JP7308732B2 - 水没後復帰装置及び水没後復帰方法 - Google Patents

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Description

この発明は、超音波ガスメータの水没後復帰装置及び水没後復帰方法に関するものである。
ガスメータにおいては、災害または事故による水道管破裂、及び、誤施工による水道管直結等によって、その内部に水が入り込んでしまうことがあり、場合によっては、ガス室内が水没してしまう場合がある。このような場合には、ガスメータの内部に溜まった水を抜いて、その内部を乾燥させ、当該ガスメータを応急復帰させることが求められる。即ち、ガスメータに電源を正常に再度供給させる必要がある。
超音波ガスメータの中には、ガス室内に、基板及び電子部品等を備えるものがある。このような超音波ガスメータにおける水濡れ対策としては、防湿剤または防水剤を基板上に施すことが考えられる。しかしながら、基板の端子は、水に暴露するため、水濡れした状態で、電源が供給され続けると、徐々に電極分解を起こし、超音波センサの誤動作または故障を招いてしまう。
従って、基板が収納されるガス室内への水の浸入に対する検出は、応急復帰の観点から、重要なことである。特許文献1,2には、ガス室内に水が浸入したか否かを検出することができる超音波ガスメータが開示されている。
特開2011-002374号公報 特開2010-43886号公報
ガス室内が水没した超音波ガスメータに対して、応急復帰を確実に行う場合には、基板の端子が水濡れしていないことを確認する必要がある。しかしながら、特許文献1,2に開示された超音波ガスメータは、水のガス室内への浸入を検出するものであって、ガス室内に設けられた基板の端子が水濡れしているか否かを検出するものではない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、計測基板の端子における水濡れに起因した電極分解を抑えて、超音波センサの誤動作または故障を防止することができる水没後復帰装置を提供することを目的とする。
この発明に係る水没後復帰装置は、超音波センサと接続する計測基板が有する複数の端子のうち、対象とする2つの端子を含む経路に、電源を間欠的に短時間に供給する供給部と、供給部による電源供給後において、該当する2つの端子に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出する検出部と、検出部の検出結果に基づいて、該当する2つの端子が水濡れしているか否かを判定する判定部とを備えるものである。
この発明によれば、計測基板の端子における水濡れに起因した電極分解を抑えて、超音波センサの誤動作または故障を防止することができる。
実施の形態1に係る水没後復帰装置の構成を示したブロック図である。 実施の形態1に係る水没後復帰装置が適用された超音波ガスメータの構成を示した概略図である。 コントロール基板の動作を示したフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、下記に示した実施の形態は、水没後復帰装置10を超音波ガスメータ100に適用した場合について説明したものである。
実施の形態1.
実施の形態1に係る水没後復帰装置10が適用された超音波ガスメータ100について、図1から図3を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る水没後復帰装置10の構成を示したブロック図である。図2は、実施の形態1に係る水没後復帰装置10が適用された超音波ガスメータ100の構成を示した概略図である。なお、図2に記載した実線の矢印は、ガスの流れ方向を示しており、同様に、図2に記載した点線の矢印は、超音波の伝播経路を示している。
図1に示した水没後復帰装置10は、例えば、超音波ガスメータ100に適用されるものであって、供給部11、検出部12、及び、判定部13を備えている。
図1及び図2に示すように、供給部11は、超音波センサ25a,25bと接続する計測基板30が有する電源端子31,32及び接続端子33,34のうち、対象とする2つの接続端子33,34を含む経路に、電源を短時間に供給するものである。検出部12は、供給部11による電源供給後において、該当する2つの接続端子33,34に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出するものである。判定部13は、検出部12の検出結果に基づいて、該当する2つの接続端子33,34が水濡れしているか否かを判定する。
図2に示すように、超音波ガスメータ100は、流入口21、流出口22、ガス室23、計測管24、一対の超音波センサ25a,25b、計測基板30、及び、コントロール基板40を備えている。このうち、コントロール基板40は、水没後復帰装置10を構成するものである。
