JP3792278B2 - 船舶の船外機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、排気系の改善を図る船舶の船外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、船舶の船外機では、エンジンを支持するエンジン支持体の下部に、エンジンの排気通路に連通する排気室が形成され、この排気室は水中排気通路を介してケーシングの水中排気口と連通すると共に、空中排気通路を介してケーシングの空中排気口と連通し、運転状況に応じた排気が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジン支持体の下部に結合された金属製のオイルパンを備えるものがあり、特に海を航走する船舶の船外機では、オイルパンに塩が付着して腐食する問題がある。このため、オイルパンに冷却水を吹き付けて付着する塩を洗い流すものと、オイルパンに水を溜めておいて塩が付着することを防止するもの等があるが、いずれの場合にも塩付きを防止する特別な構造が必要であった。
【0004】
また、エンジンの熱や排気系の熱でオイルパンやケーシングが熱変形が生じたり、熱で変色して耐久性が低下する虞がある。
【0005】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、塩付きを防止する特別な構造とすることなく、オイルパンの腐食を防止し、かつ冷却効率を向上させる船舶の船外機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、請求項1記載の発明は、エンジンを支持するエンジン支持体の下部にはオイルパンが配置され、このオイルパンの下方には前記エンジンの排気通路に前記オイルパンを貫通する排気管を介して連通する排気室が形成され、前記オイルパンと排気室がケーシングによって覆われた船舶の船外機において、前記オイルパンを樹脂で成形し、前記排気管の上部にアイドル排気孔が形成され、このアイドル排気孔が前記オイルパンの内壁に対向しており、前記アイドル排気孔と前記オイルパンの内壁との間に邪魔板を配置したことを特徴としている。このように、エンジンを支持するエンジン支持体の下部にはオイルパンが配置され、このオイルパンを樹脂で成形することで、塩付きを防止するために特別な構造とすることなく、オイルパンの腐食を防止することができる。また、アイドリング運転時などのように排気圧力が小さいときには、アイドル排気孔から排気が排出されるが、このとき邪魔板によって排気の流れがオイルパンの内壁に略平行に変化し、直接オイルパンの内壁に排気が当たらないため、オイルパンの内壁の腐食を防止することができる。
請求項2記載の発明は、オイルパンの底部周辺にはリブが一体に形成され、このリブはシールを介してケーシングの内側に一体に形成されたリブに接続されていることを特徴とする。このように、オイルパンを樹脂で成形し、ケーシングの内側にシールを介して接続することで、塩付きを防止するために特別な構造とすることなく、オイルパンの腐食を防止することができる。
【0007】
請求項記載の発明は、前記樹脂で成形したオイルパンと、このオイルパンの外周を囲む前記アルミニウムで成形したケーシングとの間に、水溜り部を設けたことを特徴としている。このように、水溜り部によりケーシング側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂に対する熱の影響を軽減することができる。
【0008】
請求項記載の発明は、前記樹脂で形成したオイルパンと、このオイルパンの外周を囲む前記アルミニウムで成形したケーシングとの間に、断熱空間部を設けたことを特徴としている。このように、オイルパンの外周を囲む断熱空間部を設けることで、ケーシング側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂に対する熱の影響を軽減することができる。
【0009】
請求項記載の発明は、前記ケーシングの周りを覆う樹脂で形成したカバーを設け、このケーシングとカバーとの間に、断熱空間部を設けたことを特徴としている。このように、ケーシングの周りを覆うカバーを樹脂で形成することで、塩付きを防止する特別な構造とすることなく、カバーの腐食を防止することができる。また、ケーシングの外周を囲む断熱空間部を設けることで、カバー側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂に対する熱の影響を軽減することができる。
【0010】
請求項記載の発明は、前記オイルパンを貫通して排気管を配置し、この排気管の外壁と前記オイルパンの内壁との間に、断熱空間部を設けたことを特徴としている。このように、排気管とオイルパンとの間に断熱空間部を設けることで、樹脂で形成したオイルパンに対する熱の影響を軽減することができる。
【0011】
