JP3789560B2 - 電動ロールスクリーンの停止位置調整装置 - Google Patents

電動ロールスクリーンの停止位置調整装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻取パイプにモータを内蔵し、モータの作動によって巻取パイプを正逆方向に回転して生布の巻上げ及び巻下ろしを行う電動ロールスクリーンの停止位置を調整する停止位置調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電動ロールスクリーンとしては、特開平4−247188号公報に記載されたものがある。これに示されるものは、巻取パイプと一体回転するように巻取パイプに取り付けられ、内周面にネジ部が形成されるサイドキャップと、サイドキャップに螺合されるリミットスクリューと、リミットスクリューの内側に該リミットスクリューと相対回転不能に配設されたスクリューガイドと、スクリューガイドの基端部に径方向に突出形成され、ブラケットベースの下部においてブラケットベースとサイドケースとの間で回動操作可能に露出された操作レバーと、サイドケースの上部に配設された下限停止用スイッチとを有しており、モータの作動により巻取パイプが回転してスクリーン生布が巻き下ろされて下降すると、これにともなってサイドキャップが巻取パイプと一体に回転するためリミットスクリューがブラケットベースに向かって移動し、リミットスクリューがヒンジレバーを介して下限停止用スイッチを作動させると、モータの作動が停止されてスクリーン生布が下限停止位置まで下降された状態となる。
【0003】
この下限停止位置を調整するときには、前記操作レバーを微小角度回動させることにより、リミットスクリューを微小角度回動させてサイドキャップに配設された下限停止用スイッチとの距離を調節し、スクリーン生布の下限位置を調節している。
また、上限停止用スイッチについては巻取パイプを支持する支持部材に取り付けられており、スクリーン生布の下端に取付けられたウエイトバーが上限停止用スイッチを押圧することによって、モータの作動が停止されてスクリーン生布が上限停止位置まで上昇された状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来構造では、上限停止用スイッチが支持部材に、下限停止用スイッチがサイドケースの中にと、それぞれ分離して配設されるため、その取付作業及び配線作業に手間がかかり、またそれぞれのスイッチのためのスペースを必要とするため、電動ロールスクリーンが大型化するという問題がある。
【0005】
また、下限停止位置の調整は、操作レバーの限られた回動範囲内でのみ行うため、その調整範囲に限度があるという問題がある。公報の記載から判断するに、巻取パイプの1/4回転程度の回動範囲であるため、通常の巻取パイプの径から考えてスクリーン生布の高さは30mm〜60mm程度しかできない。
さらに、上記従来の構成では、上限停止位置の調整はできないという問題もある。
【0006】
本願発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、請求項1ないし請求項8記載の発明の目的は、上限停止用及び下限停止用の2つのスイッチ手段を一体的に巻取パイプの中に収容することができ、上限または下限の少なくとも一方の停止位置を調整することができる電動ロールスクリーンの停止位置調整装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、請求項2〜4記載の発明の目的は、上記目的に加えてその停止位置の調整が広い範囲で自由に行うことができる電動ロールスクリーンの停止位置調整装置を提供することである。
また、請求項5記載の発明の目的は、上記目的に加えて上限及び下限の両方の停止位置を調整することができる電動ロールスクリーンの停止位置調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明は、サイドプレートによって両端が回転可能に支持された巻取パイプにモータを内蔵し、モータの作動により巻取パイプを正逆方向に回転して生布の巻上げ及び巻下ろしを行う電動ロールスクリーンの生布の下限及び上限の停止位置の調整を行う電動ロールスクリーンの停止位置調整装置であって、巻取パイプと一体回転するように巻取パイプに取り付けられ、内周面にネジ部が形成されるパイプ受け筒体と、一端側がサイドプレートに支持され他端側が前記パイプ受け筒体の内側に伸びて、巻取パイプの長手方向に所定間隔をおいて前記モータの作動を停止させる2個のスイッチ手段を保持するスイッチケースと、前記パイプ受け筒体の前記ネジ部に螺合し、かつサイドプレートに対して相対回転不能に設定され、前記巻取パイプの回転により巻取パイプの長手方向に移動し前記スイッチ手段の一方に作用して該スイッチ手段を作動させる第1移動体と、前記