JP3794688B2 - 超伝導フィルタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超伝導フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
無線または有線で情報通信を行う通信機器において、高周波フィルタは、所望の周波数帯のみを取り出すための重要な構成要素である。周波数の有効利用、および省エネルギーのためには、このフィルタには、減衰特性に優れ、挿入損失が小さいことが要求される。このようなフィルタを構成するためにはQ値の高い共振素子が必要となる。
【0003】
近年、Q値の高い共振素子を実現する一つの方法として、共振素子を構成する導体に、表面抵抗のきわめて小さい材料である、いわゆる高温超電導体を用いる方法が提案されている。
【0004】
最近では、サファイア(Al2O3)基板上に良好な特性を示す超伝導体を形成する技術が報告されてきている。サファイア基板は、LaAlO3やMgOに比べて、誘電損失が10-7〜10-8ときわめて小さく、超伝導体本来の低損失性を損なわない上に、結晶性がよく誘電率の安定性もよい。また、力学的強度も強く堅牢で取り扱いやすい。さらに、熱伝導率もきわめて良好で、超伝導素子を極低温に冷却する場合にも温度分布が均一になりやすく、素子がより安定に動作するという利点もある。加えて、LaAlO3やMgOなどより安価で素子のコストダウンが可能であり、工業的に有利である。
【0005】
このように、サファイア基板は超伝導膜形成用基板としてきわめて優れた特性を持っている。しかし、サファイアは誘電率に異方性があるため、高周波フィルタの設計が困難になるという問題点がある。特にサファイアR面上にフィルタ素子(共振素子)を形成する場合、誘電率テンソルの非対角成分が常に寄与する。このため、フィルタ設計が非常に複雑になり、適切な共振素子の形状や配置の方向を求めることがたいへん困難であった。
【0006】
サファイアR面上の超伝導フィルタとしては以下の例が知られている。
【0007】
非特許文献1では、直線状の共振素子を8段配列したフィルタレイアウトが示されている。また、非特許文献2にはヘアピン状の共振素子を10段配列したレイアウトが示されている。
【0008】
いずれの例においても、共振素子の長手方向は、サファイアR面上で<1−101>方向と45度をなす角度で配列されている。これらの例で45度方向が採用されている理由は、R面上での誘電率の異方性が等方的に扱え、設計時の計算が比較的単純化できるためである。しかし、他の配列角度は検討されておらず、フィルタ特性が最適になる角度か否かは不明であった。
【0009】
一方、非特許文献3には、共振素子をコンパクトに折りたたんだ8段のフィルタレイアウトが示されている。このように細かく折りたたんだ共振素子を用いれば、隣り合う共振素子を上下左右に配置可能となり、全体のレイアウトの自由度が増してよりコンパクトなフィルタを実現することができる。しかし、共振素子が複雑に曲折しているために設計がますます困難になるという問題がある。この文献では、共振素子が、サファイアR面上で何度の角度で配置されているかは明記されていないが、いずれの共振素子も同等の誘電率テンソルを感じ取るとの記述があり、共振素子の直線部分が<1−101>方向と45度(または135度)の角度をなしていることが推察される。R面上での45度方向は、前述のように、誘電率の異方性が等方的に扱え、設計時の計算が比較的単純化できるために採用されたと思われる。しかし、他の配列角度は検討されておらず、この方向でフィルタ特性が最適であるか否かは不明であり、R面上での適切な配置方向は見いだせていないという問題があった。
【0010】
【非特許文献1】
Superconductor Science and Technology 第12巻(1999年) 第394頁
【0011】
【非特許文献2】
IEEE Transactions on Applied Superconductivity 第11巻(2001年) 第361頁
【非特許文献3】
2000 2nd International Conference onMicrowave and Millimeter Wave Technology Proceedings(2000年) 第168頁
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
