JP3779523B2 - 位置教示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は研削砥石等の加工具による加工、特に研削砥石による鋳物のバリ取り加工に用いて好適なワーク加工装置における位置教示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワークが鋳物の場合、湯口やバリを除去するバリ取り加工が不可欠であり、このようなバリを自動研削する加工装置が種々開発されている。
一例として、研削砥石等の加工具を所定の位置に回転自在に配置し、この加工具の近辺に鋳物を、相互に関節で連結された複数のアームで構成される駆動機構によって移動可能に配置し、鋳物を加工の処理手順にしたがって移動させて加工具に押し当て、バリ取りを行う加工装置がある。
そして、所要のバリ取り作業を行う前に、ワークの最適移動軌跡を決める、いわゆる教示(ティーチング)を行う。
この教示方法としては、加工装置に取り付けたワークを動かしてワークの被加工部分を加工具に当てながら位置を順次教示することで移動軌跡を入力する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようにワークを動かして教示する場合に、ワークを動かす手段として人が手で動かす場合と、加工装置自体を作動させて動かす場合の二つの方法があり、種々の条件を考慮して使い分けられている。
そして、加工装置自体を作動させてワークを動かす場合には、ワークの被加工部分が加工具と当接した場合、作業者が加工装置によるワークの移動を停止させない限り、ワークは指示された方向に強引に動こうとする。その結果、ワークや加工具、さらには加工具を支持する支持機構やワークを支持して動かすアームや駆動用モータに大きな負荷が加わり、これらを破損してしまう恐れがあるという課題がある。
【0004】
また、うまくワークを加工具に当接できた場合でも、ワークは加工装置によって所定の力で加工具に押し付けられた状態であるから、ワークを支持して動かすアーム等には機械的な歪み(撓みやバックラッシュ等)が生じており、アーム同士を連結する関節部分に配置された角度位置センサ(エンコーダ等で構成される)や関節間の機械的な寸法から計算されるワークの位置と、実際のワークの位置とに誤差が生じており、正確な位置教示が行えないという課題もある。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ワークや加工具やワークの駆動機構等に大きな負荷をかけず、また正確な位置を教示できる位置教示方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係る位置教示方法は、基台に設けた第1の回転軸を中心に第1の水平面内で回転する第1のアームと、該第1のアームを回転駆動する第1のモータと、前記第1のアームの先端部に設けた第2の回転軸を中心に第2の水平面内で回転する第2のアームと、該第2のアームを回転駆動する第2のモータと、前記第2のアームの先端部に設けられ、鉛直な第3の回転軸を中心に回転すると共に、ワークを保持するワーク保持手段と、該ワーク保持手段を回転駆動する第3のモータと、前記第1のアーム、前記第2のアームおよび前記ワーク保持手段をそれぞれ各前記モータを制御して回転させながら、前記ワークを予め記憶された位置に移動させることで、ワークの被加工部分を加工具に当接させて加工する制御部とを具備するワーク加工装置に対して前記軌跡上の位置を教示する位置教示方法において、前記制御部により各前記モータに流れる励磁電流を検出しながら各モータを動作させ、前記ワークを目標とする教示位置の手前から該教示位置に向けて移動させるステップと、前記ワークを前記教示位置に対応した前記加工具の表面に突き当てるステップと、各前記モータに流れる前記励磁電流の内の少なくとも一つが予め決められた規定値を越えた場合に、すべてのモータの励磁電流を一時的にオフにするステップと、該励磁電流のオフ中に、前記ワークを前記加工具に突き当てた際に加工具から各前記アームやモータに加わった反力と各アームやモータに生ずる機械的摩擦力とがバランスした状態での前記ワークの位置を目標とする教示位置として記憶するステップとを具備することを特徴とする。
