JP3793623B2 - 画像合成装置および方法 - Google Patents
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Description
【技術分野】
この発明は、被写体の撮像を複数回行い、この複数回の撮像によって得られた複数の画像のそれぞれの一部を組合せて合成画像を生成する画像合成装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来の画像合成装置には2人の被写体を撮像し、2人の顔の中間の顔を表す画像を合成によって作成するものがある。
【0003】
このような画像合成装置においては、合成後の顔を構成する目、鼻、口などの位置を2人のそれぞれの目、鼻、口などの位置の中間の位置に規定し、かつそれらの大きさも2人の大きさの中間の大きさに定めて2人の顔の中間の顔を表す画像を作成している。
【0004】
しかしながら、被写体を撮像し、その撮像によって得られた被写体像の一部を抽出し、他の被写体を撮像し、その撮像によって得られた被写体像の一部を抽出し、抽出した被写体像の一部の画像同士を組合せることにより合成画像を生成する簡易な装置は従来存在しない。
【0005】
【発明の開示】
この発明は、このような合成画像を簡易に生成する装置および方法を提供することを目的とする。
【0006】
この発明は、複数の部品画像領域を定める部品画像領域データを記憶しておき、被写体を撮影し、撮影によって得られた被写体像を表示装置の表示画面上に表示し、上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データによって定められる複数の部品画像領域のうちの一の部品画像領域内にある第1の部品画像を表す第1の部品画像データを記憶し、再び被写体を撮影し、撮影によって得られた被写体像を表示装置の表示画面上に表示し、上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データによって定められる、複数の上記部品画像領域のうちの他の部品画像領域内にある第2の部品画像を表す第2の部品画像データを記憶し、記憶された上記第1の部品画像データによって表される上記第1の部品画像と上記第2の部品画像データによって表される部品画像とを組合せ、組合せによって得られた合成画像を表示することを特徴とする。
【0007】
この発明は、上記方法を実施するのに適した装置も提供している。すなわち、この発明による画像合成装置は、被写体像を撮像し、被写体像を表す画像信号を出力する撮像手段、上記撮像手段から出力される画像信号によって表される被写体像を表示する表示装置、複数の部品画像領域を定める部品画像領域データを記憶する部品画像領域データ記憶手段、被写体を撮像し、被写体像を上記表示装置の表示画面上に表示するように上記撮像手段を制御する第1の撮像制御手段、上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データ記憶手段に記憶されている部品画像領域データによって定められる複数の部品画像領域のうちの一の部品画像領域内にある第1の部品画像を表す第1の部品画像データを記憶する第1の部品画像データ記憶手段、上記第1の撮像制御手段による制御での被写体の撮像後に、再び被写体を撮像し、被写体像を上記表示装置の表示画面上に表示するように上記撮像手段を制御する第2の撮像制御手段、上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データ記憶手段に記憶されている上記部品画像領域データによって定められる複数の部品画像領域のうちの他の部品画像領域内にある第2の部品画像を表す第2の部品画像データを記憶する第2の部品画像データ記憶手段、ならびに上記第1の部品画像データ記憶手段に記憶されている第1の部品画像データによって表される第1の部品画像および上記第2の部品画像データ記憶手段に記憶されている第2の部品画像データによって表される第2の部品画像とを組合せ、組合せによって得られる合成画像を上記表示装置に表示する合成画像表示手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
この発明によると、複数の部品画像領域が表示装置の表示画面上にあらかじめ定められている。
