JP3795471B2 - ミキサーおよびミキサー用カッタ - Google Patents

ミキサーおよびミキサー用カッタ Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、野菜や果物などの食品材料を細かく裁断するだけでなく、氷を砕いてきめ細かいかき氷を作ったりコーヒー豆などを粉砕するのにも好適なミキサーと、このミキサーに用いるカッタとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
野菜や果物などの食材を水や牛乳などと共に容器に入れ、略二枚羽根状のカッタを高速回転させることによって細かく裁断し、ジュースにするミキサーが広く用いられている。またコーヒー豆などを細かくすり砕いて粉にするコーヒーミルと呼ばれる一種のミキサーも広く用いられている。さらにジュースなどと共に入れた氷を細かく砕いてかき氷状の飲み物にするためにもミキサーが用いられている。
【0003】
従来広く用いられているミキサーは主として野菜や果物を裁断して液体状にするのに都合が良く作られている。この場合カッタは食材を液体と共に撹拌対流させるものであり、両端を斜上外側へ起立させ、この起立部に設けた刃先の向きを、回転軸の軸方向から見てカッタの回転軌跡に対して外径方向あるいはほぼ接線方向となるようにしていた。
【0004】
すなわち起立部の内側面を回転軌跡円に対して接線方向とした場合に、刃先はこれら内側面と円との交点よりも通常回転方向側に偏位しているため、刃先は回転軌跡よりも外径方向を指向することになるものである。また刃先が内径側から見て先端に向かって反回転方向へ後退している場合には、刃先の向きは先端に接近するのに伴って次第に接線方向に接近することになる。
【0005】
しかしこのカッタで硬い氷や硬いコーヒー豆などを砕く場合には、刃が氷や豆をはじき飛ばして食材の対流が乱れることになる。このためきめ細かいかき氷を作ったりコーヒー豆を均一な粒径に砕くことが困難である。またカッタの回転に伴い食材も回転するので、食材に遠心力が加わり、食材がカッタの付近で径方向外側へ流動する。この時食材が硬い氷や豆類であると、氷や豆はカッタの側面に衝突することになって刃に当たらずにはじき飛ばされることが多くなる。このためかき氷の製造や豆の粉砕に時間がかかり、粒径が揃ったなめらかなかき氷やコーヒー粉末を得ることが困難であった。
【0006】
そこで氷が遠心力によって径方向外側に流動する際に氷が刃に当たり易くするため、板状のカッタの回転軌跡に対する傾きを適切にすることが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これらの既提案のものは、刃先の回転軌跡を反回転方向側の端面の回転軌跡より回転中心側に位置させたものであった。すなわち板状カッタの刃先を内径側に偏位させたものであった。
【0007】
【特許文献1】
特許第2865338号公報
【特許文献2】
特開平10−192159号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような既提案のカッタにおいては、刃先と反回転方向側の端面との間に平板状の側面が存在するため、遠心力により流動する氷の一部は刃に当たらずにこの側面に直接衝突してはね飛ばされるのを避けることはできない。このためかき氷の製造時間の短縮が困難であり、均一粒径の滑らかなかき氷の製造が依然として困難であった。同様な問題は、コーヒー豆などの硬い食材を粉砕する場合にも生じるものであった。
【0009】
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、野菜や果物の粉砕は勿論可能であるが、特に氷やコーヒー豆などの硬い食材を能率よくかつ均一な粒径に細かく粉砕するのに適し、かき氷を作る場合には滑らかでクリーミーなものを簡単に作ることが可能なミキサーを提供することを第1の目的とする。またこのミキサーに使用するカッタを提供することを第2の目的とする。
【0010】
【発明の構成】
