JP3793360B2 - 水濡れセンサ及び水濡れセンサを備えたリレー制御回路基板 - Google Patents

水濡れセンサ及び水濡れセンサを備えたリレー制御回路基板 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両に搭載されるリレー制御回路基板の水没等によるリレーの水濡れを検知する水濡れセンサ及び水濡れセンサを備えたリレー制御回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車等の車両の電子化が進み、多くの車両にはウインドウを自動開閉するためのリレーが配設されたリレー制御回路基板が搭載されている。このようなリレー制御回路基板では、例えば車両が水没する等してリレー制御回路が水濡れ状態になると制御回路が誤動作し、搭乗者がスイッチ操作を行ってもウインドウが閉じたまま開かないという事態が生じる虞がある。そのため、従来のリレー制御回路基板では、その全体を専用のボックス内に収納し、これに水の浸入を阻止する防水構造を施してリレー制御回路基板を水の浸入から守る工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような防水構造を施す場合、防水パッキンやモールド樹脂等が必要になる一方、リレー制御回路基板の組立て作業が煩雑になり、しかも完全な防水を実現するためには構造がきわめて複雑になってコストアップを免れ得ない。そこで、このような重装備の防水構造を採用する代わりに、車両が水没した場合等に生じるリレー制御回路基板の水濡れ状態を検出する水濡れセンサを制御回路に組み込んでおき、リレー制御回路基板が水濡れ状態になったときに水濡れセンサから出力される検知信号に基づいて制御回路の誤動作を未然に防止するようにすることが考えられる。
【0004】
この場合、水濡れセンサとして、従来から雨滴を検知するために用いられている雨滴センサを転用することが考えられる。しかし、この雨滴センサは一般に制御回路から離間した箇所の雨滴を検知するのに適するように構成されたものであるため、リレー制御回路基板に実装してリレーの水濡れを検知するのに用いるには難点がある。すなわち、雨滴センサは、雨滴を検知するのに櫛歯形状等の大きな検知電極が必要になることからセンサ自体が大型化するため、広い実装スペースが必要になってリレー制御回路を構成する配線基板に実装しらくなる。また、配線基板に水濡れセンサを実装するためのランド(接続導体)をリレーとは別に設置しなければならないため、配線基板の構成が複雑になる。また、配線基板に実装し得たとしてもリレーから離間した箇所に水濡れセンサを設置したのではリレーだけが水濡れ状態になったときにその水濡れを検知できない場合が生じ、この場合には依然として誤動作が生じる虞がある。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、リレーの水濡れを確実に検知することができ、配線基板の構成を複雑化させることがない水濡れセンサ及びその水濡れセンサを備えたリレー制御回路基板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、リレー端子を有するリレーの当該リレー端子が配線基板に接続されたリレー制御回路基板であって車両に搭載されるリレー制御回路基板に実装され、前記リレーの水濡れを検知する水濡れセンサであって、前記配線基板とこの配線基板に実装されるリレーとの間に介挿可能な形状をもつベース部材と、このベース部材に保持され、所定間隔をおいて対向配置された一対の検知電極と、前記ベース部材に保持され、前記検知電極間に水介在することにより当該検知電極間に流れるリーク電流を検知する検知回路とを備えるとともに、前記ベース部材に前記リレー端子が挿通可能な貫通孔が当該リレー端子と同等の配列で穿設され、前記貫通孔の内周面に導体膜が付与されることによりリレー接続用端子が構成され、当該リレー接続用端子が前記検知電極および検知回路に電気的に導通され、前記リレー端子が前記貫通孔内に挿通されて前記リレー接続用端子に電気的に接続される状態で前記ベース部材が前記配線基板と前記リレーとの間に介挿可能とされているものである。
【0007】
この構成によれば、水濡れセンサはベース部材に検知電極、検知回路及び端子を組み込んだだけの簡素なものであるため、リレーに近接させて実装することができ、リレーの水濡れ状態を確実に検知することができるようになる。すなわち、水濡れセンサはリレーに近接して実装されるので、水没等によってリレーが水濡れ状態になると水濡れセンサの検知電極間にも水が介在してリーク電流が流れる結果、リレーの水濡れが確実に検知されることになる。
【0008】