【0009】
被写体が撮影され、被写体像が表示装置に表示される。複数の部品画像領域のうちの一の部品画像領域内にある部品画像を表すデータが第1の部品画像として記憶される。
【0010】
つづいて、撮影された被写体と異なる被写体が撮影され、表示装置に表示される。複数の部品画像領域のうちの一の部品画像領域と異なる他の部品画像領域内にある部品画像を表すデータが第2の部品画像として記憶される。
【0011】
このようにして記憶された第1の部品画像と第2の部品画像とを組合せて合成画像が生成され、生成された合成画像が表示される。
【0012】
被写体を部品画像領域に合わせて動かす(ユーザ自身が被写体の場合は、被写体であるユーザ自身が動く)だけで、比較的簡単に合成画像を生成できる。
【0013】
上記表示装置の表示画面上において同一位置に、大きさの異なる複数の上記部品画像領域を規定しておくこともできる。この場合は、大きさの異なる上記部品画像領域のうち一つの上記部品画像領域が指定されることにより、部品画像領域内にある部品画像を表す画像データを記憶することとなる。
【0014】
ユーザの所望の大きさの部品画像領域を選択して、合成画像を生成することができる。
【0015】
基本画像を表す基本画像データをあらかじめ記憶しておき、この基本画像データによって表される基本画像上に上記部品画像を合成することにより合成画像を生成してもよい。
【0016】
好ましくは、このようにして生成された合成画像を印刷する。
【0017】
【実施例の説明】
図1は、この実施例による画像合成装置1の斜視図である。
【0018】
画像合成装置1は、複数のユーザ(被写体)を撮影し、ユーザの画像の一部(部品画像)を組み合わせた画像を表示し、プリントする装置である。
【0019】
画像合成装置1は、その前方上方のほぼ中央の部分にビデオ・カメラ2が配置されている。ユーザはビデオ・カメラ2に向かって画像合成装置1の前方に立つ。ビデオ・カメラ2によってユーザが撮影される。
【0020】
ビデオ・カメラ2の下方にはモニタ表示装置3が設けられている。このモニタ表示装置3の表示画面上にビデオ・カメラ2によって撮影された被写体像が動画で表示される(後述のフリーズ・ボタン7が押されることにより、静止画が表示される)。
【0021】
モニタ表示装置3の右側方には操作ガイダンスを音声で出力するためのスピーカ4が設けられている。ユーザは、スピーカ4から出力される音声にしたがって画像合成装置1を操作する。
【0022】
画像合成装置1の前面のほぼ中央部には全面に張りだした操作部12が形成されている。この操作部12には、後述のように輪郭画像を選択するための選択ボタン5、モニタ表示装置3に表示されている画像を印刷するときに押されるプリント・ボタン6、モニタ表示装置3に静止画を表示させるときに押されるフリーズ・ボタン7、キャンセル・ボタン8およびコイン返却ボタン13が設けられている。
【0023】
操作部12の下方には、画像合成装置1をユーザが利用するときにコインを投入するためのコイン投入口9が設けられている。
【0024】
画像合成装置1の前面下方にはコイン返却口10が設けられている。合成画像の印刷前に、コイン返却ボタン13が押されることによりコイン投入口9に投入されたコインが、コイン返却口10が返却される。
【0025】
コイン返却口10の右側には撮影によって得られた合成画像のプリントを放出するためのプリント放出口11が設けられている。
【0026】
図2は、画像合成装置1の電気的構成の一部を示すブロック図である。この図において、図1に示されているスピーカ4は図示が省略されている。
【0027】
画像合成装置1の全体の動作は、CPU20によって統括される。また、画像合成装置1には動作プログラム、後述する位置合わせ領域を表すデータ、部品画像領域を表すデータ、輪郭画像を表すデータ(図3に輪郭画像の一例が示されている)、その他の必要なデータなどを記憶するためのメモリ25が含まれている。
【0028】
コイン投入口9(図1参照)からコインが投入されるとビデオ・カメラ2によって画像合成装置1の前方に立っているユーザが撮影される。ユーザを表すビデオ信号は、ビデオ・カメラ2からビデオ信号入力装置21に与えられ、ディジタル画像データに変換される。
【0029】
