JP3782434B2 - 電磁放射補助摩擦溶接 - Google Patents

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Description

1)発明の分野
本発明は摩擦溶接に関し、詳細には電磁放射を用いて摩擦溶接中に熱を与える装置および装置に関する。
2)従来技術の説明
摩擦溶接は、当該技術分野において知られているように、工具と1つ以上の構造部材からなる加工物間に摩擦力を発生させ、構造部材内に塑性化領域を形成している。その塑性化領域において、構造部材は塑性化され、混合され、冷却されることによって、摩擦溶接接合部が形成されるようになる。従来の一つの方法によれば、工具は回転可能なシャンクとピンを備える摩擦攪拌溶接工具のような回転工具である。シャンクとピンは回転され、ピンが構造部材の1つまたは隣接する構造部材間の界面内に付勢されることになる。ピンが回転すると、そのピンと構造部材間に生じた摩擦が構造部材を加熱し、塑性化領域を形成するようになる。その塑性化領域において、構造部材の材料は塑性化するが、通常は溶融しない。ピンの回転運動はその塑性領域において構造部材の材料を混合している。ピンは、構造部材内または界面に沿って直進移動し、線状の摩擦攪拌溶接接合部を形成することになる。従来の他の方法によれば、摩擦溶接工具は回転せずに往復動するように構成されている。
摩擦溶接は強靭かつ信頼性の高い溶接接合部を形成することができ、かつ鋼、チタン、アルミニウム、およびそれらの合金を含む種々の材料、特にアーク溶接のような他の溶接法では接合が困難な材料にも適用することができる。従って、摩擦溶接は、ネジ、ボルト、リベットなどの締付具を用いる接合法や他の溶接法に代わる接合法である。しかし、摩擦溶接の速度、従って、費用効果は、構造部材内において工具を直進移動させる速度によって制限される。工具を余り迅速に直進移動させると、工具と構造部材間に生じた摩擦熱は構造部材を十分に塑性化させることができず、溶接接合部の品質を劣化させることになる。従って、工具を直進移動させる速度は摩擦熱を工具と構造部材間に生成させるのに必要な速度を超えることができない。
構造部材に付加的な熱を与え、摩擦溶接工具によって生じた摩擦熱を補足する摩擦溶接法が提案されている。例えば、電流を構造部材内に流し、構造部材を抵抗加熱する方法、あるいは誘導加熱器またはレーザを用いて構造部材を加熱する方法が知られている。しかし、これらの方法において、構造部材を加熱する効率は、個々の構造部材の特性に依存することになる。例えば、構造部材の抵抗、インダクタンス、および表面反射によって、抵抗加熱、誘導加熱、およびレーザ加熱によって生じる加熱量がそれぞれ影響される。さらに、加熱は溶接接合部の近傍の領域に限らず、構造部材の広い領域に影響を及ぼすことがある。この領域は、通常、「熱影響部」と呼ばれている。熱影響部には、加熱による材料特性の劣化、例えば、脆化が生じることになる。付加的な加熱によって生じた広い熱影響部は、溶接接合部の品質を低減させ、本来の材料特性を回復させるために付加的な処理を必要とする。
従って、種々の材料内に強靭かつ信頼性の高い溶接接合部を形成することができる摩擦溶接装置および方法が必要とされている。これらの装置および方法は、摩擦溶接工具と構造部材間に生じる摩擦熱を補足し、最大溶接速度を増すように構造部材を加熱するように構成されるべきである。また、これらの装置と方法は、異なる構造部材を同じように加熱し、かつ加熱がそれらの構造部材の特定の領域に偏らないように構成されるべきである。
本発明では、少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置を提供している。この装置は、シャンクとそのシャンクに接続されるプローブを備えている。プローブは、シャンクによって少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接するように作動されている。シャンクおよびプローブの少なくとも1つは、吸収面およびその吸収面から延長されるキャビティを画成している。吸収面は、電磁放射源(electromagnetic radiation source)から電磁放射を受け、プローブを加熱している。吸収面は電磁放射源から受ける電磁放射の方向に対して内側におよび/または傾斜して配置されるとよい。また、吸収面は、湾曲および/または円錐状であるとよい。本発明の一つの態様によれば、プローブは吸収面内を貫く少なくとも1つの開口を有し、電磁放射は、キャビティからこの開口内を伝播して構造部材に入射している。
また、装置は吸収面を照射し、プローブおよび構造部材を加熱する電磁放射源を備えているとよい。電磁放射源は、光源または高周波源であるとよい。また、光ファイバケーブルまたは導波管が電磁放射を吸収面に向かって導くために設けられるとよい。キャビティは、プローブの長手方向に沿って延長され、電磁放射源は電磁放射をプローブの長手方向に沿って放射するように構成されるとよい。
本発明の一つの態様によれば、プローブは、摩擦攪拌溶接ピンからなり、装置はシャンクに回転可能に連結される回転可能なアクチュエータを備えている。回転可能なアクチュエータは、シャンクをプローブの長軸を中心として回転させている。本発明の他の態様によれば、プローブは、摩擦攪拌溶接ブレードからなり、装置はシャンクに往復動可能に連結される往復動可能なアクチュエータを備えている。