流入口21は、ガス供給源と接続している。流出口22は、ガス供給先となるガス器具と接続している。ガス室23は、超音波ガスメータ100の内部に設けられており、流入口21及び流出口22と連通している。計測管24は、ガス室23の内部に配置さされている。計測管24の入口は、ガス室23の内部に開口しており、計測管24の出口は、流出口22に連結されている。
従って、ガス供給源から供給されたガスは、流入口21を介して、ガス室23の内部に流入する。次いで、ガス室23の内部に流入したガスは、計測管24の内部を通過した後、流出口22から流出する。そして、流出口22から流出したガスは、ガス器具に向けて供給される。
超音波センサ25a,25bは、ガス室23の内部に設けられている。この超音波センサ25a,25bは、計測管24における上流側及び下流側の所定位置に配置されると共に、当該計測管24の内部を流れるガスの流れ方向に対して、傾斜するように支持されている。これにより、超音波センサ25a,25bは、互いに超音波の送受信が可能となっており、上流側から下流側への超音波の伝播と、下流側から上流側への超音波の伝播とを、行うことができる。
また、超音波センサ25a,25bは、計測基板30と接続している。更に、計測基板30は、コントロール基板40と接続している。
計測基板30は、ガス室23の内部に設けられている。この計測基板30は、超音波センサ25a,25b間で送受信された超音波の伝播時間を計測するものである。また、計測基板30は、その計測した伝播時間を示す信号を、コントロール基板40に出力する。
コントロール基板40は、ガス室23の外部に設けられている。このコントロール基板40は、計測基板30の駆動を制御すると共に、計測基板30から出力された超音波の伝播時間に基づいて、計測管24の内部を流れるガスの流量を演算する。
次に、計測基板30とコントロール基板40との間の回路構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、計測基板30とコントロール基板40とは、電源線51、グラウンド線52、及び、信号線53,54によって接続されている。
計測基板30は、電源端子31,32、接続端子33,34、端子台35、内部接続線36、コイルL1,L2、回路内部インピーダンスR1、端子間インピーダンスR2~R4、及び、コンデンサCを備えている。
電源端子31,32は、計測基板30がコントロール基板40から電源の供給を受けるときに使用されるものである。また、接続端子33,34は、計測基板30が上記伝播時間を示す信号をコントロール基板40に出力するときに使用されるものである。
電源端子31,32及び接続端子33,34は、端子台35を介して、計測基板30に接続されている。このとき、電源端子31,32は、端子台35の両端部にそれぞれ設けられている。接続端子33,34は、端子台35に中央部に設けられており、電源端子31,32間に配置されている。更に、計測基板30には、防湿剤または防水剤が、接続端子33,34以外の部分に施されている。
また、電源端子31と電源端子32とは、内部接続線36及びコイルL1,L2によって接続されている。回路内部インピーダンスR1は、内部接続線36上に設けられている。
端子間インピーダンスR2は、電源端子31及び接続端子33に対応している。端子間インピーダンスR3は、接続端子33,34に対応している。端子間インピーダンスR4は、電源端子32及び接続端子34に対応している。これらの端子間インピーダンスR2~R4は、直列に接続されている。端子間インピーダンスR2の一端は、内部接続線36における回路内部インピーダンスR1とコイルL1との間に接続されている。また、端子間インピーダンスR4の一端は、内部接続線36における回路内部インピーダンスR1とコイルL2との間に接続されている。
コンデンサCの一端は、内部接続線36に対して、回路内部インピーダンスR1の一端と、内部接続線36と端子間インピーダンスR2の一端との接続点との間に、接続されている。一方、コンデンサCの他端は、内部接続線36に対して、回路内部インピーダンスR1の他端と、内部接続線36と端子間インピーダンスR4の一端との接続点との間に、接続されている。
コントロール基板40は、演算処理器41、検出回路42、電源電圧VCC、スイッチSW1~SW4、グラウンドGND3,GND4、及び、抵抗Ru,Rdを備えている。更に、演算処理器41は、入出力ポートP1,P2及びスイッチ開閉用出力ポートEN1~EN4を有している。この演算処理器41は、計測基板30から出力された超音波の伝播時間に基づいて、ガスの流量を演算するものである。
また、演算処理器41は、供給部11及び判定部13を構成するものである。検出回路42は、検出部12を構成するものであり、A/Dコンバータ、コンパレータ、及び、トランジスタ等から構成されている。
