JP3778480B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機パワーをステアリング系に直接作用させてドライバの操舵力を軽減する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動パワーステアリング装置は、電動機の駆動力を直接利用してドライバの操舵力をアシストする。通常、電動パワーステアリング装置は、イグニッションSWがOFF操作されるとステアリング系に補助操舵力を付加する電動機の駆動を停止する構成をとっている。従って、車両の走行中にイグニッションSWのON状態を検出するIG操作センサが故障してOFF状態のセンサ信号が出力された場合には、車両が走行しているにもかかわらず電動機に電源が供給されなくなるため、ドライバの操舵力が軽減されないことになる。この問題を解決するため、本願出願人による特開平11−59445号公報には、車両の走行中にIG操作センサが断線などで故障しても、エンジン回転数センサなどで車両の走行状態を検出し、車両の走行中は電動機によりドライバの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置が開示されている。この電動パワーステアリング装置により、IG操作センサが断線などで故障しても、車両の走行中は常に安定した操舵フィーリングを得ることができる。
【0003】
ここで、図5は、従来の電動パワーステアリング装置の電気系統のブロック構成図である。この図5において、制御手段112には、3つのセンサ(ドライバの操舵トルクを検知する操舵トルクセンサTQS、IG操作センサIGS及びエンジン回転数センサNES)からの検知信号(TS、IS及びNE)が入力される。そして、制御手段112は各条件を判断して、電動機駆動手段113を介して電動機108を駆動させ、電動機108の補助操舵力により運転者の操舵力をアシストしている。なお、電動機駆動手段113には、バッテリ119、イグニッションSW118、及びスイッチ手段116を介して電源VPが供給される。従って、この図5の構成によれば、IG操作センサIGSが断線などで故障しても、エンジンが所定の回転数(例えば200RPM)以上で回転していれば、電動機駆動手段113に電源VPが供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した電動パワーステアリング装置の場合、制御手段112が暴走などした際に不用意な補助操舵力が発生し、ドライバが違和感を受けることがある。例えば、制御手段112がON故障して、操舵トルクセンサTQSの検知信号TSの大きさにかかわらず電動機108を駆動するための電動機制御信号VOを発生し、電動機駆動手段113に出力する場合などである。殊に、積極的に操舵を行っていない直進走行時に、このような状態になって不用意な補助操舵力が発生した場合に、ドライバは、違和感を受けやすい。従って、常に安定した操作性が得られるようにする方策、殊に、制御手段112が暴走などした場合にも、直進走行時における安定した操作性が得られるようにする方策が求められる。
【0005】
ところで、本願出願人による特許第2613028号に係る特許公報に記載されているように、ステアリングホイールの操作量に応じて電動機の駆動方向及び駆動トルク(補助操舵力の大きさ)を決定するCPU(制御手段)とは別個に、電動機の駆動方向のみを決定する方向判別回路を設け、かつ双方から出力される方向信号が一致した場合にのみ電動機が駆動される構成とすれば、CPU(制御手段)がON故障した場合でも、不用意な補助操舵力を発生することがなく、信頼性が高まる。しかし、方向判別回路は、操舵方向を判別する必要があるため高価なものになり、電動パワーステアリング装置のコストアップにつながる。従って、コストアップを押さえつつ信頼性を高めて安定した操作性が得られるようにする方策が求められる。また、方向判別回路を設けるにしても、更なるコストアップを極力押さえる必要がある。
【0006】
