JP3795067B2 - 染料移動を抑制する織物軟化性クレーを含む洗剤組成物 - Google Patents
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Description
本発明は、洗濯の際に織物間の染料移動を抑制する組成物および方法に関する。より詳しくは、本発明は、低平均分子量を有するN−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体を含んでなる洗剤組成物に関する。
発明の背景
最近の織物洗濯作業で最も頻繁に起こる面倒な問題の一つは、ある種の着色織物の染料が洗濯溶液の中に放出される傾向があることである。その染料は一緒に洗濯している他の織物に移動する。
この問題を解決する方法の一つは、染色織物から洗い出された染料を、他の洗濯物に付着する前に、取り込む、または吸着させることである。
染料移動を抑制するために、洗剤組成物には重合体が使用されている。
その様な重合体の一種は、N−ビニルイミダゾールの単独−および共重合体である。該重合体の例は、先行技術の文献、例えば、0.1〜10重量%の水溶性または水分解性のN−ビニルイミダゾールの単独−または共重合体を陰イオン系および/または非イオン系界面活性剤および他の洗剤成分と組み合わせて含む洗剤組成物に関するDE 2814287−A、に記載されている。EP 372291は、変色に敏感な織物の洗濯方法に関する。この洗濯液は、陰イオン系/非イオン系界面活性剤および水溶性重合体、例えば(共)重合体N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドンまたはN−ビニルピロリドン、を含有する。EP 327927は、N−ビニルピロリドンおよび/またはN−ビニルイミダゾールおよび/またはN−ビニルオキサゾリドンを基剤とする水溶性重合体化合物および陽イオン系化合物を含んでなる顆粒状洗剤添加剤を記載している。Henkelに譲渡されたDE 4027832−Aには、ゼオライトA、非イオン系界面活性剤および染料移動抑制重合体を含んでなる、無電解質液体洗剤組成物が開示されている。染料移動抑制重合体は、N−ビニルピロリドンおよび/またはN−ビニルイミダゾールおよび/またはN−ビニルオキサゾリドンから選択された単独−および共重合体である。
これらの先行技術の文献には、染料移動抑制重合体として、10,000〜1,000,000の分子量を有するN−ビニルイミダゾール共重合体が記載されている。記載されている好ましいN−ビニルイミダゾール共重合体は、20,000〜200,000の分子量を有する。残念ながら、該N−ビニルイミダゾール共重合体を配合した洗剤組成物の全体的な洗剤性能は、該重合体の存在により影響を受ける。その結果、洗剤の配合者は、全体的な洗剤性能が優れた洗剤を提供する困難な任務に直面している。
ここで、ある選択された群のN−ビニルイミダゾール共重合体は、それと共に配合された洗剤組成物の全体的な洗剤性能に悪影響を及ぼさずに、溶解した、または分散した染料の移動を無くすのに非常に効果的であることが分かった。
この発見により、優れた洗浄および染料移動抑制特性を発揮する洗剤組成物を配合することができる。
本発明のもう一つの実施態様により、着色織物が関与する洗濯方法も提供する。
発明の概要
本発明は、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体から選択された重合体を含んでなり、該重合体が5,000〜50,000の平均分子量を有することを特徴とする洗剤組成物に関する。
発明の詳細な説明
N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体
本発明は、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体から選択された重合体を含んでなり、該重合体が5,000〜50,000、より好ましくは8,000〜30,000、最も好ましくは10,000〜20,000、の平均分子量を有することを特徴とする洗剤組成物に関する。
5000−50,000、より好ましくは8,000〜30,000、最も好ましくは10,000〜20,000、の特定平均分子量を選択することにより、該共重合体を含んでなる洗剤組成物の優れた全体的な洗剤性能が得られることが分かった。平均分子量の範囲は、Barth H.G.およびMays J.W.のChemical Analysis Vol 113. “Modern Methods of Polymer Characterizationに記載されている様な光散乱により測定した。
該平均分子量範囲を有することを特徴とするN−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、それを含む洗剤組成物の洗浄性能に悪影響を及ぼさずに、優れた染料移動抑制特性を与える。
さらに、ある種の洗剤成分の洗剤性能は本発明の該N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体存在により強化されることが分かった。
本発明のN−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1〜0.2、より好ましくは0.8〜0.3、最も好ましくは0.6〜0.4、である。
N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、鎖状でも分枝鎖でもよい。洗剤組成物中に存在するN−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドンの量は、洗剤組成物の0.01〜10重量%、より好ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.1〜1重量%、である。
洗剤成分
本発明の組成物は、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体に加えて、洗剤系を含むが、その洗剤は、非イオン系および/または陰イオン系および/または陽イオン系および/または両性および/または双生イオン系および/または半極性界面活性剤から選択することができる。本発明により使用する好ましい界面活性剤系は、界面活性剤として、ここに記載する1種またはそれより多い非イオン系界面活性剤を含んでなる。これらの非イオン系界面活性剤は、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体の染料移動抑制性能が該界面活性剤の存在により強化されるので、非常に有用であることが分かった。
非イオン系成分
本発明の界面活性剤系の非イオン系界面活性剤として使用するには、アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン、およびポリブチレンオキシド縮合物が適当である。これらの化合物は、直鎖または分枝鎖構造中に炭素数約6〜約14の、好ましくは炭素数約8〜約14の、アルキル基を有するアルキルフェノールとアルキレンオキシドの縮合生成物を含む。好ましい実施態様では、エチレンオキシドが、アルキルフェノール1モルあたり約2〜約25モル、より好ましくは約3〜約15モル、のエチレンオキシドに等しい量で存在する。この種の市販されている非イオン系界面活性剤には、GAF Corporationから市販されているIgepalTMCO-630、およびRohm & Haas Companyからすべて市販されているTritonTMX-45、X-114、X-100およびX-102がある。これらの界面活性剤は一般的にアルキルフェノールアルコキシレート(例えばアルキルフェノールエトキシレート)と呼ばれている。