この発明によれば第1の目的は、食材を収容する着脱可能な容器の内底部中央付近から起立する回転軸に、長手方向外側部分に斜上外側に向って立ち上がる起立部を有するカッタを固定したミキサーにおいて、前記起立部には前記起立部の長手方向に長く前記起立部の先端まで達し前記カッタの内径側に向って開く長溝が形成され、前記起立部の回転方向および反回転方向の内径側角部を刃としたことを特徴とするミキサー、により達成される。
【0011】
また第2の目的は、着脱可能な容器の中に収容した食材を裁断するミキサーに用いられ、長手方向外側部分に斜上外側に向って立ち上がる起立部を有するカッタにおいて、前記起立部には前記起立部の長手方向に長く前記起立部の先端まで達し前記カッタの内径側に向って開く長溝が形成され、前記起立部の回転方向および反回転方向の内径側角部を刃としたことを特徴とするミキサー用カッタ、により達成される。
【0012】
【作用】
カッタの回転により容器内の食材も同方向に回転する。この回転により食材には遠心力が発生し、食材は径方向外側へ流動する。この時食材はカッタの起立部に設けた回転方向および反回転方向の2つの内径側角部に衝突し、ここで裁断(カット)されまた破砕される。
【0013】
カッタに当たった食材は、起立部の長溝によって回転方向または反回転方向の移動が制限されつつ斜上外側に流動する。すなわち従来の板状のカッタのようにカッタの側面に当たった食材がそのまま内径側にはね飛ばされるのではなく、長溝により斜上に導かれる。このため容器内壁に沿って上昇する強い流動が形成され、食材が効率良くかつ円滑にカッタの中央へ流れ込む。この結果食材の処理時間を短縮でき、粒径の均一化が可能になる。
【0014】
【実施態様】
図1は本発明の一実施態様の分解斜視図、図2はカッタを取付けた容器台の拡大斜視図、図3はその分解斜視図、図4はカッタの平面図、図5はカッタの側面図、図6は食材の流れを説明する図、図7はカッタの機能を説明する概念図であって起立部の長手方向の直線Aに対する直交断面と回転軸とを示すものである。
【0015】
図1において符号10は略円柱状のミキサー本体部であり、電動モータ(図示せず)などを内蔵する。このミキサー本体部10の上面には平面視円形のカップリングギヤ収容部12が形成されている。このカップリングギヤ収容部12の中央にはモータの回転軸(図示せず)が垂直に突出し、ここにカップリングギヤの駆動側(図示せず)が固定されている。
【0016】
14は略有底円筒状の容器台である。容器台14にはその中央を回転軸16が上下に貫通している。この回転軸16の下端にはカップリングギヤの被動側18が固定される一方、その上端には略板状の下カッタ20および略板状の上カッタ22が固定されている。上カッタ22は本発明のカッタとなるものであり、その構成は後記する。容器台14はミキサー本体部10のカップリングギヤ収容部12に上方から係入可能であり、この係入時にカップリングギヤの被動側18がミキサー本体部10の駆動側に係合する。
【0017】
24は食材を収容する略逆コップ状の容器である。この容器24は上端が閉じた略円錐状であり、その下端外周を容器台14に上方から螺合可能である。従ってこの容器24を容器台14に螺着した状態では、容器の内底部中央に回転軸16の上端が起立することになる。
【0018】
26はこの容器24に上方から被冠可能なキャップである。このキャップ26は容器24よりやや大きい略逆コップ状である。容器24を容器台14に螺着し、容器台14をミキサー本体部10のカップリングギヤ収容部12に装着した状態で、このキャップ26を容器24に被せる。そしてキャップ26を強く押下すればモータのスイッチがオンになるように構成されている。
【0019】
すなわちキャップ26に設けた舌部28は、ミキサー本体部10の上部外周に設けた係合凹部30に係合可能であり、両者を位置合せしつつキャップ26を強く押下すれば、キャップ26の下縁(開口縁)に設けた突起(図示せず)がミキサー本体部10の上縁(開口縁)に設けた係入孔32に進入する。この結果モータのスイッチがオンになる。またキャップ26の押下力を弱めれば、キャップ26は図示しないばねの復帰力によってモータ本体部10から僅かに浮き上がり、これと同時にモータのスイッチがオフになる。
【0020】