また、リレー端子が直接水濡れセンサのリレー接続用端子に接続されるため、これらリレー端子とリレー接続用端子とを接続するランドを別々に設置する必要がなくリレー制御回路基板を構成する配線基板の構成が複雑化することがない。さらに、リレー端子が直接水濡れセンサのリレー接続用端子に接続されるため、配線基板上にこれらリレー端子とリレー接続用端子の双方を接続するための配線導体を形成する必要がなくなる結果、配線基板の配線パターン構成が簡略化でき、省スペース化が図れて配線基板の小型化が促進される。
【0009】
また、水濡れセンサは、配線基板とリレーとの間に介挿した状態で当該配線基板上に実装することができるので、配線基板に水濡れセンサとリレーの実装スペースを別々に確保する必要がなくなる結果、配線基板上における電子部品の実装効率が高められ、配線基板の小型化が促進される。
【0010】
このような実装形態は、前記ベース部材に前記リレー端子が挿通可能な貫通孔が設けられ、この貫通孔の内周面に導体膜が付与されて前記リレー接続用端子が構成されることにより、達成されている
【0011】
すなわち、この構成によれば、リレー端子が貫通孔に挿通されてリレー接続用端子を構成する導体膜に接続される一方、貫通孔を挿通したリレー端子がリレー制御回路基板を構成する配線基板取り付けられることになり、水濡れセンサとリレーとが配線基板の配線導体に接続されることになる。このため、水濡れセンサの端子、リレー端子及び配線導体の接続作業を容易に行うことができ、リレー制御回路基板の組立てが容易になる。
【0012】
また、請求項記載の発明は、請求項に係るものにおいて、前記検知電極は前記ベース部材の一方面に保持され、前記検知回路は前記ベース部材の他方面に保持されたことを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、ベース部材の両面が有効に利用されるため、水濡れセンサをよりコンパクトに構成することができ、リレー制御回路基板を構成する配線基板にさらに容易に実装することが可能となる。
【0014】
また、請求項記載の発明は、請求項に係るものにおいて、前記ベース部材の他方面に前記検知回路を覆う絶縁被覆部材が保持されたことを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、ベース部材が堅牢化されて破損しにくくなる一方、検知回路が外圧等から保護されるようになる結果、検知回路は常に正常に動作して水濡れ状態を確実に検知することができるようになる。
【0016】
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに係るものにおいて、前記検知回路の検知信号を外部に取り出すための端子が前記ベース部材に保持されたことを特徴としている。
【0017】
この構成によれば、検知回路から出力される検知信号を端子を介して外部に取り出すことができるようになる結果、種々のリレー制御回路に対応させることが可能となり汎用性に優れたものとなる。
【0018】
また、請求項記載の発明は、リレー端子を有するリレーの当該リレー端子が配線基板に接続され、かつ、車両に搭載されるリレー制御回路基板であって、車両に搭載されるリレー制御回路基板であって、請求項1乃至4のいずれかに記載の水濡れセンサのリレー端子挿通用の貫通孔にリレー端子が挿通されて前記貫通孔の内周面に設けられたリレー接続用端子に電気的に接続され、かつ、この水濡れセンサが前記リレーと配線基板との間に介挿される状態で当該水濡れセンサおよびリレーが前記配線基板に実装されることにより、前記リレー接続用端子、リレー端子、および配線基板の配線導体が相互に接続されて制御回路が構成されたものである。
【0019】
この構成によれば、水濡れセンサはリレーに近接して配設可能になるので、水没等によってリレーが水濡れ状態になると水濡れセンサの検知電極間にも水が介在してリーク電流が流れる結果、リレーの水濡れ状態が確実に検知されることになる。また、リレー端子が水濡れセンサのリレー接続用端子に接続されるため、リレー制御回路基板を構成する配線基板上に前記リレー端子と前記リレー接続用端子とを接続するための配線導体を形成する必要がなくなる結果、配線基板の配線パターン構成が簡略化でき、省スペース化が図れて配線基板の小型化が促進される。
【0020】
また、水濡れセンサがリレーと配線基板との間に介挿された状態で実装されるので、配線基板に水濡れセンサとリレーの実装スペースを別々に確保する必要がなくなる結果、配線基板上における電子部品の実装効率が高められ、配線基板の小型化が促進される。
【0021】
また、請求項記載の発明は、請求項に係るものにおいて、前記水濡れセンサは検知電極の保持された一方面が配線基板に対向するようにして実装され、前記配線基板は前記検知電極と対向する箇所に水導入用の貫通孔が形成されたものであることを特徴としている。