なお、前記した電動パワーステアリング装置は、操舵トルクセンサからの信号が所定値以下の場合は、電動機駆動回路はOFFの状態になる構成を有する。このため、電動機(電動機のロータ)は、外力を受けると容易に回転し得る状況にある。このような状況下、例えば、高速走行時に車輪が石を踏みつけるなどした場合、その振動が車輪からステアリングギアボックスなどを経由してドライバ(の手)に伝わり(キックバック)、ドライバが違和感や不快感を受けることがある。従って、ドライバがこのような違和感などを受けることがないようにする方策が求められる。
【0007】
そこで、本発明は、このような不都合を解消すべくなされたものであり、その主たる目的は、簡単な構成で、快適で常に安定した操作性が得られ、かつ信頼性の高い電動パワーステアリング装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明に係る電動パワーステアリング装置は、ステアリング系に補助操舵力を付加する電動機と、ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、少なくともこの操舵トルクセンサからの信号に基づき電動機を駆動する制御信号を出力する制御手段と、この制御手段からの制御信号に基づき電界効果トランジスタを制御することで電動機を駆動する電動機駆動手段と、を含んでなる電動パワーステアリング装置であって、この電動パワーステアリング装置は、前記制御手段に加えて補助制御手段を備え、電源と前記電動機間の電源ライン又は前記制御手段と電動機駆動手段間の信号ラインのうちの少なくとも1箇所に前記電動機又は電動機駆動手段への電源電力の供給あるいは遮断を行うスイッチ手段を備え、前記操舵トルクセンサからの信号が所定値以下のときには、前記補助制御手段は、前記スイッチ手段を制御して前記電動機又は電動機駆動手段への電源を遮断すると共に前記電界効果トランジスタを制御して前記電動機を含む閉回路を形成して、この電動機に電磁ブレーキ作用を生じさせること、を特徴とする。
【0013】
この構成によれば、操舵トルクが所定値以下になると、例えばスイッチ手段が開路などして電動機の駆動が停止される。また、電動機を含む閉回路が形成され、電動機には電磁ブレーキ作用が生じるので、石を踏みつけるなどして振動が生じても、その振動は電動機により減じられ、不快なキックバックを受けることがない。
なお、電動機駆動手段が4つの電界効果トランジスタによるブリッジ回路を含んで構成される場合は、操舵トルクセンサからの信号が所定値以下のときに、電動機駆動手段への電源の供給を停止すると共に、このブリッジ回路のハイサイド側又はローサイド側の一方の側の2つの電界効果トランジスタをON駆動するのが好ましい。また、このようなブリッジ回路を備える場合は、ブリッジ回路がスイッチ手段を兼ねる構成とすることもできる。
【0014】
なお、操舵トルクセンサの信号における「所定値」は、この値を大きくした場合や小さくした場合の利益・不利益を比較考量して定められる。この所定値を大きく設定すると、ドライバが操舵行為を行っているのにスイッチ手段が開路したままになり、補助操舵力によりアシストされないことになる。一方、所定値を小さく設定すると、ドライバの操舵を意図しない操舵力などによりスイッチ手段が閉路してしまう。
ちなみに、電動パワーステアリング装置は、手動操舵力(実施の形態では「手動操舵トルク信号」)がある一定の値以上になったときに補助操舵力を発生(付加)するようにするため、制御手段には、不感帯(閾値)が設定してある。制御手段の暴走などによる違和感防止の観点からは、所定値は、この不感帯と同じ程度かこれよりも小さく設定するのが好ましい。一方、キックバック防止の観点からは、所定値は、この不感帯と同じ程度かこれよりも大きく設定するのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
ここで、図1は電動パワーステアリング装置の全体構成図、図2は電動パワーステアリング装置の電気系統のブロック構成図、図3は電動パワーステアリング装置のスイッチ手段の回路図、図4は電動パワーステアリング装置の電動機駆動手段の回路図である。
【0016】
