JP3788988B2 - 全煙曝露装置 - Google Patents

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    • C12M35/08Chemical, biochemical or biological means, e.g. plasma jet, co-culture

Description

技術分野
本発明は、粒子状物質を含む煙を細胞に曝露する装置に関する。この装置は、特にたばこの煙など、エアロゾルの細胞への曝露試験を対象とするが、これらに限定されることなく、他の試料を用いる曝露試験に使用されても良い。
背景技術
従来、例えば煙などの試料を培養細胞に曝露してその影響を調べるための装置として、国際公開番号WO99/36505号公報に開示されているフラウンホーファー(Fraunhofer)研究所の曝露装置、及びレイノルズ(R.J.Reynolds)の曝露装置(Food and Chemical Toxicology 36(1998)191−197)が知られている。
フラウンホーファー研究所の曝露装置では、清浄な空気が、常時、チャンバ内に流されている。そして、発煙部で発生される煙は、吹かされた時のみこの清浄な空気の流れに乗って前記チャンバ内に導入され、このチャンバ内の細胞に当てられることにより曝露される。
また、レイノルズの曝露装置では、発煙部で発生された試料が、一度容器中に溜められて濃度が設定される。濃度が設定された試料は、常時、この容器からチャンバ内に流され、このチャンバへの試料の導入と排気が連続している。すなわち、試料は、密閉されないチャンバ内への連続した流れに乗って細胞面に当てられることにより曝露される。
これら装置は、粒子状物質を含む煙が、連続もしくは間欠的に曝露される違いはあるが、細胞面への曝露において、試料が、連続した空気の流れに乗って当てられる曝露原理が採用されているという点で共通している。これら装置は、試料が蒸気相などである場合に有効である。
しかし、細胞面への曝露において、これら従来の装置のように、試料が連続した空気の流れに乗って当てられる曝露原理は、粒子相を含む煙に対しては、十分に曝露されない可能性がある。
従来の装置の曝露原理では、蒸気相の試料は、その拡散原理によって十分に細胞の表面に曝露されるが、粒子相の試料は、この粒子の大きさの性質上、密閉されないチャンバ内を連続的に流れている空気流に乗って排気されてしまう。このため、試料中の粒子相部分の細胞への曝露効率が著しく低い。すなわち、前記曝露原理を有する曝露装置による曝露試験において、粒子相を含めた煙は、蒸気相の試料に比べ、含まれる構成成分の曝露比率が変動し、本来の試料への影響を反映しないことがある。したがって、従来の曝露原理を有する装置を使用する粒子相を含む煙の曝露試験においては、設定された濃度のエアロゾル量が細胞面に適切に曝露されない。
このため、特にたばこの煙など、粒子相を含む煙などの試料が、細胞へ確実に曝露される原理を有する曝露装置の開発が期待されている。
発明の開示
本発明の目的は、蒸気相だけでなく粒子相を含む煙を試料とする曝露試験に対しても、十分、かつ効率的に細胞への曝露を可能とする全煙曝露装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の全煙曝露装置は、粒子状物質を含む煙を発生させるための発煙部と、この発煙部で発生された煙に気体を加えることによって希釈する希釈手段と、この希釈手段へ気体を供給するエアユニットと、内部に細胞附着面を有し、前記希釈手段で希釈された煙が導入される少なくとも1つの曝露用のチャンバと、このチャンバ内に前記煙が導入された後、このチャンバを密閉するように、気体の流れを遮断する遮断手段と、前記チャンバに導入された煙を排気させる排気手段とを有する。好ましくは、前記希釈手段は、希釈濃度を任意に設定する濃度設定手段を有する。
