JP3784569B2 - 印刷パターン形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IC等の電子部品を搭載する基板に導通パターンを形成する印刷パターン形成部品及びパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IC等の電子部品を搭載する基板には導通パターンが形成される。従来の基板は、ベーク材、ガラエポ材、ガラス材、セラミック材等の材質の基板を使ってその基板上に導通パターンを形成する。
【0003】
この形成方法としては、代表的な作り方として次の2通りの方法が挙げられる。その1つの形成方法は、基板に金属蒸着を施し、エッチングによって導通パターンの形状を形成し、そのパターンの上に導電性の良い金属メッキを施して導通パターンを得る方法である。
【0004】
ここでのエッチングは、先ず、金属蒸着を施した基板上にレジスト膜を形成し、導通パターン形状を形成したネガフィルム(又はポジフィルム)を使って写真露光方法で導電パターン以外の形状部分のレジスト膜を溶解し、剥離液でもってレジスト膜を完全に除去する。次に、エッチング液でもってレジスト膜の無い部分の蒸着膜を剥離する。そして、最後に、パターン形状に付着しているレジスト膜を除去してパターン形状の蒸着膜を出現させる。
【0005】
そして、このパターン形状の蒸着膜上に無電解メッキ方法で金属メッキを施して導電性の良い導通パターンを形成するものである。
【0006】
この方法は、高い温度をかけないのでプラスチック含有の基板等でも製作出来、比較的安いコストで製作出来るものである。しかしながら、パターン幅やパターン間隔等の寸法精度面で温度変化に影響される写真フィルム等を使用すること等から数μmの誤差範囲に収めるような高精度のパターン形成は難しく、また、パターンの幅やパターン間隔が50μm前後の寸法が求められるような微細パターン形成も難しい。
【0007】
次に、2つ目の形成方法は、基板上に導電性金属粉を分散したインクでパターンをスクリーン印刷し、焼成工程を経て樹脂分を蒸発させると同時に金属粉を基板上に焼き付け、その焼き付けた金属粉上にメッキを施して導電パターンを得る方法である。
【0008】
この方法は、高温処理が入るのでセラミック等の材料を使った基板に利用され、樹脂の含有した基板には利用出来ない。この方法は、高度な耐湿性が求められて錆が発生しないパターンや強固なパターンが求められる場合に利用される。しかし反面、印刷方法で行われることからして精度面で良いものが得られず、また、微細なパターンを作ることにも問題がある。
【0009】
上記したスクリーン印刷でパターンを形成する方法は、従来は次の様にして形成している。その概要を説明する。先ず、スクリーン印刷版の作成は、乳剤を塗ったスクリーン印刷版の上部に導電パターンの形状をしたポジフィルム(又はネガフィルム)を配設し、紫外線を上側より照射する。フィルムの導電パターン形状部の所は紫外線を透過して印刷版に照射し、印刷版の乳剤を溶解する。溶解した乳剤が無い部分はパターン形状に形成され、印刷版に乳剤が付着している部分はパターン形状以外の部分になる。
【0010】
次に、印刷方法は次の様にして行われる。載品台の上に印刷部品を載置固定する。その上に枠に固定したスクリーン印刷版が印刷部品の印刷面と一定の隙間を持って配設される。印刷版上にインクを載せ、スキージでもって印刷版を押圧しながらインクを掻く。印刷版を押圧しながらインクを掻くと版が撓むと共に、インクが乳剤が付いていないパターン部の編み目から下に押し出されて、印刷部品の印刷面に付着する。印刷版のパターン以外の所は、乳剤が付いているためインクが下に押し出されることはない。
【0011】