第1および第2脂肪族アルコールと約1〜約25モルのエチレンオキシドの縮合生成物が、本発明の非イオン系界面活性剤系の非イオン系界面活性剤として使用するのに適している。脂肪族アルコールのアルキル鎖は直鎖でも分枝鎖でも、第1でも第2でもよく、一般的に炭素数約8〜約22である。好ましい物質は炭素数約8〜約20の、より好ましくは炭素数約10〜約18の、アルキル基を有するアルコールと、アルコール1モルあたり約2〜約10モルのエチレンオキシドの縮合生成物である。市販されているこの種の非イオン系界面活性剤の例としては、どちらもUnion Carbide Corporationから市販されているTergitolTM15-S-9(C11〜C15直鎖アルコール9モルのエチレンオキシドの縮合生成物)、TergitolTM24-L-6 NWL(C12〜C14第1アルコールと6モルのエチレンオキシドの、分子量分布が狭い縮合生成物)、Shell Chemical Companyから市販のNeodolTM45-9(C14〜C15)直鎖アルコールと9モルのエチレンオキシドの縮合生成物)、NeodolTM23-6.5(C12〜C13)直鎖アルコールと6.5モルのエチレンオキシドの縮合生成物)、NeodolTM45-7(C14〜C15)直鎖アルコールと7モルのエチレンオキシドの縮合生成物)、NeodolTM45-4(C14〜C15)直鎖アルコールと4モルのエチレンオキシドの縮合生成物)、およびProcter & Gamble Companyから市販のKyroTMEOB(C13〜C15アルコールと9モルのエチレンオキシドの縮合生成物)がある。
本発明の界面活性剤系の非イオン系界面活性剤としては、米国特許第4,565,647号、Llenado、1986年1月21日公布、に記載されている、炭素数約6〜約30の、好ましくは炭素数約10〜約16の、疎水性基、および約1.3〜約10、好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7糖の、単位を含む多糖、例えばポリグリコシド、の親水性基を有するアルキル多糖も有用である。炭素数5または6のすべての還元糖を使用することができ、例えばグルコース、ガラクトースおよびガラクトシル部分をグルコシル部分に置換することができる(必要に応じて疎水性基を2−、3−、4−、等の位置に付加させ、グルコシドまたはガラクトシドに対してグルコースまたはガラクトースを与える)。糖間結合は、例えば追加糖単位のある位置と、先行する糖単位の2−、3−、4−、および/または6−位置の間にあってよい。
好ましいアルキルポリグリコシドは式
R2O(CnH2nO)t(グリコシル)x
を有するが、ここで、R2は、アルキル基が炭素数約10〜約18、好ましくは約12〜約14、のアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルフェニル、およびそれらの混合物からなる群から選択され、nは2または3であり、好ましくは2であり、tは0〜約10、好ましくは0であり、xは約1.3〜約10、好ましくは約1.3〜約3であり、最も好ましくは約1.3〜約2.7である。グリコシルはグルコースから誘導されるのが好ましい。これらの化合物を製造するには、アルキルポリエトキシアルコールを最初に形成させ、次いでグルコース、またはグルコースの供給源と反応させてグルコシドを形成させる(1−位置で付加)。次いで、追加のグルコシル単位をそれらの1−位置と先行するグリコシル単位の2−、3−、4−、および/または6−位置、好ましくは主として2−位置、の間に付加させることができる。
他の適当な非イオン系界面活性剤は、エチレンオキシドと、プロピレンオキシドとプロピレングリコールの縮合により形成された疎水性ベースの縮合生成物であり、本発明の非イオン系界面活性剤系の追加の非イオン系界面活性剤としても適当である。これらの化合物の疎水性部分は、好ましくは約1500〜約1800の分子量を有し、水に対して不溶性である。この疎水性部分にポリオキシエチレン部分を加えることにより、分子全体の水溶性が増加する傾向があり、生成物の液体性質は、ポリオキシエチレン含有量が縮合生成物の総重量の約50%になる点まで保持されるが、これは約40モルのエチレンオキシドとの縮合に相当する。この種の化合物の例としては、BASFから市販されているPluronicTM界面活性剤がある。
本発明の非イオン系界面活性剤系の非イオン系界面活性剤としては、エチレンオキシドと、プロピオンオキシドとエチレンジアミンの反応から得られる生成物の縮合生成物も適当である。これらの生成物の疎水性部分は、エチレンジアミンと過剰のプロピレンオキシドの反応生成物からなり、一般的に約2500〜約3000の分子量を有する。この疎水性部分はエチレンオキシドと縮合していて、縮合生成物は約40〜約80重量%のポリオキシエチレンを含み、分子量が約5,000〜約11,000である。この種の非イオン系界面活性剤の例としては、BASFから市販されているTetronicTM界面活性剤がある。
本発明の界面活性剤系の非イオン系界面活性剤として使用するには、アルキルフェノールのポリエチレンオキシドの縮合物、第1および第2脂肪族アルコールと約1〜約25モルのエチレンオキシドの縮合生成物、アルキル多糖、およびそれらの混合物が好ましい。3〜15個のエトキシ基を有するC8〜C14アルキルフェノールエトキシレート、2〜10個のエトキシ基を有するC8〜C18アルコールエトキシレート(好ましくは平均C10)、およびそれらの混合物が最も好ましい。
非常に好ましい非イオン系界面活性剤は、下式のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤である。
(式中、R1はHであるか、またはR1はC1-4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、またはそれらの混合物であり、R2はC5-31ヒドロカルビルであり、Zは、ヒドロカルビル直鎖を有し、その鎖に少なくとも3個のヒドロキシルが直接結合したポリヒドロキシヒドロカルビルであるか、またはそのアルコキシル化された誘導体である。)好ましくはR1はメチルであり、R2は直鎖C11-15アルキルまたはアルケニル鎖、例えばココナッツアルキルまたはそれらの混合物、であり、Zは、還元性アミノ化反応で還元糖、例えばグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、から得られる。
その様な洗濯洗剤組成物中に含まれる場合、本発明の非イオン系界面活性剤系は、様々な洗濯条件下で、その様な洗濯洗剤組成物のグリース/油性汚れ除去特性を改良する様に作用する。
陰イオン系界面活性剤
非常に好ましい陰イオン系界面活性剤には硫酸アルキルアルコキシレート塩界面活性剤があるが、これは、式RO(A)mSO3Mの水溶性塩または酸であり、Rは置換されていないC10〜C24アルキルまたはC10〜C24アルキル成分を有するヒドロキシアルキル、好ましくはC12〜C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキル、であり、Aはエトキシまたはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、一般的に約0.5〜約6、より好ましくは約0.5〜約3、であり、MはHまたは例えば金属陽イオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、等)、アンモニウムまたは置換されたアンモニウム陽イオンでよい陽イオンである。硫酸アルキルエトキシレート塩(alkyl ethoxylated sulfate)ならびに硫酸アルキルプロポキシレート塩がこれに入る。置換されたアンモニウム陽イオンの具体例には、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウム陽イオンおよび第4級アンモニウム陽イオン、例えばテトラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリジニウム、およびアルキルアミンから誘導される陽イオン、例えばエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、それらの混合物、およびその他がある。代表的な界面活性剤は、C12〜C18硫酸アルキルポリエトキシレート塩(1.0)(C12〜C18E(1.0)M)、C12〜C18硫酸アルキルポリエトキシレート塩(2.25)(C12〜C18E(2.25)M)、C12〜C18硫酸アルキルポリエトキシレート塩(3.0)(C12〜C18E(3.0)M)、およびC12〜C18硫酸アルキルポリエトキシレート塩(4.0)(C12〜C18E(4.0)M)であるが、ここでMはナトリウムおよびカリウムから選択するのが好都合である。
