JP3788693B2 - 吸込口体及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

吸込口体及びこれを用いた電気掃除機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下ケース及び上ケースからなる本体ケースと、本体ケースの上部を覆うカバーを備える吸込口体及びこれを用いた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の吸込口体としては、図23(a)に示したような吸込口本体100を有するものが考えられている。この吸込口本体100は、図23(a),図24に示したように、本体ケース101と、本体ケース101上を覆うカバー102を有する。
【0003】
この本体ケース101は下ケース103と上ケース104を有し、このケース103,104は図示しないビスで固定されている。また、カバー102の前縁部に設けた係止爪105が下ケース103の係止部106に係止させられると共に、カバー102の後壁102aの内面に係止突部107が設けられている。また、上ケース104の後壁104aには、被係止突部108aを有するスライド係止部材108が左右にスライド可能に保持されている。そして、このスライド係止部材108を左右にスライド操作して、被係止突部108aを係止突部107に対して係合・係合解除させることにより、カバー102の後縁部が本体ケース101に保持・保持の解除がされる様になっている。
【0004】
このスライド係止部材108は、図24,図25に示したように、上ケース104の後壁104aに設けた凹部109に配設されている。また、この凹部109の底壁109a,前壁109bにはスリット110,111が設けられていると共に、凹部109の側壁109cには挿通孔112が形成されている。一方、スライド係止部材108の底面及び前面には図27に示したように係合片113,114がそれぞれ設けられ、スライド係止部材108の側面には長板部115が設けられている。しかも、係合片113,114はスリット110,111に左右動可能にそれぞれ挿入され、長板部115は挿通孔112から上ケース104内に図26の如く挿通されて、長板部115の先端部の突部115aが後壁104aの内面の係合凹部116,117のいずれかに係合させられる様になっている。尚、図27の(a),(b)は、説明の便宜上、一つのスライド係止部材108の向きを異ならせて図示したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スライド係止部材108を上ケース104に組み付けるには、スライド係止部材108の係合片113,114及び長板部115を凹部109に設けたスリット110,111及び挿通孔112に挿入する必要がある。
【0006】
しかし、スリット110,111及び挿通孔112は互いに三次元的に直交する底壁109a,前壁109b及び側壁109cに設けられているため、スライド係止部材108を凹部109に上方から挿入したり後方から挿入したりするのみでは、スライド係止部材108の係合片113,114及び長板部115を凹部109に設けたスリット110,111及び挿通孔112に挿入することができず、スライド係止部材108の上ケース104への組付が容易ではなかった。
【0007】
そこで、この発明は、スライド係止部材の組付けを簡易に行うことができる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1の発明は、吸込口が底壁に形成された下ケース、及び、前記下ケースに上方から組み付けられた上ケースを有する本体ケースと、前記下ケース及び前記上ケースの上部を覆うカバーとを備え、前記カバーの縁部にカバー側係止部が設けられていると共に、スライドして被係止部を前記カバー側係止部に対して係合・離脱させるスライド係止部材が前記本体ケースに設けられ、前記被係止部を前記カバー側係止部に対して係合させることにより、前記カバーを前記本体ケースに保持させる吸込口体であって、前記下ケースには、後方及び上方に開く凹部を有する支持部を設け、前記凹部の下部には支持面が形成され、前側には支持壁が形成され、前記スライド係止部材は、前記凹部に上方から挿入されると共に、前記下ケースに組み付けられた前記上ケースによって上方への抜け外れが規制された状態で、前記支持面上に支持され、且つ、前記支持壁に沿ってスライド可能である吸込口体としたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の吸込口体を備える電気掃除機としたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1〜図22に基づいて説明する。