このような構成によれば、曝露時に、前記チャンバ内への煙の流れが遮断されるので、濃度設定された煙が、設定された濃度のまま密閉状態で細胞附着面に当てられ、より効率的に煙が曝露され得る。煙の流れが遮断されたチャンバ内では、前記試料中の粒子相が一定時間このチャンバ内で沈降するので、蒸気相だけではなく粒子相を含む煙についても細胞への確実な曝露が可能である。また、希釈手段が、希釈濃度を任意に設定する濃度設定手段を有していると、所定の量の試料がチャンバ内に導入され得る。
前記全煙曝露装置は、前記発煙部と前記チャンバとの間に位置され、この発煙部で発生した煙が前記チャンバに導入される前に一時収容されるヘッダーをさらに有する。好ましくは、一方の管路が前記ヘッダーに、他方の管路が前記排気手段に接続され、さらに別の管路が大気中へ開放している3方コネクタを有する。
この構成によれば、前記チャンバ内に、常時、気体が流されているのではなく、発煙部で発生した試料が、ヘッダー内に収容されて希釈されるようになっている。したがって、試料が連続した気体の流れによって流されることがないので、希釈の際に、試料の絶対量のロスが抑制され得る。また、試料発生時の圧力変動の緩和、2次希釈の安定化にも寄与する。さらに、前記ヘッダー内の煙が排気されるとき、前記3方コネクタによって、このヘッダー内の急な圧力変動が回避され得る。前記発煙部で発生した試料は、前記ヘッダーの前後の両方で希釈されて良い。
また、前記全煙曝露装置は、前記発煙部と複数の曝露用のチャンバとの間に位置され、この発煙部で発生した煙が導入されて前記複数の曝露用のチャンバへそれぞれ送気されるように、均等に分岐した配管構造を有する多岐管を有していても良い。あるいはまた、前記希釈手段で希釈された煙が流入されるように前記発煙部と複数の曝露用のチャンバとの間に位置され、これら複数の曝露用のチャンバに均等に接続された配管構造を有する希釈槽を有していても良い。
こうした構成によれば、希釈手段から直接ガラス管などを介して試料を各チャンバへ送るのに比べて、濃度や量の均一な試料が複数のチャンバへ流入することができる。したがって、複数のチャンバを有する全煙曝露装置において、精度の高い曝露試験を行うことができると共に、曝露効率が上昇する。
前記ヘッダー、多岐管、並びに希釈槽の構成要素の組み合わせ、数、並びに配置順は、前記煙が効率的に前記チャンバ内へ導入されれば、前記発煙部と前記チャンバの間で自由に変えられて良い。これら構成要素を有する前記全煙曝露装置の構造の一例として、前記発煙部から順に、ヘッダーと希釈手段とを有し、さらに、この希釈手段につづいて、前記希釈槽が設けられることが考えられる。また他の例として、発煙部から順に、ヘッダーと多岐管とを有し、この多岐管の次に前記希釈手段が設けられる構成が考えられる(この場合、希釈槽は設けられていない)。
さらに、前記チャンバは、このチャンバの上部に位置された前記煙の導入口と、前記細胞附着面の近傍に位置された前記煙の排気口とを有する
この結果、沈降曝露後に、細胞附着面の近くから効率良く試料の排気が行われる。
また、前記チャンバは、前記細胞附着面を漬すための培地の供給口と排出口とを有し、これら培地の供給口と排出口とは、互いに異なる位置に設けられた構造を備えている。
上記構成によれば、前記チャンバは、培地の供給口と排出口とが独立して設けられた構造を有する。この結果、曝露により試料中の可溶性成分が溶け込んだ培地が排出口から排出され、この排出口とは別の供給口から培地が新規に供給されるので、不要物を含む培地が新鮮な培地に混入することが防止され得る。したがって、この構成を有する全煙曝露装置は、曝露試験を行うごとに前記チャンバ内に常に新しい培地が供給されるので、培地を交換するような連続した曝露試験にも適している。前記チャンバが複数ある場合には、それぞれのチャンバに前記培地の供給口と排出口とが設けられていて良い。前記培地の交換速度は、細胞に悪影響を与えない程度に、所定の速度に設定されることが望ましい。
また、前記培地の供給口と排出口との位置は、例えば一方が他方に対して上方に位置されるなど、培地の交換効率が高くなるように、前記チャンバ内の状況に応じて変形され得る。好ましくは、同一の構成で、前記供給口と排出口とが機能的に交換される構造を有する。