使用するのに適当な陰イオン系界面活性剤は、“The Journal of the American Oil Chemists Society”, 52(1975)、323-329頁、により気体状のSO3でスルホン化されたC8〜C20カルボン酸(すなわち脂肪酸)の直鎖エステルを含むアルキルエステルスルホン酸塩界面活性剤である。適当な出発物質には、タロウ、パーム油、等から誘導される様な天然の脂肪物質がある。
特に洗濯用途に好ましいアルキルエステルスルホン酸塩界面活性剤は、構造式
(式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの組合せであり、R4はC1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの組合せであり、Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性の塩を形成する陽イオンである。適当な塩形成陽イオンには金属、例えばナトリウム、カリウム、およびリチウム、および置換された、または置換されていないアンモニウム陽イオン、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミン、が含まれる。好ましくはR3はC10〜C16アルキルであり、R4はメチル、エチルまたはイソプロピルである。特に好ましいのは、R3がC10〜C16アルキルであるメチルエステルスルホン酸塩である。
他の適当な陰イオン系界面活性剤には硫酸アルキル塩界面活性剤があるが、これは、式ROSO3Mの水溶性塩または酸であり、Rは好ましくはC10〜C20ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C20アルキル成分を有するアルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキル、であり、MはHまたは陽イオン、例えばアルカリ金属陽イオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム)またはアンモニウムまたは置換されたアンモニウム(例えばメチル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモニウム陽イオンおよび第4級アンモニウム陽イオン、例えばテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオンおよびアルキルアミン、例えばエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、およびそれらの混合物、から誘導される第4級アンモニウム陽イオン、等)である。一般的に、低温(例えば約50℃未満)の洗濯にはC12〜C16のアルキル鎖が好ましく、高温(例えば約50℃を超える)の洗濯にはC16〜C18のアルキル鎖が好ましい。
洗浄目的に有用な他の陰イオン系界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物に含むことができる。これらの界面活性剤には、セッケンの塩(例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、および置換されたアンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−およびトリエタノールアミン、を包含する)、C8〜C22第1または第2アルカンスルホン酸塩、C8〜C24オレフィンスルホン酸塩、英国特許第1,082,179号に記載されている様にアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化により製造されたスルホン化ポリカルボン酸、硫酸C8〜C24アルキルポリグリコールエーテル塩(10モルまでのエチレンオキシドを含有する)、アルキルグリセロールスルホン酸塩、脂肪アシルグリセロールスルホン酸塩、硫酸脂肪オレイルグリセロール塩、硫酸アルキルフェノールエチレンオキシドエーテル塩、パラフィンスルホン酸塩、リン酸アルキル塩、イセチオン酸塩、例えばアシルイセチオン酸塩、N−アシルタウレート、アルキルスクシナメートおよびスルホコハク酸塩、スルホコハク酸のモノエステル(特に飽和および不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホコハク酸のジエステル(特に飽和および不飽和C6〜C12ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキル多糖類の硫酸エステル塩、例えばアルキルポリグルコシドの硫酸エステル塩(非イオン系非硫酸化化合物を以下に説明する)、分枝鎖第1級アルキル硫酸エステル塩、およびアルキルポリエトキシカルボン酸塩、例えば式RO(CH2CH2O)kCH2COO−M+(式中、RはC8〜C22アルキルであり、kは0〜10の整数であり、Mは可溶性の塩形成陽イオンである)の物質、が含まれる。樹脂酸および水素化樹脂酸、例えばロジン、水素化ロジン、およびトール油中に存在する、またはトール油から誘導される樹脂酸および水素化樹脂酸、も適当である。その他の例は、“Surface Active Agents and Detergents”(Vol.IおよびII、Schwartz、PerryおよびBerch)に記載されている。様々なその様な界面活性剤は、(ここに参考として含める)米国特許第3,929,678号、1975年12月30日にLaughlinらに発行、第23欄、58行〜第29欄、23行に一般的に開示されている。
そこに含まれる場合、本発明の洗濯洗剤組成物は、一般的に約1〜約40重量%、好ましくは約3〜約20重量%、のその様な陰イオン系界面活性剤を含んでなる。
硫酸アルキルアルコキシレート塩界面活性剤は、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体の染料移動抑制特性を改良するので、硫酸アルキルアルコキシレート塩界面活性剤は、アルキル硫酸塩およびアルキルベンゼンスルホン酸塩界面活性剤よりも好ましい。
本発明の洗濯洗剤組成物は、陽イオン系、両性、双生イオン系、および半極性界面活性剤、ならびにここですでに説明したもの以外の非イオン系界面活性剤も含むことができる。好ましい陽イオン系界面活性剤系は、非イオン系および両性界面活性剤を含む。
本発明の洗濯洗剤組成物に使用するのに適当な陽イオン系洗浄界面活性剤は、1個の長鎖ヒドロカルビル基を有する界面活性剤である。その様な陽イオン系界面活性剤の例には、アンモニウム界面活性剤、例えばハロゲン化アルキルジメチルアンモニウム、および下式を有する界面活性剤がある。
[R2(OR3)y][R4(OR3)y]2R5N+X-