【0011】
図3において、1は電気掃除機の掃除機本体、2は掃除機本体1の集塵室に配設された紙パックフィルター等の集塵袋、3は集塵室に吸気負圧を作用させる電動送風機である。また、4は掃除機本体1に接続され且つ集塵袋2に連通する集塵ホース、5は集塵ホース4の自由端に設けられた手元操作パイプ、6,7は手元操作パイプ5に直列に接続された延長管(延長パイプ)、8は延長管7の先端部に接続された吸込口体である。
【0012】
吸込口体8は、図1,図2に示したような吸込口本体9を有する。この吸込口本体9は、本体ケース10と、本体ケース10の上部を覆うカバー11(図4(a)参照)を有する。この本体ケース10は、底壁12aに吸込口12bが形成された下ケース12と、上ケース13を有する。この吸込口12bは、図5〜図8に示したように底壁12aの前部側に形成されていると共に、図5に示したように底壁12aの左右両端部まで延設されている。また、本体ケース10とカバー11との間には、図6〜図8に示した様に、吸込口12bに臨む吸込室14が形成されている。
【0013】
この吸込室14には、吸込口12bに沿って左右に延びる回転清掃体15が配設されている。この回転清掃体15は、回転軸16と、回転軸16の周面から突出する複数の可撓性のブレード17を有する。このブレード17は、回転軸16の両端部近傍まで延設されている。また、回転軸16の両端部には軸受18,18が回転自在に保持され、軸受18,18は下ケース12の両端部と上ケース13の両端部との間に保持されている。12cは下ケース12の後壁(後側壁)、12dは下ケース12の前壁(前側壁)である。この下ケース12の前壁12dの左右の部分には係止凹部12eが形成されている。
【0014】
上ケース12の中央には、図6に示したように、吸込室14に連通する連通路19aが形成された筒部19が設けられていると共に、連通路19aに連通する回転管20が前後に延びる軸線O1を中心に筒部19に回転自在に保持され、回転管20には左右に延びる軸線O2を中心に接続管(接続パイプ)21が上下に回動可能に保持されている。尚、回転管20は、筒部19に回転自在に保持された半割部材20aと、半割部材20aにビスで固定された半割部材20bを有する。
【0015】
本体ケース10の後部とカバー11との間には回転管20の左右に位置させてエア導入室22,(他方図示せず)が形成され、カバー11の後壁11aにはエア導入室22と大気を連通させる多数のスリット状のエア導入口23が形成されている。このカバー11の前端(前縁)の左右の部分には図4(a)に示したように係止爪11bが形成されている。この係止爪11bは、下ケース12の係止凹部12eに係合させられている。
【0016】
また、下ケース12の底壁12aの後部には、図5に示したように、左右に直列に配列された3つのスリット24,25,24が形成されている。左右のスリット24,24は回転管20の左右に位置させて回転管20の近傍と左右の両端部近傍まで延びている。そして、左右のスリット24,24が左右のエア導入室22,(他方図示せず)にそれぞれ連通している。
【0017】
更に、下ケース12と上ケース13の後部間には左右に延びる回転軸26が回転自在に保持され、回転軸26にはスリット24,25,24に下部をそれぞれ配設した大径軸部26a,26b,26aが形成され、大径軸部26a,26b,26aの周面の下部には床磨部材27,28,27が添着されている。各大径軸部26aには、吸込室14に突出するノズル29と、エア導入室22とノズル29に連通する連通路30が形成されている。
【0018】
そして、吸込口体の前進時には、床磨き部材27,28,27の作用により回転軸26が図7の如く回転させられて、ノズル29が水平方向で且つ回転清掃体15の下方を向くブレード17に向けられる様になっている。これにより、図7中、ノズル29からのエアにより回転清掃体15は反時計回り方向に回転させられる様になっている。また、吸込口体の後退時には、床磨き部材27,28,27の作用により回転軸26が図8の如く回転させられて、ノズル29が斜め上方向で且つ回転清掃体15の斜め上方を向くブレード17に向けられる様になっている。これにより、図8中、ノズル29からのエアにより回転清掃体15は時計回り方向に回転させられる様になっている。
【0019】
下ケース12の後壁12cの左右の部分には、図15に示した様に、支持部Aが設けられている。この支持部Aは、下ケース12の後壁12cに設けられ、且つ前側に窪むと共に後方及び上方に開く凹部30を有する。この凹部30の下部には支持面30aが形成され、凹部30の前側には支持壁31が形成されている。支持壁31は、前支持壁31aと後支持壁31b及びこれらの連設壁31cから平面形状がクランク状に形成され、前支持壁31aの端部と後壁12cとの間には切欠スリット32が形成されている。この前支持壁31aは回転管20側に位置している。
