JP3795296B2 - 移動体用ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動体の走行経路を案内する移動体用ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は例えば特開平9−230783号公報に示された従来の移動体用ナビゲーション装置の視点高さと平面地図の縮尺との関係を示す説明図であり、図において、Aは視点、s1,s2は平面地図、h1,h2は平面地図s1,s2を基準とした視点Aの視点高さ、θは見下ろし角、Dは表示画面、Lは視点Aから表示画面Dまでの距離である。
【0003】
次に動作について説明する。
移動体用ナビゲーション装置における鳥瞰図を次のように作成する。
まず、現在位置よりも所定距離後方の視点高さh1に視点Aを設定し、その視点Aから進行方向を所定の見下ろし角θの視線に沿って平面地図s1を見下ろし、その視線と垂直な平面上に鳥瞰図の表示画面Dを設定する。
ここで、視点高さh1、見下ろし角θ、視点Aから表示画面Dまでの距離Lのうち、視点高さh1を変えると表示領域が変化するが、視点高さh1を視点高さh2に変えると同時に、平面地図s2の縮尺を平面地図s1の縮尺から変えれば同じ領域を表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動体用ナビゲーション装置は以上のように構成されているので、移動体の目的地に向かった走行経路を鳥瞰図で表示することができるが、移動体の通過済みの経路を鳥瞰図で表示することができず、したがって、利用者が経路を誤って走行した場合に、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができないなどの課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な操作で一瞬にして移動体の通過済みの経路を鳥瞰図で表示する移動体用ナビゲーション装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、操作部により後方経路が表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、移動体の現在位置の真上よりも進行方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に表示させる描画処理部を備えたものである。
【0007】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、操作部により後方遠方経路が表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、移動体の現在位置の真上よりも後方方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に表示させる描画処理部を備えたものである。
【0008】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、操作部により後方経路が表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、その通過済みの経路を表示部に表示させ、操作部により表示部に表示された通過済みの経路上で指定表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、指定表示指示された通過済みの経路に応じた視点からその指定表示指示された通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に拡大表示させる描画処理部を備えたものである。
【0009】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、描画処理部において、移動体が停止した時に通過済みの経路を表示させるものである。
【0010】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、描画処理部において、操作部により指示された縮尺に応じて表示させるものである。
【0011】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、描画処理部において、描画記憶部に記憶された経路情報を描画処理して、通過済みの経路における目標物を鳥瞰図で表示させるものである。
【0012】
この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、描画処理部において、描画記憶部に記憶された経路情報を描画処理して、通過済みの経路における目標物の名称を表示させるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置を示す構成図であり、図において、1は車速センサ、方向センサ、およびGPSからの信号を入力するセンサ入力部、2はCD−ROM、DVD−ROMなどにより構成され、地図データと、目標物、その目標物の名称などからなる経路情報とを記憶したデータ記憶部、3はリモートコントローラ、または後述する表示部上のタッチスイッチによって構成された操作部である。