(式中、R2は、アルキル鎖中に炭素数約8〜約18のアルキルまたはアルキルベンジル基であり、各R3は、−CH2CH2−、−CH2CH(CH3)−、−CH2CH(CH2OH)−、−CH2CH2CH2−、およびそれらの混合物からなる群から選択され、各R4は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、2個のR4基が結合して形成されたベンジル環構造、−CH2CHOH−CHOHCOR6CHOHCH2OH(式中、R6は、ヘキソースまたは分子量が約1000未満であるヘキソース重合体である。)、および、yが0でない場合、水素からなる群から洗濯され、R5は、R4と同一であるか、またはアルキル鎖であり、R2とR5の炭素原子の総数は約18以下であり、各yは0〜約10であり、y値の合計は0〜約15であり、Xは相溶性のある陰イオンである。)
非常に好ましい陽イオン系界面活性剤は、
式
R1R2R3R4N+X- (i)
(式中、R1はC8〜C16アルキルであり、R2、R3およびR4のそれぞれは独立してC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ベンジル、およびxが2〜5の値を有する−(C2H40)xHであり、Xは陰イオンである)を有する、本発明で有用な水溶性の第4級アンモニウム化合物である。1個を超えないR2、R3またはR4がベンジルであるべきである。
特にアルキル基が、ココナッツまたはパーム核脂肪から誘導される鎖長の混合物であるか、あるいはオレフィンビルドアップまたはOXOアルコール合成から誘導される場合、R1に好ましいアルキル鎖長はC12〜C15である。R2、R3、R4に好ましい基は、メチルおよびヒドロキシエチル基であり、陰イオンXはハロゲン化物、methosulfate、酢酸塩およびリン酸塩イオンから洗濯することができる。
ここで使用するのに適当な式(i)の第4級アンモニウム化合物の例は、
ココナッツトリメチルアンモニウムの塩化物または臭化物、
ココナッツメチルジヒドロキシエチルアンモニウムの塩化物または臭化物、
デシルトリエチルアンモニウムの塩化物、
デシルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムの塩化物または臭化物、
C12〜C15ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムの塩化物または臭化物、
ココナッツジメチルヒドロキシエチルアンモニウムの塩化物または臭化物、
ミリスチルトリメチルアンモニウムメチル硫酸塩、
ラウリルジメチルベンジルアンモニウムの塩化物または臭化物、
ラウリルジメチル(エテノキシ)4アンモニウムの塩化物または臭化物、
コリンエステル(R1がCH2−O−C−C12-14アルキルであり、
R2R3R4がメチルである式(i)の化合物)。
Oジ−アルキルイミダゾリン[式(i)の化合物]。
ここで効果的な他の陽イオン系界面活性剤は、米国特許第4,228,044号、Cambre、1980年10月14日発行、にも開示されている。
そこに含まれる場合、本発明の洗濯洗剤組成物は、一般的に0〜約25重量%、好ましくは約3〜約15重量%、のその様な陰イオン系界面活性剤を含んでなる。
両性界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物に使用するのに適当である。これらの界面活性剤は、第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体、あるいは複素環式第2級および第3級アミンの脂肪族誘導体として広範囲に説明されているが、そこでは脂肪族基は直鎖または分枝鎖でよい。脂肪族置換基の一つは炭素数が少なくとも8、典型的には炭素数が約8〜約18、であり、少なくとも一つは陰イオン系の水溶性にする基、例えばカルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する。両性界面活性剤の例に関しては、Laughlinらへの米国特許第3,929,678号、1975年12月30日発行、第19欄、18〜35行参照。
そこに含まれる場合、本発明の洗濯洗剤組成物は、一般的に0〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%、のその様な両性界面活性剤を含んでなる。
双生イオン系界面活性剤も洗濯洗剤組成物に使用するのに適している。これらの界面活性剤は、第2級および第3級アミンの誘導体、複素環式第2級および第3級アミンの誘導体、または第4級アンモニウム、第4級ホスホニウムまたは第3級スルホニウム化合物の誘導体として一般的に記載されている。双生イオン系界面活性剤の例に関しては、Laughlinらへの米国特許第3,929,678号、1975年12月30日発行、第19欄、38行〜第22欄、48行参照。
そこに含まれる場合、本発明の洗濯洗剤組成物は、一般的に0〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%、のその様な双生イオン系界面活性剤を含んでなる。
半極性非イオン系界面活性剤は、非イオン系界面活性剤の特別な区分であり、炭素数約10〜約18の1つのアルキル部分および炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群から選択された2つの部分を含む水溶性アミンオキシド、炭素数約10〜約18の1つのアルキル部分および炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群から選択された2つの部分を含む水溶性ホスフィンオキシド、および炭素数約10〜約18の1つのアルキル部分および炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル部分からなる群から選択された部分を含む水溶性スルホキシドを含む。
半極性非イオン系界面活性剤には、下式を有するアミンオキシド界面活性剤がある。
(式中、R3は炭素数約8〜約22のアルキル、ヒドロキシアルキル、またはアルキルフェニル基またはそれらの混合物であり、R4は炭素数約2〜約3のアルキレンまたはヒドロキシアルキレン基またはそれらの混合物であり、xは0〜約3であり、各R5は炭素数約1〜約3のアルキルまたはヒドロキシアルキル基または約1〜約3個のエチレンオキシド基を含むポリエチレンオキシド基である。)R5基は、酸素または窒素原子を通して互いに結合し、環構造を形成することができる。
これらのアミンオキシド界面活性剤は特にC10〜C18アルキルジメチルアミンオキシドおよびC8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシドを含む。
そこに含まれる場合、本発明の洗濯洗剤組成物は、一般的に0〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%、のその様な半極性非イオン系界面活性剤を含んでなる。
本発明は、少なくとも1重量%、好ましくは約3重量%〜約65重量%、より好ましくは約10重量%〜約25重量%、の総界面活性剤を含んでなる洗濯洗剤組成物をさらに提供する。
含むことができる好ましい洗剤成分は、例えばタンパク質系、炭水化物系、またはトリグリセリド系の汚れ除去、および逃げた染料の移動抑制を始めとする様々な目的のために洗剤組成物中に含むことができる洗剤酵素である。配合する酵素には、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、およびペルオキシダーゼ、ならびにそれらの混合物がある。他の種類の酵素も含むことができる。これらの酵素は、適当な供給源、例えば植物、動物、細菌、菌類および酵母、から得ることができる。