次に上カッタ22を説明する。この上カッタ22は図4,5に示すように、長細い金属板の両端を次第に幅を狭く加工して斜上外側方へ折曲した略板状のものであり、左右対称な略二枚羽根状(あるいは回転羽根状)である。その中央には回転軸16が係入する取付孔34を有する水平部36を持ち、この水平部36の両側に連続して斜上外側へのびる中間部38および起立部40を持つ。
【0021】
起立部40は先端に向って次第に幅が狭くなるなると共に、回転軸16(が通る取付孔34)を通りかつ上カッタ22の起立部40の長手方向の直線Aに沿ってこの直線Aの両側を内側へ折曲した断面略V字状である。すなわち起立部40の長手方向の直線Aに直交する断面が略V字形である。この結果起立部40には、この起立部40の長手方向の直線Aに沿って長くこの起立部40の先端に達し前記上カッタ22の内径側(回転軸16側)に向って開いた長溝42が形成される。
【0022】
この上カッタ22はステンレス鋼などの厚板を切断し、折曲することにより形成することができる。すなわち長手方向の直線Aに直交する面での断面形状が長四角形の素材をプレス加工することにより中間部38および起立部40を加工すればよい。
【0023】
図7はこの上カッタ22の断面、すなわち起立部40の長手方向の直線Aに対する直交断面を示している。なおこの直線Aは図7に明らかなように、平面視で回転中心に交わる直線に重なっている。ここで起立部40の回転方向(矢印F方向)の内径側角部44および反回転方向の内径側角部46には刃が形成されている。この刃は切削・焼込れにより形成してもよいが、剪断加工した加工面をそのまま刃として利用してもよい。
【0024】
これらの内径側角部44,46の刃には、遠心力によって外径方向Bに流動する食材が当たってカットされる。あるいは砕かれる。この時食材は起立部40の長溝42に導かれて斜上外側へ送られる。このため食材は内径側角部44,46上を滑りながら移動することになり、食材のカットは一層円滑に行われる。
【0025】
この実施態様の上カッタ22を、前記したように断面長方形の厚板を剪断・プレス加工で作成した場合には、内径側角部44,46および外径側角部48,50はそれぞれ略直角の断面形状となる(図7参照)。このためこれら角部44,46,48,50を挟む2つの面(V字形の谷の一方の面42aと、起立部40の幅方向の端面52)が挟む角度の2等分線が、食材が遠心力で移動する方向(B)にほぼ一致することになり、食材のカットや破砕が円滑に行われる。
【0026】
またこの実施態様では、回転方向(F)の外径側角部48が内径側角部44よりも回転方向(F)に前進している。この外径側角部48にも前記内径側角部44と同様に刃を形成しておき、この角部48を挟む2つの面が挟む角度の2等分線が、上カッタ22がその回転により食材に当たる方向(C)にほぼ一致させれば、外径側角部48がカッタ22の回転により食材を円滑にカットしかつ破砕することができる。
【0027】
このようにこの実施態様によれば、遠心力で移動する食材を内径側角部44,46でカットし、カッタ22の回転によって食材を外径側角部48でカットするから、結局刃の数が複数になったことになり、上カッタ22の耐久性を向上させ切れ味を良くすることができる。
【0028】
以上の説明からも理解できるように、この上カッタ22を使えば、図6に矢印で示すように、食材は起立部40によって容器24の内壁に沿って押し上げられ、中央付近から上カッタ22の中央付近に落下するように流動する。そして食材は遠心力により起立部40の2つの内径側角部44,46でカット・破砕される。また上カッタ22の回転により回転方向の外径側角部48が食材に当たって、食材をさらにカット・破砕することができる。さらに起立部40は長溝42の加工によって剛性が増大し、カッタ22の強度も向上する。
【0029】
【他の実施態様】
図8,9,10は他の実施態様であるカッタ22Aを示す平面図と、側面図と、斜視図である。このカッタ22Aは、前記図4,5に示した上カッタ(カッタ)22に対して、中間部38を省いたものである。
【0030】