請求項記載の発明は、前記排気管の下部の周りに冷却水溜り部を設け、前記排気管とオイルパンの間の空間を通して冷却水を落下させて前記冷却水溜り部に溜めるように構成したことを特徴としている。このように、排気管とオイルパンの間の空間を通して冷却水を落下させ、冷却水で排気管及びオイルパンを直接冷却するとともに、排気管とオイルパンの間に断熱空間部を形成してオイルパンへの熱伝達を防止する。さらに、冷却水溜り部に溜る冷却水で、排気管を直接冷却するとともに、ケーシング側への熱伝達を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の船舶の船外機の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図4は船舶の船外機の第1実施例を示し、図1は船舶に搭載した船外機の側面図、図2は推進機のエンジン部を省略した断面図、図3は図2のIII-III線に沿う断面図、図4は図3のIV-IV線に沿う断面図である。
【0013】
船外機1には前部にスイベルブラケット2及びクランプブラケット3が設けられている。クランプブラケット3は船舶の船体4の船尾板5に取付け、クランプブラケット3にスイベルブラケット2がトリム軸6を介して水平軸まわりに回動可能に支持され、上下揺動自在に取り付けられている。スイベルブラケット2には船外機1がトリム軸6に直交する操舵軸7まわりを回動可能に支持され、スイベルブラケット2に船外機1が操舵自在に取付けられ、操舵レバー8によって操作される。
【0014】
船外機1は、エンジン支持体9の上部にエンジン10が載置され、またエンジン支持体9の下部にはケーシング11が取付けられている。ケーシング11は、アルミニウムにより形成されたアッパーケース12とロアケース13から構成され、アッパーケース12とロアケース13は連結されている。エンジン10は4サイクル4気筒エンジンが用いられ、このエンジン10は上部カウリング14で覆われ、エンジン10の下部からアッパーケース12の中央部にかけては下部カウリング15とカバー16で覆われている。カバー16は樹脂で形成されている。この樹脂は、例えばPPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の熱可塑性樹脂が用いられ、耐熱性を有し強度に優れている。
【0015】
このように、ケーシング11を構成するアッパーケース12の周りを覆う樹脂で形成したカバー16を設け、このアッパーケース12とカバー16との間に、断熱空間部50を設け、カバー16側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂で形成したカバー16に対する熱の影響を軽減することができる。
【0016】
エンジン10は、クランク軸17を上下方向へ向けると共に、2個の気筒18を上下に並べかつそれぞれ前後方向ヘ向けて形成され、クランク軸17を前側に位置づけてエンジン支持体9上に載置されている。エンジン10のクランク軸17にはドライブ軸19が連結され、ドライブ軸19の下端部に設けられたシフト機構20を介してエンジン10の動力がプロペラ軸21からプロペラ22に伝えられて回転するように構成されている。クランク軸17の上端部には発電機23が備えられ、さらに発電機23の上部には始動装置24が配置され、この始動装置24でクランク軸17を強制的に回転してエンジン10を始動する。
【0017】
また、ドライブ軸19の中央部にはウォーターポンプ25が配置され、ドライブ軸19によって駆動されて冷却水をロアケース13側から吸い込み、ウォーターチューブ26に吐出する。このため、エンジン10が運転されているときには、海水がウォーターチューブ26からエンジン支持体9に形成された水上がり通路27を介してエンジン10に供給される。
【0018】
エンジン支持体9の下部にはオイルパン28が配置され、このオイルパン28は樹脂により皿状に形成され、中央部に貫通孔28aを有している。この樹脂は、同様に例えばPPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の熱可塑性樹脂が用いられ、耐熱性を有し強度に優れている。
【0019】
オイルパン28の下方にはエンジン10の排気通路に連通する第1の排気室29が形成されている。エンジン支持体9の下部には排気管40が配置され、排気管40はオイルパン28の貫通孔28aを貫通して第1の排気室29の下方まで伸び、第1の排気室29は排気管40を介してエンジン10の不図示の排気通路に連通している。
【0020】
オイルパン28と第1の排気室29はその外周がケーシング11を構成するアッパーケース12によって覆われている。第1の排気室29は、ケーシング11を構成するロアケース13の上部に形成された開口30を介して第2の排気室31に連通し、第2の排気室31は開口32からプロペラ軸21の周囲に形成された排気通路33に連通し、排気は排気通路33を通り水中排気口34から水中に排気される。
【0021】
また、第1の排気室29は、エンジン支持体9に形成された不図示の排気通路を介して第3の排気室35と連通し、排気は第3の排気室35からケーシング11のアッパーケース12に形成された空中排気口36を介して空中に排気される。
【0022】