前記チャンバの形状は、培地の交換効率が高まるように、最適に設計されることが望ましい。例えば、前記培地の供給口が、排出口よりも上部に位置されている場合、前記チャンバ下部の排出口に向かって窄まったテーパー状になっていることが考えられる。この形状によれば、培地が自然に排出口へ集中するので、効率的に培地の交換を行うことができる。したがって、必要とされる培地量が低減され得る。また、可溶性成分による細胞への影響が懸念されることが排除され得る。
好ましくは、前記細胞附着面は、前記培地が通る少なくとも1つの穴を有する。
この構成によれば、曝露時に前記細胞附着面を試料に当てるように、培地の液面をこの細胞附着面より下げ、また、曝露終了後に細胞を保護するように、培地の液面を前記細胞附着面より上げることを迅速に行うことができる。このため、試料がチャンバ内へ導入され、曝露後に排気された後、再びこのチャンバ内へ導入されるような連続する曝露試験の間であっても、チャンバ内で培地の液面の上げ下げを行うことができる。したがって、前記全煙曝露装置は、培地の液面を上下させるような連続した曝露試験にも適している。培地の液面を上下させる速度は、細胞に悪影響を与えない程度に、所定の速度に設定されることが望ましい。
前記全煙曝露装置は、前記チャンバ内の細胞附着面に対して上下させるように培地の液面を制御する手段を有していても良い。
前記全煙曝露装置は、好ましくは、培地及び細胞附着面を一定に保温するための保温手段をさらに有する。
この保温手段としては、例えば、恒温媒体の循環によって温度を保つ循環器であって良い。好ましくは、この保温温度は、摂氏35度ないし40度である。
好ましくは、前記全煙曝露装置は、チャンバ内の圧力を測定して制御するための手段をさらに有する。
こうした構成とすると、動作時に各構成要素に圧力変化が生じる場合に、前記チャンバ内の圧力を制御することによって圧力の細胞への影響を回避することができる。この圧力の制御は、例えば、チャンバへ接続された管路に設けられた各弁を、圧力変動に対応させて開閉させることにより達成される。
さらに好ましくは、前記全煙曝露装置は、曝露時に前記チャンバ内の煙の濃度を測定するための濃度測定センサーを備えた少なくとも1つのモニター用のチャンバをさらに有する。
このようなモニター用チャンバを設けることによって、チャンバ内に、実際に流入している試料の濃度をリアルタイムで評価することができるので、より正確な試験を行うことができる。
発明を実施するための最良の形態
以下に、図1ないし3を参照して、本発明に係る全煙曝露装置の第1の実施の形態が詳細に説明される。図1において、参照符号1で示された全煙曝露装置は、コンプレッサ2を有する。このコンプレッサ2は、圧縮した空気を管路P1を介して接続されたクリーンエアユニット3へ送気するようになっている。このクリーンエアユニット3は、二手に分かれた管路P2を介して、清浄空気供給部4と発煙部5とに接続されている。この発煙部5は、管路P3を介して希釈手段6に接続されている。この希釈手段6は、管路P7を介して前記清浄空気供給部4に接続されている。
前記発煙部5は、希釈エア部51、クリーンエア部52、並びに濃度設定部53を有し、これら希釈エア部51とクリーンエア部52とは、前記管路P2から二手に分岐した管路に接続されている。この管路P2は、再び1つの管路P4となって、前記濃度設定部53に接続されている。また、この発煙部5には、複数のたばこ54が、リボルバー式の支持具55に回転自在に支持されている。これらたばこ54は、管路P5にT字状に接続されたシリンダー56を介して、前記濃度設定部53に接続されている。
前記希釈手段6は、5つのモジュール7に、これと同数の管路P6を介してそれぞれ接続され(図1においては、5つのモジュールのうち1つのみを図示し、残りの4つは省略されている)、また、排気手段8に、管路P8を介して接続されている。前記希釈手段6は、ヘッダー61と前記各管路P6に設けられた濃度設定部62とを有し、これら濃度設定部62は、前記発煙部5内に設けられた濃度設定部53と同じ機能を有していて良い。
前記排気手段8は、第1の排気槽81と、これに管路P9を介して接続された排気ポンプ82に接続されている。前記第1の排気槽81は、管路P8を介して前記ヘッダー61に接続されている。この管路P8は、一方がヘッダー61、他方が第1の排気槽81に接続され、さらに別の管路が大気に開放している3方コネクタ63である。