【0007】
これによれば、ワークと加工具とが当接した後に、一時的に全てのモータの励磁電流がオフされるので、ワークと加工具との当接関係は維持したまま、ワークおよびワークを移動させていた各アームが若干後戻りし、アームに生じた歪みが解消若しくは軽減される。そしてこの状態で、各アーム間の角度やアーム長に基づいてワークの位置検出を行い、この検出位置を目標とする教示位置とすることができるので、従来のように各アーム等に生ずる歪みが大きい状態でワークの位置を検出して位置教示する場合に比べて、正確な位置教示が行えるようになる。また、ワークと加工具とが当接して少なくとも一つのモータの励磁電流が規定値を越えた時点で全てのモータの励磁電流がオフ状態となるから、ワークや加工具やワークを駆動するアームに過大な負荷が加わわることを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
まず、ワーク加工装置の一例として鋳物のバリ取り装置について説明する。
図1はバリ取り装置10の正面図、図2は平面図を示す。
11は加工具としての研削砥石、12はその回転軸の軸受、13は駆動用のモータ(駆動部)である。研削砥石11、軸受12、モータ13は基台14に砥石の回転軸が水平となるように支持されている。
【0009】
16は第1のアームであり、基部側で基台14に一体的に取り付けられ、基台14の前方側で、水平面内で回転しうるように設けられている。また第1のアーム16は移動手段により上下動可能となっている。すなわち図3に明確に示されるように、第1のアーム16はその基部側が、ボールネジ17によって上下動される移動体18に固定されて上下動される断面ほぼL字状をなすステー19に取り付けられている。すなわち、ステー19の下面側にはモータ(第1のモータ)20が取り付けられ、このモータ20の回転軸(第1の回転軸、図示せず)がステー19を貫通して上方に伸びており、この回転軸に第1のアーム16が固定されることにより、第1のアーム16は水平面内で回転する。
ステー19は両サイドを適宜なガイドによりガイドされることにより上下方向にのみ移動可能になっており、ボールネジ17を中心とする回転は規制される。
【0010】
モータ20にはエンコーダ(第1の位置検出手段)21が取り付けられていて、適当な基準位置からの第1のアーム16の回転位置が検出可能になっている。23は基台14に取り付けられたモータ(第4のモータ)であり、ボールネジ17を回転させる。24はボールネジ17の軸受であり、一例としてボールネジ17はこの軸受24に片持ち支持されている。もちろんボールネジ17は両持ち支持してもよい。
モータ23にもエンコーダ(第4の検出手段)25が取り付けられ、ボールネジ17の回転位置、したがって第1のアーム16の適当な基準位置からの上下の高さ位置が検出可能となっている。
【0011】
26は第2のアームであり、第1のアーム16の先端部上に第1のアーム16と平行な面(水平面)内で回転可能に設けられている。
すなわち、第1のアーム16の先端部下面側にはモータ(第2のモータ)27が取り付けられ、このモータ27の回転軸(第2の回転軸、図示せず)が第1のアーム16を貫通して上方に伸びており、この回転軸に第2のアーム26の基部側が固定されることにより、第2のアーム26がやはり水平面内で回転する。
モータ27にもエンコーダ(第2の検出手段)28が取り付けられ、第2のアーム26の適当な基準位置からの回転位置を検出しうるようになっている。
【0012】
第2のアーム26の先端部にはワーク保持手段30が取り付けられている。
このワーク保持手段30を図4により説明する。
31は下側挾持部、32は上側挾持部である。
下側挾持部31は、第2のアーム26の先端に取り付けられたステー33に取り付けられる。
ステー33下面にはモータ(第3のモータ)34が固定されており、このモータ34の回転軸(第3の回転軸、図示せず)がステー33を貫通して上方に伸びており、この回転軸に下側挾持部31が固定されている。この回転軸は第2のアーム26の回転平面と直交する方向、つまり鉛直方向に設けられている。したがって、下側挾持部31は第2のアームの回転平面(水平面)と平行な面内で回転軸を中心に回転する。