【0020】
後壁12cには、スリット32に対応して前側に突出する係合突部33が形成されていると共に、左右方向中央側に間隔をおいて前側に突出する係合突部34が形成されている(図15〜図18参照)。また、後支持壁31bには、図15,図16に示したように、左右に延びるスリット35、及び、スリット35の中間上部に連設された幅広部35aが形成されている。
【0021】
また、カバー11の後壁11aの内面には、図2,図9,図10に示したように、下縁部(カバーの縁部)に位置させて傾斜するカバー側係止部36,36が形成されている。この後壁11aのカバー側係止部36,36が形成された部分の上部には、強度を確保するために、エア吸い込み用のスリットを設けずに、補強突部36a,36aを設けている。
【0022】
本体ケース10の後部の左右の支持部Aの部分には、図1に示したように、左右にスライドして、カバー11を本体ケース10に対して保持したり、その保持を解除するスライド係止部材(スライド保持部材)37,37が保持されている。この左右のスライド係止部材37,37は、図11(a),(b)、図12(a),(b)、図13(a),(b)、図14(a),(b)に示したように左右対称に形成されているが、構造は同じであるので、同一符号を付して説明する。
【0023】
スライド係止部材37は、図11〜図14に示したように、ツマミ部38と、ツマミ部38の前端の一側部から側方に突出する板バネ部39と、ツマミ部38の下前端部から前側に突出する係合片(板バネ係合片)40と、係合片40の前端下方に突出する係合爪41と、ツマミ部38の上前端部から上方に突出する被係止突部(被係止部)42を有する。そして、板バネ部39の先端部には後方に突出するスライド突部39aが形成され、被係止突部42には後方及び板バネ部39の上方に向けて解放する被係合凹部43が形成されている。38aはツマミ部38に付された三角形状のマークで、マーク38aの頂点は下ケース12の中央とは反対側(端部側)に向けられている。
【0024】
このスライド係止部材37のツマミ部38は、図17,図18に示した如く、前部が凹部30内に左右動可能に配設されていると共に、支持面30a上に左右動可能に支持されている。また、板バネ部39が図18に示した如くスリット32を介して後壁12cの前側に配設されていると共に、板バネ部39のスライド突部39aが後壁12cの前面(内面)に自己のバネ力(弾性力)で当接している。更に、係合片40が図20(b)に示した如く後支持壁31bのスリット35に左右動可能に且つ上下移動不能に挿通され、係合片40の先端の係合爪41が後支持壁31bの前面(内面)に係合している。この係合片40は、幅広部35aの部分から係合爪41と共に挿通して、係合爪41を後支持壁31bの前面に係合させ、左右に移動させることにより、スリット35内に配設されている。
【0025】
この状態で、下ケース12上に上ケース13が組み付けられて、この上ケース13の後壁13aが下ケース12の後壁12c上に合わせられると共に、下ケース12と上ケース13が図示を省略したネジで固定されている。これにより、スライド係止部材37の抜け外れが防止されると共に、スライド係止部材37が左右動可能に下ケース12に保持されている。
【0026】
この下ケース12と上ケース13からなる本体ケース10の上部は、上述したようにカバー11で覆われている。しかも、カバー11の後壁11aは上ケース13の後壁13a上に合わせられ、後壁11aのカバー側係止部(係止突部)36,36はスライド係止部材37の被係合凹部43に係合させられている。これにより、被係合凹部43が設けられた被係止突部42とカバー側係止部(係止突部)36,36により、カバー11の後壁11aが本体ケース10の後部に保持されている。
【0027】
次に、この様な構成のカバー11の本体ケース10への着脱やスライド係止部材37の組み付け等について説明する。
<カバー11の着脱>
カバー11を本体ケース10に組み付けるには、先ず図1の左右のツマミ部38,38を互いに離反する方向に移動させて凹部30,30の互いに反対側の端部に位置させる。この位置で、カバー11の前端(前縁)に設けた係止爪11bを下ケース12の係止凹部12eに係合させた後、カバー11の後壁11aを上ケース13の後壁13a上に合わせて、左右のツマミ部38,38を互いに接近する方向に移動させて凹部30,30の互いに接近する側の端部に位置させる。
【0028】
この操作により、左右のツマミ部38,38と一体に設けられた被係止突部42,42がカバー11のカバー側係止部36,36側に移動して、このカバー側係止部36,36が被係止突部42,42の被係合凹部43,43内に相対的に挿入される。この際、被係止突部42,42の上壁42a,42aの先端部が傾斜するカバー側係止部36,36の上面に圧接係合する。