このようにオイルパン28の貫通孔28aを貫通して排気管40が配置され、排気管40の上部、すなわち、高水位時にも排気が水中を通らない位置にアイドル排気孔40aが形成され、このアイドル排気孔40aに対向させてオイルパン28が配置され、アイドル排気孔40aとオイルパン28との間に邪魔板41を配置している。邪魔板41は、排気管40の側部に上方から側方を覆い下方を開口してアイドル排気孔40aを囲むように形成され、アイドル排気孔40aからの排気の流れを下方に向けるように構成されている。このため、アイドリング運転時などのように排気圧力が小さいときには、アイドル排気孔40aから排気が排出されるが、このとき邪魔板41によって排気の流れがオイルパン28の内壁に略平行に変化し、直接オイルパン28の壁に排気が当たらないため、オイルパン28の壁の腐食を防止する。
【0023】
排気管40の下部の周りには冷却水溜り部42を設け、冷却水溜り部42はアッパーケース12の下部に一体に形成され、冷却水溜り部42の底部42aにシール43を介して排気管40が貫通され、排気を第1の排気室29の下部に排気する。また、排気管40の外壁とオイルパン28の内壁の間に断熱空間部44が形成され、この断熱空間部44を通して冷却水を落下させて冷却水溜り部42に溜めるように構成している。
【0024】
この落下させる冷却水は、エンジン10を冷却した後の落とし水、エンジン10を冷却する前の上り水であり、上り水はエンジン支持体9に形成された通路45から落下する。冷却水溜り部42に溜る冷却水は、側壁42bからオーバーフローして第1の排気室29内に落下し、第1の排気室29の開口30から排出される。
【0025】
このように、排気管40とオイルパン28の間の断熱空間部44を通して冷却水を落下させ、冷却水で排気管40及びオイルパン28を直接冷却するとともに、排気管40の外壁とオイルパン28の内壁との間に形成された断熱空間部44でオイルパン28への熱伝達を防止する。さらに、冷却水溜り部42に溜る冷却水で、排気管40を直接冷却するとともに、ケーシング側への熱伝達を防止する。
【0026】
オイルパン28は樹脂で成形され、このオイルパン28の底部周辺にはリブ28bが一体に形成され、このリブ28bをシール46を介してアッパーケース12の内側に一体に形成されたリブ12aに接続されている。オイルパン28の底部には、オイル交換時に内部のオイルを排出する排出口28dが形成され、この排出口28dは止め栓49で閉じられている。この止め栓49の周りはシール52によってシールされている。
【0027】
このように、オイルパン28を樹脂で成形することで、塩付きを防止するために特別な構造とすることなく、オイルパン28の腐食を防止することができる。
【0028】
また、樹脂で成形したオイルパン28と、このオイルパン28の外周を囲むアルミニウムで成形したケーシング11を構成するアッパーケース12との間に、水溜り部48を設け、この水溜り部48の水により断熱層を形成している。水溜り部48に溜る冷却水は、オイルパン28に形成された開口28cからオーバーフローして落下して冷却水溜り部42に溜る。このように、オイルパン28を樹脂で成形して腐食を防止するとともに、樹脂で形成されたオイルパン28の外周を囲む水により断熱層を設けることで簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ熱の影響を軽減することができる。
【0029】
次に、図5及び図6により船舶の船外機の第2実施例を説明する。図5は推進機の断面図、図6はアッパーケース及びオイルパンの断面図である。
【0030】
この実施例では、樹脂で形成したオイルパン28と、このオイルパン28の外周を囲むアルミニウムで成形したケーシング11を構成するアッパーケース12との間に、断熱空間部70を設け、この断熱空間部70の空気により断熱層を形成している。このように、オイルパン28を樹脂で成形して腐食を防止するとともに、樹脂で形成されたオイルパン28の外周を囲む断熱空間部70で空気により断熱層を設けることで、アルミニウムで成形したケーシングのアッパーケース12側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつオイルパン28に対する熱の影響を軽減することができる。
【0031】
【発明の効果】
前記したように、請求項1記載の発明は、エンジンを支持するエンジン支持体の下部にはオイルパンが配置され、このオイルパンを樹脂で成形したから、塩付きを防止するために特別な構造とすることなく、オイルパンの腐食を防止することができる。また、また、アイドリング運転時などのように排気圧力が小さいときには、アイドル排気孔から排気が排出されるが、このとき邪魔板によって排気の流れがオイルパンの内壁に略平行に変化し、直接オイルパンの内壁に排気が当たらないため、オイルパンの内壁の腐食を防止することができる。
請求項2記載の発明は、オイルパンを樹脂で成形し、ケーシングの内側にシールを介して接続することで、塩付きを防止するために特別な構造とすることなく、オイルパンの腐食を防止することができる。
【0032】