超電導フィルタの基板として、サファイアR面基板を採用し、特性の優れたフィルタを作成する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の実施の形態は、サファイアR面基板と、前記基板上に設けられ、3回以上屈折した超電導共振素子とを備え、前記共振素子の直線方向及び前記基板のサファイア<1−101>方向がなす角度φが、0度≦φ≦30度または60度≦φ≦90度であることを特徴とする超伝導フィルタである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、サファイアR面を切り出した基板20上に3回以上複雑に曲折した共振素子を配列して構成した超伝導フィルタの概略を説明するものである。
【0016】
ここで、サファイアR面とは、サファイア六方晶の(1−102)面である(図2参照)。また、サファイアR面基板とは、サファイアR面を主面に露出させた基板である。この基板は、サファイア単体の基板であっても、サファイア層を露出させた複合体であってもよい。無論、実際に用いる基板は、厳密にR面が露出しているものに限られず、R面近傍を用いることも可能である。即ち、面方位の角度誤差は通常の工業的基板加工で実現される精度で含まれていればよい。
【0017】
サファイアR面を切り出した基板20の一主面に接地導体21を設け、他主面20a上には共振素子22群が配置されている。
【0018】
共振素子22は基板20上にパターニングされた導体により形成されている。共振素子22の長さは、フィルタの所望通過帯域波長の1/2に対応している。ここに、共振素子22の長さとは、パターニングされた導体の長さである。この共振素子22の形状については後に詳述する。
【0019】
この共振素子22群の両端には、入出力部分25、26が形成され、さらに同軸線23、24が接続されている。同軸線23から信号が供給され、同軸線24から信号が出力される。入出力部分25、26と同軸線23、24との間で、同軸−マイクロストリップ変換が行われている。
【0020】
なお、ここでは伝送線路が、マイクロストリップライン構造のフィルタを示したが、平面型伝送線路構造ならなんでもよく、例えばストリップライン構造やコプレーナ構造などにも適用可能である。
【0021】
図3は、サファイアR面基板20上で、共振素子22の主たる直線方向がサファイア<1−101>方向となす角度が90度になるように共振素子22群を配置した例である。
【0022】
本出願において、共振素子の主たる直線方向とは、共振素子を内包する最小の仮想的な矩形を考えたときに、その矩形の長辺方向である。例えば、図4のような共振素子22の場合には、主たる直線方向は、点線で示した矩形を仮想的に考え、その長辺方向(図中一点鎖線により表示)である。
【0023】
フィルタの作成方法を説明する。
【0024】
縦横約50mm×40mm、厚さ約0.43mmで、主面がR面であるサファイア基板の両面に、厚さ約500nmのYBCO超電導膜をスパッタリング法、レーザー蒸着法、CVD法などにより成膜する。
【0025】
なお、良質なYBCO超伝導膜を得るために、基板と超伝導膜の間にはバッファ層を設けてもよい。バッファ層としては、CeO2あるいはYSZ等がある。
【0026】
リソグラフィー法を用いて、形成した超電導膜の片面を加工し、入出力部分25、26、共振素子22群を形成し、マイクロストリップ構造の8段のバンドパスフィルタを作製できる。また、裏面は超電導膜のまま、グランド面とする。
【0027】
各共振素子22のライン幅は約200μmで全長は約30mmである。
【0028】
このフィルタは中心周波数約1.93GHz、通過バンド幅約20MHzのバンドパスフィルタになっている。
【0029】
次に、このフィルタを、金メッキした銅製の台(図示せず)の上に固定し、入出力線に同軸線(図示せず)を接続する。
【0030】
このようにして作成したフィルタを70Kに冷却しマイクロ波通過特性を調べたところ、図5に示すような特性が得られた。ここで、横軸は測定周波数、縦軸は透過特性の相対値を表す。
【0031】
中心周波数は1.93GHz、バンド幅は20MHzで、挿入損失は0.1dBで、リップルは0.1dB以下であった。また、通過帯域の端部から1MHz離れた周波数で30dB以上の減衰を示し、良好なスカート特性が得られた。このように、本実施例では、共振素子の主たる直線方向が<1−101>方向と90度をなすため、異常波が継続しにくく正常波が作る周波数特性に乱れは生じていない。異常波と正常波については後で詳述する。