このように、スキージで印刷版を押圧しながら印刷するため、版が伸びたりして寸法が精度良く出ない。また、押圧力のバラツキ、版の撓み量のバラツキ等によってインクの押し出される量にバラツキが発生し、更に、印刷面と版の隙間のバラツキも重なって印刷の厚みや幅、位置等の寸法精度に更なる影響を及ぼし、寸法精度の高いパターンがなかなか得られない。また、特に微細なパターンになってくると、メッシュ線径の影響(通常、最小パターン幅はメッシュ線径の3倍必要と言われている)を受け、今のところ、50μm前後の寸法が要求される微細パターンに適合出来るようなスクリーンメッシュは得られない。また、印刷時にインクのにじみ等も発生すること等からも、微細パターンになってくるとにじみ出たインクが隣接するパターンに接続したりして導電不良等の致命的問題も発生し易い。
【0012】
更に、近年では、超LSI−ICを使った電子部品が非常に多く現れている。そして、軽薄短小化と長寿命化が求められ、精度の良い微細パターン形成が求めらている。
【0013】
そこで、これらの諸問題及び要望に対応するために、本出願人は次のような2つの対応策を行った。その第1の対応策の概要について説明する。図4は、導通パターンが形成された印刷パターン形成部品の平面図、図5は、図4のA−A線断面図、図6、は図4のB−B線断面図、図7は、導通パターン形状部品の部分拡大断面図である。
【0014】
図4〜図6において、印刷パターン形成部品10は、基板11と、この基板11に形成された複数の凸部面11aの上面平坦部11bに設けられた複数の導通パターン12とで構成されている。基板11は、材料がアルミナで出来ており、アルミナ粉末を樹脂バインダーに分散されて射出成形し、高温で脱脂して樹脂分を蒸発させ、残ったアルミナ粉末を高温で焼成して焼き固めて成形したものである。
【0015】
この基板11は導通パターン形状部に当たる所の凸部面11aがパターン本数分形成されており、その凸部面11aの上面平坦部11bは平坦な面が一直線上になるように形成されている。この凸部面11aの形状は、成形金型に形状が彫られており射出成形するとこの凸部形状が略出来上がってくるものである。脱脂、焼成工程を経ると大きさが全体的に収縮し、完成形状が出来上がる。この複数の凸部面11aの上面平坦部11bは、下面11cと平行にするために研磨を行って、更なる表面平坦化と一直線化を施している。
【0016】
この凸部面11aの上面平坦部11bは、求める導通パターンと全く同じ大きさ、同じ形状に仕上げられる。この凸部面11a以外の部分、即ち、凸部と凸部の間の溝部11d、中央部11e、四隅の平坦部11fは、凸部面11aの上面平坦部11bより一段下がって逆に凹部を形成している。
【0017】
この凸部及び凹部の形状・寸法は、成形型の製作精度、後述する印刷の膜厚等によって規制を受けるが、凸部面11aの上面平坦部11bの幅mは金型製作精度から少なくとも略50μmが必要とされる。この面は印刷インクが載れば良いので更に小さくても良く、金型製作が可能で有れば更に幅を縮めることができる。次に、隣接する凸部の間隔nは金型上はかなり小さい寸法まで可能であるが、小さいとインクがそこに付着してしまう。印刷しようとする厚みも影響を受けるが少なくとも略30〜40μmまで小さくすることは可能である。次に、凹部の深さhは、インクが底部に付着しない程度の深さが必要で、少なくとも略50μm必要とされる。また、この凸部はできれば直角に起立するように極力鋭角になるように形成するのが好ましい。射出成形ではどうしても抜角が必要となるが、極力抜角を小さくして凸部の起立角が極力鋭角にするのが好ましい。これは、インクを印刷した時に表面張力の関係でその表面が丸くなるが、鋭角になっているとインクが丸くなりやすく、溝に流れ難くなるからである。また、若しインクが溝ににじんで流れ込んでも凸部の側壁面を通って凹部底面に至ることになるが、距離が長くなることから隣のパターンインクと接続することは生じ難い。
【0018】
以上の様な形成方法の基で、部品に導電パターン形状を形成すれば、その寸法精度は数μmの誤差範囲に形成できる。
【0019】
次に、導電パターン12は、上記形成した凸部面11aの上面平坦部11b上に印刷、焼成、メッキの工程を経て形成される。これらの工程を簡単に説明すると、本実施の形態では、モリブデン(Mo)−マンガン(Mn)粉末を含有したペーストでスクリーン印刷法で上面平坦部11bにペーストを印刷し、その後、高温焼成で樹脂分を蒸発させると共にモリブデン−マンガン粉末を基板に焼き付けた後、その焼き付けた金属の上にニッケルメッキ、金メッキを施して完成の導通パターンを得る。