【0029】
一方、この操作に伴い、ツマミ部38と一体に設けた板バネ部39のスライド突部39aが後壁12cの前面(内面)に沿って摺接移動して、このスライド突部39aが係合突部34を乗り越える。この際、スライド突部39aは、板バネ部39の弾性力に抗して板バネ部39を前側に撓めながら後壁12cの前面に設けた係合突部34を乗り越える。そして、スライド突部39aが係合突部34を乗り越えると、板バネ部39は自己の弾性力により現状に復帰して、スライド突部39aが後壁12cの前面(内面)に当接する。
【0030】
この様なスライド突部39aが係合突部34を乗り越える際にはクリック感(節度感)が得られて、被係止突部42,42の上壁42a,42aの先端部が上述のように傾斜するカバー側係止部36,36の上面に圧接係合させられることになる。この位置では、スライド突部39aと係合突部34の作用により、吸込口体8の使用時に発生する振動等で、左右のツマミ部38,38がマーク38aの頂点方向すなわち互いに離反する方向に移動するのが規制される。
【0031】
また、カバー11を本体ケース10から取り外すには、上述とは逆に、図1の左右のツマミ部38,38をマーク38aの頂点方向すなわち互いに離反する方向に移動操作する。これにより、被係止突部42,42がカバー側係止部36,36から左右に離反して、カバー11の後壁11aが自由状態になるので、カバー11の後壁11aを上方に持ち上げることにより、カバー11を本体ケース10から取り外すことができる。
<スライド係止部材37の組み付け>
このスライド係止部材37の下ケース12への組み付けに際しては、板バネ部39が図18に示した如くスリット32を介して後壁12cの前側に上方から配設した後、ツマミ部38が凹部30に係合する方向にスライド係止部材37を係合突部33を中心に回動操作して、スライド係止部材37のツマミ部38の前部を凹部30内に後方から挿入する。この際、係合片40及び係合爪41を幅広部35aの部分に挿通して、係合爪41を後支持壁31bの前面に突出させると共に、板バネ部39のスライド突部39aが後壁12cの前面(内面)にこの弾性力で当接する。
【0032】
この状態で、スライド係止部材37全体を下方に移動させて、ツマミ部38を支持面30aに当接させると共に、係合爪41を後支持壁31bの前面に移動させ、移動力を解除することにより、係合爪41が後支持壁31bの前面に板バネ部39の弾性力で係合させる。
【0033】
この状態で、下ケース12上に上ケース13を組み付けて、この上ケース13の後壁13aを下ケース12の後壁12c上に合わせると共に、下ケース12と上ケース13が図示を省略したネジで固定させる。これにより、スライド係止部材37の抜け外れが防止されると共に、スライド係止部材37が左右動可能に下ケース12に保持されている。
【0034】
この後、カバー11を本体ケース10上に上から組み付けることで、吸込口体8の吸込口本体9を構成することができる。この様な下ケース12,上ケース13,スライド係止部材37及びカバー11の組付けは、上から順次重ねるようにすることで行えるので、組付けの自動化ができる。
<変形例>
以上説明した実施例では、スリット35に幅広部35aを設けて、係合片40及び係合爪41を幅広部35aの部分に後方から挿通するようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0035】
例えば、後支持壁31bに上端に解放する切欠空間50を設けることにより、係合片40を切欠空間50を介してスリット35に対応する部分まで挿入配設できる様にしてもよい。この場合には、スライド係止部材37を上方から単に下方に移動させるのみで、このスライド係止部材37を下ケース12の後壁12cに組み付けることができるので、下ケース12,上ケース13,スライド係止部材37及びカバー11の組付けの自動化をより容易にできる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明は、吸込口が底壁に形成された下ケース、及び、前記下ケースに上方から組み付けられた上ケースを有する本体ケースと、前記下ケース及び前記上ケースの上部を覆うカバーとを備え、前記カバーの縁部にカバー側係止部が設けられていると共に、スライドして被係止部を前記カバー側係止部に対して係合・離脱させるスライド係止部材が前記本体ケースに設けられ、前記被係止部を前記カバー側係止部に対して係合させることにより、前記カバーを前記本体ケースに保持させる吸込口体であって、前記下ケースには、後方及び上方に開く凹部を有する支持部を設け、前記凹部の下部には支持面が形成され、前側には支持壁が形成され、前記スライド係止部材は、前記凹部に上方から挿入されると共に、前記下ケースに組み付けられた前記上ケースによって上方への抜け外れが規制された状態で、前記支持面上に支持され、且つ、前記支持壁に沿ってスライド可能である様に構成したので、スライド係止部材の本体ケースへの組付けを簡易に行うことができると共に、スライド係止部材の組付けの自動化が可能となる。