【0032】
この例では、共振素子を8個並べた8段のフィルタを例に挙げたが、他の段数のフィルタについても適用できることはいうまでもない。また、入出力部分と共振素子との結合は、両者が直接つながったいわゆるタップ励振と呼ばれる結合の方法をとっているが、この方法に限定されことはなく、両者が離れているギャップ励振などの方法でもよい。
【0033】
上述のフィルタと同様にして、主たる直線方向を変化させて、図6に示すようなフィルタを作成し、透過特性の計測を行った。即ち、共振素子22の主たる直線方向とサファイアR面上の<1−101>方向とのなす角度φを0度から90度まで変化させた。
【0034】
これらのフィルタを順次70Kに冷却しマイクロ波通過特性を調べた。
【0035】
φ=0度の場合、通過特性は図5に示すのと同様な形状になった。この場合、中心周波数は1.96GHz、バンド幅は20MHz、挿入損失は0.1dBであった。通過帯域の平坦性を表すリップル値は0.1dB以下であった。また、通過帯域の端部から1MHz離れた周波数で40dB以上の減衰を示し、良好なスカート特性が得られた。共振素子の主たる直線方向が<1−101>方向と0度をなすため、異常波が継続しにくく、正常波が作る周波数特性に乱れは生じていない。
【0036】
また、φ=90度の場合、通過特性は図5に示すような特性になった。中心周波数は1.93GHz、バンド幅は20MHzである。
【0037】
中心周波数がφ=0度の場合に比べやや低くなっているが、これは共振素子が感じる平均の誘電率がφ=0度の場合より大きくなっているためである。挿入損失は0.1dBで、通過帯域の平坦性を表すリップル値は0.1dB以下であった。また、通過帯域の端部から1MHz離れた周波数で40dB以上の減衰を示し、良好なスカート特性が得られた。このように、この場合も、共振素子の主たる直線方向が<1−101>方向と90度をなすため、異常波が継続しにくく、正常波が作る周波数特性に乱れは生じていない。
【0038】
比較のため、φ=45度の場合の通過特性を図7に示す。
【0039】
中心周波数は1.945GHz、バンド幅は20MHzであった。挿入損失は0.1dB程度であるが、リップル値は2dB以上あり通過帯域には大きな凹凸が発生している。これは、共振素子の主たる直線方向が<1−101>方向と45度をなすため、発生した異常波が継続しやすく正常波が作る周波数特性に乱れが生じているためである。
【0040】
共振素子の主たる直線方向が<1−101>方向となす角度φをいろいろ変化させた場合において、角度φとフィルタ通過特性のリップルの深さとの関係をまとめたものが図8である。
【0041】
角度が0度あるいは90度の場合は、リップルはほとんどゼロである。
【0042】
一方、φが45度に近づくに従いリップルの量は大きくなり、45度で最大になった。
【0043】
このような45度方向の配置の場合に、フィルタ特性が乱れる原因について説明する。
【0044】
同軸線から伝送されてきた電磁波は、サファイア基板20上の入出力部分でマイクロストリップラインの伝送モードに変換され、共振素子へ導かれる。このとき、誘電率に異方性のない通常の基板の場合は、正常波と呼ばれる通常の伝送モードのみが発生する。しかし、異方性のある基板の場合、異なった伝送モードも同時に発生する。これが異常波である。
【0045】
この異常波がそのまま伝わると、ストリップライン内に異常な電流分布が発生し、正常波の伝送モードの電流分布等に影響がおよび、フィルタ特性は本来の周波数特性からはずれ、リップルが多くなるなど乱れた特性を示す。
【0046】
45度配置の場合は、共振素子の個々の直線部分はすべて45度(または135度方向ともいう)を向いている。従って、誘電率は等方的になり、進行する異常波は、共振素子の折れ曲がりの部分において誘電率の変化を感じることなく、そのまま伝搬する。
【0047】
その結果、共振素子全体を伝搬してしまい、共振素子全体に異常な電流分布が発生し、正常波の伝送モードの電流分布に影響がおよび、フィルタ特性は本来の周波数特性からはずれ、リップルが多くなるなど乱れた特性を示すことになる。
【0048】