本実施形態に係る電動パワーステアリング装置は、ドライバの操舵力をアシストするために、電動機の駆動力で補助操舵力を発生させる。そのために、電動パワーステアリング装置は、ドライバの操舵トルク(手動操舵力)を検出する操舵トルクセンサ及び電動機を制御する制御手段を備える。ただし、電動パワーステアリング装置は、運転者がステアリング系の操舵行為を行わない場合(手動操舵力がない場合や手動操舵力が極めて弱い場合)に、電動機の動作を禁止すると共に、電動機に電磁ブレーキ作用を生じさせる。そのために、電動パワーステアリング装置は、操舵トルクセンサの検出値が所定値以下の場合に、電動機への電源の供給を断つための補助制御手段及びスイッチ手段を有する。なお、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置の制御手段と補助制御手段は、別々のCPUから構成される。
【0017】
〔全体構成〕
まず、図1及び図2を参照して、電動パワーステアリング装置1の構成について説明する。
電動パワーステアリング装置1は、ドライバによるステアリングホイール3の操舵時に、手動操舵力発生手段(ステアリング系)2によってマニュアルステアリングで前輪W,Wを転動させて車両の向きを変える。さらに、電動パワーステアリング装置1は、制御手段12からの電動機制御信号VOに基づいて電動機駆動手段13で電動機電圧VMを発生し、この電動機電圧VMで電動機8を駆動して補助操舵力(補助操舵トルク)を発生させ、手動操舵力発生手段(ステアリング系)2による手動操舵力を軽減する。ちなみに、電動機駆動手段13と電動機8の間の結線は、特許請求の範囲でいう電源ラインに相当する。
【0018】
手動操舵力発生手段2は、ステアリングホイール3に一体に設けられたステアリング軸4に連結軸5を介してステアリング・ギアボックス6内に設けたラック&ピニオン機構7のピニオン7aが連結される。なお、連結軸5は、その両端に自在継手5a,5bを備える。ラック&ピニオン機構7は、ピニオン7aに噛み合うラック歯7bがラック軸9に形成され、ピニオン7aとラック歯7bの噛み合いにより、ピニオン7aの回転をラック軸9の横方向の往復運動とする。さらに、ラック軸9には、その両端にタイロッド10,10を介して、転動輪としての左右の前輪W,Wが連結される。
【0019】
補助操舵力(補助操舵トルク)を発生させるために、電動機8が、ラック軸9と同軸上に配設される。そして、電動機8の回転がラック軸9と同軸に設けられたボールねじ機構11を介して推力に変換され、この推力をラック軸9(ボールねじ軸11a)に作用させる。
【0020】
制御手段12は、目標電流信号設定手段12a、偏差演算手段12b及び駆動制御手段12cを含んで構成される。この制御手段12は、操舵トルクセンサTQSと電動機電流検出手段14の検出信号TS(手動操舵トルク信号)とIMOが入力される。そして、制御手段12は、この検出信号TS及びIMOに基づいて電動機8に流す電動機電流IMの大きさと方向を決定し、電動機駆動手段13に電動機制御信号VOを出力する。これらの点の詳細については後述する。
【0021】
操舵トルクセンサTQSは、ステアリング・ギアボックス6内に配設され、ドライバによる手動操舵トルク(手動操舵力)の大きさと方向を検出する。そして、操舵トルクセンサTQSは、検出した手動操舵トルクに対応した手動操舵トルク信号TSを制御手段12に送信する。
【0022】
電動機駆動手段13は、電動機制御信号VOに基づいて電動機電圧VMを電動機8に供給し、電動機8を駆動する。電動機駆動手段13は、例えば、図4に示すような4個の電界効果トランジスタ(以下「パワーFET」という)13a1,13a2,13a3,13a4のスイッチング素子からなるブリッジ回路13a及びゲート駆動回路13bで構成される。パワーFET13a1,13a2,13a3,13a4の各ゲートG1,G2,G3,G4に電動機制御信号VOが入力されると、電動機制御信号VOに基づいて電動機8に電動機電圧VMが供給される。すると、電動機8には電動機電流IMが流れ、電動機8は電動機電流IMに比例したトルクを発生する。
【0023】
電動機電流検出手段14は、電動機8に対して直列に接続された抵抗又はホール素子等を備え、電動機8に実際に流れる電動機電流IMの大きさと方向を検出する。そして、電動機電流検出手段14は、電動機電流IMに対応した電動機電流信号IMOを制御手段12にフィードバック(負帰還)する。
【0024】
次に、図2を参照して制御手段12の構成について、さらに説明する。
制御手段12は、目標電流信号設定手段12a、偏差演算手段12b、駆動制御手段12cを含んで構成される。