ディジタル画像データは、画像表示メモリ22に一時記憶される。ディジタル画像データは画像表示メモリ22から読み出され、画像表示コントローラ23に与えられる。画像表示コントローラ23の制御のもとにディジタル画像データによって表される画像が動画としてモニタ表示装置3の表示画面上に表示される。
【0030】
操作部12に含まれるボタンの押し下げを表す信号は、入力コントローラ24を介してCPU20に与えられる。CPU20においては入力した信号にもとづく処理(画像のフリーズ処理、部品画像領域内の画像をメモリ25に記憶する処理、キャンセル処理など)が行われる。例えば、操作部12に含まれるフリーズ・ボタン7が押されるとモニタ表示装置3にユーザの静止画が表示され、部品画像領域内の画像を表すデータがメモリ25に記憶される。ユーザが入れ替わり、再びユーザの撮影およびフリーズ処理が繰り返され、部品画像領域内の画像を表すデータがメモリ25に記憶される。記憶された画像データによって表される複数の部品画像と輪郭画像とが組み合わされて合成画像がCPU20によって生成される。生成された合成画像はモニタ表示装置3に表示される。操作部12に含まれているプリント・ボタン6が押されると、プリンタ26によって、モニタ表示装置3に表示されている合成画像のプリント処理が行われる。画像合成処理について詳しくは後述する。
【0031】
図4は画像合成装置1の処理手順を示すフローチャート、図5から図9はモニタ表示装置3の表示画面の一例を示している。
【0032】
上述したように画像合成装置1のコイン投入口9にコインが投入されることにより図3に示す処理が開始される。
【0033】
ユーザによってコインが投入されると、メモリ25から位置合わせ領域ASを表すデータおよび部品画像領域を表すデータが読み出され、図5に示すようにモニタ表示装置3の表示画面上に位置合わせ領域ASおよび第1の部品画像領域AP1が表示される(ステップ31)。
【0034】
第1の部品画像領域AP1は合成画像を生成するための部品画像を抽出する領域を表すものである。この第1の部品画像領域AP1に、合成画像を構成するための所望の部分をユーザが合わせる。第1の部品画像領域AP1はモニタ表示装置3の表示画面上の中央部分よりも少し上方に表示される。例えば、図5に示す例では第1の部品画像領域AP1にユーザの目の部分が表示されるようにユーザが動くこととなる。位置合わせ領域ASはユーザの所望の部分を合わせるための目安に表示される領域である。位置合わせ領域ASは、第1の部品画像領域AP1を囲み、モニタ表示装置3の表示画面上のほぼ中央部分に表示される。位置合わせ領域ASにユーザの顔が表示されるようにユーザが動くことにより、第1の部品画像領域AP1に撮影されたユーザの目を表す画像の部分が表示されることとなる。
【0035】
第1の部品画像領域AP1および位置合わせ領域ASはあらかじめ定められた位置にかつ定められた大きさでモニタ表示装置3の表示画面上に表示される。もっとも、後述するように複数の異なる大きさの第1の部品画像領域をあらかじめ定めておき、ユーザに所望の大きさの部品画像領域を選択させるようにしてもよい。
【0036】
図5に示すようにモニタ表示装置3の表示画面上に位置合わせ領域ASおよび第1の部品画像領域AP1が表示されると、一人目のユーザが撮影される(ステップ32)。一人目のユーザは、モニタ表示装置3の表示画面上に表示されている位置合わせ領域ASを目安にして、第1の部品画像領域AP1内に自分の目の画像が表示されるように動く(図6参照)。第1の部品画像領域AP1内にユーザ自身の目の画像が表示されると、ユーザによってフリーズ・ボタン7が押される(ステップ33)。
【0037】
フリーズ・ボタン7が押されると、一人目のユーザの静止画がモニタ表示装置3の表示画面上に表示される。第1の部品画像領域AP1内の第1の部品画像を表すデータ(一人目のユーザの目の画像を表すデータ)がメモリ25に記憶される(ステップ34)。
【0038】
このようにして一人目のユーザの撮影が終了する。
【0039】
一人目のユーザの撮影が終了すると、二人目のユーザがビデオ・カメラ2の前に立つ。メモリ25から第2の部品画像領域AP2を表すデータおよび位置合わせ領域ASを表すデータが読み出され、モニタ表示装置3の表示画面には図7に示すように第2の部品画像領域AP2および位置合わせ領域ASが表示される(ステップ35)。