【0022】
この構成によれば、車両が水没等して水濡れ状態になると、水が配線基板の水導入用の貫通孔からも水濡れセンサの検知電極間に流れ込むことになる結果、リレーの水濡れ状態がより確実に検知される。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る水濡れセンサが適用されるリレー制御回路の一例を示す図である。このリレー制御回路10は、自動車のパワーウインドウ機構に採用され、車両の水没等によってリレー制御回路10に組み込まれているリレーが水濡れ状態になった場合でも誤動作を生じさせずに搭乗者のスイッチ操作により確実にウインドウを開くことができるようにし、開いたウインドウから搭乗者が容易に脱出することができるようにしたものである。
【0024】
すなわち、このリレー制御回路10は、開いていたウインドウを閉じるためのスイッチ11(以下、アップスイッチ11という。)と、閉じていたウインドウを開くためのスイッチ12(以下、ダウンスイッチ12という。)と、ダウンスイッチ12と連動して動作するスイッチ13(以下、連動スイッチ13という。)と、アップスイッチ11が操作されたときに動作するリレー14(以下、アップリレー14という。)と、ダウンスイッチ12が操作されたときに動作するリレー15(以下、ダウンリレー15という。)と、ウインドウを開閉動作する駆動モータ16と、アップリレー14及びダウンリレー15を動作させると共に、駆動モータ16を駆動するバッテリ17とを備えている。
【0025】
アップリレー14には水濡れセンサ18が接続され、ダウンリレー15には水濡れセンサ19が接続されている。水濡れセンサ18は、水濡れ検知用の一対の検知電極181,182と、この一対の検知電極181,182間に水が介在してリーク電流が流れたときにOFF状態(すなわち、出力端子からハイ信号が出力される状態)からON状態(すなわち、出力端子からロー信号が出力される状態)になる検知回路183とを備えている。また、水濡れセンサ19は、水濡れ検知用の一対の検知電極191,192と、この一対の検知電極191,192間に水が介在してリーク電流が流れたときにOFF状態(すなわち、出力端子からハイ信号が出力される状態)からON状態(すなわち、出力端子からロー信号が出力される状態)になる検知回路193とを備えている。
【0026】
これらの検知回路183,193は、本実施形態では図2に示すように、一対の検知電極181と182間,191と192間に流れるリーク電流がベースに流入することによりON状態になるpnp型の第1トランジスタTR1と、第1トランジスタTR1のコレクタ電流がベースに流入することによりON状態になるpnp型の第2トランジスタTR2とを含んで構成されており、駆動電源が入力される電源端子184,194、アースに接続されるアース端子185,195及び検知信号が出力される出力端子186,196をそれぞれ備えている。
【0027】
アップスイッチ11及びダウンスイッチ12は、それぞれ可動接点111,121及び常開固定接点112,122を有し、連動スイッチ13は、可動接点131、常閉固定接点132及び常開固定接点133を有している。また、アップリレー14及びダウンリレー15は、励磁コイル140,150と切換接点141,151とを備えており、励磁コイル140,150には+極端子142,152及び−極端子143,153を有し、切換接点141,151には可動接点144,154、常閉固定接点145,155及び常開固定接点146,156を有している。なお、可動接点144,154は可動接点端子147,157に接続されると共に、常閉固定接点145,155は常閉固定接点端子148,158に接続され、常開固定接点146,156は常開固定接点端子149,159に接続されている。
【0028】
アップスイッチ11の可動接点111は連動スイッチ13の常閉固定接点132に接続されると共に、アップスイッチ11の常開固定接点112はアースに接続され、ダウンスイッチ12の可動接点121はダウンリレー15の−極端子153に接続されると共に、ダウンスイッチ12の常開固定接点122はアースに接続されている。また、連動スイッチ13の可動接点131はアップリレー14の−極端子143に接続されると共に、常閉
固定接点132は水濡れセンサ18の出力端子186に接続され、常開固定接点133はバッテリ17の+極に接続されている。
【0029】
アップリレー14の+極端子142及び常開固定接点端子149はバッテリ17の+極に接続されると共に、可動接点端子147は駆動モータ16の一端に接続され、常閉固定接点端子148はアースに接続されている。また、ダウンリレー15の+極端子152及び常開固定接点端子159はバッテリ17の+極に接続されると共に、可動接点端子157は駆動モータ16の他端に接続され、常閉固定接点端子158はアースに接続されている。