この実施態様によれば、断面V字形の長溝42Aが前記図4,5に示したものに比べて、長手方向に長くなるから、食材をこの長溝42Aに効率良く捕捉して斜上外側へ送ることができる。また刃となる部分、すなわち図7における内径側角部44,46や外径側角部48などに相当する部分が長くなるので、食材をカットし破砕する能力も向上する。
【0031】
【他の実施態様】
図11に示すカッタ22Bは、起立部40Bの断面形状を略W字形にして長溝42Bを二列にしたものである。この実施態様によれば、回転方向および反回転方向の内径側角部44B,46Bの間にさらに中間角部54を形成することができ、ここを刃とすることによりカッタの破砕力あるいは切れ味は一層向上する。すなわち遠心力で流動する食材は3つの角部44B,46B,54の刃でカットされ破砕されるからである。
【0032】
なお前記図4,5,8〜10に示したカッタ22,22Aでは、断面が略V字形であるからカッタの剛性が増大し、強度が増大するが、この図11に示すカッタ22Bではさらに剛性が増大し、硬い食材のカットに一層適するものとなる。
【0033】
【他の実施態様】
図12はカッタ22Cの起立部40Cの断面形状を、略U字状にしたものである。この実施態様によれば長溝42Cに食材を多く保持して斜上外側へ円滑に送ることができる。すなわち食材の移送量を増やして図6に示した縦方向の流動を強化する。この結果食材のカット・破砕を一層円滑に行うことが可能になる。
【0034】
【他の実施態様】
図13に示す起立部40Dは、長溝42Dの断面形状を略L字形として、長溝42Dの谷底を通る直線を挟んで非対称にしたものである。この起立部40Dを有するカッタ22Dを用いる場合に、長溝42Dの谷を挟む長辺42d回転方向(F)側に位置させれば、カッタ22Dの回転時に長溝42Dによって斜上外側に導かれる食材が反回転方向側の短辺に保持され易くなり、斜上外側への移動が一層円滑に行われる。
【0035】
【他の実施態様】
図14に示すカッタ22Eは、起立部40Eの内径側角部44E,46Eを鋭角としたものである。また外径側角部48E,50Eを内径側角部44E,46Eよりもそれぞれ反回転方向および回転方向(F)に偏位させたものである。この実施態様によれば、内径側角部44E,46Eの刃が鋭くなり、食材をカットする能力、特に野菜などの軟らかい食材をカットする能力が向上する。
【0036】
以上の図7,8,13,14に示すカッタ22,22A,22D,22Eでは、長溝42,42A,42D,42Eの谷を通る直線(図7,8,13,14における直線A)が、平面視でカッタの回転中心を通り半径方向にのびる直線に重なるようにしたが、この谷を通る直線を平面視で回転中心を通り半径方向にのびる直線から偏位させてもよい。この谷を通る直線は回転中心を通り半径方向にのびる直線と平面視で平行にするのが望ましいが、平面視で回転中心を通る直線に対して傾けてもよい。
【0037】
例えばこの谷を通る直線はカッタの内径側に比べて外径側を反回転方向に偏位させるように傾ければ、カッタの回転に伴う食材の外径方向への移動方向に長溝の方向を揃える(あるいは接近させる)ことができ、食材の長溝内での流動を一層円滑化することができる。このため内径側角部での食材のカット・破砕が一層円滑になる。
【0038】
また起立部は以上の実施態様ではカッタの長手方向の両側に設けているが、本発明はカッタの長手方向の一方だけに本願発明に係る起立部を設けたものであってもよい。この場合他方を下方へ折曲して、回転軸回りの重量バランスをとるのが望ましい。
【0039】
また起立部に設ける長溝は、先端に向かって次第に浅くするのがよい。遠心力により内径側角部でカットされ破砕された食材を、この長溝に捕捉して先端に移動した後、長溝から円滑に放出し易くなるからである。なおこのように長溝を先端に向かって次第に浅くするためには、起立部の幅(長手方向にほぼ直交する方向の幅)を先端に向かって次第に狭くする方法と、長溝の谷を挟む2辺の角度を先端に向かって次第に大きくする方法と、これら2つの方法を組合せた方法が採用可能である。
【0040】
【発明の効果】