酵素は一般的に、組成物1グラムあたり約5mg、より好ましくは約0.05mg〜約3mg、の活性酵素を与えるのに十分な量で使用する。本発明の洗濯洗剤組成物に配合するのに特に好ましい酵素はセルラーゼまたはペルオキシダーゼおよびそれらの混合物である。
本発明で使用できるセルラーゼには、細菌性または菌類性(ファンガル)セルラーゼがある。好ましくは、これらの酵素の最適pHは5〜9.5である。適当なセルラーゼは、ここに参考として含める米国特許第4,435,307号、Barbesgoardら、に記載されているが、そこではHumicola insolensから生産される菌類性セルラーゼが開示されている。また、GB−A−2.075.028、GB−A−2.095.275およびDE−OS−2.247.832にも適当なセルラーゼが開示されている。
その様なセルラーゼの例としては、Humicola insolensの品種(Humicolagrisea var. thermoidea)、特にHumicola品種DSM 1800、により生産されたセルラーゼ、およびBacillus Nの菌類またはAeromonas属のセルラーゼ212生産性菌類により生産されるセルラーゼ、および海洋軟体動物(Dolabella Auricula Solander)の肝膵臓から抽出されるセルラーゼがある。
他の適当なセルラーゼは、分子量約50 KDa、等電点5.5を有し、415個のアミノ酸を含む、Humicola Insulensから誘導されるセルラーゼである。その様なセルラーゼは、係属中のヨーロッパ特許出願第93200811.3号、1993年3月19日提出、に記載されている。特に適当なセルラーゼは、色を保護する利点があるセルラーゼである。その様なセルラーゼの例は、ヨーロッパ特許出願第91202879.2号、1991年11月6日、Carezyme(Novo)、に記載されている。N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、色の外観に関するセルラーゼの性能を相乗的に改良することが分かった。
洗剤用に適当なリパーゼ酵素には、ここに参考として含める英国特許第1,372,034号に記載されている様に、Pseudomonas stutzeri ATCC 19.154の様なPseudomonas群の微生物により生産される酵素が含まれる。適当なリパーゼとしては、微生物Pseudomonas fluorescent IAM 1057により生産される、リパーゼの抗体と陽性の免疫学的交差反応を示すリパーゼがある。このリパーゼは、Amano Pharmaceutical Co. Ltd.(日本国名古屋)、からリパーゼP“Amano”、以下“Amano-P”と呼ぶ、の商品名で市販されている。特に適当なリパーゼは、M1 Lipase(Ibis)およびLipolase(Novo)の様なリパーゼである。
ペルオキシターゼ酵素は、酸素供給源、例えば過炭酸塩、過ホウ酸塩、過硫酸塩、過酸化水素、等との組合せで使用される。これらの酵素は「溶液漂白」に、すなわち洗浄の際に染料または顔料が基材から除去され、その洗浄溶液中の他の基材に移動するのを防止するために使用される。ペルオキシダーゼ酵素は、この分野では公知であり、例えばホースラディッシュペルオキシダーゼ、リグニナーゼ、およびハロペルオキシダーゼ、例えばクロロ−およびブロモペルオキシダーゼ、を包含する。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えばPCT国際出願WO 89/099813およびヨーロッパ特許出願EPNo.91202882.6、1991年11月6日提出、に開示されている。
N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、ペルオキシダーゼの染料移動抑制性能を相乗的に改良することが分かった。
プロテアーゼの適当な例は、B.subtilisおよびB.licheniformsの特定品種から得られるスブチリシンである。タンパク質系汚れの除去に適当な、市販のタンパク質分解酵素には、Novo Industries A/S(デンマーク)によりAlcalase、SavinaseおよびEsperase、およびInternational Bio-Synthetics,Inc.(オランダ)によりMaxatase、GenecorからFN-base、MKCからOptimaseおよびopticlean、の商品名で市販されている酵素がある。
タンパク質分解酵素の中で、特に液体洗剤組成物に重要なのは、ここでプロテアーゼAおよびプロテアーゼBと呼ばれる酵素である。プロテアーゼAは、ヨーロッパ特許出願第130,756号に記載されている。プロテアーゼBは、ヨーロッパ特許出願第87303761.8号に記載されている。アミラーゼには、例えば英国特許第1,296,839号(Novo)において、より詳細に説明されている、B.licheniformsの特定品種から得られるアミラーゼが含まれる。澱粉分解性タンパク質には、例えばRapidase、Maxamyl(International Bio-Synthetics,Inc.)およびTermamyl(Novo Industries)がある。
液体配合物では、酵素安定化機構を使用するのが好ましい。水性洗剤組成物用の安定化技術はこの分野では良く知られている。例えば、水溶液における酵素安定化技術の一つでは、酢酸カルシウム、ギ酸カルシウム、およびプロピオン酸カルシウムの様な供給源から得られる遊離のカルシウムイオンを使用する。カルシウムイオンは短鎖カルボン酸塩、好ましくはギ酸塩、との組合せで使用することができる。例えば、米国特許第4,318,818号を参照。また、ポリオール、例えばグリセロールおよびソルビトール、アルコキシ−アルコール、ジアルキルグリコエーテル、多価アルコールと多官能性脂肪族アミン(例えばジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジ−イソプロパノールアミン、等)の混合物、およびホウ酸またはアルカリ金属ホウ酸塩を使用する方法も提案されている。酵素安定化技術はさらに、米国特許第4,261,868号、米国特許第3,600,319号、およびヨーロッパ特許出願公開第0199405号、出願番号86200586.5、に記載および例示されている。非ホウ酸およびホウ酸塩安定剤が好ましい。酵素安定化機構は、米国特許第4,261,868、3,600,319および3,519,570号にも記載されている。添加できる他の適当な洗剤成分は、係属中のヨーロッパ特許出願第N92870018.6、1992年1月31日提出、に記載されている酵素酸化補集剤である。その様な酵素酸化補集剤の例は、エトキシル化テトラエチレンポリアミンである。
特に好ましい洗剤成分は、ある種の有利な色保護性能も与える技術との組合せである。これらの技術の例は、ポリビニルピロリドン重合体、例えば、EP0508034に記載されているもの、およびポリアミン−N−オキシド含有重合体、例えば、係属中のヨーロッパ特許出願第N92202168.8およびN93201198.4に記載されているもの、である。他の例は、セルラーゼおよび/またはペルオキシダーゼおよび/または色の保持性を復活させるためのメタロ触媒である。その様なメタロ触媒は、係属中のヨーロッパ特許出願第92870181.2号に記載されている。
さらに、本発明のN−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、メタロ触媒の織物上への沈着を抑制または低減させ、有利な白さを改良することが分かった。
本発明の洗剤組成物に含むことができる、好ましい洗剤成分は漂白剤である。これらの漂白剤成分は、1種またはそれより多い酸素漂白剤および、選択した漂白剤に応じて、1種またはそれより多い漂白活性剤を含むことができる。存在する場合、漂白化合物は一般的に洗剤組成物の約1%〜10%を占める。一般的に、漂白化合物は非液体配合物、例えば顆粒状洗剤では、必要に応じて使用する成分である。存在する場合、漂白活性剤の量は一般的に漂白組成物の約0.1%〜約60%、より一般的には約0.5%〜約40%、である。