下側挾持部31には、種々の形状のワーク37を載置しうるように、ボルト38を含む締具により、ワーク載置用の治具39が交換可能に固定される。
モータ34にもエンコーダ(第3の検出手段)40が取り付けられ、ワーク37の適当な基準位置からの回転位置が検出される。
【0013】
上側挾持部32は治具39との間でワーク37を挾持して保持するものである。
43はその押圧桿であり、ボルトからなり、回動板44を貫通して回動板44に高さ調節可能に取り付けられている。すなわち、回動板44を挾む両ナットを緩めて回動板44に対する位置調節をし、その位置でナットを締めこむことにより回動板44に固定されている。
押圧桿43の下端には押圧子45が押圧桿43の軸線を中心に回転自在に固定されている。
【0014】
回動板44はほぼL字状をなす取付桿46に固定され、取付桿46はその基端において、第2のアーム26上に上方に向けて取り付けられた台47に軸48を中心として回動自在に軸着されている。また取付桿46の中途部にはトグル機構を構成するリンク49がその中途部において軸50により回動自在に軸着されている。リンク49の上端には、台47上に軸51を中心に揺動自在に取り付けられたシリンダ装置52のロッド52a端が軸53により相互に回動自在に連結されている。シリンダ装置52が駆動されてロッド52aが伸びると回動板44は図4上時針回転方向に回動し、治具39上に載置されているワーク37を押圧子45と治具39との間で強力に挟み込む。またロッド52aが縮退すると回動板44は図の破線位置まで上昇するよう回動し、ワーク37を交換しうるようになる。
【0015】
そして、上記のように構成されたバリ取り装置は、図1の制御部55に組み込まれている所定のプログラム(記憶手段に所定のワーク処理手順が記憶されている)に従い、動作する。
詳細には、制御部55は、第4のモータ23、第1のモータ20、第2のモータ27、第3のモータ34をそれぞれ駆動し、第1のアーム16の上下動、第1のアーム16、第2のアーム26の回転、下側挾持部31の回転を制御し、ワーク保持手段30に取り付けられているワーク37を研削砥石11に対して、上下動、水平面内での移動、軸線を中心とする回転をさせ、研削砥石11により湯口の切断、バリ取り等、所要の加工をするのである。
【0016】
本実施の形態の場合、図2の平面図から明らかなように、第1のアーム16、第2のアーム26は基台14の前方側の空間内で、基台14側から伸びて研削砥石11を巻込むように、研削砥石11の近くで回動するので、全体装置を小型に構成でき、空間効率に極めて優れる。あたかも作業者が、小型のワークを手にもち、研削砥石11の前に立ち、バリ取り作業をするのに似て、簡易に構成できるのである。これは、第1のアーム16の取り付けを、研削砥石11を支持する基台14に一体的に取り付け、基台14の前方空間を有効に利用するようにしたからに他ならない。従来のようにワークの加工具をワークの周囲で移動させる構成と比較して、空間効率が大きく異なるのである。
【0017】
次に、ワークの移動軌跡を構成する位置をワーク加工装置に教示する教示方法について、ワーク加工装置の制御系の構成と併せて説明する。
本実施の形態のワーク移動軌跡を決定する教示方法は基本的にワークを作業者が手で目標位置の近辺まで動かし、その後は教示操作盤(本実施の形態ではタッチパネル操作盤)を操作してワーク37を加工具(本実施の形態では研削砥石)11に向けて移動させ、ワーク37の被加工部分を加工具に当接することによって教示位置を教示する方法である。
【0018】
まず、制御部55の詳細な構成を図9を用いて説明する。
コンピュータ70は、制御部55の中核をなし制御部55全体の動作を統括制御する。
演算部72は、指令発生部72aと分配部72bとから構成される。この指令発生部72aは、コンピュータ70からの指令を受けて第1のアーム16、第2のアーム26や下側挟持部31を回転駆動する第1のモータ20、第2のモータ27、第3のモータ34の作動・停止指令を発生する。また、第1〜第3のモータ20、27、34の次に回転すべき目標位置を連続して演算し、順次出力する。
分配部72bは、指令発生部72aから出力されてくる各モータ20、27、34の目標位置をバッファすると共に、入力された順番で各モータ20、27、34に振り分けて出力する。
【0019】