【0040】
位置合わせ領域ASは一人目のユーザの撮影のときと同じように、撮影の目安のためにその位置合わせ領域ASに顔が表示されるようにするためのものである。第2の部品画像領域AP2は第1の部品画像領域AP1と同様に合成画像を生成するための部品画像を生成するための部品画像を抽出する領域を表すものである。第2の部品画像領域AP2はモニタ表示装置3の表示画面のほぼ中央の部分に、位置合わせ領域AS内に表示される。この実施例では第2の部品画像領域AP2にユーザの鼻が表示されるようにユーザが動くこととなる。第2の部品画像領域AP2もあらかじめ定められた位置に表示される。
【0041】
第2の部品画像領域AP2が、モニタ表示装置3の表示画面上に表示されると、二人目のユーザがビデオ・カメラ2によって撮影される(ステップ36)。二人目のユーザは、モニタ表示装置3の表示画面上に表示されている位置合わせ領域ASを目安にして、第2の部品画像領域AP2内に自分の鼻が入るように動く(図7参照)。第2の部品画像領域AP2内に二人目のユーザの鼻が入っているように撮影されていると、ユーザによってフリーズ・ボタン7が押される(ステップ37)。
【0042】
フリーズ・ボタン7がユーザによって押されると、二人目のユーザの静止画がモニタ表示装置3の表示画面上に表示される。第2の部品画像領域AP2内の第2の部品画像を表すデータがメモリ25に記憶される(ステップ38)。
【0043】
このようにして二人目のユーザの撮影が終了する。
【0044】
二人目のユーザの撮影が終了すると、三人目のユーザがビデオ・カメラ2の前に立つ。メモリ25から第3の部品画像領域AP3を表すデータおよび位置合わせ領域を表すデータが読み出され、モニタ表示装置3の表示画面には図8に示すように第3の部品画像領域AP3および位置合わせ領域ASが表示される(ステップ39)。
【0045】
第3の部品画像領域AP3も第1の部品画像領域AP1および第2の部品画像領域AP2と同様に合成画像を生成するための部品画像を抽出する領域を表すものである。第3の部品画像領域AP3はこの実施例ではユーザの口を表す画像を抽出するものである。第3の部品画像領域AP3はモニタ表示装置3の表示画面上の中央から少し下方の部分のあらかじめ定められた位置に表示される。
【0046】
モニタ表示装置3の表示画面上に位置合わせ領域ASおよび第3の部品画像領域AP3が表示されると、三人目のユーザがビデオ・カメラ2によって撮影される(ステップ40)。三人目のユーザはモニタ表示装置3の表示画面上に表示されている位置合わせ領域ASを目安にして、第3の部品画像領域AP3内に自分の口が入るように動く(図8参照)。第3の部品画像領域AS3内に三人目のユーザの口が入っているように撮影されていると三人目のユーザによってフリーズ・ボタン7が押される(ステップ41)。
【0047】
三人目のユーザによってフリーズ・ボタン7が押されると、三人目のユーザの静止画がモニタ表示装置3の表示画面上に表示される。第3の部品画像領域AP3内の第3の部品画像を表すデータがメモリ25に記憶される(ステップ42)。
【0048】
このようにして三人目のユーザの撮影が終了する。
【0049】
三人目のユーザの撮影が終了すると、メモリ25に記憶されている輪郭画像データが読み出されモニタ表示装置3の表示画面上に一つの輪郭画像(図3参照)が表示される。選択ボタン5が一回押されることにより、モニタ表示装置3に表示されている輪郭画像を表すデータと異なるデータがメモリ25から読み出される。モニタ表示装置3に表示されている輪郭画像と異なる輪郭画像がモニタ表示装置3の表示画面上に表示される。ユーザによって所望の輪郭画像がモニタ表示装置3の表示画面上に表示されるまで選択ボタン5がユーザによって押される。ユーザの所望の輪郭画像がモニタ表示装置3の表示画面に表示されると、ユーザによってフリーズ・ボタン7が押される。ユーザによってフリーズ・ボタン7が押されることにより合成画像の生成に用いられる輪郭画像が決定する(ステップ43)。
【0050】