上述のように、本実施の形態に係る曝露装置は、5つのモジュールを有する5連式の全煙曝露装置である。ここでは、1つのモジュールのみ説明されるが、5連式の構造を有する本実施の形態のように、モジュールが複数ある場合、他のモジュールはすべて同様の構成である。
前記モジュール7は、上部に位置された希釈槽71とチャンバ10とを有し、この希釈槽71は、前記管路P6を介して前記ヘッダー61と接続されている。また、前記希釈槽71は、管路P10を介して第2の排気槽83に接続され、この第2の排気槽83は、管路P11を介して第2の排気ポンプ84に接続されている。
第1の実施の形態に係る全煙曝露装置1は、モジュールごとに管路P12を介して前記希釈槽71に接続された3つのチャンバ10を有している。すなわち、装置全体では、合わせて15個のチャンバ(後述のエアロゾルモニタを加えると20個)と、5つの希釈槽71を有する。
前記希釈槽71は、均等な構造の2つの管路P12に接続されている。これら管路P12は、それぞれ2つに均等に分岐して4つの管路となって前記チャンバ10と接続されている。前記管路P12の4つの分岐のうち3つの端が、3つのチャンバ10の導入口へそれぞれ接続されている。残りの1つは、前記チャンバ内の煙の濃度をモニタリングするためのエアロゾルモニタ11の導入口に接続されている。
このエアロゾルモニタ11は、濃度センサーが中に設けられていること以外は、他のチャンバ10と全く同型である。このエアロゾルモニタ11を含め、チャンバ10は、前記希釈槽71と同様に、管路P13を介して前記排気槽83に接続された排気口を有する。
上記管路P1−P13には、それぞれの管路内を通る試料、もしくは清浄な空気の流量を調節し得る弁が設けられており、これら弁の種類は、各部の用途によって選択されて良い。
前記モジュール7は、前記チャンバ10内の培地及び細胞の温度を一定に保つために、恒温水が循環する流路12を有し、この流路12は、モジュール内と、第1の恒温槽13内とを通るループを形成している。
前記モジュール7は、培地の供給用タンク14及びここから各チャンバへ培地を供給するためのチューブポンプ15と、培地の排出用タンク16及びここへ各チャンバから排出するためのチューブポンプ17とをそれぞれ独立して有している。すなわち、モジュール7内のチャンバ10は、それぞれ上記2系統の配管を有する。
第1の系統では、培地の供給用タンク14から管路を介して供給用のチューブポンプ15と接続され、さらにこのチューブポンプ15が3つに分岐した管路P14を介して、3つのチャンバ10にそれぞれ接続されている。前記培地の供給用タンク14は、第2の恒温槽18の中に収容されて恒温に、好ましくは摂氏約37度に保たれている。
第2の系統では、第1の系統とは逆に、3つのチャンバ10にそれぞれ接続されている排出用の管路P15が、所定の位置で1つにまとまって排出用のチューブポンプ17に接続されている。このチューブポンプ17は、管路を介して培地の排出用タンク16に接続されている。
前記チューブポンプ15,17は、これらのポンプヘッドが二重に圧着されている。
本実施の形態に係る装置は、5連式の全煙曝露装置であり、モジュールと同数の管路を介して、モジュールごとに清浄空気供給部、希釈手段、排気ポンプ、並びに第1及び第2の恒温槽と接続されている。図1において、参照符号A,B,C,D,E,Fは、4つの省略部分が詳細な1つと全く同じ構造であることを示している。
図2AないしDは、図1に示す第1の実施の形態におけるモジュールの主要部を詳細に示す図である。この図のように、前記モジュール7は、3つのチャンバ10を有し、これらチャンバは、下部が円錐状に窄まったほぼ円柱状の形状を有する。これらチャンバは、内部に、細胞が附着された細胞附着面30を有する。これら3つのチャンバ10は、上部ユニット32と下部ユニット33から構成されている。これらは上部ユニット32と下部ユニット33との間には、この下部ユニット33を密閉するための遮断手段であるシール部材34が設けられている。このシール部材34は、好ましくは、滅菌可能な材質でできている。