【0030】
水濡れセンサ18,19の電源端子184,194はバッテリ17の+極に接続され、アース端子185,195はアースに接続されている。また、水濡れセンサ19の出力端子196はダウンリレー15の−極端子153に接続されている。また、バッテリ17の−極はアースに接続されている。
【0031】
この構成において、リレー制御回路10が水濡れ状態になっていないときは、検知電極181,182間及び191,192間は高抵抗の状態に維持されているので検知回路183,193の第1,第2トランジスタTR,TRは非導通状態にある。このため、アップスイッチ11を操作してON状態にすると、アップリレー14の励磁コイル140が励磁されて可動接点144が常開固定接点146に接続される結果、駆動モータ16が順方向に回転駆動されてウインドウが閉じられることになる。また、ダウンスイッチ12を操作してON状態にすると、連動スイッチ13の可動接点131が常開固定接点133に接続される一方、励磁コイル150が励磁されて可動接点154が常開固定接点156に接続される結果、駆動モータ16が逆方向に回転駆動されてウインドウが開けられることになる。
【0032】
一方、車両の水没等によってリレー制御回路10が水濡れ状態になると、検知電極181,182間及び191,192間にそれぞれリーク電流が流れて検知電極181,182間及び191,192間が低抵抗の状態になり検知回路183,193の第1,第2トランジスタTR,TRは共に導通状態になる結果、両方の励磁コイル140,150が励磁されて可動接点144,154が常開固定接点146,156に接続され、駆動モータ16の両端にバッテリ17の+電極が接続されることになって駆動モータ17の回転駆動が不能の状態となる。
【0033】
この状態で、ダウンスイッチ12を操作してON状態にすると、連動スイッチ13の可動接点131が常開固定接点133に接続される結果、励磁コイル140は励磁が解除されて可動接点144は常閉固定接点145に接続される一方、励磁コイル150は励磁されたままとなるため、駆動モータ16は逆方向に回転駆動されてウインドウが開けられることになり、車両の水没時等に搭乗者がウインドウから脱出することが可能となる。なお、アップスイッチ11を操作してON状態にしてもリレー制御回路10の電気的な接続関係に変化は生じないので、搭乗者のスイッチの誤操作により開いていたウインドウを誤って閉じてしまうという不都合が生じる虞がない。
【0034】
また、このリレー制御回路10の構成によれば、水濡れセンサ18をアップリレー14に近接させて取り付けると共に、水濡れセンサ19をダウンリレー15に近接させて取り付けておくようにすることにより、車両が水没等により水濡れ状態になったときにリレー制御回路10全体ではなくてアップリレー14とダウンリレー15だけが水濡れ状態になった場合であっても水濡れセンサ18,19により誤動作を生じさせないようにすることができる。
【0035】
図3は、リレー制御回路10を構成するプリント配線基板上に実装され、アップリレー14側に用いるのに適した水濡れセンサ18の一実施形態の構成を示す図で、(a)は水濡れセンサ18の一面側を絶縁被覆部材が取り除かれた状態で示す図、(b)はその他面側を絶縁被覆部材が取り除かれた状態で示す図、(c)はその他面側に絶縁被覆部材が取り付けられた状態の断面図である。これらの図において、水濡れセンサ(水濡れ検知用プレート)18は、アルミナ基板や合成樹脂基板等からなる矩形状のベース部材(絶縁基板)30と、ベース部材30の一面側に所定間隔をおいて対向配置された一対の検知電極181,182と、ベース部材30の他面側に配設された検知回路183を構成する検知回路素子183aと、ベース部材30の他面側に検知回路素子183a等を覆うように配設された絶縁被覆部材31とを備えている。なお、検知電極181,182は、例えば、一辺が略1.2mmの正方形状に設定され、略1.3mmの間隔で対向配置されたものであるが、これらの寸法は用途等に応じて大きくしたり小さくしたりすることが可能である。
【0036】
ベース部材30には、その周縁であってアップリレー14の複数のリレー端子と対応する位置にそのリレー端子が挿入される複数の貫通孔32,33,34,35,36が形成されている。また、ベース部材30には、その周縁に検知回路素子183aの検知信号を外部に取り出すためのリード端子37が装着される貫通孔39が形成されると共に、その周縁から内側に入った箇所に表裏両面の配線導体を接続する導体膜を形成するための接続孔40が形成されている。