ここで使用する漂白剤成分は、酸素漂白剤ならびに他の、この分野で公知の漂白剤を含む、洗剤組成物に有用な漂白剤のどれでもよい。
方法に関して、本発明は衣類、繊維、織物を、約50℃未満、特に約40℃未満の温度で、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体を漂白剤と組み合わせて含む洗剤組成物で洗濯する方法もさらに提供する。本発明に適当な漂白剤は、活性化した、または活性化していない漂白剤でよい。
使用可能な漂白剤の一種類は、過炭酸漂白剤およびそれらの塩である。この種の漂白剤の適当な例としては、モノペルオキシフタル酸マグネシウム六水和物、メタ−クロロ過安息香酸、4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカンジ酸のマグネシウム塩がある。その様な漂白剤は、米国特許第4,483,781号、米国特許出願第740,446号、ヨーロッパ特許出願第0,133,354号、および米国特許第4,412,934号に開示されている。非常に好ましい漂白剤には、米国特許第4,634,551号に記載されている様な6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸もある。
使用可能な別の種類の漂白剤には、ハロゲン漂白剤がある。ハイポハライト漂白剤の例としては、トリクロロイソシアヌル酸およびナトリウムおよびカリウムのジクロロイソシアヌル酸塩およびN−クロロおよびN−ブロモアルカンスルホンアミドがあるその様な材料は通常、最終製品の0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%、で加える。
好ましくは、本発明に適当な漂白剤には、過酸素漂白剤がある。適当な水溶性の固体過酸素漂白剤の例としては、過酸化水素放出剤、例えば過酸化水素、過ホウ酸塩、例えば過ホウ酸塩一水和物、過ホウ酸塩四水和物、過硫酸塩、過炭酸塩、ペルオキシ二硫酸塩、過リンパ酸塩および過酸化水素化物がある。好ましい漂白剤は過炭酸塩および過ホウ酸塩である。
過酸化水素放出剤は、過加水分解されて活性漂白物質を形成し、漂白効果を高める漂白剤活性剤、例えばテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシオキシベンゼンスルホネート(NOBS、US 4,412,934に記載)、3,5−トリメチルヘキサノールオキシベンゼンスルホネート(ISONOBS、EP 120,591に記載)またはペンタアセチルグルコース(PAG)、と組み合わせて使用することができる。また、アシル化クエン酸エステル、例えば係属中のヨーロッパ特許出願第91870207.7に記載されているもの、も適当な活性剤である。
過酸化水素は、洗濯および/またはすすぎ工程の開始時または最中に、過酸化水素を発生し得る酵素系(すなわち酸素およびそのための基材)を加えることによっても存在することができる。その様な酵素系はEP特許出願第91202655.6号、1991年10月9日提出、に記載されている。
本発明に好適な他の過酸素漂白剤には、有機ペルオキシ酸、例えば過カルボン酸がある。
酸素漂白剤以外の漂白剤もこの分野では公知であり、ここで使用することができる。特に重要な非酸素漂白剤の種類には、光活性化漂白剤、例えばスルホン化亜鉛および/またはアルミニウムフタロシアニンがある。これらの材料は、洗濯工程中に基材上に沈着させることができる。衣類を屋外で日光の下に干すなどして、酸素の存在下で光に照射することにより、スルホン化亜鉛フタロシアニンが活性化され、その結果、基材が漂白される。好ましい亜鉛フタロシアニンおよび光活性化漂白方法は、米国特許第4,033,718号に記載されている。一般的に、洗剤組成物組成物は約0.025重量%〜約1.25重量%のスルホン化亜鉛フタロシアニンを含む。
好ましくは、本発明の組成物はクレーを含んでなる。本発明のN−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体は、重合体の染料移動抑制特性が一緒に配合したクレーの存在により悪影響を受けないので、クレーとの相溶性が非常に良いことが分かった。さらに、N−ビニルイミダゾール=N−ビニルピロリドン共重合体と共に配合したクレーの軟化性能が維持されることも分かった。EP 0522206に記載されている織物軟化性クレーの様なクレーが特に適当である。
本発明の組成物は、さらにビルダー系を含むことができる。アルミノケイ酸塩物質、ケイ酸塩、ポリカルボン酸塩および脂肪酸、エチレンジアミン四酢酸塩の様な物質、アミノポリリン酸塩の様な金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、を含む通常のすべてのビルダー系がここで使用するのに適している。明らかな環境的な理由からあまり好ましくないが、リン酸塩ビルダーもここで使用できる。
適当なビルダーは、無機イオン交換物質、一般的に無機水和アルミノケイ酸塩物質、特に水和した合成ゼオライト、例えば水和ゼオライトA、X、BまたはHS、でよい。
別の適当な無機ビルダー物質は、層状ケイ酸塩、例えばSKS-6(Hoechst)、である。SKS-6は、ケイ酸ナトリウム(Na2Si2O5)からなる結晶性層状ケイ酸ナトリウムである。
1個のカルボキシ基を含む適当なカルボン酸塩には、ベルギー国特許第831,368号、第821,369号および第821,370号に記載されている様に、乳酸、グルコース酸およびそれらのエーテル誘導体の水溶性塩がある。2個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩には、独国公示第2,446,686号および第2,446,687号および米国特許第3,935,257号に記載されている、コハク酸、マロン酸、(エチレンジオキシ)ジ酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン酸およびフマル酸の水溶性塩、ならびにエーテルカルボン酸塩、およびベルギー国特許第840,623号に記載されているスルフィニルカルボン酸塩がある。3個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩には、特に、水溶性のクエン酸塩、マコニット酸塩およびシトラコン酸塩ならびにコハク酸誘導体、例えば英国特許第1,379,241号に記載されているカルボキシメチルオキシコハク酸塩、オランダ国出願第7205873号に記載されているラクトキシコハク酸塩、およびオキシポリカルボン酸塩物質、例えば英国特許第1,387,447号に記載されている2−オキサ−1,1,3−プロパントリカルボン酸塩、がある。
4個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩には、英国特許第1,261,829号に記載されているオキシジコハク酸塩、1,1,2,2−エタンテトラカルボン酸塩、1,1,3,3−プロパンテトラカルボン酸塩および1,1,2,3−プロパンテトラカルボン酸塩がある。スルホ置換基を含むポリカルボン酸塩には、英国特許第1,398,421号および第1,398,422号および米国特許第3,936,448号に記載されているスルホコハク酸塩誘導体、および英国特許第1,082,179号に記載されているスルホン化熱分解クエン酸塩があり、ホスホン置換基を含むポリカルボン酸塩は英国特許第1,439,000号に記載されている。