モータ制御部74は、各アーム16、26や下側挟持部31を回転駆動する第1のモータ20、第2のモータ27、第3のモータ34毎に個別に設けられる。各モータ制御部74の構成は共通であり、一例として第1のモータ20のモータ制御部74で説明すると、エラーレジスタ76aとサーボ部76bとから成るサーボ制御部76と、アンプ78と、第1のモータ20に取り付けられたエンコーダ(一例としてPC:パルスカウンタで構成される)21と、サーボ部76bに対する電流制限値を記憶するメモリ82とで構成される。メモリ82に記憶された電流制限値は、その値自体を直接サーボ部76bに対する制限値としても良いが、実際には各アームが高速に動作している場合にはこのアームを駆動するモータに供給する励磁電流は大きくなり、低速に動作している場合には励磁電流は小さくなる。このため、電流制限値を固定値にする場合には、高速に動作している際の励磁電流を基準に決定せざるを得ないため、低速に動作している場合には励磁電流が電流制限値に達するまでの間に大きなギャップが生じ、励磁電流をオフにするタイミングが遅れてしまうというような課題が生ずる。このため、電流制限値を固定値とするよりも、アームの動作速度、つまりアームを駆動するモータの回転速度に応じて(一例として比例して)電流制限値を変更し、サーボ部78に対する電流制限値とすると良い。本実施の形態でもこの構成を採用している。
詳細には、エラーレジスタ76aは、分配部72bから入力された目標位置(第1のモータ20の回転子の回転位置で与えられる)と、現在のモータ20の回転位置とを比較し、相互の差やその差を無くすための回転方向を演算して求め、差に応じた量で、かつ回転方向に対応した極性の制御信号を生成し、サーボ部76bに出力する。また、エラーレジスタ76aは、目標位置と回転位置との差が予め決められた所定の範囲内になったときに、第1のモータ20が目標位置に達したことを示すインポジション信号が出力される。
【0020】
サーボ部76bは、エラーレジスタ76aからの制御信号を受けてモータ駆動用の励磁電流を発生する。また、この励磁電流とコンピュータ70で設定されてメモリ82に記憶された電流制限値とを常時比較しており、励磁電流が電流制限値を越えた場合にはトルク制限到達信号をコンピュータ70へ出力する。また、サーボ部76bはコンピュータ70からサーボOFF信号が入力された場合には強制的に励磁電流をゼロにする機能を有する。
アンプ78は、サーボ部76bから出力された励磁電流を、実際に第1のモータ20を駆動できるレベルにまで増幅する。
【0021】
第1のモータ20に取り付けられたエンコーダ21は、具体的には一例として第1のモータ20の回転軸に取り付けられたパルス発生器(PC)からのパルス数をカウントすることによって、第1のモータ20によって回転される第1アーム16の現在の回転位置、詳細には初期位置から変位回転角度を検出する機能を有する。なお、アブソリュートエンコーダを用いて回転位置を検出する構成でもよい。ここで検出された第1のアーム16の現在の回転位置は、分配部72bとエラーレジスタ76aに入力される。
以上がモータ制御部74(他のモータのモータ制御部との区別のため74aと表示する)の説明であり、第1のモータ20、第1のアーム16、エンコーダ21をそれぞれ、第2のモータ27、第2のアーム26、エンコーダ28と読み替えれば第2のモータ27に対するモータ制御部74bの構成となり、また第3のモータ34、下側挟持部31、エンコーダ40と読み替えれば第3のモータ34に対するモータ制御部74cの構成となる。
【0022】
ティーチング操作盤としてのタッチパネル操作盤56は、コンピュータ70に、ワーク37の移動方向を指示したり、移動指示や移動の停止指示を入力するためのものである。図5(a)は、第1のモータ20や第2のモータ27や第3のモータ34を動かしてワークを水平面内において移動させる際のタッチパネル操作盤56の表示画面であり、図5(b)は、モータ23を駆動し、第1のアーム16を上下動してワークを上下に移動させる際のタッチパネル操作盤56の表示画面である。
【0023】
タッチパネル操作盤56の各操作キーについて説明する。
図5(a)の「教示2YB」キーを操作すると、図5(a)の表示画面が図5(b)の表示画面に切替わる。同様に、図5(b)の「教示1XZA」キーを操作すると、図5(b)の表示画面が図5(a)の表示画面に切替わる。