前記上部ユニット32には、試料の導入口35と排気口36が設けられ、前記下部ユニット33には、培地の供給口37と排出口38とがそれぞれ形成されている。
前記導入口35は、前記チャンバ10上面の径方向外側に、前記希釈槽から送気される煙を導入するように設けられ、管路P12が接続されている。そして、チャンバ上面のほぼ中央に、一端がチャンバの内部で開口した排気口36を形成している前記管路P13が貫通している。すなわち、この排気口36は、チャンバ内部で前記細胞附着面30近傍に設けられている。
前記細胞附着面30は、ポリエチレンテレフタラート(PET)からなる膜であり、前記チャンバ10内に供給される培地が通り抜け得る複数の穴31が形成されている。本実施の形態において、これら穴31は、図3に示されているように、細胞附着面30の中心と、これを取り囲む上下左右に位置されている。これら細胞附着面30の材質、穴31の数、並びにこの穴31の配置は、上記構成に限定されない。
一方、前記各チャンバ10下部の円錐形状の斜面部分には、前記培地の供給用タンク14から前記管路P14を介して供給される培地の供給口37が設けられている。また、この円錐の頂角付近(すなわち、チャンバ10の底部付近)に相当するところに排出口38が設けられ、前記管路P15が接続されている。前記供給口37は、前記排出口38より上方に位置している。
次に、上記構成を有する全煙曝露装置1の第1の実施の形態の動作について説明する。試料である煙は、前記発煙部5のリボルバー式の支持具55に支持されているたばこ54から順次発生される。煙は、前記支持具55が順次回転することによって、たばこ54の数だけ連続して吹かされることが可能である。このたばこ54から吹かされた煙は、管路P5を介してシリンダー56に捕集される。そして、シリンダー56に捕集された煙は、前記濃度設定部53へ送気され、前記希釈エア部51から供給される清浄な空気によって、濃度調節(1次希釈)される。1次希釈された煙は、管路P3を通って、前記希釈手段6のヘッダー61内に一時収容される。また、煙の流れる上記管路は、一定間隔でクリーンエア部52の制御によって、内部が清浄されるようになっている。
前記煙は、前記ヘッダー61内に一時収容されて、管路P6を介して濃度設定部62に送気される。これら濃度設定部62は、それぞれ管路P6とT字状に接続された管路P7を介して前記清浄空気供給部4と接続され、ここから各管路P6へ供給される清浄な空気によって、前記ヘッダー61に収容された煙の濃度を調節する(2次希釈)。このため、煙は、前記ヘッダー61内に一時収容されており、外部に逃げることがほとんどないので、希釈時における煙の絶対量のロスが少ない。
また、前記ヘッダー61内の試料は、管路P8を介して排気槽81に溜められ、排気ポンプ82によって、適宜、排気されることができる。前記管路P8は、一方が大気中へ開放している3方コネクタ63であるので、排気ポンプ圧が低減されると共に、前記排気ポンプ82とヘッダー61との間が陰圧になることが回避される。したがって、前記各管路内の圧力変動が低下され得る。
前記希釈手段で2次希釈された煙は、前記モジュール7の上部に設けられた希釈槽71へ、それぞれ所定の濃度に設定されて送気され得る。このモジュール7が複数ある場合には、各モジュール7上に設けられた希釈槽71へ、送気される煙が異なる濃度に設定されても良い。
前記希釈槽71に収容された煙は、均等に分岐した管路P12を介して、各チャンバ10の上面に設けられた導入口35から各チャンバ10内へ導入される。この際、希釈された煙は、前記希釈槽71内において一時収容されており、管路P12が各チャンバに対して均等に設けられた構造になっているので、均質な煙が各チャンバ10内へ送気されることが可能である。したがって、高精度の曝露試験を行うことができる。
前記細胞附着面30は、煙の導入の際には、各チャンバ10内に供給された培地に漬かっており、細胞は培地により保護されている。煙が導入された後、培地の液面が前記細胞附着面30より低位に下げられる。細胞が煙に曝露された段階でモジュール7への出入りが遮断され、前記チャンバの下部ユニット33は、前記シール部材34により密閉された状態にされる。この状態を維持することにより、煙は、チャンバ10内で一定時間沈降して、細胞へ曝露される。