【0020】
ここで、スクリーン印刷装置を使って、印刷パターン形成部品のパターン形成方法について説明する。
【0021】
図8は、スクリーン印刷する印刷装置の配置図、図9は、スクリーンメッシュの部分拡大断面図、図10は、スクリーンメッシュの斜視図である。図8において、載品台30上の所定位置に被印刷部品11(基板)が固定載置されている。その上方にスクリーン印刷版20が被印刷部品11と所定の隙間tを持って配設されている。
【0022】
スクリーン印刷版20は、図9〜図10に示すように、十字型に編み込んだ網(スクリーンメッシュ)に乳剤22aが塗られてその乳剤22aが固まった部分22と、乳剤22aが全く塗られないでスクリーンメッシュがそのまま現れた部分21とを形成したものである。この乳剤22aを塗るのは載品台30にインク(ペースト)が付着して汚れ発生を防止するためである。乳剤22aを全く塗らない部分21は被印刷部品11の大きさより少し広めに形成する。このスクリーン印刷版20は、被印刷部品11の丁度真上に乳剤22aを全く塗らない部分21が配設されるようにセッテングされる。
【0023】
次に、図11は印刷状態を説明する説明図である。インク40をスクリーン印刷版20の上に載せ、スキージー50で押圧しながらインク40を掻いていくと、乳剤22aが塗られていない部分21の所ではインク40が網の隙間から下方に押し出されて被印刷部品11の凸部面11aの上面平坦部11bに接触し、上面にインク40aが載る。一方凹部11dの所は隙間が大きいため凹部底に届かず、スクリーン印刷版20の裏面に押し出された状態でインク40bが付着する。このような印刷方法の基では、スクリーン印刷版20の裏面に付着したインクは一回一回拭き取らねばならないが、非常に精度の良いパターンを形成することができる。
【0024】
また、このような印刷方法を取れば、スクリーン印刷版のメッシュの大きさに余り影響を受けない。通常、スクリーン印刷ては印刷パターンの形状、寸法により最適な印刷版のメッシュを選定する。しかし、この印刷方法では凸部面の上面平坦部にインクを載せれば良いだけなので、メッシュの大きさは差程限定されない。ただ、メッシュの粗いものを使用するとインクの押し出し量が多くなるので、凹部に付着する危険が生じる。この辺、隣接する凸部の間隔や凸部の高さ(凹部の深さ)等を考慮の上選定することが好ましい。
【0025】
ところが、上記した第1の対応策において、次のような問題点を有していた。即ち、印刷版と印刷部品との隙間t(図8参照)を一定の隙間に設定するが、印刷部品の(総厚寸法の)バラツキによってこの隙間が1ケ1ケ違ってくる。また、スキージで押圧しながら掻く時の押圧のバラツキによって印刷版の撓み量も変わり、これらのバラツキ具合が重なって、図12に示す様に、(a)印刷物印刷面へのインクの載り量が多かったり、(b)少なかったり、(c)極端に少なかったりしてその量が変わっていくる。このインクの載り量が、焼成してモリブデン−マンガン粉末を印刷面に焼き付いた時、その焼き付け厚みにバラツキを発生させる。場合によっては印刷幅の大小のバラツキに迄影響することも生じる。この様なことが生じると、最終的にはパターン幅やパターン厚みの均一性、パターンの電気抵抗値に影響を及ぼし、耐久性を悪くする要因になる等の問題が発生した。
【0026】
そこで、本出願人は第2の対応策を行った。その概要について説明する。図13は、スクリーン印刷版の斜視図、図14は、スクリーン印刷装置の配置図、図15は、印刷状態を示す説明図である。印刷パターン形成部品については前述(図4〜図7)した部品と同様であるので説明は省略する。異なる点のみについて説明する。
【0027】