一方、45度からずれた配置の場合、共振素子の折れ曲がりの前後で誘電率が変化する。これは、折れ曲がり部分の前後で、インピーダンスの不整合が発生することを意味する。誘電率の異方性の影響を受けやすいのは異常波のみであり、正常波は異方性の影響を受けにくいことが知られている。このため、正常波は共振素子を問題なく伝搬するが、異常波は誘電率の変化に基づくインピーダンス不整合によって共振素子を伝搬しにくくなり、異常波に伴う異常な電流分布も発生しにくくなる。その結果、正常波は影響を受けにくくなり、フィルタ本来の周波数特性を示すことができることとなる。
【0049】
折れ曲がりの前後で誘電率の変化が最も大きくなるのは、0度または90度の配置の場合であって、これらの場合が異常波の影響を最も抑制しやすくフィルタ本来の周波数特性を得やすい。しかし、途中の角度であっても誘電率の変化はあるので、異常波の抑制は可能である。
【0050】
リップルの許容範囲は、そのフィルタを適用するシステムの仕様にも依存するが、おおむね0度から30度、及び60度から90度の範囲で実現されるリップルの値がリップルの許容範囲である。
【0051】
ある角度におけるリップルの量は、フィルタの段数にも影響され、段数が多いほどリップルは大きくなる。従って、スカート特性を急峻にするために段数を多くする場合には、共振素子の主たる直線方向が<1−101>方向となす角度φを極力0度または90度に近づける方がよい。
【0052】
一般に、共振素子の電流分布がより大きい直線、即ち、共振素子の中央に近い方の直線部分の方向が<1−101>方向となす角度φが、0度≦φ≦30度または60度≦φ≦90度であることが好ましい。また、共振素子内で、電流分布もほぼ同一である場合は、共振素子のいずれの直線部分も<1−101>方向となす角度φが、0度≦φ≦30度または60度≦φ≦90度となるようにするのが良い。
【0053】
共振素子の形状は、図3、図4に例示したもの他、図9〜図13のようなものも可能である。
【0054】
共振素子は、折れ曲がり部分が直角になっているものの他、曲げの角度は90度である必要はなく、例えば図12のように90度以外の角度で曲げてもよい。さらに曲げの部分は直線と直線の組み合わせで曲げる(屈折する)必要はなく、例えば図11のように曲線で曲げても(屈曲という)よい。
【0055】
以上の説明では、共振素子を内包する矩形を仮想できる場合を説明してきたが、共振素子を内包する矩形が正方形である場合には、正方形の4辺が0度≦φ≦30度または60度≦φ≦90度である必要がある。
【0056】
上述の共振素子の形状は、比較的対称性の高い形状になっているが、必ずしもそうする必要はなく、例えば図13のような対称性の低い形状でもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明によれば、3回以上複雑に屈折または屈曲した共振素子を、サファイアR面上に、共振素子の主たる直線方向が、サファイア<1−101>方向となす角度φが、0度≦φ≦30度または60度≦φ≦90度となるように配置することで、誘電率に異方性があるサファイアR面上においても、通過特性に乱れが生じないような超伝導フィルタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サファイアR面基板上のフィルタレイアウトを説明する図
【図2】サファイアの結晶構造を説明する図
【図3】φ=90度配置を示すレイアウト図
【図4】共振素子の直線方向を説明する図
【図5】φ=90度配置におけるフィルタの周波数特性
【図6】共振素子の配置を説明する図
【図7】φ=0度配置におけるフィルタの周波数特性
【図8】共振素子の配置角度とリップルの深さの関係を表す図
【図9】共振素子形状を示す図
【図10】共振素子形状を示す図
【図11】共振素子形状を示す図
【図12】共振素子形状を示す図
【図13】共振素子形状を示す図
【符号の説明】
20 基板
21 接地導体
22 共振素子
23、24 同軸線
25、26 入出力部

Claims (1)

  1. サファイアR面基板と、
    前記基板上に設けられ、3回以上屈折した超電導共振素子とを備え、
    前記共振素子の主たる直線方向及び前記基板のサファイア<1−101>方向がなす角度φが、0度≦φ≦30度または60度≦φ≦90度であることを特徴とする超伝導フィルタ。
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