脂環式および複素環式ポリカルボン酸塩には、シクロペンタン−シス、シス、シス−テトラカルボン酸塩、シクロペンタジエニドペンタカルボン酸塩、2,3,4,5−テトラヒドロフラン−シス、シス、シス−テトラカルボン酸塩、2,5−テトラヒドロフラン−シス−ジカルボン酸塩、2,2,5,5−テトラヒドロフラン−テトラカルボン酸塩、1,2,3,4,5,6−ヘキサン−ヘキサカルボン酸塩およびソルビトール、マンニトールおよびキシリトールの様な多価アルコールのカルボキシメチル誘導体がある。芳香族ポリカルボン酸塩には、英国特許第1,425,343号に記載されているメリト酸、ピロメリト酸およびフタル酸誘導体がある。
上記の中で、好ましいポリカルボン酸塩は、分子1個あたり3個までのカルボキシ基を含むヒドロキシカルボン酸塩、特にクエン酸塩である。
本発明で使用するのに好ましいビルダー系には、水に不溶なアルミノケイ酸塩ビルダー、例えばゼオライトAまたは層状ケイ酸塩(sks/6)、の混合物、および水溶性カルボン酸塩キレート化剤、例えばクエン酸、がある。
本発明の洗剤組成物に配合するのに適当なキレート化剤は、エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸(EDDS)またはそのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、または置換されたアンモニウムの塩、またはそれらの混合物である。好ましいEDDS化合物は、遊離酸の形態であり、そのナトリウムまたはマグネシウム塩である。その様な好ましいEDDSのナトリウム塩の例には、Na2EDDSおよびNa4EDDSがある。マグネシウム塩は本発明の組成物に配合するのに最も好ましい。
ここで特に液体の実施態様に使用するのに適当な脂肪酸ビルダーは、飽和または不飽和C10-18脂肪酸、ならびに対応するセッケンである。好ましい飽和脂肪酸は、アルキル鎖の炭素数が12〜16のものである。好ましい不飽和脂肪酸はオレイン酸である。
顆粒状組成物に使用するのに好ましいビルダー系には、水に不溶なアルミノケイ酸塩ビルダー、例えばゼオライトA、および水溶性カルボン酸塩キレート化剤、例えばクエン酸、の混合物がある。
顆粒状組成物に使用するビルダー系の一部を形成する他のビルダー物質には、アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩の様な無機物質、および有機リン酸塩、アミノポリアルキレンホスホン酸塩およびアミノポリカルボン酸塩の様な有機物質がある。
他の適当な水溶性有機塩は、ポリカルボン酸が2個を超えない炭素原子により分離された少なくとも2個のカルボキシル基を含んでなる単独−または共重合体酸またはそれらの塩である。
この種の重合体は、GB−A−1,596,756に記載されている。その様な塩の例は、MW2000〜5000のポリアクリル酸エステルおよびそれらの無水マレイン酸との共重合体であり、その様な共重合体は分子量が20,000〜70,000、特に約40,000、である。
洗剤ビルダー塩は、通常、組成物の10〜80重量%、好ましくは20〜70重量%、最も好ましくは30〜60重量%、の量で含まれる。
もう一つの必要に応じて使用する成分は、シリコーンおよびシリカ−シリコーン混合物で代表される気泡抑制剤である。シリコーンは一般的にアルキル化ポリシロキサン物質により代表されるのに対し、シリカは、シリカエーロゲルおよびキセロゲルおよび各種の疎水性シリカの様に、細かく分割された形態で使用される。これらの物質は微粒子として配合できるが、気泡抑制剤は、水溶性または水分散性の、実質的に非表面活性の洗剤不透過性のキャリヤー中で放出される様に配合するのが有利である。あるいは、気泡抑制剤は、液体キャリヤー中に溶解または分散させ、1種またはそれより多い他の成分上に噴霧により塗布することもできる。
好ましいシリコーン気泡調整剤は、Bartollotaらの米国特許第3,933,672号に開示されている。他の特に有用な気泡調整剤は、1977年4月28日に公開された独国特許出願DTOS 2,646,126に記載されている自己乳化性シリコーン気泡調整剤である。その様な化合物の例は、Dow Corningから市販のシロキサン/グリコール共重合体DC-544である。特に好ましい気泡抑制剤は、シリコーン油と2−アルキル−アルカノールの混合物を含んでなる気泡抑制剤系である。適当な2−アルキルアルカノールは、Isofol 12 Rの商品名で市販されている2−ブチルオクタノールである。
その様な気泡抑制剤系は、1992年11月10日に提出され、係属中のヨーロッパ特許出願N92870174.7に記載されている。
特に好ましいシリコーン気泡抑制剤は、N092201649.8に記載されている。
該組成物は、ヒュームド非多孔質シリカ、例えばAerosilR、と組み合わせたシリコーン/シリカ混合物を含んでなる。
上記の気泡抑制剤は、一般的に組成物の0.001〜2重量%、好ましくは0.01〜1重量%、の量で使用する。
洗剤組成物に使用する他の成分、例えば汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、光学増白剤、摩耗剤、殺菌剤、曇り防止剤、着色剤、および/またはカプセル収容されたまたはカプセル収容されていない香料、を使用することができる。
ここで適当な再沈着防止および汚れ懸濁剤には、セルロース誘導体、例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、および単独−または共−重合体ポリカルボン酸またはそれらの塩がある。この種の重合体には、ビルダーとして上に記載したポリアクリル酸エステルおよび無水マレイン酸共重合体、ならびに無水マレイン酸とエチレン、メチルビニルエーテルまたはメタクリル酸の共重合体があり、無水マレイン酸はその共重合体の少なくとも20モル%を構成する。これらの物質は、一般的に組成物の0.5〜10重量%、より好ましくは0.75〜8重量%、最も好ましくは1〜6重量%、の量で使用する。
好ましい光学増白剤は、本来陰イオン系であり、その例としては、4,41−ビス(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:21−ジスルホン酸二ナトリウム、4,41−ビス−(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノスチルベン−2:21−ジスルホン酸二ナトリウム、4,4−1−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:21−ジスルホン酸二ナトリウム、41,411−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2−スルホン酸一ナトリウム、4,41−ビス−(2−アニリノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,21−ジスルホン酸二ナトリウム、4,41−ビス−(4−フェニル−2,1,3−トリアゾール−2−イル)スチルベン−2,21−ジスルホン酸二ナトリウム4,41−ビス−(2−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,21−ジスルホン酸二ナトリウムおよび2(スチルビル−411−(ナフト−11,21:4,5)−1,2,3−トリアゾール−211−スルホン酸ナトリウムがある。
他の有用な重合体物質はポリエチレングリコール、特に分子量が1000〜10000、より好ましくは2000〜8000、最も好ましくは約4000、のポリエチレングリコールである。これらの物質は0.20〜5重量%、より好ましくは0.25〜2.5重量%、の量で使用する。これらの重合体および前に述べた単独−または共−重合体ポリカルボン酸塩は、白さの維持、織物灰分沈着、および遷移金属不純物の存在下におけるクレー、タンパク質性および酸化性汚れの洗浄性能を改良するのに有用である。
