JP3791850B2 - 金属より線曲げ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属より線を屈曲または湾曲させる曲げ装置に係わり、詳しくは屈曲または湾曲時の金属より線の平面度安定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡のワイヤ処置具は、体腔内の細胞組織の採取のためにループの安定性が良く、押し出しおよび引き込みに耐えることが要求され、このため金属より線が使われている。図9に示すように、ワイヤ処置具は、金属より線からなる線材2をほぼ六角形のループ状に屈曲して形成されている。線材2の曲げ加工は、第1屈曲部2A、第2屈曲部2B、第3屈曲部2C、Uターン部2Dの順序で行われ、Uターン部2Dの加工後は、第4屈曲部2E、第5屈曲部2F、第6屈曲部2Gの順に加工が施される。
【0003】
金属より線を曲げ加工する装置として、特開平7−144242号公報所載の技術が開示されている。以下この金属より線曲げ加工装置およびこの装置を用いた曲げ加工方法について説明する。図10は金属より線曲げ装置の平面図、図11は金属より線曲げ装置の正面図である。図10において、この金属より線曲げ装置は、金属より線からなる線材2を対向する第1および第2のチャック8a,8bおよび7a,7bでチャッキングし、回転テーブル4の回転で第1のチャック8a,8bを回転させて、曲げに必要な張力を生じさせ、曲げ加工できるように構成されている。
【0004】
図9に示したワイヤ処置具の各屈曲部2A,2B,2C,2E,2F,2Gの曲げ加工は以下の手順で行われる。まず、図10に示した第1および第2のチャック8a,8b,7a,7bを開いた状態で線材2を通し、チャックを閉じてチャッキングする。この状態で回転テーブル4が回転し、第1のチャック8a,8bが所定の角度回転する。この回転では、固定側の第2のチャック7a,7bにチャッキングされているため、線材2が滑ることなく、所定の張力が作用して所定の角度に曲げられる。この曲げが行われた後は、固定側の第2のチャック7a,7bが開き、その後、図11に示したモータ14が駆動して台座ブロック11が移動し、第1のチャック8a,8bが移動する。これにより、次の曲げ加工位置が第2のチャック7a,7bに達するまで線材2が引き出される。
【0005】
この引出しの後は、第2のチャック7a,7bが線材2をチャッキングすると共に、第1のチャック8a,8bが開く。そして、シリンダ10により移動台6が基台1の下まで移動し、回転テーブル4の回転で第1のチャック8a,8bが元の位置まで回転復帰すると共に、前段の曲げ加工位置まで戻る。その後、シリンダ10により第1のチャック8a,8bが上動して、線材2をチャッキングし、前述と同様に曲げ加工を行う。以上の駆動は図示しない制御装置の数値制御により自動的に行われるものである。
【0006】
Uターン部2Dの曲げ加工を行う場合は、図12に示すように、第2のチャック7a,7bにおけるチャック7bを固定台5から取り外す一方、曲げピン21を立設させる。これらのチャック7bの取り外しおよび曲げピン21の装着は作業者が行っても良く、制御装置に制御されたシリンダで行ってもよい。図12の状態で回転テーブル4が回転して第1のチャック8a,8bが矢印方向に回転する。この回転はチャック8bがチャック7aに接するまで行い、これにより線材2が一体となって引き回されてUターン部2Dが形成される。
【0007】
この従来技術では、対向した第1および第2のチャックにより線材をチャッキングした状態で回転させるため、軟らかな金属より線であっても、曲げに必要な張力を発生させることができ、確実に曲げ加工ができる。また、第1のチャックが線材の長さ方向に移動するため、線材に対して曲げ加工を連続して行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、図10および図11において、チャック8a,8bが回転し、線材2を所定の角度に曲げた後、所定の長さだけ線材2を送り、チャック8a,8bが開いて、また元の位置に戻って線材2を把持し、次の曲げ加工に入っていく。しかるに、チャック8a,8bが開いたとき、チャック7a,7bから線材2の長手方向にかけて、線材2の先端側が自重で垂れ下がった状態でチャック8a,8bが元の位置に戻り、線材2を把持するため、線材2が斜めに把持される事となり、この状態でチャック8a,8bを回転して角度曲げを行うと、図13に示すように、線材2は傾きαを生じて曲げられる。このため、同一平面内に納まる曲げ加工ができず、各屈曲部2A〜2Gの曲げ加工が終了したワイヤ処置具は、図14に示すように、矢印Aの方向の「起き」が発生したものとなっていた。「起き」の生じた3次元形状のワイヤ処置具では、体腔内での進退に伴って、ループ状の把持部が揺動し、正確な操作がしにくい問題点があった。