本発明では、さらに少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する方法を提供している。この方法は、少なくとも800℃の温度で塑性化する材料からなる少なくとも1つの構造部材を準備する段階を備えている。摩擦溶接プローブは、少なくとも1つの構造部材内に付勢され、少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接するように作動されている。プローブと熱的に通じているシャンクの吸収面は、光または高周波のような電磁放射によって照射され、プローブを加熱している。例えば、光は吸収面に対して傾斜した方向に沿って導かれるとよい。少なくとも1つの構造部材は、少なくとも800℃の温度に加熱されるとよい。
本発明の一つの態様によれば、プローブは、その長軸を中心にして回転する摩擦攪拌ピンであり、電磁放射は、ピンに向かってピンの長軸に沿って導かれている。他の態様によれば、プローブは少なくとも1つの構造部材によって画成される界面内で往復動する摩擦攪拌溶接ブレードである。
本発明を総括的な用語を用いて説明したが、添付の図面によって本発明はさらに明らかになるであろう。なお、図面は必ずしも一定の尺度に基づいて描かれていない。
以下、本発明の好適な実施例が示されている添付の図面に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本発明は、多くの異なる形態で実施可能であり、ここに述べる実施例に制限されると解釈されるべきではない。これらの実施例は、その開示内容を明確かつ完全なものとし、当業者に本発明の範囲を十分に理解せしめるためになされたものである。なお、全ての図面を通して同一の参照番号は同一の構成要素を示すものとする。
図1は、本発明の一つの実施形態による摩擦溶接工具10を示している。摩擦溶接工具10は、シャンク20およびそれに取り付けられるプローブ22を備えている。プローブ22は、例えば、摩擦攪拌溶接ピンで形成されている。後述するように、プローブ22は、内部吸収面32を備えている。内部吸収面32は、少なくともシャンク20内を延長するキャビティ26の一部を画成している。図示するように、吸収面32は、光ファイバケーブル56を介して伝播方向54に延長するビーム経路52に沿って導かれる電磁放射、例えば、光を受けるように構成されている。
図2に示すように、摩擦溶接工具10は、2つの構造部材60および62を接合するように構成されている。構造部材60および62は、互いに当接され、それらの間に界面(interface)64が形成されるように位置決めされている。図示の実施例において、構造部材60および62間の界面64は、プローブ22の長軸と平行に位置しているが、構造部材60および62が他の配置であってもよい。例えば、構造部材60および62は、互いに重ねられ、界面64がプローブ22の長軸と略直交する方向に延長し、プローブ22が界面64を介して第1構造部材60内に延長し、少なくとも部分的に第2構造部材62内に突出するように配置されてもよい。
本発明の摩擦溶接工具10を用いることによって、どのような数の構造部材60および62も接合することができる。構造部材60および62は、種々の材料、例えば、鋼、チタン、アルミニウム、およびそれらの合金から形成されていてもよい。また、構造部材60および62は、異なる材料、特に従来の非摩擦溶接技術を用いて接合させることが困難または不可能な異なる材料の組合せから形成されていてもよい。さらに、構造部材60および62は、高温で塑性化される材料、従って、従来の摩擦溶接によれば通常その溶接速度が制限されるような材料から形成されていてもよい。例えば、構造部材60および62の1つまたは両方は、チタンおよびある種の鋼のように少なくとも800℃の温度で塑性化する材料から形成されていてもよい。
シャンク20は、電動モータのようなアクチュエータ(図示せず)によって作動される駆動シャフト(図示せず)に接続されている。駆動シャフトは、シャンク20をプローブ22の長手方向に沿って付勢(urge)し、プローブ22を界面64内に付勢するように構成されている。構造部材60および62に対するプローブ22およびシャンク20の付勢力を受けるために、平台40のような裏当て部材が構造部材60および62の反対側に配置されるとよい。この構成によって、構造部材60および62が付勢力によって変形するのを防ぐことができる。駆動シャフトは、シャンク20およびプローブ22を方向46に示すように回転させ、シャンク20およびプローブ22を方向44に示すように界面64に沿って直進移動させるように構成されている。プローブ22を回転させながら界面64内を直進移動させると、プローブ22と構造部材60および62間の摩擦が熱を生じ、この熱が界面64の近くの構造部材60および62の材料を塑性化し、材料の塑性化領域を形成するようになる。この材料の塑性化領域は、プローブ22によって混合される。塑性化された材料が冷却によって硬化すると、構造部材60および62を接続する摩擦溶接接合部66が形成されることになる。なお、従来の摩擦溶接はトーマスらに付与された米国特許第5、460、317号において検討されている。この特許の全体は引用によって本明細書の一部をなすものとする。