上述のように、細胞は、試料の導入時には培地によって保護されているので、試料の吹かし圧の影響を受けない。また、曝露時にはモジュールが外部と遮断されているので、試料や細胞は、清浄な空気の流れなどの影響を受けない。すなわち、本装置による曝露試験は、試料のチャンバ10への導入と、細胞への曝露とが別工程になっており、各チャンバ10は、曝露時に外部と遮断されて、試料のリザーバータンクとして機能する。
また、煙の曝露時に前記各チャンバ10内の空気の流れが遮断され、この煙が沈降するので、蒸気相だけでなく、粒子相を含む煙であっても、確実に細胞へ曝露させることができる。そして、同様の理由から、本装置の使用による細胞への曝露は、その曝露効率が非常に高い。
さらに、前記シール部材34は滅菌部材でできており、培地や細胞附着面への菌類の混入が防止され得る。
曝露時においても、各チャンバは、圧力を測定し、制御する機能を備えているので、各操作作動時に生じた圧力変化の細胞への影響を回避することが可能である。
前記モジュール7内には、前記細胞附着面30及び培地を保温するために、第1の恒温槽13から供給される恒温水が、流入口39からモジュールへ入り、モジュール7内の恒温水用の流路12を循環する。そして、この恒温水は、流出口40からモジュールの外へ出て、再び第1の恒温槽13へ戻るように還流している。好ましくは、この恒温水は、細胞附着面30や培地が摂氏約37度に保たれるように設定されている。この恒温水は、他の恒温媒体であっても良い。
曝露後、各チャンバ内の煙は、各チャンバの上面中央に設けられた排気口36から、管路P13を介してモジュール外へ排気される。この際、上述のように、排気口36は、前記細胞附着面30近傍に設けられているので、沈降曝露後の試料の排気効率が高い。
前記各チャンバ及び希釈槽71の余分な試料、もしくは清浄な空気は、管路P10及びP13を介してそれぞれ排気槽83へ収容されるようになっている。そして、前記排気ポンプ84により、収容された余分な試料、もしくは清浄な空気を、適宜、排気することができる。
以上のように、発煙から排気までの一連の動作を経て、一回の曝露試験は終了する。このような一連の動作は、前記リボルバー式の支持具55に保持されたたばこ54の数に応じて連続して行うことができる。
一回の曝露試験が終了すると、培地は、供給口37及び排出口38により入れ替えられる。新鮮な培地は、図1に示すように、培地供給用タンク14内に保存されている。このタンク14は、第2の恒温槽18内に設置されており、培地は、好ましくは、摂氏約37度に保たれている。
培地は、培地の供給用タンク14から供給用のチューブポンプ15によってモジュール7内へ送られ、前記モジュール7内の供給口37から各チャンバ10内へ供給される。上述のように、培地は、煙の導入時には細胞を漬して保護し、この培地の液面は、曝露時には細胞附着面30より低い位置まで下げられる。これら培地の液面の上げ下げは、モジュール7ごとに設置されたセンサーにより制御され得る。また、培地が、前記細胞附着面30に形成された穴31を通ることによって、培地の液面の上下が迅速に行われることが可能である。前記培地の交換速度は、細胞に悪影響を与えない程度に、所定の速度に設定されている。
煙の導入及び曝露時に煙中の可溶性成分が溶け込んだ培地は、各チャンバ10下部に設けられた排出口38から排出用のチューブポンプ17によって排出され、管路P15を介して培地の排出用タンク16へ送られる。
好ましくは、排出口38は、培地の供給口37と独立して設けられているので、曝露時に試料の可溶性成分が溶け込んだ培地を完全に排出し、常に全く新しい培地が供給され得る。すなわち、煙中の可溶性成分を含む培地が、新規供給された培地へ混入されることが無い。また、前記チューブポンプ15,17のポンプヘッドは、二重に圧着されているので、配管チューブからの培地の漏出が防止され得る。
第1の実施の形態においては、前記供給口37は、排出口38より上方に設けられ、また、チャンバ10の下部が、排出口38の方へ窄まったテーパー状に傾斜しているので、各チャンバ10内の培地の交換が迅速、かつ効率的に行われ得る。