【0009】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、請求項1、2または3に係る発明の課題は、「起き」のない同一平面内の曲げ加工が行え、高品位な2次元形状の曲げ加工を容易に行うことができる金属より線曲げ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1、2または3に係る発明は、金属より線からなる線材を挟み込む開閉可能な一対の第1のチャックと、この第1のチャックと対向した位置で線材を挟み込む開閉自在の第2のチャックと、前記第1のチャックを線材の曲げ方向に回転させる回転機構と、前記第1のチャックを線材の長さ方向に移動させる送り機構とを備えた金属より線曲げ装置において、前記第1のチャックおよび前記第2のチャックの原点位置の延長線上であって、且つ、前記第1のチャックに対して前記第2チャック側とは反対方向側に配置されていて、前記線材を把持して張力を調整する平面度安定機構を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項1、2または3に係る発明の作用では、前記第1のチャックおよび前記第2のチャックの原点位置の延長線上であって、且つ、前記第1のチャックに対して前記第2チャック側とは反対方向側に配置されていて、前記線材を把持して張力を調整する平面度安定機構を設けたことにより、線材が常に一定の高さに保持されるので、線材の把持位置が一定となり、同一平面内の曲げ加工が確実に行える。
請求項2に係る発明の作用では、上記作用に加え、平面度安定機構が、線材を把持する第3のチャックと、この第3のチャックを線材の長さ方向に移動させる送り機構とを有することにより、簡単な機構で、線材を常に一定の高さに保持することができる。
請求項3に係る発明の作用では、上記作用に加え、平面度安定機構が、線材に所定の張力を加えながら把持する第3のチャックと、この第3のチャックを線材の長さ方向に移動させる送り機構とを有することにより、第3のチャックで微小な張力を発生させ、線材の曲げ加工に適合する張力とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態1】
図1〜図6は、発明の実施の形態1を示し、図1は金属より線曲げ装置の平面図、図2は金属より線曲げ装置の正面図、図3はUターン部の曲げ部の拡大平面図、図4はチャックの平面図、図5はチャックの正面図、図6は曲げ加工の状態を示す平面図である。
【0013】
図1および図2に示すように、この金属より線曲げ装置は、平板状の基台1と、この基台1に配設され金属より線からなる線材2を把持する一対の第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bと、第1チャック8a,8bを回転させる回転機構としての回転テーブル4と、この回転テーブル4を線材2の長さ方向に移動させる送り機構としてのボールネジ3と、第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bの原点位置の延長線上に配設され、かつ線材2を同一高さに把持して線材2の長さ方向に移動させる平面度安定機構Xとを備えている。
【0014】
第1チャック8a,8bは移動台6の上部に取着されている。移動台6は基台1に形成された長穴16内を貫通しており、その下部がシリンダ10のロッドに連結されている。これにより第1チャック8a,8bは上下移動可能となっている。また、回転テーブル4は基台1の下方に配設されており、この回転テーブル4にシリンダ10が取着されている。これにより、図示を省略した駆動源の駆動により回転テーブルが回転すると、この回転に伴って第1チャック8a,8bが一体的に回転する。
【0015】
回転テーブル4は、台座ブロック11上に回転自在に支持されており、この台座ブロック11にボールネジ3が螺合状態で貫通している。ボールネジ3は、基台1から垂下している支持板12、13に両端部が回転自在に支持された状態で線材2の長さ方向に伸びている。このボールネジ3の右端部はモータ14に連結されており、モータ14の駆動でボールネジ3が回転することにより、台座ブロック11と共に回転テーブル4が線材2の長さ方向に移動し、これにより第1チャック8a,8bが同方向に一体的に移動する。なお、回転テーブル4を回転自在に支持する台座ブロック11は、その下部がガイドレール19に係合して、線材2の長さ方向の移動が案内されている。
【0016】
第2チャック7a,7bは、第1チャック8a,8bと対向するように基台1上に配設されている。この第2チャック7a,7bは、基台1に取着された固定台5に着脱自在に支持されている。第2チャック7a,7bおよび第1チャック8a,8bは、いずれも線材2を両側から挟み込むものであり、上方より見た場合、この挟み込みがボールネジ3の中心線と合致するように、ボールネジ3および第1、第2のチャック8a,8b,7a,7bの相対位置が設定されている。また、それぞれのチャック8a,8b,7a,7bは、先端部分が鋭角状に形成され、これにより第1チャック8a,8bの回転時におけるチャック相互の干渉が回避されている。
【0017】
平面度安定機構Xでは、第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bで線材2を把持する位置の延長線上に、線材2を開閉自在に把持する第3のチャックたる平面エアチャック26を配設している。平面エアチャック26の下端は台座ブロック25に固着され、台座ブロック25はボールネジ27に螺合して線材2の長さ方向に進退自在に構成されている。ボールネジ27は基台1に取着されたボールネジ支持板23a,23bにより両端を回転自在に支持されている。ボールネジ27には、モータ24が連結されており、モータ24の駆動で台座ブロック25が線材2の長さ方向に移動することにより平面エアチャック26が同一方向に一体的に移動することができる。