図13〜図15において、図8と異なる所は、スクリーン印刷版20に乳剤22aを厚く塗った点である。スクリーン印刷版20の印刷面(乳剤22aが塗られていない部分21)以外に形成した乳剤22aが固まった部分22の乳剤厚みTを一定の寸法に厚くし、乳剤22aを厚く塗るためにスキージ50で押圧しながらインク40を掻くと、印刷版20は撓むが、印刷版20に形成した乳剤22aの下面22bが載品台30の上面30aに当接し、先ずはこれ以上の撓みは発生しない。次に、乳剤22aの無い部分を掻いて印刷部品11の印刷面に印刷を施すが、印刷版20にストッパーが掛かっているために(図15参照)印刷部品11の有る範囲での印刷版20の撓み量は非常に小さく押さえられると共にその撓み量のバラツキも小さく押さえられる。
【0028】
この時、印刷部品11は乳剤22aの下面22bより奥まった位置にセットされることになるが、印刷版20の下面21bと印刷面(上面平坦部)11bとの隙間が一定の隙間になる様にセッティングすれば良い。
【0029】
上記した様な印刷方法を取ることによって、印刷版の撓み量を一定の量に規制できるので、印刷部品の印刷面に載るインク量をバラツキ少なくすることが出来る。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した第2の対応策においては次の様な問題がある。即ち、図16(a)に示す様に、印刷部品11の上面平坦部11bの面積が小さい場合は、表面張力の作用でインク40aが丸まった形状を示す。また、図16(b)の様に、上面平坦部11bの面積が大きい場合は、中央部が薄くなって外周部が丸まった形状を示す。この状態で焼成すると、モリブデン−マンガン粉末の焼き付いたときの状態は、図16(a)に対応して図17(a)の様にMo−Mn焼付層40cは中央部が厚くなり外周部が薄くなる。また、図16(b)に対応して図17(b)の様に中央部が薄く、外周部が厚くなる。この状態でこの上にメッキを施すと、この形状に沿ってメッキが重なるので、仕上げパターン形状に凹凸の出来たものになる。このことは、電気抵抗のバラツキを発生したり、載品電子部品の組立ずらさを起こす新たな問題が発生した。
【0031】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、パターン面積の大小にかかわらずパターン形状に形成した上面平坦な凸面部にインクを印刷方法で載せるだけで精度の良い微細パターンを形成する印刷パターン形成方法を提供するものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明における印刷パターン形成方法は、印刷部品に、印刷パターン形状に上面平坦な凸部面を予め形成し、印刷パターン形状を形成していないスクリーン印刷版の印刷面以外に形成した乳剤が固まった部分の乳剤厚みを所定の厚みに設定し、印刷版上をスキージで掻くとき、乳剤下面が印刷部品をセットした載品台に当接して一定以上の印刷版の撓みの発生を防止すると共に、一方、印刷部品は乳剤の下面より中に押し込んだ状態で印刷版の印刷面との間に所定の隙間を設け、前記印刷版上をスキージで掻きインクを全域においてスクリーンメッシュを通し、前記印刷部品の凸部平坦面のみにインクを載せた後、このインク層を加圧手段により加圧し平坦化したことを特徴とするものである。
【0033】
また、前記インク層の内部が柔らかく、外表面が乾燥して粘着性が無くなった状態で加圧することを特徴とするものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明における印刷パターン形成方法について説明する。図1〜図3は、本発明の実施の形態に係わり、図1は、印刷部品の上面平坦部に載せたインク層を加圧する前の状態、図2は、加圧後の状態、図3は、焼成後のそれぞれの断面図である。
【0035】
印刷部品11の上面平坦部11bに微細な精度のパターンを形成する方法については、前述した第1の対応策で説明した。また、パターンを形成するために印刷面へのインクの載りを均一にする方法については、同様に第2の対応策で説明したので説明は省略する。
【0036】
図1において、印刷部品11の上面平坦部(印刷面)11bに略30μm位の厚さにインク(インク層)40aの外表面は表面張力の関係で中央部の丸まった形状に形成される。そこで、加圧手段として加圧具60の下面60aの平坦面でインク層40aの上面を加圧する。
【0037】