第1移動体に連結され第1移動体と共に巻取パイプの長手方向に移動し、前記スイッチ手段の他方に作用して該スイッチ手段を作動させる第2移動体と、前記サイドプレート側に配設された操作部を有し、前記第2移動体と第1移動体との巻取パイプの長手方向の間隔を調整する調整手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記調整手段は、前記操作部に一端が固定され巻取パイプの長手方向に伸びる非円形軸と、一端に該非円形軸が嵌入され該非円形軸に沿って摺動可能であると共に、外周にネジ部が形成される摺動ネジ軸と、を有し、前記第2移動体は該摺動ネジ軸のネジ部に螺合し、かつサイドプレートに対して相対回転不能に設定され、前記操作部は360度以上回転操作可能であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のものにおいて、前記摺動ネジ軸の他端には、第1移動体が相対回転可能に固定されることにより前記第2移動体が第1移動体に連結されることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載のものにおいて、前記第1移動体は、その非中心位置で摺動ネジ軸の他端に固定され、該摺動ネジ軸によって、前記サイドプレートに対して相対回転不能に設定されることを特徴とする。
【0011】
また、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4記載のものにおいて、前記サイドプレート側に設けられた前記スイッチケースの巻取パイプの長手方向の位置を調整する第2調整手段を備えることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項1ないし5記載のものにおいて、前記スイッチケースは、前記巻取パイプの長手方向に伸びて前記第1移動体及び前記第2移動体を貫通することを特徴とする。
【0012】
また、請求項7記載の発明は、請求項1ないし6記載のものにおいて、前記第1移動体は、非円形横断面の輪郭を持つ前記スイッチケースが第1移動体を摺動可能に貫通することによって前記サイドプレートに対して相対回転不能に設定されることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、請求項2または3記載のものにおいて、前記第2移動体は、非円形横断面の輪郭を持つ前記スイッチケースが第2移動体を摺動可能に貫通することによって前記サイドプレートに対して相対回転不能に設定されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明にかかる電動ロールスクリーンの停止位置調整装置の実施の形態を表す断面図、図2は図1の2−2線に沿って見た断面図、図3は図1の3−3線に沿って見た断面図、図4は図1の4−4線に沿って見た断面図、図5は分解斜視図である。
【0014】
図において、10は巻取パイプであり、ブラケットによって窓枠等に固定されるセットフレーム14の両端から伸びるサイドプレート12(片側のみ示す)に回転可能に支持された巻取パイプ10には、スクリーン生布16の上端が取り付けられている。18は、スクリーン生布16の下端に設けられたウエイトバーである。
【0015】
巻取パイプ10の一端部には、本発明の停止位置調整装置20が設けられる。停止位置調整装置20は、巻取パイプ10の端部に取り付けられ、巻取パイプ10と一体に回転する一方で、サイドプレート12に対し回転可能に支持されたパイプ受け筒体22を備えており、パイプ受け筒体22の内面には雌ネジ部22aが形成されている。
【0016】
パイプ受け筒体22の中空部には、一端側がサイドプレート12に支持され、他端側がパイプ受け筒体22の内側に伸びるスイッチケース24が配設される。即ち、スイッチケース24は、弾性体23を介して調整ネジ(第2調整手段)25によりサイドプレート12に一端が取り付けられており、さらに、スイッチケース24の他端にはモータ30が取り付けられており、モータ30の出力軸30aにはドライブブッシュ32が取り付けられ、さらに、ドライブブッシュ32は巻取パイプ10の内面に嵌着されてモータ30の出力軸30aと共に巻取パイプ10が回転することができるようになっている。スイッチケース24には、巻取パイプ10の長手方向に所定間隔をおいて、上限用リミットスイッチ26及び下限用リミットスイッチ28が保持されており、また、モータ30、リミットスイッチ26、28への給電線34、34が配索され巻取パイプ10の長手方向に伸びる溝24aが形成されている(図2、3、4参照)。
【0017】
さらに、パイプ受け筒体22の内部には、前記スイッチケース24が貫通するようにして、第1移動コマ(第1移動体)36が前記パイプ受け筒体22の雌ネジ部22aに螺合しており、第1移動コマ36と平行にパイプ受け筒体22の雌ネジ部22aとは螺合しない第2移動コマ(第2移動体)38が配置される。