即ち、演算処理器41は、計測基板30の電源端子31,32に対する電源の供給を制御する供給機能、及び、後述する検出回路42の検出結果に基づいて、接続端子33,34が水濡れしているか否かを判定する判定機能を有している。検出回路42は、接続端子33,34に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出する検出機能を有している。
電源電圧VCCと電源端子31とは、電源線51を介して接続されている。スイッチSW1は、電源線51上に設けられている。また、電源電圧VCCは、スイッチSW2及び抵抗Ruを介して、信号線53に接続されている。即ち、スイッチSW2の一端は、電源電圧VCCと接続し、スイッチSW2の他端は、抵抗Ruの一端と接続している。更に、抵抗Ruの他端は、信号線53と接続している。
グラウンドGND4と電源端子32とは、グラウンド線52を介して接続されている。スイッチSW4は、グラウンド線52上に設けられている。
入出力ポートP1と接続端子33とは、信号線53を介して接続されている。この信号線53は、接続端子33を通過して、端子間インピーダンスR2,R3間に到達している。入出力ポートP2と接続端子34とは、信号線54を介して接続されている。この信号線54は、接続端子34を通過して、端子間インピーダンスR3,R4間に到達している。
検出回路42は、信号線54上に設けられている。グラウンドGND3は、スイッチSW3及び抵抗Ruを介して、信号線54に接続している。即ち、抵抗Rdの一端は、信号線54における接続端子34と検出回路42との間に接続し、抵抗Rdの他端は、スイッチSW3の一端と接続している。更に、スイッチSW3の他端は、グラウンドGND3と接続している。
スイッチ開閉用出力ポートEN1~EN4は、スイッチSW1~SW4とそれぞれ接続されており、当該スイッチSW1~SW4を開閉制御するための信号を出力する。スイッチSW1~SW4は、例えば、スイッチ開閉用出力ポートEN1~EN4からの信号が入力されている期間だけ閉じている。
従って、ガスの流量を計測(演算)する場合には、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN1,EN4から信号を連続的に出力させて、スイッチSW1,SW4を、常時、閉状態とする。また、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN2,EN3から信号を出力させることなく、スイッチSW2,SW3を、常時、開状態とする。
これにより、電源電圧VCCから出力された電源は、電源線51を介して、電源端子31に供給される。次いで、電源端子31に供給された電源は、内部接続線36を介して、電源端子32に供給される。そして、電源端子32に供給された電源の残りの部分は、グラウンドGND4から排出される。
このように、コントロール基板40から計測基板30に電源が供給されると、当該計測基板30は、超音波センサ25a,25bを駆動させて、それらの間で送受信された超音波の伝播時間を計測する。次いで、計測基板30は、その計測した伝播時間を示す信号を、接続端子33,34から信号線53,54を介して入出力ポートP1,P2に出力する。そして、演算処理器41は、超音波の伝播時間に基づいて、ガスの流量を演算する。
これに対して、接続端子33,34が水濡れしているか否かを判定する場合には、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN2,EN3から信号を間欠的(例えば、30分ごと)に出力させて、スイッチSW2,SW3を短時間(例えば、数秒)だけ閉状態とする。また、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN1,EN4から信号を出力させることなく、スイッチSW1,SW4を、常時、開状態とする。
これにより、電源電圧VCCから出力された電源は、抵抗Ruを介して、信号線53に進入し、接続端子33に供給される。次いで、接続端子33に供給された電源は、端子間インピーダンスR3を介して、接続端子34に供給される。そして、接続端子34に供給された電源は、信号線54を介して、検出回路42に供給される。
このように、コントロール基板40から計測基板30に電源が供給されると、検出回路42は、接続端子33,34に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出する。即ち、検出回路42は、接続端子34と抵抗Rdとの間の電圧を検出する。
具体的には、接続端子33,34が乾いた状態では、検出回路42は、「抵抗Ru+(端子間インピーダンスR3と計測基板30との合成抵抗)」と「抵抗Rd」との間の分圧となる、電圧Vを検出する。そして、検出回路42は、検出した電圧Vを、入出力ポートP2に出力する。