洗剤組成物に有用な汚れ放出剤は、通常、テレフタル酸とエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコール単位の、様々な配置の共重合体またはターポリマーである。その様な重合体の例は、共に譲渡された米国特許第4116885号および第4711730号および公開ヨーロッパ特許出願第0272033号に記載されている。EP−A−0272033による特に好ましい重合体は、式
(CH3(PEG)43)0.75(POH)0.25[T-PO)2.8-(T-PEG)0.4]T(PO-H)0.25((PEG)43CH3)0.75(式中、PEGは−(OC2H4)O−であり、POは(OC3H6O)であり、Tは(pCOC6H4CO)である。)
を有する。
テレフタル酸ジメチル、スルホイソフタル酸ジメチル、エチレングリコールおよび1−2プロパンジオールのランダム共重合体の様な変性ポリエステルも非常に有用であるが、末端基は主としてスルホ安息香酸エステルからなり、二次的にエチレングリコールおよび/またはプロパンジオールのモノエステルからなる。目的は、両端で「主として」スルホ安息香酸エステル基でキャッピングされた重合体を得ることであり、本発明では、該共重合体の大部分がスルホ安息香酸エステル基でキャップされる。しかし、共重合体の中には完全にキャッピングされないものもあり、したがって、それらの末端基は、エチレングリコールおよび/またはプロパン1−2ジオールのモノエステルからなることがあり、「二次的に」その様な種からなる。
ここで選択されたポリエステルは、約46重量%のジメチルテレフタル酸、約16重量%のプロパン1.2ジオール、約10重量%のエチレングリコール、約13重量%のジメチルスルホ安息香酸および約15重量%のスルホイソフタル酸を含み、分子量が約3.000である。ポリエステルおよびそれらの製造法は、EPA 311342に詳細に記載されている。
本発明の洗剤組成物は、液体、ペースト、ゲルまたは顆粒状でよい。
特に好ましい洗剤組成物は、pHが7〜11,より好ましくはpHが9〜10.5の洗剤組成物である。
本発明の顆粒状組成物は、「コンパクト形態」でもよい、つまり通常の顆粒状洗剤よりも比較的高い密度、すなわち550〜950g/l、を有することができ、その様な場合、本発明の顆粒状洗剤組成物は、通常の顆粒状洗剤よりも少量の「無機充填材塩」を含有し、代表的な充填材塩は、アルカリ土類金属の硫酸塩および塩酸塩、一般的に硫酸ナトリウムであり、「圧縮」洗剤は、一般的に10%以下の塩を含んでなる。本発明の液体組成物も「コンパクト形態」でよく、その様な場合、本発明の液体洗剤組成物は、通常の液体洗剤よりも少量の水を含有する。一般的に、濃縮液体洗剤の含水量は洗剤組成物の30%未満であり、より好ましくは20%未満であり、最も好ましくは10重量%未満である。液体組成物の他の例は、実質的に水を含まない無水組成物である。水性および非水性液体組成物の両方とも構造化または非構造化することができる。
本発明は、着色織物が関与する織物洗濯作業の際に直面する、溶解または分散した染料の織物間の染料移動を抑制する方法にも関する。
この方法では、前に説明した洗濯溶液に織物を接触させることを含んでなる。
本発明の方法は、洗濯工程の途中で都合良く実行される。洗濯工程は、好ましくは5℃〜75℃で、特に20〜60、で行なうが、重合体は95℃以上の温度で有効である。処理溶液のpHは、好ましくは7〜11、特に7.5〜10.5、である。
本発明の方法および組成物は、洗剤の添加剤製品としても使用できる。
その様な添加剤の目的は、従来の洗剤組成物の性能を補足または強化することにある。
本発明の洗剤組成物は、織物、繊維、硬質表面、皮膚、およびその他の基材を洗浄するために使用する組成物、例えば硬質表面洗浄組成物(摩耗材を含む、または含まない)、洗濯洗剤組成物、自動または非自動食器洗い組成物、を含む。
下記の例は、本発明の構成を説明するためであって、下記の請求項により規定される本発明の範囲を制限するものではない。
例I(A/B/C/D)
下記の組成を有する本発明の液体洗剤組成物を製造する。
例II(A/B/C/D)
下記の組成を有する本発明の液体洗剤組成物を製造する。
例III(A/B/C/D/E)
下記の組成を有する本発明のコンパクト顆粒状洗剤組成物を製造する。
例IV(A/B/C/D/E)
下記の組成を有する本発明のコンパクト顆粒状洗剤組成物を製造する。
上記の組成物(例I、II(A/B/C/D)およびII、IV(A/B/C/D/E)は洗浄および洗剤性能が非常に良く、着色織物および着色および白色織物の混合物に対する色保護性能が傑出していた。
Claims (14)
- 洗剤組成物であって、
クレー、
メタロ触媒、
洗剤組成物に対して少なくとも1重量%の界面活性剤系、および
洗剤組成物に対して0.01〜10重量%の、N−ビニルイミダゾールとN−ビニルピロリドンとの共重合体(ここで、共重合体は、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1:1〜1:0.2であり、平均分子量が8,000〜30,000である)
を含んでなる洗剤組成物。 - 共重合体の平均分子量が10,000〜20,000である、請求項1に記載の洗剤組成物。
- N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1:0.8〜1:0.3である、請求項1に記載の洗剤組成物。
- N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1:0.6〜1:0.4である、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 0.05〜5.0重量%の共重合体を含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 0.1〜1.0重量%の共重合体を含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 3〜65重量%の界面活性剤系を含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 10〜25重量%の界面活性剤系を含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 界面活性剤系が、洗剤組成物に対して1〜40重量%の陰イオン系界面活性剤を含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 洗剤組成物が7〜11の間のpHを有する、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 洗剤組成物が9〜10.5の間のpHを有する、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 洗剤組成物が顆粒状である、請求項1に記載の洗剤組成物。
- セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、およびそれらの混合物からなる群から選択される酵素をさらに含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
- 洗剤組成物であって、クレー、洗剤組成物に対して少なくとも1重量%の界面活性剤系、および洗剤組成物に対して0.01〜10重量%の、N−ビニルイミダゾールとN−ビニルピロリドンとの共重合体(ここで、共重合体は、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比が1:0.8〜1:0.3であり、平均分子量が10,000〜20,000である)を含んでなる洗剤組成物。
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