輪郭画像が決定すると、メモリ25に記憶されている第1の部品画像を表す画像データ、第2の部品画像を表す画像データおよび第3の部品画像を表す画像データがメモリ25から読み出され、第1の部品画像、第2の部品画像および第3の部品画像が、第1の部品画像領域AP1、第2の部品画像領域および第3の部品画像領域AP3によって定められる位置において、決定された輪郭画像上に張り付けられるように、第1の部品画像データ、第2の部品画像データおよび第3の部品画像データならびに輪郭画像データの合成処理が行われる(ステップ44)。
【0051】
このようにして生成された合成画像がモニタ表示装置3の表示画面上に表示される(ステップ45)。生成された合成画像の一例が図9に示されている。
【0052】
合成画像がモニタ表示装置3の表示画面上に表示され、ユーザによってプリント・ボタン6が押されると、モニタ表示装置3に表示されている合成画像がプリンタ26によって印刷される(ステップ46)。
【0053】
図10は他の実施例を示すもので、モニタ表示装置3の表示画面の一例を示している。
【0054】
上述した実施例では、同一位置に表示される部品画像領域は一種類の大きさのものであったが、図10に示すものでは大きさの異なる三種類の部品画像領域が規定されている。ユーザはこれらの三種類の部品画像領域の中から所望の大きさの部品画像領域を選択する。ユーザによって選択された部品画像領域内の部品画像が抽出され、上述のように合成画像が生成される。
【0055】
この実施例ではコイン投入口9にコインが投入されると、モニタ表示装置3の表示画面には図10に示すようなメイン表示領域AMおよび部品画像選択領域ACを含む画面が表示される。この画面を表示するためのデータはメモリ25に記憶されているのはいうまでもない。
【0056】
部品画像選択領域ACには3つの部品選択領域AC1,AC2およびAC3が含まれている。これらの部品選択領域AC1,AC2およびAC3にはそれぞれユーザの目を表す画像を抽出するための部品画像領域が表示されている。第1の部品選択領域AC1には大きさの一番小さな部品画像領域が表示されている。第2の部品選択領域AC2には大きさの中くらいの部品画像領域が表示されている。第3の部品画像領域AC3には大きさの一番大きな部品画像領域が表示されている。
【0057】
モニタ表示装置3に図10に示す画面が表示されている状態で、ユーザが選択ボタン5を押すと、選択ボタン5の一回の押し下げに応答して枠Fが一つ上の選択領域を囲むように枠Fが移動する。ユーザによって部品画像が決定されると、ユーザはフリーズ・ボタン7を押す。フリーズ・ボタン7が押された時点で枠Fによって囲まれている部品画像領域がメイン表示画面AMの第1の部品画像領域の表示位置(ユーザが位置合わせ領域AMに顔が表示されるように動いたときに目が表示される位置)に表示される。この後は図4のステップ32に示す処理と同じ処理が行われ、三人のユーザが交替で撮影され、上述のようにユーザによって輪郭画像が決定することにより合成画像が生成される。
【0058】
図10に示すように大きさの異なる複数の部品画像領域のうちの所望の大きさの部品画像領域を選択して合成画像を生成できるので、眼鏡をかけたユーザを撮影した場合であってもその眼鏡を含めて第1の部品画像を表すデータとしてメモリ25に記憶でき、合成画像を生成することができる。
【0059】
上述した実施例においてはあらかじめ複数の輪郭画像を表すデータを記憶しておき、ユーザの所望の輪郭画像を選択し、目、鼻、および口を表す画像を選択された輪郭画像に張り付けて合成画像を生成しているが、ユーザを撮影し、ユーザの輪郭画像を用いて合成画像を生成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像合成装置の斜視図である。
【図2】画像合成装置の電気的構成の一部を示すブロック図である。
【図3】輪郭画像の一例を示している。
【図4】画像合成装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】表示画面の一例を示している。
【図6】表示画面の一例を示している。
【図7】表示画面の一例を示している。
【図8】表示画面の一例を示している。
【図9】表示画面の一例を示している。
【図10】表示画面の一例を示している。
【符号の説明】
1 画像合成装置
2 ビデオ・カメラ
3 モニタ表示装置
5 選択ボタン
6 プリント・ボタン
7 フリーズ・ボタン
12 操作部
20 CPU
