JP3784153B2 - 含水率の計測方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、含水率の計測方法に関し、特に、単位容積中の水容積の比率で示される計測対象材料中の含水率を計測するための含水率の計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設工事の施工や品質の管理を行う上で、例えば土中の含水率の変化や、コンクリート中の硬化過程における含水率の変化を測定する必要があるが、試料を採取しないでこれらの材料中の含水率を確認することは困難である。
【0003】
一方、このような材料中の含水率を試料を採取することなく連続的に計測する手段として、材料中に一対の電極を離して配置し、かかる電極間の抵抗値を介して、材料中の含水率を計測する方法が採用されている。すなわち、この方法は、電極間に存在する材料中の導電物質である水の絶対量の変化により、電極間の電気抵抗が変化する性質を利用し、予め求められている計測対象材料と同質の材料の各含水率と電気抵抗との相関関係に、計測された電極間の抵抗値をあてはめることにより、計測対象材料中の含水率を求めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法によれば、材料中の水の量が減少してくると、電極間の電気抵抗値が著しく増加するため、例えば5%程度以下の含水率の計測を行う場合は、計測誤差が大きくなって正しい含水率を計測することが困難になるという課題があった。
【0005】
また、計測対象材料の温度が変化すると、異なった電気抵抗値が計測されることになるので、精度良く含水率を求めることができなくなるという課題があった。
【0006】
さらに、電極間に均質に材料が存在しない場合、例えば材料がコンクリートやモルタルであって電極間に容積の大きい骨材などが存在する場合には、電気抵抗値が増加することになるので、正確な含水率を求めることができなくなるいう課題があった。
【0007】
そこで、この発明は、以上の問題点に着目してなされたもので、試料を採取することなく、含水率を計測すべき位置において計測対象材料中の含水率を容易に計測することができるとともに、小さい含水率の場合でも正しい値を求めることのできる含水率の計測方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
また、この発明は、計測対象材料の温度変化に追随して精度良く含水率を求めることのできる含水率の計測方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
さらに、この発明は、電極間を均質に保持して正確な含水率を求めることのできる含水率の計測方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するためになされたもので、その要旨は、単位容積中の水容積の比率で示される計測対象材料中の含水率を計測する位置に、一対の電極を配置し、該電極間に電圧をかけて両電極間に所定の電荷を充電した後、該充電した電荷を放電させて、前記電極間の残留電圧の経時的変化を計測し、該計測された残留電圧の経時的変化を、予め求められている、計測対象材料と同質の材料中の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、前記計測対象材料中の含水率を計測する含水率の計測方法であって、
前記一対の電極の間に、不導体からなる連続空隙を有し、計測対象材料の最大含水率と同等の空隙率を備えた多孔質材料を介在させた状態で、前記一対の電極を前記計測対象材料中の含水率を計測する位置に配置することを特徴とする含水率の計測方法にある。
【0011】
また、この発明の計測方法は、前記電極間の残留電圧の経時的変化を計測する際に、前記計測対象材料の温度を計測し、前記同質の材料中の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて計測された前記計測対象材料中の含水率を、予め求められている、前記同質の材料の各温度と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、前記計測対象材料中の含水率を温度補正するようにすることが好ましい。
【0013】
そして、この発明の含水率の計測方法によれば、含水率を計測すべき計測対象材料と同質の材料の含水率を種々に変化させて、予め含水率が判明している複数の試料を作成し、各含水率の同質材料中に、一対の電極を配置し、この電極間に電圧をかけて両電極間に所定の電荷を充電した後、この充電した電荷を放電させ、各含水率における電極間の残留電圧の経時的変化を計測して、各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係を、予め例えばキャリブレーションすなわち較正曲線として求めておく。