【0018】
線材2は、線材リール9から供給されて、第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bにチャッキングされるが、この線材2の供給方向には、線材2が挿通するガイド15が配設されている。また図3に示すように、第1チャック8a,8bと第2チャック7a,7bとの間の基台1上には、ピン穴18が設けられ、このピン穴18に曲げピン17が着脱自在に立設されている。
【0019】
図4および図5は、第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bを示し、移動台6および固定台5のそれぞれのハンドロッド37、38が嵌装される挿入穴32、33が上下方向に穿設されている。また、この挿入穴32、33に対応する第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bの側面部分には、ネジ穴34、35が穿設され、図示を省略した固定用ネジの締めつけにより各チャックが対応するハンドロッド37、38に固定される。
【0020】
本発明の実施の形態1の金属より線曲げ装置を用いた線材2の曲げ加工方法について説明する。図9に示したワイヤ処置具の各屈曲部2A,2B,2C,2E,2F,2Gの曲げ加工は以下の手順で行われる。まず、図に示した第1チャック8a,8b、第2チャック7a,7bおよび平面エアチャック26を開いた状態で線材2を通し、チャックを閉じて線材2を把持する。この状態で、回転テーブル4を回転することで図6に示す通り、第1チャック8a,8bが所定の角度回転する。このとき平面エアチャック26と第1チャック8a,8bとの間で、線材2に張力を発生させないようにモータ24を駆動させて、平面エアチャック26を第1チャック8a,8bの方向に移動させ、線材2の強い張りを防止する。この張りが強いと、図6に示すように、Z部分で曲げが発生する可能性がある。
【0021】
回転テーブル4の回転により、線材2は第2チャック7a,7bで把持されているため、線材2が滑ることなく所定の角度に曲げられる。この曲げが行われた後は、第2チャック7a,7bが開き、モータ14とモータ24とを同時に駆動させ、モータ14により台座ブロック11が移動し、第1チャック8a,8bが移動する距離と同じくモータ24により平面エアチャック26を移動させ、次の曲げ加工位置が第2チャック7a,7bに達するまで線材2が引き出される。
【0022】
この引出しの後は、第2チャック7a,7bが線材2を把持すると共に、第1チャック8a,8bが開く。そしてシリンダ10により移動台6が基台1の下まで下降し、回転テーブル4の回転で第1チャック8a,8bが元の位置まで回転復帰すると共に、前段の曲げ加工位置まで戻る。その後、シリンダ10により第1チャック8a,8bが上昇して線材2を把持し、次の曲げ加工に移行する。この動作中、線材2は第2チャック7a,7bと平面エアチャック26とにより同一高さに保持されているため、第1チャック8a,8bが線材2を把持した時点では、線材2は同一平面内に保持されるようになる。
【0023】
Uターン部2Dの曲げ加工を行う場合には、図3に示すように、第2チャック7a,7bにおけるチャック7bを固定台5から取り外す一方、曲げピン17を立設させる。これらのチャック7bの取り外しおよび曲げピン17の装着は作業者が行っても良く、制御装置に制御されたシリンダで行ってもよい。図3の状態で回転テーブル4が回転して第1チャック8a,8bが矢印θの方向に回転する。この回転はチャック8bがチャック7aに接するまで行い、これにより線材2が一体となって引き回されてUターン部2Dが形成される。このときも、平面エアチャック26で線材2が把持されているため、同一平面内の曲げ加工が行われる。
【0024】
本発明の実施の形態1によれば、対向した第1チャックおよび第2チャックの原点位置の延長線上に平面エアチャックを設け、曲げ加工時に線材を同一高さに保持するようにしたので、第2チャックを開いても線材が垂れ下がることなく、第2チャックは原点位置に戻って線材を把持することができ、同一平面内で連続した曲げ加工を行うことができる。これにより、「起き」のない高品位のワイヤ処置具を得ることができる。
【0025】
本発明の実施の形態1では、第1チャック、第2チャックおよび平面エアチャックには、空圧によるアクュチュエータを用いたが、これに限るものではなく、油圧、電動等のアクチュエータを用いてもよい。また、異なる動力源のアクチュエータを組み合わせて用いてもよい。さらに、本発明の実施の形態1では、ワイヤ処置具がほぼ六角形のループをもつものを例にして説明したが、これに限ることなく、他の多角形のループをもつワイヤ処置具にも適用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態2】
図7〜図8は発明の実施の形態2を示し、図7は平面度安定機構の平面図、図8は平面度安定機構の正面図である。本発明の実施の形態2の基本構成は、発明の実施の形態1と同様のため、異なる部分たる平面度安定機構のみ説明し、共通部分の図と説明を省略する。