図5(a)および図5(b)の「教示可」キーを操作すると、コンピュータ70からサーボOFF信号が出力されて、第1のモータ20や第2のモータ27や第3のモータ34に対する励磁電流が停止される。つまり、サーボ量がゼロになる。これにより、作業者は手で第1のアーム16、第2のアーム26および下側挟持部31を自由に動かしてワークを移動させることができる。
【0024】
図5(a)の「JOG有効」キーを操作すると、作業者が後述する図5(a)の「前+Z」キー、「後−Z」キー、「左−X」キー、「右+X」キー、や図5(b)の「上−」キーや「下+」キーを操作した際に、コンピュータ70から演算部72へ「JOG送り」信号が出力できる状態になる。つまり、「JOG有効」キーを操作してないと、「前+Z」キー等を操作しても、ワーク加工装置によってワークを移動させることができない。安全性の確保のためである。
図5(a)および図5(b)の「G04」キー、「G00」キー、「G01」キー、「F」キーは、コード選択キーである。
このうち、「G04」キーは、このキーを押した後に入力された数値が示す時間だけ、作業内容を記録したプログラムの実行を一時的に停止させる設定を行うものである。
また、「G00」キーは早送り移動指令キーであり、このキーを選択し、プログラム書込キーを押すことにより、サンプリング位置(プログラム中で指定された位置決めポイント)まで、第1のアーム16、第2のアーム26および下側挟持部31を早送りで移動させる。
「G01」キーは直線補間指示キーであり、このキーを選択し、プログラム書込キーを押すことにより、サンプリング位置間(プログラム中で指定された位置決めポイント間)が直線補間される。つまり、サンプリング位置間に亙ってワークがほぼ直線的に移動されるように教示される。
「F」キーは、直線補間されたサンプリング位置間の移動速度を指定する。
【0025】
図5(a)の「右転」キーと「左転」キーを操作すると、第3のモータ34に励磁電流が供給され、第3のモータ34がそれぞれ右方向、左方向に回転する。
図5(a)の「前+Z」キー、「後−Z」キー、「左−X」キー、「右+X」キーを操作すると、第1のモータ20、第2のモータ27および第3のモータ34に励磁電流が供給され、第1のアーム16、第2のアーム26および下側挟持部31を連携して作動させることによって、ワークを直線的に、かつワークの向きが一定の状態でそれぞれ、前後・左右に移動できる。
【0026】
図5(b)の「上−」キーや「下+」キーを操作すると、モータ23が駆動され、第1のアーム16が上下動される。
図5(a)および図5(b)の「低」キー、「中」キー、「高」キーは、「前+Z」キー等のワークを移動させるキーを操作した際のワークの移動速度(送りスピード)を設定する。
図5(a)および図5(b)の「変更」キーを操作すると、教示によって登録されたデータを上書き形式で変更することができる。「削除」キーを操作すると、教示によって登録したデータを削除することができる。
【0027】
図5(a)の「水平XZA」キーを操作すると、教示によって生成したデータの内、水平方向の移動に関するデータのみを動作プログラムとして登録する(書込む)ことができる。
図5(b)の「上下Y」キーを操作すると、教示によって生成したデータの内、垂直方向の移動に関するデータのみを動作プログラムとして登録する(書込む)ことができる。
図5(a)および図5(b)の「全軸XZAY」キーを操作すると、教示によって生成した全データ(水平方向の移動に関するデータおよび垂直方向の移動に関するデータ)を動作プログラムとして登録する(書込む)ことができる。
「操作」キーを操作すると、図示はしないが、手動操作についてのキーが表示される表示画面に切替えることができる。
【0028】
実際の教示手順について説明する。
ワーク37をワーク保持手段30に固定する。
ワーク37の加工部位の高さを研削砥石11の高さに、図5(b)の画面表示の状態で「上−」キーや「下+」キーを操作し、第1のアーム16を上下動させることにより設定する。このときの高さ位置データはエンコーダ25により検出されるボールネジ17の初期位置からの回転量で決定される。つまり、ボールネジ17のネジピッチが既知であり、このネジピッチと回転量とで第1のアーム16の高さ位置データが求められる。そして「上下Y」キー若しくは「全軸XZAY」キーを操作して、この高さ位置データが記憶手段に記録される。