【0014】
ここで、電極間に存在する含水状態の材料は、コンデンサにおける1種の誘導体を構成し、その放電特性は、同一の条件下において一定の経時的変化特性を示すため、前記含水率を計測すべき計測対象材料と同一条件下、同様の品質を有する材料を用いて同一の電圧を負荷したサンプルから、各含水率の経時的変化特性を予め計測しておくことができる。
【0015】
そして、実際に材料中の含水率の計測を行う際には、当該計測対象材料中の含水率を計測する位置に、一対の電極を配置し、この電極間に電圧をかけて両電極間に所定の電荷を充電した後、該充電した電荷を放電させて、前記電極間の残留電圧の経時的変化を計測するとともに、この計測された残留電圧の経時的変化を、上記予め求められている同質材料の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、計測対象材料から計測された経時的変化と一致する残留電圧の経時的変化を示す同質材料の含水率から、当該材料中の含水率を求めることになる。さらに、前記一対の電極の間に介在するようにして、不導体からなる連続空隙を有する多孔質材料を設けるようにしたので、この多孔質材料は、計測対象材料中における水分の拡散現象によって計測対象材料と同様の含水率を有することになるとともに、一対の電極の間に固形物質が介在するのを回避して、電極間を均質に保持することになる。
【0016】
また、この発明の含水率の計測方法は、計測対象材料に配置した電極間の残留電圧の経時的変化を計測する際に、この計測対象材料の温度を計測しておけば、計測された当該温度における含水率を、予め求められている、同質の材料の各温度と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめることにより、前記計測対象材料中の含水率を容易に温度補正することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。この実施形態にかかる含水率の計測方法は、単位容積中の水容積の比率で示される含水率を計測する計測対象材料として、コンクリート中の含水率を計測するものである。
【0019】
そして、この実施形態の計測方法に用いる計測装置8は、図1に示すように、硬化前の流動性を有するコンクリート9中に配置された、一対の電極2a,2bからなるセンサ2と、この一対の電極2a,2bと被覆導線1を介して接続するデータロガー11とからなり、このデータロガー11は、一対の電極2a,2bの端子部を直流電源部4に接続する第一のリレー3と、残留電圧を測定するための電圧計6に接続する第二のリレー5とを含み、第一のリレー3及び第二のリレー5の接点は、一方が閉じると他方が開いてそれぞれの回路を交互に開閉することができるようになっているとともに、電圧計6と並列して抵抗7が接続され、放電時におけ負荷を与えることにより電圧の減少を抑制して、安定した残留電圧の測定値が得られるようになっている。
【0020】
また、このデータロガー11は、計測されたデータを保存する機能を備え、例えば数十ミリSEC毎に残留電圧を自動的に読み取ってその計測結果を記録することができるようになっている。
【0021】
一方、センサ2は、図2に示すように、直径6mm程度、高さ10mm程度、厚さ0.5mm程度の大きさの両端面が開口する筒状の塩化ビニル製のチューブ12の内周面に沿って、一対の電極2a,2bを対向配置するとともに、被覆導線1をチューブ12の外部に延長し、また、チューブ12の内部に、例えばセラミックやガラスなどの不導体からなる連続空隙を有する多孔質材料13を充填することによって構成されている。
【0022】
従って、センサ2を構成する一対の電極2a,2bの間には、均質な多孔質材料13が介在することになる。なお、かかる多孔質材料13は、計測対象材料であるコンクリート9の最大含水率と同等の空隙率を備えていることが好ましく、また、空隙径は、セメント粒子が多孔質材料13中に入って来ないように、セメント粒子径よりも小さくしておくことが好ましいが、必ずしもこのような空隙率や空隙径とする必要はない。
【0023】
また、この実施形態の計測方法によれば、上述の計測装置8の他に、コンクリート9の温度を測定する温度計10が用いられることになる。
【0024】
そして、この実施形態の計測方法によれば、測定対象となるコンクリート9と同質のコンクリートの含水率を種々に変化させて、予め含水率が判明している複数の試料を作成し、これらのコンクリート試料に対して、上述の計測装置8及び温度計10を用いて、電極間に電圧をかけて所定の電荷を充電した後、充電した電荷を放電させるとともに、残留電圧の経時的変化を計測し、またこのときのコンクリートの温度を計測して、当該コンクリートの各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係や、各温度と残留電圧の経時的変化との相関関係を、予め例えば図3や図4に示すような較正曲線として求めておく。