【0037】
また、貫通孔32乃至36の各内周面には導体膜41が形成されると共に、貫通孔39の内周面には導体膜42が形成され、接続孔40の内周面には導体膜43が形成されている。これらの導体膜41,42,43は、例えば、スルーホールめっき等の手段により形成される。なお、貫通孔32乃至36と導体膜41とでアップリレー14のリレー端子が接続されるリレー接続用端子を構成する。
【0038】
一対の検知電極181,182のうちの一方の検知電極181は、ベース部材30上に形成された接続導体44により貫通孔32の導体膜41に接続され、他方の検知電極182は、ベース部材30上に形成された接続導体45を介して接続孔40の導体膜43に接続されている。これらの検知電極181,182、及び接続導体44,45は、例えば、導電ペーストをパターン印刷等の手段で付与した後に焼付処理を行うことにより形成される。リード端子37は、貫通孔39に挿入されて導体膜42に半田等を介して接続されている。なお、リード端子37の端面にはストッパ371が形成され、このストッパ371がベース部材30に係止されることによりリード端子37のベース部材30からの突出長が一定となるようになっている。
【0039】
検知回路素子183aは、集積回路化されて図2に示すように回路構成されたものであり、例えば、第1トランジスタTRのベースに相当する端子Tが接続導体46を介して接続孔40の導体膜43に接続され、第1トランジスタTRのエミッタに相当する端子Tが接続導体47を介して貫通孔33の導体膜41に接続されている。また、第2トランジスタTRのエミッタに相当する端子Tが接続導体48を介して貫通孔32の導体膜41に接続され、第2トランジスタTRのコレクタに相当する出力端子となる端子Tが接続導体49を介して貫通孔39の導体膜42に接続されている。
【0040】
絶縁被覆部材31は、本実施形態では合成樹脂等で成型された絶縁ケースからなるものであり、その絶縁ケースに一体形成した筒体311をリレー端子が挿通される貫通孔32乃至36の周囲に配設することにより貫通孔32乃至36を露出させた状態でベース部材30の他面側の検知回路素子183a及び接続導体46乃至49を覆うようにしたもので、ベース部材30の一面側の周縁部に廻り込む係止部312により係止させてベース部材30に固定するようにしたものである。なお、絶縁被覆部材31は、ベース部材30の他面側を合成樹脂等の絶縁材料によりモールド成型して得るようにしてもよい。この場合、検知電極181,182の少なくとも対向部分を露出させるようにして一面側も同時にモールドすることも可能である。また、絶縁被覆部材31が絶縁ケースからなる場合、ベース部材30との当接部分に接着剤を付与する等して内部が密封構造となるようにすることも可能である。
【0041】
図4は、リレー制御回路10を構成するプリント配線基板上に実装され、ダウンリレー15側に用いるのに適した水濡れセンサ19の一実施形態の構成を示す図で、(a)は水濡れセンサ19の一面側を絶縁被覆部材が取り除かれた状態で示す図、(b)はその他面側を絶縁被覆部材が取り除かれた状態で示す図、(c)はその他面側に絶縁被覆部材が取り付けられた状態の断面図である。なお、水濡れセンサ19は、水濡れセンサ18の検知回路素子183aの検知信号が端子部37を介して外部に取り出し可能になっているのに対し、その検知信号がリレー端子に直接供給されるようになっている点で相違している。すなわち、水濡れセンサ19は、検知回路素子193aの第2トランジスタTRのコレ
クタに相当する出力端子となる端子Tが接続導体49を介して貫通孔34の導体膜41
に接続されており、その他の構成については水濡れセンサ18と同様の構成になるものである。このため、水濡れセンサ18と同一の構成部材については同一の符号を付与して説明を省略する。
【0042】
このように構成された水濡れセンサ18,19は、図5に示すように、検知電極181と182,191と192がリレー制御回路基板を構成するプリント配線基板55に対向するようにし、かつ各貫通孔32乃至36(貫通孔32,33のみ図示)と各貫通孔32乃至36に対応するプリント配線基板55の各取付孔55a,55bとが一致するようにしてプリント配線基板55上に配設(載置)される。そして、アップリレー14及びダウンリレー15の各リレー端子14a,15aが水濡れセンサ18,19の貫通孔32乃至36とプリント配線基板55の取付孔55a,55bとに挿入される。この状態で溶融半田が付与されることにより貫通孔32乃至36の導体膜41(水濡れセンサ18,19の端子)、各リレー端子14a,15a及びプリント配線基板55の配線導体55c,55dが相互に接続され、アップスイッチ11、ダウンスイッチ12,連動スイッチ13等と共にリレー制御回路10が構成される。