【0029】
高さ位置が設定されると、次に「教示可」キーと「JOG有効」キーを交互に操作しながら、ワーク37を、人手とワーク加工装置により交互に動かし、図6に例示するワーク37の加工経路(S)に従い、この加工方向に複数のサンプリング個所a、b、c・・・順に順次サンプリング個所を研削砥石11に当接させて、必要なデータを検出し、教示をするのである。
すなわち、まず「教示可」キーを操作して各モータ20、27、34をサーボOFFとした後、図7(a)や図8(a)に示すように、ワーク37の被加工部分である個所aが研削砥石11に対向する位置まで、つまり目標とする教示位置の手前まで、ワーク37を手で、水平面内で回転する各アーム16、26や下側挟持部31を動かしながら移動する(ステップ100)。第1のアーム16は第1の回転軸Tを中心に水平面内で回転し、また第2のアーム26は第2の回転軸Uを中心に水平面内で回転し、さらに下側挟持部31(つまりワーク保持手段30)は鉛直な第3の回転軸Vを中心に回転することで、ワーク37は同一水平面内で任意の位置に移動できる。
【0030】
次に、「JOG有効」キーを操作して「前+Z」キー等の機能を有効にした後、これら「前+Z」キー等のワーク移動用のキーを操作して、ワーク37を目標とする教示位置に向けて移動させる(ステップ102)。
具体的には、「前+Z」キー等のワーク移動用のキーを操作し、コンピュータ70にワーク37を研削砥石11方向に移動させる旨の移動命令を入力する。コンピュータ70はこの入力を受けて、指令発生部72aにワーク37を指示された方向、つまり研削砥石11方向に移動させる旨のジョグ(JOG)送り指示を出す。指令発生部72aでは、この指示を受けると、ワーク37の個所aから研削砥石11方向に向かう直線を予め決められた単位距離で分割し、各単位距離の終点を目標位置とする各モータ20、27、34に対する目標位置を演算して求める。そして、求めた各モータ20、27、34に対する目標位置は分配部72bを介して各アーム16、26や下側挟持部31のモータ制御部74へ送出される。
そしてモータ制御部74では、目標位置とエンコーダ21、28、40で検出された現在位置とをエラーレジスタ76aで比較し、差分に応じた制御信号を出力する。サーボ部76bは制御信号に応じた励磁電流を発生させ、アンプ78がこれを増幅して各モータ20、27、34を回転駆動する。この動作は、各モータ制御部74で同時に行われる。その結果、ワーク37は単位距離ずつその個所aが研削砥石11に接近するように直線的に動く。
【0031】
そして、しばらくすると図7(b)や図8(b)に示すように、ワーク37と研削砥石11とが当接するが、各モータ制御部74のサーボ部76bの内の少なくとも一つが、その励磁電流が電流制限値に達したことを検出するまで、各モータ20、27、34の回転動作は停止せず、各アーム16、26や下側挟持部31はワーク37を移動させるように動こうとしている。
その結果、各モータ制御部74のサーボ部76bの内の少なくとも一つが、その励磁電流が電流制限値に達したことを検出した時点では、図7(c)や図8(c)に示すように、各アーム16、26に歪みが生じたり、また下側挟持部31が第2のアーム26に対して(鉛直線に対して)傾いたりした状態となる。従来では、この状態の時にワーク37の位置を教示していたため、各エンコーダ21、28、40によって検出される各アーム16、26や下側挟持部31を駆動する各モータ20、27、34の回転位置にずれが生じていた。
【0032】
そこで、本実施の形態では、各モータ制御部74のサーボ部76bの内の少なくとも一つが、その励磁電流が電流制限値に達したことを検出した時点で励磁電流を電流制限値にクランプすると同時に、このサーボ部76bがコンピュータ70に向けてトルク制限到達信号を出力する(ステップ104)。
これにより、ワーク37や研削砥石11やワーク37を移動させる各アーム16、26や下側挟持部31等に過度の力がかかるのを防止して、これら部材の損傷を防ぐことができる。
【0033】