【0037】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の吸込口体を備える電気掃除機としたので、スライド係止部材の組付けの自動化を図ることで、組付けのための人件費を節約して、安価に製造した吸込口体を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る吸込口体の吸込口本体の背面図である。
【図2】図1に示した吸込口本体の分解説明図である。
【図3】図1,図2に示した吸込口本体を備える電気掃除機の説明図である。
【図4】(a)は図3に示した吸込口体の平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図4(a)の接続管を省略した吸込口体の底面図である。
【図6】図4(a)のC−Cに線に沿う断面図である。
【図7】図4(a)のD−D線に沿う断面図である。
【図8】図7の作用説明図である。
【図9】(a)は図1に示したカバーの後壁の一側の部分内面斜視図、(b)は図1に示したカバーの後壁の他側の部分内面斜視図である。
【図10】スライド係止部材の被係止突部とカバーの係止突部との関係を示す拡大説明図である。
【図11】(a)は左側のスライド係止部材の側面図、(b)は右側のスライド係止部材の側面図である。
【図12】(a)は図11(a)の左側面図、(b)は図11(b)の右側面図である。
【図13】(a)は図11(a)の右側面図、(b)は図11(b)の左側面図である。
【図14】(a)は図13(a)の平面図、(b)は図13(b)の平面図である。
【図15】図1に示した下ケースの後壁の要部拡大斜視図である。
【図16】図15の部分説明図である。
【図17】図15の下ケースにスライド係止部材を組み付けた状態の斜視図である。
【図18】図15の平面図である。
【図19】図17の下ケース及びスライド係止部材上に上ケースを組み付けて、別の角度から見た状態の斜視図である。
【図20】(a)は図19の要部平面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図である。
【図21】スライド係止部材を取り付ける部分の他の例を示す要部斜視図である。
【図22】図21の部分説明図である。
【図23】(a)は従来の吸込口体を後方から見た斜視図、(b)は(a)のカバーの取付状態を示す断面図である。
【図24】図23のカバーを取り外して要部を拡大した説明図である。
【図25】図24の平面図である。
【図26】図25のF−F線に沿う断面図である。
【図27】図23〜図26のスライド係止部材とその取付部の説明図である。
【符号の説明】
10・・・本体ケース
11・・・カバー
12・・・下ケース
12a・・・底壁
12b・・・吸込口12b
12c・・・後壁
13・・・上ケース
36・・・カバー側係止部
37・・・スライド係止部
42・・・被係止突部(被係止部)
A・・・支持部

Claims (2)

  1. 吸込口が底壁に形成された下ケース、及び、前記下ケースに上方から組み付けられた上ケースを有する本体ケースと、前記下ケース及び前記上ケースの上部を覆うカバーとを備え、
    前記カバーの縁部にカバー側係止部が設けられていると共に、スライドして被係止部を前記カバー側係止部に対して係合・離脱させるスライド係止部材が前記本体ケースに設けられ、
    前記被係止部を前記カバー側係止部に対して係合させることにより、前記カバーを前記本体ケースに保持させる吸込口体であって、
    前記下ケースには、後方及び上方に開く凹部を有する支持部を設け、前記凹部の下部には支持面が形成され、前側には支持壁が形成され、
    前記スライド係止部材は、前記凹部に上方から挿入されると共に、前記下ケースに組み付けられた前記上ケースによって上方への抜け外れが規制された状態で
    前記支持面上に支持され、且つ、前記支持壁に沿ってスライド可能であることを特徴とする吸込口体。
  2. 請求項1に記載の吸込口体を備えることを特徴とする電気掃除機。
JP25687498A 1998-09-10 1998-09-10 吸込口体及びこれを用いた電気掃除機 Expired - Fee Related JP3788693B2 (ja)

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