【0025】
目標電流信号設定手段12aは、ROM(Read Only Memory)などの記憶手段を備え、少なくとも、予め実験値又は設計値に基づいて設定した手動操舵トルク信号TSと目標電流信号IMSの対応するデータを記憶している。そして、目標電流信号設定手段12aは、手動操舵トルク信号TSをアドレスとして対応する目標電流信号IMSを読み出し、目標電流信号IMSを偏差演算手段12bに出力する。ちなみに、目標電流信号IMSは、手動操舵トルク信号TSに対して、手動操舵トルク信号TSが0近傍では0に対応づけられ(不感帯)、所定の手動操舵トルク信号TS以上になると手動操舵トルク信号TSの増加に従って増加する値に対応づけられる。ちなみに、目標電流信号IMSは、電動機8に流すことができる最大電流が規定されているので、最大目標電流以下に設定される。
【0026】
なお、操舵トルクセンサTQSから入力された手動操舵トルク信号TSは、図示しないAD変換機により、アナログ信号からディジタル信号に変換される。
【0027】
偏差演算手段12bは、減算器又はソフト制御の減算機能を備え、目標電流信号設定手段12aからの目標電流信号IMSと電動機電流検出手段14からの電動機電流信号IMOが入力され、駆動制御手段12cに偏差信号ΔIM(=IMS−IMO)を出力する。
【0028】
駆動制御手段12cは、PIDコントローラ、PWM信号発生手段及び論理回路などを備え、偏差演算手段12bからの偏差信号ΔIMが入力され、電動機駆動手段13に電動機制御信号VOを出力する。駆動制御手段12cは、まず偏差信号ΔIMにP(比例)、I(積分)及びD(微分)制御を行い、さらに偏差信号ΔIMの大きさ及び極性に対応したPWM信号VPWM、オン信号VON、オフ信号VOFFを生成し、電動機駆動信号VOとして電動機駆動手段13に出力する。
【0029】
PWM信号VPWMは、ブリッジ回路13aを構成するパワーFET13a1のゲートG1又はパワーFET13a2のゲートG2に入力され(図4参照)、偏差信号ΔIMの大きさに応じてパワーFET13a1又はパワーFET13a2をPWM駆動する信号である。なお、PWM信号VPWMがゲートG1かゲートG2のどちらのゲートに入力されるかは、偏差信号ΔIMの極性によって決まる。また、ゲートG1又はゲートG2のうちPWM信号VPWMが入力されないゲートにはオフ信号VOFFが入力され、パワーFET13a1又はパワーFET13a2はOFFされる。そして、ゲートG1にPWM信号VPWMが入力される場合には、パワーFET13a4のゲートG4にオン信号VONが入力され、パワーFET13a4がON駆動される。他方、ゲートG2にPWM信号VPWMが入力される場合には、パワーFET13a3のゲートG3にオン信号VONが入力され、パワーFET13a3がON駆動される。
【0030】
〔補助制御手段など〕
次に、本発明の要部である補助制御手段及びスイッチ手段などについて説明する。
本実施形態における補助制御手段15は、トルク比較手段15a及びスイッチ制御手段15bを含んで構成される。トルク比較手段15aは、コンパレータなどの比較器又はソフト制御の比較機能を備え、操舵トルクセンサTQSが出力する手動操舵トルク信号TSの値と、予め設定してある基準操舵トルク(特許請求の範囲における「所定値」)とを比較し、手動操舵トルク信号TSの値が基準操舵トルクを越える場合は、例えば、Hレベルの操舵トルク比較信号TCをスイッチ制御手段15bに出力する。一方、手動操舵トルク信号TSの値が基準操舵トルク以下の場合は、Lレベルの操舵トルク比較信号TCをスイッチ制御手段15bに出力する。
なお、本実施形態においては、所定値たる基準操舵トルクは、制御手段12における手動操舵トルク信号TSの不感帯と同じ値に設定してある。
【0031】
スイッチ制御手段15bは、操舵トルク比較信号TCを入力して、論理信号HOをスイッチ手段16に出力する。具体的には、操舵トルク比較信号TCがHレベルの場合、スイッチ手段16に出力する論理信号HOはHレベル(1)である。一方、操舵トルク比較信号TCがLレベルの場合、スイッチ手段16に出力する論理信号HOはLレベル(0)である。
【0032】