トルク制限到達信号を受けたコンピュータ70は、指令発生部72aに対してジョグ送り信号をオフすると共に、全てのサーボ部76bに対して励磁電流を強制的に停止する旨のサーボオフ信号を出力する(ステップ106)。
これにより全モータ20、27、34がフリー状態となって、各アーム16、26や下側挟持部31に作用していたワーク37を研削砥石11に強制的に押し付けようとする力がなくなる。よって、図7(c)や図8(c)の状態から、図7(d)や図8(d)のように各アーム16、26や下側挟持部31が、研削砥石11から受ける反力と各アーム16、26や下側挟持部31間に生ずる機械的摩擦力とがバランスする状態にまで戻る(後戻りする)。図7(d)や図8(d)の状態になった場合でも、各アーム16、26や下側挟持部31等に生ずる機械的摩擦力が研削砥石11側に向かうバネ力となってワーク37に作用し、ワーク37の加工部分である個所aと研削砥石11とは適度な接触圧を維持した状態で接触した状態にある。
【0034】
そしてコンピュータ70は、この時の各エンコーダ21、28、40で読み取られた各モータ20、27、34の回転位置を取り込み、ワーク37の個所aに対する教示位置として一時記憶する(ステップ108)。最終的には、作業者が「水平XZA」キー若しくは「全軸XZAY」キーを操作することで動作用プログラムとして記憶される。
また、各モータ20、27、34の回転位置は同時に分配部72bにも入力され、分配部72bではこの際フォローアップ機能が働き、分配部72bから出力される目標位置として、この入力された回転位置が出力される。これにより、エラーレジスタ76aには、同じ2つの値を持つデータ(分配部72bからの目標位置とエンコーダ21、28、40からの回転位置)が入力されるため、インポジション信号がコンピュータ70に出力される。
コンピュータ70では、このインポジション信号を検出すると、サーボOFF信号の出力を停止して励磁電流が出力できる状態にサーボ部76bを戻し、タッチパネル操作盤56からの次の移動命令の入力待ちの状態となる(ステップ110)。
以上で、ワーク37の加工部分の個所aの位置教示動作が完了する。
【0035】
上記のようにして、順次ワーク37の他の加工部分である個所c、個所d、・・・の前記3軸の回転位置データ、およびコード選択キー62における設定データが記憶手段に記憶され、教示をすることができる。
もちろん、ワーク37の加工位置の高さ変動がある場合、「上−」キーや「下+」キーを操作しつつ、つまりワーク37の高さ位置データも変更しつつ、研削砥石11に対するワーク加工位置が常に所要位置になるように教示をすることができる。
【0036】
また上記実施の形態では、上記3軸とY軸方向への移動の、計4軸のワーク加工装置およびその教示について説明したが、例えばアームについても第1のアーム16、第2のアーム26ばかりでなく、3つ以上の複数のアームで構成してもよい(本発明では、第2のアーム以降の複数のアームを全て第2のアームとして定義する)等、種々の改変が可能である。
【0037】
また、本実施の形態のワーク加工装置は内部的には、第1のアーム16、第2のアーム26およびワーク保持手段30(具体的には下側挟持部31)がそれぞれの回転軸を中心として回転する、いわゆる極座標系で表されたデータに基づいて動作しているが、作業者が操作するタッチパネル操作盤56においては上述したように作業者が感覚的にわかりやすい直交座標系(X軸、Y軸、Z軸)で表される操作系で加工装置を操作できるようにしている。加工装置内部では、コンピュータ70が直交座標系データを極座標系データに変換している。
【0038】
以上本発明につき好適な実施の形態を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ワークの加工はバリ取り等の研削のみでなく、ワークの切断、研摩等広い概念を含むものであり、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を含むことはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ワークと加工具とが当接した後に、一時的に全てのモータの励磁電流がオフされるので、ワークと加工具との当接関係は維持したまま、ワークおよびワークを移動させていた各アームが若干後戻りし、アームに生じた歪みが解消若しくは軽減される。そしてこの状態で、各アーム間の角度やアーム長に基づいてワークの位置検出を行い、この検出位置を目標とする教示位置とすることができるので、従来のように各アーム等に生ずる歪みが大きい状態でワークの位置を検出して位置教示する場合に比べて、正確な位置教示が行えるようになる。