第2移動コマ38は、以下に述べる調整手段40によって巻取パイプ10の長手方向の位置が変位可能であり、これにより第1移動コマ36との間の間隔が調整される。即ち、調整手段40は、サイドプレート12側に回転可能に支持された操作部であるダイヤル42と、ダイヤル42に噛み合うギヤ部44aを一端に備え巻取パイプ10の長手方向に伸びる角軸(非円形軸)44と、角軸44の他端が嵌入され角軸44に沿って摺動可能であり、外周に雄ネジ部46aが形成される摺動ネジ軸46とから構成される。摺動ネジ軸46の雄ネジ部46aに、前記第2移動コマ38が螺合される。さらに、摺動ネジ軸46の他端には、雄ネジ部46aから延長された円柱部46bが設けられており、第1移動コマ36が該円柱部46bに相対回転可能に固定されている。
【0018】
第1移動コマ36及び第2移動コマ38は、前記上限用リミットスイッチ26と下限用リミットスイッチ28との間に配置され、それぞれ第1移動コマ36及び第2移動コマ38がスイッチケース22に摺動可能に構成される。図2及び図3に示したように、スイッチケース22は横断面の輪郭が非円形であるので、第1移動コマ36及び第2移動コマ38は、サイドプレート12に対して相対回転不能に設定される。また、巻取パイプ10に螺合される第1移動コマ36は、第1移動コマ36の非中心位置で摺動ネジ軸46に相対回転可能に固定されているため、これによってもサイドプレート12に対して相対回転不能に設定されている。
【0019】
以上のパイプ受け筒体22、スイッチケース24、第1移動コマ36、第2移動コマ38及び調整手段40よりなる停止位置調整装置20は、ユニットで構成させることができ、第1移動コマ36が上限用リミットスイッチ26が接触した状態にあるスイッチケース24、第1移動コマ36、第2移動コマ38及び調整手段40を内側に配設したパイプ受け筒体22を、スクリーン生布16を巻取った巻取パイプ10に取り付け、スイッチケース24をサイドプレート12に調整ネジ25で取り付けることで、巻取パイプ10に組み込むことができる(図6参照)。モータ30もスイッチケース24に予め取り付けられて、停止位置調整装置20と共に巻取パイプ10に組み込まれる。
【0020】
上限用リミットスイッチ26及び下限用リミットスイッチ28は巻取パイプ10に組み込まれる前にスイッチケース24の中に予め一体的に保持されて、給電線34、34をスイッチケース24の溝24aに配索しておくことで、モータ30を含めてその取付作業及び配線作業を簡単に行うことができる。
そして、図1に示したように、スクリーン生布16を下限停止位置として設定したい位置まで巻下ろして下降させると、巻取パイプ10の回転に伴ってパイプ受け筒体22が一体に回転するので、パイプ受け筒体22に螺合され且つサイドプレート12に対して相対回転不能に設定された第1移動コマ36は、スイッチケース24の外側面を摺動して、巻取パイプ10の長手方向、図1中左方向へ移動する。第1移動コマ36に伴って、第1移動コマ36が固定されている摺動ネジ軸46が角軸44に沿って移動し、さらに、摺動ネジ軸46に螺合された第2移動コマ38もスイッチケース24の外側面を一緒に摺動する。
【0021】
図7に示したように、スクリーン生布16が下限停止位置として設定したい位置まで降りたら、スクリーン生布16の下降を停止させ、ダイヤル42を回転させて角軸44を回転させると、角軸44の回転に伴って摺動ネジ軸46が回転するため、摺動ネジ軸46に螺合され且つサイドプレート12に対して相対回転不能に設定された第2移動コマ38は、摺動ネジ軸46に沿ってスイッチケース24を摺動する(図8)。こうして、第2移動コマ38を下限用リミットスイッチ28に接触するまで移動させて、下限停止位置の設定が完了する。このとき、第1移動コマ36は、摺動ネジ軸46に対して相対回転可能に設定されているため、摺動ネジ軸46の回転に対して第1移動コマ36は移動することなく、第2移動コマ38のみが移動する。即ち、第2移動コマ38と第1移動コマ36との間隔が変わるだけなので、上限停止位置が変わることはない。
【0022】
ダイヤル42は360度以上回転させることができ、実質上回動範囲の制限がないから、ダイヤル42の回転によって摺動ネジ軸46を自由に回転させることができ、第2移動コマ38の位置の調整を広い範囲で自由に行うことができる。その後に上限停止位置を変更したい場合には、設定した位置までスクリーン生布16を巻上げまたは巻下ろし、スイッチケース24の一端をサイドプレート12に支持する調整ネジ25を回してスイッチケース24の位置を巻取パイプ10の長手方向に移動させて、上限用リミットスイッチ26が第1移動コマ36に接触するよう、上限用リミットスイッチ26の位置を変更することで、上限停止位置を変更することができる。この上限停止位置を変更した場合、下限用リミットスイッチ28の位置も一緒に変わってしまうため、再度上述の手順で下限停止位置の設定をし直す。