請求項1〜8の発明によれば、カッタの長手方向の外側部分に設けた起立部に、この起立部の長手方向に長くこの起立部の先端に達すると共にカッタの内径側に開く長溝を形成し、回転方向および反回転方向の内径側角部を刃としたものであるから、食材がカッタに追従して回転することにより食材に作用する遠心力が食材を内径側角部に強く衝突させる。この時食材は長溝に導かれて斜上外側へ移動する。このため食材は内径側角部に接触しつつ移動するから食材は円滑にカットされ、また破砕され得る。
【0041】
内径側角部は起立部の少くとも回転方向および反回転方向にできるので、食材は少くとも2ヶ所でカット・破砕されることになる。このため従来のカッタに比べて処理速度が上がり、短時間で処理することが可能になる。また食材は長溝によって縦方向に強く円滑に流動するから、カット・破砕が能率よく行えることになり、粒径の揃ったかき氷や粉体を得ることができる。さらにカッタは長溝を加工することによりその剛性が増大し、硬い食材の処理に適するものとなる。
【0042】
請求項9の発明によれば、請求項1〜8のいずれかのミキサーに使用する部品であるカッタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様であるミキサーの分解斜視図
【図2】 カッタを取付けた容器台の拡大斜視図
【図3】 図2の容器台の分解斜視図
【図4】 カッタの平面図
【図5】 カッタの側面図
【図6】 食材の流れを説明する図
【図7】 カッタの起立部の長手方向に垂直な平面による断面と回転軸とを示す概念
【図8】 他の実施態様であるカッタの平面図
【図9】 同じく側面図
【図10】 同じく斜視図
【図11】 他の実施態様を示す起立部の長手方向に垂直な平面による断面と回転軸とを示す概念
【図12】 他の実施態様を示す起立部の長手方向に垂直な平面による断面と回転軸とを示す概念
【図13】 他の実施態様を示す起立部の長手方向に垂直な平面による断面と回転軸とを示す概念
【図14】 他の実施態様を示す起立部の長手方向に垂直な平面による断面と回転軸とを示す概念
【符号の説明】
10 ミキサー本体部
14 容器台
16 回転軸(回転中心)
20 下カッタ
22、22A〜22E 上カッタ(カッタ)
24 容器
40、40A〜40E 起立部
42、42A〜42E 長溝
44、44A〜44E 回転方向の内径側角部
46、46A〜46E 反回転方向の内径側角部
48、48A〜48E 回転方向の外径側角部
起立部の長手方向の直線

Claims (9)

  1. 食材を収容する着脱可能な容器の内底部中央付近から起立する回転軸に、長手方向外側部分に斜上外側に向って立ち上がる起立部を有するカッタを固定したミキサーにおいて、
    前記起立部には前記起立部の長手方向に長く前記起立部の先端まで達し前記カッタの内径側に向って開く長溝が形成され、前記起立部の回転方向および反回転方向の内径側角部を刃としたことを特徴とするミキサー。
  2. 起立部の回転方向の外径側角部が回転方向の内径側角部より回転方向に前進し、前記外径側角部を刃とした請求項1のミキサー。
  3. 起立部はその長手方向にほぼ直交する断面が略V字形である請求項1のミキサー。
  4. 起立部はその長手方向にほぼ直交する断面が略W字形である請求項1または2のミキサー。
  5. 起立部はその長手方向にほぼ直交する幅が先端に向って次第に減少している請求項1〜4のいずれかのミキサー。
  6. 長溝は先端に向って次第に浅くなっている請求項1〜5のいずれかのミキサー。
  7. 長溝のを通る直線が平面視で回転軸の中心を通る直線と重なる請求項1〜3,5,6のいずれかのミキサー。
  8. 長溝のを通る直線が平面視で回転中心を通る直線に対して傾いている請求項1〜3,5,6のいずれかのミキサー。
  9. 着脱可能な容器の中に収容した食材を裁断するミキサーに用いられ、長手方向外側部分に斜上外側に向って立ち上がる起立部を有するカッタにおいて、
    前記起立部に前記起立部の長手方向に長く前記起立部の先端まで達し前記カッタの内径側に向って開く長溝が形成され、前記起立部の回転方向および反回転方向の内径側角部を刃としたことを特徴とするミキサー用カッタ。
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