シャンク20およびプローブ22は、個別の部材として形成した後に接合されてもよいし、単一の一体部材として形成されてもよい。これらのシャンク20およびプローブ22は、種々の材料から形成することができる。好ましくは、少なくともプローブ22は難融性材料、すなわち、高温摩擦溶接中に溶融しない材料から形成されるとよい。また、好ましくは、プローブ22は高硬度および耐摩耗性を有しているとよい。例えば、プローブ22および/またはシャンク20は、タングステン、モリブデン、チタン、ニッケル、鋼、それらの合金、単結晶または多結晶ダイヤモンド、あるいはニッケル基超合金(nickel-based superalloys)から形成され、好ましくは、高い作動温度において強靭であるとよい。さらに、プローブ22は、例えば、耐摩耗性を向上させ、または摩擦特性を改善するために、蒸着(vapor phase deposition)によって形成されるダイヤモンド膜のような皮膜が施されているとよい。プローブ22の外面は、溶接中にプローブ22と構造部材60および62間に所定の摩擦を生じるのに必要な粗さまたは滑らかさを有しているとよい。
電磁放射源、例えば、図2に示すような高強度光源(high intensity light source)は、電磁放射をキャビティ26内に伝達するように構成されている。高強度光源50は、レーザ、高輝度レーザダイオード、レーザダイオードアレイ、アークランプ、または高出力光ビームを伝達する他の装置からなるとよい。具体的に、高強度光源50は、2酸化炭素レーザ、1酸化炭素レーザ、ネオジウムドープ・イットリウムアルミニウムガーネット(Nd:YAG)レーザ、または高出力半導体ダイオードのような通常の工業用レーザからなるとよい。あるいは、高周波線(RF)のような他の電磁放射を伝達する電磁放射源であってもよい。電磁放射源から生じる電磁放射の量は、例えば、構造部材60および62の厚みおよび塑性温度に依存して選定されるとよい。例えば、高強度光源50は、約100から100、000ワットの範囲の電磁放射を生成するとよい。好ましくは、高強度光源50は、シャンク20および駆動シャフトから離れて配置され、高強度光源50からの光は1つ以上のミラーまたは他の反射面、中空チューブ、レンズ、光ファイバケーブル、光ダクト、または他の光誘導要素によってキャビティ26内に導かれている。しかし、高強度光源50または他の電磁波源は、必要に応じて、シャンク20および/または駆動シャフトと一体化されてもよい。
電磁波源からの電磁波を受けるキャビティ26は、少なくとも部分的にプローブ22の吸収面32を画成している。好ましくは、摩擦溶接工具10は、プローブ22の長軸がキャビティ26内を延長するように構成されている。さらに一つの実施例において、キャビティ26の中心を通る長軸に対してキャビティ26が線対称となるように、キャビティ26は配置されている。キャビティ26は、シャンク20内に延長し、吸収面32は、シャンク20に面するプローブ22の近位端に形成されてもよいが、代表的な実施例において、キャビティ26は、シャンク20のみならずプローブ22の少なくとも一部内にまで延長している。この代表的な実施例において、吸収面32は、図1および図2に示すように、プローブ22の内面に形成されている。図1および図2に示すように、キャビティ26は、プローブ22からプローブ開口30を介してシャンク20内に、さらにシャンク20を介してシャンク開口28に延長している。キャビティ26の断面寸法は概してシャンク20内におけるほうがプローブ22内におけるよりも大きいが、必要に応じて、キャビティ26は、シャンク20およびプローブ22内において同じ断面寸法を有していてもよい。キャビティ26の内面は、電磁放射を吸収するので、その吸収率を制御するように処理されるとよい。例えば、吸収面32の吸収性をキャビティ26の他の面の吸収性よりも高めるために、吸収面32は炭素基皮膜(carbon-based coating)、塗料、またはセラミックのような高吸収材料で被覆されるとよい。
高強度光源50は、少なくとも吸収面32を照射することによって、吸収面32、従って、プローブ22および構造部材60および62を加熱するように構成されている。好ましくは、吸収面32は、高強度光源50から受ける光の方向に対して傾斜しているとよい。例えば、吸収面32は、図1に示すような円錐凹状、または円錐凸状であるとよい。他の実施例として、吸収面32は、放物面のような曲面、光に対して傾斜する1つ以上の平面、または窪んだ面や粗面のような不規則な面からなるとよい。好ましくは、吸収面32を傾斜させることによって、高強度光源50に直接戻る吸収面32からの光の反射を低減させることができる。すなわち、吸収面32から反射した光は、キャビティ26の他の部分に導かれるようになる。例えば、図1の方向54に沿って導かれて円錐状の吸収面32によって部分的に反射した光は、主に吸収面32の他の部分に向かって反射し、その吸収面32の他の部分において部分的に吸収され、かつ再び部分的に反射するようになる。光の一部は、高強度光源50に戻るように反射するが、吸収面32から高強度光源50への直接的な一次反射を防いでいるので、その高強度光源50に戻る光の量は少なく、高強度光源50の加熱および損耗を低減させることができる。また、高強度光源50に向かって反射する前にキャビティ26内おいて生じる反射の回数を増やすことによって、吸収面32における光の加熱効果を向上させることができる。さらに、吸収面32は、高強度光源50から照射される光の方向に対して直交していないので、光はビーム経路52の断面よりも大きな吸収面32の面積の全体にわたって広がり、その結果、吸収面32の近傍のプローブ22への熱ストレスを低減することができる。また、吸収面32に高吸収処理を施し、高強度光源50に保護レンズを設け、または吸収面32に照射される光を散乱させることによって、高強度光源50を過剰な反射光から保護することができる。なお、キャビティ26からの光の漏れを防ぐために、シャンク開口28および/またはプローブ開口30の断面の寸法をキャビティ26の他の部分の断面の寸法よりも小さく設定してもよい。ミラー、レンズ、およびフィルタのような1つ以上の光学装置を用いて、吸収面32に入射する光の焦点、ビーム幅、散乱、およびコヒーレンスを調整することもできる。