上述のように、細胞附着面30に設けられた穴31によって培地液面の上下が速く、かつ各チャンバ10の構造上、培地の供給・排出速度が速いので、試料を吹かす間に、培地の交換が行われ得る。したがって、本装置のチャンバ10は、迅速、かつ効率的に連続した曝露試験を行うことができる。
前記モジュール7は、曝露時にチャンバ10内の煙の濃度を測定するための濃度測定センサーを備えた少なくとも1つのモニター用のチャンバであるエアロゾルモニタ11を有しているので、曝露中に各チャンバ10内のリアルタイムモニタリングが可能となり、実曝露量を評価することができる。
次に、図4及び5を参照して、本発明に係る全煙曝露装置の第2の実施の形態が詳細に説明される。図4に示すように、本実施の形態の全煙曝露装置の基本的な構成及び動作は、第1の実施の形態と同様である。以下に、第1の実施の形態と相違する構成のみ説明される。
第2の実施の形態において、前記希釈手段6は、前記発煙部5で発生した煙を一時収容するヘッダー64と、このヘッダー64に単一の管路を介して接続された多岐管65と、この多岐管65から均等に接続された複数の濃度設定部62とを有する。前記多岐管65は、図5のように均等に5つに分岐した管路P16を備え、前記濃度設定部62は、これら管路P16ごとに設けられている。前記管路P16は、それぞれモジュール7と接続されており、このモジュール7内で2つに分岐し、これら2つの管路がさらに2つに分岐して4つの管路となる。この管路P16の4つの分岐のうち3つの端が、3つのチャンバ10の導入口へそれぞれ接続されている。残りの1つは、チャンバ内の煙の濃度をモニタリングするためのエアロゾルモニタ11の導入口に接続されている。これにともなって、第1の実施の形態に設けられていた希釈槽71が取外されている。図4において、参照符号Gは、4つの省略部分が詳細な1つと全く同じ構造であることを示している。
また、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、前記培地の供給・排出方向が逆になっている。すなわち、前記チャンバ10は、このチャンバ10の底部に位置された供給口に接続された培地の供給用タンク14と、この供給口より上部に位置された排出口に接続された培地の排出用タンク16とを有する。このチャンバ10の構成に対応して、前記チャンバ10の底部に接続されたタンク(第2の実施の形態における培地の供給タンク14)が、前記第2の恒温槽18の中に収容されて恒温に、好ましくは摂氏約37℃に保たれている。
上記構成を有する第2の実施の形態の動作は、基本的に第1の実施の形態と同様である。前記発煙部5で発生された煙は、管路P3を介して前記ヘッダー64内へ一時収容される。このヘッダー64に一時収容された煙は、管路を介して多岐管65へ送気される。さらに、この煙は、前記多岐管65から均等に接続された複数の濃度設定部63で濃度が設定されてモジュール7へ送気され得る。モジュールが複数ある場合には、煙は、各モジュール7へ異なる濃度に設定されて送気されても良い。煙は、このモジュール7内で4つに分岐した管路P16を介して接続されたチャンバ10へ送られる。また、前記チャンバ10内において、培地は、前記チャンバ10の底部に位置された供給口から供給されて、この供給口より上部の排出口から排出される。
第2の実施の形態において、前記発煙部5で発生された煙は、前記ヘッダー64に接続された前記多岐管65から、濃度設定部63を介して、濃度や量の均一な試料が複数のチャンバ10へ流入することができる。したがって、複数のチャンバ10を有する全煙曝露装置1における精度の高い曝露試験が行われることができると共に、曝露効率が上昇する。また、ヘッダー64と濃度設定部63との間に、多岐管65が設けられていると、希釈された煙の挙動が安定し、さらに均質な煙が前記チャンバ10内に導入され得る。
また、前記チャンバ10内において、培地は、このチャンバの底部に位置された供給口から供給され、この供給口より上部に位置された排出口から排出されるので、培地中に気泡が発生することが防止され得る。
第2の実施の形態のその他の動作、並びに作用は、第1の実施の形態と同様である。