【0023】
こうして、上限、下限両方の停止位置の調整を簡単に行うことができる。停止位置調整装置20はユニット化できるのでその取付けが簡単であると共に、このリミットスイッチ26、28が巻取パイプ10内に収容されるため、電動ロールスクリーン自体の大型化を招くことはない。
以上のようにして停止位置が設定された電動ロールスクリーンは、通常の作動時には、モータ30の作動によって巻取パイプ10をスクリーン生布16巻下ろし方向に回転させると、スクリーン生布16が巻下ろされて下降する。これに伴ってパイプ受け筒体22が巻取パイプ10と一体に回転するので、パイプ受け筒体22に螺合され且つサイドプレート12に対して相対回転不能に設定された第1移動コマ36は、巻取パイプ10の長手方向、図1中左方向へ移動する。第1移動コマ36に伴って、摺動ネジ軸46及びこれに螺合された第2移動コマ38は一緒に移動する。第2移動コマ38が下限用リミットスイッチ28に接触すると該スイッチ28が作動して、モータ30の作動を停止させ、スクリーン生布16を下限停止位置で停止させた状態となる。
【0024】
一方、モータ30の作動によって巻取パイプ10をスクリーン生布16巻上げ方向に回転させると、スクリーン生布16が巻上げられて上昇する。これに伴ってパイプ受け筒体22が巻取パイプ10と一体に逆回転するので、パイプ受け筒体22に螺合され且つサイドプレート12に対して相対回転不能に設定された第1移動コマ36は、巻取パイプ10の長手方向、図1中右方向へ移動する。第1移動コマ36に伴って、摺動ネジ軸46及びこれに螺合された第2移動コマ38は一緒に移動する。第1移動コマ36が上限用リミットスイッチ26に接触すると該スイッチ26が作動して、モータ30の作動を停止させ、スクリーン生布16を上限停止位置で停止させた状態となる(図9)。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明によれば、上限停止用及び下限停止用の2個のスイッチ手段をスイッチケースに保持し、そのスイッチケースを巻取パイプの中に収容するため、その取付作業及び配線作業が簡単であると共に、電動ロールスクリーン全体の大型化を招くことなくスイッチ手段を収めることができる。
【0026】
また、停止位置の調整は、それぞれのスイッチ手段と作用可能な第1移動体と第2移動体の間隔を調整することで、上限または下限のいずれかの停止位置の調整を行うことができる。
また、請求項2に記載した発明によれば、回転操作可能な操作部を回転させることにより、非円形軸が回転し、これに伴って摺動ネジ軸が回転するので、摺動ネジ軸に螺合された第2移動体が巻取パイプの長手方向に移動して、第2移動体と第1移動体との巻取パイプの長手方向の間隔を調整し、よって上限または下限のいずれかの停止位置の調整を行うことができる。操作部は360度以上回転させることができ、操作部の回転によって摺動ネジ軸を自由に回転させることができるため、第2移動体の位置の調整を広い範囲で自由に行うことができる。
【0027】
また、請求項3記載の発明によれば、摺動ネジ軸が第1移動体と第2移動体との連結する役割をも兼ねるため、連結のための部品を別途必要とする事なく、部品点数を低減することができる。
また、請求項4記載の発明によれば、摺動ネジ軸が第1移動体のサイドプレートに対する回転止めの役割をも兼ねるため、回転止めのための部品を別途必要とする事なく、部品点数を低減することができる。
【0028】
また、請求項5記載の発明によれば、第2調整手段によって、上限及び下限の両方の停止位置の調整ができる。
また、請求項6記載の発明によれば、スイッチケースが前記巻取パイプの長手方向に伸びて第1移動体及び第2移動体を貫通することで、これらの部品を干渉することなくコンパクトに巻取パイプ内に収容することができる。
【0029】
また、請求項7記載の発明によれば、スイッチケースが第1移動体のサイドプレートに対する回転止めの役割をも兼ねるため、回転止めのための部品を別途必要とする事なく、部品点数を低減することができる。
また、請求項8記載の発明によれば、スイッチケースが第2移動体のサイドプレートに対する回転止めの役割をも兼ねるため、回転止めのための部品を別途必要とする事なく、部品点数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる電動ロールスクリーンの停止位置調整装置の実施の形態を表す断面図であり、下限停止位置調整時においてスクリーン生布を下降させている状態を示す。
【図2】図1の2−2線に沿って見た断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿って見た断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿って見た断面図である。