請求項記載の発明は、樹脂で成形したオイルパンと、このオイルパンの外周を囲むアルミニウムで成形したケーシングとの間に、水溜り部を設けたから、塩付きを防止する特別な構造とすることなくオイルパンの腐食を防止することができるとともに、オイルパンの外周を囲む水による断熱層により、ケーシング側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂に対する熱の影響を軽減することができる。
【0033】
請求項記載の発明は、樹脂で形成したオイルパンと、このオイルパンの外周を囲むアルミニウムで成形したケーシングとの間に、断熱空間部を設けたから、塩付きを防止する特別な構造とすることなくオイルパンの腐食を防止することができるとともに、オイルパンの外周を囲む空気による断熱層を設けることで、ケーシング側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂に対する熱の影響を軽減することができる。
【0034】
請求項記載の発明は、ケーシングの周りを覆う樹脂で形成したカバーを設け、このケーシングとカバーとの間に、断熱空間部を設けたから、塩付きを防止する特別な構造とすることなく、カバーの腐食を防止することができる。また、ケーシングの外周を囲む空気による断熱層を設けることで、カバー側への熱伝達を防止して、簡単な構造で冷却効率が向上し、かつ樹脂に対する熱の影響を軽減することができる。
【0035】
請求項記載の発明は、オイルパンを貫通して排気管を配置し、この排気管の外壁と前記オイルパンの内壁との間に、断熱空間部を設けたから、排気管とオイルパンとの間の断熱空間部により、樹脂で形成したオイルパンに対する熱の影響を軽減することができる。
【0036】
請求項記載の発明は、排気管の下部の周りに冷却水溜り部を設け、排気管とオイルパンの間の空間を通して冷却水を落下させて冷却水溜り部に溜めるように構成したから、冷却水で排気管及びオイルパンを直接冷却するとともに、排気管とオイルパンの間の空気断熱層によりオイルパンへの熱伝達を防止する。さらに、冷却水溜り部に溜る冷却水で、排気管を直接冷却するとともに、ケーシング側への熱伝達を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船舶に搭載した船外機の側面図である。
【図2】推進機のエンジン部を省略した断面図である。
【図3】図2のIII-III線に沿う断面図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】推進機の断面図である。
【図6】アッパーケース及びオイルパンの断面図である。
【符号の説明】
1 船舶の船外機
9 エンジン支持体
10 エンジン
11 ケーシング
28 オイルパン
29 排気室
34 水中排気口
36 空中排気口
48 水溜り部
50 断熱空間部
70 断熱空間部

Claims (7)

  1. エンジンを支持するエンジン支持体の下部にはオイルパンが配置され、このオイルパンの下方には前記エンジンの排気通路に前記オイルパンを貫通する排気管を介して連通する排気室が形成され、前記オイルパンと排気室がケーシングによって覆われた船舶の船外機において、
    前記オイルパンを樹脂で成形し、
    前記排気管の上部にアイドル排気孔が形成され、このアイドル排気孔が前記オイルパンの内壁に対向しており、前記アイドル排気孔と前記オイルパンの内壁との間に邪魔板を配置したことを特徴とする船舶の船外機。
  2. 前記オイルパンの底部周辺にはリブが一体に形成され、このリブはシールを介して前記ケーシングの内側に一体に形成されたリブに接続されていることを特徴とする請求項1に船舶の船外機。
  3. 前記樹脂で成形したオイルパンと、このオイルパンの外周を囲む前記アルミニウムで成形したケーシングとの間に、水溜り部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船舶の船外機。
  4. 前記樹脂で形成したオイルパンと、このオイルパンの外周を囲む前記アルミニウムで成形したケーシングとの間に、断熱空間部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船舶の船外機。
  5. 前記ケーシングの周りを覆う樹脂で形成したカバーを設け、このケーシングとカバーとの間に、断熱空間部を設けたことを特徴とする請求項または請求項に記載の船舶の船外機。
  6. 前記排気管の外壁と前記オイルパンの内壁との間に、断熱空間部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の船舶の船外機。
  7. 前記排気管の下部の周りに冷却水溜り部を設け、前記排気管とオイルパンの間から冷却水を落下させて前記冷却水溜り部に溜めるように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の船舶の船外機。
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