【0025】
すなわち、図3によれば、横軸に時間Tを、縦軸に電圧Vをとって、各含水率のコンクリート試料について、例えば数秒から数分程度の所定時間T1で、両電極2a,2b間に電圧V1をかけて充電した後、放電を開始して、残留電圧の時間的変化をプロットしてゆくと、計測結果は、各々放電開始時点から右下がりの曲線を描いてゆくことになるとともに、含水率の大きな試料の曲線の方が、含水率の小さな試料の曲線よりも、交差することなく上方に位置することになる。
【0026】
一方、図4によれば、横軸に含水率Wを、縦軸に電圧Vをとって、各含水率、各温度のコンクリート試料について、例えば図3における、放電開始時点から数秒〜数分の時間T2後の残留電圧をプロットしてゆくと、計測結果は、各々右上がりの曲線を描いてゆくとともに、温度の大きな試料の曲線の方が、温度の小さな試料の曲線よりも、交差することなく上方に位置することになる。
【0027】
そして、この実施形態の含水率の計測方法によれば、打設されたコンクリート中の含水率を実際に計測するには、まず、当該コンクリート中の含水率を計測する位置に、計測装置8のセンサ2を埋設配置する。
【0028】
なお、上述のコンクリート試料の場合も同様であるが、かかるセンサ2をコンクリート中に埋設する際に、これを予め水に浸漬して多孔質材料13の空隙内部を全て水で満たしてから設置することにより、この空隙内部の水は拡散現象により周囲のコンクリート中に拡散して、計測対象であるコンクリートと同様の含水率を有することになるので、この多孔質材料13の含水率を計測することによって、コンクリート中の含水率が求められることになる。
【0029】
そして、計測対象たるコンクリート9中にセンサ2を埋設設置したら、データロガー11の第一のリレー3を接続して、センサ2の一対の電極2a,2b間を充電するとともに、上述のコンクリート試料の場合と同様に、充電開始後、時間T1が経過したら、第一のリレー3の接点を開くとともに第二のリレー5の接点を閉じれば、充電が停止されると同時に、両電極2a,2b間に溜められた電荷は抵抗7による負荷の下で逐次放電され、かかる放電に伴う一対の電極2a,2b間の残留電圧の経時的変化が、電圧計6によって計測され、この計測結果がデータロガー11に記録されることになる。
【0030】
また、かかる計測時におけるコンクリートの温度もまた、温度計10によって計測されることになる。
【0031】
そして、この実施形態の含水率の計測方法によれば、このようにして計測された残留電圧の経時的変化を、コンクリート試料を用いて予め求められている、図3に示すコンクリート中の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、計測対象である打設されたコンクリート9中の含水率を計測する。
【0032】
すなわち、データロガー11に記録されている残留電圧の計測結果をプロットしてゆけば、放電開始時点から右下がりの曲線が得られ、この曲線と一致あるいは近似する図3の曲線を有するコンクリート試料の含水率から、当該計測対象のコンクリート中の含水率が容易に求められることになる。
【0033】
なお、放電開始後に残留電圧を計測すべき時間を例えばT2として予め決めておき、T2後に計測された計測対象のコンクリートの残留電圧を、予め求められているT2後に計測された各コンクリート試料の残留電圧の値と比較して、この残留電圧と一致あるいは近似する残留電圧を有するコンクリート試料の含水率から、当該計測対象のコンクリート中の含水率を求めることもできる(例えば図3において、T2後の残留電圧がV2の場合含水率W1が、T2後の残留電圧図V3の場合含水率W2が各々計測されることになる。)。
【0034】
また、この実施形態の含水率の計測方法によれば、残留電圧を計測する際のコンクリート9の温度を計測して、計測対象のコンクリート9の含水率の温度補正を、図4に示す較正曲線を用いて容易に行うことができる。
【0035】
すなわち、放電開始から時間T2後に計測された残留電圧V2から、図3の較正曲線に基づいて得られた温度t1の計測対象のコンクリート9の含水率W1は、図4の較正曲線のうち温度t1に対応する曲線上に乗ることになるが、求めたい含水率が、温度t2における含水率である場合には、残留電圧V2の値を横軸と平行に延長して温度t2に対応する曲線との交点における含水率W2を得ることにより、温度t1における含水率W1を、温度t2における含水率W2に容易に温度補正することが可能になる。
【0036】