【図5】図1の分解斜視図である。
【図6】スクリーン生布が上限停止位置にあり、第1移動コマを上限用リミットスイッチに接触させている状態を示す電動ロールスクリーンの正面図である。
【図7】スクリーン生布を下降停止位置まで下降させた状態を示す電動ロールスクリーンの正面図である。
【図8】ダイヤルを操作して、第2移動コマを移動させて下限用リミットスイッチに接触させた状態を示す電動ロールスクリーンの正面図である。
【図9】スクリーン生布が上限停止位置まで上昇した状態を示す電動ロールスクリーンの正面図である。
【符号の説明】
10 巻取パイプ
12 サイドプレート
16 スクリーン生布
20 停止位置調整装置
22 パイプ受け筒体
22a ネジ部
24 スイッチケース
25 調整ネジ(第2調整手段)
26 上限用リミットスイッチ(スイッチ手段)
28 下限用リミットスイッチ(スイッチ手段)
36 第1移動コマ(第1移動体)
38 第2移動コマ(第2移動体)
40 調整手段
42 ダイヤル(操作部)
44 角軸(非円形軸)
46 摺動ネジ軸

Claims (8)

  1. サイドプレートによって両端が回転可能に支持された巻取パイプにモータを内蔵し、モータの作動により巻取パイプを正逆方向に回転して生布の巻上げ及び巻下ろしを行う電動ロールスクリーンの生布の下限及び上限の停止位置の調整を行う電動ロールスクリーンの停止位置調整装置であって、
    巻取パイプと一体回転するように巻取パイプに取り付けられ、内周面にネジ部が形成されるパイプ受け筒体と、
    一端側がサイドプレートに支持され他端側が前記パイプ受け筒体の内側に伸びて、巻取パイプの長手方向に所定間隔をおいて前記モータの作動を停止させる2個のスイッチ手段を保持するスイッチケースと、
    前記パイプ受け筒体の前記ネジ部に螺合し、かつサイドプレートに対して相対回転不能に設定され、前記巻取パイプの回転により巻取パイプの長手方向に移動し前記スイッチ手段の一方に作用して該スイッチ手段を作動させる第1移動体と、
    前記第1移動体に連結され第1移動体と共に巻取パイプの長手方向に移動し、前記スイッチ手段の他方に作用して該スイッチ手段を作動させる第2移動体と、
    前記サイドプレート側に配設された操作部を有し、前記第2移動体と第1移動体との巻取パイプの長手方向の間隔を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  2. 前記調整手段は、前記操作部に一端が固定され巻取パイプの長手方向に伸びる非円形軸と、一端に該非円形軸が嵌入され該非円形軸に沿って摺動可能であると共に、外周にネジ部が形成される摺動ネジ軸と、を有し、前記第2移動体は該摺動ネジ軸のネジ部に螺合し、かつサイドプレートに対して相対回転不能に設定され、前記操作部は360度以上回転操作可能であることを特徴とする請求項1記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  3. 前記摺動ネジ軸の他端には、第1移動体が相対回転可能に固定されることにより前記第2移動体が第1移動体に連結されることを特徴とする請求項2記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  4. 前記第1移動体は、その非中心位置で摺動ネジ軸の他端に固定され、該摺動ネジ軸によって、前記サイドプレートに対して相対回転不能に設定されることを特徴とする請求項3記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  5. 前記サイドプレート側に設けられた前記スイッチケースの巻取パイプの長手方向の位置を調整する第2調整手段を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  6. 前記スイッチケースは、前記巻取パイプの長手方向に伸びて前記第1移動体及び前記第2移動体を貫通することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  7. 前記第1移動体は、非円形横断面の輪郭を持つ前記スイッチケースが第1移動体を摺動可能に貫通することによって前記サイドプレートに対して相対回転不能に設定されることを特徴とする請求項1ないし6記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
  8. 前記第2移動体は、非円形横断面の輪郭を持つ前記スイッチケースが第2移動体を摺動可能に貫通することによって前記サイドプレートに対して相対回転不能に設定されることを特徴とする請求項2または3記載の電動ロールスクリーンの停止位置調整装置。
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