JP3786779B2 - 塗料および塗装した製品 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、見栄えのよいファブリック調のソフトな外観を付与することができるパイルを含む塗料、およびそれを塗布した製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
基材にポリウレタン系下塗り塗料を塗布後、その上に末乾燥状態でパイルを含んだラッカー系塗料をスプレー塗装してなるパイル起毛層を有するファブリック調成形製品は、すでに公知である(特開平1−164642号公報)。これは、これまで植毛面(ファブリック面)の形成が静電植毛技術により行われていたのを、この技術が高価な設備を要する等の問題があるため、簡易化したというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法にも問題がある。すなわち、下塗り後、パイルを含有する塗料で上塗りを行う2コート方式で行われるため、生産性が低く、また、下塗り後、その未乾燥状態で上塗りするがそのタイミングのズレ、あるいは下塗りの膜厚の不均一性などにより製品の起毛性に影響が現われ、望ましい起毛塗装が困難である。さらに、使用するパイルは通常円柱状であるため、図5に示すように、光線の入射に対して曲面状のパイル側周面で光線が散乱するためパイルが視覚的に目立たず、見栄えの点でも十分な効果(ソフト感)を発揮するには至らないという問題もある。
【0004】
そこで、本発明は、こうした実情の下に、塗膜において視覚的にパイルが目立ち塗膜面にキラキラした感じを付与することができ、製品表面が全体的によりファブリック調を呈してソフトな感じを形成する塗料および該塗料で塗装されたファブリック調の製品を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討した結果、塗料に添加するパイルの形状を工夫することによりその光学的特性を改善し、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明に至った。
【0006】
すなわち、本発明は、
(1)パイルを含む塗料であって、該パイルは周面に少なくとも一つの略平面部を有することを特徴とする塗料、
(2)パイルが長さ0.1〜2.0mm、その周面の平面部の幅が10〜40μである前記(1)記載の塗料、
(3)パイルが断面多角形状を有する略角柱状をなす前記(1)記載の塗料、(4)以下の(a)〜(c)を含む塗料
(a)ポリウレタン樹脂15乃至50重量%
(b)溶剤20乃至80重量%
(c)長さ0.1乃至2.0mm、周面に略平面部を有し、該平面部の幅が10乃至40μであるパイル5乃至30重量%、
(5)前記(1)乃至(4)記載の塗料を塗布した製品、
に関する。
【0007】
本発明の塗料は、特定形状のパイルを含有することが重要であり、それにより塗膜中のパイルをキラキラと輝くように目立たせて、塗膜に対して視覚的によりファブリックな(織布のような)ソフトな感じを付与するものである。したがって、塗料を構成する他の成分である樹脂、着色剤、溶剤、分散剤その他通常塗料に使用されている配合剤については特に制限されるものではない。
【0008】
しかし、樹脂成分としてはたとえば、ポリウレタン系樹脂が好ましい。樹脂分は固形含量として15〜50重量%、好ましくは20〜30重量%で使用される。また、希釈溶剤としては、たとえばキシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、プロピレングリコール、モノメチルエーテルアセテートなどを1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。溶剤は20〜80重量%で使用される。
【0009】
本発明に使用するパイル6は、図1にその一例として示すように、その周面に少なくとも一つの略平面部7を有することが重要である。好ましくはパイルの断面が三角形、四角形など多角形状を有し、略角柱状を形成していることが望まれる。パイルの長さは、たとえば0.1〜2.0mm、また、前記平面部の幅は、10〜40μが好ましい。10μ未満では所定の反射特性が得られず、円柱状の従来のパイルに近い反射特性になり、40μを超えるとパイルが大きすぎるため、微細なキラキラ感が得られない。
【0010】
このパイル6は全体として三角柱状であるときは、平面部7の幅として10乃至40μに相当するおよその太さを求めると0.37〜6.00デニール程度に該当する。
【0011】
パイル6を他の形状、たとえば四角柱以上の多角柱にするとデニール値は増加するが、パイルの嵩はそれほど増加しない。
【0012】
本発明に使用するパイルの材質にはとくに制限はないが、入手が容易であるなどにより好ましい材料としては、ナイロン6、ナイロン6,6などの各ナイロンの他、レーヨン、ポリエステルなどが挙げられる。その製造は、樹脂に着色剤を添加し、これを押出成形などにより棒状とし、上記のサイズにカットすることにより行われる。また、パイルは光の反射のために黒、濃紺、深緑などの深い色調に着色されているものが好ましいが、これらの色調に限定されるものではなく、赤などの鮮色や素材自体の色調のものとしてもよい。
【0013】
