間は
気密に装着されている。図3、図4に示すように、チャ
ッキボディ15とエアー供給側のコネクション16との
間にはバルブシート22が挟み込まれ、気密に装着され
ている。洗浄流体生成部13側のコネクション17の中
間部には図5に示すように隔壁24が設けられ、この隔
壁24に下流側の気体通路10の開口面積に対し50%
ほどの開口面積となるように通気孔25が同一円周上に
等間隔に開けられている。
【0023】図4,図2に示すように、溶剤通路11
も、チャッキボディ15の両端にコネクション16,1
7を設けて構成される直線通路として構成され、一方の
コネクション17が洗浄流体生成部13に連結され、他
方のコネクション16から加圧溶剤が供給される。チャ
ッキボディ15内には下流側にスプリング18が、上流
側にスチールボール19が組込まれ、逆流防止手段とし
てのチャッキ弁が構成され、洗浄流体生成部13側のコ
ネクション17との間は気密に装着されている。チャッ
キボディ15と溶剤供給側のコネクション16との間に
はバルブシート22が挟み込まれ、液密に装着されてい
る。洗浄流体生成部13側のコネクション17の中間部
には図5に示すように隔壁24が設けられ、この隔壁2
4に下流側の溶剤通路11の開口面積に対し50%ほど
の開口面積となるように通液孔26が同一円周上に等間
隔に開けられている。気体通路10と溶剤通路11のチ
ャッキ弁は洗浄流体9の逆流を防止し、エアーと溶剤の
混合割合の変動を防ぎ、安定した組成の洗浄流体9を得
るためのものである。
【0024】図3、図4に示すように、洗浄流体生成部
13は、軸方向に間隔をおいて平行に形成されたねじ嵌
合部と、このねじ嵌合部の対向側の中央に形成されたね
じ嵌合部を備えている。平行のねじ嵌合部の一方には、
気体通路10側のコネクション17がねじ嵌めされ、他
方には溶剤通路11側のコネクション17がねじ嵌めさ
れる。もう一つのねじ嵌合部には洗浄流体噴出通路14
を構成するユニオンアダプタ27がねじ嵌めされる。
【0025】気体通路10に接続されるねじ嵌合部の底
部とユニオンアダプタ27側のねじ嵌合部の底部とは、
中心線方向の穿孔とこれに直角する方向の穿孔による気
体流路28で連絡している。図4に示すように、溶剤通
路11に接続されるねじ嵌合部の底部とユニオンアダプ
タ27側のねじ嵌合部の底部とは液体流路29で連絡し
ているが、この液体流路29はユニオンアダプタ27に
通じる気体流路28に図4に示すように15度から45
度の角度、より好ましくは25度から30度の角度をも
って合流するよう形成されている。ユニオンアダプタ2
7とねじ嵌合部との間には図6及び図7に示すオリフィ
ス30が挟み込まれている。オリフィス30は金属円板
の中心及び同一円周上に同径又は異径の孔32を複数形
成した構成で、図7に示すように孔径の異なるものや、
孔32の配列の異なるものと交換して使うことが可能で
ある。ユニオンアダプタ27とねじ嵌合部との間は水密
に嵌合されている。
【0026】上記のように構成された洗浄装置1に色替
え時に、気体通路10(図4参照。)に加圧エアーを、
溶剤通路11にシンナー等の加圧溶剤を供給することに
よって多色塗装装置の塗料流路8を洗浄することができ
る。入力条件の圧力はエアーも溶剤も0.3〜0.6M
paの範囲に設定される。気体通路10に供給されたエ
アーは、経路の途中のコネクション17の隔壁24の通
気孔25を通り、洗浄流体生成部13の気体流路28に
流れ込む。このとき隔壁24の通気孔25を通過するこ
とにより、エアーの流速が速められ流れが整流される。
【0027】一方、溶剤通路11(図4参照。)に供給
された溶剤は、経路の途中のコネクション17の隔壁2
4の通液孔26を通り、洗浄流体生成部13の液体流路
29に流れ込む。このとき隔壁24の通液孔26を通過
することにより溶剤の流速が速められ流れが整流され
る。洗浄流体生成部13の気体流路28に流入した流速
の高まったエアーは方向を二度変え、中心線方向に続く
部分の気体流路28に至り、液体流路29に流入した流
速の高まった溶剤も方向を二度変え、中心線方向に続く
部分の気体流路28に、設定された25度から30度の
角度をもって噴出され、エアーの流れに溶剤の流れが合
流し微粒化され、エアーに溶剤の微粒が混ざった気液混
合流体が生成される。
【0028】液体流路29を気体流路28に鋭角に合流
させることにより、溶剤のエアーへの混合性が増し、気
液混合流体の流速も速めることができる。合流部付近で
生成された気液混合流体は、オリフィス30の孔32を
通過することにより、流速が速められ、エアーと溶剤の
混合組成の均一化が図られ、整流化された高い運動エネ
ルギーを持つ洗浄流体9となってユニオンアダプタ27
から塗料流路8に噴出され、塗料流路8の塗料を洗浄す
る。オリフィス30を通過することにより形成される洗
浄流体9は、オリフィス30の径の異なる孔32を通過
することにより、流量が少なく流速の速い成分と、流量
がやや多く流速のやや遅い成分が混じり合い付着した塗
料に揺さぶり作用を働かせることができる。
【0029】図1に示すように、塗料流路8中に噴出さ
れた洗浄流体9は、残留していた塗料に衝突し、高速の
洗浄流体9の衝撃力と溶剤による分解作用と、さらに高
速の洗浄流体9の払拭作用及び揺さぶり作用を同時的に
発揮し、これにより塗料流路8内に付着していた塗料
は、極短時間(4〜10秒)で分解され剥離され押出さ
れて除去される。
【0030】本実施の形態の塗料流路8の洗浄装置1
は、気液混合流体である洗浄流体9を生成してその運動
エネルギー、分解作用、衝撃力、払拭作用、揺さぶり作
用により塗料を洗浄するものであり、溶剤の使用量は少
なく環境負荷は少ない。この洗浄装置1の洗浄機能をよ
り有効に発揮させる洗浄方法として、次のような方法を
提案する。
【0031】多色塗装装置の色替え時における塗料流路
8の洗浄に際し、まずその塗料流路8に塗装機3に向っ
て高速気流としてエアーを1秒間ほど導通させ、0.5
秒間ほどのインターバルをとって気液混合流体である洗
浄流体9を4秒間ほど高速で導通し、さらにその後0.