【0043】
すなわち、水濡れセンサ18はプリント配線基板55とアップリレー14との間に介挿された状態でプリント配線基板55に実装され、水濡れセンサ19はプリント配線基板55とダウンリレー15との間に介挿された状態でプリント配線基板55に実装されることになる。
【0044】
このようにして水濡れセンサ18,19とアップリレー14及びダウンリレー15とがプリント配線基板55に実装されると、水濡れセンサ18とアップリレー14、及び水濡れセンサ19とダウンリレー15とが相互に直接接続されることになるため、プリント配線基板55上に水濡れセンサ18,19及びリレー14,15を接続するランドを別々に設置しておく必要がなくなる結果、プリント配線基板55の構成が複雑化されないようになる。また、プリント配線基板55上にそれらを接続するための配線導体を形成する必要がなくなる結果、プリント配線基板55の配線パターン構成が簡略化でき、省スペース化が図れてプリント配線基板55、すなわちリレー制御回路基板の小型化が促進される。さらに、プリント配線基板55上に水濡れセンサ18とアップリレー14、及び、水濡れセンサ19とダウンリレー15をそれぞれ別々に実装するためのスペースを確保する必要がなくなるため、プリント配線基板55、すなわちリレー制御回路基板の小型化が促進されることになる。
【0045】
なお、水濡れセンサ18の端子部37は、プリント配線基板55の所定の取付孔に挿入
され、プリント配線基板55上の配線導体を介して連動スイッチ13の常閉固定接点132に接続されるようになっている。また、プリント配線基板55における水濡れセンサ18の検知電極181,182に対応する位置に水導入用の貫通孔56が穿設されると共に、水濡れセンサ19の検知電極191,192に対応する位置にも水導入用の貫通孔57が穿設され、水没等による水が貫通孔56,57を介して検知電極181と182,191と192に流れ込むようになっている。これにより、リレー制御回路10におけるアップリレー14及びダウンリレー15の水濡れ状態がより確実に検知できるようになる。
【0046】
本発明に係る水濡れセンサ18,19は上記のように構成され、プリント配線基板55とアップリレー14及びダウンリレー15との間に介挿された状態でプリント配線基板55上に実装されるので、車両が水没する等してアップリレー14及びダウンリレー15が水濡れ状態になると、アップリレー14及びダウンリレー15に近接した位置にある水濡れセンサ18,19によってアップリレー14及びダウンリレー15の水濡れ状態が確実に検知されることになる。また、水濡れセンサ18,19及びリレー14,15を接続するランドを別々に設置する必要がないことからプリント配線基板55が複雑化することがない。さらに、配線パターン構成が簡素化され、かつ実装スペースを削減できることからリレー制御回路基板の小型化が促進されることになる。
【0047】
また、ベース部材30に一対の検知電極181と182,191と192、検知回路素子183a,193a等を組み込んだ簡素な構成であるため、組立てが容易になると共に量産性に優れたものとなる。また、ベース部材30に絶縁被覆部材31が配設されているので、ベース部材30の機械的強度が高められることになる結果、水濡れセンサ18,19の取扱性能が向上し、プリント配線基板55上に実装する場合にも破損の虞が略皆無となる。また、検知回路素子183a,193aが外圧等から保護されることになって水濡れセンサ18,19の信頼性が向上することになる結果、リレー制御回路10の動作信頼性も向上することになる。
【0048】
なお、本発明に係る水濡れセンサ18,19は上記実施形態のものに限定されるものではなく、種々の変形態様を採用することができる。例えば、検知回路素子183a,193aは集積回路化されたものであるが、ディスクリート部品を用いて構成することも可能である。この場合、ベース部材30上には必要な個数の接続導体が形成されて所定の検知回路が構成されることになる。
【0049】
また、検知回路素子183a,193a等で構成される検知回路は、ベース部材30の他方面に保持されているが、検知電極181と182,191と192が形成される一方面に保持させるようにすることもできる。この場合、絶縁被覆部材31は検知電極181と182,191と192を露出させた状態でベース部材30に保持するようにすればよい。
【0050】
また、水濡れセンサ18,19は、プリント配線基板55から少し浮かせた状態で実装するようにしてもよく、さらには検知電極181と182,191と192がアップリレー14及びダウンリレー15側を向くようにしてプリント配線基板55上に実装することも可能である。
【0051】