加えて、スイッチ制御手段15bは、操舵トルク比較信号TCを入力してゲート制御信号VGを電動機駆動手段13に出力する。具体的には、操舵トルク比較信号TCがHレベルの場合、電動機駆動手段13にはLレベルのゲート制御信号VGが出力される。一方、操舵トルク比較信号TCがLレベルの場合、電動機駆動手段13にはHレベルのゲート制御信号VGが出力される。このゲート信号VGにより、電動機駆動手段13のブリッジ開路13aのローサイド側のパワーFET13a3,13a4をON駆動する。
【0033】
なお、本実施形態においては、補助制御手段15は、制御手段12の主となるCPUとは別のCPUで構成され、制御手段12の主となるCPUの暴走などに対処する。
【0034】
スイッチ手段16は、本実施形態においては、イグニッションSW18と電動機駆動手段13の間の電源ラインに設けられる。スイッチ制御手段15bからの論理信号HOがHレベルの場合は、スイッチ手段16は閉路(ON)して、電動機駆動手段13へ電源VPを供給する。一方、スイッチ制御手段15bからの論理信号HOがLレベルの場合(操舵トルクが所定値以下の場合)は、スイッチ手段16は開路(OFF)して、電動機駆動手段13への電源VPの供給を停止する。ちなみに、スイッチ手段16が開路(OFF)した場合、電動機8は、補助操舵力を発生することがない。
【0035】
スイッチ手段16の一例を図3に示す。この図におけるスイッチ手段16は、ノーマルブレーク接点構成のリレーを有するリレー回路16a及びリレー駆動回路16bを含んで構成される。リレー回路16aは、ノーマルブレーク接点を有するリレー接点16a1、リレー巻線16a2及びダイオードDを備える。リレー駆動回路16bは、抵抗R及びトランジスタQ1を備える。
【0036】
この図3の構成におけるスイッチ手段16は、スイッチ制御手段15bから供給されるHレベルの論理信号HOに基づいてリレー接点16a1をメーク状態に継続して駆動し、バッテリ(電源)19から供給される電源VB(12V)を電源VPとして電動機駆動手段13に供給する。一方、スイッチ手段16は、Lレベルの論理信号HOに基づいてリレー接点16a1をメーク状態からブレーク状態に駆動し、電動機駆動手段13への電源VPの供給を停止する。
【0037】
次に、電動機駆動手段13のゲート駆動回路13bには、電動機制御信号VO及びゲート制御信号VGが入力される。このうち、ゲート制御信号VGは、手動操舵トルク信号TSの値が基準操舵トルク(所定値)以下の場合に、ブリッジ回路13aのうち、ローサイド側の2つのパワーFET13a3,13a4をON駆動させるものである。このため、ゲート駆動回路13bは、ゲート制御信号VGがHレベルの場合(手動操舵トルク信号TSの値が基準操舵トルク以下の場合)に、ローサイド側のパワーFET13a3,13a4のゲートG3,G4にオン信号VONを入力する。一方、ゲート駆動回路13bは、ハイサイド側の2つのパワーFET13a1,13a2にオフ信号VOFFを入力する。これにより、電動機8、パワーFET13a3,13a4を結ぶ閉回路が形成されるので、電動機8には電磁ブレーキ作用が生じる。
なお、ブリッジ回路13aのうち、ハイサイド側の2つのパワーFET13a1,13a2をON駆動して、ローサイド側の2つのパワーFET13a3,13a4をOFFする構成でもよい。また、電源VPが電動機駆動手段13(ブリッジ回路13a)に供給されていないときは、すべてのパワーFET13a1,13a2,13a3,13a4をON駆動する構成としてもよい。これによっても、電動機8を含む閉回路が形成され、電動機8に電磁ブレーキ作用が生じる。
【0038】
〔動作・作用〕
次に、電動パワーステアリング装置の動作・作用について、図1〜図4を参照して説明する。
先ず、イグニッションSW18がONになると、定電圧回路17にバッテリ19から12Vの電源VBが供給される。定電圧回路17は、制御手段12及び補助制御手段15などに5Vの電源VCを供給する。これにより、電動パワーステアリング装置1が立ち上がる。なお、図3に示すように、スイッチ手段16にも電源VB,VCが供給される。
【0039】
(ドライバが操舵行為を行う場合) ここで、ドライバがステアリング系2の操作を行うと手動操舵力が発生する。すると、操舵トルクセンサTQSが出力する手動操舵トルク信号TSは、手動操舵力に応じて値が上昇する。手動操舵トルク信号TSが制御手段12で設定されている不感帯以上の値になると、制御手段12は、手動操舵トルク信号TSに応じて、電動機8が発生する補助操舵力の方向と大きさを制御するため、オン信号VONやPWM制御信号VPWMの混成信号である電動機制御信号VOを発生し、電動機駆動手段13に出力する。