本発明の塗料は、前記の配合比率として用いると、1コートで所定の厚みの塗膜が形成できるので、従来の2コート方法に比べて著しく生産性を高めることができる。さらに軟質の下塗りコート層がないので、パイルの沈み込みがなく、パイルの起毛性の観点からも優れている。もちろん必要に応じて下塗り層を形成することもできる。その場合においても、前記平面部を有するパイルの効果は損なわれることはない。
【0014】
本発明の塗料は、塗装を要する物に対して適用され、とくに制限なく適用できるが、内装品、中でも自動車用内装品の外観を向上するのに好適である。
【0015】
塗装方法についてもとくに制限はないが、スプレー塗装が好ましい。スプレー塗装には前記のデニール値の三角柱状のパイルが特に適合する。上記デニール値をこえる三角柱状のパイルを用いた場合、スプレーガンの塗料通路の流れを悪化させ、目詰まりなどを発生するおそれがあり、量産には適さない。こうした点からも前記パイルの平面部の幅は10〜40μが好ましい。
【0016】
本発明の塗料を塗布した製品の塗膜中においては、パイルは全体として塗料に濡れて互いに面同志かつ/または縁同志が当接して互いの上になって起毛状をなし、または下になって起毛パイルを支えるとともに、交差点で塗料により接合される。したがって、パイルは外観上塗膜中に明確に認められ、好ましい起毛塗装を形成することができる。
【0017】
また図3のように光線の当たり角度により特定の角度で反射光が生ずるから、乗員の視点の移動や車輌の旋回などによって光線の角度がかわる場合に、メタリック調のキラキラ感が得られる。従来(図5)の円柱状パイルでは得られなかった、優れた効果を奏する。
【0018】
このような優れた外観の形成は、パイルが周面に平面部を有することが重要であって、その形状は三角柱に限定されるものではなく、四角柱以上の多角柱、平面部と曲面部とを含む、例えば図6のような断面であっても、または長さ方向に螺旋状などの緩やかに変化する面であってもよく、単純筒状面でない特定の入射光線に対して所定方向に反射光線(帯)を形成すればよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明をさらに具体的に説明するため、自動車用内装品の一例としてコンソールボックスのフィニッシャーを採り上げる。
【0020】
図4はコンソールボックス1のフィニッシャー2の斜視図である。このフィニッシャーは、変速レバー10を挿通させる第1の枠部3と小物類を格納するボックス部4を囲むように形成された第2の枠部5などからなり、第2の枠部はインスツルメントパネル上面に向って緩やかなカーブを描いて立上るように第1の枠部3に角度をなして連続する。このフィニッシャー2表面は、本発明の塗料によりビロード調の塗装で加飾される。
【0021】
この塗装のための塗料は、ポリウレタン樹脂分15〜50重量%、好ましくは20〜30重量%、酢酸エチルなどの溶剤20〜80重量%、前記黒色の略三角柱状パイル5〜30重量%を含むもので、これを2〜3kgf/cm2の圧縮エアを供給したスプレーガンにより40〜20μの塗膜厚でABS樹脂で成形されてなるフィニッシャー2の基材上に塗布した。
【0022】
塗装されたフィニッシャー2の部分断面図を図2に示す。図2に示すように、塗料の樹脂分8がフィニッシャー2の表面に密着し、全体としてパイル6全体を濡らすように薄く包むとともに、樹脂分8がパイルの互いに重なる部分を結合させ、起毛状を形成する。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の塗料は配合されるパイルが周面に平面部を有することにより、その光学的効果により、塗膜においてキラキラとした感じを呈し、視覚的に高級なファブリック調を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗料に配合するパイルの説明図。
【図2】本発明の塗料を塗布して形成した製品表面の塗膜の説明図。
【図3】本発明の塗料に配合するパイルの光学的効果の説明図。
【図4】本発明の塗料を塗布したフィニッシャーの説明図。
【図5】従来の形状のパイルでは光が散乱される状態を説明する図。
【図6】本発明の塗料に配合するパイルの別の形状の説明図。
【符号の説明】
2 フィニッシャー
6 パイル
7 平面部
8 塗膜(樹脂分)
【発明の属する技術分野】
本発明は、見栄えのよいファブリック調のソフトな外観を付与することができるパイルを含む塗料、およびそれを塗布した製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
基材にポリウレタン系下塗り塗料を塗布後、その上に末乾燥状態でパイルを含んだラッカー系塗料をスプレー塗装してなるパイル起毛層を有するファブリック調成形製品は、すでに公知である(特開平1−164642号公報)。これは、これまで植毛面(ファブリック面)の形成が静電植毛技術により行われていたのを、この技術が高価な設備を要する等の問題があるため、簡易化したというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法にも問題がある。すなわち、下塗り後、パイルを含有する塗料で上塗りを行う2コート方式で行われるため、生産性が低く、また、下塗り後、その未乾燥状態で上塗りするがそのタイミングのズレ、あるいは下塗りの膜厚の不均一性などにより製品の起毛性に影響が現われ、望ましい起毛塗装が困難である。さらに、使用するパイルは通常円柱状であるため、図5に示すように、光線の入射に対して曲面状のパイル側周面で光線が散乱するためパイルが視覚的に目立たず、見栄えの点でも十分な効果(ソフト感)を発揮するには至らないという問題もある。