【0027】
図7および図8に示すように、平面安定基板28の上面に、線材2の長さ方向に移動自在に案内するガイドレール30を設け、ガイドレール30に線材2を把持する第3のチャックたる平面エアチャック31を嵌装する。また平面安定基板28の上面に、張力付与シリンダ29を設け、平面エアチャック31と連結することにより、図7の矢印Cの方向に張力を付与することができるように構成されている。平面安定基板28は、台座ブロック25に支持され、台座ブロック25はボールネジ27に螺合している。このボールネジ27は、モータ24に連結されており、ボールネジ支持板23a,23bを介して基板1に回転自在に支持されている。モータ24の駆動で平面安定基板28が線材2の長さ方向に移動することにより、平面エアチャック31が同一方向に一体的に移動する。
【0028】
なお、ボールネジ27は、第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bの原点位置の延長線と平行に設け、平面エアチャック31は第1チャック8a,8bおよび第2チャック7a,7bと同一高さになるように配設する。
【0029】
発明の実施の形態1では、モータを駆動させて、平面エアチャックを移動させることにより、張力を調整していたが、本発明の実施の形態2では、張力付与シリンダ29の圧力を調整することにより、微小な張力を発生させ、曲げ加工に最適な張力を線材2に付与する。
【0030】
本発明の実施の形態2によれば、発明の実施の形態1と同様の効果に加え、図6に示すように、張力方向Yの張力を微妙に調整できるので、第1チャック8a,8bが回転したとき、線材2のZ部分で適正な張力により牽引され、曲げ箇所W以外が変形することがなく、所望の形状を安定して得ることができる。
【0031】
本発明の実施の形態2でも、発明の実施の形態1で示した変形例は同様に適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1、2または3に係る発明によれば、第1のチャックおよび第2のチャックの原点位置の延長線上であって、且つ、第1のチャックに対して第2チャック側とは反対方向側に配置されていて、線材を把持して張力を調整する平面度安定機構を設けたことにより、線材が常に一定の高さに保持されるので、線材の把持位置が一定となり、同一平面内の曲げ加工が確実に行える。これにより、「起き」のない同一平面内の曲げ加工が行え、高品位な2次元形状のワイヤ処置具を得ることができる。
請求項2に係る発明によれば、上記効果に加え、簡単な機構で、線材を常に一定の高さに保持し、金属より線曲げ装置を簡易化することができる。
請求項3に係る発明によれば、上記効果に加え、第3のチャックで微小な張力を発生させ、線材の曲げ加工に適合する張力とし、安定した曲げ加工を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の金属より線曲げ装置の平面図である。
【図2】発明の実施の形態1の金属より線曲げ装置の正面図である。
【図3】発明の実施の形態1のUターン部の曲げ部の拡大平面図である。
【図4】発明の実施の形態1のチャックの平面図である。
【図5】発明の実施の形態1のチャックの正面図である。
【図6】発明の実施の形態1の曲げ加工の状態を示す平面図である。
【図7】発明の実施の形態2の平面度安定機構の平面図である。
【図8】発明の実施の形態2の平面度安定機構の正面図である。
【図9】ワイヤ処置具の平面図である。
【図10】従来技術の金属より線曲げ装置の平面図である。
【図11】従来技術の金属より線曲げ装置の正面図である。
【図12】従来技術のUターン部の曲げ部の拡大平面図である。
【図13】従来技術の問題点を示す図である。
【図14】従来技術の問題点を示す図である。
【符号の説明】
2 線材
3 ボールネジ
4 回転テーブル
7a,7b 第2チャック
8a,8b 第1チャック
X 平面度安定機構
Claims (3)
- 金属より線からなる線材を挟み込む開閉可能な一対の第1のチャックと、この第1のチャックと対向した位置で線材を挟み込む開閉自在の第2のチャックと、前記第1のチャックを線材の曲げ方向に回転させる回転機構と、前記第1のチャックを線材の長さ方向に移動させる送り機構とを備えた金属より線曲げ装置において、
前記第1のチャックおよび前記第2のチャックの原点位置の延長線上であって、且つ、前記第1のチャックに対して前記第2チャック側とは反対方向側に配置されていて、前記線材を把持して張力を調整する平面度安定機構を設けたことを特徴とする金属より線曲げ装置。 - 前記平面度安定機構は、前記線材を把持する第3のチャックと、この第3のチャックを線材の長さ方向に移動させる送り機構と、を有することを特徴とする請求項1記載の金属より線曲げ装置。
- 前記平面度安定機構は、前記線材に所定の張力を加えながら把持する第3のチャックと、この第3のチャックを線材の長さ方向に移動させる送り機構と、を有することを特徴とする請求項1記載の金属より線曲げ装置。
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