そして、この実施形態の含水率の計測方法によれば、計測対象のコンクリート9中に一対の電極2a,2bを配置して、この電極2a,2b間の残留電圧の経時的変化を計測することにより、試料を採取することなく、含水率を計測すべき位置において計測対象材料中の含水率を容易に計測することができるとともに、含水率の多少にかかわらず正しい含水率を求めることが可能になる。
【0037】
なお、この発明は、上記実施形態の実施の態様のものに限定されるものではなく、各請求項に記載された構成の範囲内において、種々に変更して採用することができる。例えば、この発明は、コンクリートに限定されることなく、セメントペーストやセメントモルタルの他、地盤改良材や土壌、工業用スラリー、食品材料等、含水状態にある種々の材料に対して採用することができる。
【0038】
また、一対の電極2a,2b間に容積の大きな固形物質が介在するおそれがない場合には、必ずしもこれらの間に多孔質材料13を設けてコンクリート中に設置する必要はない。
【0039】
さらに、残留電圧を計測する手段としては、データロガー11の他、T熱電対やK熱電対等の熱電対や、ペンレコーダー等を使用することもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、この発明の含水率の計測方法は、計測対象材料中の含水率を計測する位置に、一対の電極を配置し、この電極間に電圧をかけて両電極間に所定の電荷を充電した後、充電した電荷を放電させて、電極間の残留電圧の経時的変化を計測し、計測された残留電圧の経時的変化を、予め求められている、計測対象材料と同質の材料中の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、計測対象材料中の含水率を計測するので、試料を採取することなく、含水率を計測すべき位置において計測対象材料中の含水率を容易に計測することができるとともに、小さい含水率の場合でも正しい値を容易に求めることができる。また、一対の電極の間に介在するようにして、不導体からなる連続空隙を有する多孔質材料を設けるようにしたので、電極間を均質に保持して正確な含水率を容易に求めることができる。
【0041】
また、この発明の含水率の計測方法は、計測対象材料に配置した電極間の残留電圧の経時的変化を計測する際に、この計測対象材料の温度を計測しておけば、計測された当該温度における含水率を、予め求められている、同質の材料の各温度と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめることにより、計測対象材料中の含水率を容易に温度補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る含水率の計測方法に用いる装置の構成を示す説明図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る、電極を備えたセンサの構成を示す斜視図である。
【図3】コンクリートの各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係を示すチャートである。
【図4】コンクリートの各温度と残留電圧の経時的変化との相関関係を示すチャートである。
【符号の説明】
1 被覆導線
2 センサ
2a,2b 電極
3 第一のリレー
4 直流電源部
5 第二のリレー
6 電圧計
7 抵抗
8 計測装置
9 コンクリート(計測対象材料)
10 温度計
11 データロガー
13 多孔質材料

Claims (2)

  1. 単位容積中の水容積の比率で示される計測対象材料中の含水率を計測する位置に、一対の電極を配置し、該電極間に電圧をかけて両電極間に所定の電荷を充電した後、該充電した電荷を放電させて、前記電極間の残留電圧の経時的変化を計測し、該計測された残留電圧の経時的変化を、予め求められている、計測対象材料と同質の材料中の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、前記計測対象材料中の含水率を計測する含水率の計測方法であって、
    前記一対の電極の間に、不導体からなる連続空隙を有し、計測対象材料の最大含水率と同等の空隙率を備えた多孔質材料を介在させた状態で、前記一対の電極を前記計測対象材料中の含水率を計測する位置に配置することを特徴とする含水率の計測方法。
  2. 前記電極間の残留電圧の経時的変化を計測する際に、前記計測対象材料の温度を計測し、前記同質の材料中の各含水率と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて計測された前記計測対象材料中の含水率を、予め求められている、前記同質の材料の各温度と残留電圧の経時的変化との相関関係にあてはめて、前記計測対象材料中の含水率を温度補正することを特徴とする請求項1に記載の含水率の計測方法。
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