【0004】
そこで、本発明は、こうした実情の下に、塗膜において視覚的にパイルが目立ち塗膜面にキラキラした感じを付与することができ、製品表面が全体的によりファブリック調を呈してソフトな感じを形成する塗料および該塗料で塗装されたファブリック調の製品を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討した結果、塗料に添加するパイルの形状を工夫することによりその光学的特性を改善し、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明に至った。
【0006】
すなわち、本発明は、
(1)パイルを含む塗料であって、該パイルは周面に少なくとも一つの略平面部を有することを特徴とする塗料、
(2)パイルが長さ0.1〜2.0mm、その周面の平面部の幅が10〜40μである前記(1)記載の塗料、
(3)パイルが断面多角形状を有する略角柱状をなす前記(1)記載の塗料、(4)以下の(a)〜(c)を含む塗料
(a)ポリウレタン樹脂15乃至50重量%
(b)溶剤20乃至80重量%
(c)長さ0.1乃至2.0mm、周面に略平面部を有し、該平面部の幅が10乃至40μであるパイル5乃至30重量%、
(5)前記(1)乃至(4)記載の塗料を塗布した製品、
に関する。
【0007】
本発明の塗料は、特定形状のパイルを含有することが重要であり、それにより塗膜中のパイルをキラキラと輝くように目立たせて、塗膜に対して視覚的によりファブリックな(織布のような)ソフトな感じを付与するものである。したがって、塗料を構成する他の成分である樹脂、着色剤、溶剤、分散剤その他通常塗料に使用されている配合剤については特に制限されるものではない。
【0008】
しかし、樹脂成分としてはたとえば、ポリウレタン系樹脂が好ましい。樹脂分は固形含量として15〜50重量%、好ましくは20〜30重量%で使用される。また、希釈溶剤としては、たとえばキシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、プロピレングリコール、モノメチルエーテルアセテートなどを1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。溶剤は20〜80重量%で使用される。
【0009】
本発明に使用するパイル6は、図1にその一例として示すように、その周面に少なくとも一つの略平面部7を有することが重要である。好ましくはパイルの断面が三角形、四角形など多角形状を有し、略角柱状を形成していることが望まれる。パイルの長さは、たとえば0.1〜2.0mm、また、前記平面部の幅は、10〜40μが好ましい。10μ未満では所定の反射特性が得られず、円柱状の従来のパイルに近い反射特性になり、40μを超えるとパイルが大きすぎるため、微細なキラキラ感が得られない。
【0010】
このパイル6は全体として三角柱状であるときは、平面部7の幅として10乃至40μに相当するおよその太さを求めると0.37〜6.00デニール程度に該当する。
【0011】
パイル6を他の形状、たとえば四角柱以上の多角柱にするとデニール値は増加するが、パイルの嵩はそれほど増加しない。
【0012】
本発明に使用するパイルの材質にはとくに制限はないが、入手が容易であるなどにより好ましい材料としては、ナイロン6、ナイロン6,6などの各ナイロンの他、レーヨン、ポリエステルなどが挙げられる。その製造は、樹脂に着色剤を添加し、これを押出成形などにより棒状とし、上記のサイズにカットすることにより行われる。また、パイルは光の反射のために黒、濃紺、深緑などの深い色調に着色されているものが好ましいが、これらの色調に限定されるものではなく、赤などの鮮色や素材自体の色調のものとしてもよい。
【0013】
本発明の塗料は、前記の配合比率として用いると、1コートで所定の厚みの塗膜が形成できるので、従来の2コート方法に比べて著しく生産性を高めることができる。さらに軟質の下塗りコート層がないので、パイルの沈み込みがなく、パイルの起毛性の観点からも優れている。もちろん必要に応じて下塗り層を形成することもできる。その場合においても、前記平面部を有するパイルの効果は損なわれることはない。
【0014】
本発明の塗料は、塗装を要する物に対して適用され、とくに制限なく適用できるが、内装品、中でも自動車用内装品の外観を向上するのに好適である。
【0015】
塗装方法についてもとくに制限はないが、スプレー塗装が好ましい。スプレー塗装には前記のデニール値の三角柱状のパイルが特に適合する。上記デニール値をこえる三角柱状のパイルを用いた場合、スプレーガンの塗料通路の流れを悪化させ、目詰まりなどを発生するおそれがあり、量産には適さない。こうした点からも前記パイルの平面部の幅は10〜40μが好ましい。
【0016】
本発明の塗料を塗布した製品の塗膜中においては、パイルは全体として塗料に濡れて互いに面同志かつ/または縁同志が当接して互いの上になって起毛状をなし、または下になって起毛パイルを支えるとともに、交差点で塗料により接合される。したがって、パイルは外観上塗膜中に明確に認められ、好ましい起毛塗装を形成することができる。
【0017】
また図3のように光線の当たり角度により特定の角度で反射光が生ずるから、乗員の視点の移動や車輌の旋回などによって光線の角度がかわる場合に、メタリック調のキラキラ感が得られる。従来(図5)の円柱状パイルでは得られなかった、優れた効果を奏する。