図3に示す摩擦溶接工具10は、RF発生源からなる電磁放射源50aおよび摩擦溶接ブレードからなるプローブ22aを備えている。図2の切断装置10に関連して述べたように、RF発生源50aは、吸収面32を照射し、プローブ22aを加熱するように構成されている。同軸ケーブルまたは中空パイプからなる導波管56aは、発生源50aからのRF波をキャビティ26内にプローブ22aの吸収面32に向かって導く。RFレンズ58aは、RF波を矩形のプローブ開口30内に集束させる。プローブ22aは、構造部材60および62間の界面64内に挿入または付勢され、プローブ22aと構造部材60および62間に摩擦を生じるように往復運動し、構造部材60および62の材料を塑性化し、塑性化した材料を混合し、構造部材60および62を接合する溶接接合部66を形成する。工具10の駆動シャフトは、往復動可能なアクチュエータ(図示せず)に接続され、界面64内にプローブ22aを付勢し、プローブ22aを方向48に沿って回転させながら方向44に沿って直進移動させるように構成される。図示される工具10の長軸は、プローブ22aおよび界面64と平行に延長しているが、シャンク20、駆動シャフト、および光源50の1つ以上をプローブ22aに対して所定の角度だけ傾斜させて、例えば、直交させて配置してもよい。なお、当該技術分野において知られているように、プローブ22aを界面64に対して所定の角度だけ傾斜して配置させることもできる。
代表的な一つの作動法において、摩擦溶接工具10は、摩擦溶接接合部66を形成することによって2つの構造部材60および62を接合するために用いられる。構造部材60および62は、それらの間に界面64を形成するように配置されてから互いに付勢されるようになる。摩擦溶接プローブ22または22aは、例えば、それらのプローブ22または22aをその長手方向に沿って界面64内に付勢することによって構造部材60および62内に付勢される。摩擦溶接プローブ22または22aは、例えば、アクチュエータを用いて作動される。具体的には、アクチュエータによって、シャンク20およびプローブ22または22aは回転または往復動しながら界面64に沿って直進移動する。電磁放射源50または50aは、吸収面32に向かって電磁放射を放射し、その吸収面32を照射している。電磁放射源50または50aから吸収面32に入射する電磁放射は、吸収面32を加熱し、例えば、吸収面32とプローブ22または22a間の熱伝導によってプローブ22または22aの全体を加熱している。電磁放射からプローブ22または22aに与えられた熱エネルギーは、プローブ22または22aによって生成した摩擦熱を補足し、摩擦加熱のみによるよりも迅速に構造部材60および62を加熱することができる。その結果、塑性化された領域が迅速に構造部材60および62内に形成され、プローブ22または22aをそれらの構造部材60および62内においてより容易にかつプローブ22または22aのみによる摩擦加熱と比べてより迅速に直進移動させることができる。
上記の説明および関連する図面に基づく示唆によって、当業者は多くの変更例および他の実施例をなすことが可能であろう。従って、本発明は、ここに開示された具体的な実施例に制限されるものではなく、それらの実施例の変更例および付加的な他の実施例は添付の請求の範囲に包含されると理解すべきである。ここに用いられた用語は本発明を総称的かつ叙述的に説明するための用語であり、これらの用語によって本発明は制限されるものではない。
本発明の一つの実施例による摩擦溶接工具の透視図である。 本発明の一つの実施例によって2つの構造部材を接合する摩擦攪拌溶接接合部を形成するように構成された図1の摩擦溶接工具の透視図である。 本発明の他の実施例によって2つの構造部材を接合する摩擦溶接接合部を形成するように構成された往復動可能な摩擦溶接工具の透視図である。

Claims (22)

  1. シャンクと、
    前記シャンクに接続され、前記シャンクによって少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接するように作動されるプローブと
    を備え、