前記インク層40aを加圧する時は、インク層40aの内部が柔らかく、外表面が乾燥して粘着性が無くなった時に加圧するのが最適である。
【0038】
図2において、加圧されたインク層40bは平坦になり、モリブデン−マンガン粉末の分散分布は均一化される。このように加圧されたインク面40bが平坦になったものを焼成すると、図3に示すように、モリブデン−マンガン粉末が焼き付き、Mo−Mn焼付層40cの均一な面が形成される。
【0039】
以上述べた様に、均一な厚みで平坦になった焼付層40cの面上にメッキを施すと均一なメッキ厚面が形成され、電気抵抗もバラツキの非常に少ない導通パターンが得られる。また、当然ながら複数あるパターン面が一直線上になって平坦化しているので、搭載部品の落着きも良く、組立作業が非常に楽になる。
【0040】
【発明の効果】
前述したように、本発明の構成により、パターン面積の大小にかかわらず、パターン形状に形成した印刷部品の印刷面(上面平坦な凸面部)に均一なメッキ厚面が形成され、精度の良い微細パターンを形成することができる。超LSI−ICを使った電子製品にも対応できる精度の良い微細パターン形成が可能な印刷パターン形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるインク層を加圧前の状態を示す印刷部品の断面図である。
【図2】図1の加圧後の印刷部品の断面図である。
【図3】図1の焼成後の印刷部品の断面図である。
【図4】図1の導通パターン形状が形成された印刷パターン形成部品の平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5の導通パターン形状部品の部分拡大断面図である。
【図8】図4の印刷パターン形成部品のパターン形成方法を示すスクリーン印刷装置の配置図である。
【図9】図8のスクリーンメッシュの部分断面図である。
【図10】図8のスクリーン印刷版の斜視図である。
【図11】図8の印刷状態を説明する説明図である。
【図12】図11の印刷面へのインクの載り量を示す説明図である。
【図13】図10の他のスクリーン印刷版の斜視図である。
【図14】図13のスクリーン印刷版をセットした印刷装置の配置図である。
【図15】図14の印刷状態を示す説明図である。
【図16】図15の印刷面へのインクの載り量を示す印刷部品の部分拡大断面図である。
【図17】図16の焼成後の印刷部品の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10 部品
11 基板(被印刷部品)
11a 凸部面
11b 上面平坦部
11c 下面
11d 溝部
12 導通パターン
20 スクリーン印刷版
21 乳剤が塗られていない部分
21a スクリーンメッシュ
22 乳剤が塗られ固まった部分
22a 乳剤
22b 乳剤下面
30 載品台
30a 載品台上面
40 インク
40a インク層
40b 加圧されたインク層
40c Mo−Mn焼付層
50 スキージ
60 加圧具
60a 加圧具下面
m 凸部の上面の幅
n 隣接する凸部の間隔
h 凹部の深さ
T 乳剤厚み

Claims (2)

  1. 印刷部品に、印刷パターン形状に上面平坦な凸部面を予め形成し、印刷パターン形状を形成していないスクリーン印刷版の印刷面以外に形成した乳剤が固まった部分の乳剤厚みを所定の厚みに設定し、印刷版上をスキージで掻くとき、乳剤下面が印刷部品をセットした載品台に当接して一定以上の印刷版の撓みの発生を防止すると共に、一方、印刷部品は乳剤の下面より中に押し込んだ状態で印刷版の印刷面との間に所定の隙間を設け、前記印刷版上をスキージで掻きインクを全域においてスクリーンメッシュを通し、前記印刷部品の凸部平坦面のみにインクを載せた後、このインク層を加圧手段により加圧し平坦化したことを特徴とする印刷パターン形成方法。
  2. 前記インク層の内部が柔らかく、外表面が乾燥して粘着性が無くなった状態で加圧することを特徴とする請求項1記載の印刷パターン形成方法。
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