【0018】
このような優れた外観の形成は、パイルが周面に平面部を有することが重要であって、その形状は三角柱に限定されるものではなく、四角柱以上の多角柱、平面部と曲面部とを含む、例えば図6のような断面であっても、または長さ方向に螺旋状などの緩やかに変化する面であってもよく、単純筒状面でない特定の入射光線に対して所定方向に反射光線(帯)を形成すればよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明をさらに具体的に説明するため、自動車用内装品の一例としてコンソールボックスのフィニッシャーを採り上げる。
【0020】
図4はコンソールボックス1のフィニッシャー2の斜視図である。このフィニッシャーは、変速レバー10を挿通させる第1の枠部3と小物類を格納するボックス部4を囲むように形成された第2の枠部5などからなり、第2の枠部はインスツルメントパネル上面に向って緩やかなカーブを描いて立上るように第1の枠部3に角度をなして連続する。このフィニッシャー2表面は、本発明の塗料によりビロード調の塗装で加飾される。
【0021】
この塗装のための塗料は、ポリウレタン樹脂分15〜50重量%、好ましくは20〜30重量%、酢酸エチルなどの溶剤20〜80重量%、前記黒色の略三角柱状パイル5〜30重量%を含むもので、これを2〜3kgf/cm2の圧縮エアを供給したスプレーガンにより40〜20μの塗膜厚でABS樹脂で成形されてなるフィニッシャー2の基材上に塗布した。
【0022】
塗装されたフィニッシャー2の部分断面図を図2に示す。図2に示すように、塗料の樹脂分8がフィニッシャー2の表面に密着し、全体としてパイル6全体を濡らすように薄く包むとともに、樹脂分8がパイルの互いに重なる部分を結合させ、起毛状を形成する。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の塗料は配合されるパイルが周面に平面部を有することにより、その光学的効果により、塗膜においてキラキラとした感じを呈し、視覚的に高級なファブリック調を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗料に配合するパイルの説明図。
【図2】本発明の塗料を塗布して形成した製品表面の塗膜の説明図。
【図3】本発明の塗料に配合するパイルの光学的効果の説明図。
【図4】本発明の塗料を塗布したフィニッシャーの説明図。
【図5】従来の形状のパイルでは光が散乱される状態を説明する図。
【図6】本発明の塗料に配合するパイルの別の形状の説明図。
【符号の説明】
2 フィニッシャー
6 パイル
7 平面部
8 塗膜(樹脂分)
Claims (5)
- パイルを含む塗料であって、該パイルは周面に少なくとも一つの略平面部を有することを特徴とする塗料。
- パイルが長さ0.1〜2.0mm、その周面の平面部の幅が10〜40μである請求項1記載の塗料。
- パイルが断面多角形状を有する略角柱状をなす請求項1記載の塗料。
- 以下の(a)〜(c)を含む塗料
(a)ポリウレタン樹脂15乃至50重量%
(b)溶剤20乃至80重量%
(c)長さ0.1乃至2.0mm、周面に略平面部を有し、該平面部の幅が10乃至40μであるパイル5乃至30重量%。 - 請求項1乃至4記載の塗料を塗布した製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03494798A JP3786779B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 塗料および塗装した製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03494798A JP3786779B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 塗料および塗装した製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11228910A JPH11228910A (ja) | 1999-08-24 |
JP3786779B2 true JP3786779B2 (ja) | 2006-06-14 |
Family
ID=12428372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03494798A Expired - Fee Related JP3786779B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 塗料および塗装した製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3786779B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP03494798A patent/JP3786779B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11228910A (ja) | 1999-08-24 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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