また、接続端子33,34が水濡れしている状態においては、電源端子31と接続端子33との間に、水の抵抗成分Rw1が存在し、接続端子33と接続端子34との間に、水の抵抗成分Rw2が存在し、接続端子34と電源端子32との間に、水の抵抗成分Rw3が存在する。更に、抵抗成分Rw1~Rw3の値が十分に低い状態では、検出回路42は、「抵抗Ru+抵抗成分Rw2」と「抵抗Rd」との間の分圧となる、電圧V´を検出する。そして、検出回路42は、検出した電圧V´を、入出力ポートP2に出力する。
これに対して、演算処理器41は、検出回路42から電圧Vが入力された場合には、接続端子33,34が乾いていると判定する。このように、演算処理器41は、接続端子33,34が乾いていると判定すると、電源電圧VCCから電源端子31,32に向けて電源を再度供給する。
また、演算処理器41は、検出回路42から電圧V´が入力された場合には、接続端子33,34が水濡れしていると判定する。このように、演算処理器41は、接続端子33,34が水濡れしていると判定すると、電源電圧VCCから計測基板30への電源供給を引き続き中止する。
これにより、演算処理器41は、専用の水検出センサを用いることなく、接続端子33,34の水濡れ状態から乾燥状態への変化を検出することができる。そして、演算処理器41は、接続端子33,34が乾燥していることを確認してから、電源端子31,32に電源を再度供給することができる。この結果、演算処理器41は、接続端子33,34における水濡れに起因した電極分解を抑えることができるので、超音波センサ25a,25bの誤動作または故障を防止することができる。
次に、コントロール基板40の動作について、図3を用いて説明する。図3は、コントロール基板40の動作を示したフローチャートである。
ステップST11において、演算処理器41は、ガス室23が水没したと判定する。この水没判定方法については、従来から提供されているため、ここでは、その説明を省略するが、例えば、特許文献1,2に開示された水没判定方法等を用いれは良い。
ステップST12において、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN1からの信号の出力を中止して、計測基板30への電源供給を止める。
ステップST13において、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN2,EN3から信号を間欠的に出力させて、スイッチSW2,SW3を短時間だけ閉状態とする。これにより、検出回路42は、接続端子33,34に対する水濡れの有無によって変化する電圧(分圧)を検出する。
ステップST14において、演算処理器41は、検出回路42によって検出された電圧の値が、所定の設定範囲内に存在する否かを判定する。この設定範囲とは、接続端子33,34が乾いた状態のときに検出される電圧Vに基づいて、予め設定された範囲である。ここで、電圧の値が所定の設定範囲内に存在すると判定された場合(YESの場合)には、コントロール基板40の動作は、ステップST15に進む。一方、電圧の値が所定の設定範囲内に存在しないと判定された場合(NOの場合)には、コントロール基板40の動作は、ステップST16に進む。
ステップST15において、演算処理器41は、検出回路42によって検出された電圧の値が、連続した所定回数において、所定の設定範囲内に存在するか否かを判定する。ここで、電圧の値が、連続した所定回数において、所定の設定範囲内に存在すると判定された場合(YESの場合)には、コントロール基板40の動作は、ステップST17に進む。一方、電圧の値が、連続した所定回数において、所定の設定範囲内に存在しないと判定された場合(NOの場合)には、コントロール基板40の動作は、ステップST16に進む。
ステップST16において、演算処理器41は、検出回路42によって検出された電圧が電圧V´であるとし、接続端子33,34が水濡れしていると判定する。
ステップST17において、演算処理器41は、検出回路42によって検出された電圧が電圧Vであるとし、接続端子33,34が乾燥していると判定する。
ステップST18において、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN1,EN4から信号を連続的に出力させて、スイッチSW1,SW4を閉状態とし、電源電圧VCCから電源端子31,32に向けて電源を再度供給する。
なお、上述した超音波ガスメータ100においては、接続端子33,34が水濡れしているか否かを判定する構成としているが、この構成を基にして、電源端子31,32が水濡れしているか否かを判定する構成とすることも可能である。
また、超音波ガスメータ100においては、接続端子33,34に対応する計測基板30の表面に対して、親水性を有し、且つ、水を含んだ場合に導電率が上昇する材料を、塗布しても構わない。これにより、電圧V´は、電圧Vに対する変化量が大きくなるため、検出回路42は、電圧V´を容易に検出することができる。