    前記シャンクおよび前記プローブの少なくとも1つが吸収面および前記吸収面から延長されるキャビティを画成し、前記吸収面が電磁放射を受けて前記プローブを加熱していることを特徴とする、少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  2. 前記シャンクに往復動可能に連結される往復動可能なアクチュエータをさらに備え、前記プローブが摩擦攪拌溶接ブレードであることを特徴とする、請求項1に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  3. 前記吸収面を照射し、前記プローブを加熱する電磁放射源をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  4. 前記電磁放射源が前記吸収面に光を導く光源であることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  5. 前記光源によって放射された光を前記吸収面に向かって導く光ファイバケーブルをさらに備えていることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  6. 前記電磁放射源が高周波を前記吸収面に導く高周波発生源であることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  7. 前記高周波源によって放射された電磁放射を前記吸収面に向けて導く導波管をさらに備えていることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  8. 前記キャビティが前記プローブの少なくとも一部を通って長手方向に沿って延長され、前記電磁放射源が電磁放射を前記プローブの長手方向に沿って放射していることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  9. 前記キャビティが前記シャンクを通って延長されていることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  10. 前記キャビティは、前記シャンク内よりも前記プローブ内においてより大きい断面寸法を有していることを特徴とする、請求項に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  11. 前記吸収面が前記電磁放射源から放射される電磁放射の伝播方向に対して傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  12. 前記吸収面が湾曲していることを特徴とする、請求項1に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  13. 前記吸収面が円錐状であることを特徴とする、請求項1に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  14. シャンクと、
    前記シャンクに接続され、内部吸収面を有し、前記シャンクと協働で前記吸収面に延長されるキャビティを画成するプローブと、
    前記シャンクおよび前記プローブを作動し、少なくとも1つの構造部材を溶接するように構成されたアクチュエータと、
    前記吸収面を照射して前記プローブを加熱するように構成された電磁放射源と
    を備え、
    前記キャビティが前記プローブの一部を通って長手方向に沿って延長され、前記電磁放射源が電磁放射を前記プローブの長手方向に沿って放射するように構成されていることを特徴とする少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  15. 前記プローブが摩擦攪拌溶接ブレードであり、前記アクチュエータが前記シャンクに往復動可能に連結される往復動可能なアクチュエータであり、前記アクチュエータによって前記摩擦攪拌溶接ブレードが該摩擦攪拌溶接ブレードと平行となる方向に往復動可能であることを特徴とする、請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  16. 前記電磁放射源が前記吸収面に光を導く光源であることを特徴とする、請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  17. 前記光源によって放射された光を前記吸収面に向かって導く光ファイバケーブルをさらに備えていることを特徴とする、請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  18. 前記電磁放射源が高周波を前記吸収面に導く高周波発生源であることを特徴とする、請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  19. 前記高周波源によって放射された電磁放射を前記吸収面に向けて導く導波管をさらに備えていることを特徴とする、請求項18に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  20. 前記吸収面が前記電磁放射源から放射される電磁放射の伝播方向に対して傾斜していることを特徴とする、請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  21. 前記吸収面が湾曲していることを特徴とする、請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
  22. 前記吸収面は円錐状であることを特徴とする請求項14に記載の少なくとも1つの構造部材を摩擦溶接する装置。
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