また、ベース部材30の一対の検知電極181と182間及び191と192間にベース部材30の表裏両面を貫通する微小幅のスリットを形成するようにしておいてもよく、こうした場合は結露により生じた水滴がスリット内に吸収されることになって結露による誤検知を効果的に防止することが可能となる。
【0052】
また、一対の検知電極181と182,191と192を金属板で構成することも可能であり、こうした場合はベース部材30に形成した貫通孔において一対の検知電極181と182,191と192を中空状態で対向配置することができる。この場合でも結露により生じた水滴による誤検知を効果的に防止することが可能となる。
【0053】
また、リレー制御回路10を構成する場合、アップリレー14側と同様にダウンリレー15側にも水濡れセンサ19に代えて水濡れセンサ18を用いるようにすることもできる。この場合は、プリント配線基板55上の配線導体により端子部37をバッテリ17の+極に接続するようにすればよい。すなわち、水濡れセンサ18は、端子部37を備えているので、種々の制御回路に適応可能となり汎用性に優れたものとなる。また、リレー制御回路10は、自動車のパワーウインドウ機構に採用するものとして説明しているが、他の種々の用途にも適用し得るものであり、その回路構成についても上記のものに限定されるものではない。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る水濡れセンサでは、所定間隔をおいて対向配置された一対の検知電極と、検知電極間に水の介在により流れるリーク電流を検知する検知回路と、検知電極及び検知回路に電気的に導通されると共に、実装状態でリレー端子が接続されるリレー接続用端子とがベース部材に保持されて構成され、前記リレー接続用端子がリレー端子と同一の配列でベース部材に保持されることで、リレー制御回路基板を構成する配線基板とリレーとの間に介挿可能にされているので、リレーに近接した状態で配線基板に実装することができ、リレーの水濡れ状態を確実に検知することができるようになる。また、配線基板上に水濡れセンサ及びリレーを接続するランドを別々に設置しておく必要がなくなり、配線基板の構成が複雑化されないようになる。また、リレー制御回路基板を構成する配線基板とリレーとの間に介挿されることで、配線基板上の実装スペースが削減できてリレー制御回路基板の小型化が促進される。
【0055】
具体的には、前記リレー接続用端子が、ベース部材に穿設されたリレー端子挿通用の貫通孔の内周面に導体膜が付与されて構成されたものであるので、リレー端子が貫通孔に挿通されて導体膜と電気的に接続されながら、なおかつ、このリレー端子が前記配線基板に 電気的に接続されることにより、水濡れセンサが前記リレーと共に前記配線基板に確実に実装されることになる。また、水濡れセンサの端子、リレー端子等の接続作業を容易に行うことができる結果、リレー制御回路基板の組立てが容易になる。
【0056】
また、請求項に係る水濡れセンサでは、検知電極はベース部材の一方面に保持され、検知回路はベース部材の他方面に保持されているので、検知電極の保持された一方面を配線基板に対向するようにして実装することができ、リレーの水濡れを確実に検知することができるようになる。
【0057】
また、請求項に係る水濡れセンサでは、ベース部材の他方面に検知回路を覆う絶縁被覆部材が保持されているので、ベース部材が堅牢化されて破損しにくくなり、検知回路が外圧等から保護されて常に正常に動作するようになることからリレーの水濡れ状態を確実に検知することができるようになる。
【0058】
また、請求項に係る水濡れセンサでは、検知回路の検知信号を取り出すための端子がベース部材に保持されているので、検知回路から出力される検知信号を端子を介して外部に取り出すことができるようになり、種々のリレー制御回路に対応し得る汎用性に優れたものとなる。
【0059】
また、請求項に係るリレー制御回路基板では、請求項1乃至のいずれかに記載の水濡れセンサとリレーとが相互に接続された状態で配線基板に実装されて制御回路が構成されているので、水濡れセンサがリレーに近接されて配設されることになり、水没等によるリレーの水濡れ状態を確実に検知することができるようになる。また、配線基板上に水濡れセンサ及びリレーを接続するランドを別々に設置しておく必要がなくなり、配線基板の構成が複雑化されないようになる。
【0060】
具体的には、前記水濡れセンサがリレー端子挿通用の貫通孔を配線基板の取付孔に一致させた状態で配線基板に配設されると共に、リレーがリレー端子を貫通孔と取付孔とに挿通させて配線基板に配設され、水濡れセンサのリレー接続用端子、リレー端子及び配線基板の配線導体が相互に接続されて制御回路が構成されているので、水濡れセンサがリレーに近接されて配設されることになり、水没等によるリレーの水濡れ状態を確実に検知することができるようになる。また、配線パターン構成の簡略化が図れると共に、実装スペースが削減できることからリレー制御回路基板の小型化が促進される。