【0040】
同時に、操舵トルクセンサTQSの手動操舵トルク信号TSの値が、予め定められている基準操舵トルク(所定値)を越えるとトルク比較手段15aは、Hレベルの操舵トルク比較信号TCをスイッチ制御手段15bに出力する。スイッチ制御手段15bは、これを入力してHレベルの論理信号HOをスイッチ手段16に出力する。これにより、スイッチ手段16が閉路して電動機駆動手段13に電源VPを供給する。
【0041】
併せて、スイッチ制御手段15bは、電動機駆動手段13に対してゲート制御信号VGを出力するが、この信号レベルはLレベルである。従って、電動機制御手段13は、電動機制御信号VOに基づいて制御される。
【0042】
電動機駆動手段13は、電動機制御信号VOと電源VPを受けて、駆動方向と大きさを有する電動機電圧VMを電動機8に供給する。これにより、電動機8はPWM駆動して補助操舵力を発生し、ドライバの手動操舵力をアシストする。従って、ドライバは、快適にステアリング系2を操作することができる。
【0043】
(ドライバが操舵行為を行わない場合) 一方、直進走行時、ドライバがステアリング系2の操舵を行わないと手動操舵力は発生しないか、極めて小さい。このような場合は、操舵トルクセンサTQSが出力する手動操舵トルク信号TSは、ゼロか極めて小さい値をとる。手動操舵トルク信号TSの値が不感帯以下の場合は、制御手段12は電動機駆動手段13の全てのパワーFET13a1,13a2,13a3,13a4をOFFするためのオフ信号VOFFを含む電動機制御信号VOを発生し、電動機駆動手段13に出力する。従って、電動機駆動手段13に電源VPが供給されていても、電動機8が駆動することはない。
【0044】
ところで、制御手段12が暴走して電動機8を駆動するための電動機制御信号VOを出力しつづけると(ON故障)、電動機8が駆動して補助操舵力を発生してしまう。ドライバが操舵を行っている最中と異なり、操舵を行っていないときに補助駆動力が発生すると、ドライバは違和感を受けやすい。
【0045】
しかし、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の場合は、手動操舵トルク信号TSの値が所定値以下のときは、補助制御手段15のトルク比較手段15aがLレベルの操舵トルク比較信号TCをスイッチ制御手段15bに出力する。スイッチ制御手段15bは、これを入力してLレベルの論理信号HOをスイッチ手段16に出力する。これにより、スイッチ手段16が開路するので電動機駆動手段13に電源VPが供給されることがない。従って、ドライバが操舵していないときに制御手段12が暴走しても、制御手段12とは別に設けられた補助制御手段15により電動機8が駆動することはない。よって、制御手段12が暴走しても補助操舵力が発生することがないので、ドライバは、違和感を受けることがない。ちなみに、本実施形態における補助制御手段15は、制御手段12とは別のCPUで構成されるので、制御手段12を構成するCPUが暴走しても、補助制御手段15は影響を受けることがない。
【0046】
(キックバック) なお、全てのパワーFET13a1,13a2,13a3,13a4がOFFしている場合などは、電動機8は外力を受けると容易に回転しうる状況にあるため、ドライバはキックバックを受けやすくなる。
【0047】
しかし、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の場合、手動操舵トルク信号TSの値が基準操舵トルク以下になると、補助制御手段15は、Lレベルの論理信号HO及びHレベルのゲート制御信号VGを出力する。これを受けて、スイッチ手段16は、電動機駆動手段13に対する電源VPの供給を停止する。同時に、電動機駆動手段は、Hレベルのゲート制御信号VGを入力する。これにより、電動機制御信号VOの内容にかかわらず電動機8が停止すると共に、ローサイド側の2つのパワーFET13a3,13a4がON駆動する。従って、電動機8には電磁ブレーキ作用が生じ、ドライバに違和感や不快感を与えるキックバックが防止される。なお、本実施形態の場合、手動操舵トルク信号TSに対して、基準操舵トルクと不感帯が同じ値に設定してあるので、制御手段12の不感帯においては、必ずキックバックが防止される。