22 画像表示メモリ
23 画像表示コントローラ
25 メモリ
26 プリンタ
Claims (8)
- 複数の部品画像領域を定める部品画像領域データを記憶しておき、
被写体を撮影し、撮影によって得られた被写体像を表示装置の表示画面上に表示し、
上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データによって定められる複数の部品画像領域のうちの一の部品画像領域内にある第1の部品画像を表す第1の部品画像データを記憶し、
再び被写体を撮影し、撮影によって得られた被写体像を表示装置の表示画面上に表示し、
上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データによって定められる、複数の上記部品画像領域のうちの他の部品画像領域内にある第2の部品画像を表す第2の部品画像データを記憶し、
記憶された上記第1の部品画像データによって表される上記第1の部品画像と上記第2の部品画像データによって表される部品画像とを組合せ、組合せによって得られた合成画像を表示する、
画像合成方法。 - 上記表示装置の表示画面上における同一位置に大きさの異なる複数の上記部品画像領域が規定されており、
大きさの異なる上記部品画像領域のうち1つの上記部品画像領域が指定されることにより、部品画像領域内にある部品画像を表す部品画像データを記憶するものである、
請求項1に記載の画像合成方法。 - あらかじめ定められた基本画像が記憶され、
この基本画像上に上記第1の部品画像および上記第2の部品画像を合成して合成画像を表示する、
請求項1に記載の画像合成方法。 - 上記合成画像を印刷する、請求項1に記載の画像合成方法。
- 被写体像を撮像し、被写体像を表す画像信号を出力する撮像手段、
上記撮像手段から出力される画像信号によって表される被写体像を表示する表示装置、
複数の部品画像領域を定める部品画像領域データを記憶する部品画像領域データ記憶手段、
被写体を撮像し、被写体像を上記表示装置の表示画面上に表示するように上記撮像手段を制御する第1の撮像制御手段、
上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データ記憶手段に記憶されている部品画像領域データによって定められる複数の部品画像領域のうちの一の部品画像領域内にある第1の部品画像を表す第1の部品画像データを記憶する第1の部品画像データ記憶手段、
上記第1の撮像制御手段による制御での被写体の撮像後に、再び被写体を撮像し、被写体像を上記表示装置の表示画面上に表示するように上記撮像手段を制御する第2の撮像制御手段、
上記表示装置の表示画面上にあらかじめ規定され、上記部品画像領域データ記憶手段に記憶されている上記部品画像領域データによって定められる複数の部品画像領域のうちの他の部品画像領域内にある第2の部品画像を表す第2の部品画像データを記憶する第2の部品画像データ記憶手段、ならびに
上記第1の部品画像データ記憶手段に記憶されている第1の部品画像データによって表される第1の部品画像および上記第2の部品画像データ記憶手段に記憶されている第2の部品画像データによって表される第2の部品画像とを組合せ、組合せによって得られる合成画像を上記表示装置に表示する合成画像表示手段、
を備えた画像合成装置。 - 上記部品画像領域データ記憶手段が、上記表示装置の表示画面上における同一位置に、大きさの異なる複数の上記部品画像領域を規定する部品画像領域データを記憶するものであり、
上記第1の部品画像データ記憶手段および上記第2の部品画像データ記憶手段の少なくとも一方が、大きさの異なる複数の上記部品画像領域のうち1つの上記部品画像領域が指定されることにより、部品画像領域内にある部品画像を表す画像データを記憶するものである、
請求項5に記載の画像合成装置。 - あらかじめ定められた基本画像を表す基本画像データが記憶された基本画像データ記憶手段を備え、
上記合成画像表示手段が、上記基本画像上に、上記第1の部品画像および上記第2の部品画像を合成して表示する、
請求項5に記載の画像合成装置。 - 上記合成画像を印刷するプリンタをさらに備えた請求項5に記載の画像合成装置。
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