更に、検出回路42は、接続端子33,34に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスとして、電圧V、V´を検出しているが、これに替えて、演算処理器41は、入出力ポートP1の静電容量を検出するようにしても構わない。このとき、演算処理器41は、検出部12として機能する。
そこで、上述した検出方法を用いて、接続端子33,34が水濡れしているか否かを判定する場合には、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN3から信号を連続的に出力させて、スイッチSW3を、常時、閉状態とする。また、演算処理器41は、スイッチ開閉用出力ポートEN2から信号を間欠的に出力させて、スイッチSW2を短時間だけ閉状態とする。
これにより、電源電圧VCCから出力された電源は、抵抗Ruを介して、入出力ポートP1に供給される。このとき、入出力ポートP1の静電容量は、当該入出力ポートP1への電源供給時間に相当する。従って、演算処理器41は、電源供給時間を計測し、この計測した電源供給時間に基づいて、入出力ポートP1の静電容量を求めることができる。
そして、演算処理器41は、入出力ポートP1の静電容量が所定の設定範囲内に存在する場合には、接続端子33,34が水濡れしていないと判定する。また、演算処理器41は、入出力ポートP1の静電容量が所定の設定範囲内に存在しない場合には、接続端子33,34が水濡れしていると判定する。
以上より、実施の形態1に係る水没後復帰装置10は、超音波センサ25a,25bと接続する計測基板30が有する電源端子31,32及び接続端子33,34のうち、対象とする2つの接続端子33,34を含む経路に、電源を短時間に供給する供給部11と、供給部11による電源供給後において、該当する2つの接続端子33,34に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出する検出部12と、検出部12の検出結果に基づいて、該当する接続端子33,34が水濡れしているか否かを判定する判定部13とを備えている。これにより、水没後復帰装置10は、計測基板30の接続端子33,34における水濡れに起因した電極分解を抑えて、超音波センサ25a,25bの誤動作または故障を防止することができる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
10 水没後復帰装置
11 供給部
12 検出部
13 判定部
21 流入口
22 流出口
23 ガス室
24 計測管
25a,25b 超音波センサ
30 計測基板
31,32 電源端子
33,34 接続端子
35 端子台
36 内部接続線
R1 回路内部インピーダンス
R2~R4 端子間インピーダンス
Rw1~Rw3 抵抗成分
C コンデンサ
L1,L2 コイル
40 コントロール基板
41 演算処理器
42 検出回路
VCC 電源電圧
P1,P2 入出力ポート
EN1~EN4 スイッチ開閉用出力ポート
SW1~SW4 スイッチ
GND3,GND4 グラウンド
Ru,Rd 抵抗
51 電源線
52 グラウンド線
53,54 信号線
100 超音波ガスメータ

Claims (4)

  1. 超音波センサと接続する計測基板が有する複数の端子のうち、対象とする2つの端子を含む経路に、電源を間欠的に短時間に供給する供給部と、
    前記供給部による電源供給後において、該当する2つの端子に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記該当する2つの端子が水濡れしているか否かを判定する判定部とを備える
    ことを特徴とする水没後復帰装置。
  2. 前記該当する2つの端子に対応する前記計測基板の表面に対して、親水性を有し、且つ、水を含んだ場合に導電率が上昇する材料を塗布する
    ことを特徴とする請求項1記載の水没後復帰装置。
  3. 前記検出部は、前記該当する2つの端子間に存在する抵抗成分、または、前記該当する2つの端子のうちのいずれか一方の端子と接続する入出力ポートの静電容量を、インピーダンスとして検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の水没後復帰装置。
  4. 供給部が、超音波センサと接続する計測基板が有する複数の端子のうち、対象とする2つの端子を含む経路に、電源を間欠的に短時間に供給し、
    検出部が、前記供給部による電源供給後において、該当する2つの端子に対する水濡れの有無によって変化するインピーダンスを検出し、
    判定部が、前記検出部の検出結果に基づいて、前記該当する2つの端子が水濡れしているか否かを判定する
    ことを特徴とする水没後復帰方法。
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