5秒間ほどのインターバルをとって、高速気流であるエ
アーを1秒間ほど導通させるものである(図8参照)。
この方法によれば、塗料流路8に残存している塗料を、
まずエアーの運動エネルギーで吹飛ばして押出して予備
洗浄した後、洗浄流体9の導通により溶媒の分解と運動
エネルギー等の複合作用により本洗浄し、最後にエアー
の導通による濯ぎ洗浄を行うわけで、7秒ほどで塗料流
路8の洗浄が完了する。即ち、本洗浄装置1の洗浄機能
をより有効に発揮できる洗浄方法である。
【0032】洗浄流体9の導通時間は多色塗装装置に係
る設備条件等によって設定することになるが、洗浄機能
の主体であり前後のエアーの導通時間よりは常に長く設
定する。また、洗浄流体9の流速や流量を調整するオリ
フィス30の選定との兼合いで洗浄流体9の導通時間は
調整することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、少ない溶剤で
高い洗浄効果を挙げることができる塗料流路の洗浄方法
が得られる。
【0034】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともに、より洗浄効果を挙げることが可能に
なる。
【0035】請求項3の発明によれば、少ない溶剤で高
い洗浄効果を挙げることができる塗料流路の洗浄装置が
得られる。
【0036】請求項4の発明によれば、請求項3に係る
前記効果とともに塗料流路の構成に応じて適切な洗浄流
体を生成することができる。
【0037】請求項5の発明によれば、請求項3又は請
求項4のいずれかに係る前記効果とともに溶剤の気体へ
の混合性が増し、洗浄流体の流速も速めることが可能に
なる。
【0038】請求項6の発明によれば、請求項3〜請求
項5までのいずれかに係る前記効果とともに、気体と溶
剤の混合割合の変動を防止でき安定した洗浄流体を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置を適用した
多色塗装装置の構成図である。
【図2】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置の斜視図で
ある。
【図3】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置の分解斜視
図である。
【図4】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置の縦断面図
である。
【図5】 図4におけるA―A線の断面図である。
【図6】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置におけるオ
リフィスの側面図である。
【図7】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置におけるオ
リフィスの正面図である。
【図8】 実施の形態の塗料流路の洗浄装置による塗装
方法を示す説明図である。
【図9】 従来の洗浄装置の霧化装置の断面図である。
【符号の説明】
1:洗浄装置 3:塗装機 8:塗料流路 9:洗浄流体 10:気体通路 11:溶剤通路 13:洗浄流体生成部 14:洗浄流体噴出通路 18:スプリング 19:スチールボール 28:気体流路 29:液体流路 30:オリフィス 32:孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 9/027 B08B 9/06 Fターム(参考) 3B116 AA12 AB53 BB22 BB32 BB88 BB90 CA01 CC01 3B201 AA12 AB53 BB22 BB32 BB88 BB90 BB95 BB98 CA01 CB01 CC01 4D075 AA01 AA74 AA83 AA85 AA90 BB65X CA47 CB36 EA05 4F035 AA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装装置の塗料の通る塗料流路の洗浄に
    際し、まずその塗料流路に塗装機に向い高速気流を短時
    間導通させ、その直後に、気体に溶剤が混ざり合った気
    液混合流体を高速で導通し、さらにその直後に、高速気
    流を短時間導通させる塗料流路の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 気液混合流体の導通時間を最も長く設定
    した請求項1に記載の塗料流路の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 加圧気体を通す気体通路と、加圧溶剤を
    通す溶剤通路と、前記気体通路から送られる加圧気体に
    前記溶剤通路からの加圧溶剤を送込み、気体に溶剤が混
    ざり合った気液混合流体としての洗浄流体を生成する洗
    浄流体生成部と、この洗浄流体を塗料流路に送出す洗浄
    流体噴出通路とを備え、この洗浄流体噴出通路と前記洗
    浄流体生成部との間にオリフィスを設けた塗料流路の洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 オリフィスを交換可能に構成し、オリフ
    ィスの交換により洗浄流体の流速や流量を調整できるよ
    うにした請求項3に記載の塗料流路の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 洗浄流体生成部において気体の流路に鋭
    角で溶剤の流路を合流させた請求項3又は請求項4のい
    ずれかに記載の塗料流路の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 気体通路と溶剤通路とに逆流防止手段を
    設けた請求項3〜請求項5までのいずれかに記載の塗料
    流路の洗浄装置。
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