【0061】
また、請求項に係るリレー制御回路基板では、水濡れセンサは検知電極の保持された一方面が配線基板に対向するようにして実装され、配線基板は検知電極と対向する箇所に水導入用の貫通孔が形成されたものであるので、水没等により水濡れ状態になったときに水が配線基板の貫通孔からも水濡れセンサの検知電極間に流れ込むことになり、リレーの水濡れ状態がより確実に検知されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る水濡れセンサが適用されるリレー制御回路の構成例を示す図である。
【図2】 図1に示す水濡れセンサに一体構成された検知回路の構成例を示す図である。
【図3】 図1に示すリレー制御回路のアップリレーに適用される水濡れセンサの構成を示す図で、(a)はベース部材の一方面における斜視図、(b)はベース部材の他方面における斜視図、(c)は絶縁被覆部材を設けた状態の断面図である。
【図4】 図1に示すリレー制御回路のダウンリレーに適用される水濡れセンサの構成を示す図で、(a)はベース部材の一方面における斜視図、(b)はベース部材の他方面における斜視図、(c)は絶縁被覆部材を設けた状態の断面図である。
【図5】 水濡れセンサとリレーのプリント配線基板上への取付状態を説明するための図である。
【符号の説明】
10 リレー制御回路
14 アップリレー(リレー)
14a リレー端子
15 ダウンリレー(リレー)
15a リレー端子
18a,19 水濡れセンサ
30 ベース部材
31 絶縁被覆部材
32,33,34,35,36,39 貫通孔
37 端子
39 貫通孔
40 接続孔
41 導体膜
42,43 導体膜
55 プリント配線基板(配線基板)
56,57 水導入用の貫通孔
183,193 検知回路
181,182,191,192 検知電極
183a,193a 検知回路素子

Claims (6)

  1. リレー端子を有するリレーの当該リレー端子が配線基板に接続されたリレー制御回路基板であって車両に搭載されるリレー制御回路基板に実装され、前記リレーの水濡れを検知する水濡れセンサであって、前記配線基板とこの配線基板に実装されるリレーとの間に介挿可能な形状をもつベース部材と、このベース部材に保持され、所定間隔をおいて対向配置された一対の検知電極と、前記ベース部材に保持され、前記検知電極間に水介在することにより当該検知電極間に流れるリーク電流を検知する検知回路とを備えるとともに、前記ベース部材に前記リレー端子が挿通可能な貫通孔が当該リレー端子と同等の配列で穿設され、前記貫通孔の内周面に導体膜が付与されることによりリレー接続用端子が構成され、当該リレー接続用端子が前記検知電極および検知回路に電気的に導通され、前記リレー端子が前記貫通孔内に挿通されて前記リレー接続用端子に電気的に接続される状態で前記ベース部材が前記配線基板と前記リレーとの間に介挿可能とされていることを特徴とする水濡れセンサ。
  2. 前記検知電極は前記ベース部材の一方面に保持され、前記検知回路は前記ベース部材の他方面に保持されたことを特徴とする請求項1記載の水濡れセンサ。
  3. 前記ベース部材の他方面に前記検知回路を覆う絶縁被覆部材が保持されたことを特徴とする請求項記載の水濡れセンサ。
  4. 前記検知回路の検知信号を外部に取り出すための端子が前記ベース部材に保持されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水濡れセンサ。
  5. リレー端子を有するリレーの当該リレー端子が配線基板に接続され、かつ、車両に搭載されるリレー制御回路基板であって、請求項1乃至4のいずれかに記載の水濡れセンサのリレー端子挿通用の貫通孔に前記リレー端子が挿通されて前記貫通孔の内周面に設けられたリレー接続用端子に電気的に接続され、かつ、この水濡れセンサが前記リレーと配線基板との間に介挿される状態で当該水濡れセンサおよびリレーが前記配線基板に実装されることにより、前記リレー接続用端子、リレー端子、および配線基板の配線導体が相互に接続されて制御回路が構成されたことを特徴とする水濡れセンサを備えたリレー制御回路基板。
  6. 前記水濡れセンサは検知電極の保持された面が前記配線基板に対向するようにして実装され、前記配線基板は前記検知電極と対向する箇所に水導入用の貫通孔が形成されたものであることを特徴とする請求項5記載の水濡れセンサを備えたリレー制御回路基板。
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