上記モジュール、チャンバ、並びにその他の上記構成要素に関する数や形状は、本発明に係る全煙曝露装置の一実施の形態であり、本発明の技術的思想及び請求の範囲にあれば狭義に限定されない。
産業上の利用の可能性
以上のように、本発明に係る全煙曝露装置は、曝露時に、前記チャンバ内への煙の流れが遮断されるので、濃度設定された煙が、設定された濃度のまま密閉状態で細胞附着面に当てられる。したがって、蒸気相だけでなく、粒子相、もしくはこれらの混合物を含む煙を細胞へ確実に曝露させることが可能であると共に、細胞が、試料の吹かし圧や清浄な空気の流れの影響を受けない。すなわち、本発明に係る全煙曝露装置によって、効率的かつ高精度の曝露試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る全煙曝露装置の第1の実施の形態を示す図である。
図2Aは、各モジュールの主要断面部を示す図である。
図2Bは、図2Aの左側面図である。
図2Cは、図2Aの右側面図である。
図2Dは、図2Aの上面図である。
図3は、細胞附着面の上面図である。
図4は、本発明に係る全煙曝露装置の第2の実施の形態を示す図である。
図5は、第2の実施の形態に係る多岐管の部分的な斜視図である。

Claims (12)

  1. 粒子状物質を含む煙を発生させるための発煙部と、
    この発煙部で発生された煙に気体を加えることによって希釈する希釈手段と、
    この希釈手段へ気体を供給するエアユニットと、
    内部に細胞附着面を有し、前記希釈手段で希釈された煙が導入される、前記発煙部と離隔された少なくとも1つの曝露用のチャンバと、
    このチャンバ内に前記煙が導入された後、このチャンバを密閉するように、気体の流れを遮断する遮断手段と、
    前記チャンバに導入された煙を排気させる排気手段と、
    を具備する全煙曝露装置。
  2. 前記希釈手段は、希釈される煙の濃度を任意に設定する濃度設定手段を有する請求項1に記載の全煙曝露装置。
  3. 前記発煙部と前記チャンバとの間に位置され、この発煙部で発生した煙が前記チャンバに導入される前に一時収容されるヘッダーをさらに具備する請求項1もしくは2に記載の全煙曝露装置。
  4. 一方の管路が前記ヘッダーに、他方の管路が前記排気手段に接続され、さらに別の管路が大気中へ開放している3方コネクタをさらに具備する請求項3に記載の全煙曝露装置。
  5. 前記発煙部と複数の曝露用のチャンバとの間に位置され、この発煙部で発生した煙が導入されて前記複数の曝露用のチャンバへそれぞれ送気されるように、均等に分岐した配管構造を有する多岐管をさらに具備する請求項1ないし4のいずれか1に記載の全煙曝露装置。
  6. 前記希釈手段で希釈された煙が流入されるように前記発煙部と複数の曝露用のチャンバとの間に位置され、これら複数の曝露用のチャンバに均等に接続された配管構造を有する希釈槽をさらに具備する請求項1ないし5のいずれか1に記載の全煙曝露装置。
  7. 前記チャンバは、このチャンバの上部に位置された前記煙の導入口と、前記細胞附着面の近傍に位置された前記煙の排気口とを有する請求項1ないし6のいずれか1に記載の全煙曝露装置。
  8. 前記チャンバは、前記細胞附着面を漬すための培地の供給口と排出口とを有し、これら培地の供給口と排出口とは、互いに異なる位置に設けられた構造を備えている請求項1ないし7のいずれか1に記載の全煙曝露装置。
  9. 前記細胞附着面は、前記培地が通る少なくとも1つの穴を有する請求項8に記載の全煙曝露装置。
  10. 前記培地並びに/もしくは前記細胞附着面を一定に保温するための保温手段をさらに具備する請求項8もしくは9に記載の全煙曝露装置。
  11. 前記チャンバ内の圧力を測定して制御するための手段をさらに具備する請求項1ないし10のいずれか1に記載の全煙曝露装置。
  12. 曝露時に前記チャンバ内の煙の濃度を測定するための濃度測定センサーを有する少なくとも1つのモニター用のチャンバをさらに具備する請求項1ないし11のいずれか1に記載の全煙曝露装置。
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