【0048】
このように、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1は、ドライバがステアリング系2を操作(操舵)しているときは、電動機8による補助操舵力が得られる。一方、電動機8による不用意な補助駆動力が発生した場合に違和感を受けやすい直進走行時(ドライバがステアリング系2を操作していないとき)には、制御手段12とは別に設けられる補助制御手段15が電動機駆動手段13への電源VPの供給を停止する。従って、制御手段12が故障して暴走しても、不用意な補助操舵力が発生することがない。よって、常に安定した操舵性が得られ、かつ信頼性の高い電動パワーステアリング装置1になる。しかも、本実施形態では、制御手段12と補助制御手段15は、別々のCPUで構成される。従って、さらに信頼性が高い電動パワーステアリング装置1になる。また、構成も簡単であるので、低コストで提供することができる。
【0049】
また、ドライバがステアリング系2を操作していないときは、電動機8による電磁ブレーキ作用を生じさせるので、キックバックが防止される。よって、キックバックによる違和感や不快感のない快適な電動パワーステアリング装置1になる。
【0050】
なお、本発明は、前記の実施の形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
(a)例えば、電動機の駆動を停止するためのスイッチ手段を、制御手段と電動機駆動手段の間の信号ラインに設ける構成としてもよい。
また、スイッチ手段を電動機駆動手段と電動機の間の電源ラインに設ける構成としてもよい。この場合は、キックバックを防止するために、電動機を含む閉回路(電源の供給が停止された場合に閉回路になるようにするスイッチを有するもの)を別に設ける。このようにしてキックバックを防止する場合も、当然本発明の技術的範囲に属する。
さらに、電動機駆動手段がスイッチ手段を兼ねる構成とすることもできる。例えば、補助制御手段が出力するゲート制御信号により、電動機制御信号の値にかかわらずブリッジ回路のローサイド側の2つの電界効果トランジスタをON駆動し、ハイサイド側の2つの電界効果トランジスタをOFFする(逆でもよい)。これにより、電動機には電源の供給が停止され、制御手段の故障に対処することができる。加えて、ローサイド側の2つの電界効果トランジスタ及び電動機により閉回路が形成され、電動機に電磁ブレーキ作用が生じる。
また、本発明の電動パワーステアリング装置は、ピニオンアシスト方式やラックアシスト方式などの方式を問わず適用することができる。
【0051】
(b)例えば、補助制御手段を制御手段と同一のCPUで構成してもよい。この構成でも、目標電流信号設定手段や駆動制御手段などの故障(バグなどによる誤動作を含む)に対処することができる。
また、車速センサなどを設け、制御手段に車速センサなどからの信号を入力して、車速に基づいた重み付けなどがされた電動機制御信号を出力してもよい。あるいは、従来例のようにIG操作センサと車速センサを設け、IG操作センサの断線などの故障に対処する構成としてもよい。
さらに、方向判別回路を設ける構成としてもよい。このようにすることで、制御手段の暴走などに対して、より高い信頼性をもって対処することができる。
加えて、補助制御手段に使用される操舵トルクセンサを、制御手段に使用される操舵トルクセンサとは別個に設けてもよい。なお、本発明に使用される操舵トルクセンサは、ドライバの操舵行為を検知するセンサ(操舵行為検知センサ)、例えば、操舵角などを検知するセンサに置き換えることができる。また、操舵トルクセンサと、操舵トルクセンサ以外の操舵行為検知センサを、併せて使用することもできる。例えば、制御手段に操舵トルクセンサの手動操舵トルクを入力し補助制御手段に操舵角を入力し、判断することもできる。ちなみに、この場合の所定値は、制御手段における不感帯との関係を明確にするため、操舵角を、操舵トルクセンサの検知信号(手動操作トルク信号)に換算などするのがよい。
また、制御手段及び補助制御手段を、アナログ回路で構成してもよい。