また、ワークと加工具とが当接して少なくとも一つのモータの励磁電流が規定値を越えた時点で全てのモータの励磁電流がオフ状態となるから、ワークや加工具やワークを駆動するアームに過大な負荷が加わわることを防止できる。また、これにより教示作業中に誤って作業者がアームに巻き込まれ、または挟まれる様な状態になっても、アームが作業者に当たった時点でモータの励磁電流がオフ状態となるから、作業者が軽い力でアームを逃がすことができ、安全に教示作業を行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク加工装置の一例を示す正面図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】第1のアームの上下動手段の一例を示す説明図である。
【図4】ワーク保持手段の一例を示す説明図である。
【図5】ティーチング操作盤の説明図であり、(a)はワークを水平面内で移動させる際の表示画面、(b)はワークを鉛直方向に移動させる際の表示画面である。
【図6】ワーク加工経路の一例を示す説明図である。
【図7】ワークを加工具に当接させて位置挟持する動作を説明するための平面説明図である。
【図8】ワークを加工具に当接させて位置挟持する動作を説明するための正面説明図である。
【図9】ワーク加工装置の一例の構成を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 バリ取り装置
11 研削砥石
13 駆動用モータ
14 基台
16 第1のアーム
17 ボールネジ
20 モータ(第1のモータ)
21 エンコーダ(第1の検出手段)
23 モータ
26 第2のアーム
27 モータ(第2のモータ)
28 エンコーダ(第2の検出手段)
30 ワーク保持手段
31 下側挾持部
32 上側挾持部
34 モータ(第3のモータ)
37 ワーク
40 エンコーダ(第3の検出手段)
55 制御部
70 コンピュータ
72 演算部
72a 指令発生部
72b 分配部
74 モータ制御部
76 サーボ制御部
76a エラーレジスタ
76b サーボ部
78 アンプ
82 メモリ

Claims (1)

  1. 基台に設けた第1の回転軸を中心に第1の水平面内で回転する第1のアームと、該第1のアームを回転駆動する第1のモータと、前記第1のアームの先端部に設けた第2の回転軸を中心に第2の水平面内で回転する第2のアームと、該第2のアームを回転駆動する第2のモータと、前記第2のアームの先端部に設けられ、鉛直な第3の回転軸を中心に回転すると共に、ワークを保持するワーク保持手段と、該ワーク保持手段を回転駆動する第3のモータと、前記第1のアーム、前記第2のアームおよび前記ワーク保持手段をそれぞれ各前記モータを制御して回転させながら、前記ワークを予め記憶された位置に移動させることで、ワークの被加工部分を加工具に当接させて加工する制御部とを具備するワーク加工装置に対して前記軌跡上の位置を教示する位置教示方法において、
    前記制御部により各前記モータに流れる励磁電流を検出しながら各モータを動作させ、前記ワークを目標とする教示位置の手前から該教示位置に向けて移動させるステップと、
    前記ワークを前記教示位置に対応した前記加工具の表面に突き当てるステップと、
    各前記モータに流れる前記励磁電流の内の少なくとも一つが予め決められた規定値を越えた場合に、すべてのモータの励磁電流を一時的にオフにするステップと、
    該励磁電流のオフ中に、前記ワークを前記加工具に突き当てた際に加工具から各前記アームやモータに加わった反力と各アームやモータに生ずる機械的摩擦力とがバランスした状態での前記ワークの位置を目標とする教示位置として記憶するステップとを具備することを特徴とする位置教示方法。
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