4はデータ処理部であり、このデータ処理部4において、4aは移動体の位置を演算処理する位置演算処理部である。4bはセンサ入力部1から入力された各種信号を合成処理する位置検出処理部、4cはその合成処理された信号と後述する描画記憶部に記憶された地図データとに応じて移動体の地図上の現在位置を逐次演算処理する位置演算部であり、位置検出処理部4bと共に位置演算処理部4aを構成するものである。4dは移動体の走行経路に応じてデータ記憶部2から抽出した地図データおよび経路情報を記憶する描画記憶部である。
【0014】
4eは位置演算部4cにより演算された移動体の位置に応じて、描画記憶部4dに記憶された地図データを描画処理して、その移動体の進行方向の走行経路を鳥瞰図で表示部5に表示させる描画処理部である。この描画処理部4eは、位置演算部4cにより演算処理された移動体の位置に応じて通過済みの経路を描画記憶部4dに記憶させ、操作部3により後方経路が表示指示された場合に、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、その移動体の現在位置の真上よりも進行方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5に表示させる。また、操作部3により後方遠方経路が表示指示された場合に、その移動体の現在位置の真上よりも後方方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5に表示させるものである。
【0015】
図2はこの発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の鳥瞰図の描画方法を示す説明図であり、図において、10は移動体、Aは移動体10の進行方向の走行経路を鳥瞰図で表示させる場合の視点、Bは操作部3により後方経路が表示指示された場合の視点、Cは操作部3により後方遠方経路が表示指示された場合の視点である。
図3はこの発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
図4から図6はこの発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の表示画面を示す説明図であり、図において、3aは後方経路を表示指示するタッチスイッチ、3bは後方遠方経路を表示指示するタッチスイッチ、3cは後方経路および後方遠方経路の表示指示を解除するタッチスイッチ、3dは表示画面の縮尺を設定する縮尺インジケータであり、それぞれ操作部3を構成する。
【0016】
次に動作について説明する。
図3のフローチャートにおいて、まず、利用者は目的地および縮尺を設定する(ステップST1)。縮尺の設定は、図4に示した縮尺インジケータ3dによって設定することができる。目的地が設定されれば、描画処理部4eは、移動体10の現在位置と目的地とに応じた地図データおよび経路情報をデータ記憶部2から抽出して描画記憶部4dに記憶させる(ステップST2)。
そして、移動体10が走行を開始すれば、位置検出処理部4bは、センサ入力部1から入力された各種信号を合成処理し、位置演算部4cは、その合成処理された信号と描画記憶部4dに記憶された地図データとに応じて移動体の地図上の現在位置を逐次演算処理する。描画処理部4eは、位置演算部4cにより演算された移動体10の走行位置に応じて、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、その移動体10の現在位置の真上に設定された視点から進行方向を見た鳥瞰図を表示部5に表示させる(ステップST3)。
この鳥瞰図は、図2において、移動体10の現在位置の真上に設定された視点Aから進行方向を見たものであり、ステップST1で設定された縮尺に応じて、例えば、1[km]、500[m]、100[m]の表示範囲で切り替えることができ、この時、視点Aの高さは、設定された縮尺に応じて変更すれば良い。
図4はこの時の表示部5に表示された鳥瞰図の例を示したものであり、建物などの目標物および道路が鳥瞰図で表示され、○○ビル、○○交差点、○○銀行などの目標物の名称が表示されている。また、目的地に応じた行先が道路上に矢印で示されている。
【0017】
ここで、例えば、利用者が目的地への走行経路を誤ったまま走行し続けた後、正しい走行経路に戻りたいが、誤って走行した通過済み経路がわからない場合は、利用者は、移動体10を停止し、図4に示した後方経路を表示指示するタッチスイッチ3aを押す。図3に戻って、描画処理部4eは、それら後方経路の表示指示を判定し(ステップST4)、さらに、移動体10が停止しているかを判定する(ステップST5)。ここで、移動体10の停止を判定したのは、利用者が後方経路を表示指示したい時は、移動体10を停止して後方経路を見る場合が多く、利用者の実際の利用方法に適合させるためである。
この描画処理部4eは、移動体10が誤って走行した通過済み経路についても位置演算部4cにより演算処理された移動体10の位置に応じてその通過済み経路を描画記憶部4dに記憶させており、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、その移動体10の現在位置の真上よりも進行方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5に表示させる(ステップST6)。
この鳥瞰図は、図2において、移動体10の現在位置の真上の視点Aを進行方向に移動させた視点Bから移動体10を含めて通過済み経路を見たものであり、同様にステップST1で設定された縮尺に応じて、例えば、1[km]、500[m]、100[m]の表示範囲で切り替えることができ、視点Bの高さは、設定された縮尺に応じて変更すれば良い。