【0052】
(c)例えば、請求項3に係る発明に対しては、補助制御手段は必須の構成要件ではない。従って、前記実施の形態と異なり、補助制御手段を設けることなく、ドライバがステアリング系を操作(操舵)していないときには、ブリッジ回路のローサイド側の電界効果トランジスタ(2つ)をON駆動し、かつハイサイド側の電界効果トランジスタ(2つ)をOFFする電動機制御信号を、駆動制御手段が出力する構成としてもよい。この場合は、ブリッジ回路がスイッチ手段を兼ねる。これにより、電動機が停止すると共に、ローサイド側の2つの電界効果トランジスタ及び電動機により閉回路が形成される。従って、電動機に電磁ブレーキ作用が生じるので、キックバックが防止される。なお、ローサイド側をOFFし、ハイサイド側をON駆動する構成でもよい。
さらに、操舵トルクセンサを、ドライバの操舵行為を検知するセンサ(操舵行為検知センサ)に置き換えることや、操舵トルクセンサと操舵行為検知センサを併用することもできる。
また、電動機駆動手段と電動機間の電源ラインにスイッチ手段を設けて電源の供給を停止すると共に、電動機を含む閉回路(電源の供給が停止された場合に閉回路になるようにするスイッチを有するもの)を別に設ける構成としてもよい。これによっても、キックバックを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、簡単な構成で制御手段の暴走に対処することができるので、常に安定した操舵性が得られ、かつ信頼性の高い電動パワーステアリング装置になる。さらに、簡単な構成で、電動機による電磁ブレーキ作用を生じさせるので、ドライバに違和感や不快感を与えるキックバックが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図である。
【図2】 本実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電気系統のブロック構成図である。
【図3】 本実施形態に係る電動パワーステアリング装置のスイッチ手段の一例を示す回路図である。
【図4】 本実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電動機駆動手段の回路図である。
【図5】 従来例に係る電動パワーステアリング装置の電気系統のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 電動パワーステアリング装置
2 ステアリング系(手動操舵力発生手段)
8 電動機
12 制御手段
13 電動機駆動手段
13a ブリッジ回路
13a1〜13a4 パワーFET(電界効果トランジスタ)
15 補助制御手段
16 スイッチ手段
19 バッテリ(電源)
TQS 操舵トルクセンサ
S 手動操舵トルク信号(信号)
O 電動機制御信号(制御信号)

Claims (1)

  1. ステアリング系に補助操舵力を付加する電動機と、ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、少なくともこの操舵トルクセンサからの信号に基づき電動機を駆動する制御信号を出力する制御手段と、この制御手段からの制御信号に基づき電界効果トランジスタを制御することで電動機を駆動する電動機駆動手段と、を含んでなる電動パワーステアリング装置であって、
    この電動パワーステアリング装置は、
    前記制御手段に加えて補助制御手段を備え、
    電源と前記電動機間の電源ライン又は前記制御手段と電動機駆動手段間の信号ラインのうちの少なくとも1箇所に前記電動機又は電動機駆動手段への電源電力の供給あるいは遮断を行うスイッチ手段を備え、
    前記操舵トルクセンサからの信号が所定値以下のときには、
    前記補助制御手段は、前記スイッチ手段を制御して前記電動機又は電動機駆動手段への電源を遮断すると共に前記電界効果トランジスタを制御して前記電動機を含む閉回路を形成して、この電動機に電磁ブレーキ作用を生じさせること、を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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