図5はこの時の表示部5に表示された鳥瞰図の例を示したものであり、建物などの目標物および道路が鳥瞰図で表示され、○○IC(インターチェンジ)、○○交差点、○○駅などの目標物の名称が表示されている。また、誤って走行した通過済み経路が道路上に移動体10から逆方向の矢印で示されている。
このようにして、タッチスイッチ3aによる簡単な操作で一瞬にして移動体の通過済みの経路を鳥瞰図で表示することができ、したがって、利用者が経路を誤って走行した場合に、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる。
なお、後方経路の鳥瞰図から進行方向の鳥瞰図に戻したい時は、すなわち、図5から図4の表示に戻したい時は、図5に示した後方経路の表示指示を解除するタッチスイッチ3cを押す。
【0018】
しかしながら、図5に示した後方経路の鳥瞰図では、移動体10付近の通過済み経路については見やすいが、遠方の○○IC付近の通過済み経路については見にくく表示されてしまう。特に利用者が○○IC付近から経路を誤って走行して現在位置まで走行した場合には、移動体10付近の通過済み経路については利用者がまだ記憶しているが、遠方の○○IC付近の通過済み経路については、忘れてしまっている場合もあり、遠方の○○IC付近の通過済み経路の方が重要になる。
この場合は、利用者は、図5に示した後方遠方経路を表示指示するタッチスイッチ3bを押す。図3に戻って、描画処理部4eは、それら後方遠方経路の表示指示を判定する(ステップST7)。
この描画処理部4eは、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、その移動体の現在位置の真上よりも後方方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5に表示させる(ステップST8)。
この鳥瞰図は、図2において、移動体10の現在位置の真上の視点Aを後方方向に移動させた視点Cから移動体10を含めて通過済みの経路を見たものであり、同様にステップST1で設定された縮尺に応じて、例えば、1[km]、500[m]、100[m]の表示範囲で切り替えることができ、視点Cの高さは、設定された縮尺に応じて変更すれば良い。
図6はこの時の表示部5に表示された鳥瞰図の例を示したものであり、建物などの目標物および道路が遠方でも詳細な鳥瞰図で表示され、○○高速道路、○○IC、○○交差点、○○駅などの目標物の名称が表示されている。また、誤って走行した通過済み経路が遠方でも詳細に道路上に逆方向の矢印で示されている。
このようにして、タッチスイッチ3bによる簡単な操作で一瞬にして移動体10の通過済みの経路を遠方でも詳細な鳥瞰図で表示することができ、したがって、利用者が経路を誤って走行し、遠方の通過済み経路について忘れてしまっている場合でも、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる。
なお、後方遠方経路の鳥瞰図から後方経路の鳥瞰図に戻したい時は、すなわち、図6から図5の表示に戻したい時は、図6に示した後方遠方経路の表示指示を解除するタッチスイッチ3cを押す。
【0019】
以上のように、この実施の形態1によれば、移動体10が誤って走行した通過済み経路を描画記憶部4dから読み出して描画処理を行い、移動体10の現在位置の真上にある視点Aから進行方向の視点Bや後方方向の視点Cを基準にして鳥瞰図を表示するようにしたので、視点の移動という簡単な操作で一瞬にして後方経路、後方遠方経路を鳥瞰図で表示することができ、利用者が走行経路を誤って走行した場合に、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる。
【0020】
なお、上記実施の形態1における視点A〜Cは、進行方向および後方方向に任意に移動させても良く、利用者にとって見やすい視点からの鳥瞰図を表示させることができる。
【0021】
また、上記実施の形態1において、見下ろし角を任意に変更させても良く、例えば、図2において、視点Bから移動体10を含めない鳥瞰図を表示させるようにしたり、視点Cからさらに後方遠方経路の鳥瞰図を表示させるようにしても良い。
【0022】
さらに、上記実施の形態1における縮尺の設定は、初期設定だけではなく、任意の時間に行っても良く、拡大表示あるいは縮小表示の利用によって、さらに有効な鳥瞰図を表示させることができる。
【0023】
さらに、上記実施の形態1では、移動体10の停止が判定された場合に、後方経路の表示を可能にしたが、移動体10の走行中においても後方経路の動画像表示を可能にしても良い。
【0024】
さらに、上記実施の形態1において、後方経路の表示を後方経路を走行しながら継続的に表示したい場合、あるいは複数回に渡って表示したい場合は、1回目の後方経路の表示時に、それまでに走行された通過済み経路についてのみ後方経路の表示を対象とし、それ以降の走行については後方経路の表示の対象から除外するタッチスイッチを設け、そのタッチスイッチによる指示により後方経路の表示の対象を限定すれば、以降、図4に示したタッチスイッチ3aによる指示により、継続的、あるいは複数回に渡ってその対象とする後方経路を表示することができる。
【0025】
実施の形態2.
図2に示した構成図において、この実施の形態2における描画処理部4eは、操作部3により表示部5に表示された通過済みの経路上で指定表示指示された場合に、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、その指定表示指示された通過済みの経路に応じた視点からその指定表示指示された通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5に拡大表示させるものである。その他の構成については、実施の形態1と同様である。
図7はこの発明の実施の形態2による移動体用ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
図8はこの発明の実施の形態2による移動体用ナビゲーション装置の表示画面を示す説明図であり、図において、5aは通過済みの経路を鳥瞰図で表示するウインドウ、5bは指定表示指示された通過済みの経路を鳥瞰図で表示するウインドウである。
【0026】
次に動作について説明する。
図7のフローチャートにおいて、ステップST1〜ステップST6までの処理は、実施の形態1と同一であり、ステップST6により、描画処理部4eは、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、移動体10の現在位置の真上よりも進行方向に移した視点Bからその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5のウインドウ5aに表示させる。
図8はこの時の表示部5のウインドウ5aに表示された鳥瞰図の例を示したものであり、道路が鳥瞰図で表示され、通過済み経路が道路上に逆方向の矢印で示されている。
さらに、利用者は、ウインドウ5aに表示された通過済み経路上で、その詳細を表示させたい個所をタッチする(ステップST11)。通過済み経路は、タッチスイッチとなっており、通過済みの経路上で指定表示指示された場合に、描画処理部4eは、描画記憶部4dに記憶された地図データおよび経路情報を描画処理して、その指定表示指示された通過済みの経路に応じた視点からその指定表示指示された通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部5のウインドウ5bに拡大表示させる(ステップST12)。
例えば、図8に示したように、ウインドウ5aに表示された通過済み経路上でn1〜n4の指定表示指示が順にされた場合に、それら各n1〜n4に応じてそれぞれ設定され(図2に示した視点Cに対応)、さらに、視点Bからの鳥瞰図よりも縮尺が大きく設定された視点からそれら各n1〜n4近傍を見た鳥瞰図を表示部5のウインドウ5bに拡大表示させる。図8では、指定表示指示がn1の時にウインドウ5bに拡大表示された鳥瞰図を示している。
【0027】
以上のように、この実施の形態2によれば、ウインドウ5aに通過済み経路の概略を表示すると共に、その通過済み経路上のタッチスイッチによる簡単な操作で一瞬にして移動体の通過済みの経路を遠方でも拡大して詳細な鳥瞰図で表示することができ、したがって、利用者が経路を誤って走行し、遠方の通過済み経路について忘れてしまっている場合でも、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、操作部により後方経路が表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、移動体の現在位置の真上よりも進行方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に表示させる描画処理部を備えるように構成したので、操作部による簡単な操作で一瞬にして移動体の通過済みの経路を鳥瞰図で表示することができ、したがって、利用者が経路を誤って走行した場合に、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる効果が得られる。
【0029】
この発明によれば、操作部により後方遠方経路が表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、移動体の現在位置の真上よりも後方方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に表示させる描画処理部を備えるように構成したので、操作部による簡単な操作で一瞬にして移動体の通過済みの経路を遠方でも詳細な鳥瞰図で表示することができ、したがって、利用者が経路を誤って走行し、遠方の通過済み経路について忘れてしまっている場合でも、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる効果が得られる。
【0030】
この発明によれば、操作部により後方経路が表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、その通過済みの経路を表示部に表示させ、操作部により表示部に表示された通過済みの経路上で指定表示指示された場合に、描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、指定表示指示された通過済みの経路に応じた視点からその指定表示指示された通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に拡大表示させる描画処理部を備えるように構成したので、表示部に通過済み経路の概略を表示すると共に、操作部によりその通過済み経路上の簡単な操作で一瞬にして移動体の通過済みの経路を遠方でも拡大して詳細な鳥瞰図で表示することができ、したがって、利用者が経路を誤って走行し、遠方の通過済み経路について忘れてしまっている場合でも、移動体用ナビゲーション装置を利用して経路の誤った地点まで戻ることができる効果が得られる。
【0031】
この発明によれば、描画処理部において、移動体が停止した時に通過済みの経路を表示させるように構成したので、利用者が通過済みの経路を表示指示したい時は、移動体を停止して通過済みの経路を見る場合が多く、利用者の実際の利用方法に適合させた動作を行うことができる効果が得られる。
【0032】
この発明によれば、描画処理部において、操作部により指示された縮尺に応じて表示させるように構成したので、拡大表示あるいは縮小表示の利用によって、有効な鳥瞰図を表示させることができる効果が得られる。
【0033】
この発明によれば、描画処理部において、描画記憶部に記憶された経路情報を描画処理して、通過済みの経路における目標物を鳥瞰図で表示させるように構成したので、目標物の表示によって、通過済みの経路を理解しやすくすることができる効果が得られる。
【0034】
この発明によれば、描画処理部において、描画記憶部に記憶された経路情報を描画処理して、通過済みの経路における目標物の名称を表示させるように構成したので、目標物の名称の表示によって、通過済みの経路を理解しやすくすることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の鳥瞰図の描画方法を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の表示画面を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の表示画面を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による移動体用ナビゲーション装置の表示画面を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による移動体用ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2による移動体用ナビゲーション装置の表示画面を示す説明図である。
【図9】 従来の移動体用ナビゲーション装置の視点高さと平面地図の縮尺との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 センサ入力部、2 データ記憶部、3 操作部、3a〜3cタッチスイッチ、3d 縮尺インジケータ、4 データ処理部、4a 位置演算処理部、4b位置検出処理部、4c 位置演算部、4d 描画記憶部、4e 描画処理部、5 表示部、5a,5b ウインドウ、10 移動体。

Claims (7)

  1. 移動体の位置を演算処理する位置演算処理部と、地図データを記憶する描画記憶部と、上記位置演算処理部により演算処理された上記移動体の位置に応じて通過済みの経路を演算処理し、操作部により後方経路が表示指示された場合に、上記描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、その移動体の現在位置の真上よりも進行方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に表示させる描画処理部とを備えた移動体用ナビゲーション装置。
  2. 移動体の位置を演算処理する位置演算処理部と、地図データを記憶する描画記憶部と、上記位置演算処理部により演算処理された上記移動体の位置に応じて通過済みの経路を演算処理し、操作部により後方遠方経路が表示指示された場合に、上記描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、その移動体の現在位置の真上よりも後方方向に移した視点からその通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に表示させる描画処理部とを備えた移動体用ナビゲーション装置。
  3. 移動体の位置を演算処理する位置演算処理部と、地図データを記憶する描画記憶部と、上記位置演算処理部により演算処理された上記移動体の位置に応じて通過済みの経路を演算処理し、操作部により後方経路が表示指示された場合に、上記描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、その通過済みの経路を表示部に表示させ、その操作部によりその表示部に表示された通過済みの経路上で指定表示指示された場合に、その描画記憶部に記憶された地図データを描画処理して、その指定表示指示された通過済みの経路に応じた視点からその指定表示指示された通過済みの経路を見た鳥瞰図を表示部に拡大表示させる描画処理部とを備えた移動体用ナビゲーション装置。
  4. 描画処理部は、移動体が停止した時に通過済みの経路を表示させることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の移動体用ナビゲーション装置。
  5. 描画処理部は、操作部により指示された縮尺に応じて表示させることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の移動体用ナビゲーション装置。
  6. 描画記憶部は、目標物からなる経路情報を記憶し、描画処理部は、上記描画記憶部に記憶された経路情報を描画処理して、通過済みの経路における目標物を鳥瞰図で表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の移動体用ナビゲーション装置。
  7. 描画記憶部は、目標物の名称からなる経路情報を記憶し、描画処理部は、上記描画記憶部に記憶された経路情報を描画処理して、通過済みの経路における目標物の名称を表示させることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